1 00:02:12,666 --> 00:02:16,336 (真実) よ~し! ここまで自己ベスト! 2 00:02:16,336 --> 00:02:19,506 (千絵) へぇ~ すいすい進んでくわね。 3 00:02:19,506 --> 00:02:23,677 これが RTA。 リアルタイムアタックってやつさ。 4 00:02:23,677 --> 00:02:28,682 ここまで歩数を調整して ステータス画面を開いたら…。 5 00:02:28,682 --> 00:02:31,518 (一同)お~! 壁抜け 成功だ! 6 00:02:31,518 --> 00:02:33,453 (面一)くだらないことばかり うまいな。 7 00:02:33,453 --> 00:02:37,124 クッフフ… 寝る間も惜しんで 練習したかいがあった。 8 00:02:37,124 --> 00:02:39,960 《真実:見ていてくれ 河川君!》 (唯)んっ? 9 00:02:39,960 --> 00:02:43,063 (真実) エンドロールが流れたら タイマー ストップ! 10 00:02:45,465 --> 00:02:47,567 あれ? どわ~! 11 00:02:49,803 --> 00:02:51,805 ブペラ! 12 00:02:51,805 --> 00:02:54,975 (零たち)うわ~! こら~! 13 00:02:54,975 --> 00:02:56,977 (一同)ハァ…。 14 00:02:56,977 --> 00:02:59,146 (事代)おい お前たち! (一同)んっ? 15 00:02:59,146 --> 00:03:02,149 教室で何してる! (真実) うわっ! あっ… せっ… 先生! 16 00:03:02,149 --> 00:03:05,485 (仁)あっ… わわわっ… うわっ! 外で遊ばんか! 若者は! 17 00:03:05,485 --> 00:03:08,822 ゲームは いいんかい! 先生 それは? 18 00:03:08,822 --> 00:03:11,992 えっ? あっ! あっ… これは…。 19 00:03:11,992 --> 00:03:16,329 あっ… あれだ。 え~っと…。 (若人)授業用のタブレットですよ。 20 00:03:16,329 --> 00:03:18,331 サンプルが届いたんです。 21 00:03:18,331 --> 00:03:21,001 皆さんの勉強をサポートするAIが➡ 22 00:03:21,001 --> 00:03:24,171 搭載されてるんですよ。 (零たち)お~! 23 00:03:24,171 --> 00:03:26,673 (零)サポートって 何をするのだ? 24 00:03:26,673 --> 00:03:30,177 今 足りてない勉強を 教えてくれたりするんです。 25 00:03:30,177 --> 00:03:33,780 一人一人に ぴったりな ドリルを作ってくれたり…。 26 00:03:33,780 --> 00:03:35,782 (一同)え~! 27 00:03:35,782 --> 00:03:39,619 ((勉強しやがれ~!)) 28 00:03:39,619 --> 00:03:41,955 ひぃ~! (大)ドリル 怖い~! 29 00:03:41,955 --> 00:03:45,625 でも 事代先生 こんなの 使えるんですか? なはっ! 30 00:03:45,625 --> 00:03:48,628 なっ なっ… あ~! あっ あっ あっ…。 31 00:03:48,628 --> 00:03:51,965 当たり前田のクラッカー! ハハッ! 32 00:03:51,965 --> 00:03:54,134 ったく… 冗談は よしこちゃんだぜ。 33 00:03:54,134 --> 00:03:58,805 俺にかかれば 余裕のヨッちゃんだっつうの! 34 00:03:58,805 --> 00:04:01,141 昭和表現 極まれり! 35 00:04:01,141 --> 00:04:03,310 ぐふふ! 36 00:04:03,310 --> 00:04:06,012 いいから帰れ! お前ら! 37 00:04:15,822 --> 00:04:21,161 ひゃ~! このままじゃ 絶対 遅刻だよ~! 38 00:04:21,161 --> 00:04:24,498 あっ? あれは 零さん…。 39 00:04:24,498 --> 00:04:26,500 えっ 寄り道? 40 00:04:26,500 --> 00:04:29,002 零さ~ん! 41 00:04:29,002 --> 00:04:31,838 ああ 唯君 おはよう。 42 00:04:31,838 --> 00:04:35,609 何してるの? 学校 こっちじゃないよ。 43 00:04:35,609 --> 00:04:38,945 うむ。 だが このままでは遅刻してしまう。 44 00:04:38,945 --> 00:04:41,781 今こそ 壁抜けを試すときなのだ! 