1 00:00:07,425 --> 00:00:12,346 <灯子と火狩り灰十の形見である かなたを乗せた回収車は→ 2 00:00:12,430 --> 00:00:16,434 首都への帰途 巨大な白い竜に襲われる> 3 00:00:17,435 --> 00:00:20,354 <一方首都では煌四が→ 4 00:00:20,438 --> 00:00:25,443 燠火家の娘綺羅との 運命的な出会いを果たす> 5 00:00:26,444 --> 00:01:56,450 ♪~ 6 00:01:59,453 --> 00:02:02,373 (雄たけび) 7 00:02:02,456 --> 00:02:04,375 (灯子)紅緒さん逃げよう 8 00:02:04,458 --> 00:02:09,338 (紅緒)ハァハァ… 9 00:02:09,380 --> 00:02:11,382 アアッ (灯子)ウワッ 10 00:02:13,384 --> 00:02:16,387 ウウッ灯子! 11 00:02:17,388 --> 00:02:19,390 (灯子)あっ 12 00:02:21,392 --> 00:02:24,353 火穂さん火穂さん聞こえよる? 13 00:02:24,395 --> 00:02:27,398 ここから出んと! 14 00:02:31,402 --> 00:02:36,407 (灯子)火穂さん! >>火穂早うこっちへ! 15 00:02:37,408 --> 00:02:40,369 (火穂)死んでる… 16 00:02:40,411 --> 00:02:44,373 (灯子)火穂さん早う! 17 00:02:44,415 --> 00:02:47,376 (火穂)お医者様が死んでる… 18 00:02:47,418 --> 00:02:49,378 (灯子)火穂さん 19 00:02:49,420 --> 00:02:52,423 どうして私じゃないの 20 00:02:54,425 --> 00:02:58,387 (火穂)何で…何で私じゃないの 21 00:02:58,429 --> 00:03:03,392 火穂!火穂のドアホ! しっかりせんか 22 00:03:03,434 --> 00:03:08,397 (照三)当たれ! (機銃音) 23 00:03:11,400 --> 00:03:16,405 あっウウッ こんなもん何の役に! 24 00:03:20,409 --> 00:03:22,411 (照三)あっ… 25 00:03:22,411 --> 00:03:40,429 ♪~ 26 00:03:40,429 --> 00:03:43,349 (火穂)ウウッ… 27 00:03:43,432 --> 00:03:45,351 ウッハァハァ… 28 00:03:45,434 --> 00:03:48,437 (灯子)ウッアア… 29 00:03:52,441 --> 00:03:55,361 ウワッ 30 00:03:55,444 --> 00:03:58,447 (竜神の雄たけび) 31 00:04:02,451 --> 00:04:04,453 (灯子)かなた… 32 00:04:07,373 --> 00:04:11,335 チビすけこっちだ早く来い! 33 00:04:11,377 --> 00:04:13,379 走れ! 34 00:04:19,385 --> 00:04:23,347 竜神様私の村の守り神様 35 00:04:23,389 --> 00:04:26,350 守り神様?あれが? 36 00:04:26,392 --> 00:04:28,352 (灯子)えっ 37 00:04:28,394 --> 00:04:33,399 《守り神様がどうして どうしてみんなを…》 38 00:04:39,405 --> 00:04:42,408 (爆発音) 39 00:04:43,409 --> 00:04:45,369 ハッ…離れるんだ! 40 00:04:45,411 --> 00:04:48,414 ここにいたら火の粉が来るぞ! 41 00:04:50,416 --> 00:04:56,380 (灯子)ハッ >>ハァハァハァ… 42 00:04:56,422 --> 00:04:58,424 (灯子)あっ 43 00:05:07,391 --> 00:05:09,393 (灯子)かなた 44 00:05:12,396 --> 00:05:17,401 (炎千)かなたお前は狩り犬ぞ! 