1 00:00:02,002 --> 00:00:04,171 <ヘルクの過去を知ったヴァミリオは 改めて➨ 2 00:00:04,171 --> 00:00:06,506 彼と共に戦うことを誓う。 3 00:00:06,506 --> 00:00:09,343 そして 彼女たちを捜していた➨ 4 00:00:09,343 --> 00:00:12,012 捜索隊員のハルピィと遭遇。 5 00:00:12,012 --> 00:00:15,015 アズドラからのメッセージを受け取った> 6 00:01:56,049 --> 00:02:05,158 ♬~ 7 00:02:05,158 --> 00:02:07,160 (ルベロたち)うおぉ~! 8 00:02:07,160 --> 00:02:09,162 (ルベロ)ワン ワン ワン! 9 00:02:09,162 --> 00:02:11,331 ワ~ン! 10 00:02:11,331 --> 00:02:13,333 (ウサギモドキ)アッヒャヒャヒャヒャ! 11 00:02:16,503 --> 00:02:19,006 (ガウリィウル)相変わらず でたらめな強さだな…。 12 00:02:19,006 --> 00:02:22,175 覚醒前に 滅ぼされなくて助かったなぁ…。 13 00:02:22,175 --> 00:02:25,178 (ハラオル)こんなヤツらが ずっと隣の大地にいたんだ➨ 14 00:02:25,178 --> 00:02:27,848 ゾッとするぜ。 (ゼルジオン)俺たちも行くぞ。 15 00:02:27,848 --> 00:02:29,850 捕虜になるなよ。 16 00:02:29,850 --> 00:02:31,852 わかっている。 17 00:02:31,852 --> 00:02:34,021 (ケンロス)よう! 18 00:02:34,021 --> 00:02:36,690 もうさぁ 戦いなんてやめようぜ! 19 00:02:36,690 --> 00:02:40,360 殺し合っても楽しくねえって 仲良くしようぜ! 20 00:02:40,360 --> 00:02:44,698 (エディル)お前は 化け物の隣で 安心して眠ることができるのか? 21 00:02:44,698 --> 00:02:46,700 この戦力差がある以上➨ 22 00:02:46,700 --> 00:02:48,869 俺たちに 真の平穏は訪れはしない! 23 00:02:48,869 --> 00:02:50,871 いや お前ら不死身なんだろ? 24 00:02:50,871 --> 00:02:53,040 黙れ! よっと。 25 00:02:53,040 --> 00:02:57,044 ヘルクだって こんな戦い 望んじゃないと思うぜ。 26 00:02:57,044 --> 00:02:59,713 くっ! 気安く その名前を➨ 27 00:02:59,713 --> 00:03:01,648 出すなっ! 28 00:03:01,648 --> 00:03:03,984 俺は貴様ら魔族が 大っ嫌いだ! 29 00:03:03,984 --> 00:03:06,820 特にお前のような ヘラヘラしたヤツはな! 30 00:03:06,820 --> 00:03:08,822 (ヒュラ)あら 気が合うわね。 31 00:03:08,822 --> 00:03:11,491 んっ! うっ! 32 00:03:11,491 --> 00:03:15,328 ヒュラァ! 私も人間が大嫌いよ。 33 00:03:15,328 --> 00:03:17,330 ケンロスみたいなのも嫌い。 34 00:03:17,330 --> 00:03:19,332 おいお~い。 35 00:03:19,332 --> 00:03:23,170 (ヒュラ)この帝国には いろんな種族が住んでいるわ。 36 00:03:23,170 --> 00:03:25,839 中には 最悪クソ野郎もいる。 37 00:03:25,839 --> 00:03:28,675 でも 私の知る限り アンタたち人間は➨ 38 00:03:28,675 --> 00:03:32,345 それをはるかに超えたクソ クソ中のクソ。 39 00:03:32,345 --> 00:03:36,683 特にタチが悪いところは 犯した過ちを正当化していること。 40 00:03:36,683 --> 00:03:38,685 アンタたちほど醜い種族は➨ 41 00:03:38,685 --> 00:03:41,021 今後 現れることはないでしょうね。 42 00:03:41,021 --> 00:03:43,190 ヒュラさん やっぱつえ~。 43 00:03:43,190 --> 00:03:47,027 (ヒュラ)けれど そんなことより もっと嫌いなところがあるわ…。 44 00:03:47,027 --> 00:03:49,029 (2人)おっ? それは…。 45 00:03:49,029 --> 00:03:51,031 あっ! (ヒュラ)弱いところ…。 46 00:03:51,031 --> 00:03:55,535 うあ あぁ! 私は弱い男が大嫌い。 47 00:03:55,535 --> 00:03:57,537 (2人)あ…! 