1 00:00:34,935 --> 00:00:39,539 <リュエルの実を採集するローゼマイン。 そこで 魔獣ゴルツェに襲われる> 2 00:00:42,609 --> 00:00:44,611 (ローゼマイン)ハァー。 3 00:00:44,611 --> 00:00:49,283 (エックハルト)ローゼマイン 顔色が悪い。 魔力がないのではないか? 4 00:00:49,283 --> 00:00:51,952 魔力は大丈夫です。 5 00:00:51,952 --> 00:00:56,623 わたくしは今 ゴルツェより強大な敵と 戦っているのです。 6 00:00:56,623 --> 00:00:59,293 ゴルツェより!? なんだそれは!? 7 00:00:59,293 --> 00:01:03,997 睡魔です… ふわぁ。 8 00:02:56,943 --> 00:03:00,947 (咆哮) 9 00:03:00,947 --> 00:03:03,250 (エックハルト)寝るな ローゼマイン。 10 00:03:07,954 --> 00:03:10,624 (ユストクス)フェルディナンド様! 11 00:03:10,624 --> 00:03:13,960 (フェルディナンド)待たせた! 12 00:03:13,960 --> 00:03:19,299 よく閉じ込められたな。 よくやった。 13 00:03:19,299 --> 00:03:22,636 さっさとゴルツェを片付けるぞ エックハルト。 14 00:03:22,636 --> 00:03:24,638 はっ! 15 00:03:26,973 --> 00:03:28,975 (フェルディナンド)ツヴァイヘンダー。 16 00:03:31,645 --> 00:03:35,582 《今までに見たことがないほどの 魔力を流し込んでる…。 17 00:03:35,582 --> 00:03:37,984 そんなに強いの…?》 18 00:03:40,253 --> 00:03:42,255 (咆哮) 19 00:03:49,596 --> 00:03:53,934 (フェルディナンド)全力でいくぞ! 構えろ! 20 00:03:53,934 --> 00:03:56,937 ローゼマイン 消せ! はいっ! 21 00:04:01,274 --> 00:04:04,277 フンッ! 22 00:04:04,277 --> 00:04:07,280 (断末魔) 23 00:04:07,280 --> 00:04:09,282 ハァッ! 24 00:04:12,285 --> 00:04:14,287 うぅ…。 (ブリギッテ)くっ…。 25 00:04:22,295 --> 00:04:25,298 あっ… 魔石! 26 00:04:29,636 --> 00:04:33,240 駄目だな。 ローゼマインの魔力だけでなく➡ 27 00:04:33,240 --> 00:04:36,576 雑多な魔獣の魔力も 大量にこもっている。 28 00:04:36,576 --> 00:04:41,248 ユレーヴェの素材としては使えぬ。 失敗だ。 29 00:04:41,248 --> 00:04:47,254 そんな… せっかく 皆に 協力してもらったのに…。 30 00:04:50,590 --> 00:04:52,592 しかたがない。 31 00:04:52,592 --> 00:04:56,596 今年は シュツェーリアの夜に関する 情報が少なすぎた。 32 00:04:56,596 --> 00:05:00,934 来年は 万端の準備を 整えればよかろう。 33 00:05:00,934 --> 00:05:02,936 泣くな。 34 00:05:02,936 --> 00:05:05,272 な 泣いてません。 35 00:05:05,272 --> 00:05:08,942 眠たくてあくびしただけですから。 36 00:05:08,942 --> 00:05:13,613 <ローゼマイン:神殿に戻ると ハッセの子どもたちも一緒になって➡ 37 00:05:13,613 --> 00:05:16,316 冬支度が始まっていた> 38 00:05:22,956 --> 00:05:27,961 ギル 腕を上げましたね。 このお茶 とてもおいしいです。 39 00:05:27,961 --> 00:05:29,963 (ギル)恐れ入ります! 40 00:05:29,963 --> 00:05:32,899 他に変わったことは なかったかしら? 41 00:05:32,899 --> 00:05:35,902 工房に インゴという職人が来て➡ 42 00:05:35,902 --> 00:05:38,572 印刷機を改良する話を していました。 