1 00:00:07,425 --> 00:00:10,136 <炎魔と火狩りたちの 壮絶な死闘の中→ 2 00:00:10,428 --> 00:00:14,432 ついに蜘蛛たちの 首都侵攻が始まる> 3 00:00:16,434 --> 00:00:20,146 <明楽は無垢紙にしたためた 願い文を姫神に届けるために→ 4 00:00:20,438 --> 00:00:22,148 神宮へ> 5 00:00:22,440 --> 00:00:24,108 <そして…> 6 00:00:24,191 --> 00:01:54,198 ♪~ 7 00:01:54,448 --> 00:01:58,202 (ひばり) さてこの不格好な機械で→ 8 00:01:58,452 --> 00:02:01,205 どうやって蜘蛛と戦うのかな? 9 00:02:01,455 --> 00:02:04,208 (煌四)仲間にも…他の神族にも→ 10 00:02:04,458 --> 00:02:07,127 この装置のことを もう伝えてあるのか? 11 00:02:07,378 --> 00:02:12,132 (ひばり)いいや 僕は身内に嫌われているからな 12 00:02:12,383 --> 00:02:14,134 (煌四)地下から来る蜘蛛のことは? 13 00:02:14,385 --> 00:02:20,140 (ひばり) お前たちが地べたではい回って 何をしようとかまわない 14 00:02:20,391 --> 00:02:24,103 人間も蜘蛛もこの街も どうなろうとかまわない 15 00:02:24,186 --> 00:02:29,400 揺るる火に手を出そうと しないかぎり殺さない 16 00:02:30,192 --> 00:02:33,153 (ひばり)血が嫌いなんだ 17 00:02:33,404 --> 00:02:35,155 (煌四)血が嫌いだと? 18 00:02:35,406 --> 00:02:38,158 大勢の人間が傷ついて 血を流しているのに… 19 00:02:38,409 --> 00:02:40,160 血にまみれて戦っているのに→ 20 00:02:40,411 --> 00:02:45,416 お前だけ血を流さず 涼しい顔をしているつもりか! 21 00:02:46,417 --> 00:02:49,169 >>やはり面白いなお前は 22 00:02:49,420 --> 00:02:52,172 この機械が用をなすといいが 23 00:02:52,423 --> 00:02:57,177 そろそろお前の養い親の 見張りに戻るよ 24 00:02:57,428 --> 00:02:59,179 事と次第によっては→ 25 00:02:59,430 --> 00:03:03,183 あの連中にしのびのやいばを 向けるかもしれないが→ 26 00:03:03,434 --> 00:03:07,104 安全な住みかを失っても 恨むなよ? 27 00:03:07,396 --> 00:03:09,398 (煌四)ア… 28 00:03:14,403 --> 00:03:16,113 (煌四)ンッ… 29 00:03:16,405 --> 00:03:19,116 (少年工)ホントなの? 炎魔が入ってきたなんて… 30 00:03:19,408 --> 00:03:23,120 (少年工) ホントじゃなければこんなとこに 退避なんてさせないよ 31 00:03:23,412 --> 00:03:25,122 (少年工)警報が鳴ってたろ 32 00:03:25,414 --> 00:03:27,124 (少年工) 大人たちだけ先に逃げちまってさ 33 00:03:27,416 --> 00:03:31,128 (少年工) だけど何で家に帰れないの? (少年工)安全だって分かったら→ 34 00:03:31,420 --> 00:03:34,131 きっと先に持ち場に戻されるんだ (真炭)ねえ大丈夫? 35 00:03:34,423 --> 00:03:38,135 けがしてんの? あんたどこの工場から来たの? 36 00:03:38,427 --> 00:03:40,137 (少年工)工員じゃねえよ (真炭)ア… 37 00:03:40,429 --> 00:03:42,139 (少年工)作業服も着てない 38 00:03:42,431 --> 00:03:45,142 うるさいわね 班長でもないのに黙ってなさいよ 39 00:03:45,434 --> 00:03:48,145 なっ… 40 00:03:48,437 --> 00:03:51,148 声でけえよ また職長にどなられるぞ 41 00:03:51,440 --> 00:03:54,151 (少年工)だあれ?この子 (少年工)工員じゃないだろ 42 00:03:54,443 --> 00:03:58,155 (少年工)もしかして 貧民区の子供じゃねえの? 