1 00:00:07,425 --> 00:00:09,343 <ついに灯子は首都で→ 2 00:00:09,427 --> 00:00:14,348 狩り犬かなたの家族 煌四との出会いを果たす> 3 00:00:14,432 --> 00:00:19,353 <だがそれはしのびという 思いもよらぬ新たな驚異→ 4 00:00:19,437 --> 00:00:24,442 そして 神族との出会いでもあった> 5 00:00:26,444 --> 00:01:55,449 ♪~ 6 00:01:57,451 --> 00:01:59,370 <居住区と工場地帯を分かつ→ 7 00:01:59,453 --> 00:02:01,372 首都最大の水路> 8 00:02:01,455 --> 00:02:04,375 <そこに架かる 長大な橋を渡ると→ 9 00:02:04,458 --> 00:02:09,338 そこには運搬用の水路を 縦横に巡らせた→ 10 00:02:09,380 --> 00:02:13,384 首都の工場地帯が広がっていた> 11 00:02:14,385 --> 00:02:18,347 (灯子)お兄さん ここはあの世かどっかですか? 12 00:02:18,389 --> 00:02:21,350 (煌四)あの世なんかじゃない 工場地帯… 13 00:02:21,392 --> 00:02:23,352 神の庭とか 呼ばれているらしいけど 14 00:02:23,394 --> 00:02:26,355 ここは森とも通じてるんだ 15 00:02:26,397 --> 00:02:28,357 南端にトンネルがあって→ 16 00:02:28,399 --> 00:02:32,403 そこから 火狩りや回収車が出入りする 17 00:02:35,406 --> 00:02:39,368 (煌四)僕のことは煌四でいいよ (灯子)煌四… 18 00:02:39,410 --> 00:02:41,370 (煌四)煌は「大きな火」 19 00:02:41,412 --> 00:02:44,373 四は「安定」や「完全」を 意味するんだそうだ 20 00:02:44,415 --> 00:02:46,375 綺羅が教えてくれた 21 00:02:46,417 --> 00:02:48,377 (灯子)大きな火? 22 00:02:48,419 --> 00:02:51,380 (煌四)どんな火だか知らないけどね 23 00:02:51,422 --> 00:02:54,383 (灯子)さっき 煌四さんの投げなさったん→ 24 00:02:54,425 --> 00:02:57,386 雷みたいじゃった (煌四)雷瓶だよ 25 00:02:57,428 --> 00:03:01,390 衝撃を与えると さっきみたいに閃光を放つんだ 26 00:03:01,432 --> 00:03:05,394 炎魔の火を使う雷瓶と 大して変わらないんだけど→ 27 00:03:05,436 --> 00:03:08,314 代わりに雷火が入ってるんだ 28 00:03:08,397 --> 00:03:13,319 (灯子)雷火が入った雷瓶 そんな貴重な物… 29 00:03:13,402 --> 00:03:17,323 (煌四)さっきのしのびの正体は ただの紙切れなんだ 30 00:03:17,406 --> 00:03:19,325 神族が どっかで操ってるんだけど→ 31 00:03:19,408 --> 00:03:23,329 まじないを解けば ただの紙に戻る 32 00:03:23,412 --> 00:03:26,332 雷瓶が効いてよかったよ 33 00:03:26,415 --> 00:03:28,417 (かなたのうなり声) 34 00:03:28,417 --> 00:03:38,427 ♪~ 35 00:03:38,427 --> 00:03:41,430 (灯子)わあ… 36 00:03:44,433 --> 00:03:47,436 (灯子)ああ… 37 00:03:49,438 --> 00:03:51,357 (煌四)薬をもらうんだろ? 38 00:03:51,440 --> 00:03:57,363 (灯子)お世話になった人が ひどいけがをしとりなさるんです 39 00:03:57,446 --> 00:04:00,366 (煌四)木々人は薬で村の人たちを助ける 40 00:04:00,449 --> 00:04:04,370 そして神族しか知らないような 古い知識を持っている 41 00:04:04,453 --> 00:04:07,331 (灯子)揺るる火のことも…ですか? 42 00:04:07,373 --> 00:04:10,334 (煌四)えっ! どうしてそんなことまで? 