1 00:00:01,134 --> 00:00:03,136 <リュエルの実を採集し➡ 2 00:00:03,136 --> 00:00:05,973 すべての素材が揃った ローゼマイン> 3 00:00:05,973 --> 00:00:08,742 <一方 その頃…> 4 00:00:11,144 --> 00:00:14,781 (貴族)よいか ヴィルフリート様を 遊びに誘い出して➡ 5 00:00:14,781 --> 00:00:18,285 森の奥にある 白い塔へお連れするのだ。 6 00:00:18,285 --> 00:00:21,054 ただし 決して中に入ってはいけない。➡ 7 00:00:21,054 --> 00:00:23,323 わかったな? (3人)はい! 8 00:00:23,323 --> 00:00:26,193 (ジルヴェスター) これより 狩猟大会を始める。 9 00:00:26,193 --> 00:00:29,763 (歓声と拍手) 10 00:00:36,136 --> 00:00:54,321 ♬~ 11 00:00:54,321 --> 00:01:00,594 ♬~ 12 00:01:00,594 --> 00:01:07,534 ♬~ 13 00:01:07,534 --> 00:01:24,818 ♬~ 14 00:01:24,818 --> 00:01:35,062 ♬~ 15 00:01:35,062 --> 00:01:38,899 ♬~ 16 00:01:38,899 --> 00:01:49,910 ♬~ 17 00:01:49,910 --> 00:01:52,980 ♬~ 18 00:01:52,980 --> 00:02:05,158 ♬~ 19 00:02:17,137 --> 00:02:21,141 ♬~ 20 00:02:23,176 --> 00:02:26,680 (カンフェル)去年より豊作だったと 喜んでいました。 21 00:02:26,680 --> 00:02:29,416 (ローゼマイン)そう。ご苦労様でした。 22 00:02:29,416 --> 00:02:34,254 《ギーベの土地の収穫祭へ赴いた 青色神官達が➡ 23 00:02:34,254 --> 00:02:36,957 小聖杯を回収してきた》 24 00:02:36,957 --> 00:02:40,360 《収穫量や各地の様子について まとめたら➡ 25 00:02:40,360 --> 00:02:42,429 アウブに報告に行く。➡ 26 00:02:42,429 --> 00:02:44,498 それが済んだら…》 27 00:02:44,498 --> 00:02:49,469 (フェルディナンド) ⸨収穫祭の報告が終わったら ユレーヴェ作りに取りかかる⸩ 28 00:02:49,469 --> 00:02:51,938 《いやっふぅ!》 29 00:02:57,077 --> 00:02:59,880 ん? (シャルロッテ)それは こちらに。 30 00:02:59,880 --> 00:03:02,349 わたくしの隣の部屋ですね…。 31 00:03:02,349 --> 00:03:06,953 (リヒャルダ) シャルロッテ姫様ですよ。 この冬が洗礼式ですから➡ 32 00:03:06,953 --> 00:03:09,523 お部屋を 整えていらっしゃるのです。 33 00:03:11,558 --> 00:03:15,529 (シャルロッテ)あ…! 34 00:03:15,529 --> 00:03:17,764 ローゼマインお姉様! 35 00:03:17,764 --> 00:03:19,533 あぁ! 36 00:03:19,533 --> 00:03:23,437 《お・ね・え・さ・ま》 37 00:03:25,372 --> 00:03:28,508 ご挨拶させていただいても よろしいですか? 38 00:03:28,508 --> 00:03:33,447 …ええ もちろんです。 39 00:03:33,447 --> 00:03:37,384 風の女神シュツェーリアの守る 実りの日➡ 40 00:03:37,384 --> 00:03:41,154 神々のお導きによる…。 《洗礼式を終えていない シャルロッテは➡ 41 00:03:41,154 --> 00:03:44,491 まだ本当の祝福を 祈ることはできない》 42 00:03:44,491 --> 00:03:48,695 アウブ・エーレンフェストの娘 シャルロッテと申します。 43 00:03:48,695 --> 00:03:51,031 以後 宜しくお願いいたします。 44 00:03:51,031 --> 00:03:55,836 歓迎いたします シャルロッテ。 わたくしは貴女の姉です。 45 00:03:55,836 --> 00:04:01,541 わたくし お姉様が欲しいと 思っていたので嬉しいです。 46 00:04:01,541 --> 00:04:05,045 これから仲良くして下さいまし。 47 00:04:05,045 --> 00:04:07,914 《シャルロッテ マジ可愛い。