1 00:00:06,534 --> 00:00:11,767 圧倒的なタウロンでの勝利 風は確実に我が方へ吹いている 2 00:00:12,334 --> 00:00:14,901 この勢いに乗り これより我らは 3 00:00:15,300 --> 00:00:19,601 銀の種族の母星コドモスを含む 星系アルタへ向かう 4 00:00:20,267 --> 00:00:24,434 各艦隊は星系全域の ターミナル・プラネットに進軍 5 00:00:24,934 --> 00:00:27,534 虱潰しにその制圧を行う 6 00:00:28,334 --> 00:00:33,734 あの勝利を手放しで喜ぶとは… 羨むばかりの愚かさだ 7 00:00:34,067 --> 00:00:40,868 遠く煌めく星に幾度もあたしは願う 8 00:00:41,100 --> 00:00:46,901 彷徨える鼓動 gravitation 惹かれ合う story 9 00:01:00,634 --> 00:01:07,267 始まりはいつから 終わりは何人知らず 10 00:01:07,501 --> 00:01:13,400 まやかしでも幻でもなく 逆らえぬ流れ 11 00:01:14,567 --> 00:01:16,434 (暗い) 12 00:01:16,534 --> 00:01:19,901 闇に住みし魔物 13 00:01:21,534 --> 00:01:23,200 (Blight) 14 00:01:23,434 --> 00:01:26,834 容易く呑み込まれぬようにあたしは 15 00:01:26,901 --> 00:01:28,567 (英雄を求む) 16 00:01:28,634 --> 00:01:31,100 目覚めあるがまま 17 00:01:31,434 --> 00:01:39,901 在りし夢に 争いは付き物と神が云うなら 18 00:01:39,968 --> 00:01:45,033 この身切り裂いてでも looking for 19 00:01:45,167 --> 00:01:53,367 花を胸に 動き出した鼓動は誰にも can't stop 20 00:01:53,834 --> 00:01:57,767 触れ合うが運命(さだめ) 21 00:02:05,868 --> 00:02:10,534 評議会及び連合艦隊司令部 満場一致の決定により 22 00:02:10,968 --> 00:02:13,767 アルゴノートへ名誉ある作戦を命ずる 23 00:02:14,267 --> 00:02:18,767 勝利を確実なものとするため ノドスとともにスターウェーを外れ 24 00:02:19,300 --> 00:02:22,467 敵の背後より惑星コドモスへ攻め込め 25 00:02:23,968 --> 00:02:28,801 貴鑑であれば難しい話ではなかろう 健闘を祈る 26 00:02:29,934 --> 00:02:30,868 卑劣な 27 00:02:30,934 --> 00:02:35,767 アルゴノートがなし遂げた功績を 逆手にとって あえて無謀な指令を… 28 00:02:35,868 --> 00:02:38,934 それだけ我々を恐れているということだ 29 00:02:39,400 --> 00:02:43,300 この船と姫様を中心に 艦隊が結束することをな 30 00:02:43,634 --> 00:02:47,501 受け入れる必要はありませんぞ 単なる腹いせに過ぎません 31 00:02:48,267 --> 00:02:49,501 いかがなさいますか? 32 00:02:50,200 --> 00:02:51,400 引き受けましょう 33 00:02:51,567 --> 00:02:52,367 あ… 34 00:02:52,567 --> 00:02:53,167 あっ…! 35 00:02:54,033 --> 00:02:59,434 わたくし達がこの役目を引き受ければ 互いの犠牲を減らすことが出来るでしょう 36 00:03:00,000 --> 00:03:05,300 その方が 陛下の無謀な突進の犠牲に されることもありませんしな 37 00:03:05,501 --> 00:03:06,434 確かに 38 00:03:07,534 --> 00:03:12,434 エイジ あなたにまた辛い戦いを お願いしなければなりません 39 00:03:12,901 --> 00:03:15,534 大丈夫! イオラオスがいるし 40 00:03:15,868 --> 00:03:19,467 ふ… 非力ながら出来る限りの援護はしよう 41 00:03:20,200 --> 00:03:21,000 互いに力を合わせて… 42 00:03:21,067 --> 00:03:22,734 迷子になったら連れて帰って 43 00:03:22,801 --> 00:03:25,467 ん… 私はお前の保護者か? 