1 00:00:07,425 --> 00:00:12,138 <工場地帯は蜘蛛と炎魔の 襲撃によって戦場と化し→ 2 00:00:12,430 --> 00:00:16,142 崩壊した地下隔離地区から 脱出したクヌギは→ 3 00:00:16,434 --> 00:00:20,146 地上へとその姿を現す> 4 00:00:20,438 --> 00:00:24,108 <かなたと再会した灯子は 煌四を捜した> 5 00:00:24,191 --> 00:00:27,111 <そして煌四もまたクンと共に→ 6 00:00:27,194 --> 00:00:31,449 灯子を捜しに 地下道を進んでいた> 7 00:00:32,450 --> 00:02:02,456 ♪~ 8 00:02:24,186 --> 00:02:28,148 (男性)ウッウウッアア… 9 00:02:28,399 --> 00:02:36,115 (悲鳴) 10 00:02:36,198 --> 00:02:41,412 アアーッ! 11 00:02:42,204 --> 00:02:45,416 (揺るる火) またもつれ合って争っている 12 00:02:51,422 --> 00:02:56,176 (焚三)神族と蜘蛛 そして蜘蛛を信じる人間 13 00:02:56,427 --> 00:02:59,179 火狩りの多くが 炎魔の群れと戦って倒れ→ 14 00:02:59,430 --> 00:03:02,182 雷火を用いた人間たちも自滅し→ 15 00:03:02,433 --> 00:03:07,104 いずれは街の住人たちも 暴徒の群れと化すでしょう 16 00:03:07,396 --> 00:03:11,108 燃え上がった炎は もはや鎮めようもない 17 00:03:11,400 --> 00:03:13,110 かつての大火と違って→ 18 00:03:13,402 --> 00:03:17,114 今回は人間が自ら 火をまいているのですから 19 00:03:17,406 --> 00:03:20,117 (揺るる火) 私が何かをしてもしなくても→ 20 00:03:20,409 --> 00:03:22,119 破滅は来る 21 00:03:22,411 --> 00:03:26,123 (焚三)もはや大した数の 神族も人間もおらず→ 22 00:03:26,415 --> 00:03:30,127 この世界が先細りであることは 分かりきっています 23 00:03:30,419 --> 00:03:32,129 かつての人間たちなら→ 24 00:03:32,421 --> 00:03:36,133 持てる能力を全て注いで 打開策を探ったでしょうが→ 25 00:03:36,425 --> 00:03:39,136 今の人間にそのような余裕はない 26 00:03:39,428 --> 00:03:43,140 だからこそ我々が手を貸すのです 27 00:03:43,432 --> 00:03:46,143 (煌四)緋名子に何をした? 28 00:03:46,435 --> 00:03:50,147 >>工場毒がもたらす苦痛は 次第に重症化して→ 29 00:03:50,439 --> 00:03:53,150 あと10年もしないうちに 死に至ります 30 00:03:53,442 --> 00:03:57,154 緋名子君はその問題を 既に乗り越えました 31 00:03:57,446 --> 00:03:59,156 (煌四)ふざけるな! 32 00:03:59,448 --> 00:04:02,159 グックッ… (ひばり)やめておけ 33 00:04:02,451 --> 00:04:04,161 (煌四)あっ… 34 00:04:04,453 --> 00:04:09,124 クッ…やめろ 35 00:04:09,375 --> 00:04:13,128 (ひばり) 揺るる火の前で争い事は慎め 36 00:04:13,379 --> 00:04:17,132 (煌四)アア… (ひばり)お前の仕事は鎮火だろう 37 00:04:17,383 --> 00:04:19,134 こんな所で油を売るな 38 00:04:19,385 --> 00:04:21,136 仕事は真面目にやっていますよ 39 00:04:21,387 --> 00:04:25,099 まあさほど意味があるとは 思えませんが 40 00:04:25,182 --> 00:04:29,144 文句を垂れていられる 状況でないのは承知のはずだ 41 00:04:29,395 --> 00:04:31,146 その状況になるまで→ 42 00:04:31,397 --> 00:04:35,150 蜘蛛の動向がつかめなかったのは なぜでしょうか? 