1 00:00:34,501 --> 00:00:36,503 (ステイル)姉君!? あのっ! 2 00:00:36,503 --> 00:00:39,172 今 どこを レオン王子に くちづけされ…。 3 00:00:39,172 --> 00:00:41,842 (アーサー)バカ! ステイル! 思い出させんな! 4 00:00:41,842 --> 00:00:44,511 んなことより 今は プライド様の顔色が! 5 00:00:44,511 --> 00:00:48,015 んなこと なものか! くちづけの箇所によっては➡ 6 00:00:48,015 --> 00:00:50,350 今度こそ 本当に 姉君に傷が! 7 00:00:50,350 --> 00:00:53,186 頬だ 頬! 俺に言わせんな バカ! 8 00:00:53,186 --> 00:00:56,857 (カラム)アーサー!? ステイル様に向かって 言葉が乱れすぎては…。 9 00:00:56,857 --> 00:00:58,859 (アーサー)あっ! 10 00:01:01,361 --> 00:01:04,865 (グレゴリオ)彼女が 第一王位継承者でなければ➡ 11 00:01:04,865 --> 00:01:09,536 婚約解消をしなくても 済んだのだが… すまない。 12 00:01:09,536 --> 00:01:13,040 (レオン)僕は この国と民が好きです。 13 00:01:13,040 --> 00:01:16,877 何物にも代えがたいほどに 愛しています。 14 00:01:16,877 --> 00:01:22,049 それに プライドとは これから何度でも会えます。 15 00:01:22,049 --> 00:01:24,151 盟友として…。 16 00:01:26,887 --> 00:01:29,556 《レオン:ひたすらに誇りに感じる。 17 00:01:29,556 --> 00:01:35,162 高潔で気高く 清らかな彼女と 盟友だということが。 18 00:01:35,162 --> 00:01:39,100 ただ… 初恋が こんなに 胸を締めつけ➡ 19 00:01:39,100 --> 00:01:43,670 熱くさせるものだなんて 知らなかった。 20 00:01:43,670 --> 00:01:47,841 プライドに 僕が本当に 恋をしてしまったのは➡ 21 00:01:47,841 --> 00:01:53,847 いつからなのか… 自分でもわからない。 22 00:01:53,847 --> 00:01:59,853 しかし 国を愛し 民を愛し それでも あふれる この愛に➡ 23 00:01:59,853 --> 00:02:05,859 もし 置き場をもらえるのならば 僕は プライドがいい。 24 00:02:05,859 --> 00:02:08,528 彼女を愛し続けよう。 25 00:02:08,528 --> 00:02:12,866 いつか この恋を失うべき そのときまでは…》 26 00:02:12,866 --> 00:02:16,870 また会えるのが楽しみです。 27 00:02:16,870 --> 00:02:20,574 フリージア王国に… プライドに。 28 00:04:15,522 --> 00:04:19,860 (ステイル)まさか こんな展開になるとは…。 29 00:04:19,860 --> 00:04:21,862 あぁ…。 だが…。 30 00:04:23,864 --> 00:04:25,866 はぁ…。 31 00:04:27,868 --> 00:04:31,204 おい…。 姉君が婚約解消して➡ 32 00:04:31,204 --> 00:04:36,810 どうしようもなく 安堵してしまっている自分がいる。 33 00:04:36,810 --> 00:04:41,481 どれだけ 腹黒いんだ 俺は…。 34 00:04:41,481 --> 00:04:44,484 プハッ! お前もかよ! 35 00:04:44,484 --> 00:04:46,820 情けねぇな…。 36 00:04:46,820 --> 00:04:51,324 次の婚約者が出たら どんなやつがいい? 37 00:04:51,324 --> 00:04:56,997 (ステイル)薄暗いところが何もなく 姉君を心から愛し➡ 38 00:04:56,997 --> 00:05:00,667 姉君や レオン王子のように 自国を想い➡ 39 00:05:00,667 --> 00:05:03,837 俺とジルベールよりも頭が回り➡ 40 00:05:03,837 --> 00:05:08,508 お前よりも強い男なら 考えてやらなくもない。 41 00:05:08,508 --> 00:05:10,844 理想 高ぇな…。 42 00:05:10,844 --> 00:05:13,346 俺もだ! 43 00:05:13,346 --> 00:05:16,516 (カラム)少し 落ち着きましたか? 44 00:05:16,516 --> 00:05:20,854 (プライド)ありがとう。 さっきは ご迷惑をおかけしました。 