➡ 48 00:04:07,914 --> 00:04:10,650 トゥーリ以来の私の天使!》 49 00:04:10,650 --> 00:04:14,287 ローゼマインお姉様は 神殿長なのですよね? 50 00:04:14,287 --> 00:04:18,592 洗礼式は お姉様が 祝福を授けて下さるのですか? 51 00:04:18,592 --> 00:04:23,697 可愛い妹のためですもの。 わたくしが祝福を与えましょう。 52 00:04:23,697 --> 00:04:28,335 楽しみにしておりますね。 (リヒャルダ)姫様方。 53 00:04:28,335 --> 00:04:32,806 続きは後ほど お茶会をなされば いかがですか? 54 00:04:32,806 --> 00:04:34,875 (2人)はい! 55 00:04:34,875 --> 00:04:36,977 という訳で わたくし➡ 56 00:04:36,977 --> 00:04:40,247 シャルロッテの洗礼式を行う 約束をしたのです。 57 00:04:42,249 --> 00:04:45,552 はぁ… 君が しなければならないのは➡ 58 00:04:45,552 --> 00:04:48,088 収穫祭の報告だ 馬鹿者。 59 00:04:48,088 --> 00:04:51,191 はい…。 60 00:04:51,191 --> 00:04:54,561 <報告を終えると 人払いがされた> 61 00:04:56,830 --> 00:04:59,100 ローゼマイン 魔力圧縮の方法だが…。 62 00:05:01,935 --> 00:05:05,639 収穫祭が済んだら ユレーヴェを作る約束です。 63 00:05:05,639 --> 00:05:08,508 ユレーヴェが出来てから お教えします。 64 00:05:08,508 --> 00:05:12,112 作るのはよいが 使うのは後にしなさい。 65 00:05:12,112 --> 00:05:13,780 何故ですか? 66 00:05:13,780 --> 00:05:17,083 ユレーヴェを使うと 10日からひと月…➡ 67 00:05:17,083 --> 00:05:21,288 場合によっては 季節1つ分くらい眠ることになる。 68 00:05:21,288 --> 00:05:23,790 シャルロッテの 洗礼式に出るならば➡ 69 00:05:23,790 --> 00:05:26,993 今は止めておいた方が良い。 70 00:05:26,993 --> 00:05:30,430 わかりました。 では 洗礼式の後に…。 71 00:05:30,430 --> 00:05:33,900 いや 待て。洗礼式の後は➡ 72 00:05:33,900 --> 00:05:38,004 冬の社交会 奉納式 祈念式がある。 73 00:05:38,004 --> 00:05:40,473 祈念式を終えてからにしなさい。 74 00:05:40,473 --> 00:05:42,142 あぁ…。 75 00:05:42,142 --> 00:05:48,248 《ノーー!!私の健康が どんどん遠ざかっていく~!》 76 00:05:48,248 --> 00:05:53,386 では それまでは 魔力圧縮の方法を教えませんから。 77 00:05:53,386 --> 00:05:56,456 わたくし 普通の女の子になるのです。 78 00:06:02,596 --> 00:06:05,232 君は はじめてできた妹に➡ 79 00:06:05,232 --> 00:06:09,035 姉として 良い所を見せたいのだな? そうです。 80 00:06:09,035 --> 00:06:12,806 ならば 洗礼式で 祝福を授けるだけでなく➡ 81 00:06:12,806 --> 00:06:16,476 奉納式や祈念式で 領主の養女として➡ 82 00:06:16,476 --> 00:06:19,512 エーレンフェスト領内へ 貢献している姿を➡ 83 00:06:19,512 --> 00:06:24,551 シャルロッテに見せれば さらに尊敬されるではないか。 あ…。 84 00:06:24,551 --> 00:06:30,056 実に領主一族の姉として 相応しい行いだと思わないか? 85 00:06:30,056 --> 00:06:34,294 思います! では 祈念式まで頑張りなさい。 86 00:06:34,294 --> 00:06:36,596 はい! 87 00:06:36,596 --> 00:06:39,165 《ん?あれ?》 88 00:06:39,165 --> 00:06:41,801 ローゼマイン もう行ってよいぞ。 89 00:06:41,801 --> 00:06:44,304 シャルロッテを 可愛がってやってくれ。 90 00:06:44,304 --> 00:06:46,373 もちろんです! 91 00:06:55,081 --> 00:06:59,452 聖典絵本もカルタも お姉様が作られたのですよね? 