1 00:00:01,168 --> 00:00:04,171 <夏の素材採集に成功した ローゼマイン> 2 00:00:04,171 --> 00:00:06,440 <そして 夏の終わり…> 3 00:00:08,175 --> 00:00:10,177 (フェルディナンド)さて ローゼマイン。 4 00:00:10,177 --> 00:00:14,114 私は全く聞いていなかったが 夏の終わりに➡ 5 00:00:14,114 --> 00:00:16,383 ジルヴェスターの姉が 来るそうだな? 6 00:00:16,383 --> 00:00:19,319 (ローゼマイン) あれ?報告していませんでした? 7 00:00:19,319 --> 00:00:21,221 聞いていない。 8 00:00:21,221 --> 00:00:24,992 うう…申し訳ございません。 だが おかしい。 9 00:00:24,992 --> 00:00:29,329 なぜ第三夫人の彼女が 領主会議にいたのだ? 10 00:00:29,329 --> 00:00:32,165 第一夫人に 繰り上がったという事か? 11 00:00:32,165 --> 00:00:34,468 あの~ 神官長。 12 00:00:34,468 --> 00:00:38,138 養父様のお姉様は どういう方なのですか? 13 00:00:38,138 --> 00:00:40,541 名前はゲオルギーネ。 14 00:00:40,541 --> 00:00:45,178 私が城に入った時には すでに アーレンスバッハに嫁いでいた。 15 00:00:45,178 --> 00:00:47,314 ジルヴェスターが生まれる前は➡ 16 00:00:47,314 --> 00:00:50,350 エーレンフェストの次期 領主と目されていたらしい。 17 00:00:50,350 --> 00:00:52,219 存じています。 18 00:00:52,219 --> 00:00:56,523 前神殿長の遺品の中にあった 手紙に書かれていましたから。 19 00:00:58,659 --> 00:01:01,662 私は その報告も受けておらぬが? 20 00:01:01,662 --> 00:01:05,666 恋文だと思ったので 報告は必要ないかと…。 21 00:01:05,666 --> 00:01:07,334 このバカ者! 22 00:01:07,334 --> 00:01:10,837 犯罪者相手に 勝手な隠匿をするのではない! 23 00:01:10,837 --> 00:01:12,839 共犯者にされたいのか! 24 00:01:12,839 --> 00:01:14,808 ごめんなさい! 25 00:01:21,648 --> 00:01:35,162 ♬~ 26 00:01:35,162 --> 00:01:45,739 ♬~ 27 00:01:45,739 --> 00:01:52,479 ♬~ 28 00:01:52,479 --> 00:02:05,158 ♬~ 29 00:02:05,158 --> 00:02:20,140 ♬~ 30 00:02:20,140 --> 00:02:24,011 ♬~ 31 00:02:24,011 --> 00:02:34,888 ♬~ 32 00:02:34,888 --> 00:02:38,158 ♬~ 33 00:02:38,158 --> 00:02:50,137 ♬~ 34 00:03:02,249 --> 00:03:06,153 ♬~ 35 00:03:06,153 --> 00:03:09,990 <今日は歓迎の宴が行われる> 36 00:03:09,990 --> 00:03:12,325 <歓迎の意を表して➡ 37 00:03:12,325 --> 00:03:15,662 アーレンスバッハの風習を とり入れた衣装だ> 38 00:03:15,662 --> 00:03:23,236 ♬~ 39 00:03:23,236 --> 00:03:26,173 <それは アーレンスバッハから嫁いだ➡ 40 00:03:26,173 --> 00:03:30,177 養父様のおばあ様が持ち込んだ 風習だそうで…> 41 00:03:30,177 --> 00:03:32,679  回想  (リヒャルダ) あの頃はヴェールをつけるのが➡ 42 00:03:32,679 --> 00:03:35,549 エーレンフェストで 流行したのですよ。 43 00:03:35,549 --> 00:03:38,051 ヴェローニカ様も 後見である➡ 44 00:03:38,051 --> 00:03:41,888 アーレンスバッハの風習を 踏襲していました。 45 00:03:41,888 --> 00:03:43,890 代々 領主の妻は➡ 46 00:03:43,890 --> 00:03:46,426 アーレンスバッハの 関係者なのですね。 47 00:03:46,426 --> 00:03:48,995 その縁で ゲオルギーネ様も➡ 48 00:03:48,995 --> 00:03:51,832 アーレンスバッハに 嫁がれたのです。 