1 00:00:01,781 --> 00:00:04,784 <人々は炎魔を狩り・ 2 00:00:04,784 --> 00:00:07,787 その体内から 炎魔の火を取り出し・ 3 00:00:07,787 --> 00:00:11,791 日々の暮らしの もととした> 4 00:00:11,791 --> 00:00:13,793 <灯子は まだ その存在さえも知らぬ・ 5 00:00:13,793 --> 00:00:17,793 煌四の住む首都へと向かう> 6 00:00:18,798 --> 00:00:38,818 ・~ 7 00:00:38,818 --> 00:00:58,838 ・~ 8 00:00:58,838 --> 00:01:16,789 ・~ 9 00:01:16,789 --> 00:01:23,796 ・~ 10 00:01:23,796 --> 00:01:43,816 ・~ 11 00:01:43,816 --> 00:01:47,816 ・~ 12 00:02:09,775 --> 00:02:12,778 (ほたる)あっ ああ 起きた 13 00:02:12,778 --> 00:02:15,781 (紅緒)ほたるさん いきなり声をかけたら いかんよ 14 00:02:15,781 --> 00:02:18,781 その子を驚かすと犬が怒るから 15 00:02:20,786 --> 00:02:22,788 (紅緒)たまげたもんねえ 16 00:02:22,788 --> 00:02:27,793 車に乗ってくるなり ゲーゲー吐いて倒れるんやもん 17 00:02:27,793 --> 00:02:29,795 (ほたる)ほら お水 飲みな 18 00:02:29,795 --> 00:02:31,795 (灯子)あっ… 19 00:02:36,802 --> 00:02:39,805 ハァ ハァ… 20 00:02:39,805 --> 00:02:41,807 私は ほたる 21 00:02:41,807 --> 00:02:44,807 この人は紅緒ちゃんで… 22 00:02:45,811 --> 00:02:47,813 そっちにおるのは火穂ちゃん 23 00:02:47,813 --> 00:02:50,813 あ… 24 00:02:55,821 --> 00:03:00,826 (ほたる) 私たち みんな 別の村へ行くのに 乗せてもらっとるの 25 00:03:00,826 --> 00:03:02,761 お嫁に行くの 26 00:03:02,761 --> 00:03:07,766 お嫁に… 回収の車で? 27 00:03:07,766 --> 00:03:11,770 だけど あんたは 嫁にやられるのと違うんね 28 00:03:11,770 --> 00:03:13,770 あっ… 29 00:03:17,776 --> 00:03:20,779 私は首都に行くんです 30 00:03:20,779 --> 00:03:23,782 (紅緒)首都へ? 一体また何で? 31 00:03:23,782 --> 00:03:28,787 わ… 私のせいで 人が死になさって 32 00:03:28,787 --> 00:03:32,787 そん人の形見を返しに行くんです 33 00:03:33,792 --> 00:03:36,795 (紅緒)あんた 名前は? 34 00:03:36,795 --> 00:03:38,797 いくつじゃ? 35 00:03:38,797 --> 00:03:41,797 灯子 年は11です 36 00:03:43,802 --> 00:03:46,805 (炸六) チビすけ 起きたか こっちに来い 37 00:03:46,805 --> 00:03:49,808 は… はい (炸六)荷物は置いてけ 38 00:03:49,808 --> 00:03:52,811 犬は離れんのなら 来ても かまわん 39 00:03:52,811 --> 00:03:54,811 あっ 待っ… 40 00:03:56,815 --> 00:03:59,818 これ お願いします (ほたる)ああ… 41 00:03:59,818 --> 00:04:03,756 <各地に点在する 村と村を つなぎ・ 42 00:04:03,756 --> 00:04:08,761 首都の工場で生産される 貴重な物資を輸送する回収車は・ 43 00:04:08,761 --> 00:04:14,761 この世界に生きる人々にとって 命をつなぐ手段そのものだった> 44 00:04:15,768 --> 00:04:19,772 <安全な光と熱を与えてくれる 雷瓶の見返りに・ 45 00:04:19,772 --> 00:04:24,777 それぞれの村の特産物や献上品が 首都へ集められる> 46 00:04:24,777 --> 00:04:29,782 <その途上で 村から村へ運ばれるのは・ 47 00:04:29,782 --> 00:04:32,782 物資や情報だけではない> 48 00:04:33,786 --> 00:04:36,789 <回収車は 結界に守られて孤立する・ 49 00:04:36,789 --> 00:04:41,789 人間同士をつなぐ 最後の綱でもあった> 50 00:04:42,795 --> 00:04:44,797 機関室だ 51 00:04:44,797 --> 00:04:46,799 おい 照三 52 00:04:46,799 --> 00:04:48,801 (照三)へ? 53 00:04:48,801 --> 00:04:50,803 (炸六) 昨日の村で拾った チビすけだ 54 00:04:50,803 --> 00:04:53,806 こいつに仕事をやれ (照三)ええ~ 55 00:04:53,806 --> 00:04:57,810 何で俺なんすか? 