1 00:00:07,425 --> 00:00:10,136 <神族によって支配された世界> 2 00:00:10,428 --> 00:00:14,140 <人間は天然の火によって たやすく発火し→ 3 00:00:14,432 --> 00:00:18,144 炎魔の体から採れる 貴重な炎魔の火によってのみ→ 4 00:00:18,436 --> 00:00:21,439 生きることを許されていた> 5 00:00:22,440 --> 00:00:25,151 <姫神揺るる火の帰還> 6 00:00:25,443 --> 00:00:28,154 <その時は刻一刻と近づいている> 7 00:00:28,446 --> 00:00:34,160 <蜘蛛の侵攻によって 首都は未曽有の混乱に陥っていた> 8 00:00:34,452 --> 00:00:39,123 <明楽は願い文を 姫神に届けるために神宮へ> 9 00:00:39,206 --> 00:00:44,170 <煌四は雷撃砲で蜘蛛を迎え撃つ> 10 00:00:44,462 --> 00:00:47,173 <だがそのころ燠火家では→ 11 00:00:47,465 --> 00:00:51,469 綺羅が神族に 連れ去られようとしていた> 12 00:00:52,470 --> 00:02:22,393 ♪~ 13 00:02:30,192 --> 00:02:32,152 (かなたのうなり声) 14 00:02:32,403 --> 00:02:34,154 (炉六/煌四)ん? (煌四)かなた? 15 00:02:34,405 --> 00:02:36,198 どうしたかなた! 16 00:02:37,408 --> 00:02:40,160 (クン)小さいお姉ちゃんが 呼んでる? 17 00:02:40,411 --> 00:02:43,163 (煌四)灯子ちゃんが危ない 18 00:02:43,414 --> 00:02:45,165 ハッ…クン虫を飛ばせ 19 00:02:45,416 --> 00:02:47,418 >>ハァ… 20 00:02:48,210 --> 00:02:50,421 ハッ… 21 00:02:51,422 --> 00:02:53,173 (虫の羽音) 22 00:02:53,424 --> 00:02:56,176 (煌四)行くぞクン炉六さんは? 23 00:02:56,427 --> 00:03:00,180 (炉六)みぞれが明楽の犬を 気に入ってるらしくてな 24 00:03:00,431 --> 00:03:03,434 俺もつきあってみるか 25 00:03:04,435 --> 00:03:06,186 (煌四)僕は灯子ちゃんの所へ行きます 26 00:03:06,437 --> 00:03:08,105 炉六さん… 27 00:03:08,397 --> 00:03:11,108 ご無事で >>オオ 28 00:03:11,400 --> 00:03:13,402 (煌四)行くぞクン 29 00:03:14,403 --> 00:03:17,406 (炉六)虫使いの蜘蛛が 本当にいたとは… 30 00:03:18,407 --> 00:03:21,118 あいつもただの生意気なガキだと 思ってたが→ 31 00:03:21,410 --> 00:03:25,122 炎魔狩りに連れていったかいが あったようだな 32 00:03:25,414 --> 00:03:27,416 行くぞみぞれ 33 00:03:31,420 --> 00:03:34,131 (揺るる火)ああやっぱりきれい 34 00:03:34,423 --> 00:03:38,135 以前に見てから 随分と時間がたつけれど→ 35 00:03:38,427 --> 00:03:42,139 やっぱりひばりの作る 生きた紙細工がとても好き 36 00:03:42,431 --> 00:03:46,143 でもこれは 文字を書くための紙でしょう? 37 00:03:46,435 --> 00:03:50,147 (ひばり) 姉上が…手揺姫がくれたのです 38 00:03:50,439 --> 00:03:54,443 もう随分と前に 分けてくださったのです 39 00:03:56,445 --> 00:03:59,156 (揺るる火) ひばりは子供の姿のまま 40 00:03:59,448 --> 00:04:04,161 本当はもう 今いる神族の中でも古株なのに 41 00:04:04,453 --> 00:04:07,122 あのころから もう随分とたつのね 42 00:04:07,373 --> 00:04:12,378 (ひばり)でも子供のままなのは 姉上も同じです 43 00:04:14,380 --> 00:04:16,382 (揺るる火)あの子は… 44 00:04:17,383 --> 00:04:20,135 姉上を狩ろうと考える 火狩りの仲間ですが→ 45 00:04:20,386 --> 00:04:23,138 神宮へ連れていきますか? 