48 00:03:57,537 --> 00:04:00,307 はぁ… くそぉ…。 49 00:04:00,307 --> 00:04:03,143 お前は殺す… 絶対に殺す! 50 00:04:03,143 --> 00:04:06,480 俺が必ず 殺す! 51 00:04:06,480 --> 00:04:08,648 それ聞き飽きた。 52 00:04:08,648 --> 00:04:11,318 ヒュラ 自害させるな 捕虜にしろ! 53 00:04:11,318 --> 00:04:13,320 わかっている。 (矢の音) 54 00:04:13,320 --> 00:04:15,655 ん? う…。 55 00:04:15,655 --> 00:04:18,658 うぁ ぐあぁっ! 56 00:04:21,661 --> 00:04:25,165 《また どっかから現れやがった。 57 00:04:25,165 --> 00:04:27,167 ん…。 (エディル)う…。 58 00:04:27,167 --> 00:04:29,503 (2人)ん? (エディル)次… こそは…。 59 00:04:29,503 --> 00:04:32,506 次… こそ…。 60 00:04:35,175 --> 00:04:39,079 死なねえとわかっていても 胸クソ悪いぜ…。 なぁ? 61 00:04:41,181 --> 00:04:43,183 (ヒュラ)哀れね…。 62 00:04:45,185 --> 00:04:47,187 (ホン)陽動作戦って! 63 00:04:47,187 --> 00:04:50,524 まだヴァミリオ様が見つかるか わからないんですよ? 64 00:04:50,524 --> 00:04:52,692 (アズドラ)プランAと言っただろう。 65 00:04:52,692 --> 00:04:55,195 他にも ホンをメインにしたプランもある。 66 00:04:55,195 --> 00:04:57,364 (ホン)えぇ!? ウソだ。 えぇ!? 67 00:04:57,364 --> 00:04:59,366 だがやはり➨ 68 00:04:59,366 --> 00:05:02,803 こちらの少ない兵力で 不死者を相手に戦うのならば➨ 69 00:05:02,803 --> 00:05:05,639 このプランAが最適だろう。 70 00:05:05,639 --> 00:05:10,143 で ですが 2人というのは さすがに少なすぎませんか? 71 00:05:10,143 --> 00:05:12,145 だから いいのだよ。 72 00:05:12,145 --> 00:05:14,815 それに あの2人はただの戦士じゃない。 73 00:05:14,815 --> 00:05:16,817 それは わかっているだろう? 74 00:05:16,817 --> 00:05:19,319 (イスタ)もうヘルクは 仲間確定なんですね…。 75 00:05:19,319 --> 00:05:21,321 それは わかりますが。 76 00:05:21,321 --> 00:05:24,658 捜索にものすごく時間が かかったらどうするんですか? 77 00:05:24,658 --> 00:05:27,327 ヘルクだって 同行しているかどうか…。 78 00:05:27,327 --> 00:05:30,830 そのときは 代理の候補者も考えている。 79 00:05:30,830 --> 00:05:34,167 その場合は 彼らに動いてもらうつもりだ。 80 00:05:34,167 --> 00:05:36,336 焦る気持ちはわかるがな。 81 00:05:36,336 --> 00:05:39,839 この手の作戦は 一度失敗すれば二度目はない。 82 00:05:39,839 --> 00:05:43,677 だから 最も 成功率の高い方法で挑むのだ。 83 00:05:43,677 --> 00:05:46,513 だがな そればかりじゃないぞ。 84 00:05:46,513 --> 00:05:48,849 こっちは攻める力がない。 85 00:05:48,849 --> 00:05:52,352 ギリギリだと思わせ 敵を油断させられる。 86 00:05:52,352 --> 00:05:56,022 プランAの成功率が ぐんと上がるのだ。 87 00:05:56,022 --> 00:05:59,860 なるほど! 毎戦 圧勝していますけどね。 88 00:05:59,860 --> 00:06:02,796 それに 少々 気がかりなことがあってね。 89 00:06:02,796 --> 00:06:04,798 ん? 気がかり? 90 00:06:04,798 --> 00:06:07,467 前々から 妙な気配を感じるんだ。 91 00:06:07,467 --> 00:06:11,304 恐らく人間だろうが ただ者ではない…。 92 00:06:11,304 --> 00:06:13,807 えぇ!? そこまで急成長した➨ 93 00:06:13,807 --> 00:06:16,977 人間が現れたと…。 どうかな…。 94 00:06:16,977 --> 00:06:19,813 いや 元からいたのかもしれない。 