49 00:03:51,832 --> 00:03:54,668 ねえ リヒャルダ。 ゲオルギーネ様は➡ 50 00:03:54,668 --> 00:03:57,337 どのような方か ご存じ? 51 00:03:57,337 --> 00:04:00,674 大変な努力家でございましたよ。 52 00:04:00,674 --> 00:04:04,144  現在  《一体どんな人なんだろう?》 53 00:04:06,213 --> 00:04:10,350 (ざわめき) 54 00:04:10,350 --> 00:04:13,887 お元気そうで なによりです。 55 00:04:13,887 --> 00:04:19,659 ♬~ 56 00:04:19,659 --> 00:04:22,162 (ジルヴェスター)アーレンスバッハは エーレンフェストより➡ 57 00:04:22,162 --> 00:04:24,965 上位の領地だから 機嫌を損ねると➡ 58 00:04:24,965 --> 00:04:28,168 領地間の色々が 面倒なことになる。➡ 59 00:04:28,168 --> 00:04:31,071 2人とも くれぐれも気をつけるように。 60 00:04:31,071 --> 00:04:33,607 はい。 (ヴィルフリート)はい。 61 00:04:33,607 --> 00:04:40,180 ♬~ 62 00:04:40,180 --> 00:04:43,717 アウブ・エーレンフェストの子 ヴィルフリートと申します。 63 00:04:43,717 --> 00:04:47,788 アウブ・エーレンフェストの養女 ローゼマインと申します。 64 00:04:47,788 --> 00:04:51,158 (2人)火の神ライデンシャフトの 威光輝く良き日➡ 65 00:04:51,158 --> 00:04:56,997 神々のお導きによる出会いに 祝福を祈ることをお許し下さい。 66 00:04:56,997 --> 00:04:58,899 (ゲオルギーネ)許します。 67 00:04:58,899 --> 00:05:12,846 ♬~ 68 00:05:12,846 --> 00:05:15,482 まあ 本当に幼い頃の➡ 69 00:05:15,482 --> 00:05:19,286 ジルヴェスターに よく似ていること。 70 00:05:19,286 --> 00:05:22,589 私は父上に似ているのですか? 71 00:05:22,589 --> 00:05:25,158 ええ とても よく似ていてよ。 72 00:05:25,158 --> 00:05:27,694 《笑顔なのに 怖っ!》 73 00:05:27,694 --> 00:05:30,463 伯母上は おばあ様に よく似ていて➡ 74 00:05:30,463 --> 00:05:33,099 とても 美しくていらっしゃいますね。 75 00:05:33,099 --> 00:05:35,368 (ゲオルギーネ)あら そうかしら? 76 00:05:35,368 --> 00:05:38,772 お母様は あなたを とても かわいがっていたのね? 77 00:05:38,772 --> 00:05:40,273 はいっ! 78 00:05:40,273 --> 00:05:42,676 (フロレンツィア) わたくしにも ごあいさつさせて下さいませ➡ 79 00:05:42,676 --> 00:05:44,444 ゲオルギーネ様。 80 00:05:51,484 --> 00:05:54,487 《私まで緊張してきたよ…》 81 00:05:54,487 --> 00:05:58,358 時の女神ドレッファングーアの 糸が交わり➡ 82 00:05:58,358 --> 00:06:02,529 こうして再び お目見えすることが 叶い うれしく存じます。 83 00:06:05,498 --> 00:06:08,969 あなたが お手紙を下さった 神殿長かしら? 84 00:06:08,969 --> 00:06:11,137 はい わたくしです。 85 00:06:11,137 --> 00:06:13,840 (ゲオルギーネ) 知らせて下さって助かりましたわ。 86 00:06:13,840 --> 00:06:17,143 ジルヴェスターは 昔から無精者でしたの。 87 00:06:17,143 --> 00:06:19,312 あなたが教えてくれなければ➡ 88 00:06:19,312 --> 00:06:22,983 わたくしは ずっと知らずに 過ごすことになったでしょう。 89 00:06:22,983 --> 00:06:26,620 この子が養父では 苦労しているのではなくて? 90 00:06:26,620 --> 00:06:29,489 色々と考えて下さっています。 91 00:06:29,489 --> 00:06:33,159 フェルディナンド様を後見人に 付けて下さいましたし…。 92 00:06:33,159 --> 00:06:38,098 まあ!他の者に養い子の 後見をさせるなんて…。 