1 00:00:34,635 --> 00:00:40,641 <長年 繰り広げられている 国王軍と魔王軍の戦い。 2 00:00:40,641 --> 00:00:45,812 戦いのさなか 王国の王女にして➨ 3 00:00:45,812 --> 00:00:50,317 国王軍第三騎士団 騎士団長の 姫様は➨ 4 00:00:50,317 --> 00:00:53,654 魔王軍の手に落ちてしまう。 5 00:00:53,654 --> 00:00:59,660 魔王軍は姫様から王国の秘密を 聞き出そうとし…> 6 00:00:59,660 --> 00:01:02,996 (トーチャー)姫様 “拷問”の時間です。 7 00:01:02,996 --> 00:01:05,832 <日々 姫様を➨ 8 00:01:05,832 --> 00:01:10,170 苛烈な “拷問”に かけるのであった> 9 00:01:10,170 --> 00:01:12,172 (雷鳴) 10 00:01:18,011 --> 00:01:21,348 あれが魔王城…。 11 00:01:21,348 --> 00:01:25,018 今 お助けします。 12 00:01:25,018 --> 00:01:27,721 姫様。 (雷鳴) 13 00:01:31,525 --> 00:01:33,460 (姫様)遊園地? 14 00:01:33,460 --> 00:01:36,630 (陽鬼)うん! 明日が急に休みになって。 15 00:01:36,630 --> 00:01:39,132 (陰鬼)い… 行こっかって。 16 00:01:39,132 --> 00:01:42,135 姫ちゃんも ど どう? 17 00:01:42,135 --> 00:01:45,472 私は無理だよ だって監禁中だよ!? 18 00:01:45,472 --> 00:01:48,308 フフッ 最高位拷問官に聞いてみてよ。 19 00:01:48,308 --> 00:01:50,477 ウーン…。 ねっ? 20 00:01:50,477 --> 00:01:52,479 うん うん。 21 00:01:52,479 --> 00:01:55,148 ウーン…。 22 00:01:55,148 --> 00:01:59,319 よし! 聞いてみる! (2人)やった~! 23 00:01:59,319 --> 00:02:02,489 最初から無理って決めつけるの よくないよね! 24 00:02:02,489 --> 00:02:05,659 そうだよ! ひ 姫ちゃん来たら➨ 25 00:02:05,659 --> 00:02:07,828 きっと楽しいね。 だね! 26 00:02:07,828 --> 00:02:10,664 《エクス:いや無理でしょう…》 27 00:02:10,664 --> 00:02:12,100 だめです。 そりゃそうだ。 28 00:02:12,100 --> 00:02:15,002 クゥ… 鬼畜め! 29 00:02:15,002 --> 00:02:18,005 監禁 拷問を受けている私には➨ 30 00:02:18,005 --> 00:02:20,340 遊園地に行く 自由もないというのか! 31 00:02:20,340 --> 00:02:22,342 あると思うほうがすごいです。 32 00:02:24,344 --> 00:02:26,513 しかし… そうですね。 33 00:02:26,513 --> 00:02:31,018 王国の秘密と交換なら 考えましょう。 34 00:02:31,018 --> 00:02:34,788 まさか貴様 これが 今日の “拷問”か!? なっ!? 35 00:02:34,788 --> 00:02:36,957 どうせ遊園地などウソで➨ 36 00:02:36,957 --> 00:02:40,460 姫様を喋らせるための策だろう! いえいえ。 37 00:02:40,460 --> 00:02:43,296 そんなことしませんよ。 38 00:02:43,296 --> 00:02:47,300 あの2人も きっと本心から 誘ったのでしょう。 39 00:02:47,300 --> 00:02:49,970 騙されてはいけません 姫様! 40 00:02:49,970 --> 00:02:54,141 それでは改めて…。 41 00:02:54,141 --> 00:02:57,644 姫様 “拷問”の時間です。 42 00:04:42,616 --> 00:04:46,286 もう1時間以上 黙ってますね。 43 00:04:46,286 --> 00:04:50,290 いいのですか? そろそろ開園時間ですよ。 