92 00:06:59,452 --> 00:07:01,254 素晴らしいです。 93 00:07:01,254 --> 00:07:04,291 ありがとう シャルロッテ。 94 00:07:04,291 --> 00:07:08,662 《どうしよう 可愛い妹に 褒められてるよ 私!》 95 00:07:11,898 --> 00:07:15,535 (シャルロッテ) このお菓子も お姉様が ご考案なさったのでしょう? 96 00:07:15,535 --> 00:07:19,339 本当に美味しいです。 97 00:07:19,339 --> 00:07:23,510 オティーリエ 包んであげて。 (オティーリエ)かしこまりました。 98 00:07:23,510 --> 00:07:26,246 わたくし そんなつもりでは…。 99 00:07:26,246 --> 00:07:29,582 わたくしの気持ちです。 受け取ってちょうだい。 100 00:07:29,582 --> 00:07:33,253 シャルロッテ。 (扉が開く音) 101 00:07:33,253 --> 00:07:35,922 ダームエル。 (ダームエル)ローゼマイン様➡ 102 00:07:35,922 --> 00:07:39,225 ヴィルフリート様が 入室の許可を求めています。 103 00:07:39,225 --> 00:07:41,394 シャルロッテ様に…。 (オズヴァルト)ヴィルフリート様! 104 00:07:43,330 --> 00:07:46,099 (ヴィルフリート) シャルロッテ 今すぐ この部屋を出るのだ。 105 00:07:46,099 --> 00:07:48,401 ローゼマインに 騙されてはならぬ! 106 00:07:48,401 --> 00:07:50,303 《はい?》 107 00:07:50,303 --> 00:07:54,107 お兄様 突然何をおっしゃるのですか? 108 00:07:54,107 --> 00:07:57,877 本当に…言いがかりは おやめ下さいませ。 109 00:07:57,877 --> 00:08:00,580 しらばっくれるな! いけません! 110 00:08:00,580 --> 00:08:02,582 おやめ下さい! (ランプレヒト)まずい…! 111 00:08:04,184 --> 00:08:07,153 なっ…!うぅ! 112 00:08:07,153 --> 00:08:11,057 痛っ…!何をする! (アンゲリカ)入室の許可も得ず➡ 113 00:08:11,057 --> 00:08:14,060 ローゼマイン様に近付かないで 頂きたく存じます。 114 00:08:14,060 --> 00:08:15,995 は 放せ! 115 00:08:15,995 --> 00:08:19,799 護衛騎士として 不審人物を 放すわけにはまいりません。 116 00:08:19,799 --> 00:08:22,969 不審人物は ローゼマインではないか! 117 00:08:22,969 --> 00:08:25,872 私は聞いたのだ!ローゼマインと フェルディナンドに➡ 118 00:08:25,872 --> 00:08:27,907 陥れられたのだと! 119 00:08:27,907 --> 00:08:29,809 2人は悪者なのだ! 120 00:08:29,809 --> 00:08:33,646 ヴィルフリート兄様 どなたに お聞きになったのですか? 121 00:08:33,646 --> 00:08:37,183 おばあ様だ! おばあ様に直接聞いた! 122 00:08:37,183 --> 00:08:38,885 あ…。 123 00:08:38,885 --> 00:08:40,587 ひいっ…。 124 00:08:40,587 --> 00:08:43,456 《でも 兄様のおばあ様は➡ 125 00:08:43,456 --> 00:08:46,025 幽閉されているはずじゃ…》 126 00:08:46,025 --> 00:08:47,794 (ランプレヒト)いつですか!? 127 00:08:47,794 --> 00:08:50,597 いつヴェローニカ様と お話しされたのですか!? 128 00:08:50,597 --> 00:08:53,466 お答えください ヴィルフリート様! 129 00:08:53,466 --> 00:08:56,936 私が おばあ様と会ったことは…➡ 130 00:08:56,936 --> 00:08:59,139 それほどのことなのか? 131 00:08:59,139 --> 00:09:01,141 はい! 132 00:09:01,141 --> 00:09:03,143 お兄様…。 133 00:09:03,143 --> 00:09:06,780 リヒャルダ アウブを呼んでください。 134 00:09:06,780 --> 00:09:08,782 かしこまりました 姫様。 