1 00:00:02,002 --> 00:00:05,005 < かつての仲間と戦えるのか ヴァミリオの問いに➡ 2 00:00:05,005 --> 00:00:09,509 同じ人間である俺が 終わらせたい と決意を語るヘルク。 3 00:00:09,509 --> 00:00:12,346 一方 ウルム城は再び➡ 4 00:00:12,346 --> 00:00:15,015 翼の兵士たちの襲撃を受ける。 5 00:00:15,015 --> 00:00:18,518 激戦の中 駆けつけたアズドラは➡ 6 00:00:18,518 --> 00:00:21,188 圧倒的な力で 瞬く間に➡ 7 00:00:21,188 --> 00:00:23,891 翼の兵士を退けてゆく> 8 00:02:11,832 --> 00:02:13,834 (一同)あ…。 9 00:02:13,834 --> 00:02:16,336 (ヒュラ)つ 強すぎる…。 10 00:02:22,009 --> 00:02:24,011 (ケンロス)根っこすげえ! 11 00:02:24,011 --> 00:02:26,680 アズドラ様って こんなに強いの? 12 00:02:26,680 --> 00:02:29,850 (イスタ)ん…。 (ホン)アズドラ様の能力です。 13 00:02:29,850 --> 00:02:33,520 アズドラ様は ここに植えられた帝国の樹を➡ 14 00:02:33,520 --> 00:02:36,523 自在に操ることができます。 15 00:02:36,523 --> 00:02:39,359 それは たとえ 葉が落ち 木が倒れようとも➡ 16 00:02:39,359 --> 00:02:41,528 根さえあれば可能。 17 00:02:41,528 --> 00:02:46,199 アズドラ様いわく 戦闘において 四天王最弱らしいのですが➡ 18 00:02:46,199 --> 00:02:48,535 この樹が育った土地ならば➡ 19 00:02:48,535 --> 00:02:52,205 アズドラ様が四天王最強かと 私は思います。 20 00:02:52,205 --> 00:02:55,375 グフフフ。 (アリシア)帝国四天王だと? 21 00:02:55,375 --> 00:02:58,378 (アズドラ)そう 僕らは帝国の民。 22 00:02:58,378 --> 00:03:01,982 君たちが攻め込んだ トール城やこのウルム城は➡ 23 00:03:01,982 --> 00:03:03,984 帝国の一部にすぎない。 24 00:03:03,984 --> 00:03:06,987 (ゼルジオン)コイツよりも さらに上の存在がいるのか…。 25 00:03:06,987 --> 00:03:09,489 この力をもってしても…。 26 00:03:09,489 --> 00:03:12,993 そう簡単に滅ぼすことは できなさそうだな。 27 00:03:12,993 --> 00:03:15,328 ん…。 (ハラオル)んっ。 28 00:03:15,328 --> 00:03:17,664 できることなら 殺したくはない。 29 00:03:17,664 --> 00:03:21,501 このままおとなしく 降伏してくれれば助かるんだが。 30 00:03:21,501 --> 00:03:26,006 (アリシア)フフ さっきから 魔族らしからぬ発言。 31 00:03:26,006 --> 00:03:28,842 ん? 残虐で非道な連中➡ 32 00:03:28,842 --> 00:03:31,044 そう聞いていたんだがな。 33 00:03:35,348 --> 00:03:38,552 ふ… 英断を期待する。 チッ! 34 00:03:41,021 --> 00:03:43,690 はっ! イスティ? 35 00:03:43,690 --> 00:03:46,860 何か 気配を感じる…。 え? 36 00:03:46,860 --> 00:03:48,862 あ! 37 00:03:51,531 --> 00:03:53,533 《あれ?》 38 00:03:53,533 --> 00:03:55,535 敵の援軍 どこから!? 39 00:03:55,535 --> 00:03:57,537 あっ いた 城壁上! 40 00:04:07,481 --> 00:04:09,483 おわっ! ほっ! 41 00:04:13,987 --> 00:04:17,324 おいおい 結構いるぞ。 自分の身は自分で守るわよ。 42 00:04:17,324 --> 00:04:19,659 (2人)守りなら 任せてください。 43 00:04:19,659 --> 00:04:22,863 ち 違う 狙いは私たちじゃない。 44 00:04:25,332 --> 00:04:27,834 翼の兵士を狙っている! 45 00:04:27,834 --> 00:04:29,836 ぐっ う…。 46 00:04:29,836 --> 00:04:32,339 うっ。 47 00:04:32,339 --> 00:04:34,841 なんだ もしかして味方? 