1 00:00:07,425 --> 00:00:10,344 <火狩り灰十の遺族 煌四と緋名子の元へ→ 2 00:00:10,428 --> 00:00:13,347 かなたは帰った> 3 00:00:13,431 --> 00:00:16,350 <一方燠火家当主油百七は→ 4 00:00:16,434 --> 00:00:20,354 黒い森に住む蜘蛛たちの 首都侵攻に備え→ 5 00:00:20,438 --> 00:00:25,443 煌四に雷撃砲の完成を 急がせていた> 6 00:00:26,444 --> 00:01:56,450 ♪~ 7 00:01:59,453 --> 00:02:01,372 (油百七)確かにこの犬が→ 8 00:02:01,455 --> 00:02:05,376 君たちのお父上が 連れていた狩り犬なのだね? 9 00:02:05,459 --> 00:02:09,338 崖のトンネルを抜けて ということか… 10 00:02:09,380 --> 00:02:14,343 しかし犬だけ帰ってきた ということは… 11 00:02:14,385 --> 00:02:19,390 (煌四)んん… (緋名子のすすり泣き) 12 00:02:21,392 --> 00:02:24,353 (火華)その犬あの炉六とかいう 火狩りに→ 13 00:02:24,395 --> 00:02:26,355 連れていかせることは できないの? 14 00:02:26,397 --> 00:02:29,358 (綺羅)お母様そんな… 15 00:02:29,400 --> 00:02:31,360 (火華)ごめんなさいね 16 00:02:31,402 --> 00:02:35,364 煌四さんや緋名子ちゃんに 悪気があって言うのではないのよ 17 00:02:35,406 --> 00:02:38,367 私どうしても獣が駄目で 18 00:02:38,409 --> 00:02:43,372 かまわん煌四君たち兄妹にとって 大切な犬だ 19 00:02:43,414 --> 00:02:47,376 我が家に置くのに 何の問題もないだろう 20 00:02:47,418 --> 00:02:50,379 犬の1匹や2匹… 21 00:02:50,421 --> 00:02:54,425 拾いものを養うのは これで3匹目よ 22 00:02:56,427 --> 00:03:00,389 (油百七)洗ってやりなさい そのあとで餌を与えるんだ 23 00:03:00,431 --> 00:03:02,391 (緋名子)私のお部屋に入れちゃ 駄目ですか? 24 00:03:02,433 --> 00:03:04,393 (煌四)あっ… 25 00:03:04,435 --> 00:03:08,314 (油百七) まあいいだろうかまわんよ 26 00:03:08,397 --> 00:03:12,401 そのほうが緋名子君の容体も 落ち着きそうだ 27 00:03:27,416 --> 00:03:33,422 (煌四)緋名子父さんはな森で死んだ 28 00:03:35,424 --> 00:03:38,344 ん?緋名子? 29 00:03:38,427 --> 00:03:40,429 ん? 30 00:03:43,432 --> 00:03:47,353 (煌四)かなたが帰ってきてよかったな 31 00:03:47,436 --> 00:03:49,355 \(遠雷) 32 00:03:49,438 --> 00:03:52,358 (煌四)今度ちゃんとお礼をしなきゃな 33 00:03:52,441 --> 00:03:55,361 かなたを 連れてきてくれた人たちに 34 00:03:55,444 --> 00:03:59,448 寝るときは ちゃんと寝台を使うんだぞ 35 00:04:06,455 --> 00:04:08,374 (雷鳴) 36 00:04:13,379 --> 00:04:15,381 (煌四)ん? 37 00:04:18,384 --> 00:04:20,386 (煌四)あっ… 38 00:04:22,388 --> 00:04:26,350 (ドアの開閉音) (煌四)遅くなりました 39 00:04:26,392 --> 00:04:30,354 あっ… (炉六)よう坊主 40 00:04:30,396 --> 00:04:32,356 (明楽)はじめまして (煌四)あっ 41 00:04:32,398 --> 00:04:35,359 (炉六)今当主殿にも 話していたところなんだが→ 42 00:04:35,401 --> 00:04:40,406 この火狩りの娘は当主殿に 大切な知らせがあるそうだ 43 00:04:43,409 --> 00:04:49,415 火急の用なのだろう このまま話してもらって結構だ 44 00:04:53,419 --> 00:04:56,422 (明楽)蜘蛛が動きだしました 45 00:04:57,423 --> 00:05:00,384 西の森で 竜に襲われた回収車を見ました 46 00:05:00,426 --> 00:05:02,386 襲われた回収車? 