135 00:09:11,184 --> 00:09:15,188 ♬~ 136 00:09:17,157 --> 00:09:21,161 ♬~ 137 00:09:21,161 --> 00:09:29,135 ♬~ 138 00:09:29,135 --> 00:09:32,238 物事には それぞれの見方がある。 139 00:09:32,238 --> 00:09:36,643 全てをつまびらかにし その上で判断せねばならぬ。 140 00:09:36,643 --> 00:09:40,346 嘘偽りを述べることは 罪だと心得よ。 141 00:09:40,346 --> 00:09:44,751 ヴィルフリート 其方は いつ母上に会ったのだ? 142 00:09:44,751 --> 00:09:47,954 狩猟大会の時です 父上。 143 00:09:51,024 --> 00:09:53,460 狩猟大会とは何でしょう? 144 00:09:53,460 --> 00:09:59,599 君が収穫祭で各地を回っている間 城の森で行われる狩猟だ。 145 00:09:59,599 --> 00:10:15,782 ♬~ 146 00:10:15,782 --> 00:10:18,418 獲物は冬の食料にもなり➡ 147 00:10:18,418 --> 00:10:21,254 狩った獲物の数で 褒賞が出るので➡ 148 00:10:21,254 --> 00:10:23,957 騎士達が最も張り切る行事だ。 149 00:10:23,957 --> 00:10:27,961 狩猟大会ではフロレンツィアと 共にいたのではないのか? 150 00:10:27,961 --> 00:10:32,765 途中までは一緒にいましたが 子供部屋で知り合った学友と➡ 151 00:10:32,765 --> 00:10:36,636 久しぶりに再会して 嬉しくて話し込んでいました。➡ 152 00:10:36,636 --> 00:10:38,638 そうしたら…。 153 00:10:38,638 --> 00:10:40,640  回想  かくれんぼを しませんか? 154 00:10:40,640 --> 00:10:43,943 大人達に見つからないように 誰が一番早く➡ 155 00:10:43,943 --> 00:10:48,281 お茶会の広場を通り抜けられるか 競争するのです。 156 00:10:48,281 --> 00:10:52,118 面白い。よし 競争だ! 157 00:10:52,118 --> 00:10:55,054 (ヴィルフリートの声) 大人に見つからないように➡ 158 00:10:55,054 --> 00:10:58,258 テーブルの下を 通り抜けていたのですが➡ 159 00:10:58,258 --> 00:11:01,127 その時に聞いたのです。 160 00:11:01,127 --> 00:11:03,596 (貴族)ヴェローニカ様が 捕らえられたのは➡ 161 00:11:03,596 --> 00:11:05,865 領主の養女が 関係しているらしい。 162 00:11:05,865 --> 00:11:07,867 《ローゼマインの事か?》 163 00:11:07,867 --> 00:11:10,236 (貴族)それと フェルディナンド様 だろう? 164 00:11:10,236 --> 00:11:13,206 (ヴィルフリート)それは違う! (貴族)ヴィルフリート様! 165 00:11:13,206 --> 00:11:18,278 おばあ様は 大叔父上に頼まれて 領主の印を勝手に使い➡ 166 00:11:18,278 --> 00:11:21,614 禁じられていた他領の貴族を 街に招き入れたため➡ 167 00:11:21,614 --> 00:11:23,917 罪に問われたのだ。 168 00:11:23,917 --> 00:11:26,452 私は父上からそう聞いている。 169 00:11:26,452 --> 00:11:28,988 その通りですが…そもそも➡ 170 00:11:28,988 --> 00:11:32,525 罪を犯した原因が ローゼマイン様にあり➡ 171 00:11:32,525 --> 00:11:36,129 裏で糸を引いているのが フェルディナンド様なのです。 172 00:11:36,129 --> 00:11:40,300 あの2人は エーレンフェストを 我が物にするつもりなのです➡ 173 00:11:40,300 --> 00:11:43,436 ヴィルフリート様。 嘘だ…。 174 00:11:43,436 --> 00:11:48,508 ヴェローニカ様に直接伺えば どちらの言い分が正しいか➡ 175 00:11:48,508 --> 00:11:50,476 分かるのではありませんか? 176 00:11:50,476 --> 00:11:54,480 確か ヴェローニカ様が 捕らえられているのは白の塔です。 177 00:11:54,480 --> 00:11:58,418 白の塔? (ローデリヒ)森の奥にあるそうです。 