93 00:06:38,098 --> 00:06:41,101 自分では何もせずに 周囲に何もかもを➡ 94 00:06:41,101 --> 00:06:43,837 任せるところが 幼い頃から全く➡ 95 00:06:43,837 --> 00:06:48,875 変わっていないではありませんか。 本当に困ったこと…。 96 00:06:48,875 --> 00:06:52,379 《フォロー失敗… ごめん 養父様》 97 00:06:52,379 --> 00:06:56,650 それで…後見人の フェルディナンドというのは? 98 00:06:56,650 --> 00:07:00,320 わたくし紹介されていなくてよ。 99 00:07:00,320 --> 00:07:04,524 姉上 こちらがフェルディナンド。 異母弟です。 100 00:07:06,493 --> 00:07:10,163 《何事!? こんな笑顔 初めて見た…》 101 00:07:10,163 --> 00:07:13,166 姉上がアーレンスバッハへ 嫁がれてから➡ 102 00:07:13,166 --> 00:07:16,503 城に入ったので 面識はないと思われます。 103 00:07:16,503 --> 00:07:18,305 《でも おかしいな。➡ 104 00:07:18,305 --> 00:07:22,409 すごくいい笑顔なのに すごく嫌そうに見える》 105 00:07:22,409 --> 00:07:26,479 火の神ライデンシャフトの 威光輝く良き日➡ 106 00:07:26,479 --> 00:07:32,819 神々のお導きによる出会いに 祝福を祈ることをお許し下さい。 107 00:07:32,819 --> 00:07:35,889 ♬~ 108 00:07:35,889 --> 00:07:40,493 (グローリエ)ええ その通りですわ。 うふふ…。 109 00:07:40,493 --> 00:07:42,962 まあ ゲオルギーネ様! 110 00:07:46,166 --> 00:07:48,335 (ゲオルギーネ)グローリエ。 111 00:07:48,335 --> 00:07:50,170 お久しぶりね。 112 00:07:50,170 --> 00:07:52,472 (グラオザム)相変わらず お美しい。 113 00:07:52,472 --> 00:07:54,474 あら あなたは相変わらず➡ 114 00:07:54,474 --> 00:07:57,677 口が上手ですこと グラオザム。 115 00:07:57,677 --> 00:08:01,014 (ジョイソターク子爵) おなつかしゅうございます。 ゲオルギーネ様。 116 00:08:01,014 --> 00:08:03,049 ジョイソターク子爵も➡ 117 00:08:03,049 --> 00:08:05,018 お元気そうで 何よりですわ。 118 00:08:07,087 --> 00:08:09,489 お食事の用意が整ったそうです。 119 00:08:09,489 --> 00:08:12,192 うむ。食堂に移動するぞ。 120 00:08:16,997 --> 00:08:19,399 ん? 121 00:08:19,399 --> 00:08:23,670 あれ…子供部屋にいた…。 122 00:08:23,670 --> 00:08:26,005 ラウレンツだ! 123 00:08:26,005 --> 00:08:28,842 (ジルヴェスター) だめだ!ヴィルフリート! 124 00:08:28,842 --> 00:08:33,279 くれぐれも気を付けるようにと 言われた事を忘れたのか? 125 00:08:33,279 --> 00:08:34,781 あ…。 126 00:08:34,781 --> 00:08:38,752 決して1人にならず うかつに話してもならぬ。 127 00:08:38,752 --> 00:08:41,788 わかったな。 はい…。 128 00:08:41,788 --> 00:08:46,326 <結局 この後 他の貴族との 接触を控えるため➡ 129 00:08:46,326 --> 00:08:49,029 ヴィルフリート兄様は 北の離れに➡ 130 00:08:49,029 --> 00:08:52,265 私は神殿に こもることになった> 131 00:08:52,265 --> 00:08:54,667 《北の離れにこもるより➡ 132 00:08:54,667 --> 00:08:59,139 神殿に戻って 日常業務をこなす方が気楽だ》 133 00:09:02,342 --> 00:09:04,944 《ディルクの魔力が 溜まってきたので➡ 134 00:09:04,944 --> 00:09:07,347 魔力を吸い出すことにした》 135 00:09:19,058 --> 00:09:21,061 これで もう大丈夫です。 136 00:09:21,061 --> 00:09:23,997 (デリア)ローゼマイン様 ありがとう存じます。 137 00:09:23,997 --> 00:09:26,966 これで安心しました。 