95 00:06:19,813 --> 00:06:21,815 (2人)あ…。 ホン。 96 00:06:21,815 --> 00:06:24,150 あっ! 君は魔王ウルムくんの➨ 97 00:06:24,150 --> 00:06:26,152 実力を知っているだろう? 98 00:06:26,152 --> 00:06:28,989 人間が 勇者へと覚醒したからといって➨ 99 00:06:28,989 --> 00:06:31,324 簡単に やられてしまうと思うかい? 100 00:06:31,324 --> 00:06:33,326 いえ…。 は…。 101 00:06:33,326 --> 00:06:36,663 ヘルク以外にも 脅威となる人間がいるのだよ。 102 00:06:36,663 --> 00:06:38,665 それに不死とはいえ➨ 103 00:06:38,665 --> 00:06:42,002 あの戦略皆無な 攻め方も不自然 極まりない。 104 00:06:42,002 --> 00:06:45,005 ともかく 今はまだ動くべきではないと➨ 105 00:06:45,005 --> 00:06:47,007 僕の勘が言っている。 106 00:06:47,007 --> 00:06:50,176 それまでに何かしら 新たな情報も手に入るだろう。 107 00:06:50,176 --> 00:06:54,180 アスタさんからの情報が頼りですね。 ん…。 108 00:06:54,180 --> 00:06:57,350 《アスタ…》 109 00:06:57,350 --> 00:06:59,519 (アスタ)ん~っ! 110 00:06:59,519 --> 00:07:02,122 なんか期待されている気がする! 111 00:07:02,122 --> 00:07:04,457 (アスタ)よし 今日も頑張ろう! 112 00:07:04,457 --> 00:07:07,294 《人間の国に潜伏してから➨ 113 00:07:07,294 --> 00:07:09,462 だいぶ時が経った…。 114 00:07:09,462 --> 00:07:11,798 これだけ 長く潜伏していられるのも➨ 115 00:07:11,798 --> 00:07:14,134 僕のスパイレベルが高いから➨ 116 00:07:14,134 --> 00:07:16,136 と言いたいところだが➨ 117 00:07:16,136 --> 00:07:19,139 実はかなり都合の いい条件がそろっている。 118 00:07:19,139 --> 00:07:22,976 1つ目は逃げ場 隠れ場が たくさんあるということ。 119 00:07:22,976 --> 00:07:27,314 この城は覚醒した翼の兵士では 通れない通路や扉が➨ 120 00:07:27,314 --> 00:07:29,316 至る所に存在している。 121 00:07:29,316 --> 00:07:31,818 2つ目は食料が豊富。 122 00:07:31,818 --> 00:07:34,654 まぁ さすがにもう 日持ちするようなものしか➨ 123 00:07:34,654 --> 00:07:36,656 残ってないけれど…。 124 00:07:36,656 --> 00:07:38,658 3つ目は警備が甘い。 125 00:07:38,658 --> 00:07:41,995 ホント 意味あるのかというほどザル。 126 00:07:41,995 --> 00:07:44,664 まぁ 条件はいいのだけれど➨ 127 00:07:44,664 --> 00:07:47,667 情報収集は極めて困難である。 128 00:07:47,667 --> 00:07:51,671 なぜなら しゃべれる人間が ものすごく少ないから》 129 00:07:54,674 --> 00:07:58,678 それにしても お城だけ建築レベルが段違いだな。 130 00:07:58,678 --> 00:08:01,448 帝都にある建物くらい高度だ。 131 00:08:01,448 --> 00:08:03,950 そういえば ずっと昔➨ 132 00:08:03,950 --> 00:08:08,621 人間たちはこの城を奪い合って 何千年と戦争をしていたって…。 133 00:08:08,621 --> 00:08:11,458 あっ 誰か来る! (足音) 134 00:08:11,458 --> 00:08:13,960 こんな所にも人間が!? まっ まずい! 135 00:08:13,960 --> 00:08:16,296 このままじゃ見つかる! 136 00:08:16,296 --> 00:08:18,798 なんてね。 137 00:08:18,798 --> 00:08:21,968 冷静に いつもどおり。 138 00:08:21,968 --> 00:08:24,304 大丈夫 大丈夫。 139 00:08:24,304 --> 00:08:26,973 んっ ない! ない ない! 140 00:08:26,973 --> 00:08:29,642 狭い通路がない~! 