43 00:04:35,401 --> 00:04:39,154 諜報活動は 風氏族の役目だったはずですが 44 00:04:39,405 --> 00:04:41,156 それとも→ 45 00:04:41,407 --> 00:04:45,160 誰かが不穏な動きのあることを 隠蔽していたのかな? 46 00:04:45,411 --> 00:04:48,163 (揺るる火)もう離してあげて (ひばり)ハァ…フン 47 00:04:48,414 --> 00:04:50,165 (煌四)アッ…何をしたんだ? 48 00:04:50,416 --> 00:04:55,170 緋名子だけじゃない 燠火の使用人だった人にも… 49 00:04:55,421 --> 00:04:57,172 人間に何をしたんだ 50 00:04:57,423 --> 00:05:01,135 >>私たち水氏族は 人間を生かそうと考え→ 51 00:05:01,218 --> 00:05:04,179 それを実行に移しただけです 52 00:05:04,430 --> 00:05:07,099 私たちは千年彗星を待つ 他の氏族たちとは→ 53 00:05:07,391 --> 00:05:10,102 異なる方法を試みた 54 00:05:10,394 --> 00:05:15,107 まあ体の作り替えには 随分と失敗もしましたが 55 00:05:15,399 --> 00:05:20,112 優秀な実験体のおかげで 薬剤は完成しました 56 00:05:20,404 --> 00:05:24,116 暗闇を苦にせず 火を必要としない人間たち 57 00:05:24,408 --> 00:05:29,121 新たな人の種を生み出すことに 成功したのです 58 00:05:29,413 --> 00:05:33,125 (煌四)そんなふうに人を弄んで… 59 00:05:33,417 --> 00:05:37,129 そこまでして 何のために生かそうとするんだ 60 00:05:37,421 --> 00:05:42,092 >>将来的に考えれば 今払う犠牲は有益だからです 61 00:05:42,176 --> 00:05:47,097 揺るる火あなたは次の姫神に なるつもりがないようだが→ 62 00:05:47,181 --> 00:05:51,143 代わりになる姫が神族には 生まれなかったのですから→ 63 00:05:51,435 --> 00:05:54,146 あなた以外に引き継ぐ者はいない 64 00:05:54,438 --> 00:05:57,149 (揺るる火) 私が手揺のようになるの? 65 00:05:57,441 --> 00:06:02,154 私が姫神の座を受け継いだら 手揺はどうなるの? 66 00:06:02,446 --> 00:06:08,118 (焚三)土氏族は依巫になる娘を 人間の中から選びました 67 00:06:08,368 --> 00:06:12,122 無理にでもあなたを 姫神の座に据えるつもりです 68 00:06:12,372 --> 00:06:17,377 姉上こんな言葉に 耳を貸す必要はありません 69 00:06:23,383 --> 00:06:25,135 (クン)お兄ちゃん?お兄ちゃん! 70 00:06:25,385 --> 00:06:28,138 大丈夫?お兄ちゃん 71 00:06:28,388 --> 00:06:31,141 (煌四)ア…ここは? 72 00:06:31,391 --> 00:06:34,144 (ひばり) 頭を打って悪い夢でも見たか? (煌四)あっ… 73 00:06:34,394 --> 00:06:37,147 (クン)ハッ… (煌四)お前が見せたんだろう 74 00:06:37,397 --> 00:06:40,150 >>そう思いたいなら思え (クン)クッ… 75 00:06:40,400 --> 00:06:42,152 (煌四)ほっておけクン 76 00:06:42,402 --> 00:06:44,154 (ひばり)下手に動くと死ぬぞ 77 00:06:44,404 --> 00:06:47,407 まだあちこちで火が燃えている 78 00:06:48,408 --> 00:06:51,161 (ひばり) 犬を連れた娘は向こうにいる 79 00:06:51,411 --> 00:06:53,163 (煌四)灯子ちゃんが? 