43 00:03:58,447 --> 00:04:01,450 (真炭)外に出たい? 44 00:04:02,451 --> 00:04:04,161 (真炭) 何見てんの道を開けなさいよ 45 00:04:04,453 --> 00:04:07,122 (少年工)火狩りが炎魔を駆除しに トンネルへ向かったんだって 46 00:04:07,373 --> 00:04:09,124 (少年工) 結界が破られたってこと? 47 00:04:09,375 --> 00:04:14,129 (少年工)神族の結界が破られて 黒い森から蜘蛛が攻めてくるんだ 48 00:04:14,380 --> 00:04:18,133 (少年工)蜘蛛?それじゃあ 神族が蜘蛛と戦うのか? 49 00:04:18,384 --> 00:04:20,135 (少年工) その前に火狩りが戦うんだろ? 50 00:04:20,386 --> 00:04:23,138 (少年工) 他の大人は何もしないのかよ! 51 00:04:23,389 --> 00:04:25,099 何もしないで こんな所で待機だなんて 52 00:04:25,182 --> 00:04:30,104 (監督官)うるさいなわっぱども 偉そうな口たたくんじゃない! 53 00:04:30,187 --> 00:04:33,148 (少年工)どうせ工場で働いたって 汚染されて死ぬんだ! 54 00:04:33,399 --> 00:04:36,151 (少年工)蜘蛛と戦って 死んだほうがましだ! 55 00:04:36,402 --> 00:04:39,154 生意気抜かすんじゃない! バカなこと言ってると→ 56 00:04:39,405 --> 00:04:41,156 廃棄物処理場に回すぞ! それとも… 57 00:04:41,407 --> 00:04:45,160 (真炭)炎魔だの蜘蛛だの 本当に見たわけでもないのに 58 00:04:45,411 --> 00:04:49,123 大きい子たちはいつもああやって 大人にケンカを吹っかけるのよ 59 00:04:49,206 --> 00:04:53,168 (少年工) おいお前ら勝手に外へ出るなよ 60 00:04:53,419 --> 00:04:56,171 この子間違えて入ったみたい 61 00:04:56,422 --> 00:04:58,173 貧民区の子供だって (少年工)えっ… 62 00:04:58,424 --> 00:05:01,135 臆病者 63 00:05:01,218 --> 00:05:03,178 貧民区には 伝染病が巣くってるって→ 64 00:05:03,429 --> 00:05:05,180 みんな怖がってるんだ 65 00:05:05,431 --> 00:05:09,101 けど私の母ちゃんのほうが よっぽどひどいよ 66 00:05:09,393 --> 00:05:14,106 工場毒のせいでうめくだけ もう口も利けないの 67 00:05:14,398 --> 00:05:19,111 私たちだって そのうちそんなふうになるんだ 68 00:05:19,403 --> 00:05:21,405 母ちゃんみたいに 69 00:05:22,406 --> 00:05:26,118 (灯子) ここは工場地区のどこなん? 70 00:05:26,410 --> 00:05:29,121 >>工場地区じゃない 居住区の共同炊事場 71 00:05:29,413 --> 00:05:32,124 今は食べる物は何もないけどね 72 00:05:32,416 --> 00:05:34,126 \(放電音) (2人)アッ 73 00:05:34,418 --> 00:05:37,129 アア… (少年工)おいあれを見ろよ! 74 00:05:37,421 --> 00:05:40,132 (少年工)すげえ 神族が何かやってるのか? 75 00:05:40,424 --> 00:05:44,136 (少年工) 来たんだ本当に蜘蛛が来たんだ! 76 00:05:44,428 --> 00:05:47,097 あんた何喜んでるのよ (少年工)ア… 77 00:05:47,181 --> 00:05:50,142 俺んちの親たちが言ってたんだ 78 00:05:50,434 --> 00:05:54,146 神族は工場毒をわざと ほったらかしにしてるんだって 79 00:05:54,438 --> 00:05:59,151 蜘蛛が来たら人間は昔みたいに 火を使えるようになって→ 80 00:05:59,443 --> 00:06:01,153 神族よりも強くなるんだ 81 00:06:01,445 --> 00:06:03,155 それ本当なのかよ! 