141 00:08:29,642 --> 00:08:31,644 あっ! 142 00:08:34,481 --> 00:08:37,150 (ゼルジオン)また あの女にやられたのか? 143 00:08:37,150 --> 00:08:40,987 (エディル)悔しいが アイツとは まだまだ大きな差がある。 144 00:08:40,987 --> 00:08:43,490 《お 会話できる兵士か》 145 00:08:45,492 --> 00:08:47,494 <スパイアイテム ミミガム。 146 00:08:47,494 --> 00:08:49,996 数分間 聴覚が鋭くなるが➨ 147 00:08:49,996 --> 00:08:54,501 元から耳がいいアスタには不要アイテム 気分の問題である> 148 00:08:56,503 --> 00:08:58,505 そろそろ作戦は第2フェーズだ。 149 00:08:58,505 --> 00:09:01,941 お前は南の魔王城に 回されるかもしれんぞ。 150 00:09:01,941 --> 00:09:05,445 しかたないさ 俺たちはただの王の駒➨ 151 00:09:05,445 --> 00:09:08,615 命令に従うまでだ。 そうだな。 152 00:09:08,615 --> 00:09:13,286 《南の魔王城 シン城も攻めるつもりなんだ…》 153 00:09:13,286 --> 00:09:16,623 魔族一匹倒すかどうかなんて どうだっていいだろ? 154 00:09:16,623 --> 00:09:19,959 結局 最終フェーズでヤツら全員…。 155 00:09:19,959 --> 00:09:21,961 (アリシア)待て! どうした? 156 00:09:21,961 --> 00:09:24,464 侵入者か? わからない。 157 00:09:24,464 --> 00:09:26,800 だが なんとなく感じないか? 158 00:09:26,800 --> 00:09:28,802 はぁ? 何も。 159 00:09:28,802 --> 00:09:30,804 警備は万全だ。 160 00:09:30,804 --> 00:09:33,807 魔族でもさすがに こんな所まで来られねえだろ。 161 00:09:33,807 --> 00:09:36,309 侮るな 何度か情報が➨ 162 00:09:36,309 --> 00:09:38,812 筒抜けになっているような ことがあっただろ。 163 00:09:38,812 --> 00:09:41,815 無闇に戦略の内容を 口にするんじゃない。 164 00:09:41,815 --> 00:09:44,317 (ハラオル)わかったよ。 《惜しい…。 165 00:09:44,317 --> 00:09:46,820 でも収穫あったね。 早くイスタに》 (ゼルジオン)念の為に周辺を調べるぞ。 166 00:09:46,820 --> 00:09:49,155 《おっ!》 (ゼルジオン)ネズミは 狭い所に潜んでいるもんだ。 167 00:09:49,155 --> 00:09:51,157 《ヤバい…》 168 00:09:51,157 --> 00:09:53,827 めんどくせえ。 それなら➨ 169 00:09:53,827 --> 00:09:57,664 その辺の穴という穴に 俺の魔法をぶち込んでやるよ! 170 00:09:57,664 --> 00:09:59,666 なっ!? (エディル)おい! 171 00:09:59,666 --> 00:10:02,001 城を破壊する気か!? バカなマネはやめろ! 172 00:10:02,001 --> 00:10:04,504 (ハラオル)チッ わかったよ。 173 00:10:04,504 --> 00:10:06,840 おっ! わかってないじゃん! 174 00:10:06,840 --> 00:10:08,842 どわっ あぁ~! 175 00:10:08,842 --> 00:10:12,178 あぁ~! 176 00:10:12,178 --> 00:10:14,180 おぉ~! 177 00:10:16,349 --> 00:10:19,352 ぷはっ! あぁ びっくりした…。 178 00:10:19,352 --> 00:10:23,356 お…。 うへ なんだこれ ぶよぶよしてる…。 179 00:10:23,356 --> 00:10:25,658 あ…。 180 00:10:38,371 --> 00:10:40,373 あ…。 181 00:10:40,373 --> 00:10:44,544 なんだろ この人…。 182 00:10:44,544 --> 00:10:46,546 人間? 183 00:10:46,546 --> 00:10:49,048 あっ! うげっ 集まってきて! 184 00:10:49,048 --> 00:10:51,050 マズい どぁ! 185 00:10:51,050 --> 00:10:53,052 よっ! 186 00:10:53,052 --> 00:10:55,054 あ…。 187 00:10:57,891 --> 00:11:00,660 ん…。 んっ。 188 00:11:00,660 --> 00:11:02,662 あっ。 