1 00:00:02,002 --> 00:00:05,339 <エリーユの民を救い 再び旅立ったヘルクたちは➡ 2 00:00:05,339 --> 00:00:09,176 ある町で 料理大会に出場し 優勝。 3 00:00:09,176 --> 00:00:14,348 その賞金で 帝国までの地図を手に入れた> 4 00:00:14,348 --> 00:00:18,185 (ヴァミリオ)うむ。 まずは 2つの国の領土を抜けて➡ 5 00:00:18,185 --> 00:00:20,687 この砂漠の町を目指そう。 6 00:00:20,687 --> 00:00:23,190 お客さん 悪いことは言わねえ。 7 00:00:23,190 --> 00:00:28,028 北西… いや 滅びた2つの国の 土地は避けたほうがいい。 8 00:00:28,028 --> 00:00:30,030 なぜだ? 9 00:00:30,030 --> 00:00:32,366 (イーリス)闇の戦士がいるのです。 10 00:00:32,366 --> 00:00:34,368 闇の戦士? 11 00:02:06,326 --> 00:02:10,130 ♬(ピウイ)「ピッピー ピピピ ピーピッピピ」 12 00:02:17,838 --> 00:02:21,508 イーリス様…。 歌のおね~ さん! 13 00:02:21,508 --> 00:02:23,510 《ちゃんじゃない…》 14 00:02:23,510 --> 00:02:25,679 (イーリス)友達に会えたようね。 15 00:02:25,679 --> 00:02:27,681 よかった。 うん! 16 00:02:27,681 --> 00:02:30,183 その闇の戦士っていうのは なんだ? 17 00:02:30,183 --> 00:02:33,687 2つの国があった土地を はいかいする戦士です。 18 00:02:33,687 --> 00:02:36,356 遭遇すれば 生きては帰れません。 19 00:02:36,356 --> 00:02:40,027 死にたくなければ 遠回りすることをオススメします。 20 00:02:40,027 --> 00:02:42,362 ふむ…。 (ヘルク)遠回りとなると➡ 21 00:02:42,362 --> 00:02:45,032 相当タイムロスになるな。 うむ…。 22 00:02:45,032 --> 00:02:47,200 アン。 わかっている。 23 00:02:47,200 --> 00:02:49,202 忠告ありがとう。 24 00:02:49,202 --> 00:02:52,372 だが 私たちは 急がなければならないんだ。 25 00:02:52,372 --> 00:02:55,876 そう…。 いや お客さん。 26 00:02:55,876 --> 00:02:58,211 命落としちゃ お終いですぜ。 27 00:02:58,211 --> 00:03:01,815 大丈夫 私たちは そう簡単にはやられない。 28 00:03:01,815 --> 00:03:03,817 地図をありがとう…。 29 00:03:03,817 --> 00:03:05,819 じゃあ行こう。 30 00:03:05,819 --> 00:03:08,655 バイバーイ。 ピウイちゃん。 31 00:03:08,655 --> 00:03:10,857 なあに? 32 00:03:14,661 --> 00:03:16,830 ピウイ 何してる 行くぞ。 33 00:03:16,830 --> 00:03:19,132 うん バイバーイ! 34 00:03:21,168 --> 00:03:23,170 いいんですか? 35 00:03:23,170 --> 00:03:26,073 あの旅人ら 死んじまいますぜ…。 36 00:03:32,345 --> 00:03:34,681 ここが滅びた王国跡か…。 37 00:03:34,681 --> 00:03:38,018 さっきから ずっと 街の跡が続いているな。 38 00:03:38,018 --> 00:03:41,354 うむ 人も かなり住んでいたんだろうな…。 39 00:03:41,354 --> 00:03:43,523 《この様子から 相当➡ 40 00:03:43,523 --> 00:03:46,359 激しい戦だったことが うかがえる。 41 00:03:46,359 --> 00:03:48,662 多くの命が失われたのだろうな》 42 00:03:53,700 --> 00:03:55,702 ピッ ピッ! 43 00:03:55,702 --> 00:03:58,538 ピ…。 44 00:03:58,538 --> 00:04:00,540 ピッ! 45 00:04:02,642 --> 00:04:06,813 《な なんだ… この不気味な感覚は…。 