1 00:00:43,810 --> 00:00:49,316 《セラ:拝啓 天国の父様 母様…》 2 00:00:49,316 --> 00:00:51,652 早く戦いてぇ! 3 00:00:51,652 --> 00:00:55,489 ハッハハハ! 4 00:00:55,489 --> 00:00:59,159 《セラ:今日が 私の命日やもしれません!》 5 00:00:59,159 --> 00:01:01,662 (ヴェーオル)ふむ…。 6 00:01:01,662 --> 00:01:04,998 水晶兜と戦るのは こっちが先約だぞ! 7 00:01:04,998 --> 00:01:09,002 いいや ワシが先だ 若造! 8 00:01:09,002 --> 00:01:11,505 もう待ちきれねえよ! 9 00:01:11,505 --> 00:01:16,910 な… な… なんなのだ! この連中は~! 10 00:03:08,822 --> 00:03:11,825 会合の支度が済んだ? 11 00:03:11,825 --> 00:03:17,831 うむ そなたを紹介するため 各氏族の長老方に足労頂いた。 12 00:03:17,831 --> 00:03:20,167 場所は…。 13 00:03:20,167 --> 00:03:22,335 ほれ あそこが見えるか? 14 00:03:22,335 --> 00:03:28,341 儂らの氏族の根拠地にして 大族長がまとめる大集落…。 15 00:03:28,341 --> 00:03:31,011 (ヴェーオル)湖畔の邑。 16 00:03:31,011 --> 00:03:34,948 この地における最大の集落である。 17 00:03:34,948 --> 00:03:38,452 遠目には見えていたが って…。 18 00:03:38,452 --> 00:03:41,288 何故 そんな重要拠点を 簡単に教える!? 19 00:03:41,288 --> 00:03:43,957 軍事機密じゃないのか!? 20 00:03:43,957 --> 00:03:46,460 うむ? 21 00:03:46,460 --> 00:03:48,462 なにゆえ そんな心配をする? 22 00:03:48,462 --> 00:03:51,965 もしもの話…。 23 00:03:51,965 --> 00:03:55,135 私が逃げおおせ 味方に救出された後➡ 24 00:03:55,135 --> 00:03:58,972 集落や蛮地の詳細の 情報が広まれば…。 25 00:03:58,972 --> 00:04:04,311 それは 貴様達の 破滅につながるのではないか? 26 00:04:04,311 --> 00:04:09,983 ぶっ… ふははははは! 27 00:04:09,983 --> 00:04:12,152 私は真面目に言っているのだ! 28 00:04:12,152 --> 00:04:14,154 それともあれか? 私が ここから出ることは➡ 29 00:04:14,154 --> 00:04:16,656 不可能と侮っているのか!? 30 00:04:16,656 --> 00:04:21,995 侮ってなどおらん…。 31 00:04:21,995 --> 00:04:28,001 だが セラよ そなた 儂の素顔に見惚れとっただろ? 32 00:04:30,504 --> 00:04:33,340 (セラ)あわわわ…! 33 00:04:33,340 --> 00:04:37,777 気の迷いだ~! フッフフフ。 34 00:04:37,777 --> 00:04:42,282 (ヴェーオル)ハッハハハ! 35 00:04:42,282 --> 00:04:45,285 その話を蒸し返すな 大人げない! 36 00:04:45,285 --> 00:04:48,288 照れ隠しか? 愛いやつめ。 37 00:04:48,288 --> 00:04:51,124 ういっ! 38 00:04:51,124 --> 00:04:53,293 そもそも そなたが 帰りたくなくなれば➡ 39 00:04:53,293 --> 00:04:55,896 先の話は杞憂であろう。 40 00:04:58,131 --> 00:05:00,133 そなたは 儂が 嫁にすると言ったのだ。 41 00:05:00,133 --> 00:05:04,471 必ずや惚れさせてみせよう! 42 00:05:04,471 --> 00:05:06,973 だ… だから なんだ その自信は!? 