1 00:00:04,004 --> 00:00:07,007 ⸨ローザ:なぜ プライドの婚約者に➨ 2 00:00:07,007 --> 00:00:11,345 レオン第一王子を… とのことでしたね。 3 00:00:11,345 --> 00:00:16,517 (ローザ)アネモネ王国には 第二 第三王子がおりましたが➨ 4 00:00:16,517 --> 00:00:19,520 私たちが 直接 言葉をかわし➨ 5 00:00:19,520 --> 00:00:23,690 ふさわしいと考えたのは レオン第一王子のみ。 6 00:00:23,690 --> 00:00:25,692 (ローザ)そして また➨ 7 00:00:25,692 --> 00:00:31,031 アネモネ王国の国王も それを 望んでいました⸩ 8 00:00:31,031 --> 00:00:34,535 《ステイル:すべてが 納得いく話ではなかった…》 9 00:00:34,535 --> 00:00:36,536 はぁ~。 10 00:00:36,536 --> 00:00:38,705 ⸨ローザ:そして ステイル。 11 00:00:38,705 --> 00:00:41,208 あなたの 以前からの望みどおり➨ 12 00:00:41,208 --> 00:00:45,612 1週間後から ヴェスト付きとなることを 許します⸩ 13 00:00:48,048 --> 00:00:50,717 《ヴェスト叔父様に 付くことになれば➨ 14 00:00:50,717 --> 00:00:53,553 プライドと 共にいる時間も ほとんど なくなる。 15 00:00:53,553 --> 00:00:55,556 だが➨ 16 00:00:55,556 --> 00:00:58,559 それが 未来のプライドのために➨ 17 00:00:58,559 --> 00:01:02,162 国民のためになるなら➨ 18 00:01:02,162 --> 00:01:07,067 もう… 彼女の隣に 俺は 必要ない…》 19 00:01:10,003 --> 00:01:12,005 あっ…。 20 00:02:59,046 --> 00:03:02,649 (ティアラ)兄様 母上とのお話は 終わったの? 21 00:03:09,322 --> 00:03:11,324 どうしたの? 22 00:03:11,324 --> 00:03:14,327 少し 疲れただけだ…。 23 00:03:14,327 --> 00:03:16,997 んっ? 24 00:03:16,997 --> 00:03:19,499 (ステイル)姉君…。 25 00:03:19,499 --> 00:03:22,002 眠っているのか? 26 00:03:22,002 --> 00:03:25,672 昨夜も あまり 眠れなかったんですって。 27 00:03:25,672 --> 00:03:28,075 昨夜…。 28 00:03:32,345 --> 00:03:35,182 兄様も 寝てあげて。 29 00:03:35,182 --> 00:03:41,188 (ティアラ)私ね この 3日間 すごく さみしかった。 30 00:03:41,188 --> 00:03:47,194 お姉様を レオン王子に 取られちゃった気がして…。 31 00:03:47,194 --> 00:03:51,364 そしたら お姉様が 庭園に 誘ってくださって➨ 32 00:03:51,364 --> 00:03:54,534 思いっきり 私を 抱き締めてくれたの。 33 00:03:54,534 --> 00:03:57,871 私が さみしがっていたことに 気付いて➨ 34 00:03:57,871 --> 00:04:01,808 慰めてくださったのだと 思ったんだけど…。 35 00:04:01,808 --> 00:04:05,312 でもね そしたら お姉様が…。 36 00:04:05,312 --> 00:04:07,481 (プライド)ステイル? 37 00:04:07,481 --> 00:04:10,984 んっ? ハッ プライド!? 38 00:04:14,821 --> 00:04:17,324 ステイル➨ 39 00:04:17,324 --> 00:04:19,526 寂しかったぁ…。 40 00:04:21,995 --> 00:04:24,664 私にも そう言ってくれたの。 41 00:04:24,664 --> 00:04:37,677 ♬~ 42 00:04:37,677 --> 00:04:41,181 俺もです…。 43 00:04:41,181 --> 00:04:45,018 《ステイル:大丈夫… ずっといる。 44 00:04:45,018 --> 00:04:47,521 たとえ 離れても➨ 45 00:04:47,521 --> 00:04:50,524 俺の心は あなたのそばに…。 