44 00:03:25,534 --> 00:03:25,734 うふっ… 45 00:03:25,801 --> 00:03:27,701 はっはっはっはっは… 46 00:03:28,300 --> 00:03:29,300 メヒタカは? 47 00:03:32,067 --> 00:03:34,701 僕もこの船に居て良いですか? 48 00:03:35,033 --> 00:03:35,701 あっ… 49 00:03:35,968 --> 00:03:36,834 あっ…! 50 00:03:37,667 --> 00:03:41,667 なるべく戦いたくないし 銀の種族のことも 51 00:03:41,901 --> 00:03:45,801 あなた方の役に立つようなことは 何も知らないけれど… 52 00:03:46,267 --> 00:03:52,200 あなた方が負ければ僕の種族も 滅ぼされるかもしれない だから… 53 00:03:52,367 --> 00:03:58,934 えぇ… わたくしの名において ポレ族の英雄の望む通りに致しましょう 54 00:03:59,334 --> 00:04:03,200 あぁ…あ… ありがとう 55 00:04:03,701 --> 00:04:04,734 あっ… 56 00:04:05,234 --> 00:04:08,601 では直ちに出発の用意を整えましょう 57 00:04:09,100 --> 00:04:11,234 この艦でなければ出来ぬことだ 58 00:04:11,300 --> 00:04:15,934 評議会と司令部に 我々の力を見せつけてやるとしよう 59 00:04:25,133 --> 00:04:28,133 こちらは間もなく敵の生存権域に入る 60 00:04:28,667 --> 00:04:31,434 リアルタイムで交信できるのは これが最後だ 61 00:04:31,834 --> 00:04:35,501 相変わらずだな お前も お前のクルーも 62 00:04:36,234 --> 00:04:38,501 貧乏くじはいつものことだ 63 00:04:38,734 --> 00:04:41,133 姫様の導きの下ならば 64 00:04:41,367 --> 00:04:46,434 たとえスターウェーを外れようと 愚か者の下にいるよりよほど心強い 65 00:04:46,701 --> 00:04:49,634 ふっ… こちらも信じているぞ 66 00:04:49,934 --> 00:04:53,734 いずれまたディアネイラ王女の指揮下に 入れることを 67 00:04:54,100 --> 00:04:57,100 艦隊再編は機を見て必ず行う 68 00:04:57,467 --> 00:05:02,067 油断するなよ ここまで大過なく 来ていること自体どこかおかしい 69 00:05:02,734 --> 00:05:05,834 だが… どの道進むより術はない 70 00:05:06,067 --> 00:05:09,033 うむ… 武運を祈る 71 00:05:12,300 --> 00:05:13,267 お見舞い? 72 00:05:14,801 --> 00:05:17,868 皆 回復が早い 礼を言う アネーシャ 73 00:05:17,934 --> 00:05:20,501 それほどひどい負傷者はいなかったわ 74 00:05:20,601 --> 00:05:22,701 治癒も私だけの力じゃないし 75 00:05:23,400 --> 00:05:28,067 この先の戦いではお前のその力が 無くてはならないものになる 76 00:05:28,400 --> 00:05:32,067 だからといって 無茶なことは しないで欲しいわ 77 00:05:32,801 --> 00:05:36,734 私の力が及ばない場合だって… あるのよ… 78 00:05:37,167 --> 00:05:37,968 ん… 79 00:05:39,400 --> 00:05:41,934 約束 忘れてないわよね 80 00:05:42,200 --> 00:05:45,167 ん… 騎士に二言は無い 81 00:05:45,767 --> 00:05:46,901 信じておくわ 82 00:05:47,167 --> 00:05:48,234 うん 83 00:05:49,434 --> 00:05:52,968 あ… ん… うふふっ 84 00:05:57,167 --> 00:06:00,701 僕の種族がどうなるか エイジは知ってる? 