1 00:00:07,425 --> 00:00:09,135 <灯子と煌四> 2 00:00:09,427 --> 00:00:13,139 <2人は姫神との かいこうを果たせるのだろうか> 3 00:00:13,431 --> 00:00:17,435 <そして来るべき未来とは…> 4 00:00:18,436 --> 00:01:48,442 ♪~ 5 00:01:54,448 --> 00:01:59,203 (エンのうなり声) 6 00:01:59,453 --> 00:02:03,457 {\an8}(てまりのうなり声) 7 00:02:04,458 --> 00:02:06,460 (灯子)明楽さん! 8 00:02:07,378 --> 00:02:09,129 (かなたのうなり声) 9 00:02:09,380 --> 00:02:14,134 {\an8}(かなた/エン/てまりのうなり声) 10 00:02:14,385 --> 00:02:16,136 (煌四)明楽さん! 11 00:02:16,387 --> 00:02:19,139 (明楽)お前たち やっぱり来ちまったのか 12 00:02:19,390 --> 00:02:21,141 (灯子)明楽さん… 13 00:02:21,392 --> 00:02:25,145 {\an8}(ひばり)私が呼んだのは その小娘だけだ 14 00:02:25,396 --> 00:02:28,148 流れの火狩りなぞに用はない 15 00:02:28,399 --> 00:02:31,151 \(瑠璃茉莉) 見てみたかったのだろう (ひばり)ンッ… 16 00:02:31,402 --> 00:02:33,153 \(瑠璃茉莉)お前の姉上たちは… 17 00:02:33,404 --> 00:02:35,155 (3人)ハッ… \(瑠璃茉莉)今の世界を… 18 00:02:35,406 --> 00:02:41,412 \そこに生きる者たちを 見たうえで全てを決めたいと 19 00:02:48,210 --> 00:02:50,170 ハッ… 20 00:02:50,421 --> 00:02:54,133 (灯子)瑠璃茉莉さん… (明楽)ア… 21 00:02:54,216 --> 00:02:59,430 {\an8}こいつが木々人をつくった 木の氏族の瑠璃茉莉か 22 00:03:02,433 --> 00:03:04,184 (瑠璃茉莉)そこの火狩り 23 00:03:04,435 --> 00:03:08,105 お前のことは黒い森で 一度見たことがある 24 00:03:08,397 --> 00:03:10,107 (明楽)アッ… 25 00:03:10,399 --> 00:03:14,111 (灯子)ハッ…あの黒い森の木たちの声は 瑠璃茉莉さん 26 00:03:14,403 --> 00:03:17,114 >>フン私ではない 27 00:03:17,406 --> 00:03:19,116 黒い森が→ 28 00:03:19,408 --> 00:03:22,119 表に出せない その火狩りの鬱々とした思いを→ 29 00:03:22,411 --> 00:03:25,122 代わりに吐き出したのだ 30 00:03:25,414 --> 00:03:31,420 さて人間ども あの幼体を見つけたか 31 00:03:32,421 --> 00:03:35,132 (煌四)ンン…お前たち神族は→ 32 00:03:35,424 --> 00:03:39,136 人間がいなければ 存続できないんだ! 33 00:03:39,428 --> 00:03:42,139 >>ンンッ… (明楽)アア… 34 00:03:42,431 --> 00:03:45,142 (瑠璃茉莉)そのとおりだ (明楽)アッ 35 00:03:45,434 --> 00:03:52,149 >>いつかはお前のように 事の真相に思い至る人間が現れる 36 00:03:52,441 --> 00:03:55,152 人間はいつまでも そのことに気付くまいと→ 37 00:03:55,444 --> 00:04:01,158 侮っていたのだから 我々神族の知恵も知れたものだ 38 00:04:01,450 --> 00:04:03,160 火狩りよ 39 00:04:03,452 --> 00:04:07,122 お前が炎魔を狩るために使う その鎌は→ 40 00:04:07,373 --> 00:04:13,128 手揺姫の姉神常花姫が 命と引き換えに鍛えた 41 00:04:13,379 --> 00:04:19,134 その道具がなくては人間は 炎魔から火を得ることができない 42 00:04:19,385 --> 00:04:25,099 人間を生かすためこの世界の 秩序を維持するために… 43 00:04:25,182 --> 00:04:27,142 一度崩壊した世界で→ 44 