48 00:04:34,841 --> 00:04:37,677 あの時と同じだ…。 え? 49 00:04:37,677 --> 00:04:42,082 ウルム城にいたリーダーも 最後は別の兵士に殺されたのよ! 50 00:04:44,017 --> 00:04:47,354 あ…。 あれ いなくなった! 51 00:04:47,354 --> 00:04:50,357 (2人)あ! 52 00:04:50,357 --> 00:04:52,359 ぐふ…。 53 00:04:52,359 --> 00:04:54,361 あっ うぅ…。 54 00:04:56,363 --> 00:04:58,698 君たちは いったい…。 55 00:04:58,698 --> 00:05:02,969 貴様は殺すことに 抵抗があるようだな。 56 00:05:02,969 --> 00:05:04,971 ん…。 保険をかけておいて➡ 57 00:05:04,971 --> 00:05:07,974 よかったぜ 捕虜にされては困る。 58 00:05:07,974 --> 00:05:11,978 くそ… 1人も倒せずに終わるとはな。 59 00:05:11,978 --> 00:05:14,648 しかし 収穫はあった。 60 00:05:14,648 --> 00:05:17,150 今回は これで十分だ。 61 00:05:17,150 --> 00:05:19,152 《アズドラ:今回?》 62 00:05:19,152 --> 00:05:21,321 (ゼルジオン)確かに 貴様らは強い。 63 00:05:21,321 --> 00:05:24,658 覚醒したにも関わらず このザマだ…。 64 00:05:24,658 --> 00:05:27,327 だが どんな屈強な国も➡ 65 00:05:27,327 --> 00:05:30,997 際限なく攻め込まれては ひとたまりもないはず…。 66 00:05:30,997 --> 00:05:34,501 んっ。 戦い 経験を積むことで➡ 67 00:05:34,501 --> 00:05:37,170 俺たちは飛躍的に強くなれる。 68 00:05:37,170 --> 00:05:40,340 今は まだ力の差はあるが➡ 69 00:05:40,340 --> 00:05:44,844 いつかは貴様ら以上の力を 手に入れてみせるぞ! 70 00:05:44,844 --> 00:05:47,013 《死に際の最期の強がり➡ 71 00:05:47,013 --> 00:05:49,015 には思えない》 72 00:05:49,015 --> 00:05:51,851 まさか… 君たちは! 73 00:05:51,851 --> 00:05:55,021 俺たちに 終わりはない。 74 00:05:55,021 --> 00:05:59,025 はっ! 勇者は 何度でもよみがえる! 75 00:06:09,302 --> 00:06:11,972 見ろよ 翼の兵士たちが➡ 76 00:06:11,972 --> 00:06:13,974 ホワワってなってる! 77 00:06:13,974 --> 00:06:16,142 (ヒュラ)消えようとしてんでしょ。 78 00:06:16,142 --> 00:06:18,979 (ドルーシ)屍がなかったのは➡ 79 00:06:18,979 --> 00:06:22,482 ゲートに吸い込まれただけでは なかったようですね。 80 00:06:26,653 --> 00:06:28,655 マジで復活しそうだなあ。 81 00:06:28,655 --> 00:06:31,825 クソ人間 どっちが化け物よ。 82 00:06:31,825 --> 00:06:33,827 ん…。 83 00:06:52,012 --> 00:06:55,015 おお 勇者たちよ。 84 00:06:55,015 --> 00:06:58,184 やられてしまうとは➡ 85 00:06:58,184 --> 00:07:00,620 ふがいない。 86 00:07:00,620 --> 00:07:04,457 申し訳ございません… 我が王。 87 00:07:04,457 --> 00:07:06,793 魔族は残虐非道…。 88 00:07:06,793 --> 00:07:10,630 このまま放っておけば 世界は滅びてしまう。 89 00:07:10,630 --> 00:07:14,467 一刻も早く 魔族を滅ぼすのだ。 90 00:07:14,467 --> 00:07:17,137 行け 勇者たちよ。 91 00:07:17,137 --> 00:07:20,140 真の平和を取り戻すのだ。 92 00:07:22,309 --> 00:07:26,646 《な なんだこりゃ… 適当に進んでいたら➡ 93 00:07:26,646 --> 00:07:28,982 とんでもないところに 来てしまった。 94 00:07:28,982 --> 00:07:31,985 なんで 翼の兵士が出てくるんだろ? 95 00:07:31,985 --> 00:07:34,654 人間が 覚醒したものじゃないの? 