85 00:06:00,968 --> 00:06:02,300 ううん 知らない 86 00:06:03,200 --> 00:06:03,901 そう… 87 00:06:04,334 --> 00:06:06,534 でもお父さん達が言ってた 88 00:06:06,634 --> 00:06:09,400 みんなで見つけないと 未来には行けないって 89 00:06:11,200 --> 00:06:16,934 メヒタカも メヒタカのお父さんや お母さんも ふふっ みんなで 90 00:06:21,968 --> 00:06:25,601 銀の種族の母星 コドモスの獲得… 91 00:06:26,234 --> 00:06:30,200 12の契約がまた一つ実現しようと している… 92 00:06:30,968 --> 00:06:36,100 契約を通して黄金の種族はどのような 真意を伝えようとしたのか… 93 00:06:36,868 --> 00:06:42,200 ともにノドスの契約を持つ銀の種族のことさえ 多くを知らないままに 94 00:06:43,400 --> 00:06:45,968 これほどの戦いが始まってしまった 95 00:06:47,033 --> 00:06:49,968 知りたい… あなたが信じる未来を… 96 00:06:51,534 --> 00:06:52,267 エイジ… 97 00:06:59,334 --> 00:07:00,200 何故 98 00:07:07,701 --> 00:07:13,400 ぉぉぉおおお…! 99 00:07:26,033 --> 00:07:27,200 なぜ… 100 00:07:28,033 --> 00:07:31,701 我らを導く ことをやめた… 101 00:07:39,133 --> 00:07:42,667 今 ロム・ローの感情が委ねられました 102 00:07:44,133 --> 00:07:49,667 五人目のノドスの獲得に敗れ… 惑星オロンへの道を失い 103 00:07:49,968 --> 00:07:54,534 そして 最後の黄金の種族が 彼の目の前で去った 104 00:07:56,434 --> 00:07:59,367 彼もまた 向き合おうとはしない… 105 00:07:59,434 --> 00:08:01,701 何にでしょうか プロメ様 106 00:08:02,801 --> 00:08:10,300 黄金の種族が去り… 彼らに代わる存在と ならねばならないことへの… 不安 恐れ 107 00:08:11,000 --> 00:08:16,167 それが鉄の種族を滅ぼそうとする意志の 源であるということに 108 00:08:17,601 --> 00:08:21,467 やはり鉄の種族はこの星を 目指すのでしょうか? 109 00:08:21,834 --> 00:08:27,400 恐らくは… 私たちの種族が 誕生した星であるがゆえに 110 00:08:28,033 --> 00:08:29,934 ロム・ローはユティを遣わし 111 00:08:30,367 --> 00:08:33,968 この星ごと彼らを滅ぼそうと するかもしれません 112 00:08:34,567 --> 00:08:35,968 このコドモスを? 113 00:08:36,167 --> 00:08:40,434 種族の発祥の星に 我々は重きを置きません 114 00:08:40,834 --> 00:08:47,133 鉄の種族と… あるいは 黄金の種族とも違って 115 00:08:49,267 --> 00:08:52,300 黄金の種族の力を手に入れられるのは 116 00:08:52,567 --> 00:08:57,934 鉄の種族なのではないかという考えが 私の中で大きくなっている… 117 00:08:58,634 --> 00:09:04,200 ですが私の契約では“銀の種族”が 手に入れると定められています 118 00:09:05,100 --> 00:09:10,300 “ひとつ 銀の種族に従う限り その種族は繁栄する” 119 00:09:11,100 --> 00:09:16,934 “ひとつ 銀の種族と敵対する者とは ノドスとして戦わねばならない” 120 00:09:17,868 --> 00:09:24,434 “ひとつ 銀の種族のノドスが命の危機を 迎えた時 これを救わねばならない” 121 00:09:24,934 --> 00:09:31,133 “ひとつ 黄金の種族の力を見出した時 銀の種族に伝えねばならない” 122 00:09:31,868 --> 00:09:38,267 “ひとつ 黄金の種族の力が失われようと した時 それを守らねばならない” 123 00:09:39,367 --> 00:09:42,334 あなたに与えられた5つの契約は 124 00:09:42,567 --> 00:09:45,901 私が種族の意志のもとで定めたもの 125 00:09:46,467 --> 