47 00:05:02,428 --> 00:05:06,390 (明楽)2台ともひどいありさまでした 48 00:05:06,432 --> 00:05:09,309 竜はどこかの 守り神だったようです 49 00:05:09,393 --> 00:05:12,312 蜘蛛が毒虫にかませて 操ったのではないかと 50 00:05:12,396 --> 00:05:17,317 森の入り江でも火に焼かれた 火狩りたちが大勢死んでいた 51 00:05:17,401 --> 00:05:21,321 蜘蛛たちが古代の火を 扱える体になったことを→ 52 00:05:21,405 --> 00:05:24,324 当主殿はご存じですか? 53 00:05:24,408 --> 00:05:26,326 回収車が守り神に襲われ→ 54 00:05:26,410 --> 00:05:29,329 大勢の火狩りが 蜘蛛の使う古代の火で→ 55 00:05:29,413 --> 00:05:32,332 焼き殺された…というのか 56 00:05:32,416 --> 00:05:37,337 (明楽)このままでは回収車を待つ村々に 火が供給されません 57 00:05:37,421 --> 00:05:42,342 次の回収車をすぐにでも 出発させていただきたい 58 00:05:42,426 --> 00:05:47,347 だがそれは 神族に進言すべきことでは? 59 00:05:47,431 --> 00:05:49,349 (明楽)それでは間に合いません 60 00:05:49,433 --> 00:05:52,352 姫神の憑依獣が 回収車を襲った段階で→ 61 00:05:52,436 --> 00:05:55,355 神族はそれに気付いたはず 62 00:05:55,439 --> 00:05:59,359 しかし何の手も 打った様子はありません 63 00:05:59,443 --> 00:06:03,447 どうやら神様たちは 当てにならないようだ 64 00:06:04,448 --> 00:06:07,284 (油百七)回収車の乗員の鑑札か 65 00:06:07,367 --> 00:06:11,288 (明楽)焼け焦げた死体から 1つもらってきました 66 00:06:11,371 --> 00:06:16,376 証拠と利益の見込みなしには 首都の人間は動かない 67 00:06:17,377 --> 00:06:22,299 村に住む人間たちは 素朴な信仰心があついと聞く 68 00:06:22,382 --> 00:06:25,302 確かにここで首都の工場が 恩を売っておいて→ 69 00:06:25,385 --> 00:06:28,388 損はないかもしれん 70 00:06:29,389 --> 00:06:31,308 流れの火狩りだということだが→ 71 00:06:31,391 --> 00:06:36,313 蜘蛛についてもっと 調べてもらうことはできるかね 72 00:06:36,396 --> 00:06:39,316 (明楽)回収車を出してもらえるなら 73 00:06:39,399 --> 00:06:42,319 (油百七) 明日にでも手はずを整えよう 74 00:06:42,402 --> 00:06:46,323 (明楽)入り江から舟で首都まで2日 75 00:06:46,406 --> 00:06:48,325 蜘蛛が首都へ 向かっているとすれば→ 76 00:06:48,408 --> 00:06:51,328 仲間を集めながら森を抜けるはず 77 00:06:51,411 --> 00:06:55,415 10日…というところでしょうか 78 00:06:57,417 --> 00:07:01,421 {\an8}では我々はこれで… (てまりの鳴き声) 79 00:07:08,345 --> 00:07:12,307 (油百七)しかしここにきて いろいろ珍妙な連中が→ 80 00:07:12,349 --> 00:07:15,310 首を突っ込んでくるものだな 81 00:07:15,352 --> 00:07:17,312 大昔の人間たちは→ 82 00:07:17,354 --> 00:07:22,317 道楽のためにあんな品種を つくり出したそうだが… 83 00:07:22,359 --> 00:07:26,321 (煌四)他にも不確定要素が 加わるかもしれません 84 00:07:26,363 --> 00:07:31,326 君が以前言っていた 千年彗星とやらのことかね? 