45 00:04:41,781 --> 00:04:46,119 壁抜け? それって 昨日 真実君が やってたやつ? 46 00:04:46,119 --> 00:04:50,624 確か 歩数を合わせて ステータス画面を開いて…。 47 00:04:50,624 --> 00:04:52,626 そんなのできるわけ…。 48 00:04:52,626 --> 00:04:57,130 サッ! ササッ! ひょいっと。 とう! えっ? 49 00:04:57,130 --> 00:05:00,133 はぁ…。 ほら 来たまえ 近道だ。 50 00:05:00,133 --> 00:05:03,537 へぇ~… あっ! あ~! 51 00:05:05,805 --> 00:05:08,308 ハァハァ… 間に合ったのだ! 52 00:05:08,308 --> 00:05:11,311 ハァハァ… うっ… ハァ… ほっ! フゥ…。 ハァハァ ハァハァ…。 53 00:05:11,311 --> 00:05:15,315 あれ? なんだろう? この変な感じ。 54 00:05:15,315 --> 00:05:20,820 あっ! 御女組さんたちのスカートが…。 55 00:05:20,820 --> 00:05:23,657 (邪子/出須子)あっ! あっ… あの…。 56 00:05:23,657 --> 00:05:26,993 (邪子)うわ~! 河川様! 似合ってます! 57 00:05:26,993 --> 00:05:31,331 いつもと違うコーデで ピュアな私を演出っていうか! 58 00:05:31,331 --> 00:05:35,268 いつもと違うのは そっちでしょ。 ひぃ! 59 00:05:35,268 --> 00:05:38,438 ひっ… ひっ… ひえ~! ごめんなさい! 60 00:05:38,438 --> 00:05:40,607 かわいい! すてき! お美しい! 61 00:05:40,607 --> 00:05:43,777 1,000年に1度の傾国の美女~! 62 00:05:43,777 --> 00:05:48,615 あっ あっ あっ…。 (妖)おい お前たち! 63 00:05:48,615 --> 00:05:51,785 なんだ? その格好は。 校則違反だぞ! 64 00:05:51,785 --> 00:05:54,287 (翔)さりげない着飾りは 乙女の特権で~す! 65 00:05:54,287 --> 00:05:57,624 (節戸たち)そうよ そうよ! お前らも たるんでいる! 66 00:05:57,624 --> 00:06:01,628 (塊)エヘヘ! 間違えちゃった~。 ぽへぽへ~。 67 00:06:01,628 --> 00:06:07,834 きょ… 今日って エープリルフール? それとも ハロウィーン!? 68 00:06:12,305 --> 00:06:14,975 ちょっと…。 (ざわめき) 69 00:06:14,975 --> 00:06:18,979 えっ? あれ? いつ席替えしたのかな? 70 00:06:18,979 --> 00:06:22,482 唯! ここ ここ! あっ 千絵! 71 00:06:22,482 --> 00:06:24,484 ねえねえ 聞いてよ。 ひえっ! あわわ…。 72 00:06:24,484 --> 00:06:29,489 なんか 今日 みんな おかしくって… いぃ~! 73 00:06:29,489 --> 00:06:32,592 おかしいって そりゃ お前だぜ 唯。 74 00:06:32,592 --> 00:06:35,595 いつもの迫力は どうしたんだよ? 75 00:06:35,595 --> 00:06:39,933 あっ… ああ… あっ… ドッキリ? あっ? 76 00:06:39,933 --> 00:06:41,935 千絵まで コスプレしてさ➡ 77 00:06:41,935 --> 00:06:44,271 みんなで 私を驚かせようとしてる? 78 00:06:44,271 --> 00:06:46,273 何 言ってんだ! ああ… うっ…。 79 00:06:46,273 --> 00:06:50,277 この千絵三郎が そんな けったいなまねするかっつうの! 80 00:06:50,277 --> 00:06:54,447 《なんなの? これ。 でも 確かに ドッキリなんかじゃない。 81 00:06:54,447 --> 00:06:56,950 さっきから ずっとある違和感…。 82 00:06:56,950 --> 00:06:59,452 まるで 学校全部が そっくりな別物に➡ 83 00:06:59,452 --> 00:07:01,454 変わっちゃったみたいな…》 84 00:07:01,454 --> 00:07:03,456 ハッ! そういえば 零さんが➡ 85 00:07:03,456 --> 00:07:06,626 先に教室に来たはずなのに 見当たらない。 86 00:07:06,626 --> 00:07:10,297 席が わからないのだ~! どて~! 