00:09:48,767 未来を意味するとは限りません 126 00:09:49,067 --> 00:09:53,033 ですが契約の数を定めたのは黄金の種族 127 00:09:53,868 --> 00:09:58,734 彼らは未来を… ブロメ様のご意志を 知っていたのではないでしょうか 128 00:09:59,234 --> 00:10:02,234 ならば鉄の種族の意志も 知っていたでしょう 129 00:10:02,968 --> 00:10:06,667 彼らも黄金の種族の力を手に入れることを 130 00:10:06,934 --> 00:10:09,567 ノドスの契約に定めているとしたら… 131 00:10:10,501 --> 00:10:13,133 そのようなことがあるのでしょうか… 132 00:10:13,567 --> 00:10:16,868 ロム・ローが定めたカルキノスの契約の ひとつにも 133 00:10:17,467 --> 00:10:24,834 “銀の種族が黄金の種族の力を手に入れた時 苦役から解放される”とあります 134 00:10:26,367 --> 00:10:30,767 そして 彼が定めた ユティの契約のひとつに 135 00:10:31,300 --> 00:10:36,133 “銀の種族以外の者が 黄金の種族の力を 手に入れた場合 136 00:10:36,534 --> 00:10:41,334 その力を命にかえても 破壊せねばならない” とも… 137 00:10:43,267 --> 00:10:48,901 なぜ 黄金の種族は 互いに矛盾した契約が 定められる可能性を 138 00:10:49,300 --> 00:10:51,634 私たちに残したのでしょうか 139 00:10:52,067 --> 00:10:57,100 全ての契約が実現するのかすら 私たちには分からない 140 00:10:58,033 --> 00:11:00,868 レクティ… 時の申し子よ 141 00:11:01,501 --> 00:11:03,400 鉄の種族との戦いが 142 00:11:03,634 --> 00:11:08,334 あなたに契約の真意を明らかにすることを 祈っています 143 00:11:08,534 --> 00:11:10,467 はい… プロメ様 144 00:11:15,200 --> 00:11:21,400 行きなさい これ以上ロム・ロー達と 離れれば 一度で飛べなくなるでしょう 145 00:11:22,234 --> 00:11:22,868 はい 146 00:11:26,968 --> 00:11:30,234 何故はっきりと言わないのだ メヒタカは本当に… 147 00:11:31,100 --> 00:11:31,968 来たか… 148 00:11:32,601 --> 00:11:34,634 今 カルキノスに訊いていたところだ 149 00:11:34,968 --> 00:11:36,734 メヒタカは本当に死んだのか? 150 00:11:37,100 --> 00:11:41,567 生きていようといまいと メヒタカは 力尽きて敗北した 151 00:11:42,234 --> 00:11:44,601 契約は彼の解放を示している 152 00:11:45,033 --> 00:11:48,801 私の命を守るという最後の契約が 残っている 153 00:11:49,200 --> 00:11:53,033 もしメヒタカが生きてその契約から 逃れようというなら 154 00:11:53,434 --> 00:11:55,801 我々は奴の種族を滅ぼすだろう 155 00:11:56,300 --> 00:12:00,868 “銀の種族と敵対する者とは 死を賭して戦わねばならない” 156 00:12:02,467 --> 00:12:04,434 カルキノスの契約のひとつだ 157 00:12:04,868 --> 00:12:06,701 その実現も望むのか? 158 00:12:07,200 --> 00:12:11,834 ノドスの契約は 銀の種族がこの宇宙を 統治する為のもの 159 00:12:12,567 --> 00:12:14,534 実現すべきことはただひとつ 160 00:12:14,968 --> 00:12:18,300 銀の種族が彼らに等しい 偉大な存在になることだ 161 00:12:19,200 --> 00:12:20,968 俺もそう理解している 162 00:12:22,334 --> 00:12:25,267 お前を守ることは俺の契約にもある 163 00:12:25,734 --> 00:12:29,267 メヒタカが居なくとも 俺がその働きを全うしよう 164 00:12:29,868 --> 00:12:33,534 何の慰めにもならんな 