85 00:07:31,368 --> 00:07:38,333 旧世界の人間が神族と共に製造し 制御し切れなくなったという 86 00:07:38,375 --> 00:07:42,379 おとぎ話の類いだろう 87 00:07:43,380 --> 00:07:45,340 {\an8}(明楽)犬が好きなんだね 88 00:07:45,382 --> 00:07:49,344 {\an8}てまりが私以外の人間に こんなに懐くなんて初めてだ 89 00:07:49,386 --> 00:07:51,346 ありがとうございます 90 00:07:51,388 --> 00:07:54,349 大事な狩り犬を 抱かせてくださって 91 00:07:54,391 --> 00:07:57,352 (明楽)また連れてくるよ 92 00:07:57,394 --> 00:07:59,396 (煌四)あ… 93 00:08:00,397 --> 00:08:02,399 フフッ 94 00:08:03,400 --> 00:08:05,402 (煌四)ん? 95 00:08:10,365 --> 00:08:15,287 (煌四)ああハァ… 96 00:08:15,370 --> 00:08:19,291 (ひばり) がん首そろえて蜘蛛退治の算段か (煌四)あっ…ハッ 97 00:08:19,374 --> 00:08:23,295 (ひばり)そう怖がるな 取って食おうってわけじゃない 98 00:08:23,378 --> 00:08:25,380 (煌四)ハッ… 99 00:08:26,381 --> 00:08:28,300 まずは名乗ろうか 100 00:08:28,383 --> 00:08:35,307 風氏族のひばり しのびの統括を任されている 101 00:08:35,390 --> 00:08:37,309 (煌四)風…氏族 102 00:08:37,392 --> 00:08:41,313 (ひばり) お前とあの村娘は面白いなあ 103 00:08:41,396 --> 00:08:45,317 お前たちはここがいかなる 世界かを知ろうとしている 104 00:08:45,400 --> 00:08:48,320 どうにか助かろうと あがくのでもない 105 00:08:48,403 --> 00:08:50,322 破滅を望むのでもない 106 00:08:50,405 --> 00:08:53,325 この世界がいかにあるのか→ 107 00:08:53,408 --> 00:08:57,412 ただそれだけを知ろうと 強く思っている 108 00:08:59,414 --> 00:09:01,333 (ひばり)あの火狩りの言葉を 補足しておこう 109 00:09:01,416 --> 00:09:03,335 (煌四)あっ 110 00:09:03,418 --> 00:09:06,338 蜘蛛が来るのは 今から9日後の夜だ 111 00:09:06,421 --> 00:09:12,302 森に散在する仲間を集め 天然の火を携えて首都を襲う 112 00:09:12,344 --> 00:09:14,304 (煌四)なぜそれを僕に話すんだ 113 00:09:14,346 --> 00:09:17,307 (ひばり)面白いからだよ 114 00:09:17,349 --> 00:09:19,309 蜘蛛が首都を 焼き尽くそうというのなら→ 115 00:09:19,351 --> 00:09:22,312 そうすればいい 116 00:09:22,354 --> 00:09:25,315 そろそろ 寿命が尽きるのかもしれないな 117 00:09:25,357 --> 00:09:28,318 この世界の寿命が 118 00:09:28,360 --> 00:09:34,324 まあ破滅は蜘蛛が もたらすのではないかもしれない 119 00:09:34,366 --> 00:09:39,329 蜘蛛より先に星の子が 帰ってくるつもりらしいから 120 00:09:39,371 --> 00:09:42,332 (煌四)揺るる火のことか? 121 00:09:42,374 --> 00:09:45,335 火狩りの王 122 00:09:45,377 --> 00:09:48,338 お前の父親は それになる者かもしれなかった 123 00:09:48,380 --> 00:09:50,340 (煌四)え? 124 00:09:50,382 --> 00:09:54,386 (ひばり)森で倒れたのは 幸運だったのかもしれないな 125 00:09:56,388 --> 00:10:00,392 揺るる火を狩ることは 僕が許さない 126 00:10:00,392 --> 00:10:11,403 ♪~ 127 00:10:12,404 --> 00:10:14,406 (煌四)ハッ… 128 00:10:29,421 --> 00:10:32,382 (炬口家当主)お待たせしました 129 00:10:32,424 --> 00:10:36,386 何とか設計図どおりに 組み上げたが… 130 00:10:36,428 --> 00:10:38,388 紹介しておこう 131 00:10:38,430 --> 00:10:42,392 発射装置の製作をお願いした 炬口家の当主殿と… 132 00:10:42,434 --> 00:10:45,395 (燻家当主) 燻家は栽培工場ですが→ 133 00:10:45,437 --> 00:10:48,398 炬口さんに 手伝っていただきました 134 00:10:48,440 --> 00:10:51,401 (煌四)はじめまして煌四です 135 00:10:51,443 --> 00:10:53,403 心配はご無用に願いたい 136 00:10:53,445 --> 00:10:56,406 彼は学院の元特別生で→ 137 00:10:56,448 --> 00:10:59,409 今は我が家で 研究を行ってもらっているが→ 138 00:10:59,451 --> 00:11:02,454 今回の作戦の発案者だ 139 00:11:03,455 --> 00:11:08,335 皆さん来るべきときに 万事滞りなきよう 140 00:11:08,418 --> 00:11:10,420 ではあちらへ 141 00:11:18,428 --> 00:11:20,347 回収車… 142 00:11:20,430 --> 00:11:22,349 (煌四)十分な動力を引き出すために→ 143 00:11:22,432 --> 00:11:26,436 整備中の回収車を お借りして使います 144 00:11:36,446 --> 00:11:38,448 おお… 145 00:11:40,450 --> 00:11:42,452 これは… 146 00:11:43,453 --> 00:11:47,374 (炬口家当主)はい 実はこれがどう作動するのか… 147 00:11:47,457 --> 00:11:50,377 (煌四)この装置は 中央書庫で発見した→ 148 00:11:50,460 --> 00:11:54,381 旧時代の兵器を参考に 設計しました 149 00:11:54,464 --> 00:11:57,384 旧時代の人々は この装置のことを→ 150 00:11:57,467 --> 00:12:00,470 高射砲と呼んでいたようです 151 00:12:02,472 --> 00:12:05,392 過日高射砲と呼ばれた兵器は→ 152 00:12:05,475 --> 00:12:08,311 高高度を飛行する航空機を 狙い撃つため→ 153 00:12:08,395 --> 00:12:11,314 大迎角や速い旋回速度→ 154 00:12:11,398 --> 00:12:15,318 長大な砲身を 必要としたようですが… 155 00:12:15,402 --> 00:12:20,323 今回の計画では地上の固定目標に 落下させるのが目的ですから→ 156 00:12:20,407 --> 00:12:22,325 そこまでは… 157 00:12:22,409 --> 00:12:24,327 了解した 158 00:12:24,411 --> 00:12:28,331 (煌四)砲弾には雷火を充填した 雷瓶を納めます 159 00:12:28,415 --> 00:12:33,420 (油百七)うむその砲弾の威力は 先日見せてもらった 160 00:12:33,420 --> 00:13:27,390 ♪~ 161 00:13:27,390 --> 00:13:31,394 (執事) 〔旦那様準備が整いました〕 162 00:13:34,397 --> 00:13:38,360 (煌四)〔風向きが変わらないうちに 打ち上げましょう〕 163 00:13:38,401 --> 00:13:40,362 〔始めろ〕 164 00:13:40,403 --> 00:13:42,405 (執事)〔かしこまりました〕 165 00:13:42,405 --> 00:13:59,422 ♪~ 166 00:13:59,422 --> 00:14:03,385 (放電音) 167 00:14:03,426 --> 00:14:05,428 (煌四)〔ハッ…〕 168 00:14:10,392 --> 00:14:15,397 (衝撃音) 169 00:14:18,400 --> 00:14:22,320 (煌四)〔雷撃そのものが人体を 発火させることはありませんが→ 170 00:14:22,404 --> 00:14:26,324 瞬間的に発生した衝撃波が 周辺の建物を倒壊させ→ 171 00:14:26,408 --> 00:14:30,328 部分的な火災を起こす 可能性はあります〕 172 00:14:30,412 --> 00:14:34,332 〔実際に使用する 雷瓶の威力は?〕 173 00:14:34,416 --> 00:14:37,335 (煌四)〔これの倍かそれ以上…〕 174 00:14:37,419 --> 00:14:40,338 〔結構だ それだけの威力があれば→ 175 00:14:40,422 --> 00:14:43,341 蜘蛛はもちろん 神族も無事では済むまい〕 176 00:14:43,425 --> 00:14:45,343 (煌四)〔えっ…〕 177 00:14:45,427 --> 00:14:50,348 〔神宮での埋め込みも 明日の夜には完了する〕 178 00:14:50,432 --> 00:14:53,351 (煌四)〔神宮にも…でもそれだと→ 179 00:14:53,435 --> 00:14:57,355 神族たちの戦いに 直接介入することに…〕 180 00:14:57,439 --> 00:14:59,441 〔介入するのだ〕 181 00:15:00,442 --> 00:15:06,364 〔まさか神族と蜘蛛が都合良く 