46 00:04:23,389 --> 00:04:26,141 (揺るる火) あの子は行かなくては… 47 00:04:26,392 --> 00:04:30,104 あの子には 会わなければならない犬がいるの 48 00:04:30,187 --> 00:04:32,398 (ひばり)犬? 49 00:04:34,400 --> 00:04:37,111 (ひばり) ああそういえばあの娘→ 50 00:04:37,194 --> 00:04:41,156 いつも 狩り犬を連れていたような 51 00:04:41,407 --> 00:04:44,159 (揺るる火)そう手揺のように 52 00:04:44,410 --> 00:04:47,162 手揺のそばにも 犬がいたでしょう? 53 00:04:47,413 --> 00:04:50,165 エンという名の犬 54 00:04:50,416 --> 00:04:52,167 (ひばり)姉上の所へは? 55 00:04:52,418 --> 00:04:56,171 (揺るる火)そう手揺に会いたい 56 00:04:56,422 --> 00:05:00,175 そしてあの子を早く→ 57 00:05:00,426 --> 00:05:03,178 うちへ返してあげ… (ひばり)神族たちはあなたを→ 58 00:05:03,429 --> 00:05:07,099 次の姫神にしようと してきたのです 59 00:05:07,391 --> 00:05:09,101 虚空へさまよい出ても→ 60 00:05:09,393 --> 00:05:12,104 その身に定められた 指令によって→ 61 00:05:12,396 --> 00:05:15,107 揺るる火は いずれこの地へ戻る 62 00:05:15,399 --> 00:05:20,112 そのときには 手揺姫様の任を継ぐ者に… 63 00:05:20,404 --> 00:05:23,157 あの娘は依巫にされるのです 64 00:05:24,408 --> 00:05:28,120 (ひばり)ただ一人姫神に 重責を担わせることによって→ 65 00:05:28,412 --> 00:05:33,125 僕たち神族の力を 行使することができる 66 00:05:33,417 --> 00:05:37,129 生き残った人間たちを 統治している 67 00:05:37,421 --> 00:05:42,092 そんな世界が今のまま 続いてゆく道理がないのです 68 00:05:42,176 --> 00:05:52,144 ♪~ 69 00:05:52,436 --> 00:05:57,441 (耿八)〔お嬢様には 一緒においでいただきます〕 70 00:06:01,445 --> 00:06:03,155 (灯子)〔アア…〕 71 00:06:03,447 --> 00:06:07,367 >>\(揺るる火)〔犬たちがいる所へ 連れていってあげる〕 72 00:06:09,369 --> 00:06:11,371 (灯子)かなた… 73 00:06:17,377 --> 00:06:19,129 (クン)かなた見えなくなっちゃった 74 00:06:19,379 --> 00:06:21,131 (煌四)かなたが向かったってことは→ 75 00:06:21,381 --> 00:06:24,134 灯子ちゃんは 必ずこの近くにいるはずなんだ 76 00:06:24,384 --> 00:06:27,137 でもなぜ灯子ちゃんが工場に… 77 00:06:27,387 --> 00:06:30,140 子供たちと一緒に 逃げたはずなのに… 78 00:06:30,390 --> 00:06:32,142 あのあと何があった? 