00:04:27,393 --> 00:04:32,147 神族は確かに それができる存在だった 45 00:04:32,398 --> 00:04:38,153 人間に勝る寿命と 自然物と呼応する異能を持つ集団 46 00:04:38,404 --> 00:04:42,116 そして自分たちの 持てる力を使えば→ 47 00:04:42,199 --> 00:04:44,159 死に行く者たちを救える 48 00:04:44,410 --> 00:04:48,163 そんな意志を持つ者も 中にはいたのだ 49 00:04:48,414 --> 00:04:51,166 常花姫のように (灯子)ハッ… 50 00:04:51,417 --> 00:04:57,172 >>手揺姫の寿命は本来 もっと早くに尽きていた 51 00:04:57,423 --> 00:04:59,174 首都の工場地区は→ 52 00:04:59,425 --> 00:05:03,178 その寿命を引き延ばすための 大がかりな装置だ 53 00:05:03,429 --> 00:05:06,140 (灯子)さっき煌四兄さんが言うとった 54 00:05:06,223 --> 00:05:08,100 首都の工場地区は→ 55 00:05:08,392 --> 00:05:13,105 炎魔の火を浄化するための 大きな機械じゃと 56 00:05:13,397 --> 00:05:18,068 (瑠璃茉莉) なるほど確かにひばりが 興味を持つだけのことはある 57 00:05:18,152 --> 00:05:22,114 たった一人で あの仕掛けに思い至るとは 58 00:05:22,406 --> 00:05:24,116 (煌四)火狩りの鎌を振るうのも→ 59 00:05:24,408 --> 00:05:27,119 神族への火を供給しているのも→ 60 00:05:27,411 --> 00:05:29,121 人間だってこと… 61 00:05:29,413 --> 00:05:34,126 人間なしには 神族は存在していられない 62 00:05:34,418 --> 00:05:38,130 (神族)いつまで この茶番を続けるつもりだ 63 00:05:38,422 --> 00:05:42,092 (神族)聞くに耐えぬ 人間風情のざれ言 64 00:05:42,176 --> 00:05:47,097 (神族)本来この場に 人間がいること自体許されぬ 65 00:05:47,181 --> 00:05:49,141 {\an8}(エンのうなり声) 66 00:05:49,433 --> 00:05:52,144 {\an8}(エン/てまり/かなたのうなり声) 67 00:05:52,436 --> 00:05:57,149 エン動くな! 血の汚れは手揺姫のお体に障る 68 00:05:57,441 --> 00:06:00,152 {\an8}(エンのうなり声) 69 00:06:00,444 --> 00:06:03,155 {\an8}(てまり/かなたのうなり声) 70 00:06:03,447 --> 00:06:07,117 (宗家) 我々は選ばれし血を持つ一族だ 71 00:06:07,367 --> 00:06:11,121 (宗家)人の子よりも 星にことほがれた者 72 00:06:11,371 --> 00:06:15,125 (宗家)我々が人の子と 国土を生かし続ける 73 00:06:15,375 --> 00:06:21,131 (宗家)我々の力を結び 正しく巡らせるのは姫神 74 00:06:21,381 --> 00:06:25,135 (宗家) 姫神は宗家からのみ生まれる 75 00:06:25,385 --> 00:06:28,138 (煌四)今の人間は 火を弄んだあげくに→ 76 00:06:28,388 --> 00:06:31,141 その火で 世界を滅ぼしてしまった→ 77 00:06:31,391 --> 00:06:34,144 かつての人間たちの あわれな末えいにすぎない! 78 00:06:34,394 --> 00:06:37,147 (うなり声) 79 00:06:37,397 --> 00:06:39,149 (宗家)我らは火を森へ戻し→ 80 00:06:39,399 --> 00:06:41,151 自らを戒めた (宗家)姫神を生かすために… 81 00:06:41,401 --> 00:06:44,154 (宗家) 我らが自らを戒めたがゆえに→ 82 00:06:44,404 --> 00:06:46,156 新たな姫神は途絶えた 83 00:06:46,406 --> 00:06:51,161 (宗家)その力は 人の子よりもたらされる 84 00:06:51,411 --> 00:06:55,165 (宗家)今を耐えることで 人の子も栄える 85 00:06:55,415 --> 00:06:58,168 (てまり/エン/かなたのうなり声) 86 00:06:58,418 --> 00:07:01,421 致し方ない… 87 00:07:03,423 --> 00:07:05,175 (明楽)アッ… 88 00:07:05,425 --> 00:07:10,097 灯子もうお前はどんな形であれ 戦うことはないんだ 89 00:07:10,347 --> 00:07:14,101 (灯子)それは違います明楽さん (明楽)アッ… 90 00:07:14,351 --> 00:07:16,103 (灯子)かなたが… 91 00:07:16,353 --> 00:07:20,107 かなたが私らのために戦うなら… (明楽)ア… 92 00:07:20,357 --> 00:07:24,361 (灯子)私もかなたのために戦います 93 00:07:25,362 --> 00:07:27,114 (煌四)今人間は→ 94 00:07:27,364 --> 00:07:32,119 火を恐れ獣におびえて暮らす 惨めな存在にすぎないが→ 95 00:07:32,369 --> 00:07:34,121 神族もまた同じように… 96 00:07:34,371 --> 00:07:37,124 いや首都を滅ぼそうとした蜘蛛も 97 00:07:37,374 --> 00:07:41,128 みんな 旧世界の人間たちの後始末を→ 98 00:07:41,378 --> 00:07:45,132 させられている存在であることに 変わりはない 99 00:07:45,382 --> 00:07:50,137 僕たちはもう死んでしまった 人間たちの残した仕掛けの中で→ 100 00:07:50,387 --> 00:07:53,390 殺し合っていただけなんだ 101 00:07:56,393 --> 00:08:00,397 (灯子)ハッ… そこにおりなさるんですか? 102 00:08:01,398 --> 00:08:03,150 {\an8}(うなり声) (ひばり)ハッ… 103 00:08:03,400 --> 00:08:05,152 (2匹のうなり声) 104 00:08:05,402 --> 00:08:10,365 火狩り鎌をしまえ! エンはもうお前たちを襲わぬ 105 00:08:13,368 --> 00:08:16,371 (気泡の音) 106 00:08:24,379 --> 00:08:27,382 (灯子)アア… 107 00:08:35,390 --> 00:08:37,100 >>姉上 108 00:08:37,392 --> 00:08:39,102 手揺姫 109 00:08:39,144 --> 00:08:43,398 (煌四)アア… (明楽)これが… 110 00:08:50,405 --> 00:08:52,115 >>この国の姫神 111 00:08:52,407 --> 00:08:55,118 我々神族の力を結び→ 112 00:08:55,410 --> 00:09:00,123 国土に安寧をもたらす唯一の存在 113 00:09:00,415 --> 00:09:07,089 常花姫の姉妹神であり 揺るる火の双子の姉上であられる 114 00:09:07,339 --> 00:09:10,092 (灯子)これが姫神様… 115 00:09:10,342 --> 00:09:16,348 違う姫神様はこんな… 116 00:09:17,349 --> 00:09:19,351 (ほえ声) 117 00:09:24,356 --> 00:09:26,358 (灯子)違う… 118 00:09:28,360 --> 00:09:33,115 >>止まれ小娘! お前ごときが…ウッ 119 00:09:33,365 --> 00:09:35,367 アッ… 120 00:09:36,368 --> 00:09:38,370 (ひばり)手揺姫… 121 00:09:40,372 --> 00:09:43,125 (灯子)何でこんな… 122 00:09:43,375 --> 00:09:45,127 こんな姿で… 123 00:09:45,377 --> 00:09:54,136 ♪~ 124 00:09:54,386 --> 00:09:59,391 (すすり泣き) 125 00:10:06,189 --> 00:10:08,150 (灯子)ハッ… 126 00:10:08,400 --> 00:10:18,160 ♪~ 127 00:10:18,410 --> 00:10:22,164 (揺るる火/綺羅) 手揺あまり動かないで 128 00:10:22,414 --> 00:10:25,125 体が崩れてしまう 129 00:10:25,208 --> 00:10:29,171 (煌四)綺羅!