1 00:00:41,141 --> 00:00:45,145 <天然の火に触れると 発火してしまう人間たち> 2 00:00:45,145 --> 00:00:48,148 <ついに 森に住む種族 蜘蛛による➡ 3 00:00:48,148 --> 00:00:52,152 統治者 神族への反乱が始まった> 4 00:00:52,152 --> 00:00:56,156 <蜘蛛と炎魔の工場地帯への侵攻は 首都を大混乱に陥れ➡ 5 00:00:56,156 --> 00:01:00,160 妹 緋名子と 燠火家の娘 綺羅を捜す煌四は➡ 6 00:01:00,160 --> 00:01:04,131 灯子との再会を果たし 先を急ぐ> 7 00:01:05,165 --> 00:01:25,185 ♬~ 8 00:01:25,185 --> 00:01:45,138 ♬~ 9 00:01:45,138 --> 00:02:05,158 ♬~ 10 00:02:05,158 --> 00:02:10,163 ♬~ 11 00:02:10,163 --> 00:02:30,183 ♬~ 12 00:02:30,183 --> 00:02:35,155 ♬~ 13 00:02:46,133 --> 00:02:49,136 (クン)お兄ちゃん ここは? 14 00:02:49,136 --> 00:02:51,138 (煌四)さあ… 15 00:02:51,138 --> 00:02:54,141 あの神族の言葉を 信じるかどうかは ともかく➡ 16 00:02:54,141 --> 00:02:58,145 揺るる火の道しるべは こちらに続いていたし➡ 17 00:02:58,145 --> 00:03:01,148 先に進むしかないな 18 00:03:01,148 --> 00:03:03,150 ウワッ ウワーッ! 19 00:03:03,150 --> 00:03:05,152 (灯子)クン! アッ… クン! 20 00:03:05,152 --> 00:03:10,157 クン 大丈夫か! クン! クーン! 21 00:03:10,157 --> 00:03:12,159 ⚟(クン)おいら 大丈夫だよ! 22 00:03:12,159 --> 00:03:15,162 ⚟え? コラ 待て 23 00:03:15,162 --> 00:03:18,131 ア… ンン? 24 00:03:24,171 --> 00:03:28,175 (クン)フフフ フフッ 25 00:03:28,175 --> 00:03:30,177 この魚 おとなしいよ 26 00:03:30,177 --> 00:03:32,179 魚? 27 00:03:32,179 --> 00:03:34,181 (かなたのうなり声) 28 00:03:34,181 --> 00:03:36,183 (かなた/てまりのうなり声) 29 00:03:36,183 --> 00:03:40,187 ヘヘヘッ こんな魚 森の川には いないよ 30 00:03:40,187 --> 00:03:42,122 おいしいのかな? 31 00:03:42,122 --> 00:03:45,125 なぜ… こんな所に 32 00:03:45,125 --> 00:03:47,094 あっ… 33 00:03:48,128 --> 00:03:51,131 大きな魚が こんなに… 34 00:03:51,131 --> 00:03:53,133 (てまりのうなり声) あっ… 35 00:03:53,133 --> 00:03:55,135 (かなたのうなり声) ハッ… 36 00:03:55,135 --> 00:03:57,137 (うなり声) 37 00:03:57,137 --> 00:03:59,139 (クン)え? あっ 38 00:03:59,139 --> 00:04:03,143 アア… (クン)あっ ああ… 39 00:04:03,143 --> 00:04:06,113 あっ ああっ ああ… 40 00:04:10,150 --> 00:04:12,119 ああ… 41 00:04:13,153 --> 00:04:17,157 残念ながら 自然の生き物じゃなさそうだ 42 00:04:17,157 --> 00:04:20,160 神族が つくりなさった? 