1 00:00:02,002 --> 00:00:05,172 <翼の兵士のリーダー エディルは ヘルクの旧友であった。 2 00:00:05,172 --> 00:00:08,008 人間たちは 翼を生やし➡ 3 00:00:08,008 --> 00:00:11,178 勇者へと覚醒したと語る エディル。 4 00:00:11,178 --> 00:00:13,180 ヒュラに敗れた彼は➡ 5 00:00:13,180 --> 00:00:15,682 仲間に命を奪われる。 6 00:00:15,682 --> 00:00:18,018 そして ヘルクとヴァミリオは➡ 7 00:00:18,018 --> 00:00:20,020 城の地下にあったゲートに➡ 8 00:00:20,020 --> 00:00:22,122 飲み込まれてしまうのであった> 9 00:02:03,323 --> 00:02:07,327 (ホン)アズドラ様 ヴァヴァヴァヴァミリオ様がぁ! (アズドラ)どうしたぁ! 10 00:02:07,327 --> 00:02:11,164 《イスタ:ヴァミリオ様が ゲートに吸い込まれて行方不明。 11 00:02:11,164 --> 00:02:13,333 そんな…。 12 00:02:13,333 --> 00:02:16,169 ダ ダメ… 取り乱すんじゃない。 13 00:02:16,169 --> 00:02:18,171 こんな時だからこそ➡ 14 00:02:18,171 --> 00:02:20,173 平常心を保たないと…》 15 00:02:20,173 --> 00:02:22,342 ヴァ ヴァヴァ ヴァミ➡ 16 00:02:22,342 --> 00:02:24,344 ヴァヴァミ ヴァミ…。 17 00:02:24,344 --> 00:02:26,346 なぁ…。 僕… の せい…。 18 00:02:26,346 --> 00:02:29,683 ヴァミ ヴァミ…。 気をしっかり持ってください。 19 00:02:29,683 --> 00:02:31,685 アズドラ様…。 20 00:02:31,685 --> 00:02:38,525 (波の音) 21 00:02:38,525 --> 00:02:40,527 う… うわ! 22 00:02:43,363 --> 00:02:46,366 これ 知っているぞ 海だ…。 23 00:02:46,366 --> 00:02:48,535 小さい頃 一度だけ見た。 24 00:02:48,535 --> 00:02:51,838 大陸の端まで来てしまったのか。 25 00:02:56,209 --> 00:02:59,212 おっ。 26 00:02:59,212 --> 00:03:01,815 ん…。 27 00:03:01,815 --> 00:03:05,152 ここは毒が まったくないんだな…。 28 00:03:05,152 --> 00:03:08,655 毒のない大地が これほど心地いいとは…。 29 00:03:08,655 --> 00:03:12,159 すっかり忘れていた…。 30 00:03:12,159 --> 00:03:15,495 はん んぐ…。 31 00:03:15,495 --> 00:03:19,332 帝国へ帰るのに どれくらい 時間がかかるのだろうか…。 32 00:03:19,332 --> 00:03:22,669 早く 戻らなければ…。 33 00:03:22,669 --> 00:03:27,174 それにしても 飛ばされた先が 豊かなところで助かった。 34 00:03:27,174 --> 00:03:30,010 毒がなくても 荒廃した大地だったら➡ 35 00:03:30,010 --> 00:03:32,012 餓死していたところだ。 36 00:03:32,012 --> 00:03:34,681 お…。 (トンカチの音) 37 00:03:34,681 --> 00:03:36,683 このリズミカルな音…。 38 00:03:36,683 --> 00:03:38,685 自然のものではない…。 39 00:03:38,685 --> 00:03:40,687 何かいるのか…。 40 00:03:40,687 --> 00:03:43,190 あ もしやヘルクが! 41 00:03:43,190 --> 00:03:46,359 じゃあこれ やっぱりヘルクのボロマントだ! 42 00:03:46,359 --> 00:03:48,695 うわあぁ~! 43 00:03:48,695 --> 00:03:51,865 でも臭くない…。 44 00:03:51,865 --> 00:03:54,201 そんなことは どうでもいい。 45 00:03:54,201 --> 00:03:58,371 ヘルクめ こんなところで 何をしているんだ? 46 00:03:58,371 --> 00:04:00,640 近い…。 (トンカチの音) 47 00:04:00,640 --> 00:04:02,642 油断ならないぞ…。 48 00:04:02,642 --> 00:04:04,644 ヤツは敵だ…。 49 00:04:07,147 --> 00:04:10,984 いた 何してんだ コイツ…。 