1 00:00:02,002 --> 00:00:04,338 (ヒューズ)つらかったら いつでも帰ってきなさい。 2 00:00:04,338 --> 00:00:06,506 いくらでも抱きしめてやるからな。 3 00:00:06,506 --> 00:00:10,010 (マリアンナ)必要なら お友達でも なんでも頼るのよ。 4 00:00:10,010 --> 00:00:13,847 勝気に見えて ルシアナは意外と繊細なんだから。 5 00:00:13,847 --> 00:00:15,849 (ルシアナ)もう もう! 6 00:00:15,849 --> 00:00:20,187 心配してくれるのは嬉しいけど 恥ずかしいからやめて! 7 00:00:20,187 --> 00:00:24,358 (メロディ)セレーナ またしばらく 1人になるけど よろしくね。 8 00:00:24,358 --> 00:00:28,695 (セレーナ)お任せください お姉様。 グレイルと共に頑張りますわ。 9 00:00:28,695 --> 00:00:31,698 (グレイル)キャイン!? 本当に 私とセレーナは➨ 10 00:00:31,698 --> 00:00:35,202 いつの間にか グレイルに嫌われちゃったわね。 11 00:00:35,202 --> 00:00:38,038 (ルシアナ)じゃあ 行ってきます。 12 00:00:38,038 --> 00:00:40,040 (メロディ/マイカ)行ってらっしゃいませ。 13 00:00:42,209 --> 00:00:45,045 さて お仕事を始めましょうか。 14 00:00:45,045 --> 00:00:47,547 お嬢様は いま 大変な状況だけど➨ 15 00:00:47,547 --> 00:00:50,717 私達で しっかり 支えて差し上げましょうね。 16 00:00:50,717 --> 00:00:53,220 (マイカ)はい 頑張ります! 17 00:00:53,220 --> 00:00:56,556 《仕事をしながら 他のメイドさんと話をして➨ 18 00:00:56,556 --> 00:00:58,892 情報収集しちゃうぞ! 19 00:00:58,892 --> 00:01:02,095 嫉妬の魔女事件を クリアしなくっちゃ!》 20 00:01:15,842 --> 00:01:19,179 《やって来たのはいいものの➨ 21 00:01:19,179 --> 00:01:23,850 他のメイドさんや使用人さん達に あからさまに避けられた。 22 00:01:23,850 --> 00:01:27,187 私達が ルトルバーグ家のメイドだから。 23 00:01:27,187 --> 00:01:31,591 それくらい ルシアナちゃんの 悪い噂が広まってるんだ》 24 00:01:33,527 --> 00:01:38,365 そういえば 午後からは選択授業の 助手をするんですよね。 25 00:01:38,365 --> 00:01:41,702 私も ついて行って 大丈夫なんですか? 26 00:01:41,702 --> 00:01:46,206 大丈夫よ。 レクトさんには ちゃんと許可を取ったから。 27 00:01:46,206 --> 00:01:49,876 ん? レクトさん? 28 00:01:49,876 --> 00:01:56,049 《マイカ:『銀の聖女と五つの誓い』 第三攻略対象者 レクティアス・フロード~!? 29 00:01:56,049 --> 00:01:58,719 なんで? なんでヒロインちゃんの護衛騎士が➨ 30 00:01:58,719 --> 00:02:01,655 学園で騎士道の臨時講師を?》 31 00:02:01,655 --> 00:02:04,658 (レクティアス)よく来てくれた メロディ。 32 00:02:04,658 --> 00:02:08,328 はい。 今日も よろしくお願いします レクトさん。 33 00:02:08,328 --> 00:02:10,330 (レクティアス)ああ…。 34 00:02:10,330 --> 00:02:12,332 《完全に攻略済みやんけ! 35 00:02:12,332 --> 00:02:15,335 ヒロインやらんといて なんでキャラクターは 攻略済みやねん! 36 00:02:15,335 --> 00:02:18,171 ホントなんでやね~ん!》 37 00:02:18,171 --> 00:02:22,843 <混乱するあまり マイカの口調は崩壊してしまった> 38 00:02:22,843 --> 00:02:28,181 メイド見習いのマイカと申します。 よろしくお願いいたします。 39 00:02:28,181 --> 00:02:30,183 よろしく頼む。 40 00:02:30,183 --> 00:02:33,353 メロディ よく見てやってくれ。 はい。 41 00:02:33,353 --> 00:02:35,355 うん? 42 00:02:35,355 --> 00:02:37,858 《レクトさんの片思いかな? 43 00:02:37,858 --> 00:02:42,195 メロディ先輩って 恋愛よりメイドって感じだし》 44 00:02:42,195 --> 00:02:46,366 あ… メロディ その これを…。 45 00:02:46,366 --> 00:02:49,703 『子供のための 初めての魔法基礎』? 46 00:02:49,703 --> 00:02:52,205 レクトさん これって…。 47 00:02:52,205 --> 00:02:56,209 以前 図書館に行った時に 目にしたと言っていたろう? 48 00:02:56,209 --> 00:03:00,313 あくまで仕事で行ったのだから 借りなかったと。 