46 00:04:50,524 --> 00:04:53,860 たとえ あなたの隣に 俺がいなくても➨ 47 00:04:53,860 --> 00:04:58,865 たとえ あなたが あの男を 愛したとしても➨ 48 00:04:58,865 --> 00:05:01,468 俺の 身も心も➨ 49 00:05:01,468 --> 00:05:04,571 すべては あなたのものなのだから》 50 00:05:09,976 --> 00:05:13,647 (アーサー)あぁ…。 (プライド)アーサー! 51 00:05:13,647 --> 00:05:15,649 フッフフ。 52 00:05:15,649 --> 00:05:17,651 フフフフ! 53 00:05:17,651 --> 00:05:20,153 プライド様!? 54 00:05:20,153 --> 00:05:26,159 よかったわ 行き違いにならなくて…。 55 00:05:26,159 --> 00:05:29,496 すごいクマよ 大丈夫!? 56 00:05:29,496 --> 00:05:33,166 うわっ! ごめんなさい! 驚いたわよね。 57 00:05:33,166 --> 00:05:36,002 ああ いや… すみません! 58 00:05:36,002 --> 00:05:38,171 ちょっと え~っと…。 59 00:05:38,171 --> 00:05:42,008 昨日は 何も 声をかけられなくて ごめんなさい。 60 00:05:42,008 --> 00:05:47,848 体調 悪かったのに 無理してくれたのでしょう? 61 00:05:47,848 --> 00:05:50,851 プライド様! 62 00:05:50,851 --> 00:05:54,654 (アーサー) あの… お聞きしたいことが…。 63 00:05:58,024 --> 00:06:02,963 し… 幸せ… ですか? 64 00:06:02,963 --> 00:06:04,965 幸せよ! 65 00:06:04,965 --> 00:06:08,568 だって アーサーたちが いてくれるのだもの。 66 00:06:14,140 --> 00:06:16,142 よかった…。 67 00:06:16,142 --> 00:06:19,145 じゃあ 無理してるとかじゃ なかったんすね。 えっ? 68 00:06:19,145 --> 00:06:22,816 すみません 今のは 失言…。 69 00:06:22,816 --> 00:06:25,518 そんなわけないじゃない。 70 00:06:28,321 --> 00:06:31,157 アーサー!? 大丈夫!? 71 00:06:31,157 --> 00:06:35,495 心配… させてくださいよ。 72 00:06:35,495 --> 00:06:39,499 (アーサー)なんで 馬車の中で あんな顔してたんすか…。 73 00:06:39,499 --> 00:06:42,168 なんで 無理なんかしてんすか…。 74 00:06:42,168 --> 00:06:45,672 レオン王子に 弱みでも 握られてるんすか…。 75 00:06:45,672 --> 00:06:47,841 国のためっすか? 76 00:06:47,841 --> 00:06:54,848 俺もステイルもティアラも みんな プライド様が心配で➨ 77 00:06:54,848 --> 00:06:58,184 遠くて… 遠くて…。 78 00:06:58,184 --> 00:07:00,120 ごめんなさい…。 79 00:07:00,120 --> 00:07:02,455 ありがとう アーサー➨ 80 00:07:02,455 --> 00:07:04,791 ステイル ティアラ➨ 81 00:07:04,791 --> 00:07:07,460 心配してくれて うれしい。 82 00:07:07,460 --> 00:07:11,798 でも 本当に大丈夫だから。 83 00:07:11,798 --> 00:07:14,801 《ああ やっぱ そうだ…。 84 00:07:14,801 --> 00:07:17,137 この人は どんなにつらくても➨ 85 00:07:17,137 --> 00:07:19,973 絶対 自分1人で 抱えようとする。 86 00:07:19,973 --> 00:07:23,476 まるで 自分は もともと➨ 87 00:07:23,476 --> 00:07:28,315 1人で戦う存在だと 決まっているみてえに…。 88 00:07:28,315 --> 00:07:32,819 この人の… 笑顔を守りたい!》 89 00:07:34,988 --> 00:07:37,657 そばに… いますから。 90 00:07:37,657 --> 00:07:40,493 ずっと…。 91 00:07:40,493 --> 00:07:42,495 ありがとう…。 92 00:07:45,165 --> 00:07:47,167 《アーサー:相手の男が➨ 93 00:07:47,167 --> 00:07:49,836 プライド様にとって いい相手なら➨ 94 00:07:49,836 --> 00:07:53,506 2人の幸せを 守り続ける。 