1 00:00:34,735 --> 00:00:45,746 ♬~ 2 00:00:48,081 --> 00:00:51,251 ここが 貴族街…。 3 00:00:51,251 --> 00:00:54,254 <彼女は かつて 本が大好きな女子大生➡ 4 00:00:54,254 --> 00:00:56,924 本須麗乃だった。 5 00:00:56,924 --> 00:01:00,427 ある日 倒れてきた 本棚の下敷きになり➡ 6 00:01:00,427 --> 00:01:02,429 目を覚ましたら➡ 7 00:01:02,429 --> 00:01:06,433 この世界の兵士の娘 マインになっていた。 8 00:01:06,433 --> 00:01:08,769 本があれば 生きていける。 9 00:01:08,769 --> 00:01:10,771 本がない この世界で➡ 10 00:01:10,771 --> 00:01:15,275 マインは 周囲を巻き込んで 本作りを始める。 11 00:01:15,275 --> 00:01:17,611 魔力持ちの身食いだった マインは➡ 12 00:01:17,611 --> 00:01:22,449 その後 魔力量を買われて 神殿の巫女見習いとなり➡ 13 00:01:22,449 --> 00:01:26,286 そこでも 本作りに奮闘していたが➡ 14 00:01:26,286 --> 00:01:31,291 下町の仲間や家族に 危険が及ぶことを怖れた マインは➡ 15 00:01:31,291 --> 00:01:34,561 家族との別れを決断する。 16 00:01:34,561 --> 00:01:36,863 そして…> 17 00:01:39,232 --> 00:01:41,234 (フェルディナンド)ローゼマイン。 18 00:01:41,234 --> 00:01:43,570 (フェルディナンド)ローゼマイン! は… はい! 19 00:01:43,570 --> 00:01:48,742 呼ばれたら すぐ返事をしないと 怪しまれるぞ。 20 00:01:48,742 --> 00:01:53,914 君は マインから名を改め 貴族の娘 ローゼマインとなった。 21 00:01:53,914 --> 00:01:55,916 夏の洗礼式まで➡ 22 00:01:55,916 --> 00:02:00,087 上級貴族 カルステッドの娘として 教育を受ける。 23 00:02:00,087 --> 00:02:02,589 その後 アウブの養女となり➡ 24 00:02:02,589 --> 00:02:05,592 印刷業の拡大に尽力してもらう。 25 00:02:05,592 --> 00:02:07,594 はい。 26 00:02:07,594 --> 00:02:10,430 よろしくお願いいたします。 カルステッド様。 27 00:02:10,430 --> 00:02:13,600 そうではない ローゼマイン。 あっ… お父様。 28 00:02:13,600 --> 00:02:15,602 ローゼマイン。 29 00:02:15,602 --> 00:02:18,939 洗礼式に失敗したり 君の出自が公になれば➡ 30 00:02:18,939 --> 00:02:22,142 何が起きるか 理解できるであろう。 31 00:02:24,111 --> 00:02:26,613 はい。 32 00:02:26,613 --> 00:02:31,818 《ローゼマイン:みんなを守るために 私 がんばるよ》 33 00:04:29,769 --> 00:04:32,606 (コルネリウス)母上は 本気で 引き取るおつもりですか? 34 00:04:32,606 --> 00:04:35,709 第三夫人のローゼマリーの娘を…。 35 00:04:35,709 --> 00:04:38,044 しかも 神殿育ちの。 36 00:04:38,044 --> 00:04:40,881 ええ。 わたくしの娘として 引き取り➡ 37 00:04:40,881 --> 00:04:43,884 洗礼式を行います。 38 00:04:43,884 --> 00:04:45,886 (エルヴィーラ)心配いらないわ。 39 00:04:45,886 --> 00:04:49,556 フェルディナンド様が 教育して いらっしゃったそうだから。 40 00:04:49,556 --> 00:04:52,559 常識外れな面が あるそうだけれど➡ 41 00:04:52,559 --> 00:04:55,395 神殿育ちでは仕方ないものね。 