43 00:05:38,572 --> 00:05:42,976 そう インゴが… 楽しみだわ。 44 00:05:44,911 --> 00:05:48,915 <ローゼマイン:そして ギーベの土地に赴いた青色神官が➡ 45 00:05:48,915 --> 00:05:52,252 小聖杯を回収して戻ってきた。 46 00:05:52,252 --> 00:05:57,591 回収した小聖杯には 奉納式で魔力を満たす。 47 00:05:57,591 --> 00:06:03,597 魔力で満たされた小聖杯は 祈念式で再び各領地に返される。 48 00:06:03,597 --> 00:06:08,602 その魔力が 土地の収穫量を左右するのだ。 49 00:06:08,602 --> 00:06:11,271 神殿長である私には➡ 50 00:06:11,271 --> 00:06:14,274 この小聖杯の管理も 任されている> 51 00:06:16,276 --> 00:06:18,278 (鍵をかける音) 52 00:06:22,949 --> 00:06:26,953 ふぅ… これで全部だね。 53 00:06:26,953 --> 00:06:31,291 《やっとひと段落したし 今日あたり➡ 54 00:06:31,291 --> 00:06:35,228 ギブミー読書時間》 55 00:06:35,228 --> 00:06:40,567 んっ? これは何の鍵だったかしら? 56 00:06:40,567 --> 00:06:44,237 (フラン)図書室の貴重本の 書棚の鍵でございます。 57 00:06:44,237 --> 00:06:46,906 貴重本!? そのような本があるなんて➡ 58 00:06:46,906 --> 00:06:51,211 初めて知りました。 今すぐ行きましょう フラン。 59 00:06:55,582 --> 00:06:59,586 《貴重本って いったい どんな本なんだろう…》 60 00:07:03,256 --> 00:07:05,592 わぁ~。 61 00:07:05,592 --> 00:07:09,930 フラン 閲覧机に運んでちょうだい。 62 00:07:09,930 --> 00:07:13,933 (フラン)ローゼマイン様 これは 本ではないようです。 63 00:07:13,933 --> 00:07:17,237 箱… のようですね。 64 00:07:20,940 --> 00:07:24,945 これは… 羊皮紙の手紙ですね。 65 00:07:24,945 --> 00:07:27,280 前神殿長宛ですが➡ 66 00:07:27,280 --> 00:07:29,950 わたくしが読んでも 良いものかしら? 67 00:07:29,950 --> 00:07:33,219 今は ローゼマイン様が神殿長ですから。 68 00:07:33,219 --> 00:07:37,223 神官長には 内容を 報告しなければなりませんが。 69 00:07:37,223 --> 00:07:40,894 わかりました。 では 閲覧します。 70 00:07:40,894 --> 00:07:44,497 《「わたくしの 信頼するあなたへ」?》 71 00:07:49,903 --> 00:07:53,573 《全部同じ書き出し…。 72 00:07:53,573 --> 00:07:56,910 もしやこれ ラブレター!?》 73 00:07:56,910 --> 00:08:00,246 <ローゼマイン:前神殿長宛に送られた その手紙には➡ 74 00:08:00,246 --> 00:08:02,582 後継者として 育てられてきたのに➡ 75 00:08:02,582 --> 00:08:06,920 生まれてきた弟に あっさりと 跡継ぎの座を奪われたあげく➡ 76 00:08:06,920 --> 00:08:09,923 弟とのいさかいを 危惧した親によって➡ 77 00:08:09,923 --> 00:08:14,594 他領へと嫁がされた 恨みつらみがつづられていた> 78 00:08:14,594 --> 00:08:16,596 ハァー。 79 00:08:16,596 --> 00:08:19,599 《「頼れるのはあなただけ」か。 80 00:08:19,599 --> 00:08:23,269 前神殿長を頼るのは どうかと思うけど…。 81 00:08:23,269 --> 00:08:26,573 ひそかに思い合う 相手がいたんだね》 82 00:08:29,943 --> 00:08:32,946 んっ? 何これ…。 83 00:08:35,548 --> 00:08:38,251 賄賂のやり取り? 84 00:08:42,555 --> 00:08:48,228 ゲルラッハ子爵は やっぱり前神殿長と つながりが深かったんだ。 