43 00:05:06,973 --> 00:05:09,476 ハッハハハ! 44 00:05:09,476 --> 00:05:11,978 (ツェツィ)犬も食わない遣り取りを…。 45 00:05:19,319 --> 00:05:25,158 なっ なんなのだ この連中は~! 46 00:05:25,158 --> 00:05:28,995 雷声殿! そこなる女子と 剣を交える許しを! 47 00:05:28,995 --> 00:05:31,331 オレの斧が待ちきれんのです! 48 00:05:31,331 --> 00:05:34,935 一度でいい! 闘らせてくれ! 49 00:05:34,935 --> 00:05:36,937 《やはり 仇討ちか。 50 00:05:36,937 --> 00:05:41,608 蛮族にとって私は仲間の仇!》 51 00:05:41,608 --> 00:05:44,611 セラ そう構えんでよい。 52 00:05:44,611 --> 00:05:46,613 戦士達には 儂が話そう。 53 00:05:50,116 --> 00:05:52,452 勇壮なる戦士諸君! 54 00:05:52,452 --> 00:05:54,854 水晶兜の歓迎ご苦労! 55 00:05:57,290 --> 00:06:02,295 しかし この者は長老達への 挨拶が優先される身の上➡ 56 00:06:02,295 --> 00:06:08,602 強者を前にして昂る気持ちは 重々承知なれど落ち着かれよ。 57 00:06:10,971 --> 00:06:15,809 ふぅ… 雷声殿が そう言うなら仕方あるめぇよ。 58 00:06:15,809 --> 00:06:18,311 なっ! 59 00:06:18,311 --> 00:06:21,982 《セラ:さ… 殺気が消えた…。 60 00:06:21,982 --> 00:06:25,318 きょ… 強者とは私のことか?》 61 00:06:25,318 --> 00:06:27,988 どういうことだ? これは…。 62 00:06:27,988 --> 00:06:30,156 何が目的の集まりなんだ? 63 00:06:30,156 --> 00:06:35,428 うん? 歓迎の出迎え兼 模擬戦の順番待ちだ。 64 00:06:35,428 --> 00:06:38,932 も… 模擬戦の順番待ち…? 65 00:06:41,101 --> 00:06:43,603 いや 待て! 全然 意味が解らんぞ! 66 00:06:43,603 --> 00:06:46,606 そこは普通 仇討ちとかでは無いのか? 67 00:06:46,606 --> 00:06:51,611 仇討ち? なんだ そんなことを 気にしておったのか。 68 00:06:53,780 --> 00:06:59,119 戦士諸君 この水晶兜に遺恨はあるか! 69 00:06:59,119 --> 00:07:02,923 遺恨なくば疾く道を開けよ! 70 00:07:06,793 --> 00:07:12,632 (一同)我等戦士一同 一切の遺恨無し! 71 00:07:12,632 --> 00:07:14,968 なっ… えっ…!? 72 00:07:14,968 --> 00:07:18,371 ん? 行くぞ。 73 00:07:20,307 --> 00:07:24,144 《大族長の嫡子の命令ゆえに 従っただけでは? 74 00:07:24,144 --> 00:07:26,313 ええい ままよ!》 75 00:07:26,313 --> 00:07:30,817 ♬~ 76 00:07:30,817 --> 00:07:32,986 《セラ:私は東征軍の筆頭騎士! 77 00:07:32,986 --> 00:07:36,756 どんな場所でも 怖気づく訳にはいかんのだ!》 78 00:07:36,756 --> 00:07:42,095 ♬~ 79 00:07:42,095 --> 00:07:45,598 水晶兜! 80 00:07:45,598 --> 00:07:52,605 過日の一騎打ち 誠に美しき武芸 見事であり申した! 81 00:07:52,605 --> 00:07:54,774 はっ? 82 00:07:54,774 --> 00:07:58,278 いや ホント 雷声殿と 打ち合うたぁ 大した戦士だ。 83 00:07:58,278 --> 00:08:00,613 それで イイ女なんてよ。 84 00:08:00,613 --> 00:08:03,116 俺の嫁にほしかったぜ。 