95 00:07:53,506 --> 00:07:56,509 相手の男が そうでないとしたら➨ 96 00:07:56,509 --> 00:08:01,114 その男から そして その男の代わりに➨ 97 00:08:01,114 --> 00:08:05,118 俺が プライド様を守り続けよう。 98 00:08:05,118 --> 00:08:08,621 変わらない… 何も…。 99 00:08:08,621 --> 00:08:11,958 ずっと前に 俺の全部は➨ 100 00:08:11,958 --> 00:08:15,462 プライド様に ささげたのだから…》 101 00:08:17,464 --> 00:08:21,634 (プライド) 母上 私は 予知いたしました! 102 00:08:21,634 --> 00:08:26,473 (プライド)多くの民のために 行かなければならないのです。 103 00:08:26,473 --> 00:08:31,144 我らが同盟国 アネモネ王国へ! 104 00:08:31,144 --> 00:08:38,318 (剣の打ち合う音) 105 00:08:38,318 --> 00:08:40,987 アーサー! 兄様! 106 00:08:40,987 --> 00:08:43,656 (プライド)アーサー 体調は 大丈夫? 107 00:08:43,656 --> 00:08:45,658 ああ 大丈夫です。 108 00:08:45,658 --> 00:08:48,661 すみません ご心配おかけして…。 109 00:08:48,661 --> 00:08:52,665 騎士団長から… 任務の話は? 110 00:08:52,665 --> 00:08:54,667 (アーサー)聞きました! 111 00:08:54,667 --> 00:08:59,672 当日は その… 迷惑を たくさん かけると思うけど➨ 112 00:08:59,672 --> 00:09:02,942 よろしくお願いします。 はい! 113 00:09:02,942 --> 00:09:06,112 お姉様 アネモネへは➨ 114 00:09:06,112 --> 00:09:08,948 いったい 何をしに行かれるのですか? 115 00:09:08,948 --> 00:09:13,286 大丈夫よ 今回は 危ないことは 何もないから。 116 00:09:13,286 --> 00:09:16,990 危ないこと以外は あるということですか? 117 00:09:19,626 --> 00:09:22,796 いいえ… 本当に 何もなかったら➨ 118 00:09:22,796 --> 00:09:25,799 あとは ただ 訪問して…。 何も って なんですか? 119 00:09:25,799 --> 00:09:29,135 何を そんなに心配しているのですか? 120 00:09:29,135 --> 00:09:31,638 (ティアラ) 私たちに 隠してきたこととも➨ 121 00:09:31,638 --> 00:09:34,307 何か 関係があるのですか? 122 00:09:34,307 --> 00:09:39,979 お姉様 私は いまだ弱くて お力にはなれません。 123 00:09:39,979 --> 00:09:43,483 今回の訪問にも ご一緒は かないません。 124 00:09:43,483 --> 00:09:48,822 でも お姉様の心に 寄り添うことはできます。 125 00:09:48,822 --> 00:09:51,991 お姉様が 私たちのことを 信用できないなら➨ 126 00:09:51,991 --> 00:09:54,828 しかたがありません。 でも➨ 127 00:09:54,828 --> 00:09:58,331 私は そうでないと思えます。 128 00:09:58,331 --> 00:10:02,001 ずっと 見てきましたから…。 129 00:10:02,001 --> 00:10:05,505 私たちは お姉様の言葉ならば➨ 130 00:10:05,505 --> 00:10:09,008 たとえ もしもの話でも信じます。 131 00:10:09,008 --> 00:10:12,679 そして そうならなかったからといって➨ 132 00:10:12,679 --> 00:10:16,015 誰も お姉様を 責めたりはしません。 133 00:10:16,015 --> 00:10:19,185 もし 私たちを 信じてくださるのなら➨ 134 00:10:19,185 --> 00:10:21,187 ほんの少しでいいので➨ 135 00:10:21,187 --> 00:10:24,090 お姉様の御心を 教えてください。 136 00:10:37,036 --> 00:10:39,372 ⸨レオン:月夜に 照らされる君は➨ 137 00:10:39,372 --> 00:10:43,710 星より何より 美しいよ プライド…。 