50 00:04:10,984 --> 00:04:14,154 まさか この家を建てたのか!? 51 00:04:14,154 --> 00:04:17,824 器用なヤツだとは思っていたが ここまでとは…。 52 00:04:17,824 --> 00:04:19,826 あっ! 53 00:04:22,829 --> 00:04:25,832 あ… なんだ コイツ…。 54 00:04:25,832 --> 00:04:27,834 (ピウイ)こんにちはぁ! 55 00:04:27,834 --> 00:04:30,337 えっ。 56 00:04:30,337 --> 00:04:33,173 こ… こんにちはぁ! 57 00:04:33,173 --> 00:04:36,009 あ うん… わかったから➡ 58 00:04:36,009 --> 00:04:38,011 少し 静かに… ふっ! 59 00:04:38,011 --> 00:04:40,013 うわぁ~! 60 00:04:40,013 --> 00:04:42,516 (ヘルク)やあ 目が覚めたようだね。 61 00:04:42,516 --> 00:04:44,684 お 脅かすな バカァ! 62 00:04:44,684 --> 00:04:47,687 ごめんごめん。 《油断しすぎた! 63 00:04:47,687 --> 00:04:50,690 私のバカァ 今 死んでいたぞ! 64 00:04:50,690 --> 00:04:54,194 た 戦うか? ここで…》 65 00:04:54,194 --> 00:04:56,530 家できたね! うん。 66 00:04:56,530 --> 00:04:58,865 君たちのおかげで助かったよ。 67 00:04:58,865 --> 00:05:00,967 どうも ありがと…。 どういたしまして! 68 00:05:00,967 --> 00:05:03,637 な なぜ 家なんか建てている? 69 00:05:03,637 --> 00:05:06,306 なぜって そりゃ野宿より➡ 70 00:05:06,306 --> 00:05:08,308 家の中で寝たほうが いいじゃないか。 71 00:05:08,308 --> 00:05:11,144 雨だって降るかもしれないよ。 降るよ! 72 00:05:11,144 --> 00:05:13,813 ふん 何日滞在するつもりだ? 73 00:05:13,813 --> 00:05:16,650 お前 ここで暮らすのか? 74 00:05:16,650 --> 00:05:19,986 まさか すぐには帰れなさそうだからね。 75 00:05:19,986 --> 00:05:22,489 とりあえず 拠点を作ってみたんだよ。 76 00:05:22,489 --> 00:05:26,159 すぐには帰れない? どういうことだ…。 77 00:05:26,159 --> 00:05:28,495 ここは どこかの島らしいんだ。 78 00:05:28,495 --> 00:05:31,832 歩いて帰る… というわけには いかないみたいだ。 79 00:05:31,832 --> 00:05:33,834 しっ 島!? 80 00:05:33,834 --> 00:05:36,503 ここ 大陸の端じゃないのか!? 81 00:05:36,503 --> 00:05:39,506 短時間でぐるっと 1周できたから間違いないよ。 82 00:05:39,506 --> 00:05:42,509 (ピウイ)孤島だよ! どうやら 俺たちは➡ 83 00:05:42,509 --> 00:05:45,345 とんでもない場所に 来てしまったみたいなんだ。 84 00:05:45,345 --> 00:05:48,181 そ そんな…。 85 00:05:48,181 --> 00:05:51,685 でも ここはいいところだ 気に入ったよ。 86 00:05:51,685 --> 00:05:55,021 バ バカア ノンキなことを言ってる場合か! 87 00:05:55,021 --> 00:05:59,326 く… どうやって帰るんだ… これ…。 88 00:06:01,628 --> 00:06:04,464 わ…。 89 00:06:04,464 --> 00:06:06,967 イヤァ~ 雨ぇ~! 90 00:06:06,967 --> 00:06:09,135 家の中へ避難だ! ハッハッハッハッハッ。 91 00:06:09,135 --> 00:06:11,137 おっ? 92 00:06:13,139 --> 00:06:15,308 《しかし これで帝国は➡ 93 00:06:15,308 --> 00:06:17,978 ヘルクの脅威から 解放されたわけだ》 94 00:06:17,978 --> 00:06:20,313 おい 何してるんだい! 95 00:06:20,313 --> 00:06:23,617 《誰が 敵の作った家に入るものか!》 96 00:06:25,652 --> 00:06:27,654 しまっ。 97 00:06:27,654 --> 00:06:30,991 んっ? わぁ 何するんだ 放せ! 98 00:06:30,991 --> 00:06:33,293 くぅ…。 