44 00:04:50,290 --> 00:04:52,292 話していただければ➨ 45 00:04:52,292 --> 00:04:55,796 転送魔法で 遊園地までお送りします。 46 00:04:55,796 --> 00:04:59,299 みんなで楽しい時間を 過ごしたくないですか? 47 00:04:59,299 --> 00:05:03,803 姫様 どうせ 陽鬼と陰鬼のヤツらもグルです。 48 00:05:03,803 --> 00:05:07,307 本当に誘われたわけでは…。 安心しろ エクス。 49 00:05:07,307 --> 00:05:12,145 私は… 国王軍第三騎士団 騎士団長。 50 00:05:12,145 --> 00:05:15,148 数々の修羅場を経験してきた。 51 00:05:15,148 --> 00:05:19,653 友だと思っていた者に…。 52 00:05:19,653 --> 00:05:22,756 裏切られたこともある。 53 00:05:33,433 --> 00:05:38,638 この程度のこと慣れている。 私は決して屈しない。 54 00:05:42,108 --> 00:05:44,945 開園時間です。 55 00:05:44,945 --> 00:05:49,115 残念ですが 今回は私の負けのようですね。 56 00:05:49,115 --> 00:05:52,786 ひ 姫様… 落ち込むことないですよ。 57 00:05:52,786 --> 00:05:56,456 大丈夫だ。 言ったろう 慣れてるって。 58 00:05:56,456 --> 00:05:59,292 けど…。 59 00:05:59,292 --> 00:06:01,628 ((うちら もう友達っしょ。 60 00:06:01,628 --> 00:06:06,132 ひ 姫ちゃん来たら きっと楽しいね。 だね!)) 61 00:06:06,132 --> 00:06:11,638 ホントはちょっと… 遊園地… 行きたかったな。 62 00:06:11,638 --> 00:06:13,640 姫様…。 63 00:06:13,640 --> 00:06:15,642 📱 64 00:06:17,644 --> 00:06:19,646 あっ。 65 00:06:25,652 --> 00:06:28,989 あ… あぁ…。 66 00:06:28,989 --> 00:06:32,325 友情は本物だった~! 67 00:06:32,325 --> 00:06:36,830 話します~! だから本当って言ったのに。 68 00:06:41,101 --> 00:06:43,703 姫ちゃんから返信あった? 69 00:06:51,278 --> 00:06:54,614 お待たせ~! あぁ来た来た。 70 00:06:54,614 --> 00:06:57,450 ふ 服…。 かわいいね。 71 00:06:57,450 --> 00:07:00,954 エヘヘ そうかな~。 よし! 72 00:07:00,954 --> 00:07:05,125 今日は一日 楽しむぞ! (陰鬼/姫様)オーッ! 73 00:07:05,125 --> 00:07:07,127 アーン! 74 00:07:07,127 --> 00:07:11,631 《楽しい! うれしい! こんなの初めて! 75 00:07:11,631 --> 00:07:16,136 友達って幸せ! 一緒に楽しいを過ごせば➨ 76 00:07:16,136 --> 00:07:20,140 楽しいは 2倍 3倍 4倍 5倍!》 77 00:07:20,140 --> 00:07:22,142 (シャッター音) 78 00:07:22,142 --> 00:07:24,744 《心が弾けて止まらない!》 79 00:07:27,814 --> 00:07:30,483 (3人)わぁ…。 80 00:07:30,483 --> 00:07:35,922 ウェルカム… トーキョー…。 81 00:07:35,922 --> 00:07:37,924 はい…。 82 00:07:37,924 --> 00:07:42,762 ギリギリでしたが 今日こそ 有益な情報を得られました。 83 00:07:42,762 --> 00:07:45,265 国王は ランドより…。 84 00:07:45,265 --> 00:07:47,267 シー派です。 85 00:07:47,267 --> 00:07:51,438 いかがですか? 今回 聞き出した秘密。 