79 00:06:32,392 --> 00:06:34,144 クンかなたの居場所をもう一度 80 00:06:34,394 --> 00:06:38,148 >>虫が弱っててよく分からないよ 81 00:06:38,398 --> 00:06:42,152 (煌四)クン頑張って クンの虫だけが頼りなんだ 82 00:06:42,402 --> 00:06:45,155 >>もう一度やってみる 83 00:06:45,405 --> 00:06:49,409 ハァ… 84 00:06:55,415 --> 00:07:00,420 (馬の足音) 85 00:07:01,421 --> 00:07:03,173 (クン)ハッ… 86 00:07:03,423 --> 00:07:12,099 ♪~ 87 00:07:12,349 --> 00:07:16,353 (いななき) 88 00:07:18,355 --> 00:07:21,108 (灯子)ハッ… (馬の足音) 89 00:07:21,358 --> 00:07:23,360 (灯子)クッ… 90 00:07:27,364 --> 00:07:31,118 (灯子)ハァ…あっ 91 00:07:31,368 --> 00:07:33,370 ハッ… 92 00:07:35,372 --> 00:07:38,125 アア…アッ 93 00:07:38,375 --> 00:07:47,134 ♪~ 94 00:07:47,384 --> 00:07:49,386 (灯子)アア… 95 00:07:53,390 --> 00:07:56,393 (灯子)回収車… 96 00:07:58,395 --> 00:08:01,398 アア… 97 00:08:02,399 --> 00:08:05,402 ばあちゃん… 98 00:08:06,403 --> 00:08:08,363 伯母さん… 99 00:08:12,367 --> 00:08:14,077 (灯子)燐ちゃん… 100 00:08:14,369 --> 00:08:25,088 ♪~ 101 00:08:25,380 --> 00:08:27,382 (灯子)アッ 102 00:08:31,386 --> 00:08:33,096 (灯子)ア… 103 00:08:33,388 --> 00:08:35,098 ハッ… 104 00:08:35,390 --> 00:08:46,109 ♪~ 105 00:08:46,401 --> 00:08:48,403 (灯子)アアアッ… 106 00:08:54,159 --> 00:08:58,413 (灯子)アッアッウウ… 107 00:09:05,420 --> 00:09:08,048 (灯子)アアウウッ… 108 00:09:08,131 --> 00:09:12,094 ウッウッ… 109 00:09:12,344 --> 00:09:17,349 (えずく音) 110 00:09:18,141 --> 00:09:20,352 アッ 111 00:09:23,355 --> 00:09:26,358 (灯子)誰かの足跡? 112 00:09:27,150 --> 00:09:32,155 ハァハァハァ… 113 00:09:37,160 --> 00:09:41,373 (灯子)ハァハァ… 114 00:09:43,375 --> 00:09:47,087 煌四兄さん明楽さん… 115 00:09:47,170 --> 00:09:49,381 かなた… 116 00:09:51,383 --> 00:09:54,136 かなた… 117 00:09:54,386 --> 00:09:57,139 (かなたの荒い息) 118 00:09:57,389 --> 00:10:00,142 かなたが… 119 00:10:00,392 --> 00:10:03,145 かなたが ちっちゃいお姉ちゃんを見つけた 120 00:10:03,395 --> 00:10:05,147 (煌四)ハッ…灯子ちゃんは どこにいるんだ? 121 00:10:05,397 --> 00:10:09,151 >>虫が弱ってるからうまく見えない 122 00:10:09,401 --> 00:10:11,111 来た! 123 00:10:11,194 --> 00:10:13,155 (かなたのほえ声) (灯子)ハッ… 124 00:10:13,405 --> 00:10:15,407 ウッ… 125 00:10:16,199 --> 00:10:18,410 ア… 126 00:10:22,414 --> 00:10:24,416 (灯子)あっ! 127 00:10:29,421 --> 00:10:31,173 (うなり声) 128 00:10:31,423 --> 00:10:34,426 (すすり泣き) 129 00:10:35,218 --> 00:10:38,180 (クン)あっ… (煌四)何だ?