43 00:04:20,160 --> 00:04:22,162 人間を 作り替えることができるんだ 44 00:04:22,162 --> 00:04:26,133 魚をつくったって 不思議はないさ 45 00:04:27,167 --> 00:04:30,170 でも 何のために… 46 00:04:30,170 --> 00:04:32,172 先を急ごう 47 00:04:32,172 --> 00:04:46,119 ♬~ 48 00:04:46,119 --> 00:04:50,090 煌四兄さん このにおい… 49 00:04:52,125 --> 00:04:55,128 あっ… ンン… 50 00:04:55,128 --> 00:04:59,099 森だ 僕たちは 黒い森にいるんだ 51 00:05:04,137 --> 00:05:06,139 いつの間に… 52 00:05:06,139 --> 00:05:08,141 (物音) あっ… 53 00:05:08,141 --> 00:05:11,144 (炎魔のうなり声) 54 00:05:11,144 --> 00:05:13,146 (2人)あっ… 55 00:05:13,146 --> 00:05:17,117 (炎魔/かなたのうなり声) 56 00:05:18,151 --> 00:05:21,121 (斬る音) 57 00:05:23,156 --> 00:05:25,158 アア… 58 00:05:25,158 --> 00:05:27,160 (足音) 59 00:05:27,160 --> 00:05:29,162 (2人)あっ 60 00:05:29,162 --> 00:05:31,164 明楽さん! 61 00:05:31,164 --> 00:05:33,166 明楽さん… 62 00:05:33,166 --> 00:05:35,168 お姉ちゃん! 63 00:05:35,168 --> 00:05:39,172 (鳴き声) (クン)ウウッ… 64 00:05:39,172 --> 00:05:42,142 明楽さん 65 00:05:43,109 --> 00:05:46,112 (炉六)よう 坊主 まだ くたばってなかったのか 66 00:05:46,112 --> 00:05:48,114 (みぞれの鳴き声) 67 00:05:48,114 --> 00:05:50,083 炉六さん 68 00:05:51,117 --> 00:05:53,119 (明楽) で おんちゃんと合流して➡ 69 00:05:53,119 --> 00:05:56,122 神宮の入り口までは 行ったんだけど➡ 70 00:05:56,122 --> 00:05:59,125 何だか様子が おかしくなって➡ 71 00:05:59,125 --> 00:06:03,096 気が付いたら 森の中へ迷い込まされていたのさ 72 00:06:04,130 --> 00:06:08,134 どうやら 神族どもに たぶらかされたらしい 73 00:06:08,134 --> 00:06:13,106 その途中で この子とも はぐれちまった 74 00:06:14,140 --> 00:06:16,142 あっ 明楽さん 手… 75 00:06:16,142 --> 00:06:21,147 ああ おんちゃんに比べたら 大したことはない 76 00:06:21,147 --> 00:06:24,150 ア… あっ 77 00:06:24,150 --> 00:06:26,152 この人の名は 炉六 78 00:06:26,152 --> 00:06:30,156 私と おんなじ 流れの火狩りさ 79 00:06:30,156 --> 00:06:32,158 アア… 80 00:06:32,158 --> 00:06:36,162 工場地帯で お前らを助けたんだがな 81 00:06:36,162 --> 00:06:39,165 アッ… いいんだよ 82 00:06:39,165 --> 00:06:41,101 あんたは あのとき 正気じゃなかった 83 00:06:41,101 --> 00:06:44,104 何も覚えてないんだろ? 84 00:06:44,104 --> 00:06:49,109 (炉六)俺たちは 恐らく神族に 幻を見せられて排除された 85 00:06:49,109 --> 00:06:52,112 多分 お前たちも… 86 00:06:52,112 --> 00:06:55,081 ええ 同じだと 87 00:07:02,122 --> 00:07:05,125 煌四兄さん… 88 00:07:05,125 --> 00:07:08,128 ここは 燠火家に雇われた 火狩りたちが➡ 89 00:07:08,128 --> 00:07:11,097 蜘蛛を拷問していた場所だ 90 00:07:13,133 --> 00:07:15,135 アア… 91 00:07:15,135 --> 00:07:18,138 (炉六) まだ あれを引きずってるらしい 92 00:07:18,138 --> 00:07:20,106 ン… 93 00:07:23,143 --> 00:07:27,147 首都へ戻る算段も つけなくちゃならないね 94 00:07:27,147 --> 00:07:29,115 (炉六)少し寝るか 95 00:07:38,158 --> 00:07:41,094 煌四 起きてるのか? 