82 00:06:03,447 --> 00:06:07,117 虫の毒で一度死んで 燃えない体になるんだって→ 83 00:06:07,367 --> 00:06:09,119 おやじが言ってた 84 00:06:09,369 --> 00:06:12,122 お前そんなこと言ってたら 警吏に捕まるぞ 85 00:06:12,372 --> 00:06:16,126 バッカみたい 死んだ人間が生き返るもんか 86 00:06:16,376 --> 00:06:20,130 うるせえ!工場毒で死ぬなら 虫の毒のほうがましだ! 87 00:06:20,380 --> 00:06:22,132 お前らいいかげんにしろ! 88 00:06:22,382 --> 00:06:24,134 \(放電音) (一同)アアッ 89 00:06:24,384 --> 00:06:28,388 あっと…とにかく お前たち中へ入れ 90 00:06:30,390 --> 00:06:32,142 {\an8}(灯子)知らんかった >>ん? 91 00:06:32,392 --> 00:06:37,147 (灯子)首都がどういう所か 何にも知らんかった 92 00:06:37,397 --> 00:06:41,151 >>あんた街の子じゃないの? 93 00:06:41,401 --> 00:06:44,404 (灯子)ハァ… 94 00:06:47,407 --> 00:06:52,162 (クンの寝息) 95 00:06:52,412 --> 00:06:55,165 (煌四)ハァハァハァ… 96 00:06:55,415 --> 00:06:57,417 (クン)ン… 97 00:06:58,418 --> 00:07:01,171 ア…ンンッ 98 00:07:01,421 --> 00:07:11,098 ♪~ 99 00:07:11,348 --> 00:07:14,351 アア… 100 00:07:19,356 --> 00:07:22,109 (煌四)ンッンン… 101 00:07:22,359 --> 00:07:24,361 >>ア… 102 00:07:27,364 --> 00:07:30,117 (煌四)クン僕一人じゃ動かせない 103 00:07:30,367 --> 00:07:34,121 どうしても クンの協力が必要なんだ 104 00:07:34,371 --> 00:07:37,124 >>うん (煌四)でも… 105 00:07:37,374 --> 00:07:40,127 その前にクンに 言っとくことがある 106 00:07:40,377 --> 00:07:44,131 >>知ってる みんな死んじゃうんだよね? 107 00:07:44,381 --> 00:07:46,133 (煌四)うん 108 00:07:46,383 --> 00:07:51,388 >>でも動かさないと いけないんだよね? 109 00:07:52,389 --> 00:07:54,141 (煌四)うん 110 00:07:54,391 --> 00:08:06,153 ♪~ 111 00:08:06,403 --> 00:08:08,363 (煌四)ン… 112 00:08:12,367 --> 00:08:14,077 (煌四)ンッ 113 00:08:14,369 --> 00:08:19,374 (起動音) 114 00:08:24,379 --> 00:08:26,381 (煌四)クンこっちだ 115 00:08:27,382 --> 00:08:30,093 その長い棒を 手前に力いっぱい引いて 116 00:08:30,385 --> 00:08:32,095 (クン)うん 117 00:08:32,387 --> 00:08:37,100 ウウッウッンン… 118 00:08:37,392 --> 00:08:41,104 ウッ! (煌四)ンッンン… 119 00:08:41,396 --> 00:08:43,106 ウウッ 120 00:08:43,398 --> 00:08:46,401 フゥ… 121 00:08:48,403 --> 00:08:50,113 (メイド)工場の皆さんが 集まっておいでなのは→ 122 00:08:50,405 --> 00:08:53,116 こちらですね? (監督官)燠火家さんから? 