1 00:01:49,176 --> 00:01:54,181 (揺るる火) 火を… 火を使ってはいけない 2 00:01:54,181 --> 00:01:57,184 もう十分に殺し合ったのに… 3 00:01:57,184 --> 00:02:00,187 生き物が燃える… 4 00:02:00,187 --> 00:02:03,156 星が燃える… 5 00:02:04,491 --> 00:02:07,194 <人類最終戦争> 6 00:02:07,194 --> 00:02:10,197 <その終局に造られた 生物兵器によって➡ 7 00:02:10,197 --> 00:02:13,200 人は 天然の火に触れると➡ 8 00:02:13,200 --> 00:02:18,205 体内から自然発火する体に 変異させられた> 9 00:02:18,205 --> 00:02:21,208 <しかし 人は生き延びた> 10 00:02:21,208 --> 00:02:26,213 <世界を覆う黒い森に のまれながら 細々と➡ 11 00:02:26,213 --> 00:02:30,183 しかし たくましく世代をつなぐ> 12 00:02:31,218 --> 00:02:35,222 <人々は 人体発火を 引き起こさぬ火を体内に秘めた➡ 13 00:02:35,222 --> 00:02:39,226 黒い森の獣たちを炎魔➡ 14 00:02:39,226 --> 00:02:44,231 炎魔を狩り 光と熱の恵みを もたらす狩人たちを 火狩り➡ 15 00:02:44,231 --> 00:02:47,167 そして まだ見ぬ➡ 16 00:02:47,167 --> 00:02:52,172 再び訪れようとする 大きな破滅から人々を救う者を➡ 17 00:02:52,172 --> 00:02:55,175 火狩りの王と呼んだ> 18 00:02:55,175 --> 00:02:57,177 (灯子)明楽さん… 19 00:02:57,177 --> 00:03:03,183 明楽さんが 火狩りの王に なるべきじゃと思います 20 00:03:03,183 --> 00:03:23,203 ♬~ 21 00:03:23,203 --> 00:03:43,223 ♬~ 22 00:03:43,223 --> 00:04:03,176 ♬~ 23 00:04:03,176 --> 00:04:08,181 ♬~ 24 00:04:08,181 --> 00:04:28,201 ♬~ 25 00:04:28,201 --> 00:04:33,173 ♬~ 26 00:04:34,207 --> 00:04:38,211 <神族 ひばりと火狩りの明楽> 27 00:04:38,211 --> 00:04:42,215 <2人の激闘に巻き込まれ 運河で溺れかけた灯子は➡ 28 00:04:42,215 --> 00:04:45,218 明楽の狩り犬 てまりと共に➡ 29 00:04:45,218 --> 00:04:49,189 煌四の妹 緋名子に助けられる> 30 00:04:54,161 --> 00:04:56,163 ンン… 31 00:04:56,163 --> 00:04:59,166 かなた… 32 00:04:59,166 --> 00:05:01,168 ア… 33 00:05:01,168 --> 00:05:03,170 (明楽)気が付いたかい? 34 00:05:03,170 --> 00:05:05,172 明楽さん… 35 00:05:05,172 --> 00:05:09,142 クンは? 大丈夫 寝てるだけだ 36 00:05:14,181 --> 00:05:17,150 この木々人と炎魔は? 37 00:05:19,186 --> 00:05:21,188 シュユ… 38 00:05:21,188 --> 00:05:25,192 あの炎魔 灯子が狩ったのか? 39 00:05:25,192 --> 00:05:27,194 よく覚えとらんです 40 00:05:27,194 --> 00:05:31,198 いきなりシュユをくわえて 目の前に現れて… 41 00:05:31,198 --> 00:05:33,200 私と てまり➡ 42 00:05:33,200 --> 00:05:38,205 煌四兄さんの妹さんに 岸に引っ張り上げてもろうた 43 00:05:38,205 --> 00:05:42,209 え? すごい力で引っ張り上げられて… 44 00:05:42,209 --> 00:05:44,211 何か様子が変でした 45 00:05:44,211 --> 00:05:49,149 そのまま 運河の水の上を渡って 行ってしもうた 46 00:05:49,149 --> 00:05:52,152 渡って… 47 00:05:52,152 --> 00:05:56,122 まるで 飛ぶように 48 00:05:57,157 --> 00:05:59,159 何だ それは 49 00:05:59,159 --> 00:06:04,164 大体 煌四の妹は 燠火家で 療養してる病弱な娘のはず 50 