43 00:04:10,376 --> 00:04:14,338 (サイレン) 44 00:04:14,380 --> 00:04:17,341 (灯子)あっ… (煌四)休憩時間の合図だ急ごう 45 00:04:17,383 --> 00:04:22,388 (サイレン) 46 00:04:25,391 --> 00:04:28,394 (煌四)ンッ…ウウッ 47 00:04:30,396 --> 00:04:33,357 ンッ…駄目だ 48 00:04:33,399 --> 00:04:35,359 完全にさびて固まってる 49 00:04:35,401 --> 00:04:37,361 (かなたのうなり声) (灯子)ん? 50 00:04:37,403 --> 00:04:40,406 あ… (煌四)あっああ… 51 00:04:43,409 --> 00:04:46,412 (煌四)かなたそこか? 52 00:04:47,413 --> 00:04:49,415 (鳥の鳴き声) 53 00:04:50,416 --> 00:04:52,376 (灯子)木々人さん 54 00:04:52,418 --> 00:04:55,421 (鳥の鳴き声) 55 00:04:56,422 --> 00:04:58,382 (灯子)木々人さんお薬を! 56 00:04:58,424 --> 00:05:01,385 仲間が ひどいけがをしておって… 57 00:05:01,427 --> 00:05:05,389 お薬を分けてもらうことは できませんか?あっ… 58 00:05:05,431 --> 00:05:07,391 (煌四)行こう 59 00:05:13,397 --> 00:05:15,399 (煌四)アアッ! 60 00:05:16,400 --> 00:05:21,321 (灯子)私はかなたと一緒に 回収車に乗せてもろうたんです 61 00:05:21,405 --> 00:05:24,324 回収車には私だけじゃのうて→ 62 00:05:24,408 --> 00:05:28,328 厄払いの花嫁さんたちが 乗っとりなさってて 63 00:05:28,412 --> 00:05:31,415 そいで火穂さんの… 64 00:05:34,418 --> 00:05:36,336 (煌四)村の守り神の竜神が→ 65 00:05:36,420 --> 00:05:40,340 蜘蛛に操られて 回収車を襲ったなんて… 66 00:05:40,424 --> 00:05:44,344 でもその明楽っていう 火狩りの言うとおりなら… 67 00:05:44,428 --> 00:05:47,347 僕の父は無垢紙を使って→ 68 00:05:47,431 --> 00:05:50,350 誰に何の手紙を 書くつもりだったんだろう 69 00:05:50,434 --> 00:05:56,356 (灯子)村では無垢紙は姫神様が 手紙を書くための献上品じゃと 70 00:05:56,440 --> 00:05:59,359 (煌四)姫神…手揺姫は祝詞を… 71 00:05:59,443 --> 00:06:03,363 この世をことほぐ歌を書く 72 00:06:03,447 --> 00:06:05,365 手揺姫はその命によって→ 73 00:06:05,449 --> 00:06:08,285 氏族たちの異能による 治世を支え→ 74 00:06:08,368 --> 00:06:13,373 姉の常花姫は火狩りの始祖である といわれている 75 00:06:20,380 --> 00:06:23,300 (煌四)常花姫は天然の火を使い→ 76 00:06:23,383 --> 00:06:28,305 自ら人体発火を起こしながら 鎌を鍛えこの世から隠れたが→ 77 00:06:28,388 --> 00:06:32,309 いまわの際に残した言葉がある 78 00:06:32,392 --> 00:06:35,312 「千年彗星の抱える火があれば→ 79 00:06:35,395 --> 00:06:38,315 人はもう 黒い森におびえずとも済む」 80 00:06:38,398 --> 00:06:43,320 「そしてその星を狩る者は 火狩りの王と呼ばれる」 81 00:06:43,403 --> 00:06:47,407 「揺るる火を狩る火狩りの王」 82 00:06:47,407 --> 00:06:58,418 ♪~ 83 00:06:58,418 --> 00:07:03,423 (灯子)これは木の幹じゃのうて…根? 84 00:07:04,424 --> 00:07:08,303 (うなり声) 