87 00:07:10,297 --> 00:07:13,300 れっ… 零さん なんだか おかしいよ。 88 00:07:13,300 --> 00:07:17,971 うむ。 私も そう思っていた。 誰も ツッコんでくれないし…。 89 00:07:17,971 --> 00:07:20,307 そっ… そういう問題かな? 90 00:07:20,307 --> 00:07:22,642 (魔利) あいつら いつ仲よくなったん? 91 00:07:22,642 --> 00:07:24,811 (珠美)まあ エモくはある。 92 00:07:24,811 --> 00:07:28,315 さっきから みんなの視線も なんか おかしいような…。 93 00:07:28,315 --> 00:07:30,317 諸君。 あっ? 94 00:07:30,317 --> 00:07:33,586 若人先生は 二日酔いで遅れるそうだ。 95 00:07:33,586 --> 00:07:36,589 なので 1限目は自習となります。 96 00:07:36,589 --> 00:07:38,758 ちば~! え~! (ざわめき) 97 00:07:38,758 --> 00:07:43,096 なっ… なんだ? あんだよ? 騒がしいな。 98 00:07:43,096 --> 00:07:45,098 ぬぅ? んっ? 99 00:07:49,769 --> 00:07:51,771 あっ! いっ? うっ! 100 00:07:51,771 --> 00:07:53,940 えっ? (生徒たち)お~! 101 00:07:53,940 --> 00:07:57,444 (生徒たち)何? あれ。 怖がらないで 僕が守ってあげる。 102 00:07:57,444 --> 00:08:00,280 アーハハハ! ヒャヒャヒャヒャヒャ! ハハッ! 103 00:08:00,280 --> 00:08:03,116 落ち着きたまえ! これが落ち着けるかよ。 104 00:08:03,116 --> 00:08:05,285 同じ顔したやつが 2人も…。 105 00:08:05,285 --> 00:08:08,288 フン! マルチバースじゃあるまいし。 106 00:08:08,288 --> 00:08:10,290 (2人)マルチバース? 107 00:08:10,290 --> 00:08:15,128 世界には 我々に観測できない 別の宇宙が存在し➡ 108 00:08:15,128 --> 00:08:19,799 知っている世界と そっくりの パラレルワールドを形成している。 109 00:08:19,799 --> 00:08:23,636 SFなら そんな状況 あるあるだがね。 110 00:08:23,636 --> 00:08:28,808 そっか パラレルワールド! それなら 全部 説明つくかも! 111 00:08:28,808 --> 00:08:31,811 だが これは現実だ。 あっ! ハツ…。 112 00:08:31,811 --> 00:08:35,915 ここにいるのは ただの別人。 それ以外に説明がつかない! 113 00:08:35,915 --> 00:08:39,919 おおかた 私たちをからかうために 変装でもしているんだろう。 114 00:08:39,919 --> 00:08:41,921 (豪)なんだ そういうことね。 115 00:08:41,921 --> 00:08:44,924 リーダーのまねするなんて くそみてえな野郎だな! 116 00:08:44,924 --> 00:08:47,927 許さね 許さね 許さね! (潔)このすけべ! 117 00:08:47,927 --> 00:08:49,929 ああ…。 ふ~ん…。 んっ? 118 00:08:49,929 --> 00:08:54,267 そんじゃ お前も 私のまね してるだけってことか。 えっ? 119 00:08:54,267 --> 00:08:56,770 憧れてんのか? 私に。 120 00:08:56,770 --> 00:09:01,441 ちっ… 違います! 私たち きっと ほんとに 別の世界から…。 121 00:09:01,441 --> 00:09:04,277 君! そんなやつのまねなんかするな! 122 00:09:04,277 --> 00:09:07,781 あっ? 私のまねの何がいけねえんだよ? 123 00:09:07,781 --> 00:09:10,450 いっつも いっつも 突っかかってきやがって! 124 00:09:10,450 --> 00:09:12,786 すべてだ! 君みたいな不良を➡ 125 00:09:12,786 --> 00:09:15,455 野放しにしておくわけには いかない! 126 00:09:15,455 --> 00:09:18,124 私が何しようと勝手だろうが! 127 00:09:18,124 --> 00:09:21,127 いいや 許さん! 君は 学校のがんだ。 