00:06:04,164 --> 00:06:07,167 でも かなたを… 51 00:06:07,167 --> 00:06:10,170 (緋名子)⦅かなたをありがとう⦆ 52 00:06:10,170 --> 00:06:15,175 かなたを返してくれて ありがとうって あれは… 53 00:06:15,175 --> 00:06:18,178 (かなたのうなり声) 54 00:06:18,178 --> 00:06:21,181 あっ… 55 00:06:21,181 --> 00:06:23,183 (かなたのうなり声) 56 00:06:23,183 --> 00:06:25,185 (てまりのうなり声) 57 00:06:25,185 --> 00:06:30,190 (サイレン) 58 00:06:30,190 --> 00:06:33,193 炎魔が首都へ入り込んできた 59 00:06:33,193 --> 00:06:37,197 炎魔が 結界を破ったということは➡ 60 00:06:37,197 --> 00:06:40,166 蜘蛛に操られた炎魔ということだ 61 00:06:41,201 --> 00:06:43,169 (クン)ン… 62 00:06:44,204 --> 00:06:46,139 ンン… 63 00:06:46,139 --> 00:06:51,144 (地鳴り) 64 00:06:51,144 --> 00:06:55,115 (炎魔たちの鳴き声) 65 00:07:01,154 --> 00:07:11,164 ♬~ 66 00:07:11,164 --> 00:07:15,168 首都中の火狩りと 狩り犬が やって来る 67 00:07:15,168 --> 00:07:18,171 灯子 クンと逃げろ 68 00:07:18,171 --> 00:07:21,141 ここは戦場になるぞ 69 00:07:22,175 --> 00:07:24,144 明楽さんこそ… 70 00:07:26,179 --> 00:07:29,182 火狩りの王になりなさるのに 71 00:07:29,182 --> 00:07:32,185 私は そんなものに なりたいわけじゃない 72 00:07:32,185 --> 00:07:35,188 この世界に まだ死んでほしくないだけだ 73 00:07:35,188 --> 00:07:37,157 それに… 74 00:07:38,191 --> 00:07:40,193 今の お前は 火狩りじゃない 75 00:07:40,193 --> 00:07:43,196 ンン アッ… 76 00:07:43,196 --> 00:07:45,198 フッ… 77 00:07:45,198 --> 00:07:47,133 (地鳴り) ン… 来た! 78 00:07:47,133 --> 00:07:51,104 灯子 すまないが かなたは借りていく 79 00:07:52,138 --> 00:07:56,142 <炎魔の群れが結界を破り 首都へ入り込んできた> 80 00:07:56,142 --> 00:08:00,146 <火狩りたちは 総力を挙げて迎え撃つ> 81 00:08:00,146 --> 00:08:05,151 <それは まさに明楽の言葉どおり 戦場であった> 82 00:08:05,151 --> 00:08:09,122 (炎魔のうなり声) (狩り犬たちのほえ声) 83 00:08:12,158 --> 00:08:15,161 <明楽と てまりは よく戦った> 84 00:08:15,161 --> 00:08:17,163 <そして かなたも> ンンッ! 85 00:08:17,163 --> 00:08:21,167 (炎魔のほえ声) 86 00:08:21,167 --> 00:08:23,169 ハァ… 87 00:08:23,169 --> 00:08:25,138 アッ… 88 00:08:26,172 --> 00:08:30,176 (虫の羽音) 89 00:08:30,176 --> 00:08:32,145 ンッ! 90 00:08:35,181 --> 00:08:38,151 ハッ 灯子… 91 00:08:42,188 --> 00:08:45,191 ハァ… フッ 92 00:08:45,191 --> 00:08:48,161 この… バカ 93 00:08:51,131 --> 00:08:54,134 (火狩り)ヤーッ! (火狩り)ウワーッ! 94 00:08:54,134 --> 00:08:56,136 (火狩り)デヤッ! 95 00:08:56,136 --> 00:08:59,139 (火狩り)ウッ ウワッ アアーッ! (狩り犬の鳴き声) 96 00:08:59,139 --> 00:09:04,110 (炎魔たちのうなり声) 97 00:09:06,146 --> 00:09:08,114 (火狩り)ンンッ (火狩り)ヤーッ! 98 00:09:12,152 --> 00:09:15,121 灯子! アッ アッ… 99 00:09:16,156 --> 00:09:18,158 アッ… (炎魔たちのほえ声) 