85 00:08:03,116 --> 00:08:06,619 岩すら断つ豪剣を 何回もいなしてたもんな。 86 00:08:06,619 --> 00:08:10,290 素晴らしい女だ。 強くていい子を生んでくれよ。 87 00:08:10,290 --> 00:08:15,295 ふわっ…! な… 何を言うか! わ… 私は敵の将だぞ! 88 00:08:15,295 --> 00:08:19,466 (ヴェーオル)言うたであろう? 遺恨などないと。 89 00:08:19,466 --> 00:08:24,137 強き者は また善き者である。 90 00:08:24,137 --> 00:08:26,306 (ヴェーオル)そういう価値観なのだ。 91 00:08:26,306 --> 00:08:30,810 儂らとは ここの男達というのは。 92 00:08:30,810 --> 00:09:11,951 ♬~ 93 00:09:11,951 --> 00:09:14,287 うむ? 94 00:09:14,287 --> 00:09:18,458 ツェツィ。 はいっ 何でしょうか? 95 00:09:18,458 --> 00:09:20,460 丁度 湯を沸かしている家がある。 96 00:09:20,460 --> 00:09:23,963 セラと共に持て成して貰うといい。 97 00:09:23,963 --> 00:09:29,135 と申しますと ヴェーオル様は 如何なされるおつもりですか? 98 00:09:29,135 --> 00:09:32,305 なに 少々野暮用でな。 99 00:09:32,305 --> 00:09:35,575 一足先に 長老達と話す事があるのだ。 100 00:09:35,575 --> 00:09:38,244 すぐ戻る。 101 00:09:38,244 --> 00:09:41,581 おい この家の者よ 雷声である! 102 00:09:41,581 --> 00:09:44,884 (ユファ)雷声様!? 103 00:09:47,087 --> 00:09:50,256 (ユファ)いかがなさいましたさ? 104 00:09:50,256 --> 00:09:52,592 突然 押しかけてすまぬが➡ 105 00:09:52,592 --> 00:09:54,594 この二人に湯を 振る舞って欲しい。 106 00:09:54,594 --> 00:09:58,765 金髪の女子は儂の嫁となる者だ。 んなっ!? 107 00:09:58,765 --> 00:10:02,268 あれまぁ! そりゃあ めでたい! 108 00:10:02,268 --> 00:10:05,105 あれあれあれ こりゃあ美人さん! 109 00:10:05,105 --> 00:10:08,608 大族長様の奥様と 同じ目の色さぁ! 110 00:10:08,608 --> 00:10:10,910 な… なん…。 111 00:10:14,280 --> 00:10:18,451 こりゃあ 雷声様も大満足さね! 112 00:10:18,451 --> 00:10:20,453 なっ…! 113 00:10:20,453 --> 00:10:22,789 さぁ さぁ さぁ…! おっ おい! 114 00:10:22,789 --> 00:10:25,125 (セラ)初対面だぞ! 馴れ馴れしい! (ヴェーオル)後は頼んだぞ。 115 00:10:25,125 --> 00:10:28,294 にゃ! 116 00:10:28,294 --> 00:10:30,797 は~っ。 117 00:10:30,797 --> 00:10:35,635 あっははは! 悪がったさ。 許してくだせ。 118 00:10:35,635 --> 00:10:39,806 フン! いいだろう 寛大さも 騎士の美徳だからな。 119 00:10:39,806 --> 00:10:43,309 雷声様の奥様はお優しいでさ。 120 00:10:43,309 --> 00:10:46,312 奥様とか言うな! (レジナ)あれ あれ! 121 00:10:48,314 --> 00:10:51,317 そうさ 薬草茶 入れるさ。 122 00:10:51,317 --> 00:10:53,319 お願い。 123 00:11:01,327 --> 00:11:03,329 (ガタル)ふっ。 124 00:11:03,329 --> 00:11:05,498 ガタル よく覚えてたさ~。 