42 00:04:55,395 --> 00:04:59,232 《コルネリウス:母上は フェルディナンド様となると これだ》 43 00:04:59,232 --> 00:05:01,735 コルネリウス。 その子の護衛騎士は➡ 44 00:05:01,735 --> 00:05:03,737 あなたにお願いしますね。 45 00:05:03,737 --> 00:05:05,739 待ってください。 46 00:05:05,739 --> 00:05:09,409 私は 領主一族の 側近になるつもりはありません。 47 00:05:09,409 --> 00:05:13,079 これは もう 決まったことなのです。 48 00:05:13,079 --> 00:05:16,383 はぁ… 勝手に決めないでほしいよ。 49 00:05:18,418 --> 00:05:21,087 お帰りなさいませ カルステッド様。 50 00:05:21,087 --> 00:05:24,758 それから ようこそ いらっしゃいました フェルディナンド様。 51 00:05:24,758 --> 00:05:30,063 エルヴィーラ。 こちらが これから世話をかける ローゼマインだ。 52 00:05:39,539 --> 00:05:43,877 お初にお目にかかります。 ローゼマインと申します。 53 00:05:43,877 --> 00:05:46,379 水の女神 フリュートレーネの➡ 54 00:05:46,379 --> 00:05:48,882 清らかな流れに 導かれし出会いに➡ 55 00:05:48,882 --> 00:05:51,384 祝福を祈ることを お許しください。 56 00:05:51,384 --> 00:05:53,887 許します。 57 00:05:53,887 --> 00:05:56,723 (ローゼマイン)水の女神 フリュートレーネよ。 58 00:05:56,723 --> 00:05:59,726 新たな出会いに祝福を。 59 00:06:09,402 --> 00:06:12,239 歓迎します ローゼマイン。 60 00:06:12,239 --> 00:06:15,742 これから わたくしが あなたの母です。 61 00:06:15,742 --> 00:06:18,745 《ローゼマイン:一応 及第点は 貰えたみたい》 62 00:06:18,745 --> 00:06:23,250 (カルステッド)ローゼマイン。 三男の コルネリウスだ。 63 00:06:23,250 --> 00:06:26,419 コルネリウスだ。 64 00:06:26,419 --> 00:06:30,090 《ローゼマイン:こうして貴族街での 生活が始まった。 65 00:06:30,090 --> 00:06:32,092 けれど…。 66 00:06:32,092 --> 00:06:34,361 おまるも イヤだったけど➡ 67 00:06:34,361 --> 00:06:37,264 黒い ネバネバも イヤ~!》 68 00:06:41,868 --> 00:06:44,571 《ローゼマイン:ツヤが消えてる…》 69 00:06:50,543 --> 00:06:53,346 《ローゼマイン:ちぇ ルッツにも会いたかったのにな》 70 00:06:55,382 --> 00:06:57,384 リンシャンを取り寄せてから➡ 71 00:06:57,384 --> 00:07:00,887 本当に 艶が出て 綺麗になったわ。 72 00:07:00,887 --> 00:07:04,724 これを下級貴族が 独占していたなんて…。 73 00:07:04,724 --> 00:07:07,394 石鹸に比べると高いので➡ 74 00:07:07,394 --> 00:07:10,897 下級貴族には なかなか売れないと聞きました。 75 00:07:10,897 --> 00:07:14,401 上級貴族向きの 商品かもしれませんね。 76 00:07:14,401 --> 00:07:17,070 領主の奥様にお勧めしたら➡ 77 00:07:17,070 --> 00:07:20,573 喜んでくださるでしょうか。 (エルヴィーラ)ええ きっと。 78 00:07:20,573 --> 00:07:25,245 《ローゼマイン:ベンノさ~ん。 仕事が増えたよ よかったね》 79 00:07:25,245 --> 00:07:27,247 (エラ)お待たせ致しました。 