96 00:07:41,094 --> 00:07:46,066 お前 あの ひばりとかいう神族に 見せられたんだろ 97 00:07:47,100 --> 00:07:49,069 揺るる火の姿を 98 00:07:50,103 --> 00:07:55,108 ええ でも あれが 現実かどうか… 99 00:07:55,108 --> 00:07:59,112 それに 何だか実体ではないような 100 00:07:59,112 --> 00:08:01,114 でも… 見た 101 00:08:01,114 --> 00:08:04,117 揺るる火を 次の姫神とするために➡ 102 00:08:04,117 --> 00:08:07,120 依巫が用意されたと言ってました 103 00:08:07,120 --> 00:08:12,125 綺羅を 揺るる火の入れ物にするんだと 104 00:08:12,125 --> 00:08:15,128 無事でいるかどうか ハッ… 105 00:08:15,128 --> 00:08:17,130 ⦅犬が好きなんだね⦆ 106 00:08:17,130 --> 00:08:22,135 ⦅てまりが私以外の人間に こんなに懐くなんて 初めてだ⦆ 107 00:08:22,135 --> 00:08:24,137 (綺羅)⦅ありがとうございます⦆ 108 00:08:24,137 --> 00:08:27,107 ⦅大事な狩り犬を 抱かせてくださって⦆ 109 00:08:29,142 --> 00:08:31,144 ハァ… 110 00:08:31,144 --> 00:08:33,146 大事な人のことくらい➡ 111 00:08:33,146 --> 00:08:37,117 もっと死に物狂いで 心配したら どうなんだい 112 00:08:39,152 --> 00:08:43,089 あんたは あそこが大嫌いだった 113 00:08:43,089 --> 00:08:47,093 でも あの家で生まれて育った あの娘だけが➡ 114 00:08:47,093 --> 00:08:50,063 あんたの気が許せる たった一人の… 115 00:08:54,100 --> 00:08:58,104 ハァ… まあいい 今は もう寝ろ 116 00:08:58,104 --> 00:09:13,086 ♬~ 117 00:09:18,124 --> 00:09:21,094 ⦅ア…⦆ 118 00:09:27,133 --> 00:09:29,135 ⦅ハッ…⦆ 119 00:09:29,135 --> 00:09:31,137 (蜘蛛)⦅小僧⦆ 120 00:09:31,137 --> 00:09:35,108 ⦅敵は… いつも前か?⦆ 121 00:09:36,142 --> 00:09:38,111 ⦅アア…⦆ 122 00:09:40,146 --> 00:09:42,115 ⦅ハッ…⦆ 123 00:09:43,082 --> 00:09:45,085 ⦅ハッ!⦆ ⦅ウアーッ!⦆ 124 00:09:45,085 --> 00:09:48,087 アアッ ハァ ハァ ハァ… 125 00:09:48,087 --> 00:09:50,090 (炉六)どうした? 126 00:09:50,090 --> 00:09:52,091 いえ… 127 00:09:52,091 --> 00:09:57,096 休むために寝て かえって疲れてちゃ世話ないね 128 00:09:57,096 --> 00:10:00,100 (かなた/てまりの鳴き声) 129 00:10:00,100 --> 00:10:03,102 (クン)ヒヒッ ヒヒヒ… フフ… 130 00:10:03,102 --> 00:10:05,105 クン え? 131 00:10:05,105 --> 00:10:07,106 頼みたいことが あるんだ 132 00:10:07,106 --> 00:10:09,075 (2人)ん? 133 00:10:10,110 --> 00:10:13,112 あの虫を 見つけられないか? 