125 00:11:05,498 --> 00:11:08,334 茶に薬草を入れるのか? 126 00:11:08,334 --> 00:11:12,839 そうでさ この辺りで よく飲まれているお茶でさ。 127 00:11:12,839 --> 00:11:14,841 お口に合うといいですが。 128 00:11:14,841 --> 00:11:19,345 この人数なら もっと お湯を足しましょうか。 129 00:11:19,345 --> 00:11:23,683 火も強くしなせ。 130 00:11:23,683 --> 00:11:27,687 何だ? 薪を取りに行ったんでさ。 131 00:11:27,687 --> 00:11:31,858 (セラ)幼児なのに 随分 足腰がしっかりしている。 132 00:11:31,858 --> 00:11:34,627 戦士の基礎を この年から…。 133 00:11:34,627 --> 00:11:42,802 ♬~ 134 00:11:42,802 --> 00:11:44,971 あたし達の見様見真似でさ。 135 00:11:44,971 --> 00:11:48,975 最近は エナが ガタルの いいお手本になってくれるし➡ 136 00:11:48,975 --> 00:11:50,977 ありがたいこって。 137 00:11:50,977 --> 00:11:53,813 (レジナ)そりゃお互い様よ~。 138 00:11:53,813 --> 00:11:58,918 《この二人 家族という わけではないのか…?》 139 00:12:01,321 --> 00:12:03,323 そろそろいいさね。 140 00:12:03,323 --> 00:12:05,925 (ユファ)はいさ 冷めねえうちに! 141 00:12:10,830 --> 00:12:13,433 うっ うまい! 142 00:12:15,501 --> 00:12:19,005 貴方のような貴族育ちでも この野趣溢れた➡ 143 00:12:19,005 --> 00:12:21,674 味の良さが分かりますか? 144 00:12:21,674 --> 00:12:25,511 《確かに 匂いは独特だが 得も言われぬ爽快感がある! 145 00:12:25,511 --> 00:12:30,183 全身に薬草の効果が 染み渡るような爽快さだ!》 146 00:12:30,183 --> 00:12:35,455 まぁ 霊樹達と交易して得られた 上質な薬草ですからね。 147 00:12:35,455 --> 00:12:38,791 お口に合ったようで何よりでさ! 148 00:12:38,791 --> 00:12:41,127 お替わりはいかがですか? 149 00:12:41,127 --> 00:12:43,129 頂こう! 150 00:12:49,636 --> 00:12:53,473 ふぅ…。 151 00:12:53,473 --> 00:12:57,310 (セラ)蛮地では 他の家族と 家を共有するのか? 152 00:12:57,310 --> 00:12:59,312 (2人)えっ? 153 00:12:59,312 --> 00:13:02,482 お前達は 親族にも見えんし 女二人 子二人で➡ 154 00:13:02,482 --> 00:13:05,151 暮らしている訳ではなかろう? 155 00:13:05,151 --> 00:13:07,654 夫は表に居た戦士の誰かか? 156 00:13:07,654 --> 00:13:10,990 じつは…。 157 00:13:10,990 --> 00:13:15,194 あたし達の夫はさ だいぶ前に死んじゃって。 158 00:13:17,163 --> 00:13:20,833 この子が胎ん中にいる頃に 西の戦さ行って➡ 159 00:13:20,833 --> 00:13:25,438 そん時にうけた傷が悪くなって そのまま。 160 00:13:30,677 --> 00:13:35,114 《東征軍の 私達の犠牲者と言うことか! 161 00:13:35,114 --> 00:13:38,951 故郷のために必要な征伐だった。 162 00:13:38,951 --> 00:13:42,455 戦場で出会った敵同士だったのだ。 163 00:13:42,455 --> 00:13:47,293 蛮族を相手に 感傷的になる必要はない。 164 00:13:47,293 --> 00:13:51,597 そう 無神経に言えたらよかった》 165 00:14:00,139 --> 00:14:04,811 我が軍の征伐で失われた命のこと 謝罪はすまい。 