1 00:00:02,002 --> 00:00:11,011 ♬(メロディのハミング) 2 00:00:11,011 --> 00:00:13,180 <少し前のこと> 3 00:00:13,180 --> 00:00:17,184 ワンワン! (メロディ)こら 逃げちゃ駄目ですよ。 4 00:00:17,184 --> 00:00:22,356 (メロディ)ほ~ら どんどん きれいになってますよ。 5 00:00:22,356 --> 00:00:24,358 《無意識なのか!? 6 00:00:24,358 --> 00:00:27,527 我の魔力が 洗われて 削られていく~!》 7 00:00:27,527 --> 00:00:30,030 アオーン! 8 00:02:15,002 --> 00:02:18,005 (においを嗅ぐ音) 9 00:02:18,005 --> 00:02:20,841 君って 洗ってみると➨ 10 00:02:20,841 --> 00:02:24,011 意外と きれいな 白銀の毛並みなんだね。 11 00:02:24,011 --> 00:02:27,014 うちに来たのは おなかが 減ってたからだったのかな? 12 00:02:27,014 --> 00:02:30,017 だったら 素直に 調理場に来ればよかったのに…。 13 00:02:30,017 --> 00:02:33,353 《これが おいしいという感覚…。 14 00:02:33,353 --> 00:02:37,024 依代にした 子犬の体から伝わる感情➨ 15 00:02:37,024 --> 00:02:40,027 私の知らないもの…》 16 00:02:40,027 --> 00:02:43,030 掃除 終わったよ! そっちは どう? 17 00:02:43,030 --> 00:02:45,198 おなかいっぱいになったみたい。 18 00:02:45,198 --> 00:02:48,201 うちに来たのは おなかが 減ったからだったのかな? 19 00:02:48,201 --> 00:02:51,038 だったら 素直に 調理場に来ればよかったのに。 20 00:02:51,038 --> 00:02:53,040 同じこと 言ってる。 21 00:02:53,040 --> 00:02:55,208 あとは この子を どうするかね。 22 00:02:55,208 --> 00:02:58,045 旦那様に 叱ってもらう つもりだったんだけど…。 23 00:02:58,045 --> 00:03:00,814 う~ん… 部屋も きれいになったし➨ 24 00:03:00,814 --> 00:03:03,817 もう いいんじゃない? そうなんだよね。 25 00:03:03,817 --> 00:03:06,319 今更 叱られても 何を叱られてるか➨ 26 00:03:06,319 --> 00:03:08,321 わからなそうだし…。 27 00:03:10,991 --> 00:03:14,828 ねぇ 今 思ったんだけど…。 なあに? 私。 28 00:03:14,828 --> 00:03:19,833 子犬と戯れる お嬢様と それを 見守る私… って➨ 29 00:03:19,833 --> 00:03:22,335 どう思う? 30 00:03:22,335 --> 00:03:26,006 ⸨ルシアナ:アッハハハハ! ウッフフフフ! 31 00:03:26,006 --> 00:03:28,508 もう ジョンったら~! 32 00:03:28,508 --> 00:03:31,845 お嬢様もジョンも はしたないですよ⸩ 33 00:03:31,845 --> 00:03:34,848 すてき! やっぱり そうだよね! 34 00:03:34,848 --> 00:03:36,850 私も そう思うの! 35 00:03:36,850 --> 00:03:39,686 <人は これを 自問自答といいます> 36 00:03:39,686 --> 00:03:43,023 じゃあ 私は この子の 寝床になりそうなものを➨ 37 00:03:43,023 --> 00:03:46,026 探しておくわね。 うん お願い。 38 00:03:46,026 --> 00:03:48,328 私は この子を 寝かしつけておくね。 39 00:03:57,037 --> 00:03:59,973 《どうしたんだろ? 眠りそうになると➨ 40 00:03:59,973 --> 00:04:02,476 頑張って 目を開けているような? 41 00:04:02,476 --> 00:04:05,312 眠るのが 怖いのかな? 42 00:04:05,312 --> 00:04:09,149 寝ている間に 襲われた経験が あるのかも。 43 00:04:09,149 --> 00:04:14,154 じゃあ… 歌声に 安らぎを添えて➨ 44 00:04:14,154 --> 00:04:16,656 ファインベルソーゴ。 45 00:04:16,656 --> 00:04:22,996 ♬(ハミング) 46 00:04:22,996 --> 00:04:25,832 《まだ 眠れないみたい。 47 00:04:25,832 --> 00:04:28,168 少しだけ 威力を上げて…》 48 00:04:28,168 --> 00:04:32,506 ♬(ハミング) 49 00:04:32,506 --> 00:04:37,010 《ああ… これが 聖女の力…。 50 00:04:37,010 --> 00:04:40,814 これこそが 本物の…》 51 00:04:50,023 --> 00:04:52,626 《ここは どこかしら?》 52 00:04:55,028 --> 00:04:57,030 あっ…。 