1 00:00:02,002 --> 00:00:06,006 <ウルム城を目指し 毒が湧き出る 魔界の大地を進む➡ 2 00:00:06,006 --> 00:00:08,008 ヘルクとヴァミリオたち。 3 00:00:08,008 --> 00:00:10,844 行く手を阻む 魔物たちを倒し➡ 4 00:00:10,844 --> 00:00:13,680 無事 城に辿り着いた彼らは➡ 5 00:00:13,680 --> 00:00:17,684 翼の兵士たちと戦闘を開始する だが…> 6 00:00:19,853 --> 00:00:21,855 (ヒュラ)あっ! 7 00:00:24,524 --> 00:00:26,526 (ケンロス)あっ! (ドルーシ)なっ! 8 00:02:16,169 --> 00:02:18,672 うお~い 何やられてんだよ! 9 00:02:18,672 --> 00:02:21,508 あっ!? 10 00:02:21,508 --> 00:02:24,511 はい 残念 そう簡単に当たらねえよ! 11 00:02:24,511 --> 00:02:27,681 うおっ 落ちる 落ちる! 12 00:02:27,681 --> 00:02:32,185 私の防御力の前では お前たちの攻撃力なんざ無力! 13 00:02:32,185 --> 00:02:36,189 さあ どこからでも かかってきなさい! 14 00:02:36,189 --> 00:02:38,191 見える! 15 00:02:38,191 --> 00:02:40,193 未熟者! 16 00:02:48,201 --> 00:02:51,872 このままでは ヒュラが殺されてしまいますねえ。 17 00:02:51,872 --> 00:02:54,875 おい 起きろ 魔王になるんだろ! 18 00:02:54,875 --> 00:02:58,578 (ドルーシ)ご安心なさい こんな時の ための運営さんですよ! 19 00:03:02,816 --> 00:03:04,985 あっ。 20 00:03:04,985 --> 00:03:06,987 ヘルク! 21 00:03:06,987 --> 00:03:08,989 (ヒュラ)ん…。 22 00:03:08,989 --> 00:03:10,991 んっ。 23 00:03:22,169 --> 00:03:24,571 (ヘルク)待て エディル! 24 00:03:27,340 --> 00:03:29,342 (ヴァミリオ)んっ。 25 00:03:34,014 --> 00:03:36,016 (エディル)やはり 気づいていましたか。 26 00:03:38,852 --> 00:03:40,854 あっ 知り合い? 27 00:03:40,854 --> 00:03:44,024 何年も お前の剣技を見てきたんだ。 28 00:03:44,024 --> 00:03:46,193 一目でわかるさ。 29 00:03:46,193 --> 00:03:48,195 (エディル)さすがです。 30 00:03:51,698 --> 00:03:53,700 ヘルクさん…。 31 00:03:55,869 --> 00:03:59,372 こんなところで お会いできるとは 思いませんでした。 32 00:03:59,372 --> 00:04:01,308 うん。 33 00:04:01,308 --> 00:04:03,977 《やはり 人間なのか…》 34 00:04:03,977 --> 00:04:06,813 ありゃ もっと ゴツイヤツかと思ったら➡ 35 00:04:06,813 --> 00:04:09,816 なかなか 不健康そうなヤツじゃないか。 36 00:04:09,816 --> 00:04:13,487 自我を… なくさずに済んだみたいだな。 37 00:04:13,487 --> 00:04:17,324 はい… 俺も覚醒率は 高かったみたいです。 38 00:04:17,324 --> 00:04:21,661 ただ おかげで 覚醒に苦しむ仲間の姿を➡ 39 00:04:21,661 --> 00:04:23,663 見るはめになりましたけどね。 40 00:04:23,663 --> 00:04:25,999 あれを見るくらいなら➡ 41 00:04:25,999 --> 00:04:29,169 いっそ自我をなくした方が よかったです。 42 00:04:29,169 --> 00:04:31,671 そうか。 43 00:04:31,671 --> 00:04:35,509 間違いない 翼の兵士は人間だ。 44 00:04:35,509 --> 00:04:39,179 何かしらの術を使い あの姿に変化したんだ。 