100 00:09:18,158 --> 00:09:20,160 (かなたのほえ声) 101 00:09:20,160 --> 00:09:22,128 アア… 102 00:09:24,164 --> 00:09:28,168 灯子! ここは一旦 引け! 103 00:09:28,168 --> 00:09:30,170 (斬る音) 104 00:09:30,170 --> 00:09:35,141 灯子… ハァ ハァ ハァ… 105 00:09:40,180 --> 00:09:42,182 灯子! 106 00:09:42,182 --> 00:09:47,153 アア ウッ ウウ… 107 00:09:49,122 --> 00:09:51,124 ンッ 108 00:09:51,124 --> 00:09:53,092 お姉ちゃん! 109 00:09:57,130 --> 00:09:59,132 (爆発音) 110 00:09:59,132 --> 00:10:01,134 ウッ… 111 00:10:01,134 --> 00:10:03,102 (炉六)ヤーッ! 112 00:10:04,137 --> 00:10:06,106 (炉六)離れろ みぞれ! 113 00:10:07,140 --> 00:10:09,142 (爆発音) 114 00:10:09,142 --> 00:10:13,112 ンンッ (煌四)ハァ ハァ ハァ… 115 00:10:17,150 --> 00:10:19,152 ハァ ハァ… ンン… 116 00:10:19,152 --> 00:10:21,154 明楽さん けがを… 117 00:10:21,154 --> 00:10:24,157 ハァ… 全く みっともない 118 00:10:24,157 --> 00:10:26,159 (炉六)むちゃしやがって 119 00:10:26,159 --> 00:10:29,162 小娘を連れて後ろへ下がれ 120 00:10:29,162 --> 00:10:33,166 首都の全ての火狩りが 千年彗星を見た 121 00:10:33,166 --> 00:10:37,170 ここで お前が死んだのでは 死んだ兄貴も浮かばれん 122 00:10:37,170 --> 00:10:39,172 ア… (炉六)とっとと神宮へ行け 123 00:10:39,172 --> 00:10:42,141 蜘蛛に先を越されるぞ! 124 00:10:43,176 --> 00:10:46,145 行くぞ みぞれ! 125 00:10:50,116 --> 00:10:53,119 煌四兄さん… 126 00:10:53,119 --> 00:10:56,122 ここから離れないと 127 00:10:56,122 --> 00:10:59,092 もう これを使わなくていいんだ 128 00:11:00,126 --> 00:11:02,128 ン… アア… 129 00:11:02,128 --> 00:11:05,131 ンッ ンン アア… 130 00:11:05,131 --> 00:11:07,133 (火狩り)そいつ! あっ 131 00:11:07,133 --> 00:11:09,135 (火狩り)蜘蛛が ここまで 入り込んでいるぞ! 132 00:11:09,135 --> 00:11:12,105 アッ アア… アッ… 133 00:11:13,139 --> 00:11:16,142 違う! 炎魔は あっちだ! 待て! 134 00:11:16,142 --> 00:11:18,144 (蹴る音) (クン)ウッ… 135 00:11:18,144 --> 00:11:20,146 違うんだ! (火狩り)殺せ! 136 00:11:20,146 --> 00:11:23,149 ハッ… (うなり声) 137 00:11:23,149 --> 00:11:26,152 (火狩り)ンン… ンッ 待て! 殺すな! 138 00:11:26,152 --> 00:11:31,157 (緋名子)ヤーッ! (火狩りたち)ハッ… 139 00:11:31,157 --> 00:11:33,159 (火狩り)ウワッ (火狩り)グアッ! 140 00:11:33,159 --> 00:11:37,130 (3人)アア… 141 00:11:40,166 --> 00:11:42,135 ン… 142 00:11:43,169 --> 00:11:45,171 緋名子 143 00:11:45,171 --> 00:11:48,141 ン… 144 00:11:55,181 --> 00:11:59,185 一緒に来てください 神宮へ行くなら手当てをしないと 145 00:11:59,185 --> 00:12:02,155 灯子 立てる? 146 00:12:08,194 --> 00:12:11,197 (揺るる火)⦅姉様に そっくりだ⦆ 147 00:12:11,197 --> 00:12:13,199 ⦅誰?