それで…。 49 00:03:00,313 --> 00:03:03,817 ルシアナお嬢様って もう魔法使えますよね? 50 00:03:03,817 --> 00:03:05,819 う うん。 51 00:03:05,819 --> 00:03:08,655 <サプライズプレゼント 失敗> 52 00:03:08,655 --> 00:03:13,493 ありがとうございます。 折角ですから読ませて頂きますね。 53 00:03:13,493 --> 00:03:15,495 あ ああ…。 54 00:03:15,495 --> 00:03:20,167 《いややわ! レクトさんって こんなピュアピュアなキャラやったの~!? 55 00:03:20,167 --> 00:03:23,336 ゲームでは 一途な堅物キャラやったのに~》 56 00:03:23,336 --> 00:03:27,174 結構 古い本で もう絶版だそうだ。 57 00:03:27,174 --> 00:03:29,676 図書館にも 一冊しかないらしいから➨ 58 00:03:29,676 --> 00:03:32,846 気をつけてくれ。 貸出期間は 一週間だ。 59 00:03:32,846 --> 00:03:34,848 分かりました。 60 00:03:34,848 --> 00:03:36,850 はい。 (ノック) 61 00:03:36,850 --> 00:03:38,852 うわっ!? (扉の開閉音) 62 00:03:38,852 --> 00:03:44,024 《マイカ:第二攻略対象者 マクスウェル・リクレントス~!?》 63 00:03:44,024 --> 00:03:46,860 (マクスウェル)やあ。 こんにちは メロディ。 64 00:03:46,860 --> 00:03:48,862 え? マックスさん? 65 00:03:48,862 --> 00:03:53,200 《マックスさんて なんでやね~ん! なんで愛称で呼んでんね~ん! 66 00:03:53,200 --> 00:03:55,368 だからヒロインやっとらんのに➨ 67 00:03:55,368 --> 00:03:58,371 なんで攻略キャラと 面識もってんね~ん!》 68 00:03:58,371 --> 00:04:03,977 (マイカ)メロディ先輩 まさか入学式の日 学園の通路で黒髪の美少年と➨ 69 00:04:03,977 --> 00:04:06,480 ぶつかったりなんて してませんよね? 70 00:04:06,480 --> 00:04:08,482 え どうしてそれを? 71 00:04:08,482 --> 00:04:11,485 《攻略対象者筆頭 王太子クリストファーとのイベントも➨ 72 00:04:11,485 --> 00:04:13,820 きっちり こなしとんのか~い!》 73 00:04:13,820 --> 00:04:18,658 そ それで お客様は どういったご用件で こちらに? 74 00:04:18,658 --> 00:04:22,829 別の騎士道の先生に頼まれてね。 これを。 75 00:04:22,829 --> 00:04:25,499 (レクティアス)わざわざ すまない。 ありがとう。 76 00:04:25,499 --> 00:04:30,504 ところで メロディ ルシアナ嬢の様子は どうだい? 77 00:04:30,504 --> 00:04:33,840 まさか 噂をご存知なんですか? 78 00:04:33,840 --> 00:04:37,010 生徒会も 捜査に関わっているからね。 79 00:04:37,010 --> 00:04:40,514 だが ルシアナ嬢が犯人とは思えない。 80 00:04:40,514 --> 00:04:45,018 なぜ あんな噂が広まっているのか…。 81 00:04:45,018 --> 00:04:49,689 お嬢様を信じてくれて ありがとうございます マックスさん。 82 00:04:49,689 --> 00:04:54,694 《これは… もしかして マクスウェルも攻略してる!?》 83 00:04:54,694 --> 00:04:58,865 お おい…。 どうかしましたか? レクトさん。 84 00:04:58,865 --> 00:05:03,470 あ その… 何だ メロディは彼とは親しいのか? 85 00:05:03,470 --> 00:05:08,308 マックスさんのことですか? はい とても大切な友人ですよ。 86 00:05:08,308 --> 00:05:13,480 ふふ そうだね。 俺と君は 間違いなく友人だね。 87 00:05:13,480 --> 00:05:16,983 友人。 そうか 友人か。 88 00:05:16,983 --> 00:05:19,653 《甘酸っぱ~い。 89 00:05:19,653 --> 00:05:23,824 私 何しに学園まで来たんだっけ》 90 00:05:23,824 --> 00:05:27,494 < それから数日 メロディと仕事をしながら➨ 91 00:05:27,494 --> 00:05:31,164 マイカは調査を続けた。 だが…> 92 00:05:31,164 --> 00:05:34,334 《どこかに嫉妬の魔女が いるはずなんだけど➨ 93 00:05:34,334 --> 00:05:37,537 一体 誰なんだろう》 94 00:05:41,174 --> 00:05:43,510 《マイカ:あれは…》 95 00:05:43,510 --> 00:05:47,013 メ メロディ先輩! どうしたの? マイカちゃん。 96 00:05:47,013 --> 00:05:50,517 あ あの 知り合いを見つけて…。 