46 00:04:06,813 --> 00:04:09,516 まさか 闇の戦士?》 47 00:04:27,667 --> 00:04:29,669 ここから離れるぞ! 48 00:04:29,669 --> 00:04:31,671 あれは何か ヤバい! ピュイ! 49 00:04:36,176 --> 00:04:40,013 な…。 《コイツ 一瞬で距離を詰めた!?》 50 00:04:40,013 --> 00:04:42,015 ぐ… ぐっ! 51 00:04:42,015 --> 00:04:44,518 ふっ! 52 00:04:44,518 --> 00:04:46,686 ヘルク? 大丈夫か? 53 00:04:46,686 --> 00:04:49,356 あ ああ… ありがとう。 54 00:04:49,356 --> 00:04:51,358 《危なかった…。 55 00:04:51,358 --> 00:04:53,860 ヘルクの顔に 術を放つところだった…。 56 00:04:53,860 --> 00:04:55,862 しかし なんだ今のは…。 57 00:04:55,862 --> 00:04:58,698 あの距離を一瞬で詰めてきた…。 58 00:04:58,698 --> 00:05:01,801 それに この嫌な感覚…。 59 00:05:01,801 --> 00:05:04,971 トースマン王が 変身したときと似ている…》 60 00:05:04,971 --> 00:05:06,973 アン。 61 00:05:06,973 --> 00:05:10,143 ピウイを連れて ここから離れるんだ。 62 00:05:10,143 --> 00:05:12,646 ヤツから逃げるのは難しい。 63 00:05:12,646 --> 00:05:15,148 ここは俺が引き受ける。 64 00:05:15,148 --> 00:05:17,651 わかった… だが無茶はするな。 65 00:05:17,651 --> 00:05:19,653 アイツは普通じゃない。 66 00:05:19,653 --> 00:05:21,822 ピウイを遠ざけたら すぐに加勢に戻る。 67 00:05:21,822 --> 00:05:24,491 ああ! 来い ピウイ! 68 00:05:24,491 --> 00:05:26,660 うん! ゴフ… ん…。 69 00:05:26,660 --> 00:05:28,662 ごめんなさい…。 もう! 70 00:05:28,662 --> 00:05:40,173 ♬~ 71 00:05:40,173 --> 00:05:44,177 強い あのヘルクに傷を負わせた? 72 00:05:44,177 --> 00:05:46,680 間違いない あの娘が言っていた➡ 73 00:05:46,680 --> 00:05:48,849 闇の戦士とは アイツのことだ。 74 00:05:48,849 --> 00:05:50,851 《武具の差はあれど➡ 75 00:05:50,851 --> 00:05:54,688 まさかヘルクと ここまで戦える者が こんな地にいたとは…。 76 00:05:54,688 --> 00:05:57,023 いや 強さだけではない。 77 00:05:57,023 --> 00:06:01,127 あの戦士から感じる この不気味な力は いったい…。 78 00:06:01,127 --> 00:06:03,129 戦士を取り巻く影➡ 79 00:06:03,129 --> 00:06:05,465 瞬時に移動する能力➡ 80 00:06:05,465 --> 00:06:07,968 これまで いろんな敵と戦ってきたが➡ 81 00:06:07,968 --> 00:06:09,970 あんなヤツは初めてだ…》 82 00:06:09,970 --> 00:06:13,306 クソッ! トースマン王のときと同じだ…。 83 00:06:13,306 --> 00:06:15,308 不安でじっとしていられない。 84 00:06:15,308 --> 00:06:17,310 早く加勢に行かなければ…。 85 00:06:17,310 --> 00:06:20,146 ピッ! んっ? 86 00:06:20,146 --> 00:06:23,149 んっ! なっ 剣を折っただと!? 87 00:06:23,149 --> 00:06:25,151 どんな拳だ!? 88 00:06:25,151 --> 00:06:28,154 《よし これでヤツの力は半減した! 89 00:06:28,154 --> 00:06:31,324 これならすぐに決着が… む…。 90 00:06:31,324 --> 00:06:34,527 なんだ? 