178 00:11:58,418 --> 00:12:00,954 行ってみましょう ヴィルフリート様。 179 00:12:00,954 --> 00:12:02,855 探検しましょう! 180 00:12:02,855 --> 00:12:06,326 探検か…よし。 181 00:12:12,298 --> 00:12:15,969 (ヴィルフリートの声) 探検気分で森へ行くと…。 182 00:12:15,969 --> 00:12:18,237 あれではないですか? 183 00:12:20,373 --> 00:12:25,712 (ヴィルフリート)これが…白の塔。 184 00:12:25,712 --> 00:12:28,414 本当にあった。 185 00:12:33,119 --> 00:12:37,190 (子供)フンッ…うぅ~ん…。 186 00:12:40,460 --> 00:12:43,229 うんっ…ん~っ…あ~。 187 00:12:43,229 --> 00:12:45,331 (番人)ここの扉は 領主か➡ 188 00:12:45,331 --> 00:12:49,402 その子供でなければ開かない。 中にも入れない。 189 00:12:49,402 --> 00:12:59,979 ♬~ 190 00:12:59,979 --> 00:13:02,715 (子供達)わぁ~…。 191 00:13:02,715 --> 00:13:05,885 (ヴィルフリートの声) その者の言う通り 私が手をかけると➡ 192 00:13:05,885 --> 00:13:08,388 本当に開いたのです。 193 00:13:08,388 --> 00:13:11,958  現在  それで入ってしまったのか…。 194 00:13:11,958 --> 00:13:15,528 面倒な事になったな。 195 00:13:15,528 --> 00:13:18,398 だから廃嫡にしておけと 言ったではないか。 196 00:13:18,398 --> 00:13:20,600 《面倒な事?》 197 00:13:20,600 --> 00:13:23,202 他に誰が入ったのだ? 198 00:13:23,202 --> 00:13:27,807 私だけです。塔の中には本当に おばあ様がいらっしゃって➡ 199 00:13:27,807 --> 00:13:30,710 私に真実を教えてくれました。 200 00:13:30,710 --> 00:13:33,513 おばあ様が あのような所に 閉じ込められて➡ 201 00:13:33,513 --> 00:13:36,316 つらい思いをしているのは➡ 202 00:13:36,316 --> 00:13:41,120 全部 ローゼマインと フェルディナンドのせいなのです。 203 00:13:41,120 --> 00:13:44,657 (フロレンツィア)あぁ…。 父上 お願いします。 204 00:13:44,657 --> 00:13:46,759 おばあ様を助け…。 (バン!) 205 00:13:46,759 --> 00:13:49,595 言うな! その先は言ってはならぬ。 206 00:13:49,595 --> 00:13:52,699 これ以上罪を重ねてはならぬ! 207 00:13:52,699 --> 00:13:57,270 罪…? 私は 罪を犯したのですか? 208 00:13:57,270 --> 00:14:00,673 そうだ。 あれは領主一族の中でも➡ 209 00:14:00,673 --> 00:14:04,444 深刻な罪を犯した者を 幽閉しておくための塔で➡ 210 00:14:04,444 --> 00:14:07,113 アウブである 私の許可なく立ち入れば➡ 211 00:14:07,113 --> 00:14:10,183 領主への反逆とみなされる! 212 00:14:10,183 --> 00:14:12,985 なっ…! (ローゼマイン・シャルロッテ)え…。 213 00:14:12,985 --> 00:14:16,255 そのようなことは あの場にいた誰も…。 214 00:14:16,255 --> 00:14:18,958 其方は誘導されたのだ。 215 00:14:18,958 --> 00:14:21,794 誘導? かくれんぼ自体➡ 216 00:14:21,794 --> 00:14:23,996 旧ヴェローニカ派の集まる場に➡ 217 00:14:23,996 --> 00:14:26,532 其方を連れ出すための 口実であろう。 218 00:14:26,532 --> 00:14:28,634 そんな…。 219 00:14:28,634 --> 00:14:31,437 《いつか リヒャルダが 言ってくれた言葉を➡ 220 00:14:31,437 --> 00:14:33,506 私は思い出していた》 221 00:14:33,506 --> 00:14:36,642 ⸨くれぐれも子供の後ろには 親がついていることを➡ 222 00:14:36,642 --> 00:14:38,678 忘れないでくださいませ⸩ 223 00:14:38,678 --> 00:14:42,715 だ…だって ローゼマインが陰謀を…。 