97 00:05:50,517 --> 00:05:54,688 先に行ってください! あ マイカちゃん! 98 00:05:54,688 --> 00:05:57,524 (アンネマリー)メロディ? あっ? 99 00:05:57,524 --> 00:05:59,526 (メロディ)アンナさん? 100 00:05:59,526 --> 00:06:03,964 <説明しよう。 ヴィクティリウム侯爵家に仕えるメイド アンナ。 101 00:06:03,964 --> 00:06:05,966 その正体は➨ 102 00:06:05,966 --> 00:06:09,803 ヴィクティリウム侯爵令嬢 アンネマリーその人である。 103 00:06:09,803 --> 00:06:13,807 嫉妬の魔女事件を捜査するため 変装しているのだ> 104 00:06:13,807 --> 00:06:16,643 アンナさんも 学園に来ていたんですね! 105 00:06:16,643 --> 00:06:21,314 久しぶり メロディ。 私が贈った人形 大事にしてくれてる? 106 00:06:21,314 --> 00:06:25,986 もちろんです。 彼女は今日も元気いっぱいですよ。 107 00:06:25,986 --> 00:06:28,321 アンナさんは どうですか? 108 00:06:28,321 --> 00:06:31,157 もちろん 戸棚に飾って大事にしてるわ。 109 00:06:31,157 --> 00:06:33,660 私たちの友情の証ですもの。 110 00:06:33,660 --> 00:06:36,329 《元気いっぱい… って どういう意味か➨ 111 00:06:36,329 --> 00:06:38,498 よくわからないけど》 112 00:06:38,498 --> 00:06:40,667 (サーシャ)あれ? メロディ 知り合い? 113 00:06:40,667 --> 00:06:43,837 (ウォーレン)へぇ 初めて見る子だね。 (ブリッシュ)美人だ。 114 00:06:43,837 --> 00:06:48,508 みんな こちらは ヴィクティリウム家のメイドのアンナさんです。 115 00:06:48,508 --> 00:06:52,512 (メロディ)アンナさん 彼らは インヴィディア家の使用人の➨ 116 00:06:52,512 --> 00:06:57,017 サーシャさんとブリッシュさん ゲルマン家の使用人のウォーレンさんです。 117 00:06:57,017 --> 00:07:00,787 はじめまして アンナです。 118 00:07:00,787 --> 00:07:03,590 ところで マイカちゃんは? 119 00:07:05,625 --> 00:07:07,627 《アンネマリー:マイカ?》 120 00:07:07,627 --> 00:07:09,963 メロディ マイカちゃんって誰のこと? 121 00:07:09,963 --> 00:07:13,967 ルトルバーグ家に 新しく入ったメイド見習いです。 122 00:07:13,967 --> 00:07:16,970 さっきまで 一緒だったんですけど…。 123 00:07:16,970 --> 00:07:20,140 《まさか あの子も こっちの世界へ…》 124 00:07:20,140 --> 00:07:22,809 って そんな事あるわけないか。 125 00:07:22,809 --> 00:07:25,645 はぁはぁ はぁはぁ…。 126 00:07:25,645 --> 00:07:28,648 待って! 待ってってばっ! 127 00:07:28,648 --> 00:07:30,650 きゃあ! 128 00:07:30,650 --> 00:07:33,153 うぅ いたた…。 129 00:07:36,323 --> 00:07:38,325 あっ…。 130 00:07:38,325 --> 00:07:41,661 <第四攻略対象者 ビューク・キッシェル。 131 00:07:41,661 --> 00:07:45,832 魔王の操り人形と なってしまった哀れな少年➨ 132 00:07:45,832 --> 00:07:50,670 に見えるが 実際は十八歳の青年である。 133 00:07:50,670 --> 00:07:54,674 襲撃に失敗した際 魔王の力のほとんどは➨ 134 00:07:54,674 --> 00:07:57,344 剣から解き放たれていた。 135 00:07:57,344 --> 00:08:03,450 それでも残された わずかな力は まだビュークを支配していたのだ。 136 00:08:03,450 --> 00:08:07,787 しかし 王城から逃げ出して 数日経った ある日➨ 137 00:08:07,787 --> 00:08:10,623 彼は唐突に意識を取り戻した。 138 00:08:10,623 --> 00:08:13,626 少女の泣き声が聞こえたのだ。 139 00:08:13,626 --> 00:08:18,465 そして 彼女を助けた後 再び支配された。 140 00:08:18,465 --> 00:08:22,635 だが 残された魔王の力は弱く。 141 00:08:22,635 --> 00:08:26,973 ゲーム本来のように彼を 完全に従えることは出来ずにいた。 142 00:08:26,973 --> 00:08:31,644 ビュークは再び 自我を取り戻しつつあった> 143 00:08:31,644 --> 00:08:33,646 あ ありがとう。 144 00:08:33,646 --> 00:08:37,317 (ビューク)怪我は? え ああ 大丈夫。 