123 00:08:53,408 --> 00:08:56,119 (メイド)皆さんで どうぞ召し上がってください 124 00:08:56,411 --> 00:08:58,121 (監督官)みんな食事だぞ (少年工たち)ウワー 125 00:08:58,413 --> 00:09:00,123 (少年工)早く早く! (真炭)あんたも 126 00:09:00,415 --> 00:09:03,126 ほら食い物が手に入るよ 127 00:09:03,168 --> 00:09:13,053 ♪~ 128 00:09:13,136 --> 00:09:16,348 (煌四)ンッン… 129 00:09:23,355 --> 00:09:26,358 (煌四)クンかなたこっちだ 130 00:09:27,150 --> 00:09:30,112 >>ンンッあっヘヘッ 131 00:09:30,362 --> 00:09:32,155 (煌四)アア…ンッ 132 00:09:36,368 --> 00:09:38,120 (作動音) (煌四)アッ… 133 00:09:38,370 --> 00:09:40,372 ンンッ >>あっ 134 00:09:43,375 --> 00:09:47,170 (煌四)クン頭を下げて縮こまるんだ 135 00:09:52,384 --> 00:09:54,386 (発射音) 136 00:10:02,394 --> 00:10:05,147 (放電音) 137 00:10:05,397 --> 00:10:08,150 いかずちだ! (少年工)またいかずちだ! 138 00:10:08,400 --> 00:10:10,152 工場地区の端に落ちたぞ! 139 00:10:10,402 --> 00:10:12,154 (少年工)何だよ! (少年工の泣き声) 140 00:10:12,404 --> 00:10:14,156 (少年工)怖いよ… 141 00:10:14,406 --> 00:10:19,161 (灯子)煌四兄さん… >>え?煌四さんを知っているの? 142 00:10:19,411 --> 00:10:21,163 (2人)あっ… 143 00:10:21,413 --> 00:10:23,165 この子はどこの工場から? 144 00:10:23,415 --> 00:10:29,421 (監督官) いやその子は避難してくる途中で 火狩りに託されたらしい 145 00:10:30,213 --> 00:10:33,425 (2人)ン… 146 00:10:34,426 --> 00:10:39,181 \(発射音) (煌四)ハッ…壱番砲の連射だ 147 00:10:39,431 --> 00:10:41,433 >>\(発射音) 148 00:10:43,435 --> 00:10:46,438 (放電音) 149 00:10:47,439 --> 00:10:49,149 (放電音) 150 00:10:49,232 --> 00:10:51,193 (砲弾の飛来音) 151 00:10:51,443 --> 00:10:53,195 (放電音) 152 00:10:53,445 --> 00:10:55,197 (煌四)急げクン!次の砲弾を! 153 00:10:55,447 --> 00:10:57,199 ハッ… 154 00:10:57,449 --> 00:11:00,202 (ヲン)何をしている 155 00:11:00,452 --> 00:11:02,204 (煌四)アッアア… 156 00:11:02,454 --> 00:11:04,164 (ヲン)なんと… 157 00:11:04,247 --> 00:11:08,126 これでいかずちを 降らせているのか 158 00:11:08,418 --> 00:11:10,128 あっ… 159 00:11:10,420 --> 00:11:13,131 (ヲン)お前はいかずちを降らせて→ 160 00:11:13,423 --> 00:11:16,134 仲間を殺しているのか? 161 00:11:16,426 --> 00:11:19,137 (蜘蛛たちの悲鳴) (放電音) 162 00:11:19,429 --> 00:11:24,434 (蜘蛛たち)ウワーッ! (放電音) 163 00:11:28,188 --> 00:11:30,440 (煌四)アア… 164 00:11:33,443 --> 00:11:36,446 (かなたのうなり声) 165 00:11:39,449 --> 00:11:41,159 (煌四)ウッウウッ >>ウッ… 166 00:11:41,451 --> 00:11:45,163 (きしむ音) 167 00:11:45,455 --> 00:11:47,457 (煌四)腕が! 168 00:11:48,458 --> 00:11:50,168 (ヲン)ウウッンンッ! 169 00:11:50,460 --> 00:11:52,462 (煌四)かなた! 170 00:11:53,463 --> 00:11:55,173 (みぞれの荒い息) 171 00:11:55,465 --> 00:11:57,467 (煌四)ハッ… 172 00:12:00,470 --> 00:12:03,181 >>ウッウウッ…ンンッ! 173 00:12:03,473 --> 00:12:06,476 ウワーッウッ! 