⦆ 148 00:12:13,199 --> 00:12:18,204 (揺るる火)⦅でも 常花姫は もう この世には いらっしゃらない⦆ 149 00:12:18,204 --> 00:12:22,208 ⦅姉様の姿とは もう会えない⦆ 150 00:12:22,208 --> 00:12:26,212 ⦅怖くて たまらなくて 軌道を離れたのに➡ 151 00:12:26,212 --> 00:12:29,215 戻ってきてしまった⦆ 152 00:12:29,215 --> 00:12:32,218 《私… 死んだんじゃろか》 153 00:12:32,218 --> 00:12:35,221 (揺るる火)⦅死んでいない⦆ 154 00:12:35,221 --> 00:12:38,224 ⦅死んだのは 私たちの姉様⦆ 155 00:12:38,224 --> 00:12:41,227 ⦅それに大勢の人間たち⦆ 156 00:12:41,227 --> 00:12:45,231 ⦅ほとんど全ての生き物⦆ 157 00:12:45,231 --> 00:12:48,167 ⦅あなたは生きている⦆ 158 00:12:48,167 --> 00:12:51,170 《あなたは… 誰?》 159 00:12:51,170 --> 00:12:54,173 《揺るる火さん?》 160 00:12:54,173 --> 00:12:58,177 ⦅もう十分に 死んでしまったのに➡ 161 00:12:58,177 --> 00:13:01,180 まだ殺し合いをする⦆ 162 00:13:01,180 --> 00:13:06,152 《あなたが 揺るる火さん》 163 00:13:07,186 --> 00:13:09,188 (狩り犬たちの鳴き声) クンの手当てを 164 00:13:09,188 --> 00:13:12,191 蜘蛛は神族と同じ体ですよね 165 00:13:12,191 --> 00:13:15,194 どう考えても 明楽さんの手当てが先です 166 00:13:15,194 --> 00:13:19,198 医者じゃありませんから 応急手当てしかできませんが➡ 167 00:13:19,198 --> 00:13:22,201 出血は止められそうです 168 00:13:22,201 --> 00:13:25,204 灯子は? 疲れ切って寝ています 169 00:13:25,204 --> 00:13:28,174 あんな小さな体で… 170 00:13:29,208 --> 00:13:32,178 (火狩り)お前たち! まだ役目は終わっておらぬぞ 171 00:13:33,212 --> 00:13:36,182 もう 灯子には鎌を使わせない 172 00:13:38,217 --> 00:13:41,220 この子は殺し過ぎる 173 00:13:41,220 --> 00:13:44,223 殺すのと狩るのは違う 174 00:13:44,223 --> 00:13:47,160 また灯子に 鎌を使わせちゃいけない 175 00:13:47,160 --> 00:13:51,130 ンッ ンン… 176 00:13:58,171 --> 00:14:00,173 え? ア… 177 00:14:00,173 --> 00:14:11,184 ♬~ 178 00:14:11,184 --> 00:14:14,187 (2人)アア… 179 00:14:14,187 --> 00:14:24,197 ♬~ 180 00:14:24,197 --> 00:14:26,165 ア… 181 00:14:34,207 --> 00:14:36,175 あっ… 182 00:14:39,212 --> 00:14:43,216 緋名子… 緋名子! 183 00:14:43,216 --> 00:14:46,152 煌四 あの子を捜すな 184 00:14:46,152 --> 00:14:49,155 あの子は 恐らく… 185 00:14:49,155 --> 00:14:52,158 神族に作り替えられた 186 00:14:52,158 --> 00:14:55,161 隔離地区の木々人のように 187 00:14:55,161 --> 00:14:57,163 ンン… 188 00:14:57,163 --> 00:15:01,167 恐らく 緋名子を 治療していた医師が… 189 00:15:01,167 --> 00:15:03,169 神族の手の者 190 00:15:03,169 --> 00:15:05,171 神族そのものかも 191 00:15:05,171 --> 00:15:09,175 燠火家には 他にも いたのかもしれない 192 00:15:09,175 --> 00:15:11,177 ご当主殿は そのことを? 