共倒れになってくれたらなどと→ 182 00:15:06,448 --> 00:15:10,368 虫のいいことを 考えてはいないだろうな〕 183 00:15:12,370 --> 00:15:36,394 ♪~ 184 00:15:36,394 --> 00:15:38,355 (作業員)回収車起動します 185 00:15:38,396 --> 00:15:43,401 (起動音) 186 00:15:43,401 --> 00:15:57,415 ♪~ 187 00:15:57,415 --> 00:16:00,377 (サイレン) 188 00:16:00,418 --> 00:16:05,423 午後の操業が始まる 大きな音を隠すなら… 189 00:16:08,385 --> 00:16:12,389 (発射音) 190 00:16:22,399 --> 00:16:27,404 (放電音) 191 00:16:52,429 --> 00:16:55,432 (煌四)ん?あっ… 192 00:17:03,440 --> 00:17:05,358 (明楽)雷瓶ありがとう 193 00:17:05,442 --> 00:17:07,277 仲間に大けがしたやつがいてさ 194 00:17:07,360 --> 00:17:12,282 あれで薬代と医者への支払いが 一度に済んじゃったよ 195 00:17:12,365 --> 00:17:14,284 (煌四)あの鑑札の方ですか? 196 00:17:14,367 --> 00:17:17,287 ハッな?勘のいいやつだろ 197 00:17:17,370 --> 00:17:22,292 まあ頭の良さを別にすれば ただの生意気なガキだがな 198 00:17:22,375 --> 00:17:25,295 (明楽)フッ… (煌四)ん? 199 00:17:25,378 --> 00:17:29,299 (明楽)お察しのとおり 昔からの知り合いなのよ 200 00:17:29,382 --> 00:17:32,302 島から渡ってきて ぷらぷらくすぶってたこの人に 201 00:17:32,385 --> 00:17:37,307 火狩りにならないかって 声をかけたのが私の兄ちゃん 202 00:17:37,390 --> 00:17:41,311 (煌四)それじゃ明楽さんは もともと首都に 203 00:17:41,394 --> 00:17:43,313 (明楽)兄がむちゃする人でね 204 00:17:43,396 --> 00:17:46,316 兄妹そろって 首都にいられなくなって→ 205 00:17:46,399 --> 00:17:49,319 流れの火狩りになったってわけ 206 00:17:49,402 --> 00:17:53,406 (煌四)首都付の火狩りだったんですか? お兄さんが? 207 00:17:54,407 --> 00:17:59,329 あの…もしかして お兄さんの髪もあなたと同じ赤? 208 00:17:59,412 --> 00:18:02,332 (明楽)え? >>あ? 209 00:18:02,415 --> 00:18:05,418 (煌四)一緒に来てもらえませんか? 210 00:18:06,419 --> 00:18:08,338 (てまりの鳴き声) 211 00:18:17,347 --> 00:18:19,307 (明楽)きれいね 212 00:18:19,349 --> 00:18:21,309 よくこんな所に入れたな 213 00:18:21,351 --> 00:18:27,315 (煌四)ええ学院の教師に特別に 許可を取っていただきました 214 00:18:27,357 --> 00:18:30,360 あの辺りに 隠すように置いてありました 215 00:18:31,361 --> 00:18:34,322 炎魔やこの世界について 書かれた本… 216 00:18:34,364 --> 00:18:40,328 というよりそのために 集められた資料とその分析結果 217 00:18:40,370 --> 00:18:45,333 そしてそのことに対する ある個人の膨大なメモと意見… 218 00:18:45,375 --> 00:18:47,377 ということでしょうか 219 00:18:48,378 --> 00:18:52,340 書庫にこの本を置いていったのは 赤い髪の… 220 00:18:52,382 --> 00:18:56,344 そしてその立ち振る舞いや においから→ 221 00:18:56,386 --> 00:18:58,346 多分火狩りだったと 222 00:18:58,388 --> 00:19:03,351 そんな物騒な物を 何で書庫なんかに隠すんだ 223 00:19:03,393 --> 00:19:05,353 (明楽)兄ちゃんだ 224 00:19:05,395 --> 00:19:08,273 そういう危ないことやるから… 225 00:19:08,356 --> 00:19:13,361 (明楽)ホント慎重なんだかバカなんだか 226 00:19:18,366 --> 00:19:22,287 \(照三)あ~駄目だ もう気持ち悪くって 227 00:19:22,370 --> 00:19:24,289 \(火穂)いいから食べなさい! 