174 00:12:12,399 --> 00:12:15,402 (炉六)クッ…ンンッ! 175 00:12:18,405 --> 00:12:21,158 {\an8}やっかいな野郎だ (煌四)炉六さん! 176 00:12:21,408 --> 00:12:26,163 {\an8}>>もともと腕が長いくせに 肘や肩を抜いて伸ばしてきやがる 177 00:12:26,413 --> 00:12:29,166 {\an8}間合いがつかめねえ (煌四)無事だったんですね 178 00:12:29,416 --> 00:12:32,169 >>ハッ 無事なやつがいると思うのか? 179 00:12:32,419 --> 00:12:34,171 この状況で 180 00:12:34,421 --> 00:12:37,174 (煌四)あっその腕は… >>ウワッ 181 00:12:37,424 --> 00:12:41,178 (炉六)発火しかけたんで 鎌で切り落とした 182 00:12:41,428 --> 00:12:43,180 逃げ延びたやつは手はずどおり→ 183 00:12:43,430 --> 00:12:47,184 炬口家の壱番砲の護衛に回った (煌四)アア… 184 00:12:47,434 --> 00:12:52,189 >>こいつが音なしなんで 俺が物見に飛ばされたってわけだ 185 00:12:52,439 --> 00:12:54,191 ここの連中は? 186 00:12:54,441 --> 00:12:56,193 (煌四)神族に追われて… 187 00:12:56,443 --> 00:13:00,197 僕が来たときには みんな逃げ出したあとでした 188 00:13:00,447 --> 00:13:04,201 >>それじゃあ今のはお前一人で… 189 00:13:04,451 --> 00:13:08,121 (煌四)いえこの子とかなたに 手伝ってもらって 190 00:13:08,371 --> 00:13:10,123 (炉六)フッフフフッ (煌四)あっ 191 00:13:10,373 --> 00:13:12,125 >>こいつは傑作だ 192 00:13:12,375 --> 00:13:14,127 あちらじゃあ大の大人が→ 193 00:13:14,377 --> 00:13:17,130 がん首そろえて 大騒ぎをやらかしてるってのに→ 194 00:13:17,380 --> 00:13:20,133 こっちじゃ眼鏡の坊主と チビと犬だけで→ 195 00:13:20,383 --> 00:13:23,136 この怪物をほえさせたとはな 196 00:13:23,386 --> 00:13:26,139 (煌四)街の様子は どうなってるんですか? 197 00:13:26,389 --> 00:13:30,143 >>地下通路のあちこちから 蜘蛛が現れた 198 00:13:30,393 --> 00:13:35,148 やつらは前々から首都の地下に 巣を張っていたらしい 199 00:13:35,398 --> 00:13:39,152 向こうの動きを読んだつもりで 待ち構えていた神族も→ 200 00:13:39,402 --> 00:13:41,154 火にやられて死んだ 201 00:13:41,404 --> 00:13:44,157 火狩りの大半も発火した 202 00:13:44,407 --> 00:13:46,159 明楽たちはどうした? 203 00:13:46,409 --> 00:13:49,162 (煌四)明楽さんは神宮へ向かいました 204 00:13:49,412 --> 00:13:53,166 灯子ちゃんは 避難する工員たちに頼んで→ 205 00:13:53,416 --> 00:13:55,168 街に逃がしてもらった 206 00:13:55,418 --> 00:13:59,422 (みぞれ/かなたのうなり声) (炉六)お…? 207 00:14:01,424 --> 00:14:04,177 (クン)ヲンはもう暴れないよ 208 00:14:04,427 --> 00:14:06,179 (煌四)この蜘蛛を知ってるのか? 