80 00:07:27,247 --> 00:07:31,084 今日は 一体 どのような味かしら。 81 00:07:31,084 --> 00:07:33,186 《ローゼマイン:専属料理人として 同行した➡ 82 00:07:33,186 --> 00:07:35,522 エラのクッキーは好評だ。 83 00:07:35,522 --> 00:07:40,226 近いうちに 厨房への立ち入りも 許可して貰えるだろう》 84 00:07:42,362 --> 00:07:46,199 これは お茶の香りがして とても おいしいですね。 85 00:07:46,199 --> 00:07:48,201 ええ。 このクッキーは➡ 86 00:07:48,201 --> 00:07:51,371 フェルディナンド様も 好んでいらっしゃいます。 87 00:07:51,371 --> 00:07:54,374 フェルディナンド様が? そう…。 88 00:07:54,374 --> 00:07:57,711 では もう一つ 頂こうかしら。 89 00:07:57,711 --> 00:08:00,714 《ローゼマイン:お母様にとって フェルディナンド情報は➡ 90 00:08:00,714 --> 00:08:03,216 最も食いつきが良い》 91 00:08:05,218 --> 00:08:10,557 まぁ カルステッド様と フェルディナンド様が いらっしゃったわ。 92 00:08:10,557 --> 00:08:13,393 《ローゼマイン:完全に アイドルのディナーショーに来てる➡ 93 00:08:13,393 --> 00:08:15,395 ファンの顔だね》 94 00:08:17,397 --> 00:08:19,566 順調か? 95 00:08:19,566 --> 00:08:23,737 貴族の名前を覚えるのが大変です 神官長。 96 00:08:23,737 --> 00:08:27,073 神殿以外では 名前で呼ぶよう言ったはずだ。 97 00:08:27,073 --> 00:08:29,576 はい フェルディナンド様。 98 00:08:29,576 --> 00:08:32,846 少しは手加減してやれ フェルディナンド。 99 00:08:32,846 --> 00:08:35,682 覚えなければ 後で困る。 100 00:08:35,682 --> 00:08:39,185 そうだな。 では やる気が出る 褒美をつけよう。 101 00:08:39,185 --> 00:08:41,187 フッ…。 102 00:08:41,187 --> 00:08:44,691 洗礼式に出席する 貴族の名前をすべて覚え➡ 103 00:08:44,691 --> 00:08:48,695 洗礼式と就任式を 無事に終えた暁には…。 104 00:08:48,695 --> 00:08:52,365 (フェルディナンド)神殿図書室の 鍵の管理を任せよう。 105 00:08:52,365 --> 00:08:54,534 それって もしかして…。 106 00:08:54,534 --> 00:08:56,536 そのとおりだ。 107 00:08:56,536 --> 00:08:58,705 私の許可なく 図書室へ入れるし➡ 108 00:08:58,705 --> 00:09:00,707 貴重本を読むことができる。 109 00:09:00,707 --> 00:09:03,510 やります! 死んでも覚えます! 110 00:09:08,214 --> 00:09:12,052 鍵の管理は 元々 神殿長の職務ではないか。 111 00:09:12,052 --> 00:09:16,890 相変わらず フェルディナンド様は 人を使うのが お上手ですわね。 112 00:09:16,890 --> 00:09:20,226 (フェルディナンド)あれが 扱いやすいだけだ。 113 00:09:20,226 --> 00:09:25,565 常に笑顔で優雅さを忘れずに 胸を張って。 114 00:09:25,565 --> 00:09:27,567 ハイ。 115 00:09:33,173 --> 00:09:35,775 (コルネリウス)毎日 頑張っているようだね。 あ…。 116 00:09:37,844 --> 00:09:41,748 やっていけそうかい? はい…。 117 00:09:43,683 --> 00:09:47,353 わたくし 失敗するわけには いかないのです。 