138 00:09:28,701 --> 00:09:32,072 すっかり小さなお母さんですね デリア。 139 00:09:32,072 --> 00:09:34,107 フフッ…。 140 00:09:34,107 --> 00:09:41,314 ♬~ 141 00:09:41,314 --> 00:09:45,819 《カミルも これくらい 大きくなってるのかな?》 142 00:09:45,819 --> 00:09:48,822 ありがとう存じます。 143 00:09:48,822 --> 00:09:51,324 ん?何だ? 144 00:09:51,324 --> 00:09:54,861 考えてみたら ディルクの事がきっかけで➡ 145 00:09:54,861 --> 00:09:57,931 領主の養女になったんだなあと 思って…。 146 00:09:57,931 --> 00:10:00,166  回想  ♬~ 147 00:10:00,166 --> 00:10:07,941 ♬~ 148 00:10:07,941 --> 00:10:10,210 (ギュンター)離せ! 149 00:10:14,280 --> 00:10:18,551 其方が言う平民の小娘は 私の養女だ。 150 00:10:18,551 --> 00:10:25,692 ♬~ 151 00:10:25,692 --> 00:10:28,495  現在  わたくしにとって 前神殿長は➡ 152 00:10:28,495 --> 00:10:31,164 良い人では ありませんでしたけれど…➡ 153 00:10:31,164 --> 00:10:33,066 ゲオルギーネ様にとっては➡ 154 00:10:33,066 --> 00:10:35,602 頼りになる 叔父だったのですよね。 155 00:10:35,602 --> 00:10:38,471 お墓参りに来られて 良かったですね。 156 00:10:38,471 --> 00:10:41,541 前神殿長の墓は ない。 え? 157 00:10:41,541 --> 00:10:43,843 重罪人として処刑され➡ 158 00:10:43,843 --> 00:10:47,514 実家からも 何十年も前に 神殿に入った者など➡ 159 00:10:47,514 --> 00:10:50,083 関係ないと拒否されたそうだ。 160 00:10:50,083 --> 00:10:53,486 もとより墓参り自体が 口実であろう。 161 00:10:53,486 --> 00:10:55,889 そう…なのですか。 162 00:10:55,889 --> 00:10:59,425 では 今回の来訪の目的は…。 163 00:10:59,425 --> 00:11:03,496 旧ヴェローニカ派と 交流を深めることであろう。 164 00:11:03,496 --> 00:11:07,333 旧ヴェローニカ派は アーレンスバッハから嫁いだ➡ 165 00:11:07,333 --> 00:11:10,837 ジルヴェスターの祖母に同行した 側近達の子や➡ 166 00:11:10,837 --> 00:11:15,508 孫によって形成された エーレンフェストの最大派閥だ。 167 00:11:15,508 --> 00:11:20,313 ところが ヴェローニカが失脚して 中立寄りだった者は➡ 168 00:11:20,313 --> 00:11:22,916 フロレンツィア派に寝返った。 169 00:11:22,916 --> 00:11:26,052 現状を少しでも 盛り返したいと考えている➡ 170 00:11:26,052 --> 00:11:29,656 旧ヴェローニカ派と ヴェローニカの派閥を継いで➡ 171 00:11:29,656 --> 00:11:33,326 エーレンフェストでの影響力を 大きくしたいと考えている➡ 172 00:11:33,326 --> 00:11:36,529 ゲオルギーネが手を組むのは必定。 173 00:11:38,498 --> 00:11:40,500 互いにつながりを求め➡ 174 00:11:40,500 --> 00:11:42,602 ゲオルギーネは精力的に➡ 175 00:11:42,602 --> 00:11:46,072 旧ヴェローニカ派のお茶会に 出席しているらしい。 176 00:11:46,072 --> 00:11:49,576 神官長は どうしてそんなことを 知っているのですか? 177 00:11:49,576 --> 00:11:54,180 エックハルトがエルヴィーラから お茶会の様子を聞き出し➡ 178 00:11:54,180 --> 00:11:55,949 ユストクスは…。 179 00:11:58,084 --> 00:12:00,987 《…ってことだよね?》 ウフフ…。 180 00:12:00,987 --> 00:12:04,490 アハハ…。 何を想像しているか分かるが やめなさい。 181 00:12:05,992 --> 00:12:09,729 (グローリエ)あの平民の巫女見習いが アウブの養女だなんて➡ 182 00:12:09,729 --> 00:12:12,532 貴族に対する冒涜ですわ。 