アッウウッ… 130 00:10:29,421 --> 00:10:31,173 (明楽)ンッウッ…アッ! 131 00:10:31,423 --> 00:10:33,175 (煌四)アッ… 132 00:10:33,425 --> 00:10:48,190 ♪~ 133 00:10:48,440 --> 00:10:51,193 (灯子)おかえり揺るる火 134 00:10:51,443 --> 00:10:54,154 (煌四)え? (ひばり)ンン… 135 00:10:54,237 --> 00:10:56,198 (明楽)これは… 136 00:10:56,448 --> 00:10:59,242 >>手揺姫が語っている 137 00:11:00,452 --> 00:11:05,457 (灯子)一人でどうしているのか ずっと案じていました 138 00:11:08,418 --> 00:11:12,130 (灯子)私の寿命は とうに尽きていたけれど→ 139 00:11:12,422 --> 00:11:16,134 私は命を引き延ばしてもらって→ 140 00:11:16,426 --> 00:11:20,138 姫神として務めると決めました 141 00:11:20,430 --> 00:11:24,142 あなたが戻ったときに 寂しくないように→ 142 00:11:24,434 --> 00:11:27,437 ずっとここで待っていました 143 00:11:30,440 --> 00:11:34,152 (灯子)あなたは かつて私に似せて生み出された→ 144 00:11:34,444 --> 00:11:38,156 私の血を分けた妹です 145 00:11:38,448 --> 00:11:42,160 常花姫が 私を案じてくれたように→ 146 00:11:42,452 --> 00:11:47,457 私もあなたを案じていました 147 00:11:48,458 --> 00:11:53,171 (揺るる火/綺羅)私は 世界を見守るために人々を救い→ 148 00:11:53,463 --> 00:11:57,175 慰めるために空へ放たれたのに→ 149 00:11:57,467 --> 00:11:59,177 何もできずに→ 150 00:11:59,469 --> 00:12:04,182 世界が滅んでいくのを 見ているだけだった 151 00:12:04,474 --> 00:12:10,147 殺し合うことを破壊し合うことを 誰もやめてくれなかった 152 00:12:10,397 --> 00:12:13,150 こんなつもりではなかったと→ 153 00:12:13,400 --> 00:12:17,154 たくさんの人間が 悔やみながら滅んでいった 154 00:12:17,404 --> 00:12:23,160 {\an8}非力な者も力ある者も 最後はないまぜになり→ 155 00:12:23,410 --> 00:12:26,163 {\an8}自ら放つ火によって焼かれ→ 156 00:12:26,413 --> 00:12:31,168 {\an8}この星に住む全ての人間を 等しくした 157 00:12:31,418 --> 00:12:36,173 {\an8}私が見たのは この星の無意味だった 158 00:12:36,423 --> 00:12:38,425 (灯子)ハッ…! 159 00:12:39,426 --> 00:12:43,430 (煌四)綺羅! (灯子)綺羅お姉さん! 160 00:12:52,439 --> 00:12:54,191 (灯子)アッ… 161 00:12:54,441 --> 00:12:57,444 綺羅お姉さん… 162 00:12:58,445 --> 00:13:00,447 ハッ… 163 00:13:03,450 --> 00:13:05,202 (灯子)あっ… 164 00:13:05,452 --> 00:13:07,120 >>ン… 165 00:13:07,370 --> 00:13:12,125 (灯子)これが本当の揺るる火さん 166 00:13:12,375 --> 00:13:17,130 >>お前たちにはまた違った姿で 見えていただろうな 167 00:13:17,380 --> 00:13:19,132 (灯子)ハッ… 168 00:13:19,382 --> 00:13:23,136 >>あれは人間どもに見せる仮の姿 169 00:13:23,386 --> 00:13:25,138 (瑠璃茉莉)お前たち人間は→ 170 00:13:25,388 --> 00:13:30,143 外見で物を判断するのが 好きだからな 171 00:13:30,393 --> 00:13:34,147 (明楽)クッ… (瑠璃茉莉)もはやその必要もない 172 00:13:34,397 --> 00:13:36,149 この神宮内裏では→ 173 00:13:36,399 --> 00:13:43,156 揺るる火もこの未完成の体でも 実体を保つことができる 174 00:13:43,406 --> 00:13:48,161 姉上は依巫の娘に 同調し過ぎてしまっていた 175 00:13:48,411 --> 00:13:51,164 (煌四)綺羅!