45 00:05:22,406 --> 00:05:24,324 (雄たけび) 46 00:05:24,408 --> 00:05:29,413 クッウオオッ! (いずものほえ声) 47 00:05:33,417 --> 00:05:37,337 <春になると首都からは 年に一度の大型船が→ 48 00:05:37,421 --> 00:05:40,340 遠い南方の島へ旅立つ> 49 00:05:40,424 --> 00:05:42,342 <穏やかな湾には→ 50 00:05:42,426 --> 00:05:46,346 裕福な者たちが趣向を凝らして 飾り立てた船が浮かび→ 51 00:05:46,430 --> 00:05:50,350 どの船がいちばん見事かを 批評し合うのが→ 52 00:05:50,434 --> 00:05:54,438 眺める者たちの 恒例の楽しみだった> 53 00:05:55,439 --> 00:05:58,358 (綺羅)さあ緋名子ちゃんも お一つどうぞ 54 00:05:58,442 --> 00:06:00,360 (緋名子)うん 55 00:06:00,444 --> 00:06:04,364 (綺羅)あの船は 本当に飛ぶように走るのよ 56 00:06:04,448 --> 00:06:06,366 緋名子ちゃんも 体調が良くなったら→ 57 00:06:06,450 --> 00:06:08,285 一緒に見に行きましょう 58 00:06:08,368 --> 00:06:10,287 (緋名子) 綺羅お姉ちゃんのおうちのは? 59 00:06:10,370 --> 00:06:13,290 お船を浮かべないの? (綺羅)浮かべるわよ 60 00:06:13,373 --> 00:06:18,295 でもお父様は そういう演出が不得手で→ 61 00:06:18,378 --> 00:06:21,298 とにかく派手で きらきらさせておけばいいと→ 62 00:06:21,381 --> 00:06:23,300 お思いなのね 63 00:06:23,383 --> 00:06:26,303 私見る度に恥ずかしくって… 64 00:06:26,386 --> 00:06:30,307 あっこのお話 お父様にはないしょ 65 00:06:30,390 --> 00:06:34,311 煌四も言っては嫌よ (煌四)言わないよ 66 00:06:34,394 --> 00:06:37,314 お兄ちゃんたら いつも本を読んでばっかり 67 00:06:37,397 --> 00:06:40,317 そういえば 煌四はいつも午後になると→ 68 00:06:40,400 --> 00:06:44,321 お父様の書斎にいるみたいだけど 何をしているの? 69 00:06:44,404 --> 00:06:48,325 (煌四)えっああ 本を読ませてもらってるんだ 70 00:06:48,408 --> 00:06:52,329 耿八先生の授業 学院の勉強程度じゃ→ 71 00:06:52,412 --> 00:06:56,333 とても追いつかない内容だから 早く綺羅に追いつこうと思って 72 00:06:56,416 --> 00:06:58,418 (綺羅が立ち上がる音) (煌四)あっ 73 00:06:59,419 --> 00:07:03,340 (綺羅)お砂糖は 頭も心も元気にするんですよ 74 00:07:03,423 --> 00:07:05,425 はいあ~ん 75 00:07:06,426 --> 00:07:09,346 (煌四)あ~ん 76 00:07:10,347 --> 00:07:12,307 >>フフッ (煌四)あっ 77 00:07:12,349 --> 00:07:15,310 (緋名子)甘い! (綺羅)フフッ 78 00:07:15,352 --> 00:07:18,313 (油百七)進み具合はどうかね 79 00:07:18,355 --> 00:07:22,317 足りない物があれば いつでも言ってくれ 80 00:07:22,359 --> 00:07:26,321 (煌四)それではすみません いくつか欲しい物があるので 81 00:07:26,363 --> 00:07:28,323 それと明日は 午後からもう一度→ 82 00:07:28,365 --> 00:07:31,326 中央書庫に行ってみたいのですが 83 00:07:31,368 --> 00:07:34,329 (油百七)かまわんよ このことに関しては→ 84 00:07:34,371 --> 00:07:38,333 もちろん家庭教師に 尋ねるべきではないからな 85 00:07:38,375 --> 