45 00:04:39,179 --> 00:04:41,515 だが 覚醒とは? 46 00:04:41,515 --> 00:04:45,018 あれが 人間の本来の姿だというのか…。 47 00:04:45,018 --> 00:04:47,020 ですが ヘルクさん。 48 00:04:47,020 --> 00:04:49,689 俺は 覚醒して よかったと思っていますよ。 49 00:04:49,689 --> 00:04:53,393 魔族に対抗できる 素晴らしい力が 手に入ったんですから。 50 00:04:56,696 --> 00:04:58,865 戦えば戦うほど より覚醒し➡ 51 00:04:58,865 --> 00:05:01,134 強くなっていくのが わかるんです…。 52 00:05:01,134 --> 00:05:05,805 もう これ以上は 絶対に 強くなれないと諦めていたのに。 53 00:05:05,805 --> 00:05:09,009 今では どこまでも 強くなれるような気がします。 54 00:05:11,478 --> 00:05:14,481 あっ! うお 残りのが集まってきたぞ! 55 00:05:14,481 --> 00:05:16,483 のんびりしてらんね~ぜ! 56 00:05:16,483 --> 00:05:19,820 直に覚醒した ほかの仲間もやってきます。 57 00:05:19,820 --> 00:05:22,489 俺たちは さらに魔界の奥へ進み➡ 58 00:05:22,489 --> 00:05:25,825 魔族どもと戦うつもりです。 59 00:05:25,825 --> 00:05:30,664 まさか すべての人間が 覚醒したわけじゃないだろな…。 60 00:05:30,664 --> 00:05:33,166 だとしたら かなりの兵力だな。 61 00:05:33,166 --> 00:05:37,337 ♬~ 62 00:05:37,337 --> 00:05:41,007 しかし それでも この程度の相手ならば➡ 63 00:05:41,007 --> 00:05:43,009 十分 対処は可能。 64 00:05:43,009 --> 00:05:47,180 強いといっても それはこれまでの 人間たちと比べての話だ。 65 00:05:47,180 --> 00:05:51,351 一人の勇者の存在のほうが はるかに脅威。 66 00:05:51,351 --> 00:05:54,521 《ヘルク… やはりお前だ。 67 00:05:54,521 --> 00:05:59,025 お前の行動次第で 私たちの未来は大きく変わる》 68 00:05:59,025 --> 00:06:00,961 魔界は深くて 広い。 69 00:06:00,961 --> 00:06:03,797 魔王以外の 強敵がいるかもしれません。 70 00:06:03,797 --> 00:06:06,299 しかし もう逃げたりはしない。 71 00:06:06,299 --> 00:06:08,468 俺たちは もう弱くはない。 72 00:06:08,468 --> 00:06:10,971 きっと 勝利を掴める。 73 00:06:10,971 --> 00:06:13,473 《ヘルクが 敵と戦うならば➡ 74 00:06:13,473 --> 00:06:15,475 あとは 何も問題は…》 75 00:06:15,475 --> 00:06:18,645 (エディル)だって 俺たちは あなたと同じく…。 76 00:06:18,645 --> 00:06:22,148 勇者として 覚醒したのだから。 77 00:06:22,148 --> 00:06:24,150 なっ!? はっ? 78 00:06:24,150 --> 00:06:26,319 勇者…。 バカな➡ 79 00:06:26,319 --> 00:06:28,321 そんなことが可能なのか! 80 00:06:28,321 --> 00:06:32,158 前に勇者が誕生したのは 255年前だ。 81 00:06:32,158 --> 00:06:34,995 今回ヘルクと その弟クレス➡ 82 00:06:34,995 --> 00:06:37,497 2人の勇者が 同時に存在するだけでも➡ 83 00:06:37,497 --> 00:06:39,833 異常だというのに。 84 00:06:39,833 --> 00:06:43,670 《それに 勇者が この程度の強さのはずは…。 85 00:06:43,670 --> 00:06:46,006 違う… 覚醒率だ。 86 00:06:46,006 --> 00:06:48,842 ヤツらは まだ 勇者としての度合いが低いんだ。 