209 00:14:06,429 --> 00:14:08,098 (クン)森で一緒だった 210 00:14:08,390 --> 00:14:11,393 すぐ怒って あんまり遊んでくれなかった 211 00:14:12,394 --> 00:14:14,104 お前… 212 00:14:14,396 --> 00:14:18,108 (ヲン)やはり人間は こうでなくてはな 213 00:14:18,400 --> 00:14:20,110 (炉六)しぶとい野郎だ 214 00:14:20,402 --> 00:14:23,113 人間なら とっくに死んでるはずだが 215 00:14:23,405 --> 00:14:26,408 蜘蛛が引く神族の血か 216 00:14:28,410 --> 00:14:31,121 {\an8}今頃仲間たちが→ 217 00:14:31,413 --> 00:14:35,125 {\an8}かつて追われた住まいの戸を 開けている 218 00:14:35,417 --> 00:14:37,127 クンお前も行け 219 00:14:37,419 --> 00:14:40,130 おいら燃えない体にする虫が→ 220 00:14:40,422 --> 00:14:42,132 効かなかったもん 221 00:14:42,424 --> 00:14:44,134 (ヲン)それでもかまわん 222 00:14:44,426 --> 00:14:47,137 行って見届けろ 223 00:14:47,429 --> 00:14:51,141 {\an8}世界が火を取り戻すときを… 224 00:14:51,433 --> 00:14:55,145 {\an8}蜘蛛は神族をわけても宗家を→ 225 00:14:55,437 --> 00:14:59,149 {\an8}我らの生まれた家を焼き滅ぼす 226 00:14:59,441 --> 00:15:01,151 (煌四)生まれた家… 227 00:15:01,443 --> 00:15:05,155 蜘蛛はかつて火の氏族だった 228 00:15:05,447 --> 00:15:09,117 蜘蛛が火にこだわるのは そういう理由だったのか 229 00:15:09,367 --> 00:15:15,123 (ヲン)古代の火は 元は我らの操る力そのもの 230 00:15:15,373 --> 00:15:21,129 今の宗家は頂点にいながら 持てる力である火を使うことも→ 231 00:15:21,379 --> 00:15:25,133 近づくことすら できなくなったのだ 232 00:15:25,383 --> 00:15:31,139 悔しくはないか?人間こそが 火を取り戻すべきなのだ 233 00:15:31,389 --> 00:15:35,143 かつて その力を誇った時代のように 234 00:15:35,393 --> 00:15:39,147 (煌四)何で…どうして そんなに人間にこだわるんだ 235 00:15:39,397 --> 00:15:42,150 >>やめろまともに相手するな 236 00:15:42,400 --> 00:15:46,154 {\an8}神族の居座る首都を攻めるため 237 00:15:46,404 --> 00:15:51,159 {\an8}火を人間に与えるという 大願のためだ 238 00:15:51,409 --> 00:15:54,162 {\an8}(煌四)その人間たちを あれだけ殺しておいて… 239 00:15:54,412 --> 00:15:59,167 {\an8}お前たちも 旧世界の人間たちと同じだ 240 00:15:59,417 --> 00:16:04,172 昔の人間たちは 自分の目的のために一度→ 241 00:16:04,422 --> 00:16:07,384 火を使って世界を滅ぼした 242 00:16:09,386 --> 00:16:14,099 {\an8}>>お前も落獣の力を使って 大勢を殺したではないか 243 00:16:14,391 --> 00:16:16,101 (煌四)ハッ… 244 00:16:16,393 --> 00:16:20,105 (ヲン)古い世界の人間たちと 同じように… 245 00:16:20,397 --> 00:16:26,111 世界がどのように変わろうと 人間という生き物は変わらない 246 00:16:26,403 --> 00:16:31,116 それが人間の本当の姿だからだ 247 00:16:31,408 --> 00:16:36,121 {\an8}人間は火を使って物を作り 互いに争い→ 248 00:16:36,413 --> 00:16:41,126 {\an8}破壊を尽くしたそのあと立ち直る 249 00:16:41,418 --> 00:16:43,128 {\an8}それでいいのだ 250 00:16:43,420 --> 00:16:47,132 {\an8}人間とはそういう生き物なのだ 251 00:16:47,424 --> 00:16:52,429 {\an8}だから火を…取り戻せ 252 00:16:53,430 --> 00:16:55,140 (灯子)どこへ行くんですか? 253 00:16:55,432 --> 00:16:57,142 (メイド)燠火家のお屋敷へ お連れします 254 00:16:57,434 --> 00:16:59,144 工場に煌四さんが いたのでしょう? 