45 00:05:20,854 --> 00:05:22,856 とんでもありません。 46 00:05:22,856 --> 00:05:28,161 その… レオン第一王子のことも 突然でしたから。 47 00:05:31,198 --> 00:05:34,634 ((僕の… 初恋だった人)) 48 00:05:34,634 --> 00:05:37,971 《プライド:あれは どういう意味だったのかしら。 49 00:05:37,971 --> 00:05:42,475 地味に生きていた前世と 恋愛にまったく縁のなかった➡ 50 00:05:42,475 --> 00:05:46,479 今までで 恋がなんなのかは いまだわからない。 51 00:05:46,479 --> 00:05:50,817 ただ… ゲームで 語られなかっただけで➡ 52 00:05:50,817 --> 00:05:55,989 実は レオンは 外道プライドに 恋心を寄せていたのだとしたら➡ 53 00:05:55,989 --> 00:06:01,494 プライドは… 私は ちゃんと 彼の好意に…》 54 00:06:01,494 --> 00:06:04,164 (カラム)応えてくださったのだと 思います。 55 00:06:04,164 --> 00:06:09,169 頬のくちづけの意味は 親愛 厚意。 56 00:06:09,169 --> 00:06:12,172 そして 最後には プライド様のことを➡ 57 00:06:12,172 --> 00:06:17,577 愛しき人 ではなく 初恋だった人 と呼ばれました。 58 00:06:19,512 --> 00:06:24,184 もし 私が レオン第一王子ならば➡ 59 00:06:24,184 --> 00:06:29,522 その言葉と頬へのくちづけを このような意図で贈ります。 60 00:06:29,522 --> 00:06:35,295 己が心も誇りも愛も すべてを取り戻してくださった➡ 61 00:06:35,295 --> 00:06:39,132 あなたを愛しました。 感謝を込めて➡ 62 00:06:39,132 --> 00:06:42,969 私の特別な愛を あなたに贈ります。 63 00:06:42,969 --> 00:06:48,141 結ばれることがなくとも 今 この瞬間の愛だけは➡ 64 00:06:48,141 --> 00:06:52,545 間違いなく あなたのものです と。 65 00:06:54,481 --> 00:06:58,485 《プライド:やっと 理解した。 彼は 愛してくれた。 66 00:06:58,485 --> 00:07:05,825 ゲームの世界や設定なんて関係なく 私という人間を》 67 00:07:05,825 --> 00:07:09,329 プライド様は 私たちの目から見ても➡ 68 00:07:09,329 --> 00:07:14,834 多くの厚意や愛情 慈悲を お与えになっておられました。 69 00:07:14,834 --> 00:07:18,838 きっと レオン第一王子は そのすべてに➡ 70 00:07:18,838 --> 00:07:24,544 今できる すべての形で 応えてくださったのだと思います。 71 00:07:26,513 --> 00:07:28,515 ありがとうございます。 72 00:07:39,793 --> 00:07:41,795 (咳払い) 73 00:07:41,795 --> 00:07:45,465 姉君 本当に もう大丈夫なのですか? 74 00:07:45,465 --> 00:07:50,136 えぇ もう平気。 カラム隊長のおかげです。 75 00:07:50,136 --> 00:07:53,139 今は ただ… うれしいわ。 76 00:07:55,809 --> 00:07:57,811 (壁を叩く音) 77 00:08:04,150 --> 00:08:06,152 何? 78 00:08:06,152 --> 00:08:08,822 (ヴァル)さっきから めんどくせぇぞ テメエら。 79 00:08:08,822 --> 00:08:11,991 お前には 関係ない。 チッ! 80 00:08:11,991 --> 00:08:15,328 くちづけされたのが 口か顔か だとか➡ 81 00:08:15,328 --> 00:08:18,832 主が あの坊ちゃんに 惚れたかどうか だとか➡ 82 00:08:18,832 --> 00:08:21,835 これだから 騎士や王族サマは…。 83 00:08:21,835 --> 00:08:24,838 ちょっと! で… どうなんだ? 主。 84 00:08:24,838 --> 00:08:29,175 唇 奪われたか? その拍子に 本気で惚れちまったか? 85 00:08:29,175 --> 00:08:32,445 それとも もっと…。 くちづけされたのは 頬だし➡ 86 00:08:32,445 --> 00:08:37,450 レオンとは それ以上 何もないし 彼は 私の大事な盟友で➡ 87 00:08:37,450 --> 00:08:40,120 それ以上でも それ以下でも ありません! 