俺 結構 忙しいんすけど 56 00:04:57,810 --> 00:05:02,810 (炸六)うるせえ いいから こいつの世話をするんだ 57 00:05:04,750 --> 00:05:08,754 (かなたのうなり声) 58 00:05:08,754 --> 00:05:10,756 あっ… 59 00:05:10,756 --> 00:05:12,758 (照三)ついてきな 60 00:05:12,758 --> 00:05:16,762 お前 火狩りの形見を 持たされたんだってな 61 00:05:16,762 --> 00:05:19,765 そんな小せえのに ご苦労なこった 62 00:05:19,765 --> 00:05:23,769 火狩り様が死になさったのは 私のせいじゃから 63 00:05:23,769 --> 00:05:28,774 (照三)俺なら 鎌は流れの火狩りに 高く売り飛ばして・ 64 00:05:28,774 --> 00:05:30,776 犬は番犬にしちまうけどな 65 00:05:30,776 --> 00:05:33,779 村の人間っつうのは律儀だね 66 00:05:33,779 --> 00:05:38,779 まあ そのおかげで 工場は助かっちゃいるんだが 67 00:05:39,785 --> 00:05:41,787 (照三)きれいに掃除しとけ うっ… 68 00:05:41,787 --> 00:05:43,789 はい 69 00:05:43,789 --> 00:05:46,792 終わったら次があるからな 70 00:05:46,792 --> 00:06:03,742 ・~ 71 00:06:03,742 --> 00:06:05,744 (かなたのうなり声) (照三)おっ… 72 00:06:05,744 --> 00:06:08,747 お前 いいかげん 俺の顔くらい覚えろよ 73 00:06:08,747 --> 00:06:11,750 犬ってのは 物覚えがいいんじゃないのかよ 74 00:06:11,750 --> 00:06:16,755 ここは終わっていいぞ 部屋に戻って飯にしろ 75 00:06:16,755 --> 00:06:18,757 ハァ ハァ… 76 00:06:18,757 --> 00:06:22,761 あの… 煙二さんという人は どこにおられますか? 77 00:06:22,761 --> 00:06:26,765 (かなたのうなり声) (照三)うう… 残念だったな 78 00:06:26,765 --> 00:06:29,768 煙二さんは弐号車 もう一台のほうだ 79 00:06:29,768 --> 00:06:32,771 あの人は人当たりがいいから 80 00:06:32,771 --> 00:06:37,771 こっちにいるのは あの おっかねえ頭領だ 81 00:06:42,781 --> 00:06:46,785 (紅緒)くっさ~い! 82 00:06:46,785 --> 00:06:50,789 ウウ… (ほたる)食事が来とるよ 83 00:06:50,789 --> 00:06:53,792 私らは先に頂いたから 84 00:06:53,792 --> 00:07:05,738 ・~ 85 00:07:05,738 --> 00:07:07,738 あ… 86 00:07:11,744 --> 00:07:13,744 あっ… 87 00:07:15,748 --> 00:07:17,750 (火穂)私 要らないから 88 00:07:17,750 --> 00:07:19,752 でも… 89 00:07:19,752 --> 00:07:21,754 要らない あっ… 90 00:07:21,754 --> 00:07:25,758 火穂ちゃん 駄目だよ ちゃんと食べんと 91 00:07:25,758 --> 00:07:28,761 お嫁に行くまでに おなかがすいて死んでしまう 92 00:07:28,761 --> 00:07:31,764 こんな車の中で 死んでしまったら・ 93 00:07:31,764 --> 00:07:36,764 私たち 何のために… 94 00:07:37,770 --> 00:07:41,774 私らは 厄払いで嫁に出されたんよ 95 00:07:41,774 --> 00:07:44,774 厄払い? 96 00:07:45,778 --> 00:07:49,782 私の村では陶物を作っておったの 97 00:07:49,782 --> 00:07:52,785 皿やら湯飲みやら 98 00:07:52,785 --> 00:07:55,788 けど ここんとこ どうにも土が いかんって 99 00:07:55,788 --> 00:07:59,792 ずるずると 手にすくうにも 