86 00:07:51,438 --> 00:07:54,441 えっ? あっ… はい。 87 00:07:54,441 --> 00:07:57,610 いつもどおり… えっ!? 88 00:07:57,610 --> 00:08:01,114 わかりました…。 89 00:08:01,114 --> 00:08:03,783 明日の “拷問”…。 90 00:08:03,783 --> 00:08:06,453 魔王様のご息女が じきじきに!? 91 00:08:06,453 --> 00:08:09,289 (雷鳴) 92 00:08:09,289 --> 00:08:12,959 大地のゆりかご 天の慈愛に見守られ…。 93 00:08:12,959 --> 00:08:14,961 ねんねん ねむれ。 94 00:08:14,961 --> 00:08:18,965 汝 常夜の都を目指し歩まん。 95 00:08:18,965 --> 00:08:20,967 ズッ友! 96 00:08:22,969 --> 00:08:24,971 (解錠音) 97 00:08:29,309 --> 00:08:31,311 あっ…。 98 00:08:31,311 --> 00:08:35,248 なぜ貴様 ひざまずいている? あっ私? 99 00:08:35,248 --> 00:08:38,918 私の偉大さ理解した? 違うと思います。 100 00:08:38,918 --> 00:08:43,590 私がひざまずいているのは 姫様に対してではございません。 101 00:08:43,590 --> 00:08:47,594 本日の “拷問”は 魔王様のご息女が行います。 102 00:08:47,594 --> 00:08:49,596 魔王の娘だと!? 103 00:08:49,596 --> 00:08:53,900 そうです。 我が魔王様の一人娘。 104 00:08:55,935 --> 00:09:00,106 ハイパー上級見習い拷問官…。 105 00:09:00,106 --> 00:09:02,275 マオマオちゃん様です。 106 00:09:02,275 --> 00:09:04,444 かわい~い! 107 00:09:04,444 --> 00:09:08,114 え~ かわい~い ちっさ~い。 108 00:09:08,114 --> 00:09:10,116 マオマオちゃん何歳? 109 00:09:10,116 --> 00:09:12,952 聞いて聞いて おねえさんに なんでも聞いて~。 110 00:09:12,952 --> 00:09:14,954 姫様? ハッ! 111 00:09:14,954 --> 00:09:18,958 ち 違うぞエクス 私は魔王の娘から➨ 112 00:09:18,958 --> 00:09:23,129 情報を聞き出そうとしただけで…。 目を合わせてください。 113 00:09:23,129 --> 00:09:25,799 コイツは魔王の娘ですよ。 114 00:09:25,799 --> 00:09:28,134 子どもだからと 油断してはいけません。 115 00:09:28,134 --> 00:09:30,804 ううん…。 (姫様/エクス)んっ? 116 00:09:30,804 --> 00:09:33,740 私… だめな子なの。 117 00:09:33,740 --> 00:09:38,244 魔王の子って期待されてるけど➨ 118 00:09:38,244 --> 00:09:41,948 1回も ごーもん 成功したことないし。 119 00:09:45,418 --> 00:09:51,624 きっと… ごーもん官… 向いてないんだ…。 120 00:09:53,760 --> 00:09:57,430 そんなことない! そんなことないよ マオマオちゃん! 121 00:09:57,430 --> 00:09:59,766 うまくいかない日が続いても➨ 122 00:09:59,766 --> 00:10:03,102 きっといつか その努力は報われるから! 123 00:10:03,102 --> 00:10:05,605 なんで敵を 励ましてるんですか姫様。 124 00:10:05,605 --> 00:10:09,776 勇気を出して 私を “拷問”してみて! 125 00:10:09,776 --> 00:10:13,446 んっ… ありがとう おねえちゃん! 126 00:10:13,446 --> 00:10:16,783 うん かわいい! 話す! 早いです姫様。 127 00:10:16,783 --> 00:10:19,119 よ~し それじゃあ…。 