53 00:05:00,634 --> 00:05:02,636 《誰? 54 00:05:02,636 --> 00:05:05,972 もしかして さっきの子犬?》 55 00:05:05,972 --> 00:05:08,308 ありがとう。 えっ? 56 00:05:08,308 --> 00:05:13,647 私には できなかった聖女の役目を あなたは 果たしてくれました。 57 00:05:13,647 --> 00:05:16,316 魔王に 癒やしの眠りを 与えてくれて➨ 58 00:05:16,316 --> 00:05:18,318 本当に ありがとう。 59 00:05:18,318 --> 00:05:21,488 《魔王? 聖女? なんの話?》 60 00:05:21,488 --> 00:05:25,158 魔王… 魔瘴の王は 闇の盃。 61 00:05:25,158 --> 00:05:27,494 世界の循環から 外れてしまった➨ 62 00:05:27,494 --> 00:05:30,163 哀れな闇の魔力の受け皿。 63 00:05:30,163 --> 00:05:34,000 <魔力は 感情によって 世界に発露する。 64 00:05:34,000 --> 00:05:37,671 わかりやすい例は ダンスの時のメロディ。 65 00:05:37,671 --> 00:05:40,841 あの時は 喜びや楽しさが 魔力としてあふれ➨ 66 00:05:40,841 --> 00:05:43,677 光の粒子となった。 67 00:05:43,677 --> 00:05:46,846 しかし 感情は 善いものばかりではない。 68 00:05:46,846 --> 00:05:52,018 例えば 愛する者の幸せを願い 身を引いた男が いたとする。 69 00:05:52,018 --> 00:05:54,354 彼なりに 折り合いをつけたとして➨ 70 00:05:54,354 --> 00:05:56,856 秘めた欲望は どこへ? 71 00:05:56,856 --> 00:06:01,628 彼女の隣に たたずむ男への ねたみ 恨みは? 72 00:06:01,628 --> 00:06:03,964 行き場を失った 負の感情は➨ 73 00:06:03,964 --> 00:06:07,467 闇の魔力として 魔王の元に たどりつくのだ。 74 00:06:07,467 --> 00:06:11,972 魔王とは そのような魔力の集合体だった> 75 00:06:11,972 --> 00:06:16,643 聖女の役目とは 魔王の集めた 闇の魔力を 癒やし清め➨ 76 00:06:16,643 --> 00:06:18,812 世界に返すこと。 77 00:06:18,812 --> 00:06:23,483 封印により 魔王という受け皿を 失った 負の魔力は拡散し➨ 78 00:06:23,483 --> 00:06:26,987 やがて 各地に 魔物や魔瘴の地が現れて➨ 79 00:06:26,987 --> 00:06:30,490 ようやく 私は 本来の役目に 気がつきました。 80 00:06:30,490 --> 00:06:34,327 あなたが 私の残した手記を 手に入れなくてよかった。 81 00:06:34,327 --> 00:06:37,998 あなたなら 魔王を滅ぼすことも 可能だったはず。 82 00:06:37,998 --> 00:06:42,502 しかし それは 永久に 受け皿を失うことを 意味する。 83 00:06:42,502 --> 00:06:44,838 《手記? なんのこと? 84 00:06:44,838 --> 00:06:49,175 まるで 知らないゲームか 小説の解説を 聞いているみたい》 85 00:06:49,175 --> 00:06:52,345 あなたの 強大な力に あてられて➨ 86 00:06:52,345 --> 00:06:55,849 封印の力に こめた 私という思いが➨ 87 00:06:55,849 --> 00:06:58,018 こうして 顕現できました。 88 00:06:58,018 --> 00:07:00,120 おかげで 私にも 少しだけ➨ 89 00:07:00,120 --> 00:07:03,023 聖女の役目を 果たすことができます。 90 00:07:06,459 --> 00:07:08,461 あとは あなたに➨ 91 00:07:08,461 --> 00:07:11,965 真の聖女に お願いしますねセレスティ。 92 00:07:11,965 --> 00:07:14,301 《どうして 私の名前を?》 93 00:07:14,301 --> 00:07:18,138 もし この世界が 誰かが描いた物語なら➨ 94 00:07:18,138 --> 00:07:21,308 きっと あなたのような子が ヒロインなのでしょう。 95 00:07:21,308 --> 00:07:24,477 改めて お礼を言います セレスティ。 96 00:07:24,477 --> 00:07:27,147 どうか これからも 誇りを持って➨ 97 00:07:27,147 --> 00:07:29,316 聖女の役目を 全うしてください。 98 00:07:29,316 --> 00:07:32,819 あ あの ヒロイン? 聖女? 99 00:07:32,819 --> 00:07:37,157 なんですか? それ。 私は…。 100 00:07:37,157 --> 00:07:41,161 私は ルトルバーグ家に仕えるメイド➨ 101 00:07:41,161 --> 00:07:43,663 オールワークスメイドの メロディです! 