145 00:08:37,317 --> 00:08:40,153 そうか。 え~と➨ 146 00:08:40,153 --> 00:08:46,659 二か月くらい前にスラム街で 私を助けてくれた人だよね? 147 00:08:46,659 --> 00:08:49,662 その節は たいへん ありがとうございました! 148 00:08:49,662 --> 00:08:54,334 おかげで私 路頭に迷わず 今も元気で生きてます! 149 00:08:54,334 --> 00:08:58,171 か 感謝… された? 俺が? 150 00:08:58,171 --> 00:09:01,107 ん? どうしたの? 151 00:09:01,107 --> 00:09:03,109 (メロディ)マイカちゃ~ん! 152 00:09:03,109 --> 00:09:05,278 (マイカ)あ メロディ先輩。 153 00:09:05,278 --> 00:09:07,614 その方が さっき言ってた知り合い? 154 00:09:07,614 --> 00:09:10,950 はい。 私がスラム街で 迷っていたところを➨ 155 00:09:10,950 --> 00:09:12,952 助けてくれたんです。 156 00:09:12,952 --> 00:09:14,954 そうだったの。 157 00:09:14,954 --> 00:09:18,291 こんにちは ルトルバーグ家のメイドのメロディです。 158 00:09:18,291 --> 00:09:22,295 私の後輩を助けてくれて ありがとうございます。 159 00:09:22,295 --> 00:09:24,798 うっ…。 (マイカ)また固まっちゃった。 160 00:09:24,798 --> 00:09:27,801 どうしたの? ところで お名前は? 161 00:09:27,801 --> 00:09:30,637 (マイカ)あ そういえば 聞いてなかった。 162 00:09:30,637 --> 00:09:32,972 (メロディ)お名前を 教えてもらえますか? 163 00:09:32,972 --> 00:09:35,575 あと どこの家に 仕えているんですか? 164 00:09:37,977 --> 00:09:41,815 (ビューク)俺は誰にも仕えたりしない。 (メロディ)え? でも…。 165 00:09:41,815 --> 00:09:43,817 (ビューク)誰かに命令されたり➨ 166 00:09:43,817 --> 00:09:45,985 強制されるなんて真っ平御免だ! 167 00:09:45,985 --> 00:09:49,823 絶対にお断り… ぐっ! 168 00:09:49,823 --> 00:09:51,825 ぐぅ…。 どうしたの!? 169 00:09:51,825 --> 00:09:54,160 うっ…。 あっ! 170 00:09:54,160 --> 00:09:56,830 (2人)うっ!? 171 00:09:56,830 --> 00:10:00,500 今のは 一体…? 172 00:10:00,500 --> 00:10:08,842 黒い魔力 あの紫の髪… 第四攻略対象者 ビューク・キッシェル!? 173 00:10:08,842 --> 00:10:13,346 (ルーナ)ヴィクティリウム家の使用人が? (サーシャ)はい。 174 00:10:13,346 --> 00:10:15,348 アンネマリー様の指示で➨ 175 00:10:15,348 --> 00:10:18,184 例の事件について 調べておりました。 176 00:10:18,184 --> 00:10:20,687 (ルーナ)まぁ そんなことが…。 177 00:10:20,687 --> 00:10:24,858 ねぇ サーシャ。 よかったら もう少し詳しく教えてくれる? 178 00:10:24,858 --> 00:10:27,694 私も興味あるわ。 179 00:10:27,694 --> 00:10:31,197 ああ 楽しかった! メロディは 相変わらず可愛いし➨ 180 00:10:31,197 --> 00:10:33,199 サーシャもしっかり者で頼もしいし➨ 181 00:10:33,199 --> 00:10:35,702 マイカちゃんって子にも 会ってみたいし! 182 00:10:35,702 --> 00:10:38,371 (クリストファー)要するに成果ナシ と。 183 00:10:38,371 --> 00:10:42,375 それにしても お前って ホント 美少女に弱いのな。 184 00:10:44,377 --> 00:10:49,048 (ルシアナ)さすがはアンネマリー様ね。 そんな所まで気が回るなんて。 185 00:10:49,048 --> 00:10:53,553 本当に そうよね。 ルシアナも負けずに頑張ってね。 186 00:10:53,553 --> 00:10:58,057 私も応援… あ いけない。 どうしたの? 187 00:10:58,057 --> 00:11:02,162 図書館で借りた本の返却期限が 今日だったのよ。 188 00:11:02,162 --> 00:11:05,164 ほら この間 教えてもらった➨ 189 00:11:05,164 --> 00:11:08,168 『子供のための初めての魔法基礎』。 190 00:11:08,168 --> 00:11:11,838 借りたんだ。 わかりやすい本だったわ。 191 00:11:11,838 --> 00:11:14,507 まあ いまだに魔法は 使えないんだけどね。 192 00:11:14,507 --> 00:11:16,509 それは残念。 193 00:11:16,509 --> 00:11:19,512 放課後は忙しいし 今行ってきたら? 