88 00:08:40,120 --> 00:08:42,789 (ヴァル)だとよ! よかったじゃねぇか。 89 00:08:42,789 --> 00:08:46,960 なぁ 野郎ども! ったくよ… たかが くちづけだろ。 90 00:08:46,960 --> 00:08:49,963 だいたい 婚約者サマに ナニされたって➡ 91 00:08:49,963 --> 00:08:52,799 どうでもいいじゃねぇか。 (2人)よくない! 92 00:08:52,799 --> 00:08:55,468 (ステイル)そもそも もう 婚約者ではない! 93 00:08:55,468 --> 00:08:57,804 元婚約者だ! 元! 94 00:08:57,804 --> 00:09:01,474 はぁ? レオン王子との婚約は解消した。 95 00:09:01,474 --> 00:09:04,811 今はもう 姉君は 誰のものでもない! 96 00:09:04,811 --> 00:09:09,315 本当か? 主。 まだ 公表はしていないから➡ 97 00:09:09,315 --> 00:09:11,518 誰にも教えてはいけません。 98 00:09:16,990 --> 00:09:19,826 ヴァル? キャッ! 99 00:09:19,826 --> 00:09:22,495 (ヴァル)ヒャッハー! 100 00:09:22,495 --> 00:09:25,498 なんだ!? 敵襲か? いや 違います! 101 00:09:25,498 --> 00:09:28,501 これ たぶん ヴァルの特殊能力で…。 102 00:09:28,501 --> 00:09:32,939 ヒャハハハハ! (アラン)すっげぇ~! 103 00:09:32,939 --> 00:09:36,443 なぁ! もっと速くできんのか? (エリック)アラン隊長! 104 00:09:36,443 --> 00:09:38,445 こいつを 増長させないでください! 105 00:09:38,445 --> 00:09:41,948 ヴァル! もっと 速度を落としなさい! 106 00:09:49,456 --> 00:09:54,794 (ローザ)やはり 予知のとおりに なってしまいましたか。 107 00:09:54,794 --> 00:09:58,298 はい… ですが 互いの国を➡ 108 00:09:58,298 --> 00:10:01,468 定期的に訪問し合う 条約も締結し➡ 109 00:10:01,468 --> 00:10:03,636 これで アネモネ王国とは➡ 110 00:10:03,636 --> 00:10:08,141 変わらず 良き同盟関係が 築かれるでしょう。 111 00:10:08,141 --> 00:10:15,148 (ローザ)まさか あの第二 第三王子が そこまで 愚かだったとは…。 112 00:10:15,148 --> 00:10:18,551 ごめんなさい プライド。 113 00:10:21,488 --> 00:10:23,490 母上? 114 00:10:23,490 --> 00:10:27,994 また… 私は間違ってしまった。 115 00:10:27,994 --> 00:10:30,830 なぜ うまくいかないの? 116 00:10:30,830 --> 00:10:35,168 国を… 民を どれほどに導き 愛しても➡ 117 00:10:35,168 --> 00:10:39,839 自分の娘一人すら 幸せにできないなんて。 118 00:10:39,839 --> 00:10:46,012 なんで… 愛したいのに! ちゃんとした 形で…。 119 00:10:46,012 --> 00:10:51,184 《プライド:そういえば… なぜ 私は この人を 母上と呼びながら➡ 120 00:10:51,184 --> 00:10:55,855 一度も 母親としての期待を してこなかったのだろう。 121 00:10:55,855 --> 00:11:01,027 前世の記憶を思い出す前から 私は一度でも➡ 122 00:11:01,027 --> 00:11:05,365 親として 何かを 望んだことがあっただろうか? 123 00:11:05,365 --> 00:11:09,202 私にとって母上は 女王だった。 124 00:11:09,202 --> 00:11:14,874 完璧で 何ひとつ欠点のない すばらしい女王。 125 00:11:14,874 --> 00:11:19,212 本当は ただの人間なのに…》 126 00:11:19,212 --> 00:11:23,616 母上 父上… ご無礼をお許しください。 127 00:11:30,390 --> 00:11:33,493 《母上は いつから 私のために➡ 128 00:11:33,493 --> 00:11:36,329 こんなに 苦しんでくれていたのだろう。 129 00:11:36,329 --> 00:11:40,533 ずっと 気づいてあげられなかった 自分が嫌になる》 130 00:11:51,844 --> 00:11:56,516 母上… 私は あなたに愛されています。 