128 00:10:19,119 --> 00:10:22,422 姫様 “ごーもん”の時間です! 129 00:10:24,457 --> 00:10:27,460 えっと… これはプチプチです。 130 00:10:27,460 --> 00:10:30,964 これをプチプチするのが 私は大好きです。 131 00:10:30,964 --> 00:10:35,168 だから目の前でやられたら 羨ましいはずです。 132 00:10:37,804 --> 00:10:39,806 はぁ~。 133 00:10:42,308 --> 00:10:44,310 はぁぁ~。 134 00:10:44,310 --> 00:10:48,648 どうです! 羨ましいでしょ! ハァ…。 135 00:10:48,648 --> 00:10:52,819 《あ~ かわいい。 正直 全然 羨ましくない。 136 00:10:52,819 --> 00:10:56,990 けど メチャメチャ秘密を喋りたい》 姫様しっかり! 137 00:10:56,990 --> 00:11:02,328 マオマオちゃん様 もう一押しです。 んっ! 138 00:11:02,328 --> 00:11:04,831 じゃあ これならどうですか? 139 00:11:04,831 --> 00:11:08,034 一気にプチプチをやる すごい技です! 140 00:11:15,341 --> 00:11:19,178 これは一瞬で大量のプチプチを 使っちゃう大技なので➨ 141 00:11:19,178 --> 00:11:22,849 特別な日にしか やらないやつなのです! 142 00:11:22,849 --> 00:11:26,186 《今までの どの “拷問”より キツい》 143 00:11:26,186 --> 00:11:28,521 頑張って姫様! 気を確かに! 144 00:11:28,521 --> 00:11:31,357 よ~し もう一押し! 145 00:11:31,357 --> 00:11:34,961 えっと次は… あっ…。 んっ? 146 00:11:34,961 --> 00:11:41,301 もう プチプチできるとこ… なくなっちゃった…。 147 00:11:41,301 --> 00:11:45,138 また “ごーもん”失敗…。 148 00:11:45,138 --> 00:11:47,640 頑張ったのになぁ。 149 00:11:47,640 --> 00:11:51,444 はぁぁ~ん! 話します~っ! 150 00:11:54,814 --> 00:11:57,150 ハァ… ハァ…。 なるほど。 151 00:11:57,150 --> 00:11:59,986 これが国王軍の作戦信号。 ハァ… ハァ… ハァ…。 152 00:11:59,986 --> 00:12:03,823 これで お仕事終わり? はい そうです。 153 00:12:03,823 --> 00:12:06,826 完璧でした マオマオちゃん様。 154 00:12:06,826 --> 00:12:10,830 そして… 秘密を話した姫様は用済み。 155 00:12:10,830 --> 00:12:14,167 好きに扱ってもらっても 結構ですよ。 156 00:12:14,167 --> 00:12:18,338 え~っと… じゃあ…。 157 00:12:18,338 --> 00:12:20,506 んっ? 158 00:12:20,506 --> 00:12:22,809 追いかけっこしよ! 159 00:12:24,844 --> 00:12:26,846 うん! 160 00:12:28,848 --> 00:12:32,518 マオマオちゃ~ん ほら こっちこっち! 161 00:12:32,518 --> 00:12:35,288 フンッ! 待て~! 162 00:12:35,288 --> 00:12:39,125 アハハハ ほら こっちだってば~。 163 00:12:39,125 --> 00:12:42,795 よ~し! 待て~! 164 00:12:42,795 --> 00:12:46,466 姫様… 今 自分で… 鎖…。 (はしゃぎ声) 165 00:12:46,466 --> 00:12:49,969 タッチ! あ~ 捕まっちゃった~。 166 00:12:49,969 --> 00:12:52,472 今度は おねえちゃんが鬼! うん! 167 00:12:52,472 --> 00:12:54,974 (魔王)なるほど➨ 168 00:12:54,974 --> 00:12:58,478 これが作戦信号。 (カナッジ)はい。 169 00:12:58,478 --> 00:13:02,315 (カナッジ)早速 そちらのメモを 戦闘参謀長に渡しましょう。 170 00:13:02,315 --> 00:13:04,317 ならぬ! ハッ!? 171 00:13:04,317 --> 00:13:08,154 これは マオマオちゃんの仕事の 初成果。 172 00:13:08,154 --> 00:13:11,491 ワシの家に飾ることにする。 173 00:13:11,491 --> 00:13:14,494 誰にも見せてあげぬわ! 174 00:13:17,330 --> 00:13:20,500 汝 常夜の都を目指し歩まん。 175 00:13:20,500 --> 00:13:24,170 いざ 見果てぬ夢のかなたへ。 176 00:13:24,170 --> 00:13:28,675 大地のゆりかご 天の慈愛に見守られ。 177 00:13:36,616 --> 00:13:40,119 姫様 “拷問”の時間です。 178 00:13:40,119 --> 00:13:43,122 なんだ その格好は? それは➨ 179 00:13:43,122 --> 00:13:46,626 本日の “拷問”が➨ 180 00:13:46,626 --> 00:13:48,628 小籠包だからです。 181 00:13:48,628 --> 00:13:50,630 なっ… 中華! 182 00:13:50,630 --> 00:13:55,301 マズいぞ… 姫様 実は 中華が大好物! 183 00:13:55,301 --> 00:13:57,303 今回の “拷問”➨ 184 00:13:57,303 --> 00:13:59,972 耐え切ることは 難しいかもしれない…! 185 00:13:59,972 --> 00:14:02,475 いや毎回 耐え切ってないけど! 186 00:14:04,477 --> 00:14:07,313 あれ? どうされました? 姫様。 187 00:14:07,313 --> 00:14:09,315 いつものバカ顔は どこへ? 188 00:14:09,315 --> 00:14:11,317 ((おいしそ~)) バカ顔!? 189 00:14:11,317 --> 00:14:15,988 フフフ 確かに私は中華が大好物。 190 00:14:15,988 --> 00:14:17,990 ジモチとも よく➨ 191 00:14:17,990 --> 00:14:21,160 お稽古帰りに こっそり 中華レストラン➨ 192 00:14:21,160 --> 00:14:24,664 バーミニャンに寄り道していた。 またかよ あのジジイ。 193 00:14:24,664 --> 00:14:29,669 ((マーボー ギョーザ チャーハン… 選べないよ~! 194 00:14:29,669 --> 00:14:31,671 (ジモチ)では ぜ~んぶ頼んで➨ 195 00:14:31,671 --> 00:14:34,607 一つのお皿に 乗せちゃいましょう! 196 00:14:34,607 --> 00:14:37,710 わぁ~ うんっ! 197 00:14:40,613 --> 00:14:45,284 わぁ…)) そんな中華好きな私だけど…。 198 00:14:45,284 --> 00:14:47,286 小籠包は別! 199 00:14:47,286 --> 00:14:49,956 だって小籠包は 中に おつゆがいっぱいで➨ 200 00:14:49,956 --> 00:14:52,291 必ず口の中をヤケドするから! 201 00:14:52,291 --> 00:14:54,961 ((プーッ!)) 情けない理由…。 202 00:14:54,961 --> 00:14:58,131 しかし それなら 我らに勝機ありですね! 203 00:14:58,131 --> 00:15:00,466 あぁ! 姫様。 204 00:15:00,466 --> 00:15:04,637 それは… 小籠包の食べ方を 知らないからです。 205 00:15:04,637 --> 00:15:07,807 小籠包の… 食べ方? 206 00:15:07,807 --> 00:15:11,144 小籠包は 直接 口に含むのではなく➨ 207 00:15:11,144 --> 00:15:13,479 まず レンゲの上に乗せ➨ 208 00:15:13,479 --> 00:15:16,149 そこで皮を割るのです。 209 00:15:16,149 --> 00:15:18,651 わぁ! 