102 00:07:47,667 --> 00:07:51,338 あれ? いつのまにか 寝てたのかな? 103 00:07:51,338 --> 00:07:53,340 ワンワン! あっ! 104 00:07:53,340 --> 00:07:55,342 あっ 君も 起きたんだ。 105 00:07:55,342 --> 00:07:57,344 んっ? 106 00:07:57,344 --> 00:08:01,781 君 片耳と尻尾と 足先の毛だけ 黒いんだね? 107 00:08:01,781 --> 00:08:06,453 昨日の夜は 全身 銀色だと思ったんだけど➨ 108 00:08:06,453 --> 00:08:08,455 昨日の夜? 109 00:08:08,455 --> 00:08:10,457 朝! 110 00:08:10,457 --> 00:08:12,959 お お出迎え~! 111 00:08:12,959 --> 00:08:15,795 お帰りになってない? 112 00:08:15,795 --> 00:08:17,797 玄関は? 113 00:08:17,797 --> 00:08:21,301 いったぁ…。 えっ? (扉を開ける音) 114 00:08:23,303 --> 00:08:26,973 お嬢様が倒れた!? そんな 大切なこと➨ 115 00:08:26,973 --> 00:08:30,310 どうして 昨夜のうちに 知らせて くださらなかったんですか! 116 00:08:30,310 --> 00:08:32,979 それが 気付いたら眠っていて…。 117 00:08:32,979 --> 00:08:35,315 職務怠慢ですよ! 118 00:08:35,315 --> 00:08:37,317 んっ? 119 00:08:37,317 --> 00:08:40,320 って どうして 御者さんまで 眠ってるんですか!? 120 00:08:40,320 --> 00:08:42,322 もう! 121 00:08:42,322 --> 00:08:45,158 我が指よ 覚醒の鐘を鳴らせ➨ 122 00:08:45,158 --> 00:08:48,161 アローザルティート! (指を鳴らす音) 123 00:08:54,334 --> 00:08:57,837 <昨夜 王都の住人全員が 一斉に眠り➨ 124 00:08:57,837 --> 00:09:01,941 翌朝 一斉に 目覚めるという 怪事件が 発生したのだが➨ 125 00:09:01,941 --> 00:09:05,445 それを メロディが知ることは ついぞ なかった> 126 00:09:08,448 --> 00:09:10,950 メロディ 来てくれたのね! 127 00:09:10,950 --> 00:09:12,952 お嬢様! 128 00:09:12,952 --> 00:09:17,290 おケガは ないと伺っていますけど 本当に 大丈夫ですか? 129 00:09:17,290 --> 00:09:20,794 ええ 問題ないわ。 なのに 聞いてよ! 130 00:09:20,794 --> 00:09:23,296 お母様ったら ベッドから 出してくれないのよ! 131 00:09:23,296 --> 00:09:25,298 (マリアンナ)当たり前でしょう? 132 00:09:25,298 --> 00:09:27,300 あなた ずっと 意識がなかったのよ? 133 00:09:27,300 --> 00:09:30,804 残念ながら 奥様と同意見です。 134 00:09:30,804 --> 00:09:33,139 (ルシアナ)平気だって言ってるのに~。 135 00:09:33,139 --> 00:09:35,141 まずは お召し物を替えましょう。 136 00:09:35,141 --> 00:09:38,978 お着替えは 用意してあり…。 137 00:09:38,978 --> 00:09:42,315 (メロディ)あなた いつのまに ついて来てたの!? 138 00:09:42,315 --> 00:09:45,985 わぁ~ かわいい! メロディ この子 どうしたの? 139 00:09:45,985 --> 00:09:48,822 昨夜 おなかをすかせて うちに来たんです。 140 00:09:48,822 --> 00:09:51,491 ごはんをあげて 休ませたんですけど…。 141 00:09:51,491 --> 00:09:55,161 へぇ~ フフフ 人懐っこいのね。 142 00:09:55,161 --> 00:09:57,330 (メロディ)実は よかったら この子➨ 143 00:09:57,330 --> 00:09:59,999 お屋敷で 飼っては どうかなと…。 144 00:09:59,999 --> 00:10:02,001 すてき! いいわね それ! 145 00:10:02,001 --> 00:10:04,671 でも 食費は大丈夫かしら? 146 00:10:04,671 --> 00:10:07,674 私が いつも取ってくるお肉で 足りると思います。 147 00:10:07,674 --> 00:10:11,344 こんな小さな 子犬を捨てるなんて かわいそうよ。 148 00:10:11,344 --> 00:10:15,849 ねっ いいでしょう? お母様! 149 00:10:15,849 --> 00:10:20,854 (マリアンナ)しようがないわね ちゃんと 面倒 見るのよ。 150 00:10:20,854 --> 00:10:24,858 (マリアンナ)じゃあ ルシアナ この子の名前を 決めましょう。 151 00:10:24,858 --> 00:10:27,527 (ルシアナ)名前かぁ… う~ん…。 