194 00:11:19,512 --> 00:11:21,614 そうね。 そうさせてもらうわ。 195 00:11:24,183 --> 00:11:26,186 あっ!! (水音) 196 00:11:28,188 --> 00:11:30,523 (ルーナ)お待たせ。 お帰り。 197 00:11:30,523 --> 00:11:32,692 思ったより早かったわね。 198 00:11:32,692 --> 00:11:35,528 とうとう しでかしてくれたな! (2人)んっ? 199 00:11:35,528 --> 00:11:37,530 ルシアナ・ルトルバーグ! 200 00:11:37,530 --> 00:11:39,532 えっ? 201 00:11:46,539 --> 00:11:49,375 あの 一体何があったんですか? 202 00:11:49,375 --> 00:11:53,713 何者かが アンネマリー様に 頭から水をかけたんだ。 203 00:11:53,713 --> 00:11:56,049 (2人)え…!? 白々しい! 204 00:11:56,049 --> 00:11:58,051 犯人は お前だろうが! 205 00:11:58,051 --> 00:12:00,653 3階の窓の中に 逃げるように揺らめく➨ 206 00:12:00,653 --> 00:12:03,656 金色の髪が見えたって話よ。 207 00:12:03,656 --> 00:12:08,161 ル ルシアナは 昼休みの間 ずっと私といました! 208 00:12:08,161 --> 00:12:12,832 本当に ずっと一緒だったのか? 少しの時間も? 間違いなく? 209 00:12:12,832 --> 00:12:15,001 そ それは…。 210 00:12:15,001 --> 00:12:20,673 図書館に本を返すために少しだけ 席を立ちましたけど でも…。 211 00:12:20,673 --> 00:12:23,676 ほら やっぱりそうじゃないか! お前だろ。 212 00:12:23,676 --> 00:12:25,678 そんな…。 213 00:12:25,678 --> 00:12:30,016 皆さん。 臆測だけで犯人を 決めつけるものではありませんわ。 214 00:12:30,016 --> 00:12:33,519 ルシアナさんが犯人だとして。 215 00:12:33,519 --> 00:12:36,689 どうやって わたくしに 水をかけるというのです。 216 00:12:36,689 --> 00:12:38,691 し しかし…。 217 00:12:38,691 --> 00:12:40,860 バケツに汲んだ水を投げるのですか? 218 00:12:40,860 --> 00:12:44,530 それで三階から 正確に わたくしを狙えます? 219 00:12:44,530 --> 00:12:46,866 できないでしょうね。 220 00:12:46,866 --> 00:12:49,369 これを実行するには➨ 221 00:12:49,369 --> 00:12:53,373 水を操る魔法を使ったと 考えるのが妥当でしょう。 222 00:12:53,373 --> 00:12:57,210 た 確かにルシアナは 水の魔法を使えますけど➨ 223 00:12:57,210 --> 00:13:01,981 三階の窓から 狙い撃つなんて無理ですよ。 224 00:13:01,981 --> 00:13:07,153 え? ルシアナさん… あなた魔法が使えるの? 225 00:13:07,153 --> 00:13:09,489 え あ えっと はい。 226 00:13:09,489 --> 00:13:13,993 でも一度に出せるのは 頑張ってもティーカップ一杯分くらいで。 227 00:13:13,993 --> 00:13:16,329 やっぱり お前が犯人だろ! 228 00:13:16,329 --> 00:13:19,165 え!? いや だから違っ…。 犯人め! 229 00:13:19,165 --> 00:13:22,669 白状しろ! 正直に言ったらどうだ! 230 00:13:22,669 --> 00:13:27,006 《やはり。 あなたが嫉妬の魔女なの オリヴィア。 231 00:13:27,006 --> 00:13:30,510 ゲームでは 水を被る 被害者だったというのに。 232 00:13:30,510 --> 00:13:35,181 まさか 私に この役が回ってくるなんてね。 233 00:13:35,181 --> 00:13:39,352 …て あら? となると…。 234 00:13:39,352 --> 00:13:42,855 え? ま まさか…》 235 00:13:42,855 --> 00:13:45,358 うひっ…。 (オリヴィア)これまでの事件➨ 236 00:13:45,358 --> 00:13:50,530 狙われたのは 学年トップの成績を 収めた我らがAクラスそのもの。 237 00:13:50,530 --> 00:13:54,867 次が成績優秀で裕福な平民の生徒。 238 00:13:54,867 --> 00:13:59,972 最後に 舞踏会で あなたと 注目を分けた ヴィクティリウム様。 239 00:13:59,972 --> 00:14:02,642 《嘘でしょ? ホントに?》 240 00:14:02,642 --> 00:14:06,312 あなたは優秀で 将来性のある皆様を妬んで➨ 241 00:14:06,312 --> 00:14:08,815 こんな犯行を重ねたのですね! 242 00:14:08,815 --> 00:14:12,652 (オリヴィア)なんて見苦しいこと! 