193 00:15:11,177 --> 00:15:14,180 多分 気が付いていなかったと思う 194 00:15:14,180 --> 00:15:17,150 神族を憎んでいたのに… 195 00:15:18,184 --> 00:15:21,187 あの子 もう… 196 00:15:21,187 --> 00:15:26,159 クッ ンッ… 197 00:15:29,195 --> 00:15:31,197 これから… 198 00:15:31,197 --> 00:15:34,200 私は 姫神の所へ願い文を届ける 199 00:15:34,200 --> 00:15:38,204 でも それじゃ お兄さんと… 私の兄ちゃんは➡ 200 00:15:38,204 --> 00:15:44,210 千年彗星や火狩りの王のことを 伝えに行って 神族に殺された 201 00:15:44,210 --> 00:15:47,146 私は そのバカ兄貴の妹で➡ 202 00:15:47,146 --> 00:15:50,149 炎魔を狩ることしか能がない 火狩りだから➡ 203 00:15:50,149 --> 00:15:53,152 やると決めたことをやるだけさ 204 00:15:53,152 --> 00:15:56,155 でも 今回は勝算がある 205 00:15:56,155 --> 00:16:00,159 無垢紙に書いた願い文は 必ず姫神の目に留まるし➡ 206 00:16:00,159 --> 00:16:02,161 蜘蛛の侵攻が始まった以上➡ 207 00:16:02,161 --> 00:16:05,164 神族も澄ましてばかりは いられない 208 00:16:05,164 --> 00:16:07,166 ア… 209 00:16:07,166 --> 00:16:10,169 で あんたは どうするつもりなの? 210 00:16:10,169 --> 00:16:13,172 ここから 工場をつなぐ地下通路を使って➡ 211 00:16:13,172 --> 00:16:17,143 燻家の栽培工場に向かいます 212 00:16:19,178 --> 00:16:23,182 あそこには 雷撃砲の弐番砲があります 213 00:16:23,182 --> 00:16:27,186 そのための人員が 退避せずに残っているはずです 214 00:16:27,186 --> 00:16:29,188 その人たちと合流します 215 00:16:29,188 --> 00:16:31,190 炬口家の製鉄所にある 壱番砲には➡ 216 00:16:31,190 --> 00:16:35,161 既に 燠火家の当主が 向かっているでしょう 217 00:16:38,197 --> 00:16:44,203 煌四 もうお前は燠火家のお大尽に 義理立てする必要はないんだ 218 00:16:44,203 --> 00:16:48,140 これ以上 危険を冒す必要もね 219 00:16:48,140 --> 00:16:51,143 このまま街へ向かえば 橋のたもとまで行ける 220 00:16:51,143 --> 00:16:53,145 灯子とクンを連れて… 221 00:16:53,145 --> 00:16:56,115 いえ 予定どおり行きます 222 00:16:58,150 --> 00:17:03,155 僕が設計した装置… 武器は蜘蛛と神族の戦闘から➡ 223 00:17:03,155 --> 00:17:07,159 首都に住む人たちを 守るためのものです 224 00:17:07,159 --> 00:17:11,163 僕には結果を最後まで 見届ける責任もあります 225 00:17:11,163 --> 00:17:14,166 灰十も そんな感じだったのかな 226 00:17:14,166 --> 00:17:16,168 えっ 父が? 227 00:17:16,168 --> 00:17:20,172 灰十は 無垢紙を手に入れるために 家族まで放り出して… 228 00:17:20,172 --> 00:17:22,174 ン… 229 00:17:22,174 --> 00:17:26,178 灯子の村に向かい そして 目的を果たすことなく➡ 230 00:17:26,178 --> 00:17:30,149 炎魔に襲われていた灯子を 助けるために死んだ 231 00:17:31,183 --> 00:17:33,185 バカですよね 232 00:17:33,185 --> 00:17:36,188 確かに バカみたいだよね 233 00:17:36,188 --> 00:17:40,192 もし灯子を助けないで 無垢紙を手に入れていたら➡ 234 00:17:40,192 --> 00:17:43,195 灰十が姫神へ願い文を届けて➡ 235 00:17:43,195 --> 00:17:46,132 火狩りの王に なっていたかもしれないのに 236 00:17:46,132 --> 00:17:50,136 でもね 血の通ったバカでなけりゃ➡ 237 00:17:50,136 --> 00:17:56,108 神族の統治を覆そうなんてことは 考えやしないし 実行もしないよ 238 00:17:59,145 --> 00:18:05,151 父からは 火狩りの王という言葉を 一度も聞いたことがなかった 239 00:18:05,151 --> 00:18:09,155 世界を変える力を持つ 火狩りの王 240 00:18:09,155 --> 00:18:15,161 夢物語だと思われていたけど 首都の このありさまを見れば➡ 