99 00:06:35,495 --> 00:06:38,665 ほい セーフ。 アウト アウト。 100 00:06:38,665 --> 00:06:42,168 お お前 余計なことをするな! 101 00:06:42,168 --> 00:06:45,171 アン… 大丈夫。 102 00:06:45,171 --> 00:06:48,008 何がだ!? ここは 上質な木が➡ 103 00:06:48,008 --> 00:06:51,011 たくさん生えている しっかりとした船を作れば➡ 104 00:06:51,011 --> 00:06:53,346 きっと海も越えられるさ! 105 00:06:53,346 --> 00:06:55,515 2人で協力して 魔界へ帰ろう! 106 00:06:55,515 --> 00:06:58,685 大丈夫だ 絶対帰れる! 107 00:06:58,685 --> 00:07:02,455 だから 最後まで諦めちゃダメだ 一緒に 頑張ろう! 108 00:07:02,455 --> 00:07:04,457 あ… あぁ…。 109 00:07:04,457 --> 00:07:06,793 はっ! 《ああ じゃないだろが! 110 00:07:06,793 --> 00:07:09,796 ダメだろが コイツは帰っちゃダメだろが! 111 00:07:09,796 --> 00:07:11,798 また 振り出しに 戻るじゃないか!》 112 00:07:11,798 --> 00:07:14,801 そんな顔しないで 希望はあるよ。 113 00:07:14,801 --> 00:07:17,971 晴れた。 おっ 早い。 114 00:07:17,971 --> 00:07:20,307 《だが 考えてみれば➡ 115 00:07:20,307 --> 00:07:24,477 コイツ 私を助けようとして ゲートに吸い込まれたのだったな…。 116 00:07:24,477 --> 00:07:28,815 コイツなら あのゲートから 逃げることもできたろうに➡ 117 00:07:28,815 --> 00:07:31,151 なぜ そんなことをしたんだ? 118 00:07:31,151 --> 00:07:33,653 ここに来てからだって そうだ…。 119 00:07:33,653 --> 00:07:37,157 いつでも私を殺すチャンスは あったはずなのに…》 120 00:07:37,157 --> 00:07:41,328 よ~し お腹が空いたから 食べ物を探しに行こうか。 121 00:07:41,328 --> 00:07:43,330 ボク 帰る。 122 00:07:43,330 --> 00:07:45,498 《お前は敵じゃないのか? 123 00:07:45,498 --> 00:07:47,500 ヘルク…》 124 00:07:51,671 --> 00:07:54,174 ふう…。 125 00:07:54,174 --> 00:07:57,510 《翼の兵士が人間という 予想はしていたが…。 126 00:07:57,510 --> 00:08:00,780 まさか 勇者への覚醒とはな…。 127 00:08:00,780 --> 00:08:03,450 そして 空間移動術か。 128 00:08:03,450 --> 00:08:06,453 ヤツらに動きがなかった理由は それだったか…。 129 00:08:06,453 --> 00:08:09,622 ふむ… 気になるな。 130 00:08:09,622 --> 00:08:13,126 これほどの大幅な 術レベルの向上は異常だ…。 131 00:08:13,126 --> 00:08:15,295 それに勇者への覚醒…。 132 00:08:15,295 --> 00:08:17,630 こんな術は聞いたこともない…。 133 00:08:17,630 --> 00:08:20,800 天才術師でも誕生したか? 134 00:08:20,800 --> 00:08:24,304 それとも…》 (ホン)あの アズドラ様。 135 00:08:24,304 --> 00:08:26,306 落ち着いたところで これからのことを➡ 136 00:08:26,306 --> 00:08:28,308 聞かせてもらえませんか? 137 00:08:28,308 --> 00:08:30,810 (アズドラ)む? 決まっているだろう。 138 00:08:30,810 --> 00:08:32,812 ことは一刻を争う。 139 00:08:32,812 --> 00:08:35,482 人間たちが 勇者として成長してしまえば➡ 140 00:08:35,482 --> 00:08:37,984 手のつけようのない 事態になってしまう。 141 00:08:37,984 --> 00:08:40,153 では やはり…。 142 00:08:40,153 --> 00:08:43,656 うむ… ヴァミリオちゃんの捜索だ…。 143 00:08:43,656 --> 00:08:46,659 (ホン)えっ 話の流れ的に➡ 144 00:08:46,659 --> 00:08:49,496 人間の国へ 攻め入ると感じたのですが…。 