152 00:10:27,527 --> 00:10:29,863 メロディは 何がいいと思う? 153 00:10:29,863 --> 00:10:33,366 私ですか? 私は 特に…。 154 00:10:33,366 --> 00:10:36,202 ⸨グレイル⸩ 155 00:10:36,202 --> 00:10:38,872 グレイルね! いいんじゃない? 156 00:10:38,872 --> 00:10:41,374 ああ いえ その…。 決まりね! 157 00:10:41,374 --> 00:10:44,043 君の名は 今日からグレイルよ~。 158 00:10:44,043 --> 00:10:46,646 よろしくね グレイル! 159 00:10:51,885 --> 00:10:54,387 私は 城を出る手続きをしてくるから➨ 160 00:10:54,387 --> 00:10:57,390 あとは よろしくね。 はい 奥様。 161 00:10:57,390 --> 00:10:59,592 いってらっしゃ~い! 162 00:11:01,494 --> 00:11:03,496 直せそう? 163 00:11:03,496 --> 00:11:05,832 糸から 編み直したほうがいいですね。 164 00:11:05,832 --> 00:11:08,835 (メロディ)守りの魔法も ほとんど 壊れちゃってるので➨ 165 00:11:08,835 --> 00:11:11,004 一度 すべて 解除しますね。 166 00:11:11,004 --> 00:11:14,340 本当に ごめんね 手間かけちゃって…。 167 00:11:14,340 --> 00:11:18,678 謝罪をしなければならないのは 私のほうです。 えっ? 168 00:11:18,678 --> 00:11:22,348 私 このドレスには 舞踏会の会場が➨ 169 00:11:22,348 --> 00:11:24,517 木っ端みじんになる 爆発が起きても➨ 170 00:11:24,517 --> 00:11:28,021 無傷でいられる魔法を かけたつもりでいたんです。 171 00:11:28,021 --> 00:11:31,858 (メロディ)なのに 剣の一撃で はじけ飛ぶなんて…。 172 00:11:31,858 --> 00:11:35,528 お嬢様に おケガが なかったから よかったものの…。 173 00:11:35,528 --> 00:11:38,865 《つまり 私の受けた 剣の威力って…》 174 00:11:38,865 --> 00:11:40,867 (ノック) 175 00:11:43,036 --> 00:11:45,038 どちら様でしょうか? 176 00:11:45,038 --> 00:11:47,207 ヴィクティリウム侯爵家の ご令嬢➨ 177 00:11:47,207 --> 00:11:50,043 アンネマリー様が お見舞いにまいりました。 178 00:11:50,043 --> 00:11:52,045 お取り次ぎを お願いします。 179 00:11:52,045 --> 00:11:54,547 《アンネマリー:確かめなきゃ…。 180 00:11:54,547 --> 00:11:58,551 欠席するはずの 舞踏会での活躍➨ 181 00:11:58,551 --> 00:12:01,988 女性嫌いのはずの マクスウェルのエスコート➨ 182 00:12:01,988 --> 00:12:04,657 無傷の 襲撃事件。 183 00:12:04,657 --> 00:12:07,160 まるで ルシアナちゃんに 都合のいいように➨ 184 00:12:07,160 --> 00:12:11,331 進んでいるかのような シナリオの変化…》 185 00:12:11,331 --> 00:12:13,666 (メロディ)かしこまりました。 186 00:12:13,666 --> 00:12:18,071 《ルシアナちゃんも 私たちと同じ 転生者なのかもしれない!》 187 00:12:24,010 --> 00:12:26,846 《アンネマリー:黒髪に 黒い瞳…。 188 00:12:26,846 --> 00:12:29,849 この世界では 珍しい組み合わせね》 189 00:12:29,849 --> 00:12:32,185 あなた お名前は? 190 00:12:32,185 --> 00:12:35,188 メロディ・ウェーブと申します。 そう…。 191 00:12:35,188 --> 00:12:39,692 《ゲームの忘れてる 登場キャラクターかと思ったけど➨ 192 00:12:39,692 --> 00:12:43,196 聞いたことのない名前だし 気のせいかしら?》 193 00:12:43,196 --> 00:12:47,533 ルシアナさん 先ぶれもなしに 突然ごめんなさい。 194 00:12:47,533 --> 00:12:50,036 もう 帰ってしまうと 聞いたものだから。 195 00:12:50,036 --> 00:12:52,872 いいえ 来てくれて うれしいです。 196 00:12:52,872 --> 00:12:55,208 《やっぱり かわいい! 197 00:12:55,208 --> 00:12:58,044 メイドたちが お茶の準備に行った。 198 00:12:58,044 --> 00:13:00,146 2人きりの 今しかない!》 199 00:13:00,146 --> 00:13:02,148 んっ? 200 00:13:02,148 --> 00:13:05,818 ルシアナさん あなたは わたくしと同じ➨ 201 00:13:05,818 --> 00:13:09,322 元日本人の 転生者ではなくて? 