96 00:07:34,654 --> 00:07:38,825 まるで 召喚しているみたい》 97 00:07:38,825 --> 00:07:40,827 あ! 98 00:07:44,164 --> 00:07:46,499 《翼の兵士にも➡ 99 00:07:46,499 --> 00:07:48,668 いろいろ いるんだなあ…。 100 00:07:48,668 --> 00:07:51,338 これから作戦会議か。 101 00:07:51,338 --> 00:07:54,841 これは有力な 情報が得られそうだぞ! 102 00:07:54,841 --> 00:07:56,843 ん… けれど➡ 103 00:07:56,843 --> 00:07:59,512 さすがに 忍び込むのは危険かな。 104 00:07:59,512 --> 00:08:01,781 ちょっと真剣に考えよう。 105 00:08:01,781 --> 00:08:03,783 いいや 行こう!》 106 00:08:03,783 --> 00:08:05,785 んっ あっ! 107 00:08:05,785 --> 00:08:08,455 《あれが…。 108 00:08:08,455 --> 00:08:10,457 人間の王…》 109 00:08:12,792 --> 00:08:15,295 (アズドラ)みんな 苦労をかけたね。 110 00:08:15,295 --> 00:08:19,132 危険を顧みず 魔物の増殖を抑えてくれたこと➡ 111 00:08:19,132 --> 00:08:21,134 感謝しているよ。 112 00:08:21,134 --> 00:08:24,137 ん… 頭が低い 頭が低い。 113 00:08:24,137 --> 00:08:26,639 畏まらなくて 大丈夫だから。 114 00:08:26,639 --> 00:08:28,641 そっすか? こら! 115 00:08:28,641 --> 00:08:30,810 ん? (ケンロス)お! 116 00:08:30,810 --> 00:08:32,812 (ホン)楽になりましたか? 117 00:08:32,812 --> 00:08:34,814 簡易結界石です。 118 00:08:34,814 --> 00:08:37,817 わずかな時間ですが 大地の毒から身を守り➡ 119 00:08:37,817 --> 00:08:40,487 体力の消耗を抑えてくれます。 120 00:08:40,487 --> 00:08:43,823 (イスタ)さあ皆さん ひとまず危険は去りました。 121 00:08:43,823 --> 00:08:46,493 コーヒーでも飲んで 一休みしてください。 122 00:08:46,493 --> 00:08:49,596 助かるぜ。 (ドルーシ)甘いのください。 123 00:08:52,665 --> 00:08:57,003 ざ~。 イスティ 試験 合格したのね。 124 00:08:57,003 --> 00:08:59,005 うん かなり前にね。 125 00:08:59,005 --> 00:09:01,107 報告よこしなさいよ。 126 00:09:01,107 --> 00:09:04,611 どこにいるかも わからない人に どうやって報告するのよ。 127 00:09:04,611 --> 00:09:08,448 そうね とにかくおめでとう。 128 00:09:08,448 --> 00:09:12,452 ありがとう。 《アズドラ/ホン:う~ん 微笑ましい》 129 00:09:12,452 --> 00:09:14,454 あっ アスタ! ん! 130 00:09:14,454 --> 00:09:17,290 アズドラ様 アスタから連絡入りました。 131 00:09:17,290 --> 00:09:20,293 うむ 僕の分のコーヒー お飲みなさい。 132 00:09:23,630 --> 00:09:25,632 《よかった 無事なのね。 133 00:09:25,632 --> 00:09:28,134 大丈夫 無茶してない?》 134 00:09:28,134 --> 00:09:31,638 《アスタ:うん 大丈夫 今のところ見つかってないよ。 135 00:09:31,638 --> 00:09:35,141 フフ 今回は期待していいよ!》 136 00:09:35,141 --> 00:09:37,143 ん…。 137 00:09:37,143 --> 00:09:39,312 (ケンロス)能力? そうよ。 138 00:09:39,312 --> 00:09:41,614 離れた場所の姉と会話できるの。 139 00:09:45,151 --> 00:09:47,320 なっ! 140 00:09:47,320 --> 00:09:50,490 アスタが見た光景からして➡ 141 00:09:50,490 --> 00:09:54,661 翼の兵士がよみがえったのは 間違いなさそうです。 142 00:09:54,661 --> 00:09:56,663 ふむ… そうみたいだね。 