どうした?クン 130 00:10:38,430 --> 00:10:41,433 (クン)えっと… 131 00:10:43,435 --> 00:10:48,190 おっきなやぐらに おっきな黒い丸太が… 132 00:10:48,440 --> 00:10:51,193 さっきのやつとおんなじだ 133 00:10:51,443 --> 00:10:53,195 (煌四)クン灯子ちゃんはさっきの… 134 00:10:53,445 --> 00:10:57,199 さっきの雷撃砲と 同じやつを見たんだな? 135 00:10:57,449 --> 00:11:00,202 炬口家の壱番砲だ 136 00:11:00,452 --> 00:11:02,204 >>お兄ちゃん… 137 00:11:02,454 --> 00:11:04,164 ハッ…おっきな影が→ 138 00:11:04,247 --> 00:11:06,208 ちっちゃいお姉ちゃんに 近づいてる! 139 00:11:06,458 --> 00:11:08,126 (煌四)影じゃ分からない一体何が… 140 00:11:08,418 --> 00:11:11,129 (地鳴り) (煌四)あっ地震! 141 00:11:11,421 --> 00:11:15,133 (地鳴り) 142 00:11:15,425 --> 00:11:18,178 (灯子)アッアア… 143 00:11:21,431 --> 00:11:24,142 (灯子)アアッ 144 00:11:24,434 --> 00:11:53,171 ♪~ 145 00:11:53,463 --> 00:11:56,174 (灯子)ウウッ… 146 00:11:56,466 --> 00:12:00,470 (衝撃音) 147 00:12:03,473 --> 00:12:06,184 (衝撃音) 148 00:12:06,476 --> 00:12:10,147 (かなたのうなり声) (灯子)ハッ… 149 00:12:10,397 --> 00:12:26,163 ♪~ 150 00:12:26,413 --> 00:12:32,169 (うなり声) (灯子)アア大きな木々人さん… 151 00:12:32,419 --> 00:12:35,172 ハッ… 152 00:12:35,422 --> 00:12:39,176 隔離地区におらしたん… 153 00:12:39,426 --> 00:12:52,189 ♪~ 154 00:12:52,439 --> 00:12:56,193 (ヤナギ)あああなたたちも 無事だったのですね 155 00:12:56,443 --> 00:13:00,447 (クヌギ)モグラの仲間か 156 00:13:01,448 --> 00:13:06,203 (灯子)木々人さん… でもどうして地上に? 157 00:13:06,453 --> 00:13:11,124 >>蜘蛛の火を消すために 神族が地盤を壊したのです 158 00:13:11,374 --> 00:13:18,131 おかげでクヌギは壁を抜け出して 地上へ出ることができました 159 00:13:18,381 --> 00:13:23,136 (灯子)そいじゃあキリさんや 他の木々人さんたちは? 160 00:13:23,386 --> 00:13:27,140 (ヤナギ)キリとエンは逃げました シュユは行方が知れません 161 00:13:27,390 --> 00:13:30,393 他の者たちは… 162 00:13:32,395 --> 00:13:36,149 (灯子)シュユは…炎魔に殺されました 163 00:13:36,399 --> 00:13:41,154 ごめんなさい 私何にもできんで… 164 00:13:41,404 --> 00:13:44,157 >>そうですか 165 00:13:44,407 --> 00:13:46,159 悲しいことですが→ 166 00:13:46,409 --> 00:13:50,163 あなたがそんなに 気にすることはありません 167 00:13:50,413 --> 00:13:54,167 地上では私たちもそんなに長くは 生きられないのですから 168 00:13:54,417 --> 00:13:56,169 (灯子)えっ? 169 00:13:56,419 --> 00:14:01,174 (クヌギ)ウオーッ! 170 00:14:01,424 --> 00:14:04,177 (灯子)ウウ…! 