85 00:07:08,345 --> 00:07:12,307 (ムクゲ) うなるなエンは悪さをしない 86 00:07:12,349 --> 00:07:15,310 (2人)あっ (煌四)あそこだ 87 00:07:15,352 --> 00:07:22,317 (ムクゲ)客人か珍しいものを シュユが連れてきた 88 00:07:22,359 --> 00:07:24,361 (ゴモジュ)キリを呼べ 89 00:07:25,362 --> 00:07:27,322 (キリ)人間? 90 00:07:27,364 --> 00:07:31,326 (ムクゲ)シュユが連れてきた客人だ (シュユ)ん? 91 00:07:31,368 --> 00:07:35,330 (キリ)ああだから 鳥なんか飼わすなと言ったのに 92 00:07:35,372 --> 00:07:39,334 もうちょっとましな暇潰しを 与えてやったらどうなんだ 93 00:07:39,376 --> 00:07:42,337 で人間が何の用? 94 00:07:42,379 --> 00:07:44,339 (煌四)この子は薬が欲しい 95 00:07:44,381 --> 00:07:49,344 僕はあなた方から 話が聞けないかと思って 96 00:07:49,386 --> 00:07:53,348 くれてやるような薬は ここにはない 97 00:07:53,390 --> 00:07:56,351 薬草や医学の知識を 与えられたのは→ 98 00:07:56,393 --> 00:08:00,355 森へ遣わされた 適合者たちだけだから 99 00:08:00,397 --> 00:08:04,359 (灯子)適合者?適合者って… 100 00:08:04,401 --> 00:08:06,361 (煌四)ではこの世界の話を 101 00:08:06,403 --> 00:08:08,280 (キリ)話? 102 00:08:08,363 --> 00:08:11,283 (煌四)地上でもうすぐ争いが起こります 103 00:08:11,366 --> 00:08:14,286 神族から何か聞いていませんか? 104 00:08:14,369 --> 00:08:18,290 神族?神族様が木々人に→ 105 00:08:18,373 --> 00:08:22,294 首都で何が起ころうと 知らせるわけがないだろう 106 00:08:22,377 --> 00:08:24,296 私らは試験体 107 00:08:24,379 --> 00:08:31,303 村の人間を助けるために 森に配属された連中とは違うんだ 108 00:08:31,386 --> 00:08:33,305 試作品で失敗作 109 00:08:33,388 --> 00:08:36,308 恥ずかしくって 人目にさらせないから→ 110 00:08:36,391 --> 00:08:42,314 神族様は私らをこの隔離地区へ 閉じ込めたってわけ 111 00:08:42,397 --> 00:08:46,318 シュユ! 二度と外へ出るんじゃないよ 112 00:08:46,401 --> 00:08:49,321 人間なんて連れてくるな! (シュユ)あっうう… 113 00:08:49,404 --> 00:08:52,324 (灯子)待って…待ってください >>うるさいな 114 00:08:52,407 --> 00:08:55,327 お前たち 何を教わったか知らないけど→ 115 00:08:55,410 --> 00:09:00,332 少なくとも私らは 神族様のご寵愛は受けてないね 116 00:09:00,415 --> 00:09:04,419 (ゴモジュ)モグラ (キリ)モグラ? 117 00:09:05,420 --> 00:09:08,298 (キリ)ああこいつらか 118 00:09:08,340 --> 00:09:12,302 あっちこっちに 雷瓶を埋めまくってるのは 119 00:09:12,344 --> 00:09:15,305 木の根伝いに分かるんだよ 120 00:09:15,347 --> 00:09:17,307 (煌四)あ… 121 00:09:17,349 --> 00:09:19,309 (キリ)バレちゃまずいんだろ? 