綺羅は生きてるのか! 176 00:13:51,414 --> 00:13:53,166 お前たち綺羅の… 177 00:13:53,416 --> 00:13:57,170 綺羅の心と体を弄んで… 178 00:13:57,420 --> 00:13:59,172 (揺るる火)この子は生きている 179 00:13:59,422 --> 00:14:04,177 この子には悪いことをした 180 00:14:04,427 --> 00:14:07,097 (すすり泣き) 181 00:14:07,389 --> 00:14:09,099 私が会うた→ 182 00:14:09,391 --> 00:14:15,397 千年彗星の中におりなさった 揺るる火さんは悲しそうじゃった 183 00:14:16,398 --> 00:14:19,401 あんなに悲しそうじゃった 184 00:14:24,406 --> 00:14:26,116 (灯子)あのとき私の会うたんは→ 185 00:14:26,408 --> 00:14:29,119 見せかけの姿の 揺るる火さんじゃのうて→ 186 00:14:29,411 --> 00:14:33,415 本当の揺るる火さんじゃった 187 00:14:38,420 --> 00:14:43,133 (明楽)こんな…泥の塊と 壊れかけた機械仕掛けの人形 188 00:14:43,425 --> 00:14:45,135 これが… 189 00:14:45,427 --> 00:14:50,140 これがお前たち神族のあがめる 姫神の正体なのか! 190 00:14:50,432 --> 00:14:53,143 自分たちの大切な姫神を→ 191 00:14:53,435 --> 00:14:56,146 こんな無惨な姿で 生き長らえさせて 192 00:14:56,438 --> 00:15:00,150 そこまでしてお前たちは 自分の存続が大事なのか! 193 00:15:00,442 --> 00:15:02,152 >>黙れ!人間風情に→ 194 00:15:02,444 --> 00:15:06,156 全てを託された姉上たちの苦悩の 何が分かるものか! 195 00:15:06,448 --> 00:15:10,118 下手なことを二度と口走るなよ 196 00:15:10,368 --> 00:15:13,371 そのときは生かしてはおかぬ 197 00:15:14,372 --> 00:15:19,127 (揺るる火)私はもう 終わりにしていいと思う 198 00:15:19,377 --> 00:15:25,133 私がかつて軌道上から 見下ろしていた全ての人に→ 199 00:15:25,383 --> 00:15:28,136 あなたは似ている (灯子)えっ… 200 00:15:28,386 --> 00:15:34,142 (揺るる火) 逃げ惑い泣き叫んで死んでいった 全ての生者と死者に→ 201 00:15:34,392 --> 00:15:36,144 あなたは似ている 202 00:15:36,394 --> 00:15:41,149 絶望しながらそれでも 助かりたいと願いながら→ 203 00:15:41,399 --> 00:15:45,153 洗いざらい 死んでいった者たちに 204 00:15:45,403 --> 00:15:50,158 私はあなたにだったら 狩られてもいいと思う 205 00:15:50,408 --> 00:15:52,160 (灯子)え? 206 00:15:52,410 --> 00:15:55,163 (揺るる火)私が助けたいと願い→ 207 00:15:55,413 --> 00:15:59,167 決して助けることのできなかった 全ての者たちに→ 208 00:15:59,417 --> 00:16:02,170 あなたは似ているから 209 00:16:02,420 --> 00:16:05,173 ひばりは気が付いては いなかったようだけど… 210 00:16:05,423 --> 00:16:08,093 手揺もそう決めていて→ 211 00:16:08,385 --> 00:16:12,097 そのためにあなたを ここへ呼んだのだと思う 212 00:16:12,389 --> 00:16:14,099 ハッ… 213 00:16:14,391 --> 00:16:18,103 (揺るる火) 私は手揺を救うことはできない 214 00:16:18,395 --> 00:16:21,398 この世界を 終わらせることもできない 215 00:16:23,400 --> 00:16:26,111 (揺るる火)でもこれはできる 216 00:16:26,403 --> 00:16:28,113 (灯子)駄目じゃ! そんなの納得できん! 