134 00:10:13,112 --> 00:10:15,115 は? 135 00:10:15,115 --> 00:10:18,117 くだらんことを 思いつくもんだなあ 136 00:10:18,117 --> 00:10:20,120 お前 もしかして➡ 137 00:10:20,120 --> 00:10:24,124 蜘蛛たちの 火を恐れない体を つくった虫から… 138 00:10:24,124 --> 00:10:27,126 蜘蛛が人体発火を 制御できたのなら➡ 139 00:10:27,126 --> 00:10:30,130 人間や神族にも できないはずはない 140 00:10:30,130 --> 00:10:32,131 (炉六)やはりな 141 00:10:32,131 --> 00:10:36,135 お前なら考えそうなことだ ハァ… 142 00:10:36,135 --> 00:10:42,141 僕は 首都へ入った蜘蛛たちを 大勢 殺してしまった 143 00:10:42,141 --> 00:10:46,145 せめて これ以上 ひどいことに ならないように➡ 144 00:10:46,145 --> 00:10:49,149 自分ができることを… 145 00:10:49,149 --> 00:10:53,153 おいら できるよ あの虫 見つけられる 146 00:10:53,153 --> 00:10:57,123 おいらの虫たちを使えば もっと早いかも 147 00:11:01,160 --> 00:11:04,163 何でじゃ! ん? 148 00:11:04,163 --> 00:11:06,165 何で… 煌四兄さん➡ 149 00:11:06,165 --> 00:11:08,168 緋名子ちゃんや 綺羅お姉さんのこと➡ 150 00:11:08,168 --> 00:11:10,169 助けに行かんのですか 151 00:11:10,169 --> 00:11:13,173 きっと 2人とも無事でおる 152 00:11:13,173 --> 00:11:17,143 煌四兄さんが来てくれるのを きっと待っとるのに! 153 00:11:20,179 --> 00:11:23,183 灯子 ハッ… 154 00:11:23,183 --> 00:11:26,186 煌四も よくよく考えたと思うよ 155 00:11:26,186 --> 00:11:28,188 アッ… 156 00:11:28,188 --> 00:11:32,192 ここは 煌四の やりたいことを やらせてやろう 157 00:11:32,192 --> 00:11:35,161 アア… 158 00:11:37,197 --> 00:11:39,198 願い文は 3つある 159 00:11:39,198 --> 00:11:42,168 全部 同じことを書いた 160 00:11:43,136 --> 00:11:46,139 誰かが 届けるんだ 161 00:11:46,139 --> 00:11:49,142 1つは おんちゃんに頼む 162 00:11:49,142 --> 00:11:53,146 もう一つは 煌四 あんたが持ちな 163 00:11:53,146 --> 00:11:56,149 え? 全く… 164 00:11:56,149 --> 00:11:58,151 つまんないこと思いつきやがって 165 00:11:58,151 --> 00:12:02,155 私は その虫を探しに クンと灯子に ついていく 166 00:12:02,155 --> 00:12:04,157 (2人)ハッ… 167 00:12:04,157 --> 00:12:09,162 森の中じゃ あんたより 灯子のほうが よっぽど役に立つ 168 00:12:09,162 --> 00:12:12,131 2人は先に首都に戻って 169 00:12:13,166 --> 00:12:17,170 私たちも 日没前には 首都に向かう 170 00:12:17,170 --> 00:12:20,173 炉六のおんちゃんは 片手が使えないから➡ 171 00:12:20,173 --> 00:12:22,175 せめて腕の代わりになれ 172 00:12:22,175 --> 00:12:24,177 頼むぜ 173 00:12:24,177 --> 00:12:27,180 (葉をむしる音) 174 00:12:27,180 --> 00:12:30,183 この葉っぱをかむと 傷が痛くなくなる 175 00:12:30,183 --> 00:12:32,185 フッ… 176 00:12:32,185 --> 00:12:35,188 ガキどもの世話に なりっぱなしだな 177 00:12:35,188 --> 00:12:37,156 (かなたの鳴き声) (炉六)ん? 178 