138 00:10:43,710 --> 00:10:48,715 このまま 1つになれてしまえば いいと思うよ。 139 00:10:59,058 --> 00:11:00,994 (プライド)レオン様➨ 140 00:11:00,994 --> 00:11:03,830 あなたが 私を 求めてくださるのならば➨ 141 00:11:03,830 --> 00:11:05,832 それも 構いません。 142 00:11:05,832 --> 00:11:09,335 私たちは 婚約者なのですから…。 143 00:11:22,015 --> 00:11:24,017 ですが それは➨ 144 00:11:24,017 --> 00:11:27,020 あなたの 心からの 望みではありません。 145 00:11:27,020 --> 00:11:31,191 私たちの間には 不要のものです。 146 00:11:31,191 --> 00:11:34,694 大丈夫です レオン様。 147 00:11:34,694 --> 00:11:39,365 この3日間 あなたは ちゃんと 演じられていました。 148 00:11:39,365 --> 00:11:41,367 誰もが認める➨ 149 00:11:41,367 --> 00:11:45,038 完璧な婚約者としての 立ち振る舞いでした。 150 00:11:45,038 --> 00:11:47,540 何… を…。 151 00:11:47,540 --> 00:11:50,543 私の前では 演じなくても よいのです。 152 00:11:50,543 --> 00:11:53,713 無理をして 心に ウソをついて➨ 153 00:11:53,713 --> 00:11:56,382 愛そうとしなくても大丈夫です。 154 00:11:56,382 --> 00:12:00,320 私は ちゃんと知っております。 155 00:12:00,320 --> 00:12:04,824 レオン様 どうか 約束をしてください。 156 00:12:04,824 --> 00:12:08,661 その代わり 私も 今夜のことは 胸にしまい➨ 157 00:12:08,661 --> 00:12:10,663 明日から また➨ 158 00:12:10,663 --> 00:12:14,334 変わらず 仲むつまじい 間柄となりましょう。 159 00:12:14,334 --> 00:12:17,537 君は… 何者なんだ…。 160 00:12:20,506 --> 00:12:24,177 私は フリージア王国の 第一王女➨ 161 00:12:24,177 --> 00:12:27,180 プライド・ロイヤル・アイビー。 162 00:12:27,180 --> 00:12:29,849 第一王位継承者であり➨ 163 00:12:29,849 --> 00:12:33,353 予知の力を持つ 特殊能力者。 164 00:12:33,353 --> 00:12:36,856 この世界で 唯一➨ 165 00:12:36,856 --> 00:12:40,059 あなたの 本当の望みを 知る者です。 166 00:12:42,528 --> 00:12:45,198 レオン様➨ 167 00:12:45,198 --> 00:12:48,034 あなたは 帰国して 1週間➨ 168 00:12:48,034 --> 00:12:51,037 決して 城下に 降りてはなりません。 169 00:12:51,037 --> 00:12:54,040 決して 視察ですら…。 170 00:12:54,040 --> 00:12:56,376 最後の日は 特に…。 171 00:12:56,376 --> 00:12:59,545 あなたは そこで すべてを失います。 172 00:12:59,545 --> 00:13:03,149 多くの民と 王からの 信頼すらも…。 173 00:13:03,149 --> 00:13:06,152 どうか 守ってください。 174 00:13:06,152 --> 00:13:08,154 今は 言えませんが➨ 175 00:13:08,154 --> 00:13:11,824 すべては あなたの 本当の望みのため…。 176 00:13:11,824 --> 00:13:15,528 あなたの 幸せのためなのです⸩ 177 00:13:18,665 --> 00:13:22,001 そう レオン様には 忠告したのだけれど➨ 178 00:13:22,001 --> 00:13:24,504 やっぱり 心配で…。 179 00:13:24,504 --> 00:13:27,173 それに もし 彼が… どうしたの!? 180 00:13:27,173 --> 00:13:29,842 (2人)うぅ…。 181 00:13:29,842 --> 00:13:33,846 (ステイル)つまりは 昨夜 レオン王子の部屋では➨ 182 00:13:33,846 --> 00:13:38,851 その… 何もなく 話だけをして すぐ帰られたと? 183 00:13:38,851 --> 00:13:41,187 ええ そうよ。 