85 00:08:48,228 --> 00:08:52,232 フラン これは 神官長に 見せたほうがよさそうです。 86 00:08:52,232 --> 00:08:54,901 かしこまりました。 87 00:08:54,901 --> 00:08:58,505 《ローゼマイン:純愛のお手紙は 見せなくていいよね》 88 00:09:00,573 --> 00:09:03,576 中に 悪だくみと その証拠になるお手紙が➡ 89 00:09:03,576 --> 00:09:06,913 たくさん入っていました。 フッ。 90 00:09:06,913 --> 00:09:09,249 《出たよ 悪だくみの顔》 91 00:09:09,249 --> 00:09:11,584 (フェルディナンド)ほぉ これは大量だな。 92 00:09:11,584 --> 00:09:15,255 陰謀の足しになりますか? (フェルディナンド)あぁ 助かる。 93 00:09:15,255 --> 00:09:18,591 ところで 手紙の中に ヴェローニカという名前が➡ 94 00:09:18,591 --> 00:09:22,262 頻繁に出てきますけれど どなたですか? 95 00:09:22,262 --> 00:09:27,267 前神殿長の姉で ジルヴェスターの母親だ。 えっ…。 96 00:09:27,267 --> 00:09:30,937 公文書偽造と 犯罪ほう助の罪に問われ➡ 97 00:09:30,937 --> 00:09:33,540 今は 白の塔にいる。 98 00:09:35,542 --> 00:09:40,880 ((ジルヴェスター 其方 実の母を犯罪者にするつもりか!? 99 00:09:40,880 --> 00:09:42,882 (ジルヴェスター)其方のせいだ! 100 00:09:42,882 --> 00:09:46,553 弟かわいさに 母上が其方をかばい続けたから➡ 101 00:09:46,553 --> 00:09:48,555 このようなことになった! 102 00:09:48,555 --> 00:09:51,224 思いつくかぎりの罪を挙げ連ね➡ 103 00:09:51,224 --> 00:09:55,895 其方は処刑し 母上は 白の塔に幽閉する。 104 00:09:55,895 --> 00:09:59,566 私の統治に 其方は必要ない!)) 105 00:09:59,566 --> 00:10:02,235 そんなことが…。 106 00:10:02,235 --> 00:10:07,240 取り調べのなかでわかったことだ。 君が気に病むことではない。 107 00:10:07,240 --> 00:10:09,909 (ローゼマイン)家族と 離れることになったのは➡ 108 00:10:09,909 --> 00:10:12,745 わたくしだけでは なかったのですね。 109 00:10:12,745 --> 00:10:15,915 (フェルディナンド)ジルヴェスターは 後味が悪いと言っていたが➡ 110 00:10:15,915 --> 00:10:18,251 あれが最善の結果だ。 111 00:10:18,251 --> 00:10:21,254 神官長は平気なのですか? 112 00:10:21,254 --> 00:10:24,924 私は彼女に思い入れなど まったくないからな。 113 00:10:24,924 --> 00:10:26,926 でも 育ての…。 114 00:10:26,926 --> 00:10:32,265 彼女は ジルヴェスターの母親であり 父上の妻。 それだけだ。 115 00:10:32,265 --> 00:10:34,934 ((「無能は生きている価値もない」。 116 00:10:34,934 --> 00:10:38,938 これは 私が洗礼式のために 城へ連れてこられた➡ 117 00:10:38,938 --> 00:10:43,543 7歳の頃から 其方の母親に 言われ続けてきた言葉だ)) 118 00:10:45,612 --> 00:10:49,949 ローゼマイン 読書にうつつを抜かす 暇があるのならば➡ 119 00:10:49,949 --> 00:10:52,952 ジルヴェスターとの 面会予約を取りなさい。 120 00:10:52,952 --> 00:10:58,291 小聖杯をすべて回収したのならば 領主に報告する義務がある。 121 00:10:58,291 --> 00:11:00,293 はい。 122 00:11:02,629 --> 00:11:07,634 以上となります。 ご苦労だった ローゼマイン。 