1 00:00:07,425 --> 00:00:11,345 <たどりついた首都で かなたの飼い主を捜すうち→ 2 00:00:11,429 --> 00:00:16,350 灯子は警吏に追われ道を失う> 3 00:00:16,434 --> 00:00:23,441 <しかしそれは新たな出会いと 新たな試練の始まりでもあった> 4 00:00:24,442 --> 00:01:54,448 ♪~ 5 00:01:54,448 --> 00:01:59,370 (灯子)アア… (足音) 6 00:01:59,453 --> 00:02:01,372 (綺羅)道に迷ったのね 7 00:02:01,455 --> 00:02:04,458 (灯子)アッハッ… 8 00:02:11,382 --> 00:02:14,343 (綺羅)立派な犬ね とても強くて賢そう 9 00:02:14,385 --> 00:02:16,345 あなたの犬? 10 00:02:16,387 --> 00:02:18,347 (灯子)いっいええっと… 11 00:02:18,389 --> 00:02:22,351 この犬は私と同じ迷子です 12 00:02:22,393 --> 00:02:27,356 (綺羅)この犬も あなたと一緒で迷子なのね 13 00:02:27,398 --> 00:02:29,358 それでこんなに泣いて… 14 00:02:29,400 --> 00:02:32,361 (灯子)あっ… 知らん人に追いかけられて→ 15 00:02:32,403 --> 00:02:36,365 黒い服の棒を持った男の人に… 16 00:02:36,407 --> 00:02:39,368 それはきっと警吏ね 怖い人じゃないわ 17 00:02:39,410 --> 00:02:43,372 悪いことをする者を 取り締まるだけ 18 00:02:43,414 --> 00:02:45,374 ほらこれを食べて 19 00:02:45,416 --> 00:02:47,418 元気を出して 20 00:02:51,422 --> 00:02:53,382 あなた名前は? 21 00:02:53,424 --> 00:02:55,384 (灯子)灯子 22 00:02:55,426 --> 00:02:57,428 (綺羅)どんな字を書くの? 23 00:02:58,429 --> 00:03:00,431 (灯子)ンン… 24 00:03:07,396 --> 00:03:10,316 (綺羅)灯子灯りの子 25 00:03:10,399 --> 00:03:13,402 すてきな名前ね 26 00:03:15,404 --> 00:03:17,323 私は綺羅 27 00:03:17,406 --> 00:03:21,327 どこに戻りたいの? 道を教えましょう 28 00:03:21,410 --> 00:03:24,330 といっても… 私もこの辺りは不慣れだから→ 29 00:03:24,413 --> 00:03:27,333 うまく教えられるか 分からないけど 30 00:03:27,416 --> 00:03:31,337 (灯子)えっとかなたが… 31 00:03:31,420 --> 00:03:35,424 この犬がきっと道を 覚えとるはずじゃと 32 00:03:36,425 --> 00:03:41,430 かなたちゃんと灯子ちゃんに 道を教えてあげてね 33 00:03:43,432 --> 00:03:45,351 (綺羅)お水飲める? 34 00:03:45,434 --> 00:03:48,354 煌四があの火狩りに 担がれてきたときは→ 35 00:03:48,437 --> 00:03:50,356 びっくりしたわ 36 00:03:50,439 --> 00:03:53,359 でも少し休めば すぐに元気になるって→ 37 00:03:53,442 --> 00:03:56,445 焚三先生がおっしゃってた 38 00:03:58,447 --> 00:04:01,450 煌四 (煌四)ん? 39 00:04:02,451 --> 00:04:07,331 (綺羅) あなたは何も話してくれないけど 森で何があったの? 40 00:04:07,373 --> 00:04:11,335 あなたはお父様に 何をさせられているの? 