143 00:09:56,663 --> 00:09:58,998 大したもんだ。 《軽っ!》 144 00:09:58,998 --> 00:10:01,000 ど どうするんですか!? 145 00:10:01,000 --> 00:10:04,504 これはかなり深刻ですよ! まあまあ 慌てなさんな。 146 00:10:04,504 --> 00:10:08,174 こういう時こそ冷静にだ。 し しかし…。 147 00:10:08,174 --> 00:10:11,177 まずは 現状の 整理をしようじゃないか。 148 00:10:11,177 --> 00:10:14,848 (ロココ)では 緊急作戦会議を始めま~す! 149 00:10:14,848 --> 00:10:17,016 俺たち場違いじゃね? 静かに。 150 00:10:17,016 --> 00:10:21,521 飲み食いOK! まずは こちらをご覧くださ~い。 151 00:10:21,521 --> 00:10:24,858 現状 東エリアが 抱えている問題で~す! 152 00:10:24,858 --> 00:10:27,861 最優先事項から並べてま~す。 153 00:10:27,861 --> 00:10:30,530 I アンさんが 行方不明! 154 00:10:30,530 --> 00:10:32,532 II 人間の脅威! 155 00:10:32,532 --> 00:10:35,201 III 東エリア 魔物討伐! 156 00:10:35,201 --> 00:10:37,203 IV 魔王様不在! 157 00:10:37,203 --> 00:10:39,873 そしてV 勇者ヘルク! 158 00:10:39,873 --> 00:10:43,710 《ケンロス:なんで ヘルク入ってんだ?》 《ヒュラ:ヘルクが低いわね》 159 00:10:43,710 --> 00:10:46,546 戦力的にも 僕のメンタル的にも➡ 160 00:10:46,546 --> 00:10:49,716 I の捜索が最優先なわけだが…。 161 00:10:49,716 --> 00:10:52,719 まずは 人間について 話しておこうと思う。 162 00:10:52,719 --> 00:10:54,888 こちらをご覧くださ~い! 163 00:10:54,888 --> 00:10:58,725 帝国全体における 脅威ランクになりま~す! 164 00:10:58,725 --> 00:11:01,828 北の勢力 脅威ランク スリーS! 165 00:11:01,828 --> 00:11:03,830 西と南の勢力! 166 00:11:03,830 --> 00:11:05,832 脅威ランク ともにC! 167 00:11:05,832 --> 00:11:09,335 東の勢力 人間の国は脅威ランクE! 168 00:11:09,335 --> 00:11:13,006 ただし勇者が 存在していない時の評価です。 169 00:11:13,006 --> 00:11:16,843 魔物については 新世界生物が 脅威ランクBからS! 170 00:11:16,843 --> 00:11:20,513 一般的な魔物が CからAで~す! 171 00:11:20,513 --> 00:11:23,183 《3人:人間 ランク低すぎ…》 172 00:11:23,183 --> 00:11:25,351 みんなも知ってるとおり➡ 173 00:11:25,351 --> 00:11:28,688 人間は あらゆる種族の中で 最も弱く➡ 174 00:11:28,688 --> 00:11:32,692 勇者だけ注意していれば 怖い存在ではなかった。 175 00:11:32,692 --> 00:11:35,028 しかし➡ 176 00:11:35,028 --> 00:11:38,531 すべての人間の兵が 勇者へ覚醒したとなれば➡ 177 00:11:38,531 --> 00:11:40,533 脅威ランクは➡ 178 00:11:40,533 --> 00:11:43,202 Cと判断していいだろう。 179 00:11:43,202 --> 00:11:45,872 ふむ… Cですか。 180 00:11:45,872 --> 00:11:47,874 ヒュラ選手。 あ! 181 00:11:47,874 --> 00:11:51,711 彼らと戦ってみた感じ 戦闘レベルはどれくらいと感じた? 182 00:11:51,711 --> 00:11:53,713 そ そうですね。 183 00:11:53,713 --> 00:11:57,383 あの量産タイプのような 体の大きい兵は30前後…。 184 00:11:57,383 --> 00:11:59,886 リーダーで35くらいかと思います。 185 00:11:59,886 --> 00:12:03,323 そう あの程度なら 大した問題ではない。 186 00:12:03,323 --> 00:12:05,325 だが 彼らは➡ 187 00:12:05,325 --> 00:12:08,328 倒しても よみがえることができる。 