00:12:41,127 --> 00:12:43,129 かなたが そっちについていく 179 00:12:43,129 --> 00:12:45,131 ハハッ 180 00:12:45,131 --> 00:12:47,100 でも… 181 00:12:48,134 --> 00:12:50,136 もう灯子ちゃんの犬だ 182 00:12:50,136 --> 00:12:53,139 煌四兄さん あ… 183 00:12:53,139 --> 00:12:57,143 生きとってください お願いです 184 00:12:57,143 --> 00:13:07,153 ♬~ 185 00:13:07,153 --> 00:13:10,156 (嗅ぐ音) 186 00:13:10,156 --> 00:13:13,126 灯子 遅れるな 187 00:13:18,164 --> 00:13:20,166 俺たちも首都へ急ごう 188 00:13:20,166 --> 00:13:25,171 選んだ道が 更に破滅を呼ぶのだとしたら… 189 00:13:25,171 --> 00:13:29,175 だから 揺るる火は 決められないのかもしれない 190 00:13:29,175 --> 00:13:34,180 この先 世界が 生きるに値するものなのか 191 00:13:34,180 --> 00:13:38,151 そんな世界が もし本当にあるなら… 192 00:13:39,185 --> 00:13:42,121 僕も見てみたい 193 00:13:42,121 --> 00:13:46,092 ならば 生きることだ 194 00:13:48,127 --> 00:13:51,130 (炉六)嫌な臭いだ 195 00:13:51,130 --> 00:13:55,101 何かが燃えてる様子は なさそうですね 196 00:13:58,137 --> 00:14:01,107 (人々のうめき声) (炉六)人の声がするな 197 00:14:03,142 --> 00:14:06,145 (炉六)見つかっては面倒だ 198 00:14:06,145 --> 00:14:08,147 二手に分かれるぞ 199 00:14:08,147 --> 00:14:11,150 願い文は3つある 200 00:14:11,150 --> 00:14:16,155 神宮へ届ける前に 共倒れしては意味がない 201 00:14:16,155 --> 00:14:18,157 俺が駄目だったときは お前が持っていけ 202 00:14:18,157 --> 00:14:21,160 あ… だが その前に➡ 203 00:14:21,160 --> 00:14:23,162 まず妹を捜せ 204 00:14:23,162 --> 00:14:26,165 燠火の お嬢ちゃんは きっと神宮にいる 205 00:14:26,165 --> 00:14:30,169 さっさと妹を見つけて 連れ戻してこい 206 00:14:30,169 --> 00:14:50,123 ♬~ 207 00:14:50,123 --> 00:15:02,135 ♬~ 208 00:15:02,135 --> 00:15:04,137 (乗員)おい あっ 209 00:15:04,137 --> 00:15:06,139 (乗員)お前 逃げ遅れか? 210 00:15:06,139 --> 00:15:08,141 (乗員)何で逃げなかった 211 00:15:08,141 --> 00:15:10,143 あ… 212 00:15:10,143 --> 00:15:16,149 もしかして お前 あちこちに 火を付けて回ってる連中の仲間か 213 00:15:16,149 --> 00:15:18,151 正直に言えよ おい 214 00:15:18,151 --> 00:15:22,155 ちっ 違います 僕は… 215 00:15:22,155 --> 00:15:25,158 ちょっと待て あんた 学院の人? 216 00:15:25,158 --> 00:15:28,161 何だ? 教師の手伝いでも しに来たガキか 217 00:15:28,161 --> 00:15:31,164 気に入らねえな 学院の先公ども 218 00:15:31,164 --> 00:15:33,166 偉そうな面しやがって 219 00:15:33,166 --> 00:15:37,170 お二人は乗員なんですか? 