123 00:11:07,634 --> 00:11:10,303 《父様の笑顔の裏には➡ 124 00:11:10,303 --> 00:11:13,640 領主としての つらい決断があったんだ》 125 00:11:13,640 --> 00:11:16,643 んっ? どうした ローゼマイン。 126 00:11:16,643 --> 00:11:20,647 いえ… なんでもありません。 そうか…。 127 00:11:20,647 --> 00:11:27,654 では 悪いが 去年と同じように あれも追加で頼みたい。 128 00:11:27,654 --> 00:11:29,656 無理です。 129 00:11:29,656 --> 00:11:32,325 もう引き受けてしまったのだが…。 130 00:11:32,325 --> 00:11:34,928 今の青色神官の少なさと➡ 131 00:11:34,928 --> 00:11:37,931 わたくしの体力のなさを 甘く見ないでください。 132 00:11:37,931 --> 00:11:41,601 君の分も 薬は十分に準備しているぞ。 133 00:11:41,601 --> 00:11:46,272 そのような薬漬けの生活 体にいいわけがないでしょう。 134 00:11:46,272 --> 00:11:49,275 わたくしは絶対に嫌です! 135 00:11:49,275 --> 00:11:53,613 神官長こそ 薬漬けの生活を 見直してはいかがでしょうか? 136 00:11:53,613 --> 00:11:58,284 青色神官を教育して 仕事を分けたほうが良いですよ。 137 00:11:58,284 --> 00:12:01,955 ふむ 後進の教育か…。 138 00:12:01,955 --> 00:12:05,959 《なんで こっちを見るかな?》 139 00:12:05,959 --> 00:12:09,629 小聖杯 なんとかならぬか? 140 00:12:09,629 --> 00:12:12,966 自分の後始末は ご自分でしてください。 141 00:12:12,966 --> 00:12:15,301 アウブとして ヴィルフリート兄様に➡ 142 00:12:15,301 --> 00:12:19,639 お手本にならなければ なりませんものね? 143 00:12:19,639 --> 00:12:24,644 それで… ヴィルフリート兄様は あれからどうされていますか? 144 00:12:24,644 --> 00:12:28,314 課題を順調にこなしているようだ。 145 00:12:28,314 --> 00:12:31,317 (ヴィルフリート)今度こそ ローゼマインに勝つのだ! 146 00:12:31,317 --> 00:12:33,920 《ローゼマイン:お披露目まで この調子で頑張って➡ 147 00:12:33,920 --> 00:12:36,255 ヴィルフリート兄様》 148 00:12:36,255 --> 00:12:40,593 (ギル)ローゼマイン様。 ルッツから手紙を預かりました。 149 00:12:40,593 --> 00:12:43,930 手紙…? 150 00:12:43,930 --> 00:12:47,600 (ルッツ)「インゴがお前に直接会って 話がしたいって言ってるけど➡ 151 00:12:47,600 --> 00:12:49,602 どうする?」。 152 00:12:49,602 --> 00:12:55,008 《マイン時代の知り合いか… う~ん 困ったな》 153 00:13:12,959 --> 00:13:14,961 (ルッツ)よっと。 154 00:13:17,964 --> 00:13:23,970 <結局 隠し部屋で インゴと会うことになった> 155 00:13:23,970 --> 00:13:27,974 (ベンノ)インゴ ここでは しゃべってもいい。 156 00:13:27,974 --> 00:13:30,643 ハァー。 157 00:13:30,643 --> 00:13:35,248 嬢ちゃん いや 神殿長か。 1つ聞きたい。 158 00:13:35,248 --> 00:13:38,584 俺はまだ… 専属なのか? 159 00:13:38,584 --> 00:13:42,588 えっ? わたくしは そう思っていますけれど? 160 00:13:42,588 --> 00:13:45,925 だったら なんで ハッセの神殿を建てるとき➡ 161 00:13:45,925 --> 00:13:49,262 俺じゃなくて 木工協会に注文したんだ? 162 00:13:49,262 --> 00:13:53,599 あぁ… あのときは 期限の問題があったので…。 