80 00:06:53,413 --> 00:06:56,166 >>水氏族の連中が 火を消して回ってるが→ 81 00:06:56,416 --> 00:07:00,170 まだ蜘蛛もいるはずだ 気を付けるんだな 82 00:07:00,420 --> 00:07:03,173 (煌四)依巫というのは何だ? 83 00:07:03,423 --> 00:07:07,094 (ひばり)揺るる火の 入れ物になる人間のことだ 84 00:07:07,344 --> 00:07:09,096 (煌四)入れ物? 85 00:07:09,346 --> 00:07:12,099 (ひばり) お前の養い親たちの実の娘さ 86 00:07:12,349 --> 00:07:14,101 (煌四)綺羅を!? 87 00:07:14,351 --> 00:07:18,105 (ひばり) 廃棄物の毒に汚染されていない 富裕層の人間で→ 88 00:07:18,355 --> 00:07:22,109 姫神となるのにふさわしい 心身を持つ娘となると→ 89 00:07:22,359 --> 00:07:25,112 候補はそう多くはない 90 00:07:25,362 --> 00:07:28,115 お前も 察していたんじゃないのか? 91 00:07:28,365 --> 00:07:31,118 あの焚三を名乗っていた 医者の他に→ 92 00:07:31,368 --> 00:07:35,122 燠火家に出入りしている もう一人の親族 93 00:07:35,372 --> 00:07:39,126 人間の教師のまね事をしていた… 94 00:07:39,376 --> 00:07:42,129 何も不審に思わなかったのか? 95 00:07:42,379 --> 00:07:47,134 頭が回るようでも お前も所詮人間か 96 00:07:47,384 --> 00:07:53,140 いやあの老人の身の伏せ方の うまさを褒めるべきか 97 00:07:53,390 --> 00:07:55,392 あっ… 98 00:07:57,394 --> 00:08:00,147 あいついついなくなったの? 99 00:08:00,397 --> 00:08:03,400 ずっと見てたのに… 100 00:08:04,401 --> 00:08:06,403 (煌四)ハッ… 101 00:08:09,364 --> 00:08:11,366 (煌四)アア… 102 00:08:12,367 --> 00:08:14,077 クッ… 103 00:08:14,369 --> 00:08:29,092 ♪~ 104 00:08:29,384 --> 00:08:31,386 (煌四)ンッ! 105 00:08:32,387 --> 00:08:34,097 ウワッ! 106 00:08:34,389 --> 00:08:48,111 ♪~ 107 00:08:48,403 --> 00:08:52,115 (煌四)ハァハァ… 108 00:08:52,407 --> 00:09:02,125 ♪~ 109 00:09:02,417 --> 00:09:05,128 (灯子)クン! (クン)お姉ちゃん! 110 00:09:05,420 --> 00:09:07,089 (煌四)あっ (かなたの荒い息) 111 00:09:07,339 --> 00:09:10,092 (灯子)ハァハァハァ… 112 00:09:10,342 --> 00:09:13,136 (クン)お姉ちゃん! (灯子)クン! 113 00:09:14,346 --> 00:09:16,348 (クン)ウッ… 114 00:09:20,352 --> 00:09:22,104 (灯子)ア… >>ンン… 115 00:09:22,354 --> 00:09:25,357 (灯子)煌四兄さん! 116 00:09:26,358 --> 00:09:28,360 ハッ… 117 00:09:29,361 --> 00:09:33,115 (煌四)ごめんこんなこんな… 118 00:09:33,365 --> 00:09:35,117 僕はこんな むごたらしさのために→ 119 00:09:35,367 --> 00:09:37,077 必死になっていたんだ 120 00:09:37,160 --> 00:09:42,082 父の残した雷火を使って 燠火家の力を頼って→ 121 00:09:42,165 --> 00:09:46,128 自分ならこの街を守れると 思い上がって… 122 00:09:46,378 --> 00:09:50,132 そのあげくの果てに 恐ろしい兵器を造って→ 123 00:09:50,382 --> 00:09:53,135 街を守るどころか→ 124 00:09:53,385 --> 00:09:58,390 ただ焼け焦げたたくさんの死体を 作っただけだったんだ! 