00:07:41,336 (煌四)水晶板は かなり高価だと思うんですが… 86 00:07:41,378 --> 00:07:45,340 (油百七) 水晶板に追加の炎魔の火… 87 00:07:45,382 --> 00:07:49,344 ここに書かれたものは 明日中にそろえよう 88 00:07:49,386 --> 00:07:51,346 このまま進めてくれ 89 00:07:51,388 --> 00:07:54,349 <商店や薬屋の店先→ 90 00:07:54,391 --> 00:08:00,355 そして街の角々に祭られた 守り神の小さな廟の前には→ 91 00:08:00,397 --> 00:08:02,357 色づけされた菓子や あめが置かれ→ 92 00:08:02,399 --> 00:08:08,363 子供たちは好きに それを食べることが許されていた> 93 00:08:10,365 --> 00:08:12,284 (煌四)〔蜘蛛が 首都に侵攻してくるとして→ 94 00:08:12,367 --> 00:08:14,286 どんなやり方でどこを…〕 95 00:08:14,369 --> 00:08:17,289 (油百七)〔私が蜘蛛なら街に 紛れ込むようなことはしない〕 96 00:08:17,372 --> 00:08:20,292 〔まっすぐ神宮に向かうだろう〕 97 00:08:20,375 --> 00:08:25,297 〔私ならまずは何をおいても 神族の神宮をたたく〕 98 00:08:25,380 --> 00:08:27,299 (煌四)〔工場地帯と神宮周辺の 見取り図を→ 99 00:08:27,382 --> 00:08:29,301 手に入れられないでしょうか?〕 100 00:08:29,384 --> 00:08:32,304 〔それも できるだけ正確なものを〕 101 00:08:32,387 --> 00:08:37,309 (油百七)〔それはなかなか 難しい注文をもらったな〕 102 00:08:37,392 --> 00:08:42,314 〔知ってのとおり 神宮の周辺は警備の目が厳しい〕 103 00:08:42,397 --> 00:08:44,316 〔詳細な見取り図というものは→ 104 00:08:44,399 --> 00:08:48,320 恐らく今まで存在したことが ないかもしれん〕 105 00:08:48,403 --> 00:08:51,406 〔だが何とか用意しよう〕 106 00:08:51,406 --> 00:09:01,416 ♪~ 107 00:09:01,416 --> 00:09:06,338 (火十)〔かつて火を 天然のそれを手に入れた人間は→ 108 00:09:06,421 --> 00:09:10,300 それまで住んでいた所から 世界全土へと→ 109 00:09:10,342 --> 00:09:12,302 その住みかを広げていった〕 110 00:09:12,344 --> 00:09:16,306 〔寒冷地にも 食べる物の乏しい土地にも→ 111 00:09:16,348 --> 00:09:20,310 火があれば 適応することができた〕 112 00:09:20,352 --> 00:09:24,314 〔だが暗い森に飲み込まれた今→ 113 00:09:24,356 --> 00:09:28,318 他の国がどうなっているのか 知るすべはない〕 114 00:09:28,360 --> 00:09:30,320 〔年に一度の船出には→ 115 00:09:30,362 --> 00:09:34,324 それを調査する目的も あったんだ〕 116 00:09:34,366 --> 00:09:37,327 〔調査といっても 出向く先は決まっていて→ 117 00:09:37,369 --> 00:09:42,332 同じ言葉を話す人々の住む 小さな島だけだが→ 118 00:09:42,374 --> 00:09:47,337 その島に海を伝って何か情報が たどりついていないかと→ 119 00:09:47,379 --> 00:09:52,384 毎年懲りずに船が出るが 成果はない〕 120 00:09:53,385 --> 00:09:57,347 (火十) 〔海を渡るのに費やした燃料と 釣り合うはずもない→ 121 00:09:57,389 --> 00:10:02,352 島の産物を積んで 船は戻ってくる〕 122 00:10:02,394 --> 00:10:06,356 〔それでも繰り返し 船は島を目指し→ 