戦うのは私だ 165 00:12:34,067 --> 00:12:36,834 お前が戦う必要など… ない 166 00:12:53,234 --> 00:12:58,200 連合艦隊は現在 星系全域の ターミナル・プラネットを掌中に収めるべく 167 00:12:58,300 --> 00:13:00,234 破竹の勢いで進軍中 168 00:13:00,400 --> 00:13:03,667 極めて順調に戦果を上げつつあり 以上です 169 00:13:04,334 --> 00:13:05,834 順調すぎる 170 00:13:06,334 --> 00:13:08,634 偵察部隊 準備完了しました 171 00:13:09,100 --> 00:13:12,434 どこから敵が現れるか分からん 慎重に行け 172 00:13:43,534 --> 00:13:44,334 降下する 173 00:13:47,267 --> 00:13:48,367 感じられません 174 00:13:48,701 --> 00:13:49,434 え? 175 00:13:49,834 --> 00:13:52,567 銀の種族の存在を感じません 176 00:13:53,067 --> 00:13:56,200 攻撃の兆候はありません 敵の気配も… 177 00:13:56,267 --> 00:13:58,434 姫様も存在を感じていない 178 00:13:58,501 --> 00:14:02,400 だが罠ということも考えられる 油断するな 179 00:14:02,801 --> 00:14:03,801 分かっています 180 00:14:14,067 --> 00:14:15,501 食料倉庫… ? 181 00:14:16,100 --> 00:14:16,567 んっ! 182 00:14:17,234 --> 00:14:18,167 生物反応? 183 00:14:18,934 --> 00:14:19,467 待て! 184 00:14:22,667 --> 00:14:24,267 もぬけの殻だと? 185 00:14:24,567 --> 00:14:26,868 この星の種族以外 何も… 186 00:14:27,167 --> 00:14:31,834 武器や防備の痕跡もなく あるのは食料や医薬品のみ… 187 00:14:32,868 --> 00:14:35,601 おそらく 彼らへの施しでしょう 188 00:14:37,200 --> 00:14:41,634 ターミナル・プラネットにさえ 防衛部隊がいない 189 00:14:43,067 --> 00:14:44,100 ん… ! 190 00:14:44,734 --> 00:14:48,634 どういうことだ? やつらの主力はどこに存在する? 191 00:14:49,067 --> 00:14:51,567 守りを固める時間はいくらでもあったはず 192 00:14:52,167 --> 00:14:55,868 逆に この星系を放棄するような 大移動の時間はなかった 193 00:14:56,534 --> 00:14:58,834 ニルバールに艦隊再編の合図を出せ 194 00:14:58,901 --> 00:14:59,501 父上? 195 00:14:59,567 --> 00:15:02,667 何故です? まだ非常事態という訳では… 196 00:15:03,000 --> 00:15:05,133 これ自体が危機的状況だ 197 00:15:05,534 --> 00:15:10,267 我々は相手の文明を全く理解せずに 戦いを挑んでしまった 198 00:15:10,501 --> 00:15:11,734 相手の文明? 199 00:15:12,200 --> 00:15:16,300 もし 奴らに生存権域という 概念が無かったとしたら? 200 00:15:16,734 --> 00:15:22,100 個体同士が際限なく広がり散って 滅多に同じ種族と出会えなくなる… 201 00:15:22,267 --> 00:15:24,467 そういう生活形態になるでしょう 202 00:15:24,634 --> 00:15:30,200 それでは種族全体の意志の確認も 子孫の確保も不可能になってしまうのでは? 203 00:15:30,868 --> 00:15:33,901 だがそれこそ 奴らの文明だとしたら? 204 00:15:34,300 --> 00:15:39,133 宇宙に散り散りになることで 常に相互の意志を確認し合えるほどの 205 00:15:39,167 --> 00:15:43,100 超高度なテレパシー能力を 発達させたとしたら? 