189 00:11:02,662 --> 00:11:05,164 《穴だ 入れる。 190 00:11:05,164 --> 00:11:07,167 さらば!》 191 00:11:07,167 --> 00:11:10,837 真っ暗 ジメジメして➨ 192 00:11:10,837 --> 00:11:12,839 嫌な所だなぁ…。 193 00:11:12,839 --> 00:11:15,675 まぁ 魔界の大地よりは マシだけどね…。 194 00:11:15,675 --> 00:11:18,845 そんなことより 早くイスタに伝えないと…。 195 00:11:18,845 --> 00:11:21,181 あれ 水筒ないじゃん! 196 00:11:21,181 --> 00:11:24,350 ホットコーヒー入った さっき落としたんだ…。 197 00:11:24,350 --> 00:11:27,020 あぁ いろいろとヤバい~! 198 00:11:27,020 --> 00:11:31,024 しょうがない 城下町へ帰ろう。 199 00:11:31,024 --> 00:11:33,693 <スパイアイテム 暗視メガネ。 200 00:11:33,693 --> 00:11:35,862 暗闇でも よく見えるようになる。 201 00:11:35,862 --> 00:11:39,532 しかし アスタは 暗闇の中で 本を読めるほどに➨ 202 00:11:39,532 --> 00:11:41,534 目がいいので意味はない。 203 00:11:41,534 --> 00:11:43,703 気分の問題である> 204 00:11:43,703 --> 00:11:46,372 空気の流れを読めば出口は➨ 205 00:11:46,372 --> 00:11:49,075 こっち… とっ? 206 00:11:51,377 --> 00:11:53,379 風がかすかに➨ 207 00:11:53,379 --> 00:11:55,381 微妙に隙間が…。 208 00:11:55,381 --> 00:11:57,383 おっ! 209 00:11:57,383 --> 00:12:00,153 やっぱし! 210 00:12:00,153 --> 00:12:03,156 途中から重っ! 211 00:12:03,156 --> 00:12:05,658 ぐっぐっぐ… わっと とっ! 212 00:12:05,658 --> 00:12:07,827 んっ! 213 00:12:07,827 --> 00:12:11,531 書斎? なんでこんな所に…。 214 00:12:13,499 --> 00:12:15,501 ん? 215 00:12:15,501 --> 00:12:17,503 ぽつんと怪しい。 216 00:12:17,503 --> 00:12:19,505 どれどれ? 217 00:12:19,505 --> 00:12:22,342 スの力によって➨ 218 00:12:22,342 --> 00:12:26,346 は 復活… 我が国は…。 219 00:12:26,346 --> 00:12:30,183 なるほど ボロボロで全然読めないね。 220 00:12:30,183 --> 00:12:32,518 なんか いろいろありそうだぞ。 221 00:12:32,518 --> 00:12:34,520 ん? 222 00:12:34,520 --> 00:12:37,690 こっちが正規ルートだね。 223 00:12:37,690 --> 00:12:40,860 やっぱりここ 隠し部屋なんだ。 224 00:12:40,860 --> 00:12:44,697 いいね いざとなったらここに隠れよう。 225 00:12:44,697 --> 00:12:46,699 (扉が開く音) 226 00:12:46,699 --> 00:12:49,869 《おお 見たことない所だ。 227 00:12:49,869 --> 00:12:51,871 どこへ続いているんだろ…》 228 00:12:51,871 --> 00:12:54,207 ご… なっ!? 229 00:12:54,207 --> 00:12:56,709 お~い 大きな音立てないでよ! 230 00:12:56,709 --> 00:12:58,711 気付かれたら ど~すん…。 231 00:13:00,647 --> 00:13:02,649 んっ! 《ヤバい! 232 00:13:02,649 --> 00:13:06,152 誰か来る! よし さっそくこの隠し部屋に…。 233 00:13:06,152 --> 00:13:08,488 ん… お? 234 00:13:08,488 --> 00:13:12,325 開かないし! ねぇなんでこういうことするの!? 235 00:13:12,325 --> 00:13:15,995 開いてよぉ!》 236 00:13:15,995 --> 00:13:18,665 まだまだ これから これから…。 237 00:13:18,665 --> 00:13:20,667 それ逃げろ! 