41 00:04:11,377 --> 00:04:13,337 (煌四)ああ… 42 00:04:13,379 --> 00:04:17,341 (綺羅)父が怒っている理由は あの炉六という火狩りが→ 43 00:04:17,383 --> 00:04:20,344 煌四を危ない目に 遭わせたからじゃないわ 44 00:04:20,386 --> 00:04:26,350 自分の手の届かない所で 煌四をそんな目に遭わせたからよ 45 00:04:26,392 --> 00:04:31,397 あなたを自分の所有物だと 思っているからよ 46 00:04:34,400 --> 00:04:36,402 (煌四)ああ… 47 00:04:37,403 --> 00:04:40,364 今なら間に合うわ 48 00:04:40,406 --> 00:04:42,366 神族に知られたくないことを しているのは→ 49 00:04:42,408 --> 00:04:44,368 あの火狩りではなく父のほう 50 00:04:44,410 --> 00:04:46,370 (煌四)あっ… 51 00:04:46,412 --> 00:04:51,375 私がそれを知れば父はうかつに 他人をとがめられなくなる 52 00:04:51,417 --> 00:04:54,378 私はお父様とお母様が好き 53 00:04:54,420 --> 00:04:59,383 お二人ともとても苦労して 今の暮らしを手に入れて→ 54 00:04:59,425 --> 00:05:02,386 きっとそれで少し 変わったところがおありなのよ 55 00:05:02,428 --> 00:05:08,392 でも立派な人たちだと そう思って私は尊敬している 56 00:05:09,393 --> 00:05:13,313 (煌四)そのときが来たら >>えっ… 57 00:05:13,397 --> 00:05:17,401 (煌四)綺羅に話せるそのときが来たら… 58 00:05:18,402 --> 00:05:22,322 (綺羅)さっきね 街で迷子の女の子に会ったの 59 00:05:22,406 --> 00:05:24,324 (煌四)え? >>犬を連れてた 60 00:05:24,408 --> 00:05:31,331 その子とはちょっと不釣り合いの 立派な灰色の強くて優しそうな 61 00:05:31,415 --> 00:05:33,333 あれはきっと狩り犬ね 62 00:05:33,417 --> 00:05:35,335 その子はその犬のこと→ 63 00:05:35,419 --> 00:05:39,339 煌四の家の犬と同じ かなたって呼んでた 64 00:05:39,423 --> 00:05:43,427 (煌四)あっかなた… 65 00:05:44,428 --> 00:05:48,348 (油百七)つまり 君は自分で屋敷を抜け出し→ 66 00:05:48,432 --> 00:05:51,351 この男に森へ連れていくように 頼んだと? 67 00:05:51,435 --> 00:05:55,355 (煌四)落獣について中央書庫の本にも 書かれていないことが→ 68 00:05:55,439 --> 00:05:59,359 実際に森へ入れば 見つかるんじゃないかと… 69 00:05:59,443 --> 00:06:01,361 見つけました 70 00:06:01,445 --> 00:06:05,449 そしてどうしても 炉六さんの協力が必要なことも 71 00:06:08,368 --> 00:06:10,287 雷火を抱えた落獣の図です 72 00:06:10,370 --> 00:06:12,289 (炉六)ああ… (煌四)誰が描いた絵なのか→ 73 00:06:12,372 --> 00:06:14,291 分かりませんが… 74 00:06:14,374 --> 00:06:18,295 この落獣が体にまとっているのは 稲妻です 75 00:06:18,378 --> 00:06:21,298 落獣は雷をまとって落ちてくる 76 00:06:21,381 --> 00:06:25,302 つまり上空からいかずちとなって 落ちてくるとき→ 77 00:06:25,385 --> 00:06:29,306 雷火は最もその威力を 発揮するのではないか… 78 00:06:29,389 --> 00:06:32,309 (油百七)フンしかし… 79 00:06:32,392 --> 00:06:35,312 (煌四)確かにこれは 空想を描いた物かもしれません 80 00:06:35,395 --> 00:06:38,315 しかしこの絵の示すものは→ 81 00:06:38,398 --> 00:06:42,319 僕が実験室で確かめた現象と 一致しています 82 00:06:42,402 --> 00:06:45,322 蜘蛛は火を手に入れたと 言ってました 83 00:06:45,405 --> 00:06:47,324 炎魔の火ではない→ 84 00:06:47,407 --> 00:06:51,328 人類が太古の昔から使ってきた 天然の火 85 00:06:51,411 --> 00:06:58,418 そしてその炎がそばで燃えても 発火しない体を手に入れたとも 86 00:06:59,419 --> 00:07:01,338 (油百七)それで? 87 00:07:01,421 --> 00:07:04,341 君の考える雷火は→ 88 00:07:04,424 --> 00:07:08,303 燃えない体を持った蜘蛛たちに 有効なのか? 