118 00:09:47,353 --> 00:09:50,690 《コルネリウス:この瞳は 嫌いではないな》 119 00:09:50,690 --> 00:09:52,692 コルネリウス様の妹として➡ 120 00:09:52,692 --> 00:09:54,861 恥ずかしくないように 頑張ります。 121 00:09:54,861 --> 00:09:57,197 兄様と呼ぶ方が良い。 122 00:09:57,197 --> 00:10:01,034 はい… コルネリウス兄様。 123 00:10:01,034 --> 00:10:03,203 たまには息抜きも必要だ。 124 00:10:03,203 --> 00:10:05,872 何がしたい? ローゼマイン。 125 00:10:05,872 --> 00:10:09,209 本! 本が読みたいです! 126 00:10:09,209 --> 00:10:13,379 ローゼマインは そんなに本が好きなのかい? 127 00:10:13,379 --> 00:10:15,715 はいっ 大好きです! 128 00:10:15,715 --> 00:10:17,884 この家に図書室があったなんて➡ 129 00:10:17,884 --> 00:10:22,288 わたくし この家の子になれて 本当によかったです! 130 00:10:27,560 --> 00:10:29,562 え…? 131 00:10:33,233 --> 00:10:37,070 家の中でさえ この有様だ。 とても 外には出せぬ。 132 00:10:37,070 --> 00:10:39,072 其方が ローゼマインの護衛騎士に➡ 133 00:10:39,072 --> 00:10:42,742 ならねばならない理由が わかったか? 134 00:10:42,742 --> 00:10:44,744 よくわかりました。 135 00:10:56,256 --> 00:11:00,093 <ローゼマイン:洗礼式を 明日に控えた夏の半ば。 136 00:11:00,093 --> 00:11:02,896 上の兄様 2人が帰ってきた> 137 00:11:05,431 --> 00:11:08,101 (ランプレヒト)本当に あの時の 巫女見習いだ。 138 00:11:08,101 --> 00:11:10,937 まさか 妹だとは思わなかったな。 139 00:11:10,937 --> 00:11:15,275 ランプレヒト兄上! ローゼマインが倒れます! 140 00:11:15,275 --> 00:11:19,112 はははっ。 このくらいで 倒れるわけないだろう。 141 00:11:19,112 --> 00:11:23,283 あの… お初にお目にかかるのでは ないのでしょうか。 142 00:11:23,283 --> 00:11:26,786 (ランプレヒト)トロンベ討伐の際に 同行していたのだ。 143 00:11:26,786 --> 00:11:30,790 (エックハルト)わたしたちは 騎士だからな。 144 00:11:30,790 --> 00:11:34,227 ランプレヒトだ。 145 00:11:34,227 --> 00:11:36,229 (エックハルト)エックハルトだ。 146 00:11:36,229 --> 00:11:38,898 フェルディナンド様の護衛騎士をしている。 147 00:11:38,898 --> 00:11:42,735 フェルディナンド様が庇護すると仰った 巫女見習いだから➡ 148 00:11:42,735 --> 00:11:45,238 私も 君を妹として大事にする。 149 00:11:45,238 --> 00:11:49,075 よろしく ローゼマイン。 150 00:11:49,075 --> 00:11:51,411 よろしくお願いします。 151 00:11:51,411 --> 00:11:56,082 <貴族の洗礼式は 神官を家に呼んで行う> 152 00:11:56,082 --> 00:12:00,420 今日の洗礼式を執り行うのは フェルディナンド様だそうだな? 153 00:12:00,420 --> 00:12:04,924 ならば 今日は 女性陣が大騒ぎするかもしれぬ。 154 00:12:04,924 --> 00:12:07,093 貴族街に来る時と違って➡ 155 00:12:07,093 --> 00:12:09,929 今日は 儀式用の衣装だから。 156 00:12:09,929 --> 00:12:12,932 《ローゼマイン:神官長は お母様だけでなく➡ 157 00:12:12,932 --> 00:12:15,435 貴族女性の アイドルらしい》 158 00:12:15,435 --> 00:12:20,273 エックハルト兄様は フェルディナンド様を よくご存じなんですね。 