202 00:13:09,322 --> 00:13:13,493 《日本語で話しかければ 何かしら 反応するはず…》 203 00:13:13,493 --> 00:13:16,829 えっ? 今 なんと おっしゃいました? 204 00:13:16,829 --> 00:13:19,165 <ルシアナには こう聞こえた> 205 00:13:19,165 --> 00:13:21,167 ⸨ルシアナにゃん。 206 00:13:21,167 --> 00:13:24,170 あひゃわらららふしふぉぼ ばじへんしゃいはべばはくぜ?⸩ 207 00:13:24,170 --> 00:13:27,674 あ あの それは 外国語でしょうか? 208 00:13:27,674 --> 00:13:30,343 私には なんと おっしゃってるのか…。 209 00:13:30,343 --> 00:13:34,013 《あら? 日本語が わからないフリかしら…。 210 00:13:34,013 --> 00:13:37,684 いいえ 彼女の表情に ウソは見えないわ。 211 00:13:37,684 --> 00:13:39,686 つまり…》 212 00:13:39,686 --> 00:13:41,688 空振りね…。 213 00:13:41,688 --> 00:13:43,690 今のは 忘れてちょうだい。 214 00:13:43,690 --> 00:13:47,193 では 『銀の聖女と五つの誓い』は ご存じ? 215 00:13:47,193 --> 00:13:49,362 ええと 銀の…? 216 00:13:49,362 --> 00:13:51,698 お茶のご用意ができました。 217 00:13:51,698 --> 00:13:57,036 あっ メロディ 銀の聖女と… なんとかって知ってる? 218 00:13:57,036 --> 00:13:59,872 『銀の聖女と五つの誓い』よ。 219 00:13:59,872 --> 00:14:02,975 申し訳ございません お嬢様。 220 00:14:02,975 --> 00:14:05,645 (メロディ)物語の タイトルでしょうか? 221 00:14:05,645 --> 00:14:09,982 いいえ なんでもないのよ 忘れてちょうだい。 222 00:14:09,982 --> 00:14:12,485 《転生者でもなければ➨ 223 00:14:12,485 --> 00:14:14,987 ゲームの事情も 知らないということ? 224 00:14:14,987 --> 00:14:18,291 でも それなら どうして…》 225 00:14:20,326 --> 00:14:22,829 昨夜のドレスは とても すてきだったけど➨ 226 00:14:22,829 --> 00:14:24,997 どこで お買い求めになったの? 227 00:14:24,997 --> 00:14:29,335 《ゲームでは ドレスは 用意できなかったはず》 228 00:14:29,335 --> 00:14:33,005 あれは メロディが 作り直してくれたものなんです。 229 00:14:33,005 --> 00:14:37,677 2着の 中古のドレスをバラして 生地から きれいに洗って…。 230 00:14:37,677 --> 00:14:39,679 それは すごいわね…。 231 00:14:39,679 --> 00:14:43,182 ええ! メロディは 本当に すごいんです! 232 00:14:43,182 --> 00:14:47,854 前任のメイドと 入れ替わりで 来てくれた子なんですが…。 233 00:14:47,854 --> 00:14:51,023 《ルシアナちゃんの 悲劇の きっかけは➨ 234 00:14:51,023 --> 00:14:54,026 老齢のメイドを 退職させてしまったこと…。 235 00:14:54,026 --> 00:14:57,864 新しいメイドなんて いないはず…》 236 00:14:57,864 --> 00:15:00,466 そういえば ドレスは 破れてしまったけど➨ 237 00:15:00,466 --> 00:15:03,469 ルシアナさんは どうして 無傷だったのかしら? 238 00:15:03,469 --> 00:15:06,305 何か 心当たりは ある? 239 00:15:06,305 --> 00:15:08,307 (ルシアナ)えっ それは…。 240 00:15:08,307 --> 00:15:10,643 (アンネマリー)何か 知ってるのね? 241 00:15:10,643 --> 00:15:14,981 (ルシアナ)実は…。 242 00:15:14,981 --> 00:15:18,818 昨晩のドレスには メロディが 舞踏会の会場が➨ 243 00:15:18,818 --> 00:15:20,987 木っ端みじんになる 爆発を受けても➨ 244 00:15:20,987 --> 00:15:24,824 無傷でいられる 守りの魔法を かけてくれていたんです! 245 00:15:24,824 --> 00:15:27,827 魔法 木っ端… えっ!? 246 00:15:27,827 --> 00:15:30,496 《また メロディなの? 247 00:15:30,496 --> 00:15:33,332 確かに 防御魔法は存在するけど➨ 248 00:15:33,332 --> 00:15:37,837 そんな威力のもの 聖女でなければ 無理よ!》 249 00:15:37,837 --> 00:15:41,174 よかったら そのドレスを 見せてくださる? 