206 00:15:43,400 --> 00:15:44,033 まさか… 207 00:15:44,667 --> 00:15:50,367 空っぽの巣へ攻め込んだ我々へ 逆に奴らが全方位から攻めて来るぞ 208 00:15:53,434 --> 00:15:59,834 やはり スターウェーを外れる力を持つ者は 鉄の種族の中でもごく僅か… 209 00:16:00,200 --> 00:16:03,067 いや ただ一人なのかもしれない 210 00:16:04,300 --> 00:16:07,367 そのたった一人の存在を守護する為に 211 00:16:07,767 --> 00:16:12,834 黄金の種族は鉄の種族に五人目のノドスを 与えたのだとしたら… 212 00:16:15,601 --> 00:16:20,834 黄金の種族はその者に彼らの力を 見つけさせようというのか? 213 00:16:23,133 --> 00:16:26,667 プロメ・オーよ その思考は意味を持たない 214 00:16:28,601 --> 00:16:32,767 鉄の種族が黄金の種族の力を 見つけることはない 215 00:16:33,834 --> 00:16:35,467 彼らは滅びる 216 00:16:39,033 --> 00:16:39,901 これは… ! 217 00:16:40,267 --> 00:16:41,300 どうなさいました? 218 00:16:42,167 --> 00:16:45,167 わたくしたちを… 探している… 219 00:16:45,501 --> 00:16:46,334 …え? 220 00:16:49,934 --> 00:16:53,567 その銀の種族にコンタクトを 試みるですと? 221 00:16:54,267 --> 00:16:58,300 わたくしが彼ら自身に 彼らのあり方を問うてみます 222 00:16:58,601 --> 00:17:03,968 し しかし… もし敵が想像通り テレパシー能力の持ち主なら 223 00:17:04,300 --> 00:17:07,667 その瞬間に我らの存在が 敵に知れ渡りますぞ 224 00:17:07,934 --> 00:17:11,567 ですが それ以外に危機を 防ぐ方法がありません 225 00:17:14,601 --> 00:17:15,534 わかりました 226 00:17:16,534 --> 00:17:20,701 ターミナル・プラネットを離脱 直ちに発進シーケンスに入れ 227 00:17:29,801 --> 00:17:32,601 時空ギャップ消失 全ワーププロセス 終了しました 228 00:17:32,834 --> 00:17:37,501 兄上 これで7つのターミナル・プラネットを 制圧したことになりますぞ 229 00:17:37,601 --> 00:17:42,334 余が率いる艦隊にこの程度の戦果は 当然だ アタランテス 230 00:17:43,501 --> 00:17:47,334 いざ進まん! 銀の種族ごとき もはや恐るるに… 231 00:17:47,400 --> 00:17:48,634 て 敵船団来襲! 232 00:17:49,133 --> 00:17:52,367 んぁ! ば 馬鹿な! ターミナル・プラネットは押さえたはず… 233 00:17:52,901 --> 00:17:56,701 方位272より接近 ターミナル・プラネットを 通過していません! 234 00:17:56,801 --> 00:18:00,300 ぬ… まさか! 辺境を通って 来たというのか? 235 00:18:05,601 --> 00:18:06,200 行け 236 00:18:25,801 --> 00:18:29,234 方位748からも多数の敵船団! 退路を塞がれます! 237 00:18:29,501 --> 00:18:32,200 うう… ど どうにかせんか! 238 00:18:32,267 --> 00:18:35,734 あ… て 転進せよ! 敵を迎え撃て! 239 00:18:43,601 --> 00:18:45,868 ん… モビードから… 240 00:18:47,200 --> 00:18:48,834 艦隊再編だと…? 241 00:18:49,300 --> 00:18:51,133 後方船団より緊急通信! 242 00:18:51,200 --> 00:18:51,868 はっ…! 243 00:18:52,167 --> 00:18:56,334 敵の来襲により 旗艦を含む主力艦隊が 交戦状態に入りました! 244 00:18:56,868 --> 00:18:57,801 なんだと! 245 00:18:58,367 --> 00:18:58,934 あっ…! 246 00:18:59,267 --> 00:19:03,667 方位196より敵船団と思われる多数の 物体が高速で接近! 247 00:19:03,868 --> 00:19:08,667 馬鹿な! 