87 00:06:48,842 --> 00:06:50,844 これから 覚醒率が高まれば➡ 88 00:06:50,844 --> 00:06:53,513 さらに 強くなれるんだ。 89 00:06:53,513 --> 00:06:58,018 もしも… ヘルクほどの力を持った 勇者が次々に現れたとしたら》 90 00:06:59,953 --> 00:07:02,455 帝国は 滅ぼされる…。 91 00:07:02,455 --> 00:07:04,958 問題は ヘルクだけではなかった。 92 00:07:04,958 --> 00:07:09,562 人間どもめ いったいどうやって 覚醒する術を身につけたんだ…。 93 00:07:11,965 --> 00:07:14,467 もうすぐ 真の平和が訪れる…。 94 00:07:14,467 --> 00:07:17,637 諸悪の根源である 魔族を滅ぼし➡ 95 00:07:17,637 --> 00:07:20,640 俺たち 人間だけの世界を 手に入れるんだ…。 96 00:07:24,311 --> 00:07:26,313 あっ! 97 00:07:28,648 --> 00:07:30,650 ダメだこりゃ ヘルプ~! 98 00:07:30,650 --> 00:07:33,486 もっと早く 豆を食べておくべきでしたね。 99 00:07:33,486 --> 00:07:35,488 覚悟しろよ 魔族ども…。 100 00:07:35,488 --> 00:07:39,993 俺たち勇者の 人間の力を思い知らせてや…。 101 00:07:44,998 --> 00:07:48,168 (2人)おぉ! な… にぃ。 102 00:07:48,168 --> 00:07:51,671 何が真の平和よ バカじゃないの? 103 00:07:51,671 --> 00:07:56,343 私たちが 何をしたっていうのよ クソヤロウ! 104 00:07:56,343 --> 00:08:00,280 きっ 貴様… たしかに腕を落としたはず。 105 00:08:00,280 --> 00:08:02,282 (ヒュラ)腕? あっ! 106 00:08:02,282 --> 00:08:06,286 腕くらい すぐに再生するわ 常識よ。 107 00:08:06,286 --> 00:08:08,455 いや 再生しねえよな。 108 00:08:08,455 --> 00:08:11,124 しないですね。 だよな。 109 00:08:11,124 --> 00:08:14,127 アイツら 本当 緊張感ゼロだな…。 110 00:08:14,127 --> 00:08:18,131 あの再生能力は アハルド族の能力だ。 111 00:08:18,131 --> 00:08:22,469 <アハルド族は 再生能力が極めて高く➡ 112 00:08:22,469 --> 00:08:25,305 多少のケガは すぐに回復してしまう。 113 00:08:25,305 --> 00:08:27,474 それ故 彼らのことを➡ 114 00:08:27,474 --> 00:08:29,476 不死者と呼ぶ者もいる> 115 00:08:29,476 --> 00:08:31,478 《ヒュラは わざと斬られたんだ。 116 00:08:31,478 --> 00:08:34,981 敵は 完全に油断し 翼を失った。 117 00:08:34,981 --> 00:08:38,651 頭を狙えば 勝利していたものを…》 118 00:08:38,651 --> 00:08:42,489 アイツ 私がヘルクの動向を 探っていることに➡ 119 00:08:42,489 --> 00:08:44,491 気がついているようだな。 120 00:08:44,491 --> 00:08:47,327 ハァハァ…。 あら 片翼を失っただけで➡ 121 00:08:47,327 --> 00:08:49,496 だいぶ 動きが鈍くなったわね。 122 00:08:49,496 --> 00:08:52,832 勇者ってのは 翼の再生もできないのかしら? 123 00:08:52,832 --> 00:08:55,502 は~ 煽るなぁ! あっ。 124 00:08:55,502 --> 00:08:58,505 黙れ この化け物! 失礼な ヤツね。 125 00:09:03,777 --> 00:09:07,113 顔がよくても 性格がクソなら クソヤロウよ! 126 00:09:07,113 --> 00:09:09,115 強い…。 127 00:09:09,115 --> 00:09:11,785 勇者といっても 覚醒したばかりじゃ➡ 128 00:09:11,785 --> 00:09:14,954 大したことないみたいね。 ぐ… まだだ。 