183 00:12:12,532 --> 00:12:17,236 ダールドルフ子爵夫人の 仰る通りですわ。 ああ。 184 00:12:17,236 --> 00:12:20,139 アウブも あの男に騙されているのです。 185 00:12:20,139 --> 00:12:23,009 あの男が ローゼマインと手を組み➡ 186 00:12:23,009 --> 00:12:25,878 悪辣な手で前神殿長を陥れ➡ 187 00:12:25,878 --> 00:12:29,983 ヴェローニカ様まで 罪が及ぶように画策したのです! 188 00:12:29,983 --> 00:12:32,151 (ロイエーア) フェルディナンド様は危険だと➡ 189 00:12:32,151 --> 00:12:35,488 ヴェローニカ様も 仰っていましたわね。 ええ。 190 00:12:35,488 --> 00:12:37,890 ゲオルギーネ様が アウブであれば➡ 191 00:12:37,890 --> 00:12:41,461 このような愚行を犯すことは しなかったでしょうに…。 192 00:12:44,230 --> 00:12:47,667 (ゲオルギーネ) わたくしはアーレンスバッハの 第一夫人ですから➡ 193 00:12:47,667 --> 00:12:50,203 いくら あなたに協力したくとも➡ 194 00:12:50,203 --> 00:12:52,505 エーレンフェストへの 過度な干渉は➡ 195 00:12:52,505 --> 00:12:54,507 避けなければいけないのです。 196 00:12:54,507 --> 00:12:57,210 ごめんなさいね グローリエ。 197 00:12:59,145 --> 00:13:03,149 ♬~ 198 00:13:05,084 --> 00:13:09,088 ♬~ 199 00:13:09,088 --> 00:13:11,758 (エルヴィーラ)昨日のお茶会で➡ 200 00:13:11,758 --> 00:13:15,128 ダールドルフ子爵夫人が 随分と色々なことを➡ 201 00:13:15,128 --> 00:13:18,231 ゲオルギーネ様に 吹き込んだそうです。 202 00:13:18,231 --> 00:13:20,433 (フロレンツィア)ダールドルフ子爵夫人? 203 00:13:22,435 --> 00:13:24,470 どちら様でしょう? 204 00:13:24,470 --> 00:13:27,874 君を傷つけて トロンベを増殖させた➡ 205 00:13:27,874 --> 00:13:30,443 愚かな騎士の母親だ。 206 00:13:34,414 --> 00:13:36,683 シキコーザの…母親!? 207 00:13:36,683 --> 00:13:42,789 確か ヴェローニカ派でしたわね。 前神殿長とも親しかったとか…。 208 00:13:42,789 --> 00:13:44,824 ええ。ローゼマインは➡ 209 00:13:44,824 --> 00:13:48,127 前神殿長の死因にも 深い関係があるでしょう? 210 00:13:48,127 --> 00:13:51,698 ゲオルギーネ様が どのように感じるのか➡ 211 00:13:51,698 --> 00:13:54,701 ローゼマインが心配だわ。 212 00:13:58,104 --> 00:13:59,772  回想  (ジルヴェスター)ヴィルフリートは➡ 213 00:13:59,772 --> 00:14:02,608 もう姉上と会わせぬ方が 良いと思う。➡ 214 00:14:02,608 --> 00:14:04,644 もちろん ローゼマインもな。 215 00:14:04,644 --> 00:14:06,446 どうしてそこまで➡ 216 00:14:06,446 --> 00:14:09,782 ゲオルギーネ様を 警戒するのです? 217 00:14:09,782 --> 00:14:13,453 我が子に 同じ思いをさせたくないからだ。 218 00:14:16,089 --> 00:14:17,924  現在 エルヴィーラから見て➡ 219 00:14:17,924 --> 00:14:20,760 ゲオルギーネ様は どのような方ですの? 220 00:14:20,760 --> 00:14:25,098 自尊心が高くて努力家でした。➡ 221 00:14:25,098 --> 00:14:27,600 次期領主の座を弟に奪われ➡ 222 00:14:27,600 --> 00:14:31,237 それが原因で婚約を解消され アーレンスバッハに➡ 223 00:14:31,237 --> 00:14:33,906 第三夫人として 嫁がされたことは➡ 224 00:14:33,906 --> 00:14:38,111 ゲオルギーネ様にとって さぞ屈辱だったでしょう。 225 00:14:38,111 --> 00:14:41,748 お気持ちは わかるのです。 