123 00:10:06,398 --> 00:10:08,358 船祭りで首都を華やかせる〕 124 00:10:08,400 --> 00:10:13,363 〔つまり今の人間に 行って戻ってこられる限界が→ 125 00:10:13,405 --> 00:10:16,408 その島なんだ〕 (煌四)あっ… 126 00:10:20,412 --> 00:10:24,374 (灰十) 〔雷火は火であり光でもある〕 127 00:10:24,416 --> 00:10:26,376 〔炎魔の血は黒いのに→ 128 00:10:26,418 --> 00:10:31,423 その獣から採れる火は 金色に輝いている〕 129 00:10:33,425 --> 00:10:35,385 (灰十)〔あれは何だろう〕 130 00:10:35,427 --> 00:10:40,390 〔火狩りの姿が見えるなり 炎魔はしゃにむに襲ってくる〕 131 00:10:40,432 --> 00:10:44,394 〔それはもうたけり狂って…〕 132 00:10:44,436 --> 00:10:50,400 〔だがこの鎌で命を絶った途端に すっと動かなくなる〕 133 00:10:50,442 --> 00:10:54,404 〔けいれんすることも うめくこともなく〕 134 00:10:54,446 --> 00:10:57,407 〔命を絶やして そしてその金色の火を→ 135 00:10:57,449 --> 00:11:00,410 こちらへ引き渡してくれる〕 136 00:11:00,452 --> 00:11:02,412 〔時々思うんだが→ 137 00:11:02,454 --> 00:11:07,334 炎魔というのは 贈り物かもしれん〕 138 00:11:07,417 --> 00:11:12,339 〔地上がどれほどすさんでも 人を生き長らえさせようとする→ 139 00:11:12,422 --> 00:11:15,342 古い世界の誰かからの…〕 140 00:11:15,425 --> 00:11:19,346 〔いやこれ以上は言うまい〕 141 00:11:19,429 --> 00:11:23,433 〔それを言えば 森神様にたたられる〕 142 00:11:23,433 --> 00:11:46,456 ♪~ 143 00:11:46,456 --> 00:11:51,461 (作動音) 144 00:12:04,474 --> 00:12:07,310 (灯子)紅緒さんだけやのうて→ 145 00:12:07,394 --> 00:12:12,315 煙二さんも炸六さんも 炎千さんも→ 146 00:12:12,399 --> 00:12:15,318 みんな 死んでしもうたんじゃろうか 147 00:12:15,402 --> 00:12:18,321 (照三) あああれじゃ誰も助からねえ 148 00:12:18,405 --> 00:12:22,325 (火穂)ごめんなさい私のせいだ 149 00:12:22,409 --> 00:12:25,328 (すすり泣き) (照三)泣くなよ俺が泣きてえよ 150 00:12:25,412 --> 00:12:28,331 大体お前みたいなガキに→ 151 00:12:28,415 --> 00:12:31,334 あんなとんでもねえことを 起こせるかよ 152 00:12:31,418 --> 00:12:33,336 だけど… (照三)それよりお前→ 153 00:12:33,420 --> 00:12:36,339 熱があるんじゃねえのか 154 00:12:36,423 --> 00:12:40,427 頼むから もう誰も死なないでくれよ 155 00:12:41,428 --> 00:12:43,430 (2人)ん? 156 00:12:44,431 --> 00:12:47,434 (照三)な…何だ? 157 00:12:53,440 --> 00:12:57,360 (灯子)照三さん この人たちは木々人さんよ 158 00:12:57,444 --> 00:13:00,447 村にお薬を持ってきてくれる 159 00:13:02,449 --> 00:13:04,451 ああ… (火穂)ん? 160 00:13:08,371 --> 00:13:10,332 えっ… (火穂)ウッ 161 00:13:10,373 --> 00:13:13,335 (木々人)その犬が我々を呼んだ 162 00:13:13,376 --> 00:13:15,337 (灯子)あの… 163 00:13:15,378 --> 00:13:17,339 (木々人) 起こったことは知っている 164 00:13:17,380 --> 00:13:22,344 (木々人)我々と一緒なら 炎魔に襲われることはない 165 00:13:22,385 --> 00:13:25,388 えっ (火穂)あ… 166 00:13:29,392 --> 00:13:35,357 あの…あの村は 私の村はどうなりましたか? 