回収車の 220 00:15:37,170 --> 00:15:40,173 お前 学院の先公どもに言っとけ 221 00:15:40,173 --> 00:15:43,109 けが人 運ぶのに もっと人手をよこせって 222 00:15:43,109 --> 00:15:45,111 待ってください! (2人)ん? 223 00:15:45,111 --> 00:15:48,114 けが人って 火狩りたちのことですか? 224 00:15:48,114 --> 00:15:50,116 学院の教師たちも こっちへ来てるんですか? 225 00:15:50,116 --> 00:15:52,118 工場地区は… 何だ? 226 00:15:52,118 --> 00:15:54,120 今 どうなって… 227 00:15:54,120 --> 00:15:56,088 妹を捜してるんです 228 00:15:59,125 --> 00:16:03,129 (乗員)ここに残ってるのは 動けなくなった工員ばっかしだぜ 229 00:16:03,129 --> 00:16:07,133 (乗員) あとは 飼い主が死んじまった 犬たちぐらいだな 230 00:16:07,133 --> 00:16:11,103 (乗員)あの においのおかげで おとなしくしてやがる 231 00:16:12,138 --> 00:16:15,141 (乗員)木々人の においさ 232 00:16:15,141 --> 00:16:18,144 木々人の? ああ 233 00:16:18,144 --> 00:16:20,146 その木々人は 今どこに? 234 00:16:20,146 --> 00:16:24,150 救護所なら 向こうだ 行ってみます 235 00:16:24,150 --> 00:16:26,118 ありがとうございました 236 00:16:27,153 --> 00:16:29,155 ありがとうございました! 237 00:16:29,155 --> 00:16:39,165 ♬~ 238 00:16:39,165 --> 00:16:41,100 煌四に聞いたよ 239 00:16:41,100 --> 00:16:44,103 あっ 揺るる火と話をしたんだって? 240 00:16:44,103 --> 00:16:47,106 あれは… 本当だったんでしょうか 241 00:16:47,106 --> 00:16:49,108 夢かもしれんです 242 00:16:49,108 --> 00:16:55,081 煌四も見たんだ 灯子も 本当に話したんだと思うよ 243 00:16:56,115 --> 00:17:00,119 煌四は… 女の子の姿をしていたとか 244 00:17:00,119 --> 00:17:05,124 でも 言い伝えでは 揺るる火は機械人形のはず 245 00:17:05,124 --> 00:17:07,126 灯子の会った揺るる火も… 246 00:17:07,126 --> 00:17:10,096 (クン)いた! (2人)あっ 247 00:17:13,132 --> 00:17:16,135 まだ近くにいるかも もっと見つける? 248 00:17:16,135 --> 00:17:20,139 いや これでいい 首都に戻ろう 249 00:17:20,139 --> 00:17:24,143 (かなたのうなり声) かなた? 250 00:17:24,143 --> 00:17:26,145 (かなた/てまりのうなり声) 251 00:17:26,145 --> 00:17:29,148 (2人)ハッ… ⚟(男性)お前は一体 何がしたい 252 00:17:29,148 --> 00:17:31,150 ⚟(男性)常花姫の言葉を信じて➡ 253 00:17:31,150 --> 00:17:34,153 火狩りの王とかいうものに なるつもりか? 254 00:17:34,153 --> 00:17:36,155 ⚟(男性) 兄の志を継いだ気になって… 255 00:17:36,155 --> 00:17:39,158 明楽さん これ… 256 00:17:39,158 --> 00:17:44,096 気にするな どうせ 神族の嫌がらせだ 257 00:17:44,096 --> 00:17:47,099 統治者ともあろう者が こそくな… 行くぞ 258 00:17:47,099 --> 00:17:50,102 ⚟(男性) 神族が生き長らえるための言い訳 259 00:17:50,102 --> 00:17:54,106 ⚟(男性)ひばりが あわれに思うのも無理はない 260 00:17:54,106 --> 00:17:58,110 ⚟(男性)宗家が言うままの願い文 261 00:17:58,110 --> 00:18:00,112 (男性)消毒液と包帯くらい 何とかならんのか! 