129 00:09:14,954 --> 00:09:18,625 覚醒率が高まれば 貴様ごときにやられはしない。 130 00:09:18,625 --> 00:09:22,295 あら怖い じゃあ さらに強くなる前に➡ 131 00:09:22,295 --> 00:09:24,297 倒さないといけないわね。 132 00:09:24,297 --> 00:09:26,299 私が 魔王になった暁には➡ 133 00:09:26,299 --> 00:09:29,135 クソ人間どもを 滅ぼしてあげるわ。 134 00:09:29,135 --> 00:09:31,304 き 貴様が次の魔王か! 135 00:09:31,304 --> 00:09:33,306 その予定。 136 00:09:33,306 --> 00:09:35,308 殺す! ムリよ。 137 00:09:35,308 --> 00:09:38,978 そうだ… コイツらは まだ覚醒したばかりなんだ。 138 00:09:38,978 --> 00:09:42,982 勇者といえども 成長していなければ敵ではない。 139 00:09:42,982 --> 00:09:46,319 これまで 何度も帝国を 裏切ってきた人間たちだ。 140 00:09:46,319 --> 00:09:49,489 和平もありえないだろう…。 141 00:09:49,489 --> 00:09:52,992 もはや 最悪の結末を回避する道は1つ。 142 00:09:52,992 --> 00:09:55,161 おお 召喚術じゃね? 143 00:09:55,161 --> 00:09:57,831 素晴らしい あれは 多重召喚です。 144 00:09:57,831 --> 00:09:59,833 滅多に見られませんよ。 145 00:10:10,009 --> 00:10:12,011 人間を滅ぼす! 146 00:10:18,852 --> 00:10:21,688 (ケンロス)うお~い 戦うのかと 思ったら ドゴ~ンかよ! 147 00:10:21,688 --> 00:10:25,191 (ドルーシ)ただの運営のアンさん ただ者じゃすまないですね。 148 00:10:25,191 --> 00:10:27,193 《ヘルクの件がなければ➡ 149 00:10:27,193 --> 00:10:29,529 すぐにでも せん滅したいのだが…。 150 00:10:29,529 --> 00:10:31,698 今は 大事な決勝戦でもある。 151 00:10:31,698 --> 00:10:33,867 数を減らすだけにしておこう》 152 00:10:33,867 --> 00:10:36,536 (ケンロス)もう 俺ら やることなさそうだな。 153 00:10:36,536 --> 00:10:38,705 2人の応援しようぜ。 いいでしょう。 154 00:10:38,705 --> 00:10:41,708 戦え! 155 00:10:41,708 --> 00:10:44,210 同胞が! 強いでしょ? 156 00:10:44,210 --> 00:10:47,380 でもあの人 ただの運営スタッフなのよ。 157 00:10:47,380 --> 00:10:49,716 う 運営スタッフ? 158 00:10:49,716 --> 00:10:53,219 (ヒュラ)この国には もっと強い戦士がゴマンといるの。 159 00:10:53,219 --> 00:10:56,723 たとえ 勇者が何万と来ようが 敵じゃないのよ。 160 00:10:56,723 --> 00:10:58,725 《ハッタリが うまいな…》 161 00:10:58,725 --> 00:11:01,160 わかったら さっさと化け物と言ったことを➡ 162 00:11:01,160 --> 00:11:03,163 誠意を込めて謝りなさい。 163 00:11:03,163 --> 00:11:06,165 そうすれば 命だけは ギリギリ助けてあげる。 164 00:11:06,165 --> 00:11:08,334 そ そこを謝罪させるのか? 165 00:11:08,334 --> 00:11:10,336 ちょっと傷ついたんですかね。 166 00:11:10,336 --> 00:11:12,338 命乞いなどするものか! 167 00:11:12,338 --> 00:11:15,842 いつか… 貴様はいつか必ず倒すぞ! 168 00:11:15,842 --> 00:11:19,846 この俺の手で倒してみせる! 169 00:11:19,846 --> 00:11:22,849 そう 悪いけど いつかはないのよ。 170 00:11:22,849 --> 00:11:25,018 死になさい! 