238 00:13:20,667 --> 00:13:26,673 ♬~ 239 00:13:33,346 --> 00:13:35,348 《まいったな…。 240 00:13:35,348 --> 00:13:38,351 隠れられそうなとこないし 警備も多いし➨ 241 00:13:38,351 --> 00:13:42,021 ず~っと一本道だし ちょっと危険!》 242 00:13:42,021 --> 00:13:44,023 あっ! (足音) 243 00:13:44,023 --> 00:13:46,192 な 何か来る…。 244 00:13:46,192 --> 00:13:48,194 あっ! 245 00:13:48,194 --> 00:13:51,698 どっ どうしよう。 246 00:13:51,698 --> 00:13:55,535 あ… んっ。 247 00:13:55,535 --> 00:14:01,140 (足音) 248 00:14:13,152 --> 00:14:15,154 ん…。 249 00:14:21,661 --> 00:14:23,663 くっ。 250 00:14:28,835 --> 00:14:30,837 ん…。 251 00:14:45,351 --> 00:14:47,353 ん…。 252 00:14:47,353 --> 00:14:49,355 ふぅ…。 253 00:14:49,355 --> 00:14:52,191 《危なかった…。 窓開けたとき➨ 254 00:14:52,191 --> 00:14:54,694 空気の流れが 変わったのに気付かれた? 255 00:14:54,694 --> 00:14:57,363 あれは ただ者じゃないね》 256 00:14:57,363 --> 00:15:00,967 <スパイアイテム コンパクト収納 猫の爪。 257 00:15:00,967 --> 00:15:03,302 壁を登るのに役に立つ。 258 00:15:03,302 --> 00:15:07,306 しかし アスタは その気になれば 素手で壁は登れる。 259 00:15:07,306 --> 00:15:09,308 気分の問題である> 260 00:15:09,308 --> 00:15:11,310 おっ! (羽ばたく音) 261 00:15:13,312 --> 00:15:16,516 《しかたない 別の所から入ろう》 262 00:15:22,155 --> 00:15:25,358 んっ うっ。 263 00:15:30,496 --> 00:15:32,999 《おっ! おっとと…》 264 00:15:35,001 --> 00:15:37,837 ん? わぁっ! 265 00:15:37,837 --> 00:15:40,006 ヤバい ヤバい ヤバい! 266 00:15:40,006 --> 00:15:42,842 っと ここ開いてる。 267 00:15:42,842 --> 00:15:45,011 誰もいない…。 268 00:15:45,011 --> 00:15:47,013 Go! 269 00:15:49,182 --> 00:15:51,184 ふぅ…。 270 00:15:51,184 --> 00:15:53,686 ん? 部屋? 271 00:15:56,022 --> 00:15:58,357 (シャルアミ)おい ボウズ 何してんの? 272 00:15:58,357 --> 00:16:01,561 《まずった! 焦って気付かなかった》 273 00:16:03,462 --> 00:16:05,965 おい ボウズ 聞いてる? 274 00:16:05,965 --> 00:16:07,967 へ? 275 00:16:07,967 --> 00:16:10,970 《なんだろ この子 ものすごい隙だらけ。 276 00:16:10,970 --> 00:16:13,472 だけど この落ち着きよう。 277 00:16:13,472 --> 00:16:15,808 きっと ただ者じゃないぞ…》 278 00:16:15,808 --> 00:16:19,312 だから 私の部屋で何してんの? 279 00:16:19,312 --> 00:16:22,815 えっと 僕はぁ。 いっ 異国の商人! 280 00:16:22,815 --> 00:16:25,117 道に迷って こんな所へ来ちゃったんだ! 281 00:16:27,320 --> 00:16:29,322 《と 言ってみたり…》 282 00:16:29,322 --> 00:16:33,826 へ~ 厳重な警備の中 よく来られたわね。 283 00:16:33,826 --> 00:16:37,663 あ… うん なんだか翼の人たちが怖くって➨ 284 00:16:37,663 --> 00:16:40,333 見つからないように 逃げ回っていたら ここに…。 285 00:16:40,333 --> 00:16:43,669 あぁ わかるわかる。 ちょっと不気味だもんね。 286 00:16:43,669 --> 00:16:46,172 《わかってくれた…》 287 00:16:46,172 --> 00:16:50,009 ねぇねぇ 異国の商人って どこの国の人? 288 00:16:50,009 --> 00:16:52,345 私 この国以外 知らないんだ。 