167 00:13:35,398 --> 00:13:38,401 (灯子)あ… 168 00:13:39,402 --> 00:13:43,365 白竜は水晶の村の守り神 169 00:13:43,406 --> 00:13:49,371 守り神を失った村の結界は 役には立たない 170 00:13:49,412 --> 00:13:51,414 あ… 171 00:13:52,415 --> 00:13:56,378 守り神を失った村は滅ぶしかない 172 00:13:56,419 --> 00:13:59,381 ハッ… (照三)なっアッ! 173 00:13:59,422 --> 00:14:02,425 (灯子)あっ >>ウウッ 174 00:14:02,425 --> 00:14:24,406 ♪~ 175 00:14:24,406 --> 00:14:26,324 (灯子)ウッウウ… 176 00:14:26,408 --> 00:14:29,327 苦っペッペッ 177 00:14:29,411 --> 00:14:32,414 あっンン… 178 00:14:33,415 --> 00:14:35,333 (灯子)火穂さん! 179 00:14:35,417 --> 00:14:38,336 おい気が付いたか? 180 00:14:38,420 --> 00:14:42,340 こいつら…この木々人たちが 手当てしてくれた 181 00:14:42,424 --> 00:14:47,345 (木々人) 村の守り神は首都の姫神の分身 182 00:14:47,429 --> 00:14:51,349 その竜神が 気狂いしたというのなら→ 183 00:14:51,433 --> 00:14:56,354 恐らく何者かが仕掛けた (木々人)蜘蛛 184 00:14:56,438 --> 00:14:58,356 蜘蛛だと? 185 00:14:58,440 --> 00:15:02,360 ちょっと待てよ蜘蛛が何で その竜神だかを操れるんだよ? 186 00:15:02,444 --> 00:15:05,363 (灯子)照三さん蜘蛛って何ね? 187 00:15:05,447 --> 00:15:09,326 うるせえ!蜘蛛ってのは もともとは神族の仲間で… 188 00:15:09,367 --> 00:15:12,329 だから神様の親戚だ 189 00:15:12,370 --> 00:15:14,331 仲間割れしてこの世界を ひっくり返そうとしている→ 190 00:15:14,372 --> 00:15:16,333 首都の敵だ! 191 00:15:16,374 --> 00:15:19,336 (灯子)親戚が どうして仲間割れするんじゃ? 192 00:15:19,377 --> 00:15:21,338 (照三)俺が知るか! 193 00:15:21,379 --> 00:15:26,384 蜘蛛に…蜘蛛になんか やられたのかよ俺たちは 194 00:15:27,385 --> 00:15:29,346 (灯子)あっ 195 00:15:29,387 --> 00:15:32,349 (木々人) いちばん近い村へ案内しよう 196 00:15:32,390 --> 00:15:37,395 (照三)その村から先は? (木々人)その先へは同行できない 197 00:15:45,403 --> 00:15:48,365 (火華)あら 今日はお出かけなの? 198 00:15:48,406 --> 00:15:50,367 (煌四)はい図書館に 199 00:15:50,408 --> 00:15:55,372 (火華) 緋名子ちゃんに服を見繕ったの まだ元気がないようだから→ 200 00:15:55,413 --> 00:15:59,376 おめかしをすれば いくらか気分が良くなるでしょ? 201 00:15:59,417 --> 00:16:02,379 (煌四)はいありがとうございます 202 00:16:02,420 --> 00:16:05,382 お父様が会食だ何だと 引っ張り回すから→ 203 00:16:05,423 --> 00:16:10,303 かわいそうに今年の船祭りを 見逃してしまったわね 204 00:16:10,387 --> 00:16:15,392 (煌四)《この香り麻芙蓉?》 