89 00:07:08,345 --> 00:07:11,306 (煌四)たとえ発火しない体を 持っていても→ 90 00:07:11,348 --> 00:07:14,309 雷に雷火の生み出す いかずちに撃たれれば→ 91 00:07:14,351 --> 00:07:17,354 まず助かりません 92 00:07:18,355 --> 00:07:21,316 (油百七)ん?これは… 93 00:07:21,358 --> 00:07:25,320 (煌四)かつての世界では人間は空から 敵を撃っていたそうです 94 00:07:25,362 --> 00:07:28,323 (油百七)だがどうやって使う 95 00:07:28,365 --> 00:07:32,327 雷火を高く打ち上げる その方法があったとして→ 96 00:07:32,369 --> 00:07:35,372 狙った場所へ どうやって落とすのか 97 00:07:37,374 --> 00:07:41,336 (煌四)神宮の周辺 そして工場地帯の手前に→ 98 00:07:41,378 --> 00:07:44,339 あらかじめ 雷瓶を埋め込んでおきます 99 00:07:44,381 --> 00:07:49,386 そしてこの作業を 炉六さんにお願いしたい 100 00:07:50,387 --> 00:07:52,347 ンン… 101 00:07:52,389 --> 00:07:55,350 (煌四)あなたなら しのびの見張りをかいくぐって→ 102 00:07:55,392 --> 00:07:58,395 作業を遂行できるはずだ 103 00:07:59,396 --> 00:08:05,360 (油百七)煌四君その島出身の 流れの炉六という火狩りが→ 104 00:08:05,402 --> 00:08:11,283 それほど信頼に値するとは 私には到底思えん 105 00:08:11,366 --> 00:08:15,287 (煌四)過去に起きた首都の大火災を 僕は知りません 106 00:08:15,370 --> 00:08:17,289 本で読んだだけです 107 00:08:17,372 --> 00:08:21,293 でもあなたは ご存じなんですよね? 108 00:08:21,376 --> 00:08:24,379 その惨事の恐ろしさを 109 00:08:27,382 --> 00:08:32,304 人は思うままにならないものを 神と呼ぶ 110 00:08:32,387 --> 00:08:37,309 ままならないはずのものを操る 神族と蜘蛛との戦いから→ 111 00:08:37,392 --> 00:08:39,311 首都を守るのに→ 112 00:08:39,394 --> 00:08:43,315 確かにいかずちは ふさわしいかもしれん 113 00:08:43,398 --> 00:08:45,317 ここは我々人間の場所であって→ 114 00:08:45,400 --> 00:08:48,320 神々があぐらをかくための 場所ではない 115 00:08:48,403 --> 00:08:51,406 首都への侵攻は近い 116 00:08:53,408 --> 00:08:55,410 商談成立かな? 117 00:08:56,411 --> 00:09:00,332 (炉六)こいつは思ったより 太い根性をしてやがる 118 00:09:00,415 --> 00:09:04,419 燠火家当主を相手に 駆け引きとはなあ 119 00:09:05,420 --> 00:09:08,298 (煌四)こんなことに巻き込んでしまって すみません 120 00:09:08,340 --> 00:09:10,300 首都が燃え上がるなら→ 121 00:09:10,342 --> 00:09:14,304 じっくり見物でもしてやろうと 思っていたのさ 122 00:09:14,346 --> 00:09:17,307 だが気が変わった 123 00:09:17,349 --> 00:09:19,351 じゃあな 124 00:09:24,356 --> 00:09:26,316 (照三の母親) うちの人は残業らしいけど→ 125 00:09:26,358 --> 00:09:31,321 私は夕方には戻るから 照三のことはお願い 126 00:09:31,363 --> 00:09:34,324 それと戸締まりには気を付けてね 127 00:09:34,366 --> 00:09:38,328 蜘蛛が森で死んでたとか 町に大勢でやって来るとか→ 128 00:09:38,370 --> 00:09:41,331 物騒な話が最近多いからねえ 129 00:09:41,373 --> 00:09:44,334 ああやだやだ… 130 00:09:44,376 --> 00:09:46,378 (灯子)いってらっしゃい 131 00:09:46,378 --> 00:10:03,395 ♪~ 132 00:10:03,395 --> 00:10:07,399 {\an8}\(かなたのほえ声) (灯子)あっ… 133 00:10:12,404 --> 00:10:14,364 (戸が開く音) 134 00:10:14,406 --> 00:10:16,366 (明楽)何だまた着替えてるのか? 