145 00:08:49,496 --> 00:08:52,665 バカ者 ヴァミリオちゃんのことが 心配で心配で➡ 146 00:08:52,665 --> 00:08:55,001 こんな精神状態じゃ 僕は戦えっこない! 147 00:08:55,001 --> 00:08:58,671 メンタル弱いんだ 人間との戦いに勝つためにも➡ 148 00:08:58,671 --> 00:09:02,108 ヴァミリオちゃんの捜索を 第一優先とするぞ! 149 00:09:02,108 --> 00:09:06,780 しかし… 我々は 魔物討伐や北の防衛戦にも➡ 150 00:09:06,780 --> 00:09:08,782 兵を派遣しております。 151 00:09:08,782 --> 00:09:12,285 今 直面している 人間との戦を考えると…。 152 00:09:12,285 --> 00:09:15,288 満足のいく捜索隊を 編成することは➡ 153 00:09:15,288 --> 00:09:17,290 難しいかと思います。 154 00:09:17,290 --> 00:09:19,292 この広い大陸➡ 155 00:09:19,292 --> 00:09:22,962 ヴァミリオ様を見つけ出すのに 何年かかるか わかりませんよ。 156 00:09:22,962 --> 00:09:26,800 (アズドラ)フフッ 多くの捜索隊は 必要ないのだよ。 157 00:09:26,800 --> 00:09:30,303 (ホン)え? 人探しの術を使う。 158 00:09:30,303 --> 00:09:32,972 (2人)あっ! 人探しの術? 159 00:09:32,972 --> 00:09:34,974 未踏の地を探検する時➡ 160 00:09:34,974 --> 00:09:37,977 安全策の一つとして 編み出した術だ。 161 00:09:37,977 --> 00:09:40,480 だいたいの居場所は これでわかる。 162 00:09:40,480 --> 00:09:43,983 す すごい 本当に なんでもできるんですね。 163 00:09:43,983 --> 00:09:46,820 ですが アズドラ様 それは捜したい相手の➡ 164 00:09:46,820 --> 00:09:49,489 体の一部が必要だったはずでは? 165 00:09:49,489 --> 00:09:52,659 ヴァミリオ様の爪や髪なんて どこに? 166 00:09:52,659 --> 00:09:54,661 はっ! フフッ。 167 00:09:54,661 --> 00:09:58,164 旅立ちの前に髪を切ったことが 吉と出たようだ。 168 00:09:58,164 --> 00:10:01,501 ええ… てことは もしかしてアズドラ様➡ 169 00:10:01,501 --> 00:10:04,003 ヴァミリオ様の髪の毛を持っている…。 170 00:10:04,003 --> 00:10:06,339 ひぇ…。 こらこらこら。 171 00:10:06,339 --> 00:10:08,341 変態扱いするな。 172 00:10:08,341 --> 00:10:12,679 僕は持っていない いただこうとしたら…。 173 00:10:12,679 --> 00:10:15,348 僕ごと 燃やされてしまったよ。 174 00:10:15,348 --> 00:10:17,684 (ホン)いただこうとは したんですね。 175 00:10:17,684 --> 00:10:20,019 では 誰が? 176 00:10:20,019 --> 00:10:22,021 私が持っています。 177 00:10:22,021 --> 00:10:25,859 私の故郷では 大事な人が 遠くへ旅立つ際➡ 178 00:10:25,859 --> 00:10:28,361 無事に戻ってこられるようにと➡ 179 00:10:28,361 --> 00:10:31,197 御髪を大切に持っておく 習慣があるのです。 180 00:10:31,197 --> 00:10:33,867 これで 大丈夫でしょうか? 181 00:10:33,867 --> 00:10:36,870 さすがイスタさん 素晴らしい! 182 00:10:36,870 --> 00:10:39,539 僕とイスタちゃんの扱い違わない? 183 00:10:39,539 --> 00:10:42,375 まあいい 早速 術を使うぞ! 184 00:10:42,375 --> 00:10:44,711 ホン 木像と地図を用意しろ! 185 00:10:44,711 --> 00:10:46,713 (ホン)御意。 186 00:10:46,713 --> 00:10:49,382 (アズドラ)木像に ヴァミリオちゃんの髪をセットし➡ 187 00:10:49,382 --> 00:10:53,052 術を発動…。 188 00:10:53,052 --> 00:10:55,722 地図の上を木像が移動し➡ 189 00:10:55,722 --> 00:10:58,391 立ち止まった場所が➡ 190 00:10:58,391 --> 00:11:01,094 ヴァミリオちゃんがいる場所だ! 