122 00:09:19,351 --> 00:09:25,315 神族に知られるのが嫌なら これ以上ここへ首を突っ込むな 123 00:09:25,357 --> 00:09:30,320 上の世界がどうなろうと 私らの知ったことじゃない 124 00:09:30,362 --> 00:09:33,323 エンこいつらを追い出せ 125 00:09:33,365 --> 00:09:39,329 (エンのうなり声) 126 00:09:39,371 --> 00:09:41,331 (うなり声) 127 00:09:41,373 --> 00:09:43,375 (煌四)あっ… 128 00:09:43,375 --> 00:09:55,387 ♪~ 129 00:09:55,387 --> 00:09:57,389 (煌四)え? 130 00:09:58,390 --> 00:10:00,392 あっ… 131 00:10:02,394 --> 00:10:05,355 (ヤナギ)やめなさい 132 00:10:05,397 --> 00:10:08,358 その子供は鎌を持っている 133 00:10:08,400 --> 00:10:11,403 エンにけがをさせますよ 134 00:10:14,406 --> 00:10:16,366 ヤナギ… 135 00:10:16,408 --> 00:10:18,368 (ヤナギ)キリたちの言ったとおり→ 136 00:10:18,410 --> 00:10:24,374 我々は木々人になり損ねて ここに隔離されているのです 137 00:10:24,416 --> 00:10:28,378 私やゴモジュと違い キリやシュユは→ 138 00:10:28,420 --> 00:10:32,382 森でやってゆけそうに 思うのですが… 139 00:10:32,424 --> 00:10:35,385 こんなもん いくら切っても生えてくる 140 00:10:35,427 --> 00:10:39,389 痛いんだ 邪魔になってしかたないんだ 141 00:10:39,431 --> 00:10:43,393 シュユは大きくならないし 中身は赤ん坊のままさ 142 00:10:43,435 --> 00:10:46,396 森じゃ生きられない 143 00:10:46,438 --> 00:10:50,400 (ヤナギ) あなたは森を越えて来たのですね 144 00:10:50,442 --> 00:10:54,404 別の仲間のにおいがします 145 00:10:54,446 --> 00:10:58,408 薬をあげられないのは残念です 146 00:10:58,450 --> 00:11:03,413 世界が一度死んだとき 神族は野に生き残った獣に→ 147 00:11:03,455 --> 00:11:07,334 火を託そうとしたのです 148 00:11:07,417 --> 00:11:12,339 かつて人は 野の生き物から火を授かった 149 00:11:12,422 --> 00:11:17,344 神族はそれらの話を 逆にたどったのです 150 00:11:17,427 --> 00:11:22,349 人も神族も共に人体発火を抱え→ 151 00:11:22,432 --> 00:11:25,352 火を使うことができなくなった 152 00:11:25,435 --> 00:11:28,355 忌むべき火を 遠ざけておくために→ 153 00:11:28,438 --> 00:11:31,358 野山の生き物へ火を返したのです 154 00:11:31,441 --> 00:11:34,361 (煌四)えっ…それって 森に住む炎魔も→ 155 00:11:34,444 --> 00:11:38,365 神族につくられた っていうことなのか? 156 00:11:38,448 --> 00:11:41,368 (ヤナギ)炎魔はこうして生まれた 157 00:11:41,451 --> 00:11:46,373 黒い森に適応し 身の内に火を抱えて生きる→ 158 00:11:46,456 --> 00:11:50,377 かつては存在しなかった獣 159 00:11:50,460 --> 00:11:54,381 その体内の火が 今のようになることは→ 160 00:11:54,464 --> 00:11:58,385 神族も 予想はしていなかったようですが 161 00:11:58,468 --> 00:12:03,390 (煌四)でもそれならどうして 常花姫は火の鎌を生んだんです? 