171 00:14:04,427 --> 00:14:09,099 (ヤナギ)私は… 私たちにできることは何もない 172 00:14:09,391 --> 00:14:13,103 そのまま土に返ればいいと 言ったのですが→ 173 00:14:13,395 --> 00:14:18,108 クヌギは仲間の墓を作りたいと 地上へと上がってきたのです 174 00:14:18,400 --> 00:14:21,111 (クヌギ)墓を作らねばならぬ 175 00:14:21,403 --> 00:14:24,114 木々人の墓を 176 00:14:24,406 --> 00:14:27,117 (瑠璃茉莉) 仲間の墓を作りたいのなら→ 177 00:14:27,409 --> 00:14:30,120 先に蜘蛛どもの死体を埋めてこい 178 00:14:30,412 --> 00:14:32,122 (ヤナギ)あっ… 179 00:14:32,414 --> 00:14:35,125 (瑠璃茉莉) むくろを放ってはおけん 180 00:14:35,417 --> 00:14:37,127 死は汚れだ 181 00:14:37,419 --> 00:14:40,130 腐敗による燐火が発生する前に→ 182 00:14:40,422 --> 00:14:44,134 神宮の周囲から片づけねばならん 183 00:14:44,426 --> 00:14:47,137 (灯子)アアッかなた! 184 00:14:47,429 --> 00:14:49,139 アアッ! 185 00:14:49,431 --> 00:14:51,433 ハッ… 186 00:14:57,439 --> 00:15:02,444 (うなり声) 187 00:15:09,367 --> 00:15:14,122 あなたは…木の氏族瑠璃茉莉 188 00:15:14,372 --> 00:15:19,127 あなたが隔離地区の木々人を… 我々を作り替えた 189 00:15:19,377 --> 00:15:23,381 (瑠璃茉莉)ほうよく覚えていたな 190 00:15:26,384 --> 00:15:30,138 (ヤナギ)地下では 新たに覚えることは何もないので 191 00:15:30,388 --> 00:15:33,141 キリはどこにいます? 192 00:15:33,391 --> 00:15:38,396 あなたなら木の根が 張っていなくとも分かるはずです 193 00:15:40,398 --> 00:15:45,153 (瑠璃茉莉) フッ傷ついた人間どもの 世話をしているようだ 194 00:15:45,403 --> 00:15:49,157 木々人の最後の仕事には ふさわしいか 195 00:15:49,407 --> 00:15:53,411 緋名子という人間の娘も一緒だ 196 00:15:55,413 --> 00:15:59,167 {\an8}お前か能なしのひばりが 目を付けていたのは 197 00:15:59,417 --> 00:16:01,169 {\an8}(灯子)ハッ… 198 00:16:01,419 --> 00:16:06,174 {\an8}>>ひばり雨を呼び寄せ 水路の水を操り土を崩し→ 199 00:16:06,424 --> 00:16:09,094 {\an8}建物と木の倒れる向きを変え→ 200 00:16:09,386 --> 00:16:14,099 {\an8}神族は火を消すのに 力を注いでいる 201 00:16:14,391 --> 00:16:19,104 だがあいつだけが 姫神と千年彗星にかまけて→ 202 00:16:19,396 --> 00:16:24,401 まともな仕事をしておらぬ (燃える音) 203 00:16:30,407 --> 00:16:32,409 (灯子)えっ!? 204 00:16:34,411 --> 00:16:37,122 >>ああ…木が燃える 205 00:16:37,414 --> 00:16:41,126 蜘蛛の火は神族が消したのでは? 206 00:16:41,418 --> 00:16:43,128 人間だ 207 00:16:43,420 --> 00:16:45,130 ハッ… 208 00:16:45,422 --> 00:16:48,133 (灯子)ハッ… 何で人間が火を使ってなさるん? 209 00:16:48,425 --> 00:16:51,136 何で木を燃やしなさるん! 