135 00:10:16,408 --> 00:10:18,368 (灯子)あっおかえりなさい 136 00:10:18,410 --> 00:10:21,371 やっぱりこっちのほうが… 137 00:10:21,413 --> 00:10:23,373 (明楽)スカートよく似合ってたのに 138 00:10:23,415 --> 00:10:26,376 (戸が開く音) 139 00:10:26,418 --> 00:10:28,378 \(灯子)火穂さん! (クン)ハハッ 140 00:10:28,420 --> 00:10:31,381 \(灯子)明楽さんが戻りなさったよ 141 00:10:31,423 --> 00:10:33,383 \(明楽)クン昼飯にするぞ 142 00:10:33,425 --> 00:10:35,427 ハハハッ 143 00:10:41,433 --> 00:10:43,393 (灯子)おいしい 144 00:10:43,435 --> 00:10:47,397 (明楽)工場にいた頃 よく買いに行ってた屋台があって 145 00:10:47,439 --> 00:10:50,400 (クン)変なにおいのやつ いっぱいいた 146 00:10:50,442 --> 00:10:54,404 (灯子)変なにおい? (明楽)麻芙蓉の売人だよ 147 00:10:54,446 --> 00:10:57,407 幻覚を見せる危ない薬 148 00:10:57,449 --> 00:11:01,411 クン甘いものをあげるからって 言われても絶対… 149 00:11:01,453 --> 00:11:03,413 ついてっちゃ駄目 150 00:11:03,455 --> 00:11:05,415 (明楽)そうだ 151 00:11:05,457 --> 00:11:09,336 (灯子)明楽さん 工場で働いとりなさったん? 152 00:11:09,419 --> 00:11:11,338 (明楽)昔の話さ 153 00:11:11,421 --> 00:11:14,341 首都を出て流れになる前にね 154 00:11:14,424 --> 00:11:16,343 (灯子)明楽さん首都に着いたら→ 155 00:11:16,426 --> 00:11:22,349 無垢紙に手紙書いて神宮へ行く 言うとったのにええんですか? 156 00:11:22,432 --> 00:11:26,353 (明楽)照三の容体が まだはっきりしないからね 157 00:11:26,436 --> 00:11:31,358 私が護衛すると言ったのに あんな大けがさせちまったんだ 158 00:11:31,441 --> 00:11:33,360 かくまってくれてる おじさんおばさんに→ 159 00:11:33,443 --> 00:11:36,446 そんな不義理はできないよ 160 00:11:38,448 --> 00:11:42,369 (灯子)照三さん私らをかばって… 161 00:11:42,452 --> 00:11:45,372 (火穂) 灯子は立派に戦ったじゃない 162 00:11:45,455 --> 00:11:49,376 明楽さんも照三さんも かなたもてまりも→ 163 00:11:49,459 --> 00:11:51,378 精いっぱい頑張った 164 00:11:51,461 --> 00:11:55,465 だから首都にたどりついて 今こうしていられるんじゃない 165 00:11:56,466 --> 00:11:58,385 \(照三)ウウ… (明楽)あっ 166 00:11:58,468 --> 00:12:01,388 >>ハッ… (灯子)あっ 167 00:12:01,471 --> 00:12:06,476 \(照三のうめき声) 168 00:12:08,395 --> 00:12:12,315 (灯子)照三さん 起きてくれるんじゃろうか? 