188 00:12:08,328 --> 00:12:11,664 それを加味すれば 脅威ランクはA。 189 00:12:11,664 --> 00:12:15,001 あれ それでも思ったより低いですね。 190 00:12:15,001 --> 00:12:17,170 考えてもみたまえ➡ 191 00:12:17,170 --> 00:12:21,841 僕らは普段 無限に湧き続ける 魔物と戦っているんだよ。 192 00:12:21,841 --> 00:12:24,344 (ホン)ああ なるほど…。 193 00:12:24,344 --> 00:12:29,182 だが… これは人間が今以上 成長しなければの話だ。 194 00:12:29,182 --> 00:12:31,851 勇者に覚醒した彼らは➡ 195 00:12:31,851 --> 00:12:34,354 確実に強くなる。 196 00:12:34,354 --> 00:12:37,023 もしも すべての人間が➡ 197 00:12:37,023 --> 00:12:40,360 歴代の勇者レベルまで 成長したならば…。 198 00:12:40,360 --> 00:12:44,197 脅威ランクは スリーS以上だ。 199 00:12:44,197 --> 00:12:47,700 (2人)えっ! 《北の勢力を上回る…》 200 00:12:47,700 --> 00:12:50,536 (アズドラ)今 帝国の大半の兵力は➡ 201 00:12:50,536 --> 00:12:52,872 北の防衛にあてている。 202 00:12:52,872 --> 00:12:56,376 今後 人間たちが北の勢力並みの 軍事力にまで➡ 203 00:12:56,376 --> 00:12:58,544 成長してしまえば➡ 204 00:12:58,544 --> 00:13:02,649 今の僕らには 対抗するだけの兵力はない。 205 00:13:02,649 --> 00:13:05,818 あ…。 そうなれば もう終わりだ。 206 00:13:05,818 --> 00:13:08,488 あ…。 僕らは滅び➡ 207 00:13:08,488 --> 00:13:12,091 新しい世界が誕生するだろう。 208 00:13:14,160 --> 00:13:16,996 (2人)ん…。 こりゃ俺も➡ 209 00:13:16,996 --> 00:13:18,998 覚悟を決めねえとなあ。 210 00:13:18,998 --> 00:13:22,335 難しいわね 倒しても よみがえる相手を➡ 211 00:13:22,335 --> 00:13:24,337 どう滅ぼせばいいのか…。 212 00:13:24,337 --> 00:13:28,007 戦う度に 強くなる ようなことを言ってましたね。 213 00:13:28,007 --> 00:13:32,845 下手に交戦すれば 成長を 早めてしまいますよ。 214 00:13:32,845 --> 00:13:35,348 人間を ただ倒すだけではダメ…。 215 00:13:35,348 --> 00:13:38,184 何か 別の方法を見つけなければ➡ 216 00:13:38,184 --> 00:13:40,353 勝利はつかめない。 217 00:13:40,353 --> 00:13:43,356 うん そのとおり そういうわけで➡ 218 00:13:43,356 --> 00:13:47,026 まずは よみがえる力を 無効化させようと思う。 219 00:13:47,026 --> 00:13:49,195 (一同)えっ! ええ できるんですか!? 220 00:13:49,195 --> 00:13:51,531 うむ できる。 えぇ!? 221 00:13:51,531 --> 00:13:54,200 (アズドラ)生まれもって 死と無縁な者など➡ 222 00:13:54,200 --> 00:13:56,202 この世に存在しない…。 223 00:13:56,202 --> 00:13:58,538 よみがえる力は 術によるもの…。 224 00:13:58,538 --> 00:14:00,973 は! (アズドラ)その術者を倒せば➡ 225 00:14:00,973 --> 00:14:03,643 術の効果は消える。 (ケンロス)術者? 226 00:14:03,643 --> 00:14:05,978 まさか…。 そう。 227 00:14:05,978 --> 00:14:08,081 人間の王だ。 228 00:14:14,821 --> 00:14:19,158 王を倒せば 人間は よみがえることはなくなる。 229 00:14:19,158 --> 00:14:21,828 な なんでわかるんですか? 230 00:14:21,828 --> 00:14:25,164 フフ 伊達に 長生きはしていないのだよ。 231 00:14:25,164 --> 00:14:27,667 かなり昔の話だが➡ 232 00:14:27,667 --> 00:14:30,503 僕はよみがえる勇者と 戦ったことがある。 