210 00:16:51,428 --> 00:16:56,141 (瑠璃茉莉) あれは蜘蛛の巣にかかった 人間たちがやっている 211 00:16:56,433 --> 00:17:01,146 ひそかに蜘蛛に加担している 人間がいることは分かっていた 212 00:17:01,438 --> 00:17:06,151 工場の地下に通路を 用意しただけでは飽き足らず→ 213 00:17:06,443 --> 00:17:11,114 己の身を焼いて工場や木を 焼き払おうとしているのだ 214 00:17:11,364 --> 00:17:14,117 (灯子)自分の身を燃やして? 215 00:17:14,367 --> 00:17:17,120 (男性)蜘蛛が来た!蜘蛛の火を… 本当の火を持ってきてくれた! 216 00:17:17,370 --> 00:17:19,122 (男性)炎魔の汚れた火じゃない 清めの火だ! 217 00:17:19,372 --> 00:17:21,124 (男性)死んだあとも 俺たちを救ってくれる 218 00:17:21,374 --> 00:17:23,126 (男性)俺たちは解放される! (男性)蜘蛛こそ救い主だ! 219 00:17:23,376 --> 00:17:25,128 (男性)蜘蛛が手に入れて 神族を倒すんだ! 220 00:17:25,378 --> 00:17:28,131 (男性)自由になるんだ! 221 00:17:28,381 --> 00:17:31,092 蜘蛛の火に焼かれて死ねば 生き返って→ 222 00:17:31,134 --> 00:17:37,140 燃えぬ体を手に入れられるなどと 愚にもつかぬ話を信じた人間ども 223 00:17:37,390 --> 00:17:43,396 それもこれもあれがその動きを 他の者に知らせずにいたためだ 224 00:17:44,397 --> 00:17:49,152 よくもまあ耳ざとい風の氏族を だましおおせたものだ 225 00:17:49,402 --> 00:17:51,112 氏族の者たちは→ 226 00:17:51,154 --> 00:17:56,159 もっと厳しくあのたわけを 監視するべきだったのだ 227 00:17:56,409 --> 00:18:01,164 (灯子)それは…ひばりさんのこと? 228 00:18:07,337 --> 00:18:12,342 (衝撃音) 229 00:18:13,343 --> 00:18:18,097 (灯子)かなたと行きます 煌四兄さんを捜さんといかん 230 00:18:18,348 --> 00:18:20,058 キリさんを助けに行くなら→ 231 00:18:20,141 --> 00:18:23,102 一緒におる緋名子ちゃんを 守ってやってください 232 00:18:23,353 --> 00:18:26,356 この犬の家族なんです! 233 00:18:33,363 --> 00:18:37,116 (煌四)クンさっきのヲンという蜘蛛… 234 00:18:37,367 --> 00:18:40,119 (クン)おいらたちと森の中にいた 235 00:18:40,370 --> 00:18:45,375 虫より刃物を使うほうが うまいって父ちゃんが褒めてた 236 00:18:49,170 --> 00:18:51,130 (煌四)クンたちを 燃えない体にする虫って→ 237 00:18:51,381 --> 00:18:54,133 どんな虫なんだ? 238 00:18:54,384 --> 00:18:58,096 >>生まれたんだって特別な虫が 239 00:18:58,179 --> 00:19:00,139 その虫にかませたらみんなは→ 240 00:19:00,390 --> 00:19:05,144 近くで火が燃えても 何ともなくなった 241 00:19:05,395 --> 00:19:07,063 おいら一人だけ→ 242 00:19:07,355 --> 00:19:10,066 その虫が効かなくて 森に置いてかれた 243 00:19:10,358 --> 00:19:14,362 森のもんになれって 母ちゃんが置いてった 244 00:19:15,363 --> 00:19:17,115 (煌四)そうか 245 00:19:18,116 --> 00:19:21,077 そんな効力を持つ虫が 本当にいるのか? 