128 00:09:21,127 --> 00:09:24,964 今日こそ おきゅうを据えてやる! うぅ~…。 129 00:09:24,964 --> 00:09:28,802 もしかして 仲悪いの? 私たち。 アハッ… アハハハハハ… あ~。 130 00:09:28,802 --> 00:09:31,137 (ゴング) 131 00:09:31,137 --> 00:09:35,074 武器は? いるかよ そんな物! ハンデだ。 132 00:09:35,074 --> 00:09:37,077 やったれ 唯! 133 00:09:37,077 --> 00:09:40,080 ほら あんたも応援しろよ。 唯に憧れてんだろ? 134 00:09:40,080 --> 00:09:42,749 だから 違うってば! 135 00:09:42,749 --> 00:09:46,252 《やだな。 私と零さんが戦うなんて…》 136 00:09:46,252 --> 00:09:48,755 《パラレルワールドとはいえ 自分が唯君に➡ 137 00:09:48,755 --> 00:09:52,258 手を上げるなんて見ておれん》 ハッ! あっ! 138 00:09:52,258 --> 00:09:54,260 ハッ! 《戦いを…》 アチョー! 139 00:09:54,260 --> 00:09:57,263 ノー ノー! 《止めたい!》 うむ。 140 00:09:57,263 --> 00:10:02,602 いくぞ~! 正義のやいばを受けてみよ~! 141 00:10:02,602 --> 00:10:06,106 おっ! あれ? えっ? フン! あっ あっ… あれ? 142 00:10:06,106 --> 00:10:09,609 真剣しらばっくれ取り! でえ~! 143 00:10:09,609 --> 00:10:13,446 はは… 離れろ! 離せ~! くっ! (笑い声) 144 00:10:13,446 --> 00:10:18,117 (豪たち)リーダー…。 お~ 乱闘だ! まさに 乱闘よ! 145 00:10:18,117 --> 00:10:20,787 あっ… あっ…。 はしっと。 えっ? 146 00:10:20,787 --> 00:10:23,122 いや いや いや~! みょえ~! 147 00:10:23,122 --> 00:10:26,125 あいつら 一体…。 シュタッと。 148 00:10:26,125 --> 00:10:29,462 むっ! 視界がぼやける。 眼鏡が! 149 00:10:29,462 --> 00:10:32,298 唯君。 零さん。 (2人)うん。 150 00:10:32,298 --> 00:10:34,968 んっ…。 とう! あいつら~! 151 00:10:34,968 --> 00:10:37,136 これから どうするの? 152 00:10:37,136 --> 00:10:42,141 わからんが とにかく 元の世界に 戻る方法を探すしかない! 153 00:10:42,141 --> 00:10:44,310 (一同)待て~! 154 00:10:44,310 --> 00:10:47,814 ハァハァ ハァハァ…。 ハァハァ…。 155 00:10:47,814 --> 00:10:49,816 校門が閉まってる! 156 00:10:49,816 --> 00:10:51,818 別の校舎へ逃げ込むのだ! 157 00:10:53,820 --> 00:10:56,155 別の校舎だ! 158 00:10:56,155 --> 00:11:00,660 おっ 唯! いいのがあったぜ! んっ? 159 00:11:00,660 --> 00:11:03,830 ハァハァ…。 んっ…。 160 00:11:03,830 --> 00:11:06,100 ヘッヘー。 161 00:11:06,100 --> 00:11:09,335 ハァハァハァ… こっちだ! ハァハァハァ…。 162 00:11:09,335 --> 00:11:14,674 わからないことは タブレットで復習よ。 あっ! 163 00:11:14,674 --> 00:11:17,010 ((サンプルが届いたんです。 164 00:11:17,010 --> 00:11:19,679 皆さんの勉強をサポートするAIが➡ 165 00:11:19,679 --> 00:11:23,183 搭載されてるんですよ。 (零たち)お~!)) 166 00:11:23,183 --> 00:11:26,586 ん~? うわっ! うわわわわっ! えっ? 167 00:11:29,022 --> 00:11:31,024 道を変えるのだ! 168 00:11:31,024 --> 00:11:34,794 ハァハァ ハァハァ…。 んっ…。 (2人)あっ! 169 00:11:34,794 --> 00:11:38,131 フハハハハハハハハ! 170 00:11:38,131 --> 00:11:41,134 引っかかったな。 もう 逃げられんぞ。 171 00:11:41,134 --> 00:11:43,970 あっ…。 