即刻 自らの罪を認め➨ 243 00:14:12,652 --> 00:14:15,321 わたくし達に謝罪なさいませ! 244 00:14:15,321 --> 00:14:20,159 《なんでアンタが私のセリフを 言っちゃうのよぉ! 245 00:14:20,159 --> 00:14:23,830 今のは ゲームでのアンネマリーのセリフ。 246 00:14:23,830 --> 00:14:28,835 ということは オリヴィアが今回の悪役令嬢役? 247 00:14:28,835 --> 00:14:33,005 じゃあ 嫉妬の魔女は 誰なのよぉ!?》 248 00:14:33,005 --> 00:14:35,675 そこまでだ。 249 00:14:35,675 --> 00:14:39,879 授業が始まる。 みんな 席につきたまえ。 250 00:14:50,690 --> 00:14:54,894 (ルシアナ)清き水よ今ここに。 ファーレディアッカ。 251 00:14:57,697 --> 00:15:03,136 これが私の限界なのに どうして 誰も信じてくれないのかな。 252 00:15:03,136 --> 00:15:07,473 ルーナだって あんなに必死に 弁護してくれたのに。 253 00:15:07,473 --> 00:15:10,977 お優しい方なのですね。 そうなの。 254 00:15:10,977 --> 00:15:15,314 あの後も図書館へ本を返却に 行かなければよかった なんて➨ 255 00:15:15,314 --> 00:15:19,318 謝られて 私の方が 恐縮しちゃったくらいだわ。 256 00:15:19,318 --> 00:15:21,988 (メロディ)図書の返却ですか? うん。 257 00:15:21,988 --> 00:15:24,657 ほら メロディが勧めてくれた➨ 258 00:15:24,657 --> 00:15:28,661 『子供のための 初めての魔法基礎』って本よ。 259 00:15:28,661 --> 00:15:31,164 え? (ルシアナ)お昼休みの途中➨ 260 00:15:31,164 --> 00:15:35,168 ルーナは その本を返却するために 図書館へ行ったの。 261 00:15:35,168 --> 00:15:38,337 それで 私が1人になる時間があって…。 262 00:15:38,337 --> 00:15:42,542 お お嬢様 少しお待ちを。 うん? 263 00:15:45,344 --> 00:15:48,514 『子供のための 初めての魔法基礎』? 264 00:15:48,514 --> 00:15:50,683 図書館から借りたものです。 265 00:15:50,683 --> 00:15:54,520 ちなみに これは 図書館に一冊しかないそうです。 266 00:15:54,520 --> 00:15:59,358 え ルーナが返却して その後すぐに借りたってこと? 267 00:15:59,358 --> 00:16:04,297 これは レクトさんが私にと 五日前に借りてきてくれた本です。 268 00:16:04,297 --> 00:16:06,466 え? でも…。 269 00:16:06,466 --> 00:16:11,137 お嬢様。 ルーナ様が この本を お持ちのところは見ましたか? 270 00:16:11,137 --> 00:16:13,139 いいえ。 271 00:16:13,139 --> 00:16:17,810 ルーナ様は ルシアナお嬢様の無実を 訴えたのですよね。 272 00:16:17,810 --> 00:16:24,150 でも それが結果的に お嬢様への疑いを強めてしまった。 273 00:16:24,150 --> 00:16:27,320 (メロディ)アンネマリー様は 水の魔法を使えなければ➨ 274 00:16:27,320 --> 00:16:31,324 犯行は難しいと仰った。 そうですよね? 275 00:16:31,324 --> 00:16:33,659 う うん…。 276 00:16:33,659 --> 00:16:37,997 (メロディ)そして ルーナ様は お嬢様には無理だと主張した。 277 00:16:37,997 --> 00:16:42,602 水魔法が使えることを 周囲に伝えたうえで。 278 00:16:44,837 --> 00:16:49,509 《私から鉛筆やハンカチを盗む機会は いくらでもあった。 279 00:16:49,509 --> 00:16:51,510 でも そんな…》 280 00:16:51,510 --> 00:16:53,513 ⸨あ… いやだ。 281 00:16:53,513 --> 00:16:57,183 朝早く起きて魔法の練習してたら 眠っちゃった⸩ 282 00:16:57,183 --> 00:16:59,519 《ルシアナ:本当に魔法の練習? 283 00:16:59,519 --> 00:17:03,789 あの後 教室に行くと 第二の事件が起きていて…。 284 00:17:03,789 --> 00:17:09,295 あの時も 私が疑われる きっかけをつくったのは…》 285 00:17:09,295 --> 00:17:12,298 ⸨机を荒らされたのは 全員 平民だなって…。 286 00:17:12,298 --> 00:17:15,301 その 成績優秀な…⸩ 287 00:17:15,301 --> 00:17:17,970 《ルシアナ:違う! そんなの 嘘よ!》 288 00:17:17,970 --> 00:17:19,972 ルシアナお嬢様…。 