184 00:13:41,187 --> 00:13:44,190 《その前に いろいろ アタックされたことは➨ 185 00:13:44,190 --> 00:13:46,392 言わないでおこう…》 186 00:13:50,697 --> 00:13:52,699 (2人)はぁ~。 187 00:13:52,699 --> 00:13:55,702 それより 私は 彼を…。 (ステイル)わかりました! 188 00:13:55,702 --> 00:13:59,539 今回の 極秘訪問は 姉君の 予知どおりに➨ 189 00:13:59,539 --> 00:14:04,143 レオン王子が 城下に 降りてしまわないかの確認のため。 190 00:14:04,143 --> 00:14:07,146 それに関しては 同意しましょう。 191 00:14:07,146 --> 00:14:09,982 とりあえず 王子が もし 本当に城下に降りたら➨ 192 00:14:09,982 --> 00:14:11,984 内密に 押しとどめ➨ 193 00:14:11,984 --> 00:14:14,487 アネモネ王国の 衛兵に見つかる前に➨ 194 00:14:14,487 --> 00:14:16,656 我々の手で 捕らえ➨ 195 00:14:16,656 --> 00:14:19,325 いえ 保護すればよいと…。 196 00:14:19,325 --> 00:14:23,162 (ステイル)我が国としても アネモネ王国としても➨ 197 00:14:23,162 --> 00:14:26,499 レオン王子の そんな醜態は 恥でしかありません。 198 00:14:26,499 --> 00:14:30,002 《なんだろう いろいろ 訂正とか ツッコみたいけれど➨ 199 00:14:30,002 --> 00:14:32,672 とりあえず ステイルの毒舌が 容赦ない…》 200 00:14:32,672 --> 00:14:34,674 (アーサー)なんすか それ! (剣を落とす音) 201 00:14:34,674 --> 00:14:37,510 ホント… てっきり…。 202 00:14:37,510 --> 00:14:41,848 あっ あの… 本当に 心配かけて ごめんなさい。 203 00:14:41,848 --> 00:14:46,018 俺 1人で 勝手に わかったつもりになって➨ 204 00:14:46,018 --> 00:14:48,521 ステイルまで 巻き込んで➨ 205 00:14:48,521 --> 00:14:51,190 プライド様に 逆に 気ぃ遣わせて➨ 206 00:14:51,190 --> 00:14:54,026 すげえ かっこわりぃ…。 207 00:14:54,026 --> 00:14:56,362 (アーサー)本当に すまねえ ステイル…。 208 00:14:56,362 --> 00:15:00,066 いや 俺も お前に 余計な話を…。 209 00:15:01,968 --> 00:15:06,472 ねぇ お姉様 2人とも 怒ってないでしょう? 210 00:15:06,472 --> 00:15:08,474 ええ。 211 00:15:11,310 --> 00:15:13,479 ありがとう アーサー。 212 00:15:13,479 --> 00:15:17,583 あの時 ちゃんと 答えられなくて ごめんなさい。 213 00:15:19,986 --> 00:15:22,655 アーサーは かっこいいわ。 214 00:15:22,655 --> 00:15:26,159 私が つらいのに すぐ 気付いてくれた。 215 00:15:26,159 --> 00:15:28,995 そばにいるって 言ってくれた。 216 00:15:28,995 --> 00:15:31,798 私 すごく うれしかったもの。 217 00:15:35,835 --> 00:15:39,005 (ステイル)約束してください 姉君。 218 00:15:39,005 --> 00:15:42,175 次は 必ず頼ると。 219 00:15:42,175 --> 00:15:44,677 俺たちの力が 必要でも➨ 220 00:15:44,677 --> 00:15:47,079 不要でも…。 221 00:15:49,015 --> 00:15:51,517 ごめんなさい…。 222 00:15:56,022 --> 00:15:58,191 だめですよ お姉様。 223 00:15:58,191 --> 00:16:01,294 1人で 全部 抱えようとしては。 224 00:16:01,294 --> 00:16:03,462 皆 いるのですから。 225 00:16:03,462 --> 00:16:05,965 お姉様1人が 苦しんだら➨ 226 00:16:05,965 --> 00:16:09,268 つらいのは 私だけではないのですから。 