折れた剣に 影が集まっている…》 91 00:06:37,330 --> 00:06:39,499 《なに! 剣が復活した!? 92 00:06:39,499 --> 00:06:41,501 なんだ あの剣は…。 93 00:06:41,501 --> 00:06:44,838 瞬時に復元できる武器なんて 聞いたこともないぞ…》 94 00:06:44,838 --> 00:06:46,840 ふっ! 95 00:06:50,010 --> 00:06:53,179 ピウイ ここに隠れていろ。 96 00:06:53,179 --> 00:06:55,849 アンちゃん…。 心配するな。 97 00:06:55,849 --> 00:06:58,184 すぐ戻る! うん…。 98 00:06:58,184 --> 00:07:00,620 《ヘルクの攻撃を 何発も受けているはずなのに➡ 99 00:07:00,620 --> 00:07:02,956 まったく倒れる気配がない。 100 00:07:02,956 --> 00:07:06,293 ヤツは力 瞬発力 体力に加え➡ 101 00:07:06,293 --> 00:07:08,962 かなり高い防御力を持っている。 102 00:07:08,962 --> 00:07:12,632 もしかしたら 超回復力もあるのかもしれない。 103 00:07:12,632 --> 00:07:14,968 中途半端な攻撃ではダメだ。 104 00:07:14,968 --> 00:07:18,972 強力な一撃を喰らわせなければ ヤツは倒せない…》 105 00:07:18,972 --> 00:07:20,974 ならば これで! 106 00:07:20,974 --> 00:07:22,976 離れろ ヘルク! 107 00:07:31,651 --> 00:07:36,656 クソッ 並の新世界生物なら 一撃で倒せるんだぞ…。 108 00:07:36,656 --> 00:07:40,160 まるで効いてないじゃないか! 109 00:07:40,160 --> 00:07:42,662 だが 隙はできた。 110 00:07:42,662 --> 00:07:46,499 悪いな 先を急いでるんだ。 111 00:07:46,499 --> 00:07:49,302 これ以上 邪魔をしないでくれ! 112 00:07:52,339 --> 00:07:55,342 く… なんて力だ…。 113 00:08:13,460 --> 00:08:15,462 ヘルク! 114 00:08:20,133 --> 00:08:22,535 ふっ! 115 00:08:28,308 --> 00:08:31,311 ぐ…。 ヘルク! 116 00:08:31,311 --> 00:08:33,313 ふん! 117 00:08:33,313 --> 00:08:35,482 ヘルクの動きが鈍い…。 118 00:08:35,482 --> 00:08:37,484 傷が深いんだ…。 119 00:08:37,484 --> 00:08:40,320 はあ! 120 00:08:40,320 --> 00:08:42,489 なぜだ… なぜヤツは➡ 121 00:08:42,489 --> 00:08:45,325 あれだけの攻撃を受けて 平気でいられる…。 122 00:08:45,325 --> 00:08:47,527 んっ! 123 00:08:54,667 --> 00:08:58,671 く… お前… いいかげんにしろ! 124 00:09:03,943 --> 00:09:06,780 く…。 《おそらく特殊な術➡ 125 00:09:06,780 --> 00:09:09,449 アズドラの秘術のようなものが かけられている。 126 00:09:09,449 --> 00:09:13,286 術者がわからない以上 解くこともできない…。 127 00:09:13,286 --> 00:09:16,122 ここは なんとかして 術の効果範囲外まで➡ 128 00:09:16,122 --> 00:09:18,625 逃げるしかない。 大丈夫…。 129 00:09:18,625 --> 00:09:21,327 ヘルクと私の力があれば 逃げきれ…》 130 00:09:26,966 --> 00:09:31,137 おい 仲間に手を出すな…。 131 00:09:31,137 --> 00:09:34,541 お前の相手は 俺だ! 132 00:09:36,643 --> 00:09:38,812 ヘルク… はっ! 133 00:09:38,812 --> 00:09:40,814 んん! 134 00:09:44,984 --> 00:09:46,986 んん~! 135 00:09:49,489 --> 00:09:52,659 ⦅魔女:あのヘルクという男だ。 