159 00:12:20,273 --> 00:12:22,775 ああ。 年が近いから➡ 160 00:12:22,775 --> 00:12:25,111 フェルディナンド様が神殿に入るまでは➡ 161 00:12:25,111 --> 00:12:27,113 一緒に騎士団にいたのだ。 162 00:12:27,113 --> 00:12:31,451 学生の頃の フェルディナンド様は どんな感じだったのですか? 163 00:12:31,451 --> 00:12:33,720 何をやらせても完璧だから➡ 164 00:12:33,720 --> 00:12:35,722 ねたんだり ひがんだりするより➡ 165 00:12:35,722 --> 00:12:39,392 憧れというか 崇拝対象だったよ。 166 00:12:39,392 --> 00:12:43,062 ローゼマイン フェルディナンド様を大事にしてくれ。 167 00:12:43,062 --> 00:12:45,398 私は あの方の味方が➡ 168 00:12:45,398 --> 00:12:47,400 一人でも増えて欲しいのだ。 169 00:12:49,402 --> 00:12:52,071 わかりました。 170 00:12:52,071 --> 00:12:55,241 (カルステッド)洗礼式 おめでとう ローゼマイン。 171 00:12:55,241 --> 00:12:57,243 (カルステッド)よく似合っているな。 172 00:12:57,243 --> 00:12:59,412 ありがとう存じます。 173 00:12:59,412 --> 00:13:02,415 おめでとう ローゼマイン。 174 00:13:02,415 --> 00:13:04,917 今日の祝いに これを。 175 00:13:12,925 --> 00:13:15,428 あら! 素敵ですこと。 176 00:13:21,100 --> 00:13:25,438 《ローゼマイン:これを作ったの…。 177 00:13:25,438 --> 00:13:28,274 トゥーリと母さんだ。 178 00:13:28,274 --> 00:13:32,078 ここは 父さん…》 179 00:13:38,885 --> 00:13:40,887 ローゼマイン? (泣き声) 180 00:13:40,887 --> 00:13:44,223 (泣き声) 181 00:13:44,223 --> 00:13:47,060 ローゼマイン 落ち着きなさい。 182 00:13:47,060 --> 00:13:50,396 む… 無理です…。 183 00:13:50,396 --> 00:13:54,400 (泣き声) 184 00:13:54,400 --> 00:13:57,070 カルステッド 全員 部屋から出せ! 185 00:13:57,070 --> 00:14:00,073 私が許可するまで 誰も入ってくるな! 186 00:14:00,073 --> 00:14:02,241 はっ! 187 00:14:02,241 --> 00:14:06,913 (泣き声) 188 00:14:06,913 --> 00:14:09,582 まったく 君は…。 うっ…。 189 00:14:09,582 --> 00:14:13,386 (ローゼマイン)神官長 ぎゅ~! 190 00:14:17,757 --> 00:14:19,926 (泣き声) 191 00:14:19,926 --> 00:14:22,428 タオルから顔を離さないように。 192 00:14:22,428 --> 00:14:26,332 衣装を汚したら 私は帰るからな。 193 00:14:33,873 --> 00:14:38,711 まさか 洗礼式当日の朝に このようなことになるとは。 194 00:14:38,711 --> 00:14:40,713 洗礼式当日の朝に➡ 195 00:14:40,713 --> 00:14:44,217 大好きな家族が作った かんざしを持ってくるなんて➡ 196 00:14:44,217 --> 00:14:47,553 狙ってやったとしか 思えないですよぅ。 197 00:14:47,553 --> 00:14:51,390 喜ばせようと思ったが 逆効果だったようだ。 198 00:14:51,390 --> 00:14:54,060 髪飾りは もう2度と贈らないことにする。 