169 00:12:12,399 --> 00:12:16,319 (火穂)起きるよ 私だって起きたもの 170 00:12:16,403 --> 00:12:18,321 回収車のお医者様は このまま衰弱して→ 171 00:12:18,405 --> 00:12:20,323 死ぬかもしれないって 言ったけど→ 172 00:12:20,407 --> 00:12:24,411 今はこうして 人の世話してるんだもの 173 00:12:27,414 --> 00:12:30,333 (火穂)私この人のお嫁になる 174 00:12:30,417 --> 00:12:32,335 (灯子)えっ? 175 00:12:32,419 --> 00:12:36,339 (火穂)厄払いの嫁に出されて 回収車に乗せられて→ 176 00:12:36,423 --> 00:12:39,342 私は死ぬことばかり考えてた 177 00:12:39,426 --> 00:12:45,348 だけど人に助けられて 助けられてばかりでここまで来た 178 00:12:45,432 --> 00:12:48,351 照三さんは目が覚めても→ 179 00:12:48,435 --> 00:12:52,355 もう前のようには 体が動かせないって… 180 00:12:52,439 --> 00:12:56,359 だから今度は私が この人のそばにいて助ける 181 00:12:56,443 --> 00:13:00,363 たとえ目が覚めなくても そばにいる 182 00:13:00,447 --> 00:13:02,449 決めたの 183 00:13:03,450 --> 00:13:05,368 (灯子)きっと喜んでじゃ 184 00:13:05,452 --> 00:13:08,330 照三さん 目が覚めてそれを聞いたら→ 185 00:13:08,371 --> 00:13:10,332 きっと喜んでじゃ 186 00:13:10,373 --> 00:13:12,334 火穂さんはきれいじゃもん 187 00:13:12,375 --> 00:13:16,379 自分は幸せ者じゃって 喜びなさる 188 00:13:20,383 --> 00:13:22,344 (明楽)私はまた出てくる 189 00:13:22,385 --> 00:13:25,347 食糧の調達じゃないから クンは置いてく 190 00:13:25,388 --> 00:13:27,349 あっああ… 191 00:13:27,390 --> 00:13:30,352 (明楽)狩りだ薬代を稼ぐ 192 00:13:30,393 --> 00:13:33,355 (灯子)そいでも明楽さん大丈夫なん? 193 00:13:33,396 --> 00:13:36,358 (明楽)蜘蛛か? (灯子)んん 194 00:13:36,399 --> 00:13:40,362 (明楽)確かにあの首都の森に 蜘蛛が来ているといううわさは→ 195 00:13:40,403 --> 00:13:43,365 かなり信ぴょう性はありそうだ 196 00:13:43,406 --> 00:13:48,370 ならなおのこと 狩りをするには今しかない 197 00:13:48,411 --> 00:13:51,373 (灯子)かなたを連れていってください 198 00:13:51,414 --> 00:13:56,378 回収車でもかなたは 他の火狩り様と狩りを… 199 00:13:56,419 --> 00:13:59,381 (明楽)この犬は あんたが家族に返すために→ 200 00:13:59,422 --> 00:14:01,383 一緒にここまでやって来た 201 00:14:01,424 --> 00:14:04,386 その旅の間 助け合ってきた仲間だけど→ 202 00:14:04,427 --> 00:14:08,390 あんたや私が勝手にはできない 203 00:14:09,391 --> 00:14:11,309 それに… 204 00:14:11,393 --> 00:14:14,396 てまりと あんまり気が合わないらしい 205 00:14:18,400 --> 00:14:20,402 (明楽)夕方には戻る 206 00:14:27,409 --> 00:14:29,327 (灯子)何しとるん?クン 207 00:14:29,411 --> 00:14:31,329 遣い虫を選んでるんだ 208 00:14:31,413 --> 00:14:33,331 (灯子)遣い虫? 209 00:14:33,415 --> 00:14:35,333 大きいお姉ちゃん出かけたから→ 210 00:14:35,417 --> 00:14:39,337 危ないことがないように 虫に見張らせる 211 00:14:39,421 --> 00:14:42,340 この中でいちばん強いやつ 212 00:14:42,424 --> 00:14:44,426 こいつ 213 00:14:48,430 --> 00:14:50,432 (火穂/灯子)あっ… 214 00:14:50,432 --> 00:15:02,444 ♪~ 215 00:15:02,444 --> 00:15:08,325 (灯子)かなたもう一回あの家に… お前の家に連れてって 216 00:15:08,366 --> 00:15:11,328 明楽さんの言うとおりじゃ 217 