136 00:09:52,659 --> 00:09:57,997 あれはお前が思っている以上に 危険な存在だぞ。 137 00:09:57,997 --> 00:10:00,333 今は大丈夫。 138 00:10:00,333 --> 00:10:03,503 ヤツはお前の 強い味方となるだろう。 139 00:10:03,503 --> 00:10:07,173 だが いつまでも そうとは限らない…。 140 00:10:07,173 --> 00:10:11,010 あの男の内には 負の感情が渦巻いている。 141 00:10:11,010 --> 00:10:13,012 進む先は闇…。 142 00:10:13,012 --> 00:10:16,683 希望なき 目的の果てに残るものは何か…。 143 00:10:16,683 --> 00:10:20,520 ゆめゆめ忘れるな。 お前の連れている男は➡ 144 00:10:20,520 --> 00:10:25,525 大きな災いを招く可能性を 秘めているということを…。 145 00:10:25,525 --> 00:10:29,028 正しい選択を…⦆ 146 00:10:29,028 --> 00:10:33,032 はっ! もういいヘルク! 逃げるんだ! 147 00:10:33,032 --> 00:10:35,034 そいつは倒せない! 148 00:10:35,034 --> 00:10:37,537 もう戦うな もう力を使うな! 149 00:10:37,537 --> 00:10:40,540 聞こえないのか!? ヘルク! 150 00:10:40,540 --> 00:10:43,543 ヘルク~! 151 00:10:43,543 --> 00:10:47,380 ♬「ピー ピピピピ ピーピー」 152 00:10:47,380 --> 00:10:50,884 ♬「ピーピーピイ ピーピー」 153 00:10:50,884 --> 00:10:53,720 ♬「ピー ピピピピ ピーピー」 154 00:10:53,720 --> 00:10:55,889 な… ピウイ! 155 00:10:55,889 --> 00:10:59,392 何しているんだ!? アンちゃん! 156 00:10:59,392 --> 00:11:02,829 待っていろと言っただろうが! ピエ…。 157 00:11:02,829 --> 00:11:05,665 ♬「ピョエーピピ ピョエ ピーピー」 158 00:11:05,665 --> 00:11:07,667 ピョエーじゃない! バカ! 159 00:11:07,667 --> 00:11:10,169 ええい… とにかく そこらへんに隠れて…。 160 00:11:10,169 --> 00:11:12,172 ん…。 161 00:11:12,172 --> 00:11:19,178 ♬(ピウイの歌) 162 00:11:19,178 --> 00:11:21,381 殺気が消えた…。 163 00:11:38,031 --> 00:11:40,700 なぜ闇の戦士の動きが止まった…。 164 00:11:40,700 --> 00:11:44,704 歌のおね~さんが ヤバくなったら歌えって! 165 00:11:44,704 --> 00:11:47,707 ま まさか… ピウイの歌で!? 166 00:11:47,707 --> 00:11:49,709 ここまで遠かった! 167 00:11:49,709 --> 00:11:51,878 なっ! だとしたら 私が➡ 168 00:11:51,878 --> 00:11:54,180 状況を悪化させてしまったんじゃ ないのか!? 169 00:12:00,486 --> 00:12:02,488 ヘルク 大丈夫か? 170 00:12:02,488 --> 00:12:06,326 ああ 大丈夫だ 少し取り乱した。 171 00:12:06,326 --> 00:12:08,494 バカ 少しどころじゃない。 172 00:12:08,494 --> 00:12:10,496 あまり心配させるな。 173 00:12:10,496 --> 00:12:12,599 ああ すまない。 174 00:12:14,834 --> 00:12:18,004 傷は大丈夫か? すぐ止血してやるからな。 175 00:12:18,004 --> 00:12:22,108 待っていろ。 ありがとう でも大丈夫。 176 00:12:24,344 --> 00:12:26,679 ふん! 177 00:12:26,679 --> 00:12:28,681 なんだそれ!? 178 00:12:28,681 --> 00:12:32,185 超回復状態 しばらくすれば傷はふさがる。 179 00:12:32,185 --> 00:12:34,187 ピョエー すごい! 180 00:12:39,025 --> 00:12:41,361 傷が治っていない…。 