199 00:14:54,060 --> 00:14:56,062 待ってください。 喜びました! 200 00:14:56,062 --> 00:14:59,565 すごく嬉しいです。 これからも贈ってください。 201 00:14:59,565 --> 00:15:02,869 また このような状況になるのは 御免こうむる。 202 00:15:04,904 --> 00:15:07,907 神官長の意地悪ぅ…。 203 00:15:07,907 --> 00:15:11,911 面倒くさい…。 本当に面倒くさいな 君は。 204 00:15:11,911 --> 00:15:15,248 すごく嬉しいのは 本当なんです。 205 00:15:15,248 --> 00:15:18,584 でも… すごく寂しくなるから➡ 206 00:15:18,584 --> 00:15:21,420 今度から 数日前にお願いします。 207 00:15:21,420 --> 00:15:23,423 わかった。 208 00:15:23,423 --> 00:15:26,259 考慮するから いい加減に泣き止みなさい。 209 00:15:26,259 --> 00:15:28,261 はい。 210 00:15:30,429 --> 00:15:33,699 どうしよう 顔が…。 211 00:15:33,699 --> 00:15:36,002 仕方ないな 君は。 212 00:15:40,206 --> 00:15:42,508 ルングシュメールの癒しを。 213 00:15:46,546 --> 00:15:50,850 よかった。 目元は 綺麗になってますね。 214 00:15:52,885 --> 00:15:54,887 いいですか ローゼマイン。 215 00:15:54,887 --> 00:15:57,223 初対面というのは とても大事です。 216 00:15:57,223 --> 00:15:59,559 今日のように 大勢の前に出る時に➡ 217 00:15:59,559 --> 00:16:02,728 目元を腫らして泣くなど 淑女失格です。 218 00:16:02,728 --> 00:16:06,899 常に 一番美しい自分を 見せられるよう心得なさい。 219 00:16:06,899 --> 00:16:08,901 はい お母様。 220 00:16:08,901 --> 00:16:18,411 (ざわめき) 221 00:16:18,411 --> 00:16:20,913 (ギーベ・ハルデンツェル)これで ライゼガング系貴族が➡ 222 00:16:20,913 --> 00:16:24,750 勢いを取り戻せるかどうかですな。 (ギーベ・グレッシェル)うむ。 223 00:16:24,750 --> 00:16:27,920 (ハルトムート)馬鹿馬鹿しい。 224 00:16:27,920 --> 00:16:31,090 (ベル) 225 00:16:31,090 --> 00:16:35,361 これより エーレンフェストの 新しき子が入場する。 226 00:16:35,361 --> 00:16:46,873 ♬~ 227 00:16:46,873 --> 00:16:48,875 (ざわめき) 228 00:16:50,877 --> 00:16:54,714 (ざわめき) 229 00:16:54,714 --> 00:17:00,386 ♬~ 230 00:17:00,386 --> 00:17:03,890 《ローゼマイン:うひっ… こんな中を歩くの?》 231 00:17:03,890 --> 00:17:13,065 ♬~ 232 00:17:13,065 --> 00:17:18,571 《ローゼマイン:わたしは 自分の命と 家族の命を守るために➡ 233 00:17:18,571 --> 00:17:21,908 家族と離れる決心をした。 234 00:17:21,908 --> 00:17:25,411 わたしは領主の養女に ならなければならない。 235 00:17:25,411 --> 00:17:29,248 印刷業を広めなければならない。 236 00:17:29,248 --> 00:17:34,754 ここで 失敗するわけには いかないのだ》 237 00:17:36,689 --> 00:17:40,793 ローゼマイン 本日 君は7歳となった。 238 00:17:45,698 --> 00:17:47,867 《ローゼマイン:血判?》 239 00:17:47,867 --> 00:17:49,869 手を出しなさい。 