250 00:15:41,174 --> 00:15:43,176 ええ もちろんです。 251 00:15:45,344 --> 00:15:49,348 《魔力の流れを 見通せ アナライズビジョン!》 252 00:15:51,684 --> 00:15:55,688 《魔法の痕跡や構成を 把握できる オリジナル魔法。 253 00:15:55,688 --> 00:15:59,525 魔力の痕跡を 完全に消すことは 難しい…。 254 00:15:59,525 --> 00:16:01,461 でも➨ 255 00:16:01,461 --> 00:16:07,466 このドレスにも メロディ本人にも 魔法の気配は ない?》 256 00:16:07,466 --> 00:16:09,468 <説明しよう。 257 00:16:09,468 --> 00:16:13,139 ふだんのメロディは 魔力を 完全に抑え込んでいる。 258 00:16:13,139 --> 00:16:18,311 ドレスにかけた魔法も 一切の魔力を 消し去っていたのだ> 259 00:16:18,311 --> 00:16:24,484 メロディ 私 アンネマリー様に ドレスの魔法のこと 話しちゃったの。 260 00:16:24,484 --> 00:16:26,486 そんな! あのような➨ 261 00:16:26,486 --> 00:16:30,490 何の役にも立たない 魔法のことを 知られてしまうなんて…。 262 00:16:30,490 --> 00:16:32,658 《ああ~》 ⸨おまじないです! 263 00:16:32,658 --> 00:16:35,661 すごい!⸩ 《こういうやつのことか…》 264 00:16:35,661 --> 00:16:39,499 《アンネマリー:結局 何も わからずじまいね…》 265 00:16:39,499 --> 00:16:41,834 いやだわ わたくしったら。 266 00:16:41,834 --> 00:16:44,337 お見舞いに来たのに 質問ばかりで。 267 00:16:44,337 --> 00:16:48,508 お体のほうは もう 大丈夫なのかしら? はい! 268 00:16:48,508 --> 00:16:52,511 本当は 王太子殿下も 一緒に 伺うべきだったのだけど➨ 269 00:16:52,511 --> 00:16:54,514 あの方も 忙しくて…。 270 00:16:54,514 --> 00:16:56,849 ごめんなさいね。 そんな! 271 00:16:56,849 --> 00:17:01,120 襲撃事件の 翌日ですもの お忙しくて 当然です。 272 00:17:01,120 --> 00:17:03,789 そう言ってくれて 助かるわ。 273 00:17:03,789 --> 00:17:05,791 わたくしからも お礼を➨ 274 00:17:05,791 --> 00:17:08,794 王太子殿下を 守ってくれて 本当に ありがとう。 275 00:17:08,794 --> 00:17:10,963 いいえ こちらこそ。 276 00:17:10,963 --> 00:17:13,299 私 王太子殿下には➨ 277 00:17:13,299 --> 00:17:17,303 以前から お礼を申し上げたいと 思っていたんです。 278 00:17:17,303 --> 00:17:21,140 ルシアナさんが? お二人は 昨夜が 初対面では? 279 00:17:21,140 --> 00:17:25,311 そうなんですけど 今の私が ここにいられるのは➨ 280 00:17:25,311 --> 00:17:27,647 王太子殿下の おかげなんです。 281 00:17:27,647 --> 00:17:31,817 王太子殿下が 広めてくださった 定期馬車便のおかげで➨ 282 00:17:31,817 --> 00:17:34,620 メロディと 出会えたんですから。 283 00:17:36,656 --> 00:17:38,658 (ティーカップが割れる音) 284 00:17:38,658 --> 00:17:42,662 《定期馬車便は 魔王との戦いに備え➨ 285 00:17:42,662 --> 00:17:45,998 私と クリストファーが 7歳の時に提案した➨ 286 00:17:45,998 --> 00:17:48,334 国家事業の1つ…。 287 00:17:48,334 --> 00:17:51,837 ルシアナちゃんが 不幸にならなかったのは➨ 288 00:17:51,837 --> 00:17:54,340 メロディが 王都に来たから…。 289 00:17:54,340 --> 00:17:56,509 そのメロディが 王都に来たのは➨ 290 00:17:56,509 --> 00:17:59,011 定期馬車便が あったから…。 291 00:17:59,011 --> 00:18:03,282 ゲームが始まればシナリオどおりに進むと 思い込んでいた。 292 00:18:03,282 --> 00:18:06,118 何をしても 勝手に動き出すものだと。 293 00:18:06,118 --> 00:18:08,621 でも➨ 294 00:18:08,621 --> 00:18:13,025 シナリオを変えてしまったのは… 私たち?》 295 00:18:15,962 --> 00:18:19,131 ごめんなさい ドレスが 汚れてしまったので➨ 296 00:18:19,131 --> 00:18:21,300 失礼させてもらうわ。 297 00:18:21,300 --> 00:18:25,137 え ええ それは構いませんけど 大丈夫ですか? 