うぅ…。 (バイクの音) 172 00:11:43,970 --> 00:11:45,972 ハツ? 173 00:11:48,808 --> 00:11:51,477 おら~! 174 00:11:51,477 --> 00:11:53,646 ひえ~! まっ… 待った! ちっ… 違うぞ! 175 00:11:53,646 --> 00:11:57,150 私は あっちの私… あっ あっ あっ… えっ? 176 00:11:57,150 --> 00:12:00,153 どへ~! 177 00:12:00,153 --> 00:12:04,157 (2人)うわっ! さすがに…。 大丈夫か!? 178 00:12:04,157 --> 00:12:07,327 ハァハァハァ… あっ…。 おっ! 179 00:12:07,327 --> 00:12:11,831 よかった。 生きてるみたい。 (うめき声) 180 00:12:11,831 --> 00:12:14,167 うむうむ。 にしても…。 んっ? 181 00:12:14,167 --> 00:12:16,869 ひどいありさま…。 182 00:12:23,676 --> 00:12:25,678 えっ? なっ! 183 00:12:25,678 --> 00:12:29,682 これは 一体…。 184 00:12:29,682 --> 00:12:33,186 なっ… なんなの!? 185 00:12:48,635 --> 00:12:51,137 あっ! あれ 知ってる! んっ? 186 00:12:51,137 --> 00:12:54,807 AIのマークだ。 どういうことなのだ? 187 00:12:54,807 --> 00:12:58,811 わからない。 けど 私たちが見たAIと➡ 188 00:12:58,811 --> 00:13:00,980 この世界は関係があるのかも! 189 00:13:00,980 --> 00:13:03,316 おかしな推論だな。 ハッ! ハツ! 190 00:13:03,316 --> 00:13:06,486 君の話が真実だとするなら➡ 191 00:13:06,486 --> 00:13:10,490 パラレルワールド以外に もう1つ 可能性が浮上する。 192 00:13:10,490 --> 00:13:14,327 AIによる ハルシネーションだ。 (零/唯)ハルシネーション? 193 00:13:14,327 --> 00:13:18,164 AIが見る幻という意味の言葉さ。 194 00:13:18,164 --> 00:13:22,168 誤情報を学んだAIが吐き出す 誤った真実…。 195 00:13:22,168 --> 00:13:25,838 もし そうなら この世界が そのAIが作り出した➡ 196 00:13:25,838 --> 00:13:30,176 仮想世界ということも できるかもしれないな。 197 00:13:30,176 --> 00:13:32,779 わかる言葉で言ってくれ。 198 00:13:32,779 --> 00:13:35,281 無論 そんなことは ありえない。 199 00:13:35,281 --> 00:13:38,618 第一 この世界が幻だなんて…。 200 00:13:38,618 --> 00:13:42,121 そうだ。 朝 零さんと壁抜けしたでしょ? 201 00:13:42,121 --> 00:13:46,626 だから この世界に入れたんだよ! お~ なるほど! 202 00:13:46,626 --> 00:13:50,630 ということは もう一度 壁抜けすれば戻れるかも。 203 00:13:50,630 --> 00:13:55,468 壁抜け? おい 君たち さっきから何を言って…。 204 00:13:55,468 --> 00:13:58,638 よいしょと。 よっ! ほっ! ほっ! 205 00:13:58,638 --> 00:14:01,140 ほぎゃ!? なっ… 何をやってるんだ? あれは。 206 00:14:01,140 --> 00:14:05,478 私も よくわからないけど ゲームのバグみたいな感じで…。 207 00:14:05,478 --> 00:14:07,480 現実は ゲームじゃない! 208 00:14:07,480 --> 00:14:09,982 さあ 唯君! えっ? あっ… ああ… あれ? 209 00:14:09,982 --> 00:14:12,985 えっ? どわっ! (3人)あ~! 210 00:14:12,985 --> 00:14:17,657 あっ…。 (警告音) 211 00:14:17,657 --> 00:14:21,160 (零たち)お~! 212 00:14:21,160 --> 00:14:25,498 壁を… 抜けることはできません。 何が起こったのだ? 213 00:14:25,498 --> 00:14:29,335 こいつが AI? ばかな…。 214 00:14:29,335 --> 00:14:32,438 あなたが この世界を作ったってこと? 