敵はたった今 この星系に 到着したとでもいうのか? 248 00:19:24,000 --> 00:19:26,534 艦隊航路に沿って更に敵船団が出現! 249 00:19:27,200 --> 00:19:32,767 敵を包囲する筈の我々が 逆に全宇宙から 包囲されているようではないか…! 250 00:19:33,300 --> 00:19:36,968 はっ… モビードはこれを悟って 艦隊再編を… 251 00:19:43,000 --> 00:19:44,200 見つけた 252 00:19:46,300 --> 00:19:47,100 はっ…! 253 00:19:47,567 --> 00:19:51,801 何故 あなた一人がわたくし達を 追い続けるのですか? 254 00:19:52,367 --> 00:19:52,968 あ あぁ… 255 00:19:53,133 --> 00:19:56,000 そのような役割を命じられたのですか? 256 00:19:56,033 --> 00:19:57,467 ふっ…! 257 00:19:57,868 --> 00:20:00,434 あなたの故郷は? 家族は? 258 00:20:00,868 --> 00:20:02,534 ふっ… ふ ふっ! 259 00:20:02,834 --> 00:20:05,968 あなたはどこに属する存在なのですか? 260 00:20:06,501 --> 00:20:08,300 ふ… やめろ… 261 00:20:09,067 --> 00:20:12,801 鉄の種族が我々に語りかけてきている 262 00:20:15,067 --> 00:20:15,534 む… 263 00:20:17,701 --> 00:20:18,601 あ… 264 00:20:19,767 --> 00:20:22,400 あなた以外の多くの心を感じます 265 00:20:22,767 --> 00:20:26,901 あなた方は精神の一部を 常に共有しているのですか? 266 00:20:27,067 --> 00:20:29,467 はぁ… はぁ… はぁ 267 00:20:29,968 --> 00:20:34,567 黄金の種族の力を手に入れるのは 彼らではない 268 00:20:40,801 --> 00:20:42,634 お前達の出る幕は無い 269 00:20:51,234 --> 00:20:51,968 フッ! 270 00:20:53,033 --> 00:20:58,400 はぁ… はぁ 何故 感情を消せない…はぁ 271 00:21:01,167 --> 00:21:01,601 はっ…! 272 00:21:03,467 --> 00:21:04,534 くっ… 273 00:21:14,200 --> 00:21:15,033 ん…! 274 00:21:18,200 --> 00:21:18,934 ああっ! 275 00:21:20,033 --> 00:21:23,033 消えろ! 鉄の種族ども! 276 00:21:24,234 --> 00:21:25,834 行こう ベルクロス 277 00:21:33,501 --> 00:21:34,634 うぁぁぁっ 278 00:21:36,434 --> 00:21:39,000 はっ… ノドス…! 279 00:21:39,367 --> 00:21:43,901 滅びの時だ… 鉄の種族 280 00:21:49,334 --> 00:21:51,834 喰い尽くせ ケルビウス 281 00:22:25,133 --> 00:22:33,200 ずっと前から 君のこと 知っていたけど 282 00:22:33,400 --> 00:22:40,801 こんな気持ち 芽生えるなんて思わなかった 283 00:22:41,067 --> 00:22:46,167 まさか君に恋するなんて 284 00:22:46,334 --> 00:22:56,767 何気ない帰り道 夜空の星を見上げながら 285 00:22:57,067 --> 00:23:08,334 わざと遠回りして 君の肩にもたれて歩く 286 00:23:09,801 --> 00:23:15,601 二人でいれば どんなことでも 287 00:23:15,701 --> 00:23:20,834 乗り越えられそうと言う君の 288 00:23:21,067 --> 00:23:26,100 真っすぐな瞳(め) を見つめて思う 289 00:23:26,467 --> 00:23:32,234 君を愛してる 290 00:23:35,701 --> 00:23:39,601 圧倒的なケルビウスの力により 敗北する人類 291 00:23:40,033 --> 00:23:44,467 次回 ヒロイック・エイジ 第20話 「暗黒のノドス」