255 00:16:59,436 --> 00:17:01,146 生きているのよね? 256 00:17:01,438 --> 00:17:04,149 (灯子)私を人に預けて→ 257 00:17:04,441 --> 00:17:08,111 またどこかの工場へ 向かいなさったんだと思います 258 00:17:08,361 --> 00:17:11,114 (男性)蜘蛛が来たんだ 蜘蛛が本当の火を持って→ 259 00:17:11,364 --> 00:17:13,074 救いに来てくれたんだ! 260 00:17:13,116 --> 00:17:16,119 (男性)清めの火だ 炎魔の汚れた火じゃない! 261 00:17:16,369 --> 00:17:18,121 (トロッコが止まる音) (メイド)あっん? 262 00:17:18,371 --> 00:17:22,083 (御者)道を開けろ! 道を開けるんだ! 263 00:17:22,125 --> 00:17:24,127 さっさとどけ! (男性)蜘蛛は俺たちを→ 264 00:17:24,377 --> 00:17:26,129 死んだあとも救ってくれる 265 00:17:26,379 --> 00:17:28,131 (男性)俺たちは工場の苦役から→ 266 00:17:28,381 --> 00:17:32,135 生きる苦しみから 解放されるんだ! 267 00:17:33,386 --> 00:17:36,139 (女性)誰?あのつえの人 268 00:17:36,389 --> 00:17:41,102 (女性)栽培工場の燻家のご当主よ 269 00:17:41,144 --> 00:17:45,148 (燻家当主)やめるべきですよ 行っては駄目です 270 00:17:45,398 --> 00:17:47,150 神族だけではなかった 271 00:17:47,400 --> 00:17:51,112 暗い所からあれが湧いて出てくる 272 00:17:51,154 --> 00:17:57,160 (油百七)誰か当主殿を 燻家のお屋敷までお送りしなさい 273 00:17:57,410 --> 00:18:09,088 ♪~ 274 00:18:09,339 --> 00:18:11,341 腰抜けめ 275 00:18:16,346 --> 00:18:19,098 (綺羅)あっ灯子ちゃん? 276 00:18:19,349 --> 00:18:21,100 綺羅お嬢様 (灯子)あっ 277 00:18:21,351 --> 00:18:24,103 >>どうしたの?どうしてここへ? 278 00:18:24,354 --> 00:18:27,106 煌四さんと一緒に 工場にいたそうです 279 00:18:27,357 --> 00:18:31,110 共同炊事場でたまたま私たちと 280 00:18:31,361 --> 00:18:34,113 灯子ちゃん 私の部屋へ行きましょう 281 00:18:34,364 --> 00:18:37,116 着替えと何か温かい食べ物を 282 00:18:37,367 --> 00:18:40,370 (火華)お待ちなさい (綺羅)ハッ… 283 00:18:42,372 --> 00:18:44,123 (火華)綺羅… 284 00:18:44,374 --> 00:18:47,126 はいお母様 285 00:18:47,377 --> 00:18:49,087 (灯子)ア… 286 00:18:49,170 --> 00:18:53,132 (火華) 駄目じゃないの勝手なことを 287 00:18:53,383 --> 00:18:57,387 すみませんお母様 288 00:19:00,390 --> 00:19:03,142 (火華)何をしているの 早くその子に着替えを 289 00:19:03,393 --> 00:19:05,144 はい 290 00:19:05,395 --> 00:19:07,063 (火華)よく聞きなさい (綺羅)ア… 291 00:19:07,355 --> 00:19:13,069 (火華) あの少年はねこのときのために 屋敷に呼ばれていたの 292 00:19:13,361 --> 00:19:16,072 お父様は こうなることを予見して→ 293 00:19:16,364 --> 00:19:20,076 配下に働く者を 準備されていたのよ 294 00:19:20,368 --> 00:19:25,081 この屋敷で 随分と我が物顔をしていたけど→ 295 00:19:25,373 --> 00:19:30,086 あの少年も それくらい分かっていたはずよ 296 00:19:30,378 --> 00:19:32,380 だから綺羅… 297 00:19:33,381 --> 00:19:35,091 