298 00:18:25,137 --> 00:18:27,139 お顔が 真っ青ですよ? 299 00:18:27,139 --> 00:18:31,344 自分の犯した失態に おののいてしまって…。 300 00:18:38,150 --> 00:18:41,320 《私たちが 記憶を取り戻した 9年前から➨ 301 00:18:41,320 --> 00:18:45,324 シナリオは 狂い始めていたのかもしれない。 302 00:18:45,324 --> 00:18:48,661 今は ビューク・キッシェルと話がしたいわ。 303 00:18:48,661 --> 00:18:51,497 ゲームでは 逃亡されてしまってるけど➨ 304 00:18:51,497 --> 00:18:55,001 捕らえた彼から 何か 情報が得られるかも…》 305 00:18:57,003 --> 00:18:59,005 (クリストファー)あっ アンネマリー!? 306 00:18:59,005 --> 00:19:03,109 お二人とも どうして ここに? ビューク… 襲撃犯は? 307 00:19:03,109 --> 00:19:05,277 (マクスウェル)いませんでした。 はっ? 308 00:19:05,277 --> 00:19:09,448 私たちが 来たときには すでに もぬけの殻だったのだ! 309 00:19:09,448 --> 00:19:12,284 例の剣も なくなっている。 逃げられたんだ! 310 00:19:12,284 --> 00:19:14,453 そんな…。 311 00:19:14,453 --> 00:19:16,956 アンネマリー嬢…。 312 00:19:16,956 --> 00:19:19,125 もう もう もう! 313 00:19:19,125 --> 00:19:22,628 そんなところばっかり シナリオどおりにならないでよ~! 314 00:19:22,628 --> 00:19:24,630 バカー!! 315 00:19:28,801 --> 00:19:31,470 《初めて来たときは 1人で➨ 316 00:19:31,470 --> 00:19:34,140 そのうえ 幽霊屋敷だったのよね。 317 00:19:34,140 --> 00:19:36,142 でも…》 318 00:19:36,142 --> 00:19:52,324 ♬~ 319 00:19:52,324 --> 00:19:54,994 メロディ ありがとうね! 320 00:19:54,994 --> 00:19:57,997 んっ? 急に どうされたのですか? お嬢様。 321 00:19:57,997 --> 00:19:59,999 なんでもな~い! 322 00:19:59,999 --> 00:20:02,168 早く うちに入りましょう! 323 00:20:02,168 --> 00:20:05,004 (ルシアナ)と言っても 今は 誰もいないけど。 324 00:20:05,004 --> 00:20:07,006 (メロディ)あら お嬢様➨ 325 00:20:07,006 --> 00:20:09,508 屋敷の あるじが お戻りになるのに➨ 326 00:20:09,508 --> 00:20:12,678 出迎えないメイドなんて メイドではないんですよ? 327 00:20:12,678 --> 00:20:14,680 えっ? (ヒューズ)んっ? 328 00:20:14,680 --> 00:20:16,682 なんだか いい香りが…。 329 00:20:16,682 --> 00:20:19,685 本当だわ。 とても おいしそうな…。 330 00:20:19,685 --> 00:20:22,855 でも この香り うちから していない? 331 00:20:22,855 --> 00:20:24,857 (ノック) 332 00:20:24,857 --> 00:20:28,194 (扉が開く音) 333 00:20:28,194 --> 00:20:33,532 おかえりなさいませ 旦那様 奥様 そして お嬢様。 334 00:20:33,532 --> 00:20:36,368 昼食の準備が 整っております。 335 00:20:36,368 --> 00:20:39,538 あっ 魔法で… えっ? 336 00:20:39,538 --> 00:20:41,540 もう メロディ! キャーッ! 337 00:20:41,540 --> 00:20:44,043 そういうことは 隠さずに教えてよね! 338 00:20:44,043 --> 00:20:48,547 お嬢様!? メイドに抱きついちゃ 駄目ですって! 339 00:20:48,547 --> 00:20:52,218 いいのよ! ルトルバーグ家令嬢として命令します! 340 00:20:52,218 --> 00:20:54,386 素直に 私に抱かれなさい! 341 00:20:54,386 --> 00:20:57,723 どこで そんな言葉遣いを 覚えてきたんですか!? 342 00:20:57,723 --> 00:20:59,892 (ルシアナ)あら 私に 抱きつかれるのも➨ 343 00:20:59,892 --> 00:21:01,827 メロディの仕事のうちよ! 344 00:21:01,827 --> 00:21:03,829 だって あなたは ルトルバーグ家の➨ 345 00:21:03,829 --> 00:21:05,998 すべての仕事を 担うメイド➨ 346 00:21:05,998 --> 00:21:08,167 オールワークスメイド なんですから! 