241 00:18:15,161 --> 00:18:19,131 やはり神族とは 別の統治が必要なんだ 242 00:18:20,166 --> 00:18:23,169 燠火家の当主も そう言ってました 243 00:18:23,169 --> 00:18:25,171 ン… 244 00:18:25,171 --> 00:18:30,176 そのためには 神族と戦う武器が必要だって 245 00:18:30,176 --> 00:18:32,178 全ての人間が腹いっぱい➡ 246 00:18:32,178 --> 00:18:35,181 肉を食べられることが できるようにするためには➡ 247 00:18:35,181 --> 00:18:37,149 犠牲も必要だって 248 00:18:38,184 --> 00:18:44,190 王様ってのはね 生涯を懸けて 他人の暮らしを考えるんだ 249 00:18:44,190 --> 00:18:48,127 決して人を 紙くずみたいに扱ったりしない 250 00:18:48,127 --> 00:18:51,130 それなら 誰でもいいってわけでは ないですよね 251 00:18:51,130 --> 00:18:55,134 揺るる火を狩る腕前だけでは 駄目だ 252 00:18:55,134 --> 00:19:00,139 そう 火狩りの王に ふさわしい人間でなければ 253 00:19:00,139 --> 00:19:10,116 ♬~ 254 00:19:12,151 --> 00:19:15,121 (監督官)ん? (子供たち)あっ 255 00:19:16,155 --> 00:19:18,157 街へ避難するんですか? 256 00:19:18,157 --> 00:19:20,159 (監督官)もう誰もいないぞ 257 00:19:20,159 --> 00:19:23,162 あんたら どこから来た? 258 00:19:23,162 --> 00:19:26,165 この子 一緒に 連れてってもらえないかな? 259 00:19:26,165 --> 00:19:29,168 けがしてるんだ (監督官)連れていってもいいが➡ 260 00:19:29,168 --> 00:19:31,170 けが人なら 南の外れで➡ 261 00:19:31,170 --> 00:19:34,173 キリとかいう木々人が 治療してくれる 262 00:19:34,173 --> 00:19:37,176 キリ… キリも地上に 出てきてるんですか? 263 00:19:37,176 --> 00:19:40,179 え? あっ いや… 何でも 264 00:19:40,179 --> 00:19:42,181 そっちの子は? あ… 265 00:19:42,181 --> 00:19:45,184 私の子供 (ため息) 266 00:19:45,184 --> 00:19:48,120 あんたらは 逃げないのかい? 267 00:19:48,120 --> 00:19:51,123 まだ やぼ用が残ってるんだ 268 00:19:51,123 --> 00:19:54,126 やぼ用ね 269 00:19:54,126 --> 00:19:58,130 この子のことは 22管区 港坂の➡ 270 00:19:58,130 --> 00:20:02,101 溶接工と洗濯係の夫婦に 聞いてもらえば分かる 271 00:20:03,135 --> 00:20:07,106 (子供たち)ああ… 272 00:20:10,142 --> 00:20:13,145 後で怒るだろうな 273 00:20:13,145 --> 00:20:17,116 ああ見えて灯子は すごい怒りん坊だ 274 00:20:20,152 --> 00:20:22,154 置いてくんじゃないからね 275 00:20:22,154 --> 00:20:24,156 ちゃんと帰ってくる 276 00:20:24,156 --> 00:20:27,159 この兄ちゃんの言うこと聞いて 一緒にいるんだよ 277 00:20:27,159 --> 00:20:31,163 明楽さん 雷撃が始まります 気を付けて 278 00:20:31,163 --> 00:20:35,167 あんたの発明品の出来 楽しみにしてるよ 279 00:20:35,167 --> 00:20:38,170 <灯子を人々の善意に託し➡ 280 00:20:38,170 --> 00:20:42,174 煌四はクンを連れ 雷撃砲の在りかへ> 281 00:20:42,174 --> 00:20:47,113 <明楽は てまりと共に 姫神に願い文を届けるべく➡ 282 00:20:47,113 --> 00:20:50,116 神宮へと向かう> 283 00:20:50,116 --> 00:20:55,087 <それは 長い別れに なるかもしれなかった> 284 00:21:06,132 --> 00:21:08,134 (クン)ここは何? 285 00:21:08,134 --> 00:21:12,138 首都に住む人たちの 足りない分の 食料を作っているんだ 