00:15:11,369 --> 00:15:15,373 あんたは 家族の所へ帰らんといかん 218 00:15:15,373 --> 00:15:26,384 ♪~ 219 00:15:26,384 --> 00:15:31,389 (火穂の寝息) 220 00:15:31,389 --> 00:15:44,402 ♪~ 221 00:16:01,419 --> 00:16:03,421 (かなたの嗅ぐ音) 222 00:16:04,422 --> 00:16:06,424 (嗅ぐ音) 223 00:16:11,388 --> 00:16:13,306 (灯子)ああ… 224 00:16:13,390 --> 00:16:16,309 (カラスの鳴き声) (灯子)ウワッ 225 00:16:16,393 --> 00:16:21,398 ハァハァハァあっ… 226 00:16:26,403 --> 00:16:29,322 (嗅ぐ音) 227 00:16:29,406 --> 00:16:33,326 (灯子)飼い主さんにおいまだ残って… (嗅ぐ音) 228 00:16:33,410 --> 00:16:36,329 (うなり声) (灯子)ん? 229 00:16:36,413 --> 00:16:38,415 んん? 230 00:16:43,420 --> 00:16:45,422 (灯子)ハッ… 231 00:16:49,426 --> 00:16:52,429 (うなり声) 232 00:16:55,432 --> 00:16:57,350 (煌四)かなた! (灯子)んっ 233 00:16:57,434 --> 00:17:01,438 (煌四)君も早く!こっちだ 234 00:17:05,442 --> 00:17:08,278 (煌四)早く! (灯子)あっ… 235 00:17:08,361 --> 00:17:10,363 ハッ… 236 00:17:11,364 --> 00:17:14,284 ハァハァハァ… (衝撃音) 237 00:17:14,367 --> 00:17:16,286 (灯子)ハッ… 238 00:17:16,369 --> 00:17:18,371 (煌四)早く! 239 00:17:18,371 --> 00:17:35,388 ♪~ 240 00:17:39,392 --> 00:17:44,397 (2人の荒い息) 241 00:17:53,406 --> 00:17:58,411 (2人の荒い息) 242 00:18:00,413 --> 00:18:04,334 (煌四)足が速いな 243 00:18:04,417 --> 00:18:07,295 (灯子)さっきのあれは? 244 00:18:07,337 --> 00:18:12,300 (煌四)しのびだ神族の使い魔 245 00:18:12,342 --> 00:18:14,302 (灯子)しのび? (煌四)ああ 246 00:18:14,344 --> 00:18:18,306 恐らく僕を監視していたんだろう 247 00:18:18,348 --> 00:18:23,311 かなた やっぱりお前だったんだな 248 00:18:23,353 --> 00:18:25,313 綺羅が会った犬は… 249 00:18:25,355 --> 00:18:27,315 帰ってきたんだな 250 00:18:27,357 --> 00:18:31,319 (灯子)火狩り様のご家族…ですね? 251 00:18:31,361 --> 00:18:35,323 (煌四)「様」が付くような 身分じゃないけど 252 00:18:35,365 --> 00:18:38,326 僕の名は煌四この犬の飼い主 253 00:18:38,368 --> 00:18:42,330 火狩りの灰十は僕の父だ 254 00:18:42,372 --> 00:18:46,334 (灯子)火狩り様に 命を助けていただいた者です 255 00:18:46,376 --> 00:18:49,337 森で炎魔に 襲われましたところを… 256 00:18:49,379 --> 00:18:54,342 そんときに火狩り様が 傷を負いなさって… 257 00:18:54,384 --> 00:18:59,389 森で…死になさりました 258 00:19:00,390 --> 00:19:05,353 墓は村に… 私を助けるためにごめんなさい 259 00:19:05,395 --> 00:19:08,273 ホントごめんなさい 260 00:19:08,356 --> 00:19:12,277 こっこれを 形見の鎌と守り… 261 00:19:12,360 --> 00:19:17,282 あっそっちはちょっと ホントごめんなさい 262 00:19:17,365 --> 00:19:22,287 これを形見の鎌とかなたを お返しに参りました 263 00:19:22,370 --> 00:19:27,375 (すすり泣き) 264 00:19:30,378 --> 00:19:32,297 (煌四)そうか 265 00:19:32,380 --> 00:19:37,302 父は君を助けて死んだのか それならよかった 266 00:19:37,385 --> 00:19:39,387 (灯子)えっ? 267 00:19:40,388 --> 00:19:43,308 (煌四)ありがとう かなたを連れてきてくれて 268 00:19:43,391 --> 00:19:46,311 妹もきっと大喜びするよ 269 00:19:46,394 --> 00:19:50,315 父は家族を捨てて 出ていったのだと… 270 00:19:50,398 --> 00:19:52,317 ずっと憎んでた 271 00:19:52,400 --> 00:19:56,321 でも最後に人を助けて 死んだんだね 272 00:19:56,404 --> 00:19:58,323 教えてくれてありがとう 273 00:19:58,406 --> 00:20:02,327 (灯子)火狩り様は命の恩人です 274 00:20:02,410 --> 00:20:05,330 とっても偉い方でした 275 00:20:05,413 --> 00:20:07,332 (煌四)君… (灯子)ハッ 276 00:20:07,415 --> 00:20:10,335 (煌四)灯子っていうんだよね? (灯子)えっ 277 00:20:10,418 --> 00:20:13,338 (煌四)灯りの子って書いて灯子 278 00:20:13,421 --> 00:20:18,343 綺羅は人の名前を 文字を見て覚えるのが得意なんだ 279 00:20:18,426 --> 00:20:24,432 (灯子)あっじゃあ煌四さんは あのお姉さんのお友達 280 00:20:25,433 --> 00:20:29,354 (煌四)君は早めに首都から 離れたほうがいい 281 00:20:29,437 --> 00:20:32,357 もうすぐこの街では争いが起きる 282 00:20:32,440 --> 00:20:35,360 蜘蛛と呼ばれる連中が… 283 00:20:35,443 --> 00:20:40,365 (灯子)えっ蜘蛛は火を… 本物の火を使いよります 284 00:20:40,448 --> 00:20:43,368 そういうことじゃったら お兄さんも→ 285 00:20:43,451 --> 00:20:46,371 ここにおりなさったら危ない 286 00:20:46,454 --> 00:20:49,374 (煌四)何で… どうしてそれを知ってるんだ 287 00:20:49,457 --> 00:20:52,460 君は一体… 288 00:20:53,461 --> 00:20:56,381 (うなり声) 289 00:20:56,464 --> 00:20:59,384 (煌四)とにかく一旦ここを離れよう 290 00:20:59,467 --> 00:21:02,470 ここだとまたしのびに見つかる 291 00:21:07,392 --> 00:21:12,355 (煌四)見つかった? (灯子)あれは木々人木々人様じゃ! 292 00:21:12,397 --> 00:21:15,358 (煌四)木々人?あっ待って! 293 00:21:15,400 --> 00:21:19,362 (灯子)そうじゃ首都にも 木々人様の仲間がいなさると→ 294 00:21:19,404 --> 00:21:24,409 そう言いなさった 確か隔離地区に仲間がおるって 295 00:21:25,410 --> 00:21:27,370 あれは間違いなく木々人様じゃ 296 00:21:27,412 --> 00:21:30,373 木々人様は村で私らに薬を! 297 00:21:30,415 --> 00:21:32,375 (煌四)いやだから見つかっちゃうって! 298 00:21:32,417 --> 00:21:36,379 (灯子)木々人様の薬なら照三さんにも 299 00:21:36,421 --> 00:21:38,423 (煌四)え? 300 00:21:43,428 --> 00:21:46,431 (煌四)かなた? (灯子)かなた! 301 00:21:47,432 --> 00:21:49,392 (煌四)隔離地区の場所なら知ってる 302 00:21:49,434 --> 00:21:53,438 君一人で追っていったんじゃ 迷子になるだけだぞ 303 00:21:54,439 --> 00:21:56,399 僕が連れていく 304 00:21:56,441 --> 00:22:01,446 そのかわりに教えてくれ 蜘蛛が使う火のことを 305 00:22:01,446 --> 00:23:53,432 ♪~ 306 00:23:55,434 --> 00:24:04,443 ♪~