131 00:11:56,516 --> 00:11:59,185 私も愛しております。 132 00:11:59,185 --> 00:12:04,190 母上 父上 私にたくさんの幸せを➡ 133 00:12:04,190 --> 00:12:07,093 与えてくださった あなたがたを…。 134 00:12:10,196 --> 00:12:16,202 私の第一王女としての人生は 8歳のときに動き始めました。 135 00:12:16,202 --> 00:12:22,375 父上の愛を知り ステイルに出会い ティアラに出会い…。 136 00:12:22,375 --> 00:12:26,179 ((これは あなたへの期待です)) 137 00:12:29,882 --> 00:12:33,820 あなたに認めてもらえた あのときに➡ 138 00:12:33,820 --> 00:12:37,824 女王となるべく 必要な たくさんのことを➡ 139 00:12:37,824 --> 00:12:41,160 母親である あなたから いただきました。 140 00:12:41,160 --> 00:12:45,999 愛しています。 そして 愛されています。 141 00:12:45,999 --> 00:12:51,504 何度でも 私は 胸を張って そう 断言できます。 142 00:13:03,182 --> 00:13:07,186 予知を… しました。 143 00:13:07,186 --> 00:13:11,190 10年以上前に 予知を。 144 00:13:11,190 --> 00:13:15,862 あなたが 自分より弱者を 好んで傷つける…。 145 00:13:15,862 --> 00:13:20,166 何度も何度も傷つける… その予知を。 146 00:13:22,201 --> 00:13:24,203 ごめんなさい プライド…。 147 00:13:24,203 --> 00:13:29,042 怖かった… あなたが 人を傷つける未来が。 148 00:13:29,042 --> 00:13:34,814 だから あなたの未来を見なくなる 8歳のあのときまで➡ 149 00:13:34,814 --> 00:13:38,317 ずっと 私は…。 150 00:13:43,656 --> 00:13:46,993 あなたは こんなにも すばらしい王女として➡ 151 00:13:46,993 --> 00:13:49,162 成長してくれたのに…。 152 00:13:49,162 --> 00:13:55,501 私は あなたの未来を 信じてあげられなかった。 153 00:13:55,501 --> 00:13:59,839 (プライド)それでも… 私を…。 154 00:13:59,839 --> 00:14:05,345 今の私を愛してくださり ありがとうございます。 155 00:14:07,847 --> 00:14:11,017 焦ることはありません 母上。 156 00:14:11,017 --> 00:14:17,523 私の婚約者も女王継承も 私と母上も…。 157 00:14:17,523 --> 00:14:22,528 まだ きっと 時間は いくらでもあるのですから。 158 00:14:28,534 --> 00:14:32,038 (ステイル)プライド 少し よろしいでしょうか? 159 00:14:32,038 --> 00:14:34,140 何かしら? 160 00:14:39,145 --> 00:14:42,148 母上の予知…。 161 00:14:44,484 --> 00:14:49,822 プライドも もしかして 母上と同じような理由で➡ 162 00:14:49,822 --> 00:14:52,492 彼らを 許せなかったのでしょうか? 163 00:14:52,492 --> 00:14:55,995 えっ? プライドが あのとき➡ 164 00:14:55,995 --> 00:14:59,832 あの2人に とても強い 憎しみのようなものを➡ 165 00:14:59,832 --> 00:15:02,168 抱いたように感じたので…。 166 00:15:02,168 --> 00:15:05,505 あっ… えっと…。 167 00:15:05,505 --> 00:15:08,841 俺は ティアラやアーサーのように➡ 168 00:15:08,841 --> 00:15:11,844 感情の機微には 敏感ではありません。 169 00:15:11,844 --> 00:15:16,182 ですが プライドのことは 俺なりに 理解しているつもりです。 170 00:15:16,182 --> 00:15:19,185 そして もっと理解したいとも 思っています。 171 00:15:19,185 --> 00:15:24,690 どうか あなたの心内を 少しでも聞かせてください。 172 00:15:24,690 --> 00:15:29,896 たとえ どんな想いであろうとも 俺は すべて受け入れてみせます。 173 00:15:35,468 --> 00:15:37,470 私は…。 