181 00:12:41,361 --> 00:12:44,697 アン 後を追ってもいいだろうか? 182 00:12:44,697 --> 00:12:46,699 ヘルク…。 183 00:12:46,699 --> 00:13:15,495 ♬~ 184 00:13:15,495 --> 00:13:17,497 何があるか わからないから➡ 185 00:13:17,497 --> 00:13:20,166 一応 油断はするなよ。 ああ…。 186 00:13:20,166 --> 00:13:23,002 ピエ… ピッピ! 187 00:13:23,002 --> 00:13:29,342 ♬~ 188 00:13:29,342 --> 00:13:32,512 これは… 戦の犠牲者か…。 189 00:13:32,512 --> 00:13:34,514 は…。 190 00:13:37,850 --> 00:13:40,853 誰もが 平和を望んでいた…。 191 00:13:40,853 --> 00:13:44,190 誰もが戦争に反対だった…。 192 00:13:44,190 --> 00:13:46,859 《コイツ 言葉を…》 193 00:13:46,859 --> 00:13:49,362 だが 家族を殺され➡ 194 00:13:49,362 --> 00:13:51,698 友を殺されると➡ 195 00:13:51,698 --> 00:13:54,701 次第に敵国に対し恨みを…。 196 00:13:54,701 --> 00:13:56,703 憎しみを抱き始め➡ 197 00:13:56,703 --> 00:14:02,141 やがて 戦争に異を唱える者は いなくなっていった…。 198 00:14:02,141 --> 00:14:04,477 負の連鎖は続いた…。 199 00:14:04,477 --> 00:14:07,146 日ごとに戦争の規模は拡大し➡ 200 00:14:07,146 --> 00:14:10,983 生まれた怒りは この地に眠る禁呪➡ 201 00:14:10,983 --> 00:14:14,320 「闇の呪法」の封印を 解いてしまった…。 202 00:14:14,320 --> 00:14:18,825 それが 破滅の始まりだった…。 203 00:14:18,825 --> 00:14:24,163 闇の呪法により 強大な力を 手に入れた王国の兵士たちは➡ 204 00:14:24,163 --> 00:14:26,165 徐々に理性を失い➡ 205 00:14:26,165 --> 00:14:31,003 おぞましい姿へと変貌し 無差別に殺りくを始めた…。 206 00:14:31,003 --> 00:14:36,008 闇の呪法は 2つの国の戦争を終わらせたが➡ 207 00:14:36,008 --> 00:14:38,344 同時に破滅をも もたらした…。 208 00:14:38,344 --> 00:14:44,016 荒れ狂う化け物 闇の呪法から逃れた者たちは➡ 209 00:14:44,016 --> 00:14:46,352 生き延びようと必死に抵抗した。 210 00:14:46,352 --> 00:14:51,858 だが 闇の力の前には ただただ無力だった…。 211 00:14:51,858 --> 00:14:54,360 活路はひとつしかなかった。 212 00:14:54,360 --> 00:14:57,530 新たな化け物を 生み出す危険はあったが➡ 213 00:14:57,530 --> 00:15:03,302 ヤツらと同じ闇の力に頼る以外は 方法はなかった…。 214 00:15:03,302 --> 00:15:05,304 皆を救いたかった。 215 00:15:05,304 --> 00:15:08,808 この身が滅びようとも 助けたい人がいた…。 216 00:15:08,808 --> 00:15:13,813 その想いだけが 俺の理性をつなぎとめていた…。 217 00:15:13,813 --> 00:15:16,983 しかし…。 218 00:15:16,983 --> 00:15:18,985 ⦅やめろ~!⦆ 219 00:15:18,985 --> 00:15:24,991 《そうか… コイツは 仲間を守るため闇の戦士に…》 220 00:15:24,991 --> 00:15:28,327 闇の呪法に負けないと 約束したのに…。 221 00:15:28,327 --> 00:15:33,032 必ず守ると約束したのに このザマだ…。 222 00:15:35,001 --> 00:15:39,839 結局 俺は… 誰も救えなかった。 