162 00:12:03,473 --> 00:12:07,310 (ヤナギ)常花姫は獣の体内で→ 163 00:12:07,394 --> 00:12:11,314 火が人を燃やさぬものに 変わっていたことを発見し→ 164 00:12:11,398 --> 00:12:16,319 人間たちを生かすために 火の鎌を鍛えた 165 00:12:16,403 --> 00:12:21,324 火を失い住む土地を 黒い森に覆われてなお→ 166 00:12:21,408 --> 00:12:24,327 生き延びた人間たちの強さが→ 167 00:12:24,411 --> 00:12:28,331 姫神の心に 火を付けたのかもしれません 168 00:12:28,415 --> 00:12:30,333 (灯子)あ… 169 00:12:30,417 --> 00:12:33,336 (ヤナギ) あなたたち人間と同じように→ 170 00:12:33,420 --> 00:12:39,342 神族も世界の本当の死に 恐れを抱いていたのです 171 00:12:39,426 --> 00:12:42,345 {\an8}(煌四)じゃあ世界は… 今の世界の姿は→ 172 00:12:42,429 --> 00:12:45,348 {\an8}神族がつくったものなのか? 173 00:12:45,432 --> 00:12:50,353 {\an8}(ヤナギ)昔の人間も 神族と同じ程度には冷酷で→ 174 00:12:50,437 --> 00:12:54,357 {\an8}無謀であったのだろうと 思いますよ 175 00:12:54,441 --> 00:12:57,360 彼らは増え過ぎた同類や 敵対する者を→ 176 00:12:57,444 --> 00:13:02,365 効率よく排除する手段として 病原体を使って→ 177 00:13:02,449 --> 00:13:07,329 火に近づけば燃え上がる体を つくり出したのですから 178 00:13:07,370 --> 00:13:10,332 思いどおりに事が運べば→ 179 00:13:10,373 --> 00:13:13,335 必要のない人間が この星から消え去り→ 180 00:13:13,376 --> 00:13:18,381 生きるに値する人間だけが 残るはずでした 181 00:13:27,390 --> 00:13:31,394 (灯子)ウッ… (煌四)アア… 182 00:13:46,409 --> 00:13:50,372 (煌四)僕の置いてもらっている屋敷に 腕のいい医者がいる 183 00:13:50,413 --> 00:13:54,376 その人から 薬をもらえるかもしれない 184 00:13:54,417 --> 00:13:56,378 診察をお願いできるかも 185 00:13:56,419 --> 00:13:59,381 {\an8}(かなたのうなり声) (煌四/灯子)あっ… 186 00:13:59,422 --> 00:14:05,428 (かなたのうなり声) 187 00:14:12,394 --> 00:14:16,398 (煌四)逃げて! (灯子)ああ… 188 00:14:22,404 --> 00:14:24,406 (煌四)あっ 189 00:14:32,414 --> 00:14:35,417 (煌四)ああ… 190 00:14:36,418 --> 00:14:38,420 (灯子)あっ… (てまりのほえ声) 191 00:14:39,421 --> 00:14:41,423 (灯子)てまり… 192 00:14:47,429 --> 00:14:50,348 (明楽)灯子のバカ! どこで油売ってんの! 193 00:14:50,432 --> 00:14:53,351 (灯子)明楽さん…明楽さんこそ何で 194 00:14:53,435 --> 00:14:56,354 (明楽)クンの世話しろって 言ったでしょ! 195 00:14:56,438 --> 00:14:58,356 言い訳は後で聞く 196 00:14:58,440 --> 00:15:02,444 かなたてまり! この子たちを守れ! 197 00:15:03,445 --> 00:15:06,364 あっ… 198 00:15:06,448 --> 00:15:08,366 フッ!フン! 199 00:15:08,366 --> 00:15:17,375 ♪~ 200 00:15:17,375 --> 00:15:23,340 (明楽)ハァハァ… 201 00:15:23,381 --> 00:15:29,387 (かなた/てまりのうなり声) 202 00:15:29,387 --> 00:15:43,401 ♪~ 203 00:15:43,401 --> 00:15:45,362 (ひばり) このくらいにしておこうかな 204 00:15:45,403 --> 00:15:47,405 (明楽)ハッ… 205 00:15:55,413 --> 00:16:01,419 (ひばり)そこの火狩りも 姫神様の御許を血で汚すな 206 00:16:09,386 --> 00:16:12,305 (うなり声) 207 