姫様~! 210 00:15:18,651 --> 00:15:21,487 お気を確かに! 今 バカ顔値が➨ 211 00:15:21,487 --> 00:15:24,824 70パーセントまでいってましたよ! バカ顔値!? 212 00:15:24,824 --> 00:15:29,162 安心しろエクス 今のは少し油断しただけだ。 213 00:15:29,162 --> 00:15:31,330 これ以上は ない! 214 00:15:31,330 --> 00:15:34,600 一瞬 おいしそうに見えたが そうでもない。 215 00:15:34,600 --> 00:15:36,602 だって皮を割ったら➨ 216 00:15:36,602 --> 00:15:38,771 せっかくの汁が 出てしまうじゃないか! 217 00:15:38,771 --> 00:15:42,108 そうです。 この溢れる汁を➨ 218 00:15:42,108 --> 00:15:44,777 先に味わいます。 なっ…! 219 00:15:44,777 --> 00:15:46,779 ハァッ…。 220 00:15:46,779 --> 00:15:50,283 おいしそ~。 姫様 危ない! 221 00:15:50,283 --> 00:15:52,618 クッ… し しかし➨ 222 00:15:52,618 --> 00:15:55,788 汁を先に飲んでしまったら 本体はどうする!? 223 00:15:55,788 --> 00:15:58,457 汁なしの小籠包など➨ 224 00:15:58,457 --> 00:16:00,460 ただの残骸! 225 00:16:00,460 --> 00:16:05,631 もちろん この段階で汁をすべて 飲み干したりはしませんよ。 226 00:16:05,631 --> 00:16:08,968 ご覧ください。 あっ…。 227 00:16:08,968 --> 00:16:11,804 レ レンゲの中で➨ 228 00:16:11,804 --> 00:16:16,809 皮と餡と汁が 程よくまじって存在している! 229 00:16:16,809 --> 00:16:19,512 そ… そんなの…。 230 00:16:21,481 --> 00:16:25,151 絶対おいしいじゃ~ん! 姫様~! 231 00:16:25,151 --> 00:16:27,153 あっ! 232 00:16:27,153 --> 00:16:29,322 貴様! その おいしそうなのを➨ 233 00:16:29,322 --> 00:16:31,490 一口で…! 234 00:16:31,490 --> 00:16:34,760 あ… あぁ…。 235 00:16:34,760 --> 00:16:37,763 あぁ~っ! 236 00:16:41,267 --> 00:16:43,269 なるほど…。 237 00:16:43,269 --> 00:16:47,440 日曜の朝 引き継ぎが発生し 警備が甘くなる…。 238 00:16:47,440 --> 00:16:51,444 ええっ 最後に ちょい乗せ刻みショウガ!? 239 00:16:51,444 --> 00:16:54,113 これ以上の至福を 求めるっていうの!? 240 00:16:54,113 --> 00:16:56,115 わぁ…。 241 00:16:56,115 --> 00:16:58,117 フーッ フーッ。 242 00:17:05,291 --> 00:17:09,495 ほふ~っ ひあわひぇ~。 243 00:17:13,633 --> 00:17:18,471 日曜の朝 警備が甘くなるだと? はい。 244 00:17:18,471 --> 00:17:21,140 そこが狙い目かと…。 だめだ! 245 00:17:21,140 --> 00:17:24,810 ニチアサは 見たいアニメが多い。 246 00:17:24,810 --> 00:17:28,147 ワシは リアルタイム視聴主義なのだ。 247 00:17:28,147 --> 00:17:30,149 御意に。 248 00:17:30,149 --> 00:17:33,753 大地のゆりかご 天の慈愛に見守られ➨ 249 00:17:33,753 --> 00:17:38,090 ねんねん ねむれ 汝 常夜の都を目指し歩まん。 250 00:17:38,090 --> 00:17:41,694 いざ 見果てぬ夢のかなたへ! 251 00:17:47,600 --> 00:17:53,606 (寝息) 252 00:17:56,609 --> 00:17:59,946 白ごはん…。 