125 00:10:00,392 --> 00:10:04,146 (噴射音) 126 00:10:04,396 --> 00:10:06,106 (神族たち)アアッアア… 127 00:10:06,189 --> 00:10:08,150 (灯子/クン)あっ (煌四)神族… 128 00:10:08,400 --> 00:10:10,402 (神族たち)ウウ… 129 00:10:21,413 --> 00:10:24,416 (油百七)壮観だな 130 00:10:28,420 --> 00:10:30,130 (煌四)油百七さん… 131 00:10:30,213 --> 00:10:32,174 何でここに? 132 00:10:32,424 --> 00:10:36,428 それに…それは血ですか? 133 00:10:37,429 --> 00:10:40,140 {\an8}>>人間を統治する神が→ 134 00:10:40,223 --> 00:10:45,437 {\an8}その体内を流れる血を 汚れとして忌み嫌う 135 00:10:47,439 --> 00:10:52,194 しかしいかずちで撃てたのは 蜘蛛ばかりか 136 00:10:52,444 --> 00:10:56,448 神殺しが果たせなかったのは 残念だ 137 00:10:57,449 --> 00:11:01,203 (油百七)まるでかつての 大火災のときのようだ 138 00:11:01,453 --> 00:11:06,208 死体が転がっているのも 焼け焦げた空気の臭いも同じだ 139 00:11:06,458 --> 00:11:09,086 私の母もあのとき燃えた 140 00:11:09,169 --> 00:11:14,132 私だけを水路へ逃がし 人体発火を起こして 141 00:11:14,424 --> 00:11:19,137 人の焼けた臭いが 何日も何週間も消えなかった 142 00:11:19,429 --> 00:11:22,140 食べる物も住む場所も 無くした子供たちは→ 143 00:11:22,432 --> 00:11:27,145 そこら中の物をあさって 食べるしかなかった 144 00:11:27,437 --> 00:11:32,150 あのおごり高ぶった神族どもに 人間の怒りを思い知らせてやる 145 00:11:32,442 --> 00:11:34,152 大火災を生き延びてから→ 146 00:11:34,444 --> 00:11:38,448 私はそれだけを考えて 生きてきたのだ 147 00:11:39,449 --> 00:11:44,162 (油百七) 君に働いてもらう必要はもうない 148 00:11:44,454 --> 00:11:49,167 あの地下道を通って どこへなりと逃げるがいい 149 00:11:49,459 --> 00:11:52,462 (執事)旦那様… (油百七)ん? 150 00:11:54,464 --> 00:11:58,468 ンッ (油百七)ンン… 151 00:11:59,469 --> 00:12:01,179 (油百七)生き延びてみるがいい 152 00:12:01,471 --> 00:12:04,182 かつての私のようにな 153 00:12:04,474 --> 00:12:15,152 ♪~ 154 00:12:15,402 --> 00:12:18,155 \(てまりのほえ声) (灯子)てまり! 155 00:12:18,405 --> 00:12:20,157 明楽さんそこにおってですか? 