00:16:12,389 --> 00:16:14,307 (ひばり)いい犬だな 208 00:16:14,391 --> 00:16:18,311 白い獣は姫神様が好まれる 209 00:16:18,395 --> 00:16:20,397 早々に立ち去れ 210 00:16:22,399 --> 00:16:27,404 (うなり声) 211 00:16:32,409 --> 00:16:34,411 (灯子)あっ 212 00:16:39,416 --> 00:16:42,419 (てまりの鳴き声) 213 00:16:49,426 --> 00:16:52,429 (煌四)あれが…神族 214 00:16:54,431 --> 00:16:59,352 (明楽)へえすごいとこに住んでるんだな 215 00:16:59,436 --> 00:17:03,356 ここ首都でも指折りの 大金持ちの家でしょう 216 00:17:03,440 --> 00:17:08,278 (煌四)はあ…でも家族とかじゃなくて 子飼いなんです 217 00:17:08,361 --> 00:17:14,284 (明楽)子飼いってつまり 相続権のない養子みたいな? 218 00:17:14,367 --> 00:17:18,288 (煌四)だから役に立つ人間でなけりゃ ならないんです 219 00:17:18,371 --> 00:17:20,373 (明楽)ん… 220 00:17:21,374 --> 00:17:23,293 (煌四)あ… 221 00:17:23,376 --> 00:17:25,295 (明楽)ほら灯子 222 00:17:25,378 --> 00:17:29,299 (灯子)本当にありがとうございました 223 00:17:29,382 --> 00:17:34,387 木々人さんの所へも 一緒に行ってくれなさって 224 00:17:41,394 --> 00:17:45,315 (煌四)それは持っていてもらえないかな (灯子)えっ… 225 00:17:45,398 --> 00:17:49,319 (煌四)僕より 君の役に立つような気がする 226 00:17:49,402 --> 00:17:54,324 この状況で形見を届けてくれた 者がいたことが分かれば→ 227 00:17:54,407 --> 00:17:58,411 いずれ灯子たちに 迷惑がかかるかもしれない 228 00:18:01,414 --> 00:18:04,417 (煌四)それからこれを 229 00:18:05,418 --> 00:18:09,339 (灯子)ハッ… こっこんな物もらえません! 230 00:18:10,340 --> 00:18:12,300 (明楽)あ… 231 00:18:12,342 --> 00:18:15,303 うんもらっておきな灯子 232 00:18:15,345 --> 00:18:19,307 (煌四)ありがとう 遠い所まで来てくれて 233 00:18:19,349 --> 00:18:22,310 かなたを連れてきてくれて 234 00:18:22,352 --> 00:18:25,355 (灯子)ウウ… 235 00:18:25,355 --> 00:18:46,376 ♪~ 236 00:18:46,376 --> 00:18:49,337 (明楽)灯子偉かったよ 237 00:18:49,379 --> 00:18:52,340 犬と別れるのはつらいよね 238 00:18:52,382 --> 00:18:57,345 (灯子泣き声) 239 00:18:57,387 --> 00:19:00,348 (明楽)あんたみたいなチビすけが 村を出て→ 240 00:19:00,390 --> 00:19:03,351 暗い森を越えて こんな遠い所まで… 241 00:19:03,393 --> 00:19:07,272 (灯子泣き声) (明楽)よくやったよ 242 00:19:07,355 --> 00:19:14,279 (灯子泣き声) 243 00:19:14,362 --> 00:19:17,282 (明楽)さあ帰るよおぶさりな 244 00:19:17,365 --> 00:19:20,285 (灯子)ええです歩けます 245 00:19:20,368 --> 00:19:24,289 (明楽)そんなに泣いてるやつを 連れて歩けないよ 246 00:19:24,372 --> 00:19:27,292 私が警吏に怪しまれちまう 247 00:19:27,375 --> 00:19:29,294 (灯子泣き声) 248 00:19:29,377 --> 00:19:32,380 (鼻をすする音) 249 00:19:37,385 --> 00:19:39,304 (クン)お姉ちゃん! (明楽)どうした?