けれど…➡ 226 00:14:41,748 --> 00:14:44,584 幼いジルヴェスター様に向ける 憎悪は➡ 227 00:14:44,584 --> 00:14:47,086 とても ひどいものでした。➡ 228 00:14:47,086 --> 00:14:51,657 自分に敵意と悪意を持つ相手には 容赦しない性格です。 229 00:14:51,657 --> 00:14:53,693 ゲオルギーネ様が➡ 230 00:14:53,693 --> 00:14:55,762 アーレンスバッハの 第一夫人として➡ 231 00:14:55,762 --> 00:14:58,097 権力を振るえるように なったことを➡ 232 00:14:58,097 --> 00:15:00,700 警戒するべきでしょうね。 233 00:15:03,436 --> 00:15:05,471 怖いですね。 234 00:15:05,471 --> 00:15:07,707 呑気極まりない君が➡ 235 00:15:07,707 --> 00:15:12,078 多少なりとも危険であることを 自覚できたならばよかろう。 236 00:15:12,078 --> 00:15:16,816 正直 相手がどう動くか 私にもわからぬ。 237 00:15:16,816 --> 00:15:20,686 ゲオルギーネについて 詳しいことは知らぬからな。 238 00:15:20,686 --> 00:15:23,423 神官長も ゲオルギーネ様と会うのは➡ 239 00:15:23,423 --> 00:15:25,491 これが初めてなのですものね。 240 00:15:25,491 --> 00:15:29,595 いや… 一度だけ見かけたことはある。➡ 241 00:15:29,595 --> 00:15:34,567 父上…先代領主の葬儀には 出席していたはずだ。➡ 242 00:15:34,567 --> 00:15:39,305 だが 遠目に見た程度で 挨拶さえ交わしたことはない。 243 00:15:39,305 --> 00:15:41,174 どうしてですか? 244 00:15:41,174 --> 00:15:45,444 私は先代が亡くなる少し前に 神殿に入ったのだ。 245 00:15:45,444 --> 00:15:47,246 青色神官の1人が➡ 246 00:15:47,246 --> 00:15:49,749 あいさつをするような相手では なかった。 247 00:15:49,749 --> 00:15:53,286 それじゃあ 神官長は… 父親の葬儀に➡ 248 00:15:53,286 --> 00:15:56,155 親族として出られなかった って事じゃないですか。 249 00:15:56,155 --> 00:16:00,059 そうだが? そうだが…じゃないですよ! 250 00:16:00,059 --> 00:16:03,763 家族との関係がうすい神官長が 父上と呼ぶんだから➡ 251 00:16:03,763 --> 00:16:05,598 先代領主は間違いなく➡ 252 00:16:05,598 --> 00:16:08,067 神官長にとって 大事な家族でしょ? 253 00:16:08,067 --> 00:16:12,171 その葬儀に家族として 出席することも出来ないなんて…。 254 00:16:12,171 --> 00:16:16,175 怒って泣く権利があるのに おかしいですよ! 255 00:16:16,175 --> 00:16:20,746 なぜ君が怒る? 君には関係ないであろう。 256 00:16:20,746 --> 00:16:25,818 だって そんなのすごく悲しいし 寂しいじゃないですか…。 257 00:16:25,818 --> 00:16:28,354 いずれ私もって思ったら➡ 258 00:16:28,354 --> 00:16:31,457 私にだって 怒って泣く権利くらい…。 259 00:16:31,457 --> 00:16:35,027 落ち着きなさい ローゼマイン。 今は泣くな。 260 00:16:35,027 --> 00:16:38,497 泣き腫らした目で出て行かれると 外聞が良くない。 261 00:16:38,497 --> 00:16:41,534 今 気にするところは外聞ですか!? 262 00:16:41,534 --> 00:16:44,637 なぐさめるとか 気が済むまで泣かせるとか➡ 263 00:16:44,637 --> 00:16:47,773 ちょっとくらい 優しさを見せて下さいよ! 264 00:16:47,773 --> 00:16:50,943 全く 君は面倒くさい。 265 00:16:55,715 --> 00:16:59,452 これで良いのであろう? 良くないですよ! 266 00:16:59,452 --> 00:17:01,921 優しさの欠片が 見当たりませんし➡ 267 00:17:01,921 --> 00:17:04,457 なぐさめられている気が 全くしません! 268 00:17:04,457 --> 00:17:07,760 涙が止まったようなので それで良い。降りなさい。 