191 00:11:05,498 --> 00:11:07,500 どこ!? 192 00:11:07,500 --> 00:11:09,669 (ホン)地図の外じゃないですか! 193 00:11:09,669 --> 00:11:12,005 (アズドラ)おお… もしかして 大陸の外まで➡ 194 00:11:12,005 --> 00:11:14,007 飛ばされちゃったかな? (イスタ)えぇ!? 195 00:11:14,007 --> 00:11:16,009 ど どうするんですか? 196 00:11:16,009 --> 00:11:18,811 (アズドラ)どうしようね…。 えぇ! 197 00:11:23,349 --> 00:11:25,351 《イスタ:ねえ アスタ聞いてる?》 198 00:11:25,351 --> 00:11:27,520 (アスタ)聞いてるよ。 《イスタ:そういうわけだから➡ 199 00:11:27,520 --> 00:11:31,524 お願い 今回は本当に 無茶なことだけはしないで》 200 00:11:31,524 --> 00:11:33,526 (アスタ)うん わかった。 201 00:11:33,526 --> 00:11:35,528 じゃ また連絡するね。 202 00:11:35,528 --> 00:11:37,530 バイバ~イ。 203 00:11:37,530 --> 00:11:39,532 ん… そっかぁ…。 204 00:11:39,532 --> 00:11:42,202 (アスタ)翼の兵士は 人間だったんだね…。 205 00:11:42,202 --> 00:11:44,904 どうりで たくさんいると思った。 206 00:11:47,040 --> 00:11:50,210 おまけにあれ 全部 勇者なんだよね。 207 00:11:50,210 --> 00:11:52,378 なんだよ そりゃ怖すぎる。 208 00:11:52,378 --> 00:11:54,380 けれど➡ 209 00:11:54,380 --> 00:11:56,549 ヴァミリオ様は きっと戻られる。 210 00:11:56,549 --> 00:12:00,653 その時のためにも 有力な情報を できる限り集めないと…。 211 00:12:00,653 --> 00:12:02,989 よし 無茶しよう。 212 00:12:02,989 --> 00:12:06,092 帝国の平和のため 頑張るぞ! 213 00:12:11,331 --> 00:12:13,666 ふぅ…。 214 00:12:13,666 --> 00:12:15,668 ふ…。 215 00:12:15,668 --> 00:12:18,171 頑張って もうすぐ釣れるよ! 216 00:12:18,171 --> 00:12:20,673 あっ ああ… いや…。 217 00:12:20,673 --> 00:12:23,009 釣れないから ため息が出たわけじゃ。 218 00:12:23,009 --> 00:12:25,011 頑張って! ガンバ! 219 00:12:25,011 --> 00:12:27,513 う… ああ…。 220 00:12:27,513 --> 00:12:31,184 《ふぅむ… どうしたものか…。 221 00:12:31,184 --> 00:12:35,355 ヘルクは決勝戦で 翼の兵士と戦うことなく➡ 222 00:12:35,355 --> 00:12:38,024 ヒュラの邪魔をして 敵を庇った。 223 00:12:38,024 --> 00:12:41,194 どう考えても 敵と判断すべきだ。 224 00:12:41,194 --> 00:12:45,031 だが… その後の行動が 私を悩ませる。 225 00:12:45,031 --> 00:12:47,033 なぜ 私を殺さない? 226 00:12:47,033 --> 00:12:49,702 私を助けた…。 227 00:12:49,702 --> 00:12:51,704 私に利用価値があるのか? 228 00:12:51,704 --> 00:12:53,706 それは なんなのだ? 229 00:12:53,706 --> 00:12:55,708 ヤツは味方なのか? 230 00:12:55,708 --> 00:12:58,544 それならば なぜ翼の兵士を庇った…》 231 00:12:58,544 --> 00:13:00,480 クソッ。 232 00:13:00,480 --> 00:13:03,650 このままでは ラチが明かないな…。 233 00:13:03,650 --> 00:13:06,319 頑張って もうすぐ釣れるよ! 234 00:13:06,319 --> 00:13:08,655 《ヘルクに真意を問うか? 235 00:13:08,655 --> 00:13:12,859 いや… それは藪を つつくことかもしれない…》 236 00:13:14,994 --> 00:13:16,996 あっ! 237 00:13:16,996 --> 00:13:19,799 《もし ヤツが敵と わかり戦闘になれば》 238 00:13:21,834 --> 00:13:24,337 《命 残しての 勝利はありえない。 