228 00:19:24,372 --> 00:19:27,292 \せめて立てるようにならないと この長屋でも→ 229 00:19:27,375 --> 00:19:30,295 もうすぐ蜘蛛が攻めてくるって うわさで持ちきりよ 230 00:19:30,378 --> 00:19:34,299 \いざってときに 足手まといになられちゃ困るのよ 231 00:19:34,382 --> 00:19:37,302 \(照三)ええ… 232 00:19:37,385 --> 00:19:39,304 (クン)ハハフフッ (火穂)ほら肩までつかる 233 00:19:39,387 --> 00:19:44,392 (照三のいびき) 234 00:19:52,400 --> 00:19:55,403 (てまりの鳴き声) (灯子)んん… 235 00:19:57,405 --> 00:20:01,409 明楽さん帰りなさったんですか? 236 00:20:02,410 --> 00:20:06,331 (明楽)灯子寝れないんだったら 上へ行こう 237 00:20:06,414 --> 00:20:08,416 (灯子)あっ… 238 00:20:08,416 --> 00:20:18,426 ♪~ 239 00:20:18,426 --> 00:20:21,429 (灯子)フゥ… 240 00:20:23,431 --> 00:20:26,351 ああ… 241 00:20:26,434 --> 00:20:29,354 (明楽)あさって回収車が出る 242 00:20:29,437 --> 00:20:33,358 あんたはそれに乗って村へ帰りな (灯子)えっ… 243 00:20:33,441 --> 00:20:37,362 (明楽)灯子は立派に務めを果たした 244 00:20:37,445 --> 00:20:40,448 今度は無事に村へ帰らなくっちゃ 245 00:20:42,450 --> 00:20:47,372 灯子私の兄はね神族に殺された 246 00:20:47,455 --> 00:20:50,375 (灯子)ハッ… (明楽)千年彗星… 247 00:20:50,458 --> 00:20:54,379 揺るる火のことを 神宮に直訴に行って→ 248 00:20:54,462 --> 00:20:59,384 かえって神族にとって 危険なやつだと思われたんだ 249 00:20:59,467 --> 00:21:01,386 早すぎたのさ 250 00:21:01,469 --> 00:21:03,388 今なら… 251 00:21:03,471 --> 00:21:08,393 首都の住人にも蜘蛛の襲来が うわさされるようになった今なら 252 00:21:09,394 --> 00:21:12,397 灯子の持ってきた 無垢紙が役に立つ 253 00:21:15,400 --> 00:21:17,360 (明楽)帰ってきた揺るる火に 会うためには→ 254 00:21:17,402 --> 00:21:23,366 無垢紙に書かれた願い文を 神宮に届けなきゃならないんだ 255 00:21:23,408 --> 00:21:27,370 私は願い文を持って神宮に行く 256 00:21:27,412 --> 00:21:31,374 たとえ殺されることになっても… 257 00:21:31,416 --> 00:21:33,376 誰かが星を狩る 258 00:21:33,418 --> 00:21:35,378 火狩りの王の称号は→ 259 00:21:35,420 --> 00:21:38,423 誰が持つことになったって かまわない 260 00:21:39,424 --> 00:21:44,429 (灯子)明楽さん 私を連れてってもらえんですか? 261 00:21:47,432 --> 00:21:51,394 (灯子)連れてってもらえんのなら 無垢紙は渡せません 262 00:21:51,436 --> 00:21:53,396 (明楽)フッ… 263 00:21:53,438 --> 00:21:55,398 (くしゃみ) 264 00:21:55,440 --> 00:21:59,402 (灯子)神宮にはあの恐ろしい神族が たくさんおらすんでしょ? 265 00:21:59,444 --> 00:22:04,407 明楽さん一人で 願い文を届けられるんですか? 266 00:22:04,449 --> 00:22:09,328 明楽さん私は大事な人が 危ない目に… 267 00:22:09,412 --> 00:22:13,416 死ぬのはもう嫌じゃ… 268 00:22:15,418 --> 00:22:17,336 明楽さん… 269 00:22:17,420 --> 00:22:22,425 明楽さんが火狩りの王に なるべきじゃと思います 270 00:22:26,429 --> 00:23:54,433 ♪~ 271 00:23:56,435 --> 00:24:05,444 ♪~