262 00:18:00,112 --> 00:18:02,114 (男性) あいつら 何 考えてやがんだ! (男性)医療品の倉庫が焼き打ち… 263 00:18:02,114 --> 00:18:04,116 (男性)命の要らない連中だからな (男性)運び込まれた負傷者には… 264 00:18:04,116 --> 00:18:07,119 (男性) 街の薬局に調達に行った連中は まだ帰らんのか! 265 00:18:07,119 --> 00:18:09,121 あ… 266 00:18:09,121 --> 00:18:11,123 (男性) 医師に優先順位を決めさせろ 267 00:18:11,123 --> 00:18:15,094 (火十) 煌四君 煌四君じゃありませんか あっ 268 00:18:16,128 --> 00:18:19,131 火十先生! (火十)やっぱり煌四君だ 269 00:18:19,131 --> 00:18:22,134 いやあ こんな所で会うとは 270 00:18:22,134 --> 00:18:25,137 大丈夫ですか? よく生きてましたね 271 00:18:25,137 --> 00:18:28,140 ええ あの 妹の緋名子を… 272 00:18:28,140 --> 00:18:30,109 あっ… 273 00:18:32,144 --> 00:18:37,116 ここじゃあ何だから あちらで話しましょうか 274 00:18:38,150 --> 00:18:43,122 あの妹さんを… それは心配ですね 275 00:18:45,091 --> 00:18:47,093 ア… 276 00:18:47,093 --> 00:18:49,061 ハッ… 277 00:18:51,097 --> 00:18:53,099 壱番砲塔… 278 00:18:53,099 --> 00:18:56,068 こんなに地面が めくれるなんて… 279 00:18:58,104 --> 00:19:02,074 何かが 地底から出てきたのか? 280 00:19:03,109 --> 00:19:06,112 先生は 救護所で活動を? 281 00:19:06,112 --> 00:19:12,118 (火十)いえ 残念ながら私の専門は 医学ではありませんから 282 00:19:12,118 --> 00:19:16,122 数字を集めているのです 数字? 283 00:19:16,122 --> 00:19:19,125 (火十)人体発火の起きる距離を 見極めたくて 284 00:19:19,125 --> 00:19:22,128 状況から火の大きさを推測して➡ 285 00:19:22,128 --> 00:19:26,132 人体発火の地点までの 距離を測って… 286 00:19:26,132 --> 00:19:30,136 この数字が必ず後世に役立つ 287 00:19:30,136 --> 00:19:32,138 そう 信じてね 288 00:19:32,138 --> 00:19:35,141 そういえば… ん? 289 00:19:35,141 --> 00:19:39,145 街では不思議なうわさが 流れているそうです 290 00:19:39,145 --> 00:19:41,080 赤い髪をした火狩りが➡ 291 00:19:41,080 --> 00:19:45,084 人々を救う 火狩りの王になるんだとか 292 00:19:45,084 --> 00:19:49,088 あの赤い髪の火狩りのことを 思い出してしまいましたが➡ 293 00:19:49,088 --> 00:19:54,093 こんな折 よくある都市伝説の類いだとは… 294 00:19:54,093 --> 00:19:57,096 赤い髪の火狩り 僕 知ってます 295 00:19:57,096 --> 00:19:59,098 お? 296 00:19:59,098 --> 00:20:03,069 これまでのことを 全て お話しします 297 00:20:06,105 --> 00:20:09,108 これは 煌四君が造った… 298 00:20:09,108 --> 00:20:13,112 雷撃砲 …と名付けました 299 00:20:13,112 --> 00:20:31,130 ♬~ 300 00:20:31,130 --> 00:20:35,134 そうですか… よく話してくれました 301 00:20:35,134 --> 00:20:38,104 そんな 大変なことを… 302 00:20:39,138 --> 00:20:42,141 何というか… まだ年端も行かぬ君たちが➡ 