227 00:16:19,979 --> 00:16:24,817 ⸨すべては あなたの 本当の望みのため…⸩ 228 00:16:24,817 --> 00:16:28,020 僕の 望みは…。 229 00:16:29,989 --> 00:16:31,991 ⸨レオン。 230 00:16:31,991 --> 00:16:36,162 第一王子として 弟たちの 見本として➨ 231 00:16:36,162 --> 00:16:39,499 望まれる王になるべく努めよ⸩ 232 00:16:39,499 --> 00:16:43,336 《レオン:幼いころから 王となるべく➨ 233 00:16:43,336 --> 00:16:46,672 学び続けるのが 僕の すべてだった。 234 00:16:46,672 --> 00:16:51,010 だけど ふと 考える。 235 00:16:51,010 --> 00:16:55,014 望まれる王とは 何か…》 236 00:16:55,014 --> 00:17:01,287 (歓声) 237 00:17:01,287 --> 00:17:04,290 ⸨レオン第一王子殿下! レオン様! 238 00:17:04,290 --> 00:17:06,292 第一王子殿下! レオン様! 239 00:17:06,292 --> 00:17:09,795 彼らに いつまでも 望まれ続ける王➨ 240 00:17:09,795 --> 00:17:12,965 それこそが 答えだ⸩ 241 00:17:12,965 --> 00:17:16,636 《レオン:心が 初めて 産声を上げた。 242 00:17:16,636 --> 00:17:20,640 彼らに 民たちに愛されたい。 243 00:17:20,640 --> 00:17:23,476 望まれたい 欲しがられたい。 244 00:17:23,476 --> 00:17:27,813 他の誰ではなく この僕を…》 245 00:17:27,813 --> 00:17:31,317 ⸨エルヴィン:それは 危険な思想です 兄君。 246 00:17:31,317 --> 00:17:34,153 (エルヴィン)それは 承認欲求 自己愛➨ 247 00:17:34,153 --> 00:17:36,656 独占欲というものでしょう。 248 00:17:36,656 --> 00:17:40,993 優秀な 兄君の評判を 地に落とすものです⸩ 249 00:17:40,993 --> 00:17:43,829 《弟に そう とがめられたときの衝撃は➨ 250 00:17:43,829 --> 00:17:45,831 忘れない。 251 00:17:45,831 --> 00:17:50,336 そのような けがらわしい感情を 捨てねばならないと➨ 252 00:17:50,336 --> 00:17:54,006 一時的に 城下に 降りることも控えた。 253 00:17:54,006 --> 00:17:59,946 だが… やはり 体が 心が求めた》 254 00:17:59,946 --> 00:18:03,783 ⸨ホーマー:兄君 では 社交界の方々とも➨ 255 00:18:03,783 --> 00:18:06,953 親密な交流をとってみては いかがでしょうか?⸩ 256 00:18:06,953 --> 00:18:09,455 《弟の助言に従い➨ 257 00:18:09,455 --> 00:18:12,959 年の近い令嬢たちと 関わってみたけど➨ 258 00:18:12,959 --> 00:18:17,630 そこで 彼女たちから 僕に向けられた感情は➨ 259 00:18:17,630 --> 00:18:19,632 承認欲求➨ 260 00:18:19,632 --> 00:18:21,634 自己愛➨ 261 00:18:21,634 --> 00:18:24,470 独占欲だと 理解したとき➨ 262 00:18:24,470 --> 00:18:26,472 恐怖した。 263 00:18:26,472 --> 00:18:29,141 僕は こんなにも恐ろしい感情を➨ 264 00:18:29,141 --> 00:18:32,478 守るべき民に 向けてしまっていたのかと…。 265 00:18:32,478 --> 00:18:38,818 結果… 彼女たちの求めるものは 何も 与えることはできず➨ 266 00:18:38,818 --> 00:18:42,655 女たらしとの うわさが 広まってしまった…。 267 00:18:42,655 --> 00:18:46,659 僕の 望みは➨ 268 00:18:46,659 --> 00:18:49,328 フリージア王国の 王配として➨ 269 00:18:49,328 --> 00:18:51,664 フリージア そして➨ 270 00:18:51,664 --> 00:18:54,500 アネモネ王国に 平穏を もたらすこと。 271 00:18:54,500 --> 00:18:58,004 王としても 兄としても 人間としても➨ 272 00:18:58,004 --> 00:19:00,773 欠落した僕が できることは➨ 273 00:19:00,773 --> 00:19:03,576 ただ それだけなのだから…》 274 00:19:05,945 --> 00:19:07,947 ⸨レオン。 