171 00:11:25,018 --> 00:11:27,020 (ぶつかる音) 172 00:11:27,020 --> 00:11:29,022 (2人)あ…。 ぐっ。 173 00:11:29,022 --> 00:11:32,025 (ヒュラ)ヘルク! 174 00:11:32,025 --> 00:11:35,028 くっ。 アンタ やっぱり! 175 00:11:35,028 --> 00:11:37,530 敵だ! 176 00:11:37,530 --> 00:11:40,033 ヒュラ。 何よ。 177 00:11:40,033 --> 00:11:42,869 翼の兵士は 殺してはダメだ。 178 00:11:42,869 --> 00:11:47,040 は? ヘルクさん… まさか…。 179 00:11:47,040 --> 00:11:50,543 ぐあぁ! んっ! 180 00:11:50,543 --> 00:11:52,545 おっ! えっ? 181 00:11:52,545 --> 00:11:54,547 んっ。 182 00:11:57,216 --> 00:11:59,719 新手 な なんだ? 183 00:11:59,719 --> 00:12:01,821 なぜ仲間を…。 184 00:12:01,821 --> 00:12:05,825 (エディル)ヘルクさん すべて知っているんですね。 185 00:12:05,825 --> 00:12:08,828 知った上で…。 エディル! 186 00:12:08,828 --> 00:12:11,497 ちょっと 何が起きてるのよ! 187 00:12:11,497 --> 00:12:15,168 あと少しで 道は完成だったのですが…。 188 00:12:15,168 --> 00:12:17,170 仕方ありませんね…。 189 00:12:17,170 --> 00:12:21,841 道? あなたとは 戦いたく… ない…。 190 00:12:21,841 --> 00:12:24,844 んっ!? みんな すぐここから離れるんだ! 191 00:12:24,844 --> 00:12:26,846 お…。 んっ? はっ? 192 00:12:26,846 --> 00:12:29,182 なんだ! 床が! 193 00:12:29,182 --> 00:12:32,685 ちょっと なんなのこれ! お おっ! 194 00:12:32,685 --> 00:12:36,022 (3人)わっ わぁ~! 195 00:12:36,022 --> 00:12:38,024 おわっ! 196 00:12:40,693 --> 00:12:42,695 あ…。 197 00:12:48,034 --> 00:12:50,036 はっ!? 198 00:12:50,036 --> 00:12:59,345 ♬~ 199 00:13:06,986 --> 00:13:09,288 あれは… まさか…。 200 00:13:13,993 --> 00:13:16,829 なんだありゃ? あれ 毒から守る➡ 201 00:13:16,829 --> 00:13:20,333 城の結界石だよな 上のあれなんだよ? 202 00:13:20,333 --> 00:13:22,335 見たことありませんね。 203 00:13:22,335 --> 00:13:24,671 んっ ヴァ… アン様! 204 00:13:24,671 --> 00:13:28,675 ヒュラ 皆 とりあえず 大丈夫なようだな。 205 00:13:28,675 --> 00:13:31,678 はい アン様 あれはいったい? 206 00:13:31,678 --> 00:13:35,181 恐らく 空間移動術で作られたゲートだ。 207 00:13:35,181 --> 00:13:37,684 えっ 空間移動術? 208 00:13:37,684 --> 00:13:41,521 本でよく見るな 短時間で 長距離を移動する あれだろ? 209 00:13:41,521 --> 00:13:44,023 でも 開発に失敗して➡ 210 00:13:44,023 --> 00:13:46,859 はるか昔に 術法を封印されたはず。 211 00:13:46,859 --> 00:13:48,861 誰が こんなところに? 212 00:13:48,861 --> 00:13:51,864 結界石の下 周囲をよく見てみろ。 213 00:13:51,864 --> 00:13:54,867 (ヒュラ)翼の兵士の剣…。 214 00:13:54,867 --> 00:13:57,870 そう 翼の兵士が術を使い➡ 215 00:13:57,870 --> 00:13:59,972 このゲートを創りだしたんだ。 