166 00:14:04,811 --> 00:14:06,979 えっ? だが 恨め! 167 00:14:06,979 --> 00:14:10,650 私は敗れ 囚われた身の上…。 168 00:14:10,650 --> 00:14:13,820 お前達には 夫の仇を討つ権利がある。 169 00:14:13,820 --> 00:14:17,323 はえ? 170 00:14:20,326 --> 00:14:23,496 仇を討つって どうして そんな事をするんでさ? 171 00:14:23,496 --> 00:14:26,165 どっ…! 172 00:14:26,165 --> 00:14:29,502 (セラ)どうしても何も お前達の夫の命を奪ったのは➡ 173 00:14:29,502 --> 00:14:33,406 私かもしれないのだぞ! 174 00:14:38,277 --> 00:14:43,883 この子が父親ん顔 覚えてないのは 悲しいこったけど…。 175 00:14:48,121 --> 00:14:53,426 (ユファ)あの人の死に目に 会えたのは幸運でさぁ! 176 00:14:56,295 --> 00:14:59,966 何より この子さ 遺して貰えたし。 177 00:14:59,966 --> 00:15:02,468 フフッ。 戦だけじゃねえ。 178 00:15:02,468 --> 00:15:08,474 (ユファ)男達は 竜さ狩り 獣さ狩り 時には化生さ狩ります。 179 00:15:08,474 --> 00:15:11,310 手足さ奪われて戦えなくなるか➡ 180 00:15:11,310 --> 00:15:14,313 老いて衰えて食われるまで…。 181 00:15:14,313 --> 00:15:17,984 アッハハハハ! 182 00:15:17,984 --> 00:15:23,322 どっちみち いつか 戦いの中で死ぬんが定めでさ。 183 00:15:23,322 --> 00:15:25,658 (ユファ)だから そんな 思い詰めた顔されても➡ 184 00:15:25,658 --> 00:15:28,828 困っちまいまさぁ! 185 00:15:28,828 --> 00:15:32,665 《先の戦士達や この女達といい➡ 186 00:15:32,665 --> 00:15:37,270 蛮地の人間は 男も女も 死生観が イルドレンとは➡ 187 00:15:37,270 --> 00:15:39,572 全く違うという事か…》 188 00:15:43,943 --> 00:15:46,112 (風を切る音) 189 00:15:46,112 --> 00:15:48,781 あっ! 190 00:15:48,781 --> 00:15:51,951 (竜笛の音) 191 00:15:51,951 --> 00:15:54,120 何の音だ? 竜笛…。 192 00:15:54,120 --> 00:15:56,122 (ツェツィ)襲撃です! 193 00:16:11,304 --> 00:16:16,409 (咆哮) 194 00:16:20,480 --> 00:16:26,819 ♬~ 195 00:16:26,819 --> 00:16:29,489 なんだ こいつは…。 196 00:16:29,489 --> 00:16:31,824 つ… ツケビケシという竜です。 197 00:16:31,824 --> 00:16:35,761 森で火を焚くと 煙の出元を襲うので…。 198 00:16:35,761 --> 00:16:38,598 その習性で ここを狙ったというわけか。 199 00:16:38,598 --> 00:16:40,933 (ツェツィ)でも 変です。 200 00:16:40,933 --> 00:16:43,603 この辺りのツケビケシは 邑を襲いません。 201 00:16:43,603 --> 00:16:46,606 襲ったら 狩られると 学習済みなので。 202 00:16:46,606 --> 00:16:48,774 御託はいい 早く逃げろ! 203 00:16:48,774 --> 00:16:50,776 は はいさ! 204 00:16:50,776 --> 00:16:53,279 ふえ…。 205 00:16:53,279 --> 00:16:55,615 うええ~! 206 00:16:55,615 --> 00:16:58,818 まずっ! 