炎魔の血のようで・ 100 00:07:59,792 --> 00:08:03,729 禍事じゃって 年寄りたちが卜占をして 101 00:08:03,729 --> 00:08:06,732 それで決まった村へ・ 102 00:08:06,732 --> 00:08:08,734 木々人に 付き添って もらえるような距離じゃ・ 103 00:08:08,734 --> 00:08:12,738 間に合わんって この車に乗せてもらって… 104 00:08:12,738 --> 00:08:16,742 (紅緒)一緒 一緒じゃ うちじゃ竹細工 105 00:08:16,742 --> 00:08:22,748 村中ほとんど竹林でね その大事な竹が今年は育たんと 106 00:08:22,748 --> 00:08:24,750 あんなもん ほっときゃ いくらでも生えるが・ 107 00:08:24,750 --> 00:08:28,754 今年は どうしたか 生えるそばから腐りよる 108 00:08:28,754 --> 00:08:30,756 ほたるさんと一緒よ 109 00:08:30,756 --> 00:08:34,760 うちなんぞを嫁に出したところで 厄が払えるもんかよ 110 00:08:34,760 --> 00:08:36,762 うちを置いとけば・ 111 00:08:36,762 --> 00:08:39,765 男5人にも負けん 働きをしたものを 112 00:08:39,765 --> 00:08:42,768 火穂ちゃんも一緒じゃ 113 00:08:42,768 --> 00:08:46,772 火穂ちゃんの村はねえ きれいな石の採れとって… 114 00:08:46,772 --> 00:08:50,776 あ~ それにしても退屈じゃ 115 00:08:50,776 --> 00:08:53,779 ええなあ灯子は 仕事もらえて 116 00:08:53,779 --> 00:08:56,782 働かいで飯をもろうても 味気のない 117 00:08:56,782 --> 00:08:58,784 うちは働くのが好きなんじゃ 118 00:08:58,784 --> 00:09:03,784 こんな狭いとこで じっとしとるんは性に合わん! 119 00:09:06,725 --> 00:09:08,727 あっ… 120 00:09:08,727 --> 00:09:10,729 (紅緒)さっさと食わんか! 121 00:09:10,729 --> 00:09:13,732 犬っころの お前のほうが うちらの身の上に比べりゃ・ 122 00:09:13,732 --> 00:09:15,734 ちっとは ましなんやぞ 123 00:09:15,734 --> 00:09:19,734 偉そうに グルグル言うとらんと わきまえや! 124 00:09:22,741 --> 00:09:24,741 (2人)あっ… 125 00:09:26,745 --> 00:09:30,749 (ほたる) アハハ 紅緒ちゃん 面白い 126 00:09:30,749 --> 00:09:33,752 灯子ちゃんの犬に勝ちよったよ 127 00:09:33,752 --> 00:09:35,754 こん中じゃ紅緒ちゃんが大将じゃ 128 00:09:35,754 --> 00:09:37,756 何ね ほたるさん 129 00:09:37,756 --> 00:09:41,760 あんた 泣くか笑うか どっちかにせんかいね 130 00:09:41,760 --> 00:09:45,764 だって紅緒ちゃん… あっ 見て 食べた食べた 131 00:09:45,764 --> 00:09:48,764 灯子ちゃん ほら 132 00:09:55,774 --> 00:09:57,776 かなた? 133 00:09:57,776 --> 00:10:00,779 (ほたる)犬笛かしら 134 00:10:00,779 --> 00:10:05,784 あっちの車には 火狩りさんが乗っておらすのよ 135 00:10:05,784 --> 00:10:09,788 何でも 犬にしか聞こえん音の出る笛で・ 136 00:10:09,788 --> 00:10:12,791 犬に あれこれ命じるのだって 137 00:10:12,791 --> 00:10:16,795 この子にも きっと聞こえたんだね 138 00:10:16,795 --> 00:10:19,795 (紅緒)お前も働きたいか? 139 00:10:33,812 --> 00:10:35,814 (火穂)あんた うるさい 140 00:10:35,814 --> 00:10:39,818 あ… ごめんなさい いびき? 141 00:10:39,818 --> 00:10:43,822 違う ウンウン うめいて うるさい 142 00:10:43,822 --> 00:10:48,827 これ 乗ってきたときに あんたの荷物から落ちた 143 00:10:48,827 --> 00:10:52,831 あの2人が ずっとしゃべってて 渡すときなかった 144 00:10:52,831 --> 00:10:54,833 今 渡したから 145 00:10:54,833 --> 00:10:56,835 あんた 起きてるときは