姫様。 253 00:17:59,946 --> 00:18:02,949 マンガ盛りで…。 姫様。 あっ…。 254 00:18:02,949 --> 00:18:06,285 姫様。 ううっ…! 255 00:18:06,285 --> 00:18:09,622 えっ? えっ? お静かに。 256 00:18:09,622 --> 00:18:13,626 城全体に 睡眠魔法をかけていますが➨ 257 00:18:13,626 --> 00:18:17,296 できるだけ静かに行動しましょう。 258 00:18:17,296 --> 00:18:22,301 国王軍第一騎士団 聖白騎士 ルーシュ・ブリタン。 259 00:18:22,301 --> 00:18:25,638 姫様を お迎えに参りました。 260 00:18:25,638 --> 00:18:28,975 んっ…? 姫様? 261 00:18:28,975 --> 00:18:31,644 <姫様は➨ 262 00:18:31,644 --> 00:18:35,748 幼いころより 「強くあれ」と育てられ➨ 263 00:18:35,748 --> 00:18:41,087 同年代の少女たちが 白馬の王子様に憧れる中…> 264 00:18:41,087 --> 00:18:45,591 ((そんなもの不要。 私自身が皆の剣となる)) 265 00:18:45,591 --> 00:18:47,927 < と言っていた。 266 00:18:47,927 --> 00:18:50,596 けど実は…> 267 00:18:50,596 --> 00:18:52,598 ((キャー!)) 268 00:18:52,598 --> 00:18:56,769 <少女マンガでキュンキュンしていた。 そして…。 269 00:18:56,769 --> 00:19:01,607 白馬の王子様に 助けられることに憧れていた。 270 00:19:01,607 --> 00:19:03,609 いや…。 271 00:19:03,609 --> 00:19:07,279 メチャクチャ憧れていた> 272 00:19:07,279 --> 00:19:10,449 わ 私を救いに? そうです。 273 00:19:10,449 --> 00:19:15,254 《え~ 何これ夢~? 私まだ夢見てるの~?》 274 00:19:17,289 --> 00:19:20,793 わぁ…。 275 00:19:20,793 --> 00:19:22,795 うわぁ! 276 00:19:22,795 --> 00:19:24,797 フウッ…。 277 00:19:24,797 --> 00:19:27,633 あぁ~っ! 278 00:19:27,633 --> 00:19:31,804 フウッ… さぁ早く逃げましょう。 279 00:19:31,804 --> 00:19:33,739 現実だった。 えっ? 280 00:19:33,739 --> 00:19:37,576 いえ… ごめんなさい あなたは悪くないわ。 281 00:19:37,576 --> 00:19:39,578 むしろ結婚するなら➨ 282 00:19:39,578 --> 00:19:42,681 親しみやすい人のほうが好みよ。 はぁ…。 283 00:19:44,917 --> 00:19:47,586 エクスは まだ寝てる。 284 00:19:47,586 --> 00:19:50,589 それで どうやって脱出するの? 285 00:19:50,589 --> 00:19:55,261 はい。 実は 姫様捜索に時間を要しまして。 286 00:19:55,261 --> 00:19:58,931 睡眠魔法の効果は残り数分です。 287 00:19:58,931 --> 00:20:01,767 なので ここから帰還魔法で➨ 288 00:20:01,767 --> 00:20:04,437 一気に城まで飛びます。 なるほど。 289 00:20:04,437 --> 00:20:10,109 えっと… その… 帰還魔法なんですが…。 んっ? 290 00:20:10,109 --> 00:20:15,614 2人で飛ぶには 密着しておく必要がありまして…。 291 00:20:15,614 --> 00:20:18,117 フッ ういヤツめ。 292 00:20:18,117 --> 00:20:23,456 密着くらいかまわぬ 好きに触れ。 ありがとうございます! 293 00:20:23,456 --> 00:20:28,627 では姫様 お腰を失礼します。 