233 00:14:30,503 --> 00:14:33,005 (一同)えっ! (アズドラ)おかしいな~って思って➡ 234 00:14:33,005 --> 00:14:35,174 いろいろ 原因を探ってみたところ➡ 235 00:14:35,174 --> 00:14:38,177 王の術によるものと判明した。 236 00:14:38,177 --> 00:14:41,681 アスタ諜報員が 目撃した光景からして➡ 237 00:14:41,681 --> 00:14:44,684 今回も同じ術に 間違いないだろう。 238 00:14:44,684 --> 00:14:48,521 王の術は 僕が大会で使った➡ 239 00:14:48,521 --> 00:14:52,358 深緑の契約書と 同じようなものと考えていい。 240 00:14:52,358 --> 00:14:54,861 勇者は 王と契約を交わすことで➡ 241 00:14:54,861 --> 00:14:57,196 よみがえる力を手に入れたのだ。 242 00:14:57,196 --> 00:15:00,299 効果対象者は 覚醒した勇者のみ。 243 00:15:00,299 --> 00:15:04,804 発動効果は 絶命後 王のもとで復活。 244 00:15:04,804 --> 00:15:08,141 王への絶対服従 といったところだろう。 245 00:15:08,141 --> 00:15:10,810 僕と同じような術だが➡ 246 00:15:10,810 --> 00:15:13,146 威力は ケタ違いだ。 247 00:15:13,146 --> 00:15:16,149 王とはいえ ただの人間に違いないはず…。 248 00:15:16,149 --> 00:15:19,485 なぜ そのような高度な術を 使えるのでしょうか。 249 00:15:19,485 --> 00:15:23,322 もちろん 王という肩書だけで なせるものではない。 250 00:15:23,322 --> 00:15:27,326 あれもまた 勇者とは別タイプの覚醒者なのだよ。 251 00:15:27,326 --> 00:15:29,328 別のタイプ? 252 00:15:29,328 --> 00:15:31,330 勇者が戦闘タイプならば➡ 253 00:15:31,330 --> 00:15:33,100 王は その力を引き出す支援タイプ。 254 00:15:33,100 --> 00:15:38,004 勇者が僕たちに匹敵する戦闘力を 持ったことを考えれば➡ 255 00:15:38,004 --> 00:15:42,008 僕ら以上の術力を持つ者が 誕生しても不思議ではない。 256 00:15:42,008 --> 00:15:44,010 (一同)あ…。 257 00:15:44,010 --> 00:15:47,346 た 倒せるんですか その王は…。 258 00:15:47,346 --> 00:15:50,850 頑張って 倒すんだよ。 259 00:15:50,850 --> 00:15:54,353 頑張ってって…。 だが その前にやることがある。 260 00:15:54,353 --> 00:15:58,691 まずは防衛 アスタ諜報員の得た情報では➡ 261 00:15:58,691 --> 00:16:03,296 人間は あさって再びこのウルム城へ 向けて進軍するとのこと。 262 00:16:03,296 --> 00:16:06,299 僕らは これを迎え撃つ。 263 00:16:06,299 --> 00:16:08,801 次にトール城の奪還。 264 00:16:08,801 --> 00:16:11,804 人間の国を 攻めるにも防ぐにも➡ 265 00:16:11,804 --> 00:16:13,973 必要な拠点。 266 00:16:13,973 --> 00:16:17,310 まずはこの2戦を 確実に勝利する。 267 00:16:17,310 --> 00:16:19,645 守りを固め 戦略を練り➡ 268 00:16:19,645 --> 00:16:21,981 万全の状態にしたのち➡ 269 00:16:21,981 --> 00:16:25,785 精鋭部隊による 人間王討伐を決行する。 270 00:16:28,321 --> 00:16:30,990 ⚟キビキビ動け 休むなぁ! 271 00:16:30,990 --> 00:16:34,494 おらぁ 早くしねえと 人間たちが攻めてくるぞ! 272 00:16:34,494 --> 00:16:36,495 (人夫たち)ルアァ~! ⚟と思ったら➡ 273 00:16:36,495 --> 00:16:38,998 メシの時間じゃねえかぁ! (人夫たち)ルアァ~! 274 00:16:38,998 --> 00:16:41,500 ⚟作業やめろ! (人夫たち)ルアァ~! 275 00:16:41,500 --> 00:16:44,337 ⚟手を洗ってこい! (人夫たち)ルアァ~! 276 00:16:44,337 --> 00:16:47,006 なんかとんでもないことに なっちまったな。 