289 00:16:52,345 --> 00:16:55,681 そこはどんな所で どんな人たちがいるの? 290 00:16:55,681 --> 00:16:58,017 《ぼっ 僕が魔界の人だって➨ 291 00:16:58,017 --> 00:17:00,119 まったく気付いていないのかな? 292 00:17:00,119 --> 00:17:02,622 疑いもしていないよね これ。 293 00:17:02,622 --> 00:17:04,624 いやいや まさかぁ…》 294 00:17:04,624 --> 00:17:08,294 あ あの僕 もう行かないと…。 295 00:17:08,294 --> 00:17:11,130 ねぇ ちょっとだけ話そ…。 296 00:17:11,130 --> 00:17:15,134 私ね ずっと ここに閉じ込められていてね。 297 00:17:15,134 --> 00:17:18,638 ずっとお父様以外の人と 会話していないんだ。 298 00:17:18,638 --> 00:17:21,807 つまらんの 私の大切な人➨ 299 00:17:21,807 --> 00:17:23,809 みんな どっか行っちゃって➨ 300 00:17:23,809 --> 00:17:25,811 すごく寂しいんだ…。 301 00:17:25,811 --> 00:17:28,481 《覚醒しちゃったからだ…。 302 00:17:28,481 --> 00:17:31,984 でも この子は どうして大丈夫なんだろ…》 303 00:17:31,984 --> 00:17:34,820 あっ! 誰か来る! (足音) 304 00:17:34,820 --> 00:17:37,657 ああ おやつの時間か。 305 00:17:37,657 --> 00:17:39,659 おやつ!? 306 00:17:39,659 --> 00:17:42,828 一緒に食べよう。 君の分も持ってきてもらうから。 307 00:17:42,828 --> 00:17:44,830 いやいや 結構結構! 308 00:17:44,830 --> 00:17:46,832 僕 見つかりたくないんだ。 309 00:17:46,832 --> 00:17:50,670 あ~ そっか 殿方が女子の部屋にいたら➨ 310 00:17:50,670 --> 00:17:52,838 あらぬ疑いかけられるもんね。 311 00:17:52,838 --> 00:17:56,342 《殿方…》 じゃあ ベッドの下に隠れていて。 312 00:17:56,342 --> 00:17:58,344 ベッドの下? 313 00:17:58,344 --> 00:18:02,281 (シャルアミ)ベッドの下は隠れる場所と 相場が決まっているんだよ。 314 00:18:02,281 --> 00:18:04,617 (扉が開く音) 315 00:18:04,617 --> 00:18:06,619 ん…。 316 00:18:12,458 --> 00:18:15,461 晩ごはん 遅めでお願い。 317 00:18:15,461 --> 00:18:18,798 (扉が閉まる音) 318 00:18:18,798 --> 00:18:20,800 もう大丈夫だよ。 319 00:18:20,800 --> 00:18:22,802 あ… ありがとう。 320 00:18:22,802 --> 00:18:26,806 《本当に黙っていたよ この子…》 321 00:18:26,806 --> 00:18:31,310 待って 違う 違うじゃん…。 えっ? 322 00:18:31,310 --> 00:18:34,647 違うじゃん 君。 323 00:18:34,647 --> 00:18:36,649 あっ! 324 00:18:36,649 --> 00:18:38,851 君 もしかして…。 325 00:18:43,322 --> 00:18:45,491 女の子? あぁっ!? 326 00:18:45,491 --> 00:18:48,327 あ… うん これでも一応…。 327 00:18:48,327 --> 00:18:53,165 なんだ ボウズだと思っていたけど 隠れる必要ないじゃん。 328 00:18:53,165 --> 00:18:56,502 いや まずいでしょ 僕 ハタから見たら不審者だよ。 329 00:18:56,502 --> 00:18:58,504 牢屋行きだよ。 330 00:18:58,504 --> 00:19:00,439 そっか 食べよ。 331 00:19:00,439 --> 00:19:02,608 今日 すごいあるからよかったね。 332 00:19:02,608 --> 00:19:05,444 《むっ 無警戒すぎる。 333 00:19:05,444 --> 00:19:09,115 僕たちと戦争しているの 知らないんだろうか…》 334 00:19:09,115 --> 00:19:12,618 ああ そういえば 自己紹介まだだったよね。 335 00:19:12,618 --> 00:19:16,122 あっ。 私 シャルアミっていうんだ。 