240 00:17:53,539 --> 00:17:56,542 《ローゼマイン:あっ これ 魔術具だ》 241 00:17:56,542 --> 00:17:58,878 (拍手) 242 00:17:58,878 --> 00:18:05,551 ♬~ 243 00:18:05,551 --> 00:18:08,054 《ローゼマイン:うわっ 7色になったよ》 244 00:18:08,054 --> 00:18:11,257 やはりな。 えっ? 245 00:18:13,225 --> 00:18:15,227 おめでとう ローゼマイン。 246 00:18:15,227 --> 00:18:19,732 これで 君は 正式に カルステッドの娘として認められた。 247 00:18:19,732 --> 00:18:24,403 エーレンフェストに 新しい子供が 誕生したのである。 248 00:18:24,403 --> 00:18:26,405 (歓声) 249 00:18:26,405 --> 00:18:30,076 我が娘として 神と皆に認められた ローゼマインに➡ 250 00:18:30,076 --> 00:18:32,078 指輪を贈る。 251 00:18:38,851 --> 00:18:42,855 ローゼマインに 火の神 ライデンシャフトの祝福を。 252 00:18:44,857 --> 00:18:46,859 恐れ入ります。 253 00:18:46,859 --> 00:18:56,535 ♬~ 254 00:18:56,535 --> 00:19:00,706 わたくしの洗礼式を お祝い下さった 神官長と➡ 255 00:19:00,706 --> 00:19:02,708 お集まり下さった 皆様にも➡ 256 00:19:02,708 --> 00:19:06,712 火の神 ライデンシャフトの 祝福を賜りますよう➡ 257 00:19:06,712 --> 00:19:08,714 お祈り申し上げます。 258 00:19:08,714 --> 00:19:10,716 皆様? 259 00:19:17,890 --> 00:19:22,395 (どよめき) 260 00:19:22,395 --> 00:19:25,398 これだけの光を あの小さい体で? 261 00:19:25,398 --> 00:19:28,734 一体 どれだけの魔力を 持っているのだ? 262 00:19:28,734 --> 00:19:32,671 《ローゼマイン:もしかして わたし… 失敗した!? 263 00:19:32,671 --> 00:19:37,977 これ… 何か企んでいる時の笑顔だ》 264 00:19:42,681 --> 00:19:44,684 (ジルヴェスター)では これより➡ 265 00:19:44,684 --> 00:19:47,019 私と ローゼマインの養子縁組を行う。 266 00:19:47,019 --> 00:19:49,021 (どよめき) 267 00:19:49,021 --> 00:19:52,191 ローゼマインを神殿で隠し育てたのは➡ 268 00:19:52,191 --> 00:19:56,028 魔力の多さゆえ いらぬ諍いから守るためだ。 269 00:19:56,028 --> 00:19:58,030 知っての通り 神殿は➡ 270 00:19:58,030 --> 00:20:01,200 身寄りのない子供達の 養護を担っている。 271 00:20:01,200 --> 00:20:03,703 己の出自を知らぬ ローゼマインは➡ 272 00:20:03,703 --> 00:20:07,707 自分より厳しい境遇の子供達を 哀れに思い➡ 273 00:20:07,707 --> 00:20:11,710 慈悲の心をもって 彼らに仕事と食事を与えた。 274 00:20:11,710 --> 00:20:14,380 (ジルヴェスター)その姿は まさしく聖女! 275 00:20:14,380 --> 00:20:18,884 その清らかさは どれほど 私の胸を打ったことか! 276 00:20:18,884 --> 00:20:23,389 《ローゼマイン:聖女計画か…》 277 00:20:23,389 --> 00:20:26,892 ローゼマインが 他領の貴族に 襲われた時➡ 278 00:20:26,892 --> 00:20:31,730 私は 彼女を守るため 養女とする事を決めた。 