うむ。 294 00:20:28,627 --> 00:20:31,931 それでは 詠唱を開始します。 295 00:20:33,966 --> 00:20:35,968 幾千の星くず…。 < もちろん➨ 296 00:20:35,968 --> 00:20:40,639 騎士を 「ういヤツ」と呼んだ姫様も ういヤツであった!> 297 00:20:40,639 --> 00:20:42,808 我ここに誓う…。 《ほわぁぁ! 298 00:20:42,808 --> 00:20:47,980 近い! 顔が近い 声が近い 男の人が近い! 299 00:20:47,980 --> 00:20:51,817 指先から体温が伝わってくる こんなの初めて。 300 00:20:51,817 --> 00:20:55,154 ドキドキして コイツすら かっこよく見えてしまう》 301 00:20:55,154 --> 00:20:58,157 幾万の夜を越え…。 《心なしか声もかっこいいような。 302 00:20:58,157 --> 00:21:01,994 真剣に詠唱している 横顔… かっこいい!》 303 00:21:01,994 --> 00:21:03,996 んっ…! 304 00:21:03,996 --> 00:21:05,998 《抱き寄せる力が増した。 305 00:21:05,998 --> 00:21:09,335 移動系魔法は かなり集中が必要と聞くが➨ 306 00:21:09,335 --> 00:21:13,672 本当のようだな。 相当 体に力が入っている。 307 00:21:13,672 --> 00:21:17,843 少し痛いが 私は華奢な乙女とは違う。 308 00:21:17,843 --> 00:21:21,680 王女にして 国王軍第三騎士団 騎士団長。 309 00:21:21,680 --> 00:21:23,682 この程度…。 310 00:21:23,682 --> 00:21:27,853 というか それより 少しずつ手が上がってきてて…。 311 00:21:27,853 --> 00:21:30,189 このままだと おっぱ…》 312 00:21:30,189 --> 00:21:32,191 あ あの ちょっと…。 313 00:21:32,191 --> 00:21:34,793 《だめだ! すごい集中してる! 314 00:21:34,793 --> 00:21:37,963 コイツ自身 まったく気付いてない! 315 00:21:37,963 --> 00:21:42,468 落ち着け… 私は騎士になったとき 女は捨てている。 316 00:21:42,468 --> 00:21:46,305 もし仮に おっぱ… に 手が当たったとしても➨ 317 00:21:46,305 --> 00:21:48,974 大したことではない…》 318 00:21:48,974 --> 00:21:52,311 幾万の夜を越えて 汝 都を目指す者よ…。 319 00:21:52,311 --> 00:21:54,647 我ここに願わん。 《これしきのこと…。 320 00:21:54,647 --> 00:21:58,250 私は決して屈しない!》 混沌の闇を切…。 321 00:22:00,319 --> 00:22:02,321 やっぱ無理~! 322 00:22:04,323 --> 00:22:07,726 いざ… 導きの… かなたへ…。 323 00:22:10,329 --> 00:22:13,032 すまぬ… ルーシュ。 324 00:22:17,169 --> 00:22:20,339 姫様 “拷問”の時間です。 325 00:22:20,339 --> 00:22:23,842 耐えましょう。 きっといつか助けが来ます! 326 00:22:23,842 --> 00:22:26,045 ウッ… ウゥ…。 327 00:23:57,303 --> 00:23:59,305 (魔王)しかし…。 328 00:23:59,305 --> 00:24:04,810 トーチャーのヤツ 使える情報を全然持ってこぬな。 329 00:24:04,810 --> 00:24:09,148 それだけ姫が強敵ということか…。 330 00:24:09,148 --> 00:24:11,317 いや…。 331 00:24:11,317 --> 00:24:13,319 もしくは…。 332 00:24:15,321 --> 00:24:17,489 (雷鳴) 333 00:24:17,489 --> 00:24:20,693 (魔王)トーチャーを呼び出せ!