217 00:16:28,405 --> 00:16:31,116 昔に死んだ人たちに 似とるというんなら→ 218 00:16:31,408 --> 00:16:36,121 明楽さんも煌四兄さんも 緋名子ちゃんもクンも→ 219 00:16:36,413 --> 00:16:38,415 みんな似とるはずじゃ! 220 00:16:40,417 --> 00:16:45,130 (揺るる火)そう なのにあなたは誰とも似ていない 221 00:16:45,422 --> 00:16:47,132 (灯子)えっ? 222 00:16:47,424 --> 00:16:49,134 ハッ… 223 00:16:49,426 --> 00:16:59,144 ♪~ 224 00:16:59,436 --> 00:17:03,440 (灯子)揺るる火…さん 225 00:17:09,362 --> 00:17:14,117 (灯子/明楽)「狩の時 火狩りは黒い森となります」 226 00:17:14,367 --> 00:17:20,373 「人を襲う「炎魔」の思いを読んで その動きを追うのです」 227 00:17:22,125 --> 00:17:29,132 (灯子/明楽) 「森に住まい人間に襲いかかる 「炎魔」の気持ちを読み取る」 228 00:17:29,382 --> 00:17:34,137 「狩の時 私も一匹の「炎魔」になるのです」 229 00:17:34,387 --> 00:17:39,142 「そのようにして 人を生かす火を得るのです」 230 00:17:39,392 --> 00:17:45,148 「神族も人間も木々人も 「炎魔」も」 231 00:17:45,398 --> 00:17:52,155 「そして蜘蛛もまた 等しくこの星の一部なのです」 232 00:17:52,405 --> 00:17:54,157 「揺るる火には→ 233 00:17:54,407 --> 00:17:58,161 この世界を生かす火が 宿っていると聞いています」 234 00:17:58,411 --> 00:18:05,168 「その火を用いて火狩りの王が 世界を支えるでしょう」 235 00:18:05,418 --> 00:18:09,088 「千年彗星を狩場へ」 236 00:18:09,339 --> 00:18:11,090 「そうでないのなら→ 237 00:18:11,341 --> 00:18:16,095 この願い文を書いた者を その手で罰してください」 238 00:18:16,346 --> 00:18:22,101 「それが身の程もわきまえず 姫神に手紙を書いた人間の→ 239 00:18:22,352 --> 00:18:24,103 無礼への償いです」 240 00:18:24,354 --> 00:18:39,077 ♪~ 241 00:18:39,160 --> 00:18:42,372 (斬る音) 242 00:18:44,374 --> 00:18:46,125 (灯子)ハッ… 243 00:18:46,376 --> 00:18:59,097 ♪~ 244 00:18:59,180 --> 00:19:02,392 (2人)アア… 245 00:19:08,106 --> 00:19:14,362 揺るる火が決めたのなら 誰もそれを覆すことはできない 246 00:19:17,115 --> 00:19:20,076 (瑠璃茉莉)火狩りの王が生まれた 247 00:19:20,368 --> 00:19:25,373 どれほど ばかげた決断であろうともな… 248 00:19:26,374 --> 00:19:31,087 ひばりお前も異存ないだろうな? 249 00:19:31,379 --> 00:19:37,093 姉上の選択を 誰にも邪魔立てさせはしない 250 00:19:37,135 --> 00:19:40,096 これまでの長きにわたるお務め→ 251 00:19:40,388 --> 00:19:45,101 その孤独とご心労 ずっと案じておりました 252 00:19:45,393 --> 00:19:49,397 どうかまどかに憩われますよう 253 00:19:54,402 --> 00:19:58,114 あんな小娘が新たな統治者とは… 254 00:19:58,406 --> 00:20:04,120 揺るる火 最後の選択までこのざまか 255 00:20:04,412 --> 00:20:20,136 ♪~ 256 00:20:20,428 --> 00:20:22,138 (火穂) あの火狩りさんたちも乗るの? 