216 00:13:59,972 --> 00:14:02,975 あの クソちょいイケメンが 言っていた道って➡ 217 00:14:02,975 --> 00:14:04,977 これのことだったのね。 218 00:14:04,977 --> 00:14:07,980 なんで人間が 高度な術を使えるのよ。 219 00:14:07,980 --> 00:14:11,584 じゃあ あのゲートの先には 人間の国があるんだな。 220 00:14:13,820 --> 00:14:16,155 うお! 術に成功していたなら➡ 221 00:14:16,155 --> 00:14:19,158 恐らくはな だが 術は失敗し➡ 222 00:14:19,158 --> 00:14:21,160 ゲートは暴走している。 223 00:14:21,160 --> 00:14:23,663 吸い込まれたら どこに飛ばされるかわからないぞ。 224 00:14:23,663 --> 00:14:25,832 ええ ヤベエじゃん 早く逃げないと! 225 00:14:25,832 --> 00:14:27,834 どこに逃げるっていうのよ! 226 00:14:27,834 --> 00:14:30,336 城全体が 吸い込まれようとしてるのよ。 227 00:14:30,336 --> 00:14:32,338 ゲートを閉じなければ…。 228 00:14:35,007 --> 00:14:37,510 おっ? おお 結界だ! 229 00:14:37,510 --> 00:14:40,680 ドルーシか よし! やっと 発動したようね。 230 00:14:40,680 --> 00:14:42,682 おだまりなさい。 231 00:14:46,185 --> 00:14:48,187 私は今➡ 232 00:14:48,187 --> 00:14:51,023 集中している…。 233 00:14:51,023 --> 00:14:54,527 なんて穏やかな顔をしてるんだ…。 234 00:14:54,527 --> 00:14:57,697 ともかく 助かったぜ すげぇな お前! 235 00:14:57,697 --> 00:15:00,967 おだまりなさい。 (ケンロス)あ 集中な 悪い悪い。 236 00:15:00,967 --> 00:15:04,804 ゲートは 予想以上に厄介なようです。 237 00:15:04,804 --> 00:15:08,641 んっ? (ドルーシ)本来 私のMAX結界ならば➡ 238 00:15:08,641 --> 00:15:11,644 この部屋を 楽に覆うことができるのですが➡ 239 00:15:11,644 --> 00:15:13,646 この有様です。 240 00:15:13,646 --> 00:15:17,817 このゲート 私の結界ですら 吸い込んでいるようです。 241 00:15:17,817 --> 00:15:21,320 何? つまり 長くはもたないってこと? 242 00:15:21,320 --> 00:15:23,823 おだまりなさい。 んっ!? 243 00:15:23,823 --> 00:15:26,159 そのとおりです。 んっ! 244 00:15:26,159 --> 00:15:29,495 アンタ 本当は余裕なんでしょ? ねえ! 245 00:15:29,495 --> 00:15:32,165 落ち着け 今 集中をなくされちゃ困る! 246 00:15:32,165 --> 00:15:39,172 ♬~ 247 00:15:39,172 --> 00:15:42,341 ふっ! 248 00:15:42,341 --> 00:15:45,344 ここからでは ダメか…。 んっ? 249 00:15:45,344 --> 00:15:48,681 ドルーシ 私がゲートの暴走を止める。 250 00:15:48,681 --> 00:15:50,683 それまで なんとか耐えてくれ。 251 00:15:50,683 --> 00:15:52,685 えっ どうやって? 252 00:15:52,685 --> 00:15:56,022 恐らく あのゲートは 結界石から 力を得ている。 253 00:15:56,022 --> 00:16:00,126 結界石を破壊すれば 力を失いなくなるはずだ。 254 00:16:00,126 --> 00:16:03,296 まさか もっと近づく おつもりですか!? 255 00:16:03,296 --> 00:16:05,298 危険すぎます! 256 00:16:05,298 --> 00:16:09,135 方法はこれしかない ドルーシ 頼むぞ。 