246 00:19:21,369 --> 00:19:24,080 いや現に蜘蛛たちは→ 247 00:19:24,372 --> 00:19:26,082 首都へ古代の火を 持ち込んだのだから→ 248 00:19:26,374 --> 00:19:32,088 少なくとも燃えない体にする 何らかの方法は存在するはずだ 249 00:19:32,380 --> 00:19:36,092 だがそんな方法があるとして→ 250 00:19:36,384 --> 00:19:40,096 どうして蜘蛛は 人間に授けようとする? 251 00:19:40,388 --> 00:19:44,100 {\an8}(ヲン)〔人間こそが 火を取り戻すべきなのだ〕 252 00:19:44,392 --> 00:19:48,104 {\an8}〔かつて その力を誇った時代のように〕 253 00:19:48,396 --> 00:19:53,401 {\an8}(煌四)〔何で…どうして そんなに人間にこだわるんだ〕 254 00:19:54,402 --> 00:19:57,113 「それが人間の本当の姿だ」 255 00:19:57,155 --> 00:20:01,117 「人間とはそういう生き物なのだ」 256 00:20:01,409 --> 00:20:08,124 >>〔お前も落獣の力を使って 大勢を殺したではないか〕 257 00:20:08,416 --> 00:20:13,421 〔古い世界の人間たちと 同じように…〕 258 00:20:15,173 --> 00:20:18,134 (煌四)「人間とはそういう生き物なのだ」 259 00:20:18,426 --> 00:20:22,138 「だから火を…取り戻せ」 260 00:20:22,430 --> 00:20:24,140 >>お兄ちゃん? 261 00:20:24,432 --> 00:20:26,184 (煌四)ン… >>あ… 262 00:20:27,435 --> 00:20:31,147 {\an8}かなたはどうやってちっちゃい お姉ちゃんを見つけたのかな? 263 00:20:31,439 --> 00:20:35,151 {\an8}(煌四)かなたは誰を守るべきなのか それを自分で見つけたんだ 264 00:20:35,193 --> 00:20:37,153 {\an8}>>自分で? 265 00:20:37,445 --> 00:20:40,156 {\an8}(煌四)狩り犬は 火狩りに選ばれるわけじゃない 266 00:20:40,448 --> 00:20:44,160 {\an8}狩り犬が 自分の火狩りを決めるんだよ 267 00:20:44,202 --> 00:20:47,163 {\an8}>>\(足音) (2人)あっ… 268 00:20:47,455 --> 00:20:50,458 (煌四)アア…ンッ 269 00:20:53,461 --> 00:20:55,463 (煌四)クン急げ 270 00:21:01,469 --> 00:21:29,163 ♪~ 271 00:21:29,414 --> 00:21:33,209 {\an8}(くれは)行っては駄目です (2人)ウワーッ! 272 00:21:35,420 --> 00:21:37,171 (くれは)行っては駄目です 273 00:21:37,422 --> 00:21:39,173 ンンッ 274 00:21:39,424 --> 00:21:41,426 (煌四)やめろクン! 275 00:21:43,219 --> 00:21:47,181 あなたは燠火家の… 276 00:21:47,432 --> 00:21:51,436 (くれは) この先へ行っては駄目です 277 00:21:52,228 --> 00:21:54,439 (煌四)ア… 278 00:21:55,440 --> 00:21:57,442 ンッ… 279 00:22:00,445 --> 00:22:03,448 (煌四)行かないと仲間が危険なんです 280 00:22:04,449 --> 00:22:07,118 >>隠れて燃えてしまう 281 00:22:07,410 --> 00:22:10,121 死んでは駄目です 282 00:22:10,413 --> 00:22:12,081 お兄ちゃん… 283 00:22:12,165 --> 00:22:14,125 (くれは)ごめんなさい 284 00:22:14,417 --> 00:22:18,421 もう私は人ではなくなりました 285 00:22:20,423 --> 00:22:22,425 (煌四)ハッ… 286 00:22:26,429 --> 00:23:55,434 ♪~ 287 00:23:56,435 --> 00:24:05,444 ♪~