277 00:16:47,006 --> 00:16:49,842 そうですね。 俺はさ➡ 278 00:16:49,842 --> 00:16:52,511 戦うの あんまり好きじゃないんだわ。 279 00:16:52,511 --> 00:16:55,014 なんで戦わないと いけないのかね。 280 00:16:55,014 --> 00:16:58,518 人間に言いなさい。 魔王決定戦みたいにさ➡ 281 00:16:58,518 --> 00:17:01,120 変な競技で 勝負つけられねえのかな? 282 00:17:01,120 --> 00:17:03,122 それで負けてしまって➡ 283 00:17:03,122 --> 00:17:05,124 潔く死ねますか? 284 00:17:05,124 --> 00:17:08,794 仲間が殺されるのを 黙って見てられますか? 285 00:17:08,794 --> 00:17:13,132 ⚟キレイになったか? (人夫たち)ルアァ~! 286 00:17:13,132 --> 00:17:15,968 ダメだなあ…。 覚悟を決めなさい。 287 00:17:15,968 --> 00:17:18,971 (ヒュラ)無茶しないよう言った? 288 00:17:18,971 --> 00:17:21,140 うん だけど…。 289 00:17:21,140 --> 00:17:23,142 ((アスタ:うん 無茶はしない。 290 00:17:23,142 --> 00:17:26,479 でも こんな時こそ 頑張る時だと思うんだよね。 291 00:17:26,479 --> 00:17:28,481 僕 頑張るよ!)) 292 00:17:28,481 --> 00:17:30,816 なんか 逆効果だったかも。 293 00:17:30,816 --> 00:17:33,486 アスティらしいわね。 はぁ…。 294 00:17:33,486 --> 00:17:36,155 やっぱり私も 一緒に行くべきだった。 295 00:17:36,155 --> 00:17:38,824 それじゃ アンタたちの利点ゼロでしょ。 296 00:17:38,824 --> 00:17:41,494 そうなんだけど…。 大丈夫よ。 297 00:17:41,494 --> 00:17:44,163 アスティは 私が鍛えたんだから➡ 298 00:17:44,163 --> 00:17:46,165 簡単にやられたりしないわ。 299 00:17:46,165 --> 00:17:49,835 うん… でもアスタの言うとおりね➡ 300 00:17:49,835 --> 00:17:53,506 ヴァミリオ様が戻るまで 私たちが頑張らないと。 301 00:17:53,506 --> 00:17:56,008 (ヒュラ)そうね 頑張らないとね。 302 00:17:58,010 --> 00:17:59,946 (アズドラ)ゲートが 開いた場所はここか…。 303 00:17:59,946 --> 00:18:02,615 (ホン)アズドラ様 いったい何を? 304 00:18:02,615 --> 00:18:06,118 (アズドラ)ゲートにより作られた道は しばらく消滅しない。 305 00:18:06,118 --> 00:18:08,287 再度ゲートを作り出せば➡ 306 00:18:08,287 --> 00:18:11,290 行く先は ヴァミリオちゃんと 同じになるはずだ。 307 00:18:11,290 --> 00:18:14,961 ま まさかゲートを開き ヴァミリオ様のところへ? 308 00:18:14,961 --> 00:18:18,464 残念ながら 人が通れるほどの ゲートを作り出すのは➡ 309 00:18:18,464 --> 00:18:20,466 今の僕には 無理だ。 310 00:18:20,466 --> 00:18:22,802 お? では何しにここへ? 311 00:18:22,802 --> 00:18:25,471 もちろん ヴァミリオちゃんの件だ。 312 00:18:25,471 --> 00:18:27,974 今できることは なんでもやっておきたい。 313 00:18:27,974 --> 00:18:31,143 できることですか? 始めればわかる。 314 00:18:31,143 --> 00:18:33,813 ホン これを持って待機せよ! 315 00:18:33,813 --> 00:18:35,815 (ホン)こ これは? 316 00:18:35,815 --> 00:18:37,817 (アズドラ)深緑の道標! 317 00:18:37,817 --> 00:18:40,486 これは 帝国の位置を示す魔法の杖。 318 00:18:40,486 --> 00:18:42,488 深緑の手紙! 319 00:18:42,488 --> 00:18:45,658 これは普通の手紙 ヴァミリオちゃんへのエールと➡ 320 00:18:45,658 --> 00:18:47,827 深緑の効果説明が書いてある。 321 00:18:47,827 --> 00:18:50,663 みかん ヴァミリオちゃんの大好物! 