224 00:14:42,715 --> 00:14:46,352 陰謀を巡らせ 領内に混乱をもたらしたのは➡ 225 00:14:46,352 --> 00:14:49,856 ヴェローニカ様の方なのですよ ヴィルフリート。 226 00:14:49,856 --> 00:14:53,426 何を言い出すのです 母上? 227 00:14:53,426 --> 00:14:55,962 母上と叔父上が罪を犯し➡ 228 00:14:55,962 --> 00:14:58,798 ローゼマインに 危害を加えようとした。 229 00:14:58,798 --> 00:15:03,369 だから私は ローゼマインを 守るために養女にしたのだ。 230 00:15:03,369 --> 00:15:08,007 え? 真実は 人の数だけ存在する。 231 00:15:08,007 --> 00:15:11,477 ローゼマイン 君の真実を教えてやれ。 232 00:15:13,513 --> 00:15:18,785 それまで わたくしは 神殿で 下町の者と本作りをしていました。 233 00:15:18,785 --> 00:15:24,457 <私は 領主の養女になる時に 作った設定に沿って 話をした> 234 00:15:24,457 --> 00:15:28,961 領主の養女になることが決まると 下町におりることも➡ 235 00:15:28,961 --> 00:15:32,465 下町の者と接することも 禁止されました。 236 00:15:32,465 --> 00:15:35,468 奪われたものは 他にもありますが…➡ 237 00:15:35,468 --> 00:15:37,904 自由を失いました。 238 00:15:37,904 --> 00:15:40,406 これが わたくしの真実です。 239 00:15:40,406 --> 00:15:42,608 違う…。 240 00:15:42,608 --> 00:15:45,845 おばあ様の 言っていたことと…違う! 241 00:15:45,845 --> 00:15:49,148 だが 其方は その話を信じ➡ 242 00:15:49,148 --> 00:15:53,219 ローゼマインを侮辱し 禁じられている塔に入った。 243 00:15:53,219 --> 00:15:56,489 処分を受ける覚悟は あるのだろうな。 244 00:15:56,489 --> 00:15:58,524 処分…。 245 00:15:58,524 --> 00:16:01,561 廃嫡にして神殿に入れるか➡ 246 00:16:01,561 --> 00:16:04,363 塔に幽閉するのが妥当であろう。 247 00:16:10,570 --> 00:16:13,739 やっと あなたを この手に取り戻したのに…。 248 00:16:13,739 --> 00:16:16,542 廃…嫡。 249 00:16:16,542 --> 00:16:19,979 お兄様…。 250 00:16:19,979 --> 00:16:22,982 《ここは姉としての 頑張りどころ》 251 00:16:22,982 --> 00:16:27,920 養父様 ヴィルフリート兄様は そそのかされただけです。 252 00:16:27,920 --> 00:16:30,223 わたくしが兄様の立場ならば➡ 253 00:16:30,223 --> 00:16:32,692 同じことをしたかもしれません。 254 00:16:32,692 --> 00:16:36,062 だって 兄様にとって ヴェローニカ様は➡ 255 00:16:36,062 --> 00:16:38,197 大事な家族なのですから。 256 00:16:38,197 --> 00:16:42,168 家族か…本当に君は甘いな。 257 00:16:42,168 --> 00:16:46,472 養父様 確かに 兄様は塔に入りましたが➡ 258 00:16:46,472 --> 00:16:48,774 明らかに誘導された結果です。 259 00:16:48,774 --> 00:16:51,444 それでも 罪に問われるのですか? 260 00:16:55,214 --> 00:16:58,217 <それから ヴィルフリート兄様の 処分について➡ 261 00:16:58,217 --> 00:17:00,553 話し合いが行われた> 262 00:17:00,553 --> 00:17:04,323 難しいな。 どう 難しいのだ? 263 00:17:04,323 --> 00:17:07,159 多くの人間が関わりすぎていて➡ 264 00:17:07,159 --> 00:17:09,061 敵の狙いが わからぬ。 265 00:17:09,061 --> 00:17:12,098 それに あの塔は扉さえ開けば➡ 266 00:17:12,098 --> 00:17:14,400 他の者も入れるのだ。 