しゃべらないのに・ 146 00:10:56,835 --> 00:10:58,835 寝てると うるさい 147 00:11:02,774 --> 00:11:04,774 あっ… 148 00:11:07,779 --> 00:11:27,799 ・~ 149 00:11:27,799 --> 00:11:29,801 あっ… 150 00:11:29,801 --> 00:11:49,821 ・~ 151 00:11:49,821 --> 00:11:58,821 ・~ 152 00:12:28,794 --> 00:12:30,796 (煌四)これを もらってきました 153 00:12:30,796 --> 00:12:33,799 以前 お世話になっていたかと思います 154 00:12:33,799 --> 00:12:36,802 火狩りの 灰十の身内の者です 155 00:12:36,802 --> 00:12:40,806 (執事) お待ちしておりました こちらへ 156 00:12:40,806 --> 00:12:43,806 (扉が開く音) 157 00:12:45,811 --> 00:12:49,811 (執事) 主人の油百七は すぐに参ります 158 00:12:59,825 --> 00:13:01,825 あっ… 159 00:13:06,765 --> 00:13:10,769 (油百七) この度は 大変に残念なことだった 160 00:13:10,769 --> 00:13:14,773 お父上の不在の間に 母君が このような… 161 00:13:14,773 --> 00:13:17,776 心から お悔やみを申し上げる 162 00:13:17,776 --> 00:13:21,780 君のお父上 灰十殿には 長年 世話になっていたのだ 163 00:13:21,780 --> 00:13:26,785 母君の容体が良くないと 気には かけていたのだが・ 164 00:13:26,785 --> 00:13:29,785 まさか こんなに早く… 165 00:13:31,790 --> 00:13:33,792 妹がいます 166 00:13:33,792 --> 00:13:35,794 病気を患っていて… 167 00:13:35,794 --> 00:13:39,798 でも僕は学生で まだ働き口を持っていません 168 00:13:39,798 --> 00:13:45,804 もし ご厚意を頂けるのなら 工場で働かせてください 169 00:13:45,804 --> 00:13:48,807 (油百七)いや 君たち兄妹に 呼びかけたのは・ 170 00:13:48,807 --> 00:13:52,811 働き口を 世話したいからではないのだ 171 00:13:52,811 --> 00:13:56,815 どうかね この家へ 兄妹で住まってはくれまいか 172 00:13:56,815 --> 00:13:58,817 えっ… 173 00:13:58,817 --> 00:14:03,755 (油百七) 昔より整備されたとはいえ 首都の治安は良いとは言い難い 174 00:14:03,755 --> 00:14:07,759 この燠火家に 君たち2人の部屋を用意するが・ 175 00:14:07,759 --> 00:14:10,762 どうだろう? 子飼いの者に? 176 00:14:10,762 --> 00:14:15,767 (油百七)というより 家族の一員として迎えたいのだが 177 00:14:15,767 --> 00:14:20,772 とても ありがたい話ですが まるきり甘えてしまうわけには… 178 00:14:20,772 --> 00:14:24,776 突然の申し出に 困惑するのも分かるが・ 179 00:14:24,776 --> 00:14:26,778 よく考えてみたまえ 180 00:14:26,778 --> 00:14:30,782 働くにせよ 学生のままでいるにせよ・ 181 00:14:30,782 --> 00:14:33,785 昼間は 妹さんを一人にすることになる 182 00:14:33,785 --> 00:14:39,791 うちに来てくれれば 妹さんにも 良い医者を つけることができる 183 00:14:39,791 --> 00:14:43,795 ここでなら君にも 家庭教師を つけることもできるし・ 184 00:14:43,795 --> 00:14:48,800 中央書庫の閲覧権も与えられる 185 00:14:48,800 --> 00:14:50,802 それに… 186 00:14:50,802 --> 00:14:53,805 お父上の残していかれた雷火を・ 187 00:14:53,805 --> 00:14:57,809 ここで君の思うように してもらって かまわない 188 00:14:57,809 --> 00:14:59,811 雷火を… 189 00:14:59,811 --> 00:15:03,748 (油百七) 灰十殿から以前 伺っていたのだ 190 00:15:03,748 --> 00:15:08,753 もしものときに備えて 自宅に雷火を隠してあると 191 00:15:08,753 --> 00:15:11,756 本来なら 雷火も 炎魔の火も・ 192 