269 00:17:10,263 --> 00:17:12,265 ふう…。 270 00:17:12,265 --> 00:17:16,235 《いくら怒っても 神官長には全然通じない》 271 00:17:16,235 --> 00:17:18,237 話が脱線したが➡ 272 00:17:18,237 --> 00:17:21,674 ゲオルギーネが最も恨み 憎んでいるのは➡ 273 00:17:21,674 --> 00:17:24,710 後継ぎの座を奪った ジルヴェスターだ。 274 00:17:24,710 --> 00:17:26,746 君は その養女だ。 275 00:17:26,746 --> 00:17:29,181 そして ゲオルギーネが結婚後も➡ 276 00:17:29,181 --> 00:17:34,520 交流を持つほど大事な身内だった 前神殿長を我々が死に追いやった。 277 00:17:34,520 --> 00:17:37,056 十分 攻撃対象に入る。 278 00:17:37,056 --> 00:17:39,625 くれぐれも気を付けるに こしたことはない。 279 00:17:41,694 --> 00:17:43,663 …はい。 280 00:17:49,201 --> 00:17:51,203 叔父上の遺品だ。 281 00:17:57,476 --> 00:18:03,449 (ゲオルギーネ) 叔父様 わたくしの手紙 取っておいて下さったのね。 282 00:18:03,449 --> 00:18:07,320 ところで…お母様は どうしていらっしゃるのかしら?➡ 283 00:18:07,320 --> 00:18:09,956 歓迎の宴に いらっしゃらなかったので➡ 284 00:18:09,956 --> 00:18:12,425 不思議に思って いたのですけれど…。 285 00:18:12,425 --> 00:18:15,094 お会いしたいわ。 286 00:18:15,094 --> 00:18:19,765 (ジルヴェスター)母上は叔父上と同じ罪で 白の塔に幽閉だ。➡ 287 00:18:19,765 --> 00:18:21,601 面会はさせられぬ。 288 00:18:21,601 --> 00:18:24,103 (ゲオルギーネ) ひと目見るだけで良いのです。 289 00:18:24,103 --> 00:18:26,806 (ジルヴェスター) シュタープを封じる枷をはめ➡ 290 00:18:26,806 --> 00:18:29,508 言葉を交わさないならば許可する。 291 00:18:29,508 --> 00:18:32,578 (ゲオルギーネ)ええ…よろしくてよ。 292 00:18:32,578 --> 00:18:47,059 ♬~ 293 00:18:47,059 --> 00:18:49,829 お手を煩わせて申し訳ないわ。 294 00:18:49,829 --> 00:18:51,831 でも中に入れるのは➡ 295 00:18:51,831 --> 00:18:55,935 領主一族の中でも 限られた人間だけですもの。 296 00:18:59,538 --> 00:19:02,808 (ヴェローニカ)あ…ゲオルギーネ! 297 00:19:05,511 --> 00:19:08,180 (ヴェローニカ) あなたからもジルヴェスターに 言ってちょうだい。 298 00:19:08,180 --> 00:19:10,282 わたくしを ここから 出すように!➡ 299 00:19:10,282 --> 00:19:14,120 ジルヴェスターはフェルディナンドに 操られているのです! 300 00:19:14,120 --> 00:19:17,356 助けてちょうだい ゲオルギーネ!➡ 301 00:19:17,356 --> 00:19:22,228 う…うぅ…。 302 00:19:22,228 --> 00:19:24,797 あ? 303 00:19:24,797 --> 00:19:27,066 (ゲオルギーネ)もう十分です。 304 00:19:30,336 --> 00:19:33,005 ゲオルギーネ! 305 00:19:33,005 --> 00:19:35,641 ゲオルギーネ! 306 00:19:35,641 --> 00:19:37,443 ゲオルギーネ! 307 00:19:37,443 --> 00:19:39,478 フッ…。 308 00:19:39,478 --> 00:19:43,549 ゲオルギーネェェェ!! 309 00:19:45,418 --> 00:19:48,254 《今日は ゲオルギーネ様の見送りだ》 310 00:19:48,254 --> 00:19:51,424 《城に着くと イルクナーにいるルッツから➡ 311 00:19:51,424 --> 00:19:55,461 ちょうど私宛に 新しい紙が届いていた》 312 00:19:55,461 --> 00:19:58,731 結構硬いから トランプ向きかも…。 313 00:20:01,233 --> 00:20:04,670 あっ ハリセンみたいになった。 