興味を惹いたか…。 207 00:17:00,786 --> 00:17:03,456 に 逃げますよ! 貴女に何かあったら➡ 208 00:17:03,456 --> 00:17:06,459 あの御方に顔向けが…! 断る。 209 00:17:06,459 --> 00:17:09,629 はぁ? 何 アホなこと…。 死ぬ気ですか? 210 00:17:09,629 --> 00:17:12,632 こちらの台詞だ たわけ! 211 00:17:12,632 --> 00:17:15,801 お前達 蛮族は 誰かが 犠牲になる事を➡ 212 00:17:15,801 --> 00:17:19,805 自然に受け止めすぎる 癪に障る! なっ…! 213 00:17:19,805 --> 00:17:23,809 それに端女… いや 敢えて名前で呼ぶが➡ 214 00:17:23,809 --> 00:17:27,813 ツェツィ お前は 私を誰だと思っているのだ? 215 00:17:27,813 --> 00:17:29,982 私は…。 216 00:17:29,982 --> 00:17:34,921 イルドレン王国筆頭騎士…。 217 00:17:34,921 --> 00:17:37,924 セラフィーナ・ド・ラヴィラントだ! 218 00:17:40,927 --> 00:17:42,929 へっ? 219 00:17:42,929 --> 00:17:44,931 ひ 火ばさみで…? 220 00:17:44,931 --> 00:17:47,433 無茶な 竜と戦えるような物じゃ! 221 00:17:47,433 --> 00:17:49,936 煩い 気が散る! 222 00:17:49,936 --> 00:17:55,775 ♬~ 223 00:17:55,775 --> 00:17:57,777 やぁ! 224 00:17:57,777 --> 00:17:59,779 それに➡ 225 00:17:59,779 --> 00:18:02,281 最初の一撃で概ね解った。 226 00:18:02,281 --> 00:18:05,284 この程度の鳥モドキなど あの髭男の豪剣に比べれば➡ 227 00:18:05,284 --> 00:18:07,286 恐れるに足りん! 228 00:18:07,286 --> 00:18:11,123 何より 騎士の背に 守るべき者がいる限り➡ 229 00:18:11,123 --> 00:18:14,126 私は 私の誇りにかけて 退きはしない! 230 00:18:14,126 --> 00:18:19,966 ♬~ 231 00:18:19,966 --> 00:18:22,134 ふっ! 232 00:18:22,134 --> 00:18:24,804 (咆哮) 233 00:18:24,804 --> 00:18:26,973 何を突っ立っている! さっさと逃げろ! 234 00:18:26,973 --> 00:18:29,308 は はいさ! 235 00:18:29,308 --> 00:18:31,310 で でも…! 236 00:18:31,310 --> 00:18:34,080 この程度の相手なら お前達が逃げる間に➡ 237 00:18:34,080 --> 00:18:36,916 仕留めるくらい訳はない! 238 00:18:36,916 --> 00:18:38,918 ♬~ 239 00:18:38,918 --> 00:18:41,754 居ても邪魔なのだと言っている! 240 00:18:41,754 --> 00:18:47,093 し… 死んだら 嗤ってやりますからね! 241 00:18:47,093 --> 00:18:49,395 (セラ)余所見をするな 鳥。 242 00:18:51,430 --> 00:18:53,432 貴様の相手は私だ! 243 00:19:06,278 --> 00:19:09,882 うお~っ! 244 00:19:15,121 --> 00:19:17,123 雷声殿! 邑に入ったのは 何頭だ? 245 00:19:17,123 --> 00:19:19,625 4頭だ。 246 00:19:19,625 --> 00:19:23,462 お前達は 他に逃げ遅れた者が いないか探してくれ。 247 00:19:23,462 --> 00:19:27,299 邑人達の守りを最優先せよ! (戦士達)おうっ! 248 00:19:27,299 --> 00:19:29,468 《セラは ツェツィと共にいる。 