303 00:20:42,141 --> 00:20:46,112 そんな重荷を背負っていたなんて 304 00:20:48,147 --> 00:20:50,149 ンン… 305 00:20:50,149 --> 00:20:54,153 自分の無力さが 情けなくなりました 306 00:20:54,153 --> 00:20:57,156 すみません 困ったときは頼れと➡ 307 00:20:57,156 --> 00:20:59,158 先生から何度も 言ってもらっていたのに➡ 308 00:20:59,158 --> 00:21:02,161 自分一人でやれると 思い上がって… 309 00:21:02,161 --> 00:21:06,165 僕は 蜘蛛を大勢 殺してしまいました 310 00:21:06,165 --> 00:21:13,172 煌四君 君が自分を責める 自分を許せないと思う気持ちは➡ 311 00:21:13,172 --> 00:21:15,174 僕にも分かるつもりだけど➡ 312 00:21:15,174 --> 00:21:19,178 その全ての責任が 自分にあると考えるのは➡ 313 00:21:19,178 --> 00:21:22,148 少し違うような気がする 314 00:21:25,184 --> 00:21:28,187 僕は この恐ろしい装置を 思いつき➡ 315 00:21:28,187 --> 00:21:33,159 何十 いや それ以上かもしれない 蜘蛛を殺した 316 00:21:34,193 --> 00:21:37,196 でも それは君が悪人だから… 317 00:21:37,196 --> 00:21:40,199 悪い心を 持っていたからなのですか? 318 00:21:40,199 --> 00:21:43,135 僕は… 街の人たちを➡ 319 00:21:43,135 --> 00:21:46,138 神族と蜘蛛の争いから 守ろうとして… 320 00:21:46,138 --> 00:21:51,143 (火十)君の大切に思う人たちを 救いたいと思った 321 00:21:51,143 --> 00:21:55,114 だとしても 結果として もっとひどいことを… 322 00:21:56,148 --> 00:22:01,153 煌四君 人は正当な理由があって 殺そうとしても➡ 323 00:22:01,153 --> 00:22:05,157 目の前の1人を 殺すことができず… 324 00:22:05,157 --> 00:22:07,159 ア… (火十)殺すまいと思っても➡ 325 00:22:07,159 --> 00:22:11,163 100人 1000人を 殺してしまうことが ありえます 326 00:22:11,163 --> 00:22:13,165 それは その人が➡ 327 00:22:13,165 --> 00:22:17,169 自分の心が善であると思うから 善であり➡ 328 00:22:17,169 --> 00:22:22,174 悪であると思うから 悪であるというだけです 329 00:22:22,174 --> 00:22:26,178 本来 人の心の 善悪などというものは➡ 330 00:22:26,178 --> 00:22:31,183 その人の思いを離れたところで 決まるものなのです 331 00:22:31,183 --> 00:22:36,188 何事も自分の思うままに 振る舞えると思うのが➡ 332 00:22:36,188 --> 00:22:40,192 それこそ 思い上がりなのでは ないでしょうか 333 00:22:40,192 --> 00:22:44,163 いや 余計なことを 言ったのかもしれません 334 00:22:45,130 --> 00:22:48,100 煌四君 あれは… 335 00:22:49,134 --> 00:22:52,137 なんという ひどいことを… 336 00:22:52,137 --> 00:22:58,143 あれは 生き物の血を使った神族よけ… 337 00:22:58,143 --> 00:23:00,145 ひどい 338 00:23:00,145 --> 00:23:20,165 ♬~ 339 00:23:20,165 --> 00:23:40,185 ♬~ 340 00:23:40,185 --> 00:24:00,139 ♬~ 341 00:24:00,139 --> 00:24:20,159 ♬~ 342 00:24:20,159 --> 00:24:29,134 ♬~ 343 00:24:30,169 --> 00:24:39,144 ♬~