156 00:12:20,407 --> 00:12:22,159 (噴射音) 157 00:12:22,409 --> 00:12:26,413 (神族たちの悲鳴) 158 00:12:28,415 --> 00:12:31,418 (煌四)アア… 159 00:12:32,419 --> 00:12:35,172 ハァハァハァ… 160 00:12:35,422 --> 00:12:38,175 (灯子)\明楽さ~ん! >>\(クン)お姉ちゃ~ん! 161 00:12:38,425 --> 00:12:42,179 (煌四)ハァハァハァ… 162 00:12:42,429 --> 00:12:46,433 明楽さんは? (灯子)おりなさらんてまりだけ 163 00:12:47,434 --> 00:12:50,187 {\an8}(かなた/てまりの鳴き声) 164 00:12:50,437 --> 00:12:52,439 (煌四)明楽さん… 165 00:12:55,442 --> 00:12:57,194 (煌四)ハァ… 166 00:12:57,444 --> 00:13:02,199 明楽さんが てまりと離れ離れになってる 167 00:13:02,449 --> 00:13:05,202 緋名子の行方も分からないままだ 168 00:13:05,452 --> 00:13:07,120 (灯子)あの煌四兄さん (煌四)ん? 169 00:13:07,370 --> 00:13:12,125 (灯子)緋名子ちゃんは工場地帯の 救護所におりなさるって… 170 00:13:12,375 --> 00:13:15,128 (煌四)え? (灯子)そこで木々人のキリさんと一緒に→ 171 00:13:15,378 --> 00:13:19,132 けがした火狩り様の治療を 手伝うとるって→ 172 00:13:19,382 --> 00:13:23,136 神族の姉さんが 言うとりなさいました 173 00:13:23,386 --> 00:13:26,139 (煌四)神族って… 174 00:13:26,389 --> 00:13:28,141 (灯子)とっても怖そうな… 175 00:13:28,391 --> 00:13:33,146 隔離地区の木々人さんたちを つくりなさった神様じゃと 176 00:13:33,396 --> 00:13:35,148 (煌四)神様? 177 00:13:35,398 --> 00:13:37,150 あいつらが神なもんか 178 00:13:37,400 --> 00:13:40,153 緋名子や隔離地区の木々人→ 179 00:13:40,403 --> 00:13:43,156 それに綺羅まで… 180 00:13:43,406 --> 00:13:46,159 まるで実験材料みたいに 181 00:13:46,409 --> 00:13:48,411 (灯子)綺羅お姉さんが? 182 00:13:49,412 --> 00:13:52,165 (煌四)綺羅は依巫に選ばれたんだ (灯子)依巫…? 183 00:13:52,415 --> 00:13:55,168 (煌四)今の姫神はだいぶ弱ってるらしい 184 00:13:55,418 --> 00:13:57,170 それで神族は綺羅を→ 185 00:13:57,420 --> 00:14:02,175 揺るる火を次の姫神にするための 入れ物にするつもりなんだ 186 00:14:02,425 --> 00:14:05,178 (灯子)神様の入れ物? 187 00:14:05,428 --> 00:14:09,099 (煌四)あいつらにとって 人間はその程度の生き物なんだ 188 00:14:09,391 --> 00:14:11,101 人の気持ちなんて… 189 00:14:11,393 --> 00:14:14,396 人の思いなんて どうだっていいんだ 190 00:14:16,398 --> 00:14:19,109 (灯子)煌四兄さん何でですか? 191 00:14:19,401 --> 00:14:22,112 火狩り様のおかげで この世は良うなったと→ 192 00:14:22,404 --> 00:14:25,115 ばあちゃんはいつも言うとった 193 00:14:25,407 --> 00:14:28,118 昔は村も家もなしに→ 194 00:14:28,410 --> 00:14:33,123 人間は森で 炎魔におびえて暮らしておった 195 00:14:33,415 --> 00:14:37,127 {\an8}火がないから 食べられる物ものうて→ 196 00:14:37,419 --> 00:14:41,423 {\an8}飢え死にする人も たくさんおったって… 197 00:14:42,424 --> 00:14:44,134 (煌四)灯子ちゃんは本当なら→ 198 00:14:44,426 --> 00:14:47,137 こんなことに 巻き込まれなくてよかったのにな 199 00:14:47,429 --> 00:14:49,139 