249 00:19:29,468 --> 00:19:33,739 ならば 無事に 逃げおおせているはずだ》 250 00:19:33,739 --> 00:19:35,741 急ぎ仕留めるぞ! 251 00:19:35,741 --> 00:19:37,743 (戦士達)おおっ! 252 00:19:37,743 --> 00:19:49,088 ♬~ 253 00:19:49,088 --> 00:19:51,590 あと 一頭はいずこにおるか! 254 00:19:51,590 --> 00:19:53,759 ヴェーオル様! 255 00:19:53,759 --> 00:19:55,761 ツェツィ…! 256 00:19:55,761 --> 00:19:59,932 さ… 先程の家にもツケビケシが! 257 00:19:59,932 --> 00:20:05,271 セラさんが私達を 逃がすために囮に…! 258 00:20:05,271 --> 00:20:08,441 はっやぁ…。 259 00:20:08,441 --> 00:20:14,447 ♬~ 260 00:20:14,447 --> 00:20:17,450 《セラ:表に出れば どうにかなるかと思ったが➡ 261 00:20:17,450 --> 00:20:19,952 走る速さは あちらが上か!》 262 00:20:19,952 --> 00:20:32,798 ♬~ 263 00:20:32,798 --> 00:20:36,802 《ましてや こうも恨まれてしまえば➡ 264 00:20:36,802 --> 00:20:39,305 体力は余裕だが もう…!》 265 00:20:39,305 --> 00:20:46,479 ♬~ 266 00:20:46,479 --> 00:20:48,981 くっ…! はっ! 267 00:20:48,981 --> 00:20:53,152 ♬~ 268 00:20:53,152 --> 00:20:56,489 《無手とみたら これ見よがしに突進とはな…。 269 00:20:56,489 --> 00:20:58,991 賢い獣だ…》 270 00:21:02,828 --> 00:21:05,831 《散々 侵略しておいて…。 271 00:21:05,831 --> 00:21:11,170 弱者への慈悲など 酷い偽善だと思う…。 272 00:21:11,170 --> 00:21:14,006 が…! 273 00:21:14,006 --> 00:21:16,342 これで 私は騎士として生き➡ 274 00:21:16,342 --> 00:21:18,344 騎士として死ねる!》 275 00:21:20,679 --> 00:21:23,883 セラ~! 耳を塞げ~! 276 00:21:25,851 --> 00:21:27,853 うわっ! 277 00:21:27,853 --> 00:21:31,857 ウォ~! 278 00:21:41,300 --> 00:21:44,803 すまぬ セラ 遅くなった。 279 00:21:49,975 --> 00:21:54,813 ツェツィを邑の女子供達を 命をかけて救ってくれた事➡ 280 00:21:54,813 --> 00:21:58,818 次期大族長として 感謝の念に堪えん。 281 00:22:01,487 --> 00:22:03,656 何より…。 282 00:22:03,656 --> 00:22:06,825 そなたが無事で本当に…。 283 00:22:06,825 --> 00:22:08,828 よかった。 284 00:22:08,828 --> 00:22:15,000 ♬~ 285 00:22:15,000 --> 00:22:17,336 あれ…? 286 00:22:17,336 --> 00:22:20,339 (セラ)な… 何故だ? どうして? 287 00:22:20,339 --> 00:22:23,175 涙が… えっ? 288 00:22:23,175 --> 00:22:30,015 何故…? うっ うぐっ…。 289 00:22:30,015 --> 00:22:35,788 うあっ… ああっ…! 290 00:22:35,788 --> 00:22:37,957 (セラ)うっ…! 291 00:22:37,957 --> 00:22:42,795 ♬~ 292 00:22:42,795 --> 00:22:45,464 あっ…。 293 00:22:45,464 --> 00:22:47,867 ヴェーオル様!