00:15:11,756 --> 00:15:15,760 収穫は全て 首都の統治者である神族に・ 193 00:15:15,760 --> 00:15:18,763 供出する おきてなのだが… 194 00:15:18,763 --> 00:15:22,767 煌四君 お父上が首都を たたれたのは・ 195 00:15:22,767 --> 00:15:26,771 世の移り目を感じとられたからだ 196 00:15:26,771 --> 00:15:30,775 この国の統治体制は 恐らく もう長くは もつまい 197 00:15:30,775 --> 00:15:32,777 君も知ってるだろうが・ 198 00:15:32,777 --> 00:15:37,782 あれは黒い森を徘徊する 炎魔から採れる火とは違う 199 00:15:37,782 --> 00:15:43,788 雷火は飛翔する炎魔 落獣からしか手に入らない 200 00:15:43,788 --> 00:15:45,790 落獣から採れる雷火は・ 201 00:15:45,790 --> 00:15:49,794 通常の炎魔の火よりも 強い威力を持っている 202 00:15:49,794 --> 00:15:52,797 燃えるのではない 炸裂するのだ 203 00:15:52,797 --> 00:15:55,800 少量でも膨大な燃料となる 204 00:15:55,800 --> 00:15:57,802 そして落獣は・ 205 00:15:57,802 --> 00:16:01,740 限られた 腕のいい火狩りにしか 狩ることはできない 206 00:16:01,740 --> 00:16:05,744 君の お父上 灰十殿のような 207 00:16:05,744 --> 00:16:07,746 雷火を扱える技術者を・ 208 00:16:07,746 --> 00:16:11,750 残念ながら 私の工場は抱えていない 209 00:16:11,750 --> 00:16:15,754 しかし君なら これまでとは用途の異なる・ 210 00:16:15,754 --> 00:16:19,758 新たな雷瓶を 作れるのではないだろうか 211 00:16:19,758 --> 00:16:23,758 用途の異なる新たな雷瓶 212 00:16:24,763 --> 00:16:28,767 (油百七)資材も資金も いくら使っても かまわない 213 00:16:28,767 --> 00:16:33,772 君のお父上の抱かれたのと 同じ予感を 私も持っている 214 00:16:33,772 --> 00:16:36,772 じきに この国は危うくなる 215 00:16:38,777 --> 00:16:44,777 (油百七)そのとき 身を守る力 街を守る力が必要になる 216 00:16:45,784 --> 00:16:47,786 一つ確認させてください 217 00:16:47,786 --> 00:16:50,789 雷火は僕なんかじゃなく もっと詳しい人に・ 218 00:16:50,789 --> 00:16:53,792 扱ってもらったほうが いいのじゃありませんか? 219 00:16:53,792 --> 00:16:56,795 あれは 危険な物です 220 00:16:56,795 --> 00:17:00,799 僕は まだ学生で 限られた知識しか持っていません 221 00:17:00,799 --> 00:17:04,736 妹を助けてくださるのなら 父が残した雷火は・ 222 00:17:04,736 --> 00:17:08,740 こちらに引き取ってもらっても 結構なのですが 223 00:17:08,740 --> 00:17:13,745 (油百七)いや 君以上に 適任の者は いないだろう 224 00:17:13,745 --> 00:17:18,750 失礼だとは思ったが 君のことは調べさせてもらった 225 00:17:18,750 --> 00:17:20,752 こう言っては何だが・ 226 00:17:20,752 --> 00:17:22,754 豊かな家に 生まれたわけでもない君に・ 227 00:17:22,754 --> 00:17:26,758 学院の特別生の席を 与えられたのは・ 228 00:17:26,758 --> 00:17:31,763 他の者にはない独特の才能を 見いだされたからだと聞いている 229 00:17:31,763 --> 00:17:37,769 ただの学問ではない 新しいものを作り出す才能だ 230 00:17:37,769 --> 00:17:43,769 何より あれは 君の お父上が残された物だ 231 00:18:06,731 --> 00:18:12,737 (うなり声) 232 00:18:12,737 --> 00:18:16,741 あっ 今 朝ご飯… 233 00:18:16,741 --> 00:18:18,743 (うなり声) 234 00:18:18,743 --> 00:18:21,746 (炎千)フン いい狩り犬だ 235 00:18:21,746 --> 00:18:24,749 これから狩りに行く お前も ついてこい 236 00:18:24,749 --> 00:18:27,752 