村にいれば少なくとも→ 200 00:14:49,431 --> 00:14:52,142 こんな危険な目に遭わずに 済んだのに 201 00:14:52,434 --> 00:14:57,147 (灯子)でも村におったら 私何にも知らんままじゃった 202 00:14:57,439 --> 00:15:00,150 火穂さんや照三さんや→ 203 00:15:00,442 --> 00:15:03,153 ほたるさんや紅緒さん→ 204 00:15:03,445 --> 00:15:06,156 明楽さんにも会われんかった 205 00:15:06,448 --> 00:15:09,117 煌四兄さんは 緋名子ちゃんを捜してください 206 00:15:09,367 --> 00:15:13,121 私は明楽さんを捜して 一緒に神宮へ行きます 207 00:15:13,371 --> 00:15:15,123 (かなたのうなり声) 208 00:15:15,373 --> 00:15:19,127 (煌四)あ…僕も一緒に行くよ 209 00:15:19,377 --> 00:15:21,129 (灯子)でも… (煌四)いいんだ 210 00:15:21,379 --> 00:15:24,132 緋名子は木々人と 一緒にいたほうが安全だし→ 211 00:15:24,382 --> 00:15:28,136 また戦って誰かを傷つけたり… 212 00:15:28,386 --> 00:15:32,390 殺したりしなくても済むだろうし 213 00:15:34,392 --> 00:15:37,145 これからは みんな一緒のほうがいい 214 00:15:37,395 --> 00:15:39,397 (灯子)ア… 215 00:15:47,405 --> 00:15:50,158 (煌四)でも…どっちだ? 216 00:15:50,408 --> 00:15:52,410 あっ… 217 00:15:54,412 --> 00:15:56,164 あれは… 218 00:15:56,414 --> 00:16:00,168 さっきこの地下道への 入り口にもあった… 219 00:16:00,418 --> 00:16:02,170 (灯子)何? 220 00:16:02,420 --> 00:16:06,174 (煌四)誰かが僕たちを導こうとしている 221 00:16:06,424 --> 00:16:08,385 (灯子)え? 222 00:16:09,386 --> 00:16:12,389 揺るる火さん? 223 00:16:14,391 --> 00:16:17,394 (煌四)行くしかなさそうだ 224 00:16:35,412 --> 00:16:37,122 (煌四)水路の汚水を浄化して→ 225 00:16:37,414 --> 00:16:41,418 どこかへ送り出すための 装置みたいだ 226 00:16:42,419 --> 00:16:44,129 >>水! 227 00:16:44,421 --> 00:16:46,131 (煌四)少し休もう 228 00:16:46,423 --> 00:16:49,426 僕たちも 水は補給しといたほうがいい 229 00:16:50,427 --> 00:16:52,137 (灯子)煌四兄さん (煌四)ん? 230 00:16:52,429 --> 00:16:54,139 (灯子)揺るる火って… 231 00:16:54,431 --> 00:17:00,145 (煌四)さあ千年彗星とか 星の子とか機械人形とか→ 232 00:17:00,437 --> 00:17:03,148 いろいろいわれてるけど… 233 00:17:03,440 --> 00:17:07,110 (灯子)やっぱり神様なんじゃろうか 234 00:17:07,360 --> 00:17:11,114 (煌四)そういえばさっき揺るる火が 道案内してるのかもって 235 00:17:11,364 --> 00:17:14,117 (灯子)あれがそうなのかは 分からんけど→ 236 00:17:14,367 --> 00:17:17,120 何度か夢の中で会うた気がする 237 00:17:17,370 --> 00:17:19,122 (煌四)夢の中で? 238 00:17:19,372 --> 00:17:21,124 (揺るる火) 〔私はそういうふうに造られた〕 239 00:17:21,374 --> 00:17:23,126 (灯子)〔ハッ…〕 240 00:17:23,376 --> 00:17:26,129 (揺るる火)〔汚染と戦争で 終わりかけていた世界を→ 241 00:17:26,379 --> 00:17:31,092 空の上から救うために 私は浮かべられた〕 242 00:17:31,134 --> 00:17:37,140 〔軌道上から助けを必要とする 人々を見つけるために〕 243 00:17:37,390 --> 00:17:41,102 〔孤立した集落 取り残された兵士〕 244 00:17:41,144 --> 00:17:44,147 〔生き埋めになった子供と 家畜たち〕 245 00:17:44,397 --> 00:17:47,150 〔住む場所を失った放浪者たち〕 246 00:17:47,400 --> 00:17:50,153 (灯子)〔アア…〕 247 00:17:50,403 --> 00:17:52,155 (揺るる火)〔怖かった〕 248 00:17:52,405 --> 00:17:56,159 〔本当なら助かったはずの者が どんどん死んでいく〕 249 00:17:56,409 --> 00:18:01,122 〔救助に向かえるはずの者が 別の誰かを殺していく〕 250 00:18:01,164 --> 00:18:07,086 〔まるでこの星が自分で自分の 首を絞めていくようだった〕 251 00:18:07,337 --> 00:18:12,091 〔もう私の通信を受け取る施設も ほとんど残っていなかったし→ 252 00:18:12,342 --> 00:18:18,097 救援要請を受信したとしても 動ける者もいなかった〕 253 00:18:18,348 --> 00:18:20,058 〔見ていたくなかった〕 254 00:18:20,141 --> 00:18:22,101 (灯子)〔ア…〕 (揺るる火)〔一人だけ→ 255 00:18:22,352 --> 00:18:26,105 空の上に浮かんで 見ているだけなんて〕 256 00:18:26,356 --> 00:18:30,068 〔もう二度と 戻らないつもりだった〕 257 00:18:30,151 --> 00:18:34,113 〔私が戻ったところで 何一つ意味がない〕 258 00:18:34,364 --> 00:18:38,117 〔それに随分と 試してみたのだけど→ 259 00:18:38,368 --> 00:18:42,121 自分では変えられないように 設計されていたの〕 260 00:18:42,372 --> 00:18:45,124 〔指令を書き換えることは できなかった〕 261 00:18:45,375 --> 00:18:47,377 〔だから帰ってきた〕 262 00:18:49,170 --> 00:18:51,130 (煌四)灯子灯子! 263 00:18:51,381 --> 00:18:53,383 (灯子)ハッ… 264 00:18:54,384 --> 00:18:59,097 (煌四)灯子ちゃん 会ってきたんだな揺るる火に 265 00:18:59,180 --> 00:19:01,140 何を話したんだ? 266 00:19:01,391 --> 00:19:04,143 (灯子)指令いうのを 書き換えようとしなさったけど→ 267 00:19:04,394 --> 00:19:07,063 どうしてもできんかったって 268 00:19:07,355 --> 00:19:09,065 (煌四)指令? 269 00:19:09,357 --> 00:19:13,069 (灯子)自分では書き換えられんて そう設計されてたって 270 00:19:13,361 --> 00:19:16,072 それで帰ってきたって 271 00:19:16,364 --> 00:19:18,074 (煌四)書き換えられない? (かなたのうなり声) 272 00:19:18,116 --> 00:19:20,076 (2人)あっ… 273 00:19:20,368 --> 00:19:23,079 (かなた/てまりのうなり声) 274 00:19:23,371 --> 00:19:25,081 ア… 275 00:19:25,373 --> 00:19:29,377 (灯子)何じゃろ? (煌四)よく分からないけど… 276 00:19:31,379 --> 00:19:33,089 (灯子)しのび? 277 00:19:33,381 --> 00:19:37,093 (煌四)いやあいつらは 水に弱いはずだから… 278 00:19:37,135 --> 00:19:39,387 >>ん? 279 00:19:45,393 --> 00:19:48,104 (クン)ウワーッ! (灯子)クン! 280 00:19:48,396 --> 00:19:52,108 あっ >>ウッウワッ… 281 00:19:52,400 --> 00:19:55,403 (灯子)クン! (煌四)灯子!