クン 250 00:19:39,387 --> 00:19:41,306 (クン)遣い虫が死んじゃったから→ 251 00:19:41,389 --> 00:19:44,309 お姉ちゃんも 死んじゃったと思って 252 00:19:44,392 --> 00:19:46,311 (明楽)遣い虫? 253 00:19:46,394 --> 00:19:50,315 (クン)生きてた (火穂)灯子どこに行ってたの? 254 00:19:50,398 --> 00:19:52,317 クンは動かなくなったり 動いたと思ったら→ 255 00:19:52,400 --> 00:19:55,403 今度は泣いて暴れるし… 256 00:19:58,406 --> 00:20:01,326 (火穂)灯子寝てるの? 257 00:20:01,409 --> 00:20:05,413 あれかなたは? 258 00:20:09,417 --> 00:20:12,420 (灯子)ウウ… 259 00:20:14,422 --> 00:20:16,424 (火穂)灯子… 260 00:20:21,429 --> 00:20:23,348 (灯子すすり泣き) 261 00:20:23,431 --> 00:20:27,352 \(照三のうめき声) (灯子)聞こえる 262 00:20:27,435 --> 00:20:29,354 (火穂)何? 263 00:20:29,437 --> 00:20:32,357 \(照三の叫び声) (火穂)ハッ! 264 00:20:32,440 --> 00:20:34,359 \(照三の叫び声) 265 00:20:34,442 --> 00:20:36,361 (明楽)照三 266 00:20:36,444 --> 00:20:39,364 \(照三のうめき声) 267 00:20:39,447 --> 00:20:45,370 ウウ…ウワーッ! 268 00:20:45,453 --> 00:20:50,458 クソ…痛えよう何だよこれ 269 00:20:52,460 --> 00:20:55,380 (照三)痛え腹減った 270 00:20:55,463 --> 00:20:58,383 (火穂)ちょっとあんた 他に言うことはないの? 271 00:20:58,466 --> 00:21:02,387 (明楽)ホント護衛失格の 私が言うのも何だけど→ 272 00:21:02,470 --> 00:21:05,473 あんまり 火穂に苦労かけるんじゃないよ 273 00:21:08,393 --> 00:21:14,357 (緋名子の泣き声) 274 00:21:14,399 --> 00:21:17,360 (クヌギ)揺るる火は このような世界を見て→ 275 00:21:17,402 --> 00:21:20,363 怒っておるぞ 276 00:21:20,405 --> 00:21:23,366 手揺姫は 揺るる火を鎮めるための→ 277 00:21:23,408 --> 00:21:27,370 手紙を書き続けておるのだ 278 00:21:27,412 --> 00:21:33,376 揺るる火が荒ぶれば 世界はまた焼き尽くされるぞ 279 00:21:33,418 --> 00:21:37,380 神族はそれを怖がっているのだ 280 00:21:37,422 --> 00:21:40,383 わしは知っておるぞ 281 00:21:40,425 --> 00:21:44,387 火狩りの王が 現れようとしているのだ 282 00:21:44,429 --> 00:21:49,392 その名を付けた 常花姫の思いのとおりに 283 00:21:49,434 --> 00:21:54,397 人が神族に代わって 揺るる火に許しを乞うのだ 284 00:21:54,439 --> 00:21:59,402 火狩りの王が揺るる火に 285 00:21:59,444 --> 00:22:04,407 だがそれも 揺るる火の耳には入るまい 286 00:22:04,449 --> 00:22:07,326 その怒りは止まるまい 287 00:22:07,410 --> 00:22:12,331 揺るる火が 世界を焼き尽くすならそうさせろ 288 00:22:12,415 --> 00:22:14,333 迎え火をともせ 289 00:22:14,417 --> 00:22:18,421 星を呼ぶ迎え火を! 290 00:22:26,429 --> 00:23:54,433 ♪~ 291 00:23:56,435 --> 00:24:05,444 ♪~