267 00:17:14,400 --> 00:17:16,936 そうなのか!? そうだ。 268 00:17:16,936 --> 00:17:20,373 それなのに 幽閉された其方の祖母を➡ 269 00:17:20,373 --> 00:17:22,375 助け出すでもなかった。 270 00:17:22,375 --> 00:17:24,343 (一同)あ…。 271 00:17:24,343 --> 00:17:28,314 《そもそも 塔の存在を知る者は 限られていて》 272 00:17:28,314 --> 00:17:30,983 塔には結界が張ってあるので➡ 273 00:17:30,983 --> 00:17:33,386 番人は置いていないそうだ。 274 00:17:33,386 --> 00:17:35,388 はっ…。 275 00:17:37,423 --> 00:17:40,059 旧ヴェローニカ派は ヴィルフリートを➡ 276 00:17:40,059 --> 00:17:43,996 派閥の旗頭にしたいのだろうと 私は考えていた。 277 00:17:43,996 --> 00:17:48,034 それならば 可愛がってくれた 祖母の現状を吹き込んで➡ 278 00:17:48,034 --> 00:17:51,070 両親との間に ひびを入れることは➡ 279 00:17:51,070 --> 00:17:54,874 心理戦としては有効な手段だ。 280 00:17:54,874 --> 00:17:59,478 だが このままでは廃嫡か処刑だ。 281 00:17:59,478 --> 00:18:03,115 目的は むしろ ヴィルフリートの排除に思える。 282 00:18:03,115 --> 00:18:07,219 それならば 連れ出した時点で 消すのが一番ではないか。 283 00:18:09,221 --> 00:18:11,924 ヴィルフリートを 陥れることは前座で➡ 284 00:18:11,924 --> 00:18:16,329 その後に本命の計画が 動き出すのではないか。 285 00:18:16,329 --> 00:18:21,601 う~む… 一体 狙いは何なのだ? 286 00:18:21,601 --> 00:18:24,470 完全に嫌がらせですよね。 287 00:18:24,470 --> 00:18:27,239 嫌がらせ? そうです。 288 00:18:27,239 --> 00:18:29,775 現に家族関係には ひびが入り➡ 289 00:18:29,775 --> 00:18:34,080 養父様は兄様への処遇に 頭を悩ませています。 290 00:18:34,080 --> 00:18:38,651 ですが どう処分しても 貴族の不満は出てくるでしょう。 291 00:18:38,651 --> 00:18:41,954 かといって 関わった貴族を 一斉に処分するほどの➡ 292 00:18:41,954 --> 00:18:46,792 魔力的な余裕はない。 放置しておくのも危険。 293 00:18:46,792 --> 00:18:49,996 どう転んでもエーレンフェストの ためになりません。 294 00:18:49,996 --> 00:18:54,266 つまり…外部からの 嫌がらせだと思うのです。 295 00:18:54,266 --> 00:18:57,570 なるほど… 貴族の対立ではなく➡ 296 00:18:57,570 --> 00:18:59,939 外部からの嫌がらせか。 297 00:18:59,939 --> 00:19:02,742 其方 意外と賢いな。 298 00:19:02,742 --> 00:19:04,944 《意外と?》 だとすれば➡ 299 00:19:04,944 --> 00:19:08,814 目的は領主の権威に 傷をつけることか? 300 00:19:08,814 --> 00:19:13,519 あるいは…エーレンフェストの 魔力を削ぐこと。 301 00:19:13,519 --> 00:19:16,088 この場合 兄様を排除したり➡ 302 00:19:16,088 --> 00:19:20,993 関わった貴族を処分することは 相手を喜ばせる結果になります。 303 00:19:20,993 --> 00:19:24,530 まずは現状維持で 情報を収集して➡ 304 00:19:24,530 --> 00:19:28,968 それから どう処分した方がよいか 考えればよいと思います。 305 00:19:28,968 --> 00:19:31,003 お姉様! 306 00:19:31,003 --> 00:19:35,074 いや…まったく何の咎めも ないわけにはいかぬ。 307 00:19:35,074 --> 00:19:37,843 ヴィルフリートへの処分は 絶対に必要だ。 308 00:19:41,113 --> 00:19:44,083 《シャルロッテに いいところを見せたい。