223 00:15:39,839 --> 00:15:42,842 戦士よ 夢うつつに➡ 224 00:15:42,842 --> 00:15:46,179 お前たちと戦ったことを 覚えている…。 225 00:15:46,179 --> 00:15:48,181 強いんだな。 226 00:15:48,181 --> 00:15:51,017 おかげで 理性を取り戻すことができた。 227 00:15:51,017 --> 00:15:54,187 礼を言う。 228 00:15:54,187 --> 00:15:57,523 お お前… 体が…。 229 00:15:57,523 --> 00:16:00,626 肉体は とうの昔に滅んでいた。 230 00:16:00,626 --> 00:16:06,299 闇の呪法から解放された今 体は もうじき朽ち果てる。 231 00:16:06,299 --> 00:16:08,301 なに? 232 00:16:10,303 --> 00:16:12,805 ああ そうか お前も…。 233 00:16:15,808 --> 00:16:17,977 いい武器を持っているじゃないか。 234 00:16:17,977 --> 00:16:21,481 まさかそんなものが 存在していたとはな…。 235 00:16:21,481 --> 00:16:23,482 んっ? 236 00:16:23,482 --> 00:16:27,486 だが それは お前が持つべきじゃないだろう? 237 00:16:27,486 --> 00:16:29,489 これを持っていけ。 238 00:16:31,490 --> 00:16:33,492 詫びと礼だ…。 239 00:16:33,492 --> 00:16:36,829 多少呪われているが お前なら使えるだろう。 240 00:16:36,829 --> 00:16:39,332 呪い…。 241 00:16:39,332 --> 00:16:42,668 この先 お前が迎える戦いの中で➡ 242 00:16:42,668 --> 00:16:45,838 きっと役に立つ 使ってくれ。 243 00:16:45,838 --> 00:16:49,842 うん すまない。 ありがとう…。 244 00:16:49,842 --> 00:16:52,511 俺のような道を歩むなよ。 245 00:16:52,511 --> 00:16:54,614 健闘を祈る。 246 00:16:58,351 --> 00:17:01,287 そろそろの ようだな…。 247 00:17:01,287 --> 00:17:05,124 最後にひとつ 頼みを聞いてくれないか…。 248 00:17:05,124 --> 00:17:07,126 なんだい? 249 00:17:07,126 --> 00:17:11,130 さっきの歌を… 聴かせてくれないか? 250 00:17:11,130 --> 00:17:13,132 好きな歌だったんだ…。 251 00:17:15,635 --> 00:17:19,305 ピウイ 歌えるか? うん! 252 00:17:19,305 --> 00:17:23,476 す~。 (イーリス)ピウイちゃん 歌は私が歌うわ。 253 00:17:23,476 --> 00:17:26,078 歌のおね~さん! 254 00:17:28,648 --> 00:17:31,484 気になって あとを追いかけてきたんです。 255 00:17:31,484 --> 00:17:33,486 (イーリス)お強いのですね。 256 00:17:33,486 --> 00:17:37,323 まさか 彼を 救ってくれる人がいたなんて…。 257 00:17:37,323 --> 00:17:39,525 え…。 258 00:17:50,169 --> 00:17:52,572 まさか…。 259 00:18:05,618 --> 00:18:09,121 アウギス… アウギスお兄ちゃん…。 260 00:18:09,121 --> 00:18:13,125 私よ わかる? イーリスよ…。 261 00:18:13,125 --> 00:18:15,628 し 信じられない…。 262 00:18:15,628 --> 00:18:18,631 いったい どうやって…。 263 00:18:18,631 --> 00:18:20,633 覚えていない? 264 00:18:20,633 --> 00:18:22,969 お兄ちゃんが 助けてくれたんだよ。 265 00:18:22,969 --> 00:18:25,972 俺が? 266 00:18:25,972 --> 00:18:28,975 ⦅キャー! ガアー! 267 00:18:28,975 --> 00:18:30,977 ヤメロー!⦆ 268 00:18:30,977 --> 00:18:33,980 (イーリス)闇の呪法に 意識を奪われてしまったけど➡ 269 00:18:33,980 --> 00:18:37,083 お兄ちゃんは 私を守ってくれたんだよ。 