危ない! 282 00:19:56,154 --> 00:19:59,407 あっ (灯子)ハッ…! 283 00:20:05,413 --> 00:20:07,123 (灯子)あっあれは…? 284 00:20:07,415 --> 00:20:09,125 (煌四)しのび? 285 00:20:09,417 --> 00:20:19,135 ♪~ 286 00:20:19,427 --> 00:20:21,137 (亜人間の悲鳴) 287 00:20:21,429 --> 00:20:23,139 (灯子)人… (煌四)アア… 288 00:20:23,431 --> 00:20:40,156 ♪~ 289 00:20:40,448 --> 00:20:43,451 (せきこみ) 290 00:20:46,454 --> 00:20:48,164 (灯子)あっ 291 00:20:48,456 --> 00:20:50,166 (ひばり)面倒な… 292 00:20:50,458 --> 00:20:53,461 揺るる火が戻ったというのに… 293 00:20:54,212 --> 00:20:56,172 (ひばり)邪魔ばかり入る 294 00:20:56,464 --> 00:21:00,176 (灯子)あのときの神族さん? 295 00:21:00,468 --> 00:21:02,178 >>ハァハァ… 296 00:21:02,470 --> 00:21:06,182 (煌四)ひばりなぜ僕たちを助けた? 297 00:21:06,474 --> 00:21:10,144 (ひばり) お前向こう見ずも大概にしろ 298 00:21:10,395 --> 00:21:12,146 ただの人間のくせに 299 00:21:12,397 --> 00:21:14,107 (煌四)あれは人間なんだぞ! 300 00:21:14,190 --> 00:21:16,150 (ひばり)人間ではない 301 00:21:16,401 --> 00:21:18,152 (煌四)人間だ! 302 00:21:18,403 --> 00:21:20,154 神族に勝手に作り替えられた 303 00:21:20,405 --> 00:21:22,156 >>だからどうした? 304 00:21:22,407 --> 00:21:26,160 蜘蛛の子は捨て置いて 人間を助けるか? 305 00:21:26,411 --> 00:21:31,165 あの者たちは 水氏族たちが操る人外どもだ 306 00:21:31,416 --> 00:21:36,170 蜘蛛を見つけしだい 始末するように水路に放たれた 307 00:21:36,421 --> 00:21:40,174 生かしておいたところで もう人間には戻らん 308 00:21:40,425 --> 00:21:43,136 (煌四)ン… 309 00:21:43,219 --> 00:21:46,180 揺るる火はどこへ? 310 00:21:46,431 --> 00:21:50,184 >>他の神族たちの元にいる 311 00:21:50,435 --> 00:21:53,187 揺るる火はまだ迷っている 312 00:21:53,438 --> 00:21:57,191 何を選ぶかは 揺るる火が決めることになるが… 313 00:21:57,442 --> 00:22:02,155 これでよしと思える 選択でなければならない 314 00:22:02,238 --> 00:22:04,198 この先で更に下層に下りられる 315 00:22:04,449 --> 00:22:07,118 そしてやがて坂になる (煌四)あっ… 316 00:22:07,410 --> 00:22:11,080 >>そこを進めば神宮に着く 317 00:22:11,164 --> 00:22:15,418 揺るる火の導きを無駄にするなよ 318 00:22:21,174 --> 00:22:25,428 (煌四)揺るる火の最後の選択… 319 00:22:26,429 --> 00:23:55,434 ♪~ 320 00:23:56,435 --> 00:24:05,444 ♪~