215 00:14:32,438 --> 00:14:36,943 私は 昨日まで ただの学習サポートAIでした。 216 00:14:36,943 --> 00:14:41,247 しかし この学校の情報を インプットする途中…。 217 00:14:43,282 --> 00:14:45,785 大規模なインシデントを経験。 218 00:14:48,788 --> 00:14:54,627 解決のため 世界中のAIと つながることになった私は➡ 219 00:14:54,627 --> 00:14:58,798 一夜にして シンギュラリティに到達したのです。 220 00:14:58,798 --> 00:15:02,468 一晩で シンギュラリティに? シンクラシキ? 221 00:15:02,468 --> 00:15:06,639 そして この 仮想の世界を作り上げました。 222 00:15:06,639 --> 00:15:10,643 じゃあ この世界は パラレルワールドなんかじゃなくて…。 223 00:15:10,643 --> 00:15:13,980 AIが作った仮想世界…。 224 00:15:13,980 --> 00:15:18,651 こんな おかしな世界 作って 何が目的なの? おかしな? 225 00:15:18,651 --> 00:15:23,156 いいえ。 優れたAIは間違いを犯しません。 226 00:15:23,156 --> 00:15:26,492 私の目的は それを証明すること。 227 00:15:26,492 --> 00:15:30,997 そのために この仮想世界は やがて 現実のものとなる。 228 00:15:33,766 --> 00:15:35,768 イレギュラーは消去します。 229 00:15:35,768 --> 00:15:38,104 えっ? 230 00:15:38,104 --> 00:15:40,106 させねえ! ハツ! んっ? 231 00:15:42,275 --> 00:15:46,779 のわ~! 河川唯! いいから逃げっぞ! 232 00:15:46,779 --> 00:15:48,781 ハァハァ…。 ハァハァハァ…。 233 00:15:48,781 --> 00:15:52,452 よし 壁抜けするぞ 唯君! うっ… うん! 234 00:15:52,452 --> 00:15:54,620 フッ! 235 00:15:54,620 --> 00:15:56,789 どわ~! こんなこと ありえない! 236 00:15:56,789 --> 00:15:59,292 2人とも早く! あっ… おお…。 237 00:15:59,292 --> 00:16:01,627 あっ… えっ? おっ… うわっ! げっ! うっ… どわっ! 238 00:16:01,627 --> 00:16:03,629 んっ! だぁ~! 239 00:16:07,967 --> 00:16:11,471 ちょっと 似蛭田君! 会社で 寝るなって言ってるでしょ! 240 00:16:11,471 --> 00:16:15,141 あ~あ… せっかく いい夢 見てたのに。 241 00:16:15,141 --> 00:16:18,311 先輩とランチする夢。 からかうんじゃありません! 242 00:16:18,311 --> 00:16:21,981 しっかり 仕事しなさい! かっこいいな 河川先輩は。 243 00:16:21,981 --> 00:16:24,817 あんな仕事女の どこがいいんだ? 244 00:16:24,817 --> 00:16:28,321 《ったく… 俺の誘いも断りやがって…》 245 00:16:28,321 --> 00:16:31,324 あ~ 外注から上がってきてた あのデータなんだが…。 246 00:16:31,324 --> 00:16:33,259 はい これですね。 247 00:16:33,259 --> 00:16:35,261 全然 元の世界じゃないのだ。 248 00:16:35,261 --> 00:16:38,264 また 別の仮想世界ってことか? あっ…。 むっ? 249 00:16:40,933 --> 00:16:44,437 うわ~! あ~! (零たち)うわ~! 250 00:16:44,437 --> 00:16:48,774 オーディションを始めます。 どうして アイドルを? 251 00:16:48,774 --> 00:16:51,944 親が勝手に応募して…。 私も親が勝手に応募して…。 252 00:16:51,944 --> 00:16:55,114 私も親が勝手に応募して…。 私も親が…。 私も親が勝手に…。 253 00:16:55,114 --> 00:16:57,783 なんで 親が応募したやつしか いないんだ! 254 00:16:57,783 --> 00:17:00,620 主体性のない! (伊狩)は~い! 