279 00:20:31,730 --> 00:20:35,735 そして ローゼマインが子供達に与えた 印刷業を➡ 280 00:20:35,735 --> 00:20:40,406 エーレンフェストの新しい産業として 広げていきたいと思っている。 281 00:20:40,406 --> 00:20:49,748 ♬~ 282 00:20:49,748 --> 00:20:52,084 (どよめき) 283 00:20:52,084 --> 00:20:55,087 ここに アウブ・エーレンフェストと➡ 284 00:20:55,087 --> 00:20:58,424 ローゼマインの養子縁組が成立した! 285 00:20:58,424 --> 00:21:03,596 (拍手) 286 00:21:03,596 --> 00:21:07,266 《ローゼマイン:それから 私は 挨拶に明け暮れた》 287 00:21:07,266 --> 00:21:10,436 (ジルヴェスター)さきほどの祝福 見事であった。 288 00:21:10,436 --> 00:21:13,105 さすが エーレンフェストの聖女。 289 00:21:13,105 --> 00:21:15,774 (フロレンツィア)色々と大変なことも 多いでしょうけれど➡ 290 00:21:15,774 --> 00:21:17,776 仲良くしましょうね。 291 00:21:17,776 --> 00:21:22,281 《ローゼマイン:第一夫人の フロレンツィア様》 292 00:21:22,281 --> 00:21:25,117 (ヴィルフリート)お兄様と呼んでいいぞ。 293 00:21:25,117 --> 00:21:27,119 《ローゼマイン:2人の子供で➡ 294 00:21:27,119 --> 00:21:29,822 春に洗礼式を済ませた ヴィルフリート様》 295 00:21:31,791 --> 00:21:36,896 久方ぶりに お目にかかります ローゼマイン様。 296 00:21:36,896 --> 00:21:38,898 (ブリギッテ)よろしく お願いいたします。 297 00:21:38,898 --> 00:21:43,068 《ローゼマイン:新しく護衛騎士になった ブリギッテ》 298 00:21:43,068 --> 00:21:45,404 ローゼマイン。 ここにいても つまらないから➡ 299 00:21:45,404 --> 00:21:49,575 遊びに行くぞ! あっ ああ…。 300 00:21:49,575 --> 00:21:54,079 《ローゼマイン:そんなことしたら 図書室の鍵が…》 301 00:21:54,079 --> 00:21:57,082 早くしろ ローゼマイン! 302 00:21:57,082 --> 00:22:02,588 息が…。 303 00:22:02,588 --> 00:22:05,891 ハァ ハァ…。 304 00:22:11,430 --> 00:22:13,766 んなっ? ローゼマイン!? 305 00:22:13,766 --> 00:22:15,768 <ローゼマイン:2回目の洗礼式も➡ 306 00:22:15,768 --> 00:22:17,770 わたしは リタイアして終わった> 307 00:23:55,734 --> 00:23:57,736 とうとう始まりましたね! 308 00:23:57,736 --> 00:23:59,905 君は 早く貴族社会に慣れなさい。 309 00:23:59,905 --> 00:24:03,108 という訳で 貴族の心得 その1。 310 00:24:05,077 --> 00:24:07,413 貴族が集まる公の場では➡ 311 00:24:07,413 --> 00:24:09,415 季節や自分の誕生季の➡ 312 00:24:09,415 --> 00:24:12,084 貴色を使った衣装を 身に着けます。 313 00:24:12,084 --> 00:24:14,586 どちらも 素敵で迷うわね。 314 00:24:14,586 --> 00:24:16,755 ならば 両方貰おう。 315 00:24:16,755 --> 00:24:18,757 さすが上級貴族! 316 00:24:18,757 --> 00:24:20,759 あちらの方がよかったと➡ 317 00:24:20,759 --> 00:24:23,762 後から グチグチ言われる苦行から 逃れられると思えば➡ 318 00:24:23,762 --> 00:24:25,764 安い買い物だ。