174 00:15:39,472 --> 00:15:44,310 許せ… かった…。 プライド? 175 00:15:44,310 --> 00:15:46,813 許せなかったの! 176 00:15:46,813 --> 00:15:49,816 未来を… 知ってる。 177 00:15:49,816 --> 00:15:52,819 本当は あれだけじゃなかった。 178 00:15:52,819 --> 00:15:58,658 あの2人のせいで 無実の酒場の人たちや レオンは! 179 00:15:58,658 --> 00:16:02,829 なのに あの2人は 裁かれることもなくて…。 180 00:16:02,829 --> 00:16:04,831 あんなに! 181 00:16:04,831 --> 00:16:07,166 どうしても 許せなくて! 182 00:16:07,166 --> 00:16:09,836 まだ 起こってもいないのに…。 183 00:16:09,836 --> 00:16:17,043 でも 私は… 彼らを憎んでしまった! 184 00:16:29,188 --> 00:16:34,293 許せない! たとえ 未確定のことだとしても➡ 185 00:16:34,293 --> 00:16:40,800 傷つける未来が… 国を滅ぼす未来が! 186 00:16:40,800 --> 00:16:47,974 民を… 私の大事な人たちを 傷つけた未来が! 187 00:16:47,974 --> 00:16:54,280 私は! あの2人に… 私を重ねてしまった! 188 00:17:07,493 --> 00:17:09,829 ステイル? 189 00:17:09,829 --> 00:17:11,831 大丈夫です プライド。 190 00:17:11,831 --> 00:17:15,835 あなたは 絶対に あの2人のようにはなりません。 191 00:17:15,835 --> 00:17:20,840 俺が 命を懸けてでも それを証明してみせます。 192 00:17:20,840 --> 00:17:26,012 あなたは 誰よりも美しく 気高く 慈悲深い。 193 00:17:26,012 --> 00:17:28,514 そして 優しい。 194 00:17:28,514 --> 00:17:33,619 俺が… 俺たちが ついています。 195 00:17:33,619 --> 00:17:39,125 あなたが 万が一にも そうなれば 必ず 俺たちが引き止めます。 196 00:17:39,125 --> 00:17:42,795 どうか ご自分を 責めないでください。 197 00:17:42,795 --> 00:17:45,798 そして 抱え込まないでください。 198 00:17:45,798 --> 00:17:49,468 俺たちが信じるあなたを…。 199 00:17:49,468 --> 00:17:53,773 どうか もっと見て 信じてください。 200 00:17:57,143 --> 00:17:59,812 ちゃんと います。 201 00:17:59,812 --> 00:18:04,517 絶対に 俺は あなたの味方です。 うん…。 202 00:18:11,324 --> 00:18:13,526 うわ~っ! 203 00:18:21,500 --> 00:18:23,502 申し訳ありません! つい! 204 00:18:23,502 --> 00:18:27,506 フフ… ステイルに 聞いてもらえて よかった。 205 00:18:27,506 --> 00:18:30,509 これからも頼りにしているわ。 206 00:18:30,509 --> 00:18:35,281 まさか アーサーと同じことまで 言ってくれるなんて…。 207 00:18:35,281 --> 00:18:38,451 アーサーと… ですか? 208 00:18:38,451 --> 00:18:42,955 えぇ。 それに ステイルは強くて 頭もいいから➡ 209 00:18:42,955 --> 00:18:46,125 ずっと そばにいれば 絶対 安心です って。 210 00:18:46,125 --> 00:18:48,127 そんなことを…。 211 00:18:48,127 --> 00:18:50,296 本当にありがとう。 212 00:18:50,296 --> 00:18:52,498 大好きよ。 213 00:18:55,801 --> 00:18:57,803 俺もです。 214 00:18:59,805 --> 00:19:04,810 母上 以前からありました 僕が次期摂政として➡ 215 00:19:04,810 --> 00:19:07,813 ヴェスト叔父様につくとの お話ですが➡ 216 00:19:07,813 --> 00:19:11,517 ぜひ 今日からでも お願いしたいのです。 217 00:19:14,153 --> 00:19:17,823 ステイル… あなたの気持ちは わかります。 218 00:19:17,823 --> 00:19:23,496 ですが プライドが婚約解消となった今 その時期ではありません。 