314 00:20:04,670 --> 00:20:06,772 ふふんっ。 315 00:20:06,772 --> 00:20:09,442 ローゼマイン それは何だ。 316 00:20:09,442 --> 00:20:11,510 一体何に使うのだ? 317 00:20:11,510 --> 00:20:15,448 うふふん こうして使うのです…! 318 00:20:15,448 --> 00:20:18,451 とおっ! 319 00:20:18,451 --> 00:20:21,620 あっ あぁ…へいっ! 320 00:20:21,620 --> 00:20:23,622 うぅ…。 321 00:20:23,622 --> 00:20:26,058 なるほど。こうして使うのか。 322 00:20:26,058 --> 00:20:29,929 返して下さい! うぅ…ふんっ ふんっ ふんっ! 323 00:20:31,464 --> 00:20:36,836 またいつか 時の女神ドレッファングーアの 紡ぐ糸が重なる日まで➡ 324 00:20:36,836 --> 00:20:40,940 神々の御加護と共に 健やかに過ごされますように。 325 00:20:40,940 --> 00:20:43,776 《またいつか 会えたらいいねという➡ 326 00:20:43,776 --> 00:20:45,945 定番の別れのあいさつだ》 327 00:20:51,183 --> 00:20:54,053 健やかに過ごされますように。 328 00:20:56,055 --> 00:20:58,691 あ…。 329 00:20:58,691 --> 00:21:01,827 今回は ほとんど お話しできませんでしたから➡ 330 00:21:01,827 --> 00:21:04,730 次は伯母上と ゆっくりお話ししたいです。 331 00:21:09,068 --> 00:21:11,904 うれしいわ ヴィルフリート。 332 00:21:11,904 --> 00:21:15,574 では 来年の今頃 こちらに参りましょうか? 333 00:21:15,574 --> 00:21:17,576 楽しみにしています! 334 00:21:17,576 --> 00:21:20,079 よろしくて? 335 00:21:20,079 --> 00:21:22,448 もちろん 歓迎いたします。 336 00:21:25,050 --> 00:21:27,353 はぁ…。 337 00:21:29,321 --> 00:21:32,024 やってしまえ ローゼマイン。 338 00:21:33,993 --> 00:21:36,996 (ヴィルフリート)わあっ!くぅ…。 339 00:21:36,996 --> 00:21:39,365 ヴィルフリート兄様のおバカ! 340 00:21:39,365 --> 00:21:42,134 少しは空気を読んで下さいませ! 341 00:21:42,134 --> 00:21:45,104 ♬~ 342 00:21:45,104 --> 00:21:57,283 ♬~ 343 00:21:57,283 --> 00:22:14,833 ♬~ 344 00:22:14,833 --> 00:22:33,252 ♬~ 345 00:22:33,252 --> 00:22:53,205 ♬~ 346 00:22:53,205 --> 00:23:13,092 ♬~ 347 00:23:15,094 --> 00:23:18,097 ♬~ 348 00:23:20,099 --> 00:23:23,469 私は伯母上と話がしたいと 言っただけだぞ! 349 00:23:23,469 --> 00:23:25,504 それが悪いのです! 350 00:23:25,504 --> 00:23:29,074 教えられたあいさつ以外の 勝手な行動はしてはなりません! 351 00:23:29,074 --> 00:23:32,911 なぜだ? どのように利用されるか 分からない状況で➡ 352 00:23:32,911 --> 00:23:35,014 隙を作ってはならないのです! 353 00:23:35,014 --> 00:23:37,917 分かりましたか? ヴィルフリートは もう少し勉強しないと➡ 354 00:23:37,917 --> 00:23:40,019 貴族院に出せませんね。 355 00:23:40,019 --> 00:23:42,755 ローゼマインがついていれば 大丈夫だろう。 356 00:23:42,755 --> 00:23:45,557 ずっとついていてくれる訳では なくてよ? 357 00:23:45,557 --> 00:23:47,826 エーレンフェストの 将来のためにも➡ 358 00:23:47,826 --> 00:23:50,129 ローゼマインと ヴィルフリートの婚姻を➡ 359 00:23:50,129 --> 00:23:52,865 真剣に考えた方が良さそうだな。➡ 360 00:23:52,865 --> 00:23:55,200 まだやってるし…。 361 00:23:55,200 --> 00:23:59,171 ♬~