お父様の配下の者に→ 298 00:19:35,383 --> 00:19:38,094 卑しい気持ちを抱くのは やめなさい 299 00:19:38,386 --> 00:19:40,388 (綺羅)えっ… 300 00:19:43,391 --> 00:19:45,393 (灯子)アッ… 301 00:19:46,144 --> 00:19:51,107 (綺羅のすすり泣き) 302 00:19:51,399 --> 00:19:54,110 煌四も緋名子ちゃんも→ 303 00:19:54,402 --> 00:19:58,114 かなたもきっと 工場地帯にいるんだわ 304 00:19:58,406 --> 00:20:01,117 私は何も知らずに… 305 00:20:01,409 --> 00:20:05,121 いつから…いつから これは始まっていたの? 306 00:20:05,413 --> 00:20:07,123 行かなきゃ 307 00:20:07,415 --> 00:20:09,125 私…みんなの所へ行かなきゃ! 308 00:20:09,417 --> 00:20:11,127 (灯子)ああ… 309 00:20:11,419 --> 00:20:14,130 >>綺羅!待ちなさい! 310 00:20:14,422 --> 00:20:16,132 (綺羅)私… (メイド)綺羅お嬢様! 311 00:20:16,174 --> 00:20:18,134 (灯子)綺羅お姉さん! 312 00:20:18,426 --> 00:20:20,428 (扉が開く音) 313 00:20:23,431 --> 00:20:25,141 (雷鳴) 314 00:20:25,183 --> 00:20:28,144 (灯子)ハッ! >>アアッ… 315 00:20:28,436 --> 00:20:46,162 ♪~ 316 00:20:46,454 --> 00:20:51,167 (耿八)お嬢様には 一緒においでいただきます 317 00:20:51,459 --> 00:20:53,169 アッ… 318 00:20:53,461 --> 00:20:57,173 揺るる火は 新たな姫神の任に就くために→ 319 00:20:57,465 --> 00:21:00,176 しばらくの間人の子の中から→ 320 00:21:00,468 --> 00:21:04,180 依巫をお選びになるよう 定められている 321 00:21:04,222 --> 00:21:09,143 利発でお体も丈夫でいらっしゃる 綺羅お嬢様ならば→ 322 00:21:09,394 --> 00:21:12,146 良い依巫として務められましょう 323 00:21:12,397 --> 00:21:14,190 アア… 324 00:21:15,400 --> 00:21:18,152 耿八…お前間者だったのね 325 00:21:18,403 --> 00:21:22,156 人間のフリをして 我が家に取り入ってこの化け物! 326 00:21:22,407 --> 00:21:24,158 娘を返せ! 327 00:21:24,409 --> 00:21:26,160 ウッ… 328 00:21:26,411 --> 00:21:29,163 (焚三)燠火家は選ばれたのですよ 329 00:21:29,414 --> 00:21:33,126 神族によって 人の世を終わらせないために 330 00:21:33,209 --> 00:21:36,421 焚三…お前まで! 331 00:21:38,423 --> 00:21:42,135 あの緋名子君は 見事に適合してくれました 332 00:21:42,218 --> 00:21:46,431 火を必要としない新しい人類です 333 00:21:47,432 --> 00:21:51,185 娘を…綺羅を返せ! 334 00:21:51,436 --> 00:21:53,187 ウッ! (刺す音) 335 00:21:53,438 --> 00:21:58,192 残念ながら今は手段を 選んでいるときではないのです 336 00:21:58,443 --> 00:22:00,194 理解してください 337 00:22:00,445 --> 00:22:04,198 この先の世を 生きる者たちのためです 338 00:22:04,449 --> 00:22:08,411 綺羅~! 339 00:22:13,416 --> 00:22:17,420 (灯子)アア… 340 00:22:18,421 --> 00:22:22,425 >>\(揺るる火)犬たちがいる所へ 連れていってあげる 341 00:22:26,429 --> 00:23:55,434 ♪~ 342 00:23:56,435 --> 00:24:05,444 ♪~