336 00:19:16,122 --> 00:19:18,791 よろしくね。 ああ どうも。 337 00:19:18,791 --> 00:19:21,293 僕はアスタっていうんだ よろしく。 338 00:19:21,293 --> 00:19:23,629 あ… どうも。 《こんな所に➨ 339 00:19:23,629 --> 00:19:25,798 まるで幽閉されているみたい。 340 00:19:25,798 --> 00:19:27,800 この人はいったい…》 341 00:19:27,800 --> 00:19:30,136 ねぇねぇ なんで僕なの? 342 00:19:30,136 --> 00:19:32,138 男の子みたい。 343 00:19:32,138 --> 00:19:34,140 深い訳があるんだ。 344 00:19:34,140 --> 00:19:36,142 《悪い人ではない気がするけど》 345 00:19:36,142 --> 00:19:40,312 飲み物 何か飲みたい? いろいろあるよ。 346 00:19:40,312 --> 00:19:44,817 あっ! んじゃあ 温かいコーヒーで! 347 00:19:44,817 --> 00:19:47,653 (ホン)あぁ イスタさん! (倒れる音) 348 00:19:47,653 --> 00:19:50,656 どっ どうしたぁ!? アスタさんと通信中に➨ 349 00:19:50,656 --> 00:19:54,660 ぶっ倒れました まさかアスタ諜報員の身に何か…。 350 00:19:54,660 --> 00:19:57,163 バッ バカバカ アホ! 351 00:19:57,163 --> 00:20:00,332 なんで そんな 無茶なことするのよ! あ…。 352 00:20:00,332 --> 00:20:03,002 うぅ…。 あ… あぁ…。 し 失礼しました。 353 00:20:03,002 --> 00:20:05,004 取り乱しました。 354 00:20:05,004 --> 00:20:08,507 無事なようだな。 よかったです。 355 00:20:08,507 --> 00:20:11,177 《イスタ:いくら 殺気がないからって➨ 356 00:20:11,177 --> 00:20:13,846 敵が出したもの 口にするなんてダメじゃない!》 357 00:20:13,846 --> 00:20:15,848 《アスタ:大丈夫 大丈夫。 358 00:20:15,848 --> 00:20:18,017 僕の胃の強さ知ってるでしょ。 359 00:20:18,017 --> 00:20:20,019 そんなことでお腹 壊さない》 360 00:20:20,019 --> 00:20:22,354 毒の話をしているの! (2人)うっ! 361 00:20:22,354 --> 00:20:25,858 《大丈夫だって 変なもの 口にしたらわかるし➨ 362 00:20:25,858 --> 00:20:27,860 コーヒー淹れたの僕だし➨ 363 00:20:27,860 --> 00:20:30,029 お菓子も この子と同じの食べてるし》 364 00:20:30,029 --> 00:20:32,364 《イスタ:そ そうなんだ…。 365 00:20:32,364 --> 00:20:34,366 それにしても 変な子ね。 366 00:20:34,366 --> 00:20:36,368 人間なのに覚醒していない。 367 00:20:36,368 --> 00:20:38,370 何か特別なのかな?》 368 00:20:38,370 --> 00:20:41,040 《こんな所に 閉じ込められているんだ。 369 00:20:41,040 --> 00:20:43,375 そんな気はするんだけれど。 370 00:20:43,375 --> 00:20:45,377 よくわからないんだよね》 371 00:20:45,377 --> 00:20:49,381 あ 兄弟の名前わかる? わかんない。 372 00:20:49,381 --> 00:20:53,719 《話していると 普通の女の子って感じなんだ。 373 00:20:53,719 --> 00:20:56,388 ともかく この子 すっごくよくしゃべるから➨ 374 00:20:56,388 --> 00:20:58,891 もしかしたら いろいろ聞き出せるかも》 375 00:20:58,891 --> 00:21:01,327 《無茶しないでね》 376 00:21:01,327 --> 00:21:03,996 《ただ 困ったことが1つ…》 377 00:21:03,996 --> 00:21:05,998 《イスタ:なっ 何!?》 378 00:21:05,998 --> 00:21:08,667 《アスタ:あまりに楽しそうなんで➨ 379 00:21:08,667 --> 00:21:11,504 なんだか 罪悪感を覚えちゃうよ。 380 00:21:11,504 --> 00:21:15,508 でも任務は遂行しないと だね…。 381 00:21:15,508 --> 00:21:18,110 じゃあ 情報得たら伝えるね…》