239 00:13:24,337 --> 00:13:28,174 最悪のケースは ヘルクを倒せず敗北すること…。 240 00:13:28,174 --> 00:13:30,176 ヤツは大陸へ戻り➡ 241 00:13:30,176 --> 00:13:32,879 帝国は再び ヘルクの脅威に さらされてしまう…》 242 00:13:34,847 --> 00:13:36,849 《向こうには アズドラだっているんだ。 243 00:13:36,849 --> 00:13:40,687 大っ嫌いだが 条件がそろえば四天王最強…。 244 00:13:40,687 --> 00:13:43,356 頼りにはなる 大っ嫌いだが…。 245 00:13:43,356 --> 00:13:47,360 ならば このうやむやなまま 時間を稼ぐほうが➡ 246 00:13:47,360 --> 00:13:49,696 無難ではないだろうか?》 247 00:13:49,696 --> 00:13:52,031 ふぅむ… どうするべきか…。 248 00:13:52,031 --> 00:13:54,701 引き上げるんだよ! 早くしないと➡ 249 00:13:54,701 --> 00:13:57,036 逃げられちゃうよ ピ~! 250 00:13:57,036 --> 00:14:01,307 はっ! のぉ~ くっ! なんと力強い! 251 00:14:01,307 --> 00:14:04,811 力任せに引いちゃダメだよ 糸が切れちゃうよ! 252 00:14:04,811 --> 00:14:07,146 魚を疲れさせて 引き上げるんだよ! 253 00:14:07,146 --> 00:14:10,983 わっ わかった! 254 00:14:10,983 --> 00:14:14,320 なっ! あんなに小さい体で このパワーだと!? 255 00:14:14,320 --> 00:14:16,489 栄養満点 プランクトン! 256 00:14:16,489 --> 00:14:18,825 ククッ 相手が悪かったな! 257 00:14:18,825 --> 00:14:21,494 私は四天… 運営のアン。 258 00:14:21,494 --> 00:14:23,996 お前ごときに 力負けしたりは! 259 00:14:23,996 --> 00:14:26,165 (2人)はぁ~! 260 00:14:26,165 --> 00:14:28,835 た たしかに ちょっと焦りすぎていた。 261 00:14:28,835 --> 00:14:32,038 悪かった そんな顔をするな! 262 00:14:34,006 --> 00:14:36,008 諦めちゃ ダメだ! 263 00:14:36,008 --> 00:14:38,010 ヘルク…。 264 00:14:40,012 --> 00:14:42,181 コイツ また…。 265 00:14:42,181 --> 00:14:44,384 うおっ! 266 00:14:47,019 --> 00:14:49,522 アン すごいじゃないか。 267 00:14:49,522 --> 00:14:52,191 君が引き当てた魚。 268 00:14:52,191 --> 00:14:54,861 コイツは大物だ。 269 00:14:54,861 --> 00:14:58,364 魚じゃな~い! 270 00:14:58,364 --> 00:15:00,800 なんだそれ どこから連れてきた! 271 00:15:00,800 --> 00:15:02,802 海の底を歩いてたよ。 272 00:15:02,802 --> 00:15:05,972 イヤァ~ それ毒あるよ! 273 00:15:05,972 --> 00:15:07,974 ボク帰る。 274 00:15:07,974 --> 00:15:09,976 おやすみ 気をつけるんだよ。 275 00:15:09,976 --> 00:15:11,978 うん。 276 00:15:11,978 --> 00:15:19,819 ♬~ 277 00:15:19,819 --> 00:15:21,821 んん…。 278 00:15:24,824 --> 00:15:27,160 《昨日は あれこれ考えたが➡ 279 00:15:27,160 --> 00:15:29,996 結局 決断できないまま 寝てしまった…。 280 00:15:29,996 --> 00:15:31,597 どこから 調達してきたのかわからないが➡ 281 00:15:31,597 --> 00:15:31,631 ヘルクはいないのか? (ノック) 282 00:15:31,631 --> 00:15:31,664 すあせん! 自分 途中でペコっちまって! 283 00:15:31,664 --> 00:15:31,697 あれ 自分ちっす! 284 00:15:31,697 --> 00:15:31,764 何してんだ? ボクに任せて。 285 00:15:31,764 --> 00:15:31,798 あぁ…。 286 00:15:31,798 --> 00:15:31,831 え? あ ああ…。 287 00:15:31,831 --> 00:15:31,931 これは 遺跡?