347 00:21:08,167 --> 00:21:10,503 (メロディ) そ そんな仕事は➨ 348 00:21:10,503 --> 00:21:14,807 メイドの業務に 入りませんよ~! 349 00:21:17,343 --> 00:21:19,678 (メロディ) とても よく お似合いです! 350 00:21:19,678 --> 00:21:23,516 やっぱり メロディと同じ メイド服がいいな~。 351 00:21:23,516 --> 00:21:28,354 説明しましたよね? それは ハウスメイドの 午前用のものだと。 352 00:21:28,354 --> 00:21:30,356 <メイドの仕事は 大きく分けて➨ 353 00:21:30,356 --> 00:21:32,358 家政と 調理がある。 354 00:21:32,358 --> 00:21:34,360 なかでも 家政の代表➨ 355 00:21:34,360 --> 00:21:36,362 掃除を 担当するのが➨ 356 00:21:36,362 --> 00:21:38,364 ハウスメイドである> 357 00:21:38,364 --> 00:21:40,366 私のは 給仕用です。 358 00:21:40,366 --> 00:21:42,368 お嬢様の 前に立つのに➨ 359 00:21:42,368 --> 00:21:45,371 作業着というわけには いきませんからね。 360 00:21:45,371 --> 00:21:47,873 < なぜ こんなことに なったかというと…> 361 00:21:47,873 --> 00:21:51,710 ⸨私も メイド服 着てみたい! 駄目です。 362 00:21:51,710 --> 00:21:55,381 メイド服は メイドのための 勝負服ですから。 363 00:21:55,381 --> 00:21:57,383 え~っ! 364 00:21:57,383 --> 00:22:00,486 だったら ルシアナが なればいいじゃないか➨ 365 00:22:00,486 --> 00:22:02,655 メイドに。 (2人)えっ?⸩ 366 00:22:02,655 --> 00:22:04,823 1日限定とはいえ➨ 367 00:22:04,823 --> 00:22:07,993 ここからは メイドとして 扱わせていただきます。 368 00:22:07,993 --> 00:22:09,995 いいですね? ルシアナさん。 369 00:22:09,995 --> 00:22:12,998 はい メロディ先輩! 370 00:22:12,998 --> 00:22:21,006 ♬~ 371 00:22:21,006 --> 00:22:25,344 それじゃあ 朝食の準備を お願いね 私。 うん。 372 00:22:25,344 --> 00:22:29,348 初めてなのに いきなり 飛ばしすぎてしまいましたね➨ 373 00:22:29,348 --> 00:22:32,851 申し訳ありません。 (ルシアナ)ううん 気にしないで。 374 00:22:32,851 --> 00:22:35,020 まぁ 大変ではあったけど➨ 375 00:22:35,020 --> 00:22:37,022 おかげで メロディが➨ 376 00:22:37,022 --> 00:22:40,359 毎日 どれだけ 頑張って くれてるのか わかったよ。 377 00:22:40,359 --> 00:22:43,195 そう言ってもらえると うれしいです。 378 00:22:43,195 --> 00:22:45,197 わぁ~! 379 00:22:45,197 --> 00:22:47,867 (メロディ)ルシアナさんの すてきな姿も見られて➨ 380 00:22:47,867 --> 00:22:51,036 今日の私は 朝から いいことばかりです。 381 00:22:51,036 --> 00:22:53,038 いいこと? 382 00:22:53,038 --> 00:22:56,709 1日限定とはいえ 私に 同僚ができたんです。 383 00:22:56,709 --> 00:23:00,980 すべての仕事をしたくて オールワークスメイドを 選びましたけど➨ 384 00:23:00,980 --> 00:23:04,817 とても うれしかったですし とても 楽しかったです。 385 00:23:04,817 --> 00:23:08,821 今日は 本当に ありがとうございます お嬢様➨ 386 00:23:08,821 --> 00:23:11,323 いえ ルシアナさん。 387 00:23:11,323 --> 00:23:14,159 《なに この子 かわいすぎる!》 388 00:23:14,159 --> 00:23:17,663 旦那様方の お茶の用意が できましたよ。 389 00:23:17,663 --> 00:23:20,332 あっ それじゃあ…。 わかったわ! 390 00:23:20,332 --> 00:23:22,334 早速 行ってくるわね! 391 00:23:22,334 --> 00:23:25,004 待ってください 説明が まだ! 392 00:23:25,004 --> 00:23:28,674 (ルシアナ) お父様 お母様 失礼します! 393 00:23:28,674 --> 00:23:30,843 えっ? (メロディ)ルシアナさん! 394 00:23:30,843 --> 00:23:32,845 (ヒューズ)ル ルシアナ!? 395 00:23:32,845 --> 00:23:35,347 へ 返事があるまで 部屋に入っちゃ…! 396 00:23:35,347 --> 00:23:38,050 (ルシアナ)いや~っ!! (メロディ)間に合わなかった…。