270 00:18:39,986 --> 00:18:41,988 私だけじゃない。 271 00:18:41,988 --> 00:18:45,491 お兄ちゃんのおかげで たくさんの人が救われたんだよ。 272 00:18:45,491 --> 00:18:48,828 そうか… 俺は みんなを…。 273 00:18:48,828 --> 00:18:51,030 うん うん…。 274 00:18:53,165 --> 00:18:56,836 ごめんね ずっと助けてあげられなくて…。 275 00:18:56,836 --> 00:18:59,005 ごめんね…。 276 00:18:59,005 --> 00:19:03,109 いや イーリス 君が無事でよかった…。 277 00:19:05,277 --> 00:19:08,280 (アウギス)本当に…。 278 00:19:08,280 --> 00:19:10,616 アン ピウイ 行こう。 279 00:19:10,616 --> 00:19:13,019 ピッ! ああ。 280 00:19:18,124 --> 00:19:32,638 ♬(イーリスの歌) 281 00:21:11,837 --> 00:21:14,340 次の街までは だいぶあるみたいだね。 282 00:21:14,340 --> 00:21:17,176 うむ 今夜は野宿かもな。 283 00:21:17,176 --> 00:21:20,379 あの2人 再会できて本当に良かったね。 284 00:21:22,848 --> 00:21:27,186 アンちゃん ヘルク 見て~! (ヘルク/ヴァミリオ)んっ? 285 00:21:27,186 --> 00:21:30,022 ここにも街があったようだな。 286 00:21:30,022 --> 00:21:34,026 じゃあ レンガから落ちたら負けゲームね! 287 00:21:34,026 --> 00:21:37,196 じゃあって なんだ? あそこの木まで競走! 288 00:21:37,196 --> 00:21:41,033 却下。 危険な生物が 潜んでいるかもしれないんだぞ。 289 00:21:41,033 --> 00:21:43,869 もっと警戒しながら 進まないとダメだろうが。 290 00:21:43,869 --> 00:21:46,038 よ~し! よ~し じゃない! 291 00:21:46,038 --> 00:21:48,541 体力温存しないと ダメだろが! 292 00:21:48,541 --> 00:21:51,544 位置について! つくな! 293 00:21:51,544 --> 00:21:53,712 ダメだぞ ダメだからな! 294 00:21:53,712 --> 00:21:55,714 よ~い ど~ん! 295 00:21:55,714 --> 00:21:58,117 ふぬ! やるからには本気でいく! 296 00:22:00,820 --> 00:22:03,656 な… あの荷物 あの巨体! 297 00:22:03,656 --> 00:22:06,325 それでいて なぜあんな軽やかに動けるのか!? 298 00:22:06,325 --> 00:22:08,828 く… もう何回も 同じこと言っているが➡ 299 00:22:08,828 --> 00:22:12,164 もう一度 言いたい! やはり ただ者じゃない! 300 00:22:12,164 --> 00:22:14,166 (ピウイ)ピュエー! んっ? 301 00:22:16,168 --> 00:22:18,504 ピィー。 クッフフ…。 302 00:22:18,504 --> 00:22:21,173 どうやら 足場の選択を 誤ったようだな! 303 00:22:21,173 --> 00:22:23,175 お前の負けだ~! 304 00:22:23,175 --> 00:22:26,178 まだ負けてないも~ん! んっ? 305 00:22:26,178 --> 00:22:30,015 ピイ ピョエー。 306 00:22:30,015 --> 00:22:33,018 おお… なんだと! 307 00:22:33,018 --> 00:22:35,187 お前 やっぱり鳥だろ! 308 00:22:35,187 --> 00:22:38,691 鳥じゃないも~ん ピウイだも~ん! 309 00:22:38,691 --> 00:22:41,861 わああ! また喰われそうになってるぞ~! 310 00:22:41,861 --> 00:22:43,862 <油断大敵。 311 00:22:43,862 --> 00:22:47,566 旅をするときは 細心の注意を払おう!>