205 00:16:15,392 --> 00:16:32,409 ♪~ 206 00:16:38,415 --> 00:16:42,335 おや?誰かと思ったら 207 00:16:42,419 --> 00:16:45,338 (煌四)火十先生? 208 00:16:45,422 --> 00:16:49,342 (火十) 学院をやめてしまったと聞いて 残念に思っていたんですよ 209 00:16:49,426 --> 00:16:54,431 しかし勉強熱心は 変わらないようで安心しました 210 00:16:55,432 --> 00:17:00,353 調べ物ですか 何か手伝えることがあれば 211 00:17:00,437 --> 00:17:03,356 (煌四)火について調べているんです 212 00:17:03,440 --> 00:17:06,359 >>ああ火ですか (煌四)あ… 213 00:17:06,443 --> 00:17:11,281 >>第3階層に行ってみたら (煌四)第3階層…ですか? 214 00:17:11,364 --> 00:17:16,369 (火十)僕も見たこともない 貴重な資料があるはずです 215 00:17:17,370 --> 00:17:19,372 (煌四)ありがとうございます 216 00:17:19,372 --> 00:17:45,398 ♪~ 217 00:17:45,398 --> 00:17:48,401 (煌四)ああ… 218 00:17:54,407 --> 00:17:58,328 (煌四)「炎魔はかつて起きた 天変地異によって→ 219 00:17:58,411 --> 00:18:01,331 生み出されたといわれている」 220 00:18:01,414 --> 00:18:06,336 「地上の荒廃が 生物種の異変をもたらしたのだ」 221 00:18:06,419 --> 00:18:11,299 「炎魔の姿形が かつて地上に生息した哺乳類と→ 222 00:18:11,341 --> 00:18:13,301 酷似すると いわれていることからも→ 223 00:18:13,343 --> 00:18:15,345 それが分かる」 224 00:18:16,346 --> 00:18:19,307 「環境の変異とそれへの適応が→ 225 00:18:19,349 --> 00:18:24,312 既存の生物を あのように変化させたのだ」 226 00:18:24,354 --> 00:18:26,314 「ただし落獣に関しては→ 227 00:18:26,356 --> 00:18:30,318 その生態は より多くの謎に包まれている」 228 00:18:30,360 --> 00:18:33,321 「落獣はその生態が 判然としないこと→ 229 00:18:33,363 --> 00:18:38,326 にもかかわらず巨大な火を持つ 生物種であることから→ 230 00:18:38,368 --> 00:18:41,329 他の炎魔とは 呼び名によって区別され→ 231 00:18:41,371 --> 00:18:47,377 その火もまた雷火と呼ばれ 炎魔の火とは呼称を異にする」 232 00:18:52,382 --> 00:18:56,344 (煌四)「火を操る異能にたけた 神族宗家の姫神は→ 233 00:18:56,386 --> 00:18:58,346 火狩りの産土となった」 234 00:18:58,388 --> 00:19:02,350 「その名を常花姫」 235 00:19:02,392 --> 00:19:05,353 「その常花姫の妹 不死となったといわれている→ 236 00:19:05,395 --> 00:19:11,359 手揺姫が守り神として この国を支えている」 237 00:19:12,360 --> 00:19:17,282 「常花姫は天然の火を使い 自ら人体発火を起こしながら→ 238 00:19:17,365 --> 00:19:22,370 鎌を鍛え いまわの際に残した言葉がある」 239 00:19:27,375 --> 00:19:30,295 (煌四)「千年彗星の抱える火があれば→ 240 00:19:30,378 --> 00:19:35,300 人はもう 黒い森におびえずとも済む」 241 00:19:35,383 --> 00:19:37,385 あっ… 242 00:19:43,391 --> 00:19:50,398 (煌四)「千年彗星とはかつて地上から 飛び立っていった人工の星である」 243 00:19:52,400 --> 00:19:55,320 「しかし その星は最後の戦の後→ 244 00:19:55,403 --> 00:19:59,324 虚空へさまよいだし 行方をくらました」 245 00:19:59,407 --> 00:20:02,327 「二度と戻ることがない 人型の星は→ 246 00:20:02,410 --> 00:20:07,332 その名を 揺るる火とも呼ばれていた」 247 00:20:07,415 --> 00:20:13,421 「そしてその星を狩る者は 火狩りの王と呼ばれる」 248 00:20:20,428 --> 00:20:23,431 (煌四)ああ… 249 00:20:26,434 --> 00:20:29,354 (火十)それで 役に立つ本は見つかったかな? 250 00:20:29,437 --> 00:20:33,358 (煌四)いえせっかく 教えていただいたんですが 251 00:20:33,441 --> 00:20:36,361 僕は肺が悪くてほこりが駄目なの 252 00:20:36,444 --> 00:20:39,364 それで 第3階層には入れないんだよ 253 00:20:39,447 --> 00:20:41,366 君が羨ましいよ 254 00:20:41,449 --> 00:20:43,368 そういえば以前→ 255 00:20:43,451 --> 00:20:47,372 どうしても書庫に入りたいという 若者がいたなあ 256 00:20:47,455 --> 00:20:50,375 あれはきっと 火狩りだったんじゃないかな 257 00:20:50,458 --> 00:20:53,378 (煌四)えっ >>よく目立つ赤い髪をした→ 258 00:20:53,461 --> 00:20:59,384 好青年だったが 犬のにおいをさせてたような 259 00:20:59,467 --> 00:21:03,388 そうか見つからなかったか 260 00:21:03,471 --> 00:21:06,474 お兄ちゃ~ん 261 00:21:08,393 --> 00:21:14,399 病気だと聞いていましたが 妹さんも元気になったようだ 262 00:21:22,407 --> 00:21:25,368 (綺羅)緋名子ちゃんが 迎えに行きましょって 263 00:21:25,410 --> 00:21:29,372 煌四は勉強に夢中になると 時間を忘れてしまうからって 264 00:21:29,414 --> 00:21:31,374 フフッ (煌四)ああ… 265 00:21:31,416 --> 00:21:35,378 緋名子ちゃんの気分も いいようだしついでに少しだけ→ 266 00:21:35,420 --> 00:21:40,425 船祭りを見に行こうかなって 緋名子ちゃんと 267 00:21:41,426 --> 00:21:45,388 (煌四)でも外に出るときは 綺羅一人じゃ危ないって 268 00:21:45,430 --> 00:21:47,390 (綺羅)だから煌四も一緒 269 00:21:47,432 --> 00:21:50,393 (煌四)あっああ… 270 00:21:50,435 --> 00:21:55,398 <いかなる炎魔も落獣も 火の鎌でしとめないかぎり→ 271 00:21:55,440 --> 00:21:59,402 体内の火を得ることはできない> 272 00:21:59,444 --> 00:22:01,404 <姫神はその身の内から→ 273 00:22:01,446 --> 00:22:04,407 初めての鎌を 生んだといわれているが→ 274 00:22:04,449 --> 00:22:08,327 それは当時新たに生まれた 炎魔の多くが→ 275 00:22:08,411 --> 00:22:15,334 成獣に達した時期と一致すると 記録に残されている> 276 00:22:15,418 --> 00:22:18,337 <まるで姫神による鎌の生成が→ 277 00:22:18,421 --> 00:22:23,426 人を生かす火の結実を 待っていたかのように> 278 00:22:26,429 --> 00:23:54,433 ♪~ 279 00:23:56,435 --> 00:24:05,444 ♪~