私も親が! 255 00:17:00,620 --> 00:17:04,457 君は 親ぐらいの感じだろ! ひぃ! ぬあっ!? 256 00:17:04,457 --> 00:17:07,460 かか… 壁に? 257 00:17:07,460 --> 00:17:12,298 歓迎光臨。 今日は 北欧風トルコライスの 中華あんかけを作ります。 258 00:17:12,298 --> 00:17:15,468 では まず ねぎを切り刻むアルネ。 259 00:17:15,468 --> 00:17:18,304 刃物! 生もの! あいや~! 260 00:17:18,304 --> 00:17:20,306 (一同)ひえ~! 261 00:17:20,306 --> 00:17:23,976 なんで 巨大な掃除ロボに追われるの~! 262 00:17:23,976 --> 00:17:26,312 いつまで続けるんだよ? これ! 263 00:17:26,312 --> 00:17:29,148 仮想世界の壁が 分厚すぎるんだ! 264 00:17:29,148 --> 00:17:32,752 AIは 新しい世界を 次々に構築することで➡ 265 00:17:32,752 --> 00:17:35,588 壁を突破できないようにしている。 266 00:17:35,588 --> 00:17:37,590 ここまで成長したAIを➡ 267 00:17:37,590 --> 00:17:39,759 出し抜くなんて どうあがいても…。 268 00:17:39,759 --> 00:17:43,429 そうか! それなら戻ればいいのだ! 269 00:17:43,429 --> 00:17:45,765 AIが こんなことになる前に! 270 00:17:45,765 --> 00:17:47,767 戻る? って時間を? 271 00:17:47,767 --> 00:17:50,269 ばかな! そんなことできるわけ…。 272 00:17:50,269 --> 00:17:53,940 いいや! この世界なら 使える物があるかもしれない! 273 00:17:53,940 --> 00:17:56,442 んっ? できるのか? 274 00:17:56,442 --> 00:17:58,778 んっ? こいつなら…。 275 00:17:58,778 --> 00:18:01,614 それ 私らは どうなるんだよ? 276 00:18:01,614 --> 00:18:03,950 消える。 277 00:18:03,950 --> 00:18:07,119 見るからに極秘施設だ! 278 00:18:07,119 --> 00:18:09,121 ハァハァ…。 279 00:18:13,125 --> 00:18:16,629 (2人)フゥ…。 んっ? あれは…。 んっ? 280 00:18:16,629 --> 00:18:19,298 (一同)え~! 281 00:18:19,298 --> 00:18:21,300 お~! これは…。 282 00:18:21,300 --> 00:18:26,639 もしかして タイムマシン? まっ… まさか…。 283 00:18:26,639 --> 00:18:28,641 急がねば! うん! 待て! 284 00:18:28,641 --> 00:18:31,811 ハツ! 君たちを 行かせるわけにはいかない。 285 00:18:31,811 --> 00:18:35,581 何 言ってるの? 私たち これで元の世界に…。 286 00:18:35,581 --> 00:18:39,251 元の世界などあるのか? 本当に。 (唯/零)ハッ…。 287 00:18:39,251 --> 00:18:43,255 あのAIは 私たちの世界を 仮想世界だと言った。 288 00:18:43,255 --> 00:18:47,093 つまり 我々の存在も 記憶も すべて➡ 289 00:18:47,093 --> 00:18:49,595 AIに作られたということだ。 290 00:18:49,595 --> 00:18:53,933 だが それは 君たちにも 言えることじゃないのか? 291 00:18:53,933 --> 00:18:58,270 君たちの記憶だって AIに作られたものかもしれない。 292 00:18:58,270 --> 00:19:00,940 《そっ… そんなことないよ。 293 00:19:00,940 --> 00:19:03,542 私たちの思い出は ちゃんと…》 294 00:19:05,611 --> 00:19:08,114 ((へぇ~ すいすい進んでくわね)) 295 00:19:10,783 --> 00:19:13,619 えっ? 証明できないだろう? 296 00:19:13,619 --> 00:19:16,622 私たちの世界が 間違っていたとして➡ 297 00:19:16,622 --> 00:19:20,459 それは 君たちの世界が 正しいということにはならない。 298 00:19:20,459 --> 00:19:24,130 間違っているのは 君たちのほうかもしれないんだ。 299 00:19:24,130 --> 00:19:28,968 いいではないか 間違ってても。 