322 00:18:50,663 --> 00:18:52,665 心を落ち着かせる! 323 00:18:52,665 --> 00:18:55,501 人が通れるほどの ゲートは作り出せないが➡ 324 00:18:55,501 --> 00:18:59,338 アイテムを通すだけの 小さなゲートなら➡ 325 00:18:59,338 --> 00:19:01,340 僕にも作れるはず! 326 00:19:04,610 --> 00:19:06,779 (ホン)おお 小さいゲートが! 327 00:19:06,779 --> 00:19:09,782 (アズドラ)よし 成功だ ホン アイテムをゲートに! 328 00:19:09,782 --> 00:19:12,451 御意。 急げ 長くはもたない…。 329 00:19:12,451 --> 00:19:15,554 まだかぁ~! 終わりました! 330 00:19:19,792 --> 00:19:23,295 ゼェ ゼェ ゼェ…。 アズドラ様 大丈夫ですか? 331 00:19:23,295 --> 00:19:26,632 意識が飛びかけた…。 332 00:19:26,632 --> 00:19:30,803 空間移動術が これほど 体に負荷をかけるとは…。 333 00:19:30,803 --> 00:19:34,640 よみがえる体でもないかぎり 発動するものではないな…。 334 00:19:34,640 --> 00:19:37,143 アズドラ様…。 335 00:19:37,143 --> 00:19:39,311 だが成功だ! 336 00:19:39,311 --> 00:19:41,313 拾ってくれるといいですね。 337 00:19:41,313 --> 00:19:43,983 しかし 四天王ともあろう者が…。 338 00:19:43,983 --> 00:19:45,985 これだけしか できないとは…。 339 00:19:45,985 --> 00:19:48,487 情けない話だ…。 あ~。 340 00:19:48,487 --> 00:19:51,323 さあ 次は結界石の修復だ。 341 00:19:51,323 --> 00:19:53,325 休んでいる ヒマはないぞ~。 342 00:19:53,325 --> 00:19:56,162 (ホン)アズドラ様は ちょっと休んでください! 343 00:19:56,162 --> 00:19:58,164 (アズドラ)あ あ~ ダメ あ~。 344 00:20:02,001 --> 00:20:04,503 (鼻歌) 345 00:20:04,503 --> 00:20:07,506 (ピウイ)あ! なんかある! 346 00:20:13,846 --> 00:20:15,848 おいしい! 347 00:20:18,350 --> 00:20:21,654 (ヴァミリオ)たまには こうして 手間暇かけるのも悪くないな…。 348 00:20:28,527 --> 00:20:31,530 ぐっ ヘルクの味に遠く及ばない! 349 00:20:31,530 --> 00:20:33,866 なぜだ まさか隠し味か!? 350 00:20:33,866 --> 00:20:36,368 (ヘルク)う~ん とってもい香りだ。 351 00:20:36,368 --> 00:20:38,704 俺にも 味見させておくれよ。 352 00:20:38,704 --> 00:20:41,040 ん… ま まだダメだ バカ! 353 00:20:41,040 --> 00:20:43,375 少しだけ。 私が納得するまで➡ 354 00:20:43,375 --> 00:20:45,377 向こうで待ってろ! わかった。 355 00:20:45,377 --> 00:20:47,379 じゃあ 楽しみにしてる。 356 00:20:47,379 --> 00:20:49,882 まったく…。 357 00:20:49,882 --> 00:20:52,885 む… 火が消えそうだ…。 358 00:20:52,885 --> 00:20:55,888 ただいま~。 遅かったじゃないか。 359 00:20:55,888 --> 00:20:57,890 何してたんだ? あっちに おいしい➡ 360 00:20:57,890 --> 00:21:00,826 果物が落ちてた。 拾い食いしてる場合か! 361 00:21:00,826 --> 00:21:03,162 早くしないと 火が消えてしまうぞ。 362 00:21:03,162 --> 00:21:06,665 私はこの料理で 一切術を使わないと決めたんだ。 363 00:21:06,665 --> 00:21:08,667 このままじゃ スープできないぞ! 364 00:21:08,667 --> 00:21:11,170 ピェッ ピェ! 365 00:21:11,170 --> 00:21:14,006 えい! 366 00:21:14,006 --> 00:21:16,509 ん 今の紙はなんだ? 367 00:21:16,509 --> 00:21:18,511 わかんない!