257 00:16:09,135 --> 00:16:11,637 御意 ヴァ アンさん➡ 258 00:16:11,637 --> 00:16:13,639 お気をつけて。 259 00:16:13,639 --> 00:16:17,977 ♬~ 260 00:16:17,977 --> 00:16:20,146 くそお こんな時ヘルクがいたら➡ 261 00:16:20,146 --> 00:16:22,148 なんとか してくれそうなんだけどな。 262 00:16:22,148 --> 00:16:24,150 どこ行っちまったんだ!? 263 00:16:24,150 --> 00:16:26,152 敵のことなんか どうでもいいでしょ。 264 00:16:26,152 --> 00:16:28,821 何言ってんだ? 敵じゃねえよ! 265 00:16:28,821 --> 00:16:31,490 敵だったでしょ 何見てたのよ! (爆発音) 266 00:16:31,490 --> 00:16:33,492 おっ。 267 00:16:35,495 --> 00:16:37,830 たわけども ご覧なさい。 268 00:16:37,830 --> 00:16:40,166 破壊には 至りませんが➡ 269 00:16:40,166 --> 00:16:43,836 ヒビが入りましたよ。 おお スゲ~! 270 00:16:43,836 --> 00:16:47,006 ゲートにかなり力を 吸われてるはずなのに…。 271 00:16:47,006 --> 00:16:49,008 さすがだわ。 272 00:16:51,344 --> 00:16:53,646 次の一撃で決める…。 273 00:16:58,684 --> 00:17:00,953 がっ! なんか 直撃した! 274 00:17:00,953 --> 00:17:03,289 ああ ヴァミリオ様が! 助けなきゃ! 275 00:17:03,289 --> 00:17:05,458 (ケンロス)バカ お前も吸い込まれるって! 276 00:17:05,458 --> 00:17:09,795 ♬~ 277 00:17:09,795 --> 00:17:12,632 (2人)ヘルク! ふん! 278 00:17:12,632 --> 00:17:14,634 はっ!? 279 00:17:14,634 --> 00:17:17,136 このお! 280 00:17:19,472 --> 00:17:22,808 破壊した! でも ダメ! すぐには閉じない。 281 00:17:22,808 --> 00:17:25,811 んっ! 掴まれ~! 282 00:17:25,811 --> 00:17:28,814 あっ! あっ あぁ! 283 00:17:30,983 --> 00:17:34,320 って お前も一緒に吸い込まれて いるじゃないかぁ~! 284 00:17:34,320 --> 00:17:39,025 ここから 何も 考えてなかっただろ~ バカァ~! 285 00:17:41,827 --> 00:17:44,664 ゲートが閉じる! ヴァミリオ様! 286 00:17:44,664 --> 00:17:47,066 もう限界…。 287 00:18:03,783 --> 00:18:06,953 ゼェ… ゼェ…。 288 00:18:06,953 --> 00:18:09,121 閉じちまった。 289 00:18:09,121 --> 00:18:11,824 そんな… ヴァミリオ様…。 290 00:18:14,961 --> 00:18:19,131 《なんだ… なんだ この音は…。 291 00:18:19,131 --> 00:18:23,469 なんだ この香り…。 292 00:18:23,469 --> 00:18:25,638 優しい香りだな。 293 00:18:25,638 --> 00:18:27,640 落ち着く…》 294 00:18:32,478 --> 00:18:34,981 ん…? 295 00:18:34,981 --> 00:18:37,817 そうだ 私は…。 296 00:18:37,817 --> 00:18:40,486 ゲートに吸い込まれて…。 297 00:18:40,486 --> 00:18:42,655 どこかへ飛ばされたようだな…。 298 00:18:42,655 --> 00:18:44,657 ん? 299 00:18:44,657 --> 00:18:47,159 この香りは… これか…。 300 00:18:47,159 --> 00:18:49,161 はっ。 301 00:18:49,161 --> 00:18:52,331 これ ヘルクのボロマントだろ! 