257 00:20:22,430 --> 00:20:27,143 (明楽)ああ今回は回収車で 火を補給するだけじゃない 258 00:20:27,435 --> 00:20:31,147 各村に火狩りが常駐して 火狩りの技術も教える 259 00:20:31,439 --> 00:20:35,151 (火穂)灯子は村に戻ったら 紙漉きの仕事をするの? 260 00:20:35,193 --> 00:20:37,153 (灯子)え? 261 00:20:37,445 --> 00:20:39,155 あ~… 262 00:20:39,447 --> 00:20:44,160 {\an8}(明楽)いや灯子は村の火狩りになって いつかまた戻ってくる 263 00:20:44,202 --> 00:20:48,164 {\an8}(クン)小さいお姉ちゃんは 火狩りの王だもんね 264 00:20:48,456 --> 00:20:53,169 (灯子)フッ… (明楽)私はそのときまでの代理だ 265 00:20:53,461 --> 00:20:58,174 とにかく何とか 回収車の乗員も集められたし→ 266 00:20:58,466 --> 00:21:02,178 キリたち木々人も 協力してくれることになった 267 00:21:02,470 --> 00:21:06,182 クンが見つけた虫を使った実験も もうすぐ始まる 268 00:21:06,474 --> 00:21:08,142 >>ヘヘッ 269 00:21:08,393 --> 00:21:11,145 (明楽)やらなきゃならないことは 山積みだ 270 00:21:11,396 --> 00:21:13,106 {\an8}(鳴き声) 271 00:21:13,189 --> 00:21:22,156 ♪~ 272 00:21:22,407 --> 00:21:24,158 (煌四)本当にここでよかったの? 273 00:21:24,409 --> 00:21:30,164 (綺羅)ええお父様もお母様も きっと喜んでると思う 274 00:21:30,415 --> 00:21:34,168 (煌四)灯子ちゃんが回収車で出発して もう1週間になるね 275 00:21:34,419 --> 00:21:38,172 (綺羅)ええかなたも一緒に… 276 00:21:38,423 --> 00:21:41,175 煌四寂しくない? 277 00:21:41,426 --> 00:21:45,179 (煌四)かなたはいつか この首都に帰ってくる 278 00:21:45,430 --> 00:21:49,183 今度は火狩りの王になった 灯子ちゃんと一緒に 279 00:21:49,434 --> 00:21:51,436 >>フッ… 280 00:21:57,442 --> 00:22:00,194 (緋名子)あっ… (2人)ん? 281 00:22:00,445 --> 00:22:02,238 (緋名子)お魚… 282 00:22:04,449 --> 00:22:07,118 (灯子)ほたるさん! 283 00:22:07,410 --> 00:22:10,121 (ほたる)ハァハァハァ… 284 00:22:10,413 --> 00:22:15,418 灯子ちゃ~ん!ハハッ… (灯子)ハハッ… 285 00:22:40,193 --> 00:22:46,157 (灯子の祖母) 灯子は…灯子は乗っとるか? 286 00:22:46,449 --> 00:22:50,119 (燈)私もだいぶ 見えんようになってしもうて 287 00:22:50,203 --> 00:22:55,166 あの屋根の上に乗っとるんが 灯子じゃろうか 288 00:22:55,458 --> 00:22:58,169 手ぇ振っとるように 見えるんじゃが 289 00:22:58,461 --> 00:23:01,172 (燐)ばば様母さん 290 00:23:01,464 --> 00:23:05,176 灯子が手を振っとるんが よう見える 291 00:23:05,468 --> 00:23:07,136 灯子が… 292 00:23:07,386 --> 00:23:10,139 灯子が手を振っとる 293 00:23:10,389 --> 00:23:12,141 (すすり泣き) 294 00:23:12,391 --> 00:23:17,396 あんな手ぇ振りよったら 手ぇちぎれるわいな 295 00:23:18,397 --> 00:23:22,151 (すすり泣き) 296 00:23:22,401 --> 00:23:40,169 ♪~ 297 00:23:40,419 --> 00:23:43,422 (すすり泣き) 298 00:23:45,424 --> 00:23:50,179 おかえり~!灯子~! 299 00:23:50,429 --> 00:23:52,181 おかえり~! 300 00:23:52,431 --> 00:23:56,185 灯子~! 301 00:23:56,435 --> 00:24:05,444 ♪~