275 00:19:07,947 --> 00:19:11,617 お前と プライド第一王女との婚約➨ 276 00:19:11,617 --> 00:19:15,454 白紙に戻す可能性が 出てきた。 277 00:19:15,454 --> 00:19:19,792 いま一度 フリージアの女王 王配と➨ 278 00:19:19,792 --> 00:19:22,461 話をするつもりだ。 279 00:19:22,461 --> 00:19:27,466 お前の人生を 振り回してしまい 本当に すまない⸩ 280 00:19:33,305 --> 00:19:36,308 (カラム)では ジャンヌ様 フィリップ様➨ 281 00:19:36,308 --> 00:19:39,478 荷物を運んだあと 我々は 警護につきます。 282 00:19:39,478 --> 00:19:41,480 ありがとう。 283 00:19:41,480 --> 00:19:47,653 《プライド:今夜… レオン様が 約束を守ってくれれば➨ 284 00:19:47,653 --> 00:19:52,658 何も 騒ぎが起きなければ それでいい…》 285 00:19:56,996 --> 00:19:58,998 《レオン:明日… 父上と➨ 286 00:19:58,998 --> 00:20:02,334 フリージア王国女王との 話し合いによっては➨ 287 00:20:02,334 --> 00:20:05,337 僕は 婚約を 白紙にされ➨ 288 00:20:05,337 --> 00:20:08,007 アネモネの名に 泥を塗る。 289 00:20:08,007 --> 00:20:11,677 もしくは フリージアに 無礼を犯しながらも➨ 290 00:20:11,677 --> 00:20:14,513 そのまま 婚約者として残り➨ 291 00:20:14,513 --> 00:20:18,517 めったに この国の地を 踏むこともなくなる》 292 00:20:18,517 --> 00:20:23,522 これの どこが 僕の幸せというのか…。 293 00:20:29,028 --> 00:20:31,030 (ノック) 294 00:20:33,365 --> 00:20:35,868 (ホーマー)兄君 これを。 295 00:20:35,868 --> 00:20:37,870 この衣服であれば➨ 296 00:20:37,870 --> 00:20:40,372 誰も 兄君とは気付きません。 297 00:20:40,372 --> 00:20:43,375 安心して 城下に降りてください。 298 00:20:43,375 --> 00:20:46,045 僕たちは 兄君の幸福を➨ 299 00:20:46,045 --> 00:20:48,380 何より 望んでいます。 300 00:20:48,380 --> 00:20:52,551 《レオン:そうだ 今の僕の やりたいことは➨ 301 00:20:52,551 --> 00:20:57,056 城下に降りて 民に 触れ合うこと…。 302 00:20:57,056 --> 00:21:02,361 そして 弟たちは それを 望んでくれている…》 303 00:21:05,831 --> 00:21:09,502 すまない やはり それはできない。 304 00:21:09,502 --> 00:21:12,338 なぜですか 兄君!? 305 00:21:12,338 --> 00:21:15,541 兄君は 民に 会いたくはないのですか!? 306 00:21:17,843 --> 00:21:21,046 ⸨プライド:決して 城下に 降りてはなりません⸩ 307 00:21:26,685 --> 00:21:28,854 わかりました 兄君。 308 00:21:28,854 --> 00:21:31,023 ですが もし 兄弟として➨ 309 00:21:31,023 --> 00:21:33,526 僕らとの別れを 惜しんでくださるのならば➨ 310 00:21:33,526 --> 00:21:36,362 最後の わがままを 聞いてくださりませんか? 311 00:21:36,362 --> 00:21:38,364 (包みを開ける音) 312 00:21:38,364 --> 00:21:44,370 婚約を祝っての 贈り物です。 313 00:21:44,370 --> 00:21:47,173 ありがとう…。 314 00:21:53,546 --> 00:21:55,548 (笑い声) 315 00:21:55,548 --> 00:21:57,550 おぉ~ いけいけ いけ! ハッ! 316 00:21:57,550 --> 00:21:59,552 ハッハッハッハッ! 317 00:21:59,552 --> 00:22:04,056 《レオン:なぜ 僕は ここに?》