289 00:17:19,972 --> 00:17:22,308 やめて! 290 00:17:22,308 --> 00:17:29,148 お嬢様 メロディ先輩 ご帰宅の準備が 整いました。 けど…。 291 00:17:29,148 --> 00:17:32,485 (ルシアナ)今日は 帰らないわ。 (2人)え? 292 00:17:32,485 --> 00:17:36,088 確かめなくちゃいけないから。 293 00:17:38,324 --> 00:17:40,326 (ビューク)うぅ ぐぅ…。 294 00:17:40,326 --> 00:17:44,163 ぐぅ…。 (ルーナ)私を支配し 縛っておいて➨ 295 00:17:44,163 --> 00:17:48,334 あなたは それが苦痛なのね。 296 00:17:48,334 --> 00:17:51,337 (ビューク)ぐぅ…。 297 00:17:51,337 --> 00:17:54,840 ぐっ… うぅ…。 298 00:17:57,009 --> 00:18:01,514 ルシアナ… 明日 私は あなたを…。 299 00:18:05,451 --> 00:18:08,621 ルーナお嬢様なら 忘れ物をしたとかで➨ 300 00:18:08,621 --> 00:18:11,123 先ほど校舎に向かわれました。 301 00:18:11,123 --> 00:18:13,125 うっ! 302 00:18:16,128 --> 00:18:18,297 私1人で行くわ。 303 00:18:18,297 --> 00:18:20,299 お嬢様! 304 00:18:20,299 --> 00:18:23,302 私は ルーナに 確かめなくちゃいけないの。 305 00:18:23,302 --> 00:18:26,973 そして もし 彼女が それを認めるというなら➨ 306 00:18:26,973 --> 00:18:29,976 その真意を知らなくちゃいけない。 307 00:18:29,976 --> 00:18:33,646 (ルシアナ)そこに あなたは 不要なのよ メロディ。 308 00:18:33,646 --> 00:18:38,651 (足音) 309 00:18:38,651 --> 00:18:41,554 (扉の開閉音) 310 00:18:43,489 --> 00:18:47,660 ルーナ。 おはよう ルシアナ。 311 00:18:47,660 --> 00:18:49,996 うぅ あぁ うぅ…。 312 00:18:49,996 --> 00:18:51,998 《これって ルーナちゃんが➨ 313 00:18:51,998 --> 00:18:54,667 嫉妬の魔女だったって ことだよね? 314 00:18:54,667 --> 00:18:58,170 もしかして 今日は これからボス戦なんじゃ…》 315 00:18:58,170 --> 00:19:02,942 そ そうだわ。 紅茶を淹れて落ち着きましょう。 316 00:19:02,942 --> 00:19:04,944 んっ? 317 00:19:04,944 --> 00:19:07,947 って! メロディ先輩 落ち着いてください! 318 00:19:07,947 --> 00:19:11,117 ちゃ 茶葉が…。 え? ああっ! 319 00:19:11,117 --> 00:19:14,286 あれ? 茶葉って➨ 320 00:19:14,286 --> 00:19:16,956 掃除に使えるんじゃ なかったでしたっけ? 321 00:19:16,956 --> 00:19:18,958 (メロディ)え? あぁっ! 322 00:19:18,958 --> 00:19:22,461 《ボス戦なら ヒロインが行かなくちゃ… でも…》 323 00:19:22,461 --> 00:19:25,464 はぁ… きゃあ! 324 00:19:25,464 --> 00:19:28,968 《このままじゃ ダメだ!》 325 00:19:28,968 --> 00:19:31,637 これから どうするんですか? 326 00:19:31,637 --> 00:19:35,975 どうするって お嬢様は ここで待つように仰って…。 327 00:19:35,975 --> 00:19:39,645 お嬢様は その選択肢を提示しました。 328 00:19:39,645 --> 00:19:43,149 ですが メロディ先輩は まだ選んでいません。 329 00:19:43,149 --> 00:19:45,317 でも お嬢様は…。 330 00:19:45,317 --> 00:19:48,654 (マイカ)私が聞いているのは 先輩が どうしたいかです。 331 00:19:48,654 --> 00:19:50,656 あっ? 332 00:19:50,656 --> 00:19:53,826 お嬢様に言われたとおり 待ち続けるんですか? 333 00:19:53,826 --> 00:19:57,496 やっぱり心配だから 後を追いかけますか? 334 00:19:57,496 --> 00:20:00,332 それとも 他に選択肢があるんですか? 335 00:20:00,332 --> 00:20:05,337 メイドとして ルシアナお嬢様のために 何がしたいんですか? 336 00:20:05,337 --> 00:20:07,673 メイドとして…。 337 00:20:07,673 --> 00:20:13,012 メロディ先輩。 あなたの選択肢を 選んでください! 338 00:20:13,012 --> 00:20:15,114 私は…。 339 00:20:18,517 --> 00:20:25,357 春の舞踏会… 社交界デビューした私が 何番目に入場したか知ってる? 340 00:20:25,357 --> 00:20:27,359 ルーナ 何の話を…。 