➡ 309 00:19:44,083 --> 00:19:46,752 何か ひねり出せ 私…》 310 00:19:49,522 --> 00:19:52,058 《あ!そうだ これだ!》 311 00:19:52,058 --> 00:19:55,728 では 記憶を覗く魔術具を 使いましょう。 312 00:19:55,728 --> 00:19:57,997 <記憶を覗く魔術具は➡ 313 00:19:57,997 --> 00:20:01,467 本来 重大な犯罪者に対して 使う魔術具だ> 314 00:20:01,467 --> 00:20:05,371 あれなら処罰を下した印象を 与えることが できますし➡ 315 00:20:05,371 --> 00:20:07,907 敵を特定することが できます。 316 00:20:07,907 --> 00:20:12,611 それに あえて泳がせているように 見せることも できるな…。 317 00:20:16,382 --> 00:20:19,351 敵と特定できた貴族に 処罰を与え➡ 318 00:20:19,351 --> 00:20:22,455 ヴィルフリートを 次期領主から外す。 319 00:20:22,455 --> 00:20:25,891 これでどうだ ジルヴェスター。 320 00:20:25,891 --> 00:20:27,893 ヴィルフリート 其方を➡ 321 00:20:27,893 --> 00:20:30,896 重大な罪を 犯した者として扱い➡ 322 00:20:30,896 --> 00:20:33,065 魔術具を使い 記憶を探る。➡ 323 00:20:33,065 --> 00:20:36,936 同時に 次期領主の内定を取り消す。➡ 324 00:20:36,936 --> 00:20:39,105 これを今回の処分とする。 325 00:20:39,105 --> 00:20:42,575 以後 うかつな行動は取らないように。 326 00:20:42,575 --> 00:20:44,243 はい…。 327 00:20:44,243 --> 00:20:46,212 よかった。 328 00:20:48,714 --> 00:20:52,284 ヴィルフリート あなたが まだ わたくしの手元に➡ 329 00:20:52,284 --> 00:20:55,788 残ってくれるだけで 本当に嬉しいです。 330 00:20:58,357 --> 00:21:02,061 ローゼマイン… 私は おばあ様が好きだが➡ 331 00:21:02,061 --> 00:21:05,464 おばあ様が間違っていたと 今は わかった。 332 00:21:05,464 --> 00:21:08,734 其方を疑って悪かった。 すまぬ。 333 00:21:08,734 --> 00:21:11,771 もう良いのですよ 兄様。 334 00:21:11,771 --> 00:21:14,140 (シャルロッテ)お姉様 すごいです! 335 00:21:14,140 --> 00:21:17,409 わたくし お姉様を尊敬いたします! 336 00:21:20,646 --> 00:21:24,950 《やったよ!私 尊敬される お姉様になれたよ!》 337 00:21:28,787 --> 00:21:32,358 ヴィルフリート 其方には領主の子として➡ 338 00:21:32,358 --> 00:21:34,894 消し難い汚点が 残ったことになる。 339 00:21:34,894 --> 00:21:37,496 だが 腐らずに このまま➡ 340 00:21:37,496 --> 00:21:40,399 努力することができれば 伸びるだろう。 341 00:21:40,399 --> 00:21:43,202 其方の素直さは得難い美点だ。 342 00:21:46,238 --> 00:21:49,041 努力します!フェルディ…➡ 343 00:21:49,041 --> 00:21:52,444 いえ 叔父上。 344 00:21:52,444 --> 00:21:56,549 《ヴィルフリート兄様と 同じ失敗をしないためにも➡ 345 00:21:56,549 --> 00:21:59,018 お母様が作ってくれた 貴族のリストを➡ 346 00:21:59,018 --> 00:22:04,156 真剣に覚えなければ… と私は肝に銘じた》 347 00:22:04,156 --> 00:22:07,126 ♬~ 348 00:22:07,126 --> 00:22:19,305 ♬~ 349 00:22:19,305 --> 00:22:36,889 ♬~ 350 00:22:36,889 --> 00:22:55,107 ♬~ 351 00:22:55,107 --> 00:23:15,127 ♬~ 352 00:23:15,127 --> 00:23:35,114 ♬~ 353 00:23:37,149 --> 00:23:40,219 ♬~ 354 00:23:40,219 --> 00:23:44,189 ♬~