えっ… あっ (炎千)来い 237 00:18:27,752 --> 00:18:30,755 わしの いずもと組め 238 00:18:30,755 --> 00:18:32,755 (いずものうなり声) 239 00:18:40,765 --> 00:18:42,765 あっ… 240 00:18:44,769 --> 00:18:47,772 (炸六) とりあえずの分だけあれば足りる 241 00:18:47,772 --> 00:18:50,775 無理はせんでいい 気を付けろ 242 00:18:50,775 --> 00:18:54,779 (炎千)危ないものがいるからこそ わしらが仕事をするのだろうが 243 00:18:54,779 --> 00:18:59,784 何じゃ あいつ 偉そうにしおって いけ好かん 244 00:18:59,784 --> 00:19:01,719 (ほたる)あっ 大変! 245 00:19:01,719 --> 00:19:05,719 火穂ちゃんが 多分 外へ 246 00:19:09,727 --> 00:19:12,730 何をやっとるんじゃ あの子は 247 00:19:12,730 --> 00:19:14,732 ・(かなたのほえ声) あっ… 248 00:19:14,732 --> 00:19:16,732 かなた! 249 00:19:18,736 --> 00:19:23,741 ここ 開けといてください 火穂さん連れてくる! 250 00:19:23,741 --> 00:19:25,743 (ほたる)あっ… (紅緒)ああ… 251 00:19:25,743 --> 00:19:27,743 灯子ちゃん! 252 00:19:35,753 --> 00:19:39,757 火穂さん 火穂さ~ん! 253 00:19:39,757 --> 00:19:42,760 ・(かなたのほえ声) か… 火穂さん! 254 00:19:42,760 --> 00:19:47,760 ・(かなたのほえ声) 255 00:19:48,766 --> 00:19:51,766 ああ… 256 00:19:55,773 --> 00:20:00,773 (炎魔のうなり声) 257 00:20:02,780 --> 00:20:05,783 ああ… 258 00:20:05,783 --> 00:20:09,787 (雄たけび) 259 00:20:09,787 --> 00:20:12,790 あっ ああ… 260 00:20:12,790 --> 00:20:17,790 (雄たけび) 261 00:20:19,797 --> 00:20:22,797 かなた… (かなたのほえ声) 262 00:20:24,802 --> 00:20:29,802 (炎魔のほえ声) 263 00:20:37,815 --> 00:20:39,817 か… 火穂さん! 264 00:20:39,817 --> 00:20:43,821 (ほえ声) 265 00:20:43,821 --> 00:20:52,830 ・~ 266 00:20:52,830 --> 00:20:54,832 あっ… 267 00:20:54,832 --> 00:20:58,836 (ほえ声) 268 00:20:58,836 --> 00:21:01,836 かなた いずも でかした! 269 00:21:02,774 --> 00:21:04,776 (炎魔を斬る音) (炎魔のほえ声) 270 00:21:04,776 --> 00:21:07,776 ヒッ… 271 00:21:37,809 --> 00:21:39,811 フン! アッ! 272 00:21:39,811 --> 00:21:41,813 この たわけが! 273 00:21:41,813 --> 00:21:45,817 こっちの小娘も けががなければ はり倒してやるところだ 274 00:21:45,817 --> 00:21:48,820 (かなたのうなり声) (炎千)ん? 275 00:21:48,820 --> 00:21:50,822 わしに牙むくか 276 00:21:50,822 --> 00:21:54,826 このチビすけは お前の あるじではないわ 277 00:21:54,826 --> 00:21:59,826 お前を首都まで連れてゆく ただの付き添いじゃ 278 00:22:00,832 --> 00:22:02,767 (炸六)勝手に外に出るな 279 00:22:02,767 --> 00:22:08,767 回収車の決まり事には 全員の命が懸かっている 280 00:22:10,775 --> 00:22:14,779 チビすけ 悪いが お前を これ以上は乗せてはおけん 281 00:22:14,779 --> 00:22:18,779 次の村で花嫁と一緒に降りろ 282 00:22:20,785 --> 00:22:40,805 ・~ 283 00:22:40,805 --> 00:23:00,825 ・~ 284 00:23:00,825 --> 00:23:20,778 ・~ 285 00:23:20,778 --> 00:23:40,798 ・~ 286 00:23:40,798 --> 00:23:48,798 ・~ 287 00:23:50,808 --> 00:23:59,808 ・~