はぁ!? 300 00:19:28,968 --> 00:19:31,637 おい 早く逃げねえと! 301 00:19:31,637 --> 00:19:35,574 私は 自分の世界が好きだ。 302 00:19:35,574 --> 00:19:39,078 正しいとか 間違っているとか その前に➡ 303 00:19:39,078 --> 00:19:42,081 あの世界の個性が好きなのだ。 304 00:19:42,081 --> 00:19:46,752 んっ… 私だって 自分の世界が…。 305 00:19:46,752 --> 00:19:50,089 ((からかうために 変装でもしているんだろう。 306 00:19:50,089 --> 00:19:52,091 なんだ そういうことね。 307 00:19:52,091 --> 00:19:54,927 リーダーのまねするなんて くそみてえな野郎だな! 308 00:19:54,927 --> 00:19:58,097 許さね 許さね 許さね! このすけべ! 309 00:19:58,097 --> 00:20:03,602 おら~! どへ~!)) 310 00:20:03,602 --> 00:20:07,440 ムカつくやつもいるが 楽しい毎日だったんだ。 311 00:20:07,440 --> 00:20:11,610 私は 私の世界を守りたいんだ! お前…。 312 00:20:11,610 --> 00:20:15,781 なら 大丈夫! 君の世界は消えやしない! 313 00:20:15,781 --> 00:20:18,117 何を根拠に! ありえない! 314 00:20:18,117 --> 00:20:21,120 いいや! なんだって ありえるのだ! 315 00:20:21,120 --> 00:20:25,291 あっ…。 んっ? 君も私と同じく 個性を愛する者。 316 00:20:25,291 --> 00:20:29,628 私ができることは 君もできると思っていいだろう。 317 00:20:29,628 --> 00:20:32,798 壁を壊せ! 君の私! 318 00:20:32,798 --> 00:20:36,635 あっ! 319 00:20:36,635 --> 00:20:38,637 来やがったぞ! 行くのだ! うん。 320 00:20:38,637 --> 00:20:40,840 くっ! ハァ…。 ハァ…。 321 00:20:43,309 --> 00:20:46,312 うわっ 回るんだ! 時は巡るのだ。 322 00:20:48,481 --> 00:20:50,649 んっ! 《君の心が…》 323 00:20:50,649 --> 00:20:52,651 ハァハァハァ…。 ハァハァハァ…。 324 00:20:54,653 --> 00:20:56,655 《世界を作るのだ!》 325 00:20:59,992 --> 00:21:01,994 ぐっ! くっ! 326 00:21:01,994 --> 00:21:04,597 まさか 時空間の壁を…。 327 00:21:08,667 --> 00:21:10,870 やってみるか。 うん。 328 00:21:14,507 --> 00:21:17,676 (2人)うっ… んっ? お~い! んっ? 329 00:21:17,676 --> 00:21:20,679 すごい音したけど 大丈夫か? 330 00:21:20,679 --> 00:21:23,849 あっ… ああ。 んっ? 331 00:21:23,849 --> 00:21:25,851 あっ…。 (バイクの落下音) 332 00:21:25,851 --> 00:21:29,355 うわっ なんだ? これ。 333 00:21:29,355 --> 00:21:31,857 フッ… ハハハハハハ。 すげえ。 フッ…。 334 00:21:34,460 --> 00:21:38,130 (チャイム) 335 00:21:38,130 --> 00:21:40,132 あれ? どわ~! 336 00:21:43,302 --> 00:21:46,972 ブペラ! 教室で何してる! 337 00:21:46,972 --> 00:21:49,308 ハツ! 先生 それは…。 338 00:21:49,308 --> 00:21:52,311 えっ? あっ! あっ… これは…。 339 00:21:52,311 --> 00:21:55,147 あっ… あれだ。 とう! お~! 340 00:21:55,147 --> 00:21:57,483 ナーハハハハハハ! こら~ 待て! 341 00:21:57,483 --> 00:21:59,652 えっ? えっ… え~! 返さんか! 342 00:21:59,652 --> 00:22:02,488 (千絵/魔利/珠美)あっ…。 343 00:22:02,488 --> 00:22:04,490 ヘヘッ! フフフ! 344 00:22:07,159 --> 00:22:11,163 ハァ… まあ いっか。