219 00:19:23,496 --> 00:19:27,667 お言葉ですが 母上 僕には今こそが➡ 220 00:19:27,667 --> 00:19:32,605 その時期だと思えてなりません。 (ローザ)今こそ? 221 00:19:32,605 --> 00:19:36,776 今後 再び プライド第一王女にふさわしい➡ 222 00:19:36,776 --> 00:19:41,614 次期王配を定めたとき… それが いつであっても➡ 223 00:19:41,614 --> 00:19:44,950 次に 姉君の婚約者が 決まったとき➡ 224 00:19:44,950 --> 00:19:49,955 僕は 全力で 姉君と その婚約者を支えます。 225 00:19:49,955 --> 00:19:53,793 叶うのならば 摂政業務だけではなく➡ 226 00:19:53,793 --> 00:19:58,297 王配の職務すらも 補佐 兼任できるほどの➡ 227 00:19:58,297 --> 00:20:03,969 それくらいの力量を この僕は 自身に欲しているのです。 228 00:20:03,969 --> 00:20:07,306 それが どれほどの苦労を強いるのか➡ 229 00:20:07,306 --> 00:20:11,310 理解しているのですか? わかっています。 230 00:20:11,310 --> 00:20:16,816 それに 我が国には 優秀な宰相殿がいます。 231 00:20:16,816 --> 00:20:20,820 ジルベール宰相ならば 次期王配へも➡ 232 00:20:20,820 --> 00:20:23,322 立派に補佐を してくださることでしょう。 233 00:20:23,322 --> 00:20:27,159 僕はあくまで それに協力するだけです。 234 00:20:27,159 --> 00:20:29,995 (ジルベール)ステイル様に そう言っていただけるとは➡ 235 00:20:29,995 --> 00:20:32,665 光栄です。 236 00:20:32,665 --> 00:20:37,837 ステイル様の聡明さは 私もよく 存じております。 237 00:20:37,837 --> 00:20:42,174 いかがでしょう? 今から ヴェスト摂政に付き➡ 238 00:20:42,174 --> 00:20:45,845 王配業に関しては ご許可さえいただければ➡ 239 00:20:45,845 --> 00:20:49,515 頃合いを見て 私から わかる範囲のみでも➡ 240 00:20:49,515 --> 00:20:53,185 お教えいたしましょう。 王配付きではなく➡ 241 00:20:53,185 --> 00:20:57,523 宰相である私の預かりならば 問題もないのでは? 242 00:20:57,523 --> 00:21:02,528 (ローザ)わかりました。 前向きに検討しましょう。 243 00:21:04,864 --> 00:21:09,068 あなたたちの王制が楽しみです。 244 00:21:12,204 --> 00:21:17,543 (アルバート)まさか お前自ら ステイルに助け船を出すとはな。 245 00:21:17,543 --> 00:21:21,881 それだけのことをする 時間と労力の価値があると➡ 246 00:21:21,881 --> 00:21:23,883 判断したまでだよ。 247 00:21:29,555 --> 00:21:32,158 感謝している。 248 00:21:38,497 --> 00:21:40,499 あぁ…。 249 00:21:40,499 --> 00:21:46,172 《もし ステイル様が 王配業務すらを賄えるほどの➡ 250 00:21:46,172 --> 00:21:50,009 摂政になられたら… それは つまり➡ 251 00:21:50,009 --> 00:21:53,179 プライド様のフィアンセは 乱暴にいえば➡ 252 00:21:53,179 --> 00:21:56,182 誰でも可能ということになる。 253 00:21:56,182 --> 00:22:01,353 王族でも 庶民でも 異国の民でも…。 254 00:22:01,353 --> 00:22:06,025 たとえば その体制を作りあげる 次期摂政。 255 00:22:06,025 --> 00:22:10,863 たとえば プライド様を 傍らで守り続ける近衛騎士。 256 00:22:10,863 --> 00:22:14,533 たとえば…》 257 00:22:14,533 --> 00:22:20,539 まぁ… 配達人とはいえ 罪人は さすがに難しい かな。 258 00:22:20,539 --> 00:22:26,045 すべてを捨てて 愛の逃避行でもしない限りは。 259 00:22:26,045 --> 00:22:28,214 何を言っている? 260 00:22:28,214 --> 00:22:31,617 いや… 独り言だよ。