341 00:20:27,359 --> 00:20:32,198 (ルーナ)あなたの1つ前よ。 ふふふ 知らなかったでしょ? 342 00:20:32,198 --> 00:20:38,037 あなたのインパクトが強すぎて 私のことなんか誰も覚えていない。 343 00:20:38,037 --> 00:20:41,373 抜き打ち中間試験でも 勝てなかった。 344 00:20:41,373 --> 00:20:43,375 あんなに勉強したのにね。 345 00:20:43,375 --> 00:20:47,713 マクスウェル様から 生徒会に誘われたのも あなた。 346 00:20:47,713 --> 00:20:53,219 同じ伯爵家だけど あなたの家は 狭いながらも領地持ち貴族。 347 00:20:53,219 --> 00:20:58,057 たとえ貧乏貴族だろうとも 私の家より格は上。 348 00:20:58,057 --> 00:21:00,993 本当に なんて妬ましいこと。 349 00:21:00,993 --> 00:21:04,497 ふふ あはははは。 350 00:21:04,497 --> 00:21:06,499 ルーナ! どうしちゃったのよ。 351 00:21:06,499 --> 00:21:10,002 私達 出会った時から 仲良くやってきたじゃない。 352 00:21:10,002 --> 00:21:14,840 ええ。 そうね。 私も とても好きだったわ。 353 00:21:14,840 --> 00:21:18,677 ええ そう。 でもね…。 354 00:21:18,677 --> 00:21:22,848 それと同じくらい あなたの事が妬ましくて➨ 355 00:21:22,848 --> 00:21:26,352 とっても… とっても➨ 356 00:21:26,352 --> 00:21:28,854 大嫌いだったのよ! 357 00:21:30,856 --> 00:21:35,027 これはっ… 魔力っ! でも こんなっ…。 358 00:21:35,027 --> 00:21:39,698 きゃはっ きゃははははっ! 凄い 凄いわ! 359 00:21:39,698 --> 00:21:42,201 これが私の手に入れた力! 360 00:21:42,201 --> 00:21:45,871 あなたを排除するための力よ! 361 00:21:45,871 --> 00:21:50,543 うっ… ルーナ やめて! こんなことっ! 362 00:21:50,543 --> 00:21:56,215 ああ… 嬉しいわ ルシアナ。 もう さようならなのね。 363 00:21:56,215 --> 00:21:59,919 私が あなたを… 殺すのよ! 364 00:22:04,657 --> 00:22:07,660 本当に さよなら ルシアナ。 365 00:22:07,660 --> 00:22:11,864 これで私の望みは… え? 366 00:22:13,832 --> 00:22:18,003 ああ うん。 ようするに さっきの攻撃は➨ 367 00:22:18,003 --> 00:22:20,506 舞踏会の会場が 木っ端微塵になるほどでは➨ 368 00:22:20,506 --> 00:22:23,175 なかったって事ね。 369 00:22:23,175 --> 00:22:25,177 な 何を言っているの? 370 00:22:25,177 --> 00:22:29,181 つまりね 1人で行くなんて カッコつけて来たものの➨ 371 00:22:29,181 --> 00:22:33,018 私 全然1人じゃ なかったってことよ。 372 00:22:33,018 --> 00:22:35,354 だから何の話よ! 373 00:22:35,354 --> 00:22:38,190 ルーナの気持ち よく分かったわ。 374 00:22:38,190 --> 00:22:40,526 でも 私にも言い分はあるし➨ 375 00:22:40,526 --> 00:22:44,196 あなたの気持ちをそのまま 受け入れるだけの度量は➨ 376 00:22:44,196 --> 00:22:46,699 まだないのよ。 377 00:22:46,699 --> 00:22:51,537 いいわ。 ルーナ…。 378 00:22:51,537 --> 00:22:53,706 あなたの その喧嘩。 379 00:22:53,706 --> 00:22:57,610 この私 ルシアナ・ルトルバーグが買ってあげる! 380 00:22:59,979 --> 00:23:03,148 (アンネマリー)ゲームでは 魔力を含んだ雨が降って➨ 381 00:23:03,148 --> 00:23:06,819 学園全体が 軽い洗脳状態になるのよ。 382 00:23:06,819 --> 00:23:09,822 魔力が高い者は抗えるけどね。 383 00:23:09,822 --> 00:23:13,492 それで みんなルシアナちゃんを… にしても…。 384 00:23:13,492 --> 00:23:15,494 ⚟お嬢様。 (ノック) 385 00:23:15,494 --> 00:23:17,496 なに? 386 00:23:17,496 --> 00:23:22,668 ⚟ルトルバーグ伯爵家のメイド見習いの娘が お目通りを求めております。 387 00:23:22,668 --> 00:23:24,670 (アンネマリー)え? 388 00:23:27,506 --> 00:23:32,177 (メロディ)レクトさん 細かい説明は してられないんですけど➨ 389 00:23:32,177 --> 00:23:34,179 助けてください!