302 00:18:52,331 --> 00:18:54,834 んっ? 303 00:18:54,834 --> 00:18:56,836 あっ! 304 00:19:11,951 --> 00:19:14,453 ど… どこだ ここ…。 305 00:20:49,548 --> 00:20:52,051 (アズドラ)待ってくれ 考えなおしてくれ! 306 00:20:52,051 --> 00:20:55,054 え~い うるさいな! 今回は生半可な気持ちで➡ 307 00:20:55,054 --> 00:20:58,057 挑んでは ダメなんだ! (アズドラ)その気持ちはわかるけど➡ 308 00:20:58,057 --> 00:21:00,826 髪をばっさり切る 必要はないじゃないか! 309 00:21:00,826 --> 00:21:03,329 意気込みだけじゃない 旅をするのに➡ 310 00:21:03,329 --> 00:21:05,331 髪は 短い方が楽なんだ! 311 00:21:05,331 --> 00:21:07,333 だけどね 僕はね! 312 00:21:07,333 --> 00:21:09,335 君の長い髪が好きなんだ! 313 00:21:09,335 --> 00:21:12,838 髪の短いヴァミリオちゃんなんて ヴァミリオちゃんにあらず! 314 00:21:12,838 --> 00:21:15,674 んっ 知るか ちゃんづけするな! 315 00:21:15,674 --> 00:21:17,843 (ホン)アズドラ様 落ち着いてください。 316 00:21:17,843 --> 00:21:20,179 また 貧血で倒れますよ。 317 00:21:20,179 --> 00:21:23,682 黙っていてくれ。 《この人 マジだ…》 318 00:21:23,682 --> 00:21:27,186 いいだろう… 意地でも切るというのなら…。 319 00:21:27,186 --> 00:21:29,889 僕を倒してからにするんだな! 320 00:21:32,191 --> 00:21:35,027 あぁ~! 321 00:21:35,027 --> 00:21:37,363 (ホン)救護は~ん! 毎度! 322 00:21:37,363 --> 00:21:40,199 アズドラ様が 大変なことになった。 323 00:21:40,199 --> 00:21:43,869 さあ 邪魔物はいなくなった 切ってくれ! 324 00:21:43,869 --> 00:21:46,539 (イスタ)ほ 本当に切るんですか? 325 00:21:46,539 --> 00:21:49,875 お前もか! そう深刻になるな。 326 00:21:49,875 --> 00:21:52,711 生きていれば 髪の毛なんてすぐ伸びる。 327 00:21:52,711 --> 00:21:55,381 はい… そうですね。 328 00:21:55,381 --> 00:21:59,218 必ず 生きて戻ってきてくださいね。 329 00:21:59,218 --> 00:22:01,320 頑張る。 330 00:22:01,320 --> 00:22:04,657 (アズドラ)は… はっ しまった! 331 00:22:04,657 --> 00:22:08,327 あ アズドラ様 気がついたようですね。 332 00:22:08,327 --> 00:22:10,663 (アズドラ)ヴァミリオちゃん! あ~ 誰か止めて! 333 00:22:10,663 --> 00:22:13,165 アズドラ様が またバカなことを…。 どけえ~! 334 00:22:13,165 --> 00:22:16,168 どこに あんな力が? 335 00:22:16,168 --> 00:22:20,005 《ヴァミリオちゃん 君は髪の毛が 長くなければ ダメなんだ! 336 00:22:20,005 --> 00:22:23,342 この命 失おうとも阻止してみせる!》 337 00:22:23,342 --> 00:22:26,178 ハァハァハァハァ…。 338 00:22:26,178 --> 00:22:28,514 ちょっと待ったあ~! 339 00:22:28,514 --> 00:22:30,516 ハァハァ…。 340 00:22:30,516 --> 00:22:33,819 ククッ 遅かったな 髪の毛は既に…。 341 00:22:36,689 --> 00:22:40,192 切った! なっ なんてことだ…。 342 00:22:40,192 --> 00:22:42,861 でも これはこれで➡ 343 00:22:42,861 --> 00:22:45,698 ありだな! (ホン)アズドラ様~! 344 00:22:45,698 --> 00:22:49,602 もう ほっとけ! (2人)ハッハハハハ。