286 00:21:12,138 --> 00:21:15,141 クン ここに隠れてるんだ 287 00:21:15,141 --> 00:21:17,143 大丈夫 かなたも一緒だ 288 00:21:17,143 --> 00:21:20,146 頼んだぞ かなた 289 00:21:20,146 --> 00:21:24,116 どこかで大きな音がしても 出てくるんじゃないぞ 290 00:21:28,154 --> 00:21:33,159 (炎魔のうなり声) 291 00:21:33,159 --> 00:21:35,161 (火狩り)ウワッ アーッ! (火狩り)ウワーッ! 292 00:21:35,161 --> 00:21:39,165 ン… ンッ 293 00:21:39,165 --> 00:21:44,136 (寝息) 294 00:21:54,180 --> 00:21:57,183 誰か! 誰か いませんか! 295 00:21:57,183 --> 00:22:00,186 煌四です! 誰か いませんか! 296 00:22:00,186 --> 00:22:03,189 (ひばり)遅かったな あっ 297 00:22:03,189 --> 00:22:07,159 お前… ひばり! 298 00:22:09,195 --> 00:22:12,198 殺したのか? (ひばり)まさか 299 00:22:12,198 --> 00:22:18,204 しのびの姿を見た途端 やつら 走って どこかへ行ってしまった 300 00:22:18,204 --> 00:22:20,206 アア… 301 00:22:20,206 --> 00:22:24,210 ハッ… この雨も神族の仕業か 302 00:22:24,210 --> 00:22:26,212 (ひばり)少し降らせ過ぎだな 303 00:22:26,212 --> 00:22:30,216 過去の大火のときも 火を消し止めようとして➡ 304 00:22:30,216 --> 00:22:32,218 やつら こうして雨を呼んだ 305 00:22:32,218 --> 00:22:34,220 ハッ… 306 00:22:34,220 --> 00:22:37,223 (油百七)⦅水を操る神族が 豪雨を呼び寄せ➡ 307 00:22:37,223 --> 00:22:42,228 首都を燃やした火は ようやく 鎮火したが間に合わなかった⦆ 308 00:22:42,228 --> 00:22:46,165 ⦅神族は あえて間に合わせなかったのだ⦆ 309 00:22:46,165 --> 00:22:50,169 ⦅増え過ぎた人間を 間引いたのだ⦆ 310 00:22:50,169 --> 00:22:52,137 ウッ 311 00:22:53,172 --> 00:22:57,176 (ひばり)《来たぞ 蜘蛛が首都へ入り込んだ》 312 00:22:57,176 --> 00:23:02,181 (足音) 313 00:23:02,181 --> 00:23:13,192 ♬~ 314 00:23:13,192 --> 00:23:17,196 (ひばり) 炎魔たちを使った陽動作戦か 315 00:23:17,196 --> 00:23:19,198 蜘蛛どもの やりそうな 稚拙な作戦が➡ 316 00:23:19,198 --> 00:23:23,202 人間相手では 十分 有効だったらしい 317 00:23:23,202 --> 00:23:25,204 ハッ… 318 00:23:25,204 --> 00:23:28,207 それと 蜘蛛を首都へ 招き入れるように➡ 319 00:23:28,207 --> 00:23:31,210 細工した人間たちがいたようだ 320 00:23:31,210 --> 00:23:35,214 地下に蜘蛛たちのための 隠し通路を造り➡ 321 00:23:35,214 --> 00:23:39,218 本来の地下通路と つなぐような 細工ができるとすれば➡ 322 00:23:39,218 --> 00:23:43,222 大火災からの再建のときか 323 00:23:43,222 --> 00:23:45,224 そのころから 既に首都には➡ 324 00:23:45,224 --> 00:23:48,160 蜘蛛の通り道が 用意されていたのだ 325 00:23:48,160 --> 00:23:52,164 人間たちの手によって 326 00:23:52,164 --> 00:23:55,167 アア… 327 00:23:55,167 --> 00:23:58,137 アッ… 328 00:24:05,177 --> 00:24:25,197 ♬~ 329 00:24:25,197 --> 00:24:45,217 ♬~ 330 00:24:45,217 --> 00:25:05,170 ♬~ 331 00:25:05,170 --> 00:25:25,190 ♬~ 332 00:25:25,190 --> 00:25:34,166 ♬~ 333 00:25:35,200 --> 00:25:44,176 ♬~