163 00:13:53,599 --> 00:13:57,270 そのことで インゴの立場が 微妙になってるんだ。 164 00:13:57,270 --> 00:14:01,607 依頼を受けたことはあるが お前を満足させられなかった➡ 165 00:14:01,607 --> 00:14:05,611 専属じゃあないってな。 えっ そうなのですか!? 166 00:14:05,611 --> 00:14:09,282 インゴは わたくしの期待に足る 仕事をしています。 167 00:14:09,282 --> 00:14:12,618 わたくしは 高く評価をしておりますよ。 168 00:14:12,618 --> 00:14:16,622 そうか。 169 00:14:16,622 --> 00:14:19,959 《それほど 思い詰めていたなんて…》 170 00:14:19,959 --> 00:14:25,631 大変な思いをさせてしまって 本当にごめんなさい インゴ。 171 00:14:25,631 --> 00:14:29,635 話はそれだけじゃないだろ インゴ。 172 00:14:33,573 --> 00:14:36,242 じゃあ 印刷機の改良について➡ 173 00:14:36,242 --> 00:14:39,912 神殿長が知ってることを 全部教えてもらいたい。 174 00:14:39,912 --> 00:14:43,249 えっ… その話はもうしたのですよね? 175 00:14:43,249 --> 00:14:46,919 ギルから そう報告を 受けていますけれど…。 176 00:14:46,919 --> 00:14:50,590 (インゴ)あいつらじゃ 話にならねえ。 177 00:14:50,590 --> 00:14:54,927 俺は少しでも いい物を作りたいんだ! 178 00:14:54,927 --> 00:14:57,597 わかりました。 179 00:14:57,597 --> 00:15:04,604 《現存する最古の印刷工房 プランタン・モレトゥス博物館の印刷機。 180 00:15:04,604 --> 00:15:07,607 できれば あのレベルまで改良したい》 181 00:15:07,607 --> 00:15:09,609 フン! 182 00:15:09,609 --> 00:15:29,962 ♬~ 183 00:15:29,962 --> 00:15:33,566 まず台を 押したり引いたりすることで➡ 184 00:15:33,566 --> 00:15:35,568 圧縮盤の下へ 紙や版を➡ 185 00:15:35,568 --> 00:15:39,572 出し入れできるように したいのです。 186 00:15:39,572 --> 00:15:45,244 それと 圧縮機に取っ手をつけて ひねると圧縮盤が下がって➡ 187 00:15:45,244 --> 00:15:50,249 その圧力で 印字できるようにしたいのです。 188 00:15:50,249 --> 00:15:55,588 え~と… てこの原理を利用すれば できるはずなのですが。 189 00:15:55,588 --> 00:15:58,591 テコノゲンリ? なんだそれは? 190 00:15:58,591 --> 00:16:00,993 《だよね》 191 00:16:03,596 --> 00:16:07,266 台の出し入れくらいは なんとかなるかもしれんが➡ 192 00:16:07,266 --> 00:16:09,936 木材が重いからな。 193 00:16:09,936 --> 00:16:12,939 滑らせるなら 金属が必要になるだろう? 194 00:16:12,939 --> 00:16:16,609 金属を使うなら わたくしの専属の鍛冶職人に➡ 195 00:16:16,609 --> 00:16:18,611 声をかけましょうか? 196 00:16:18,611 --> 00:16:20,613 鍛冶職人をだと? 197 00:16:20,613 --> 00:16:24,283 ありえない…。 本当にいいのか? インゴ。 198 00:16:24,283 --> 00:16:27,954 もしかして… 異業種間での意見交換は➡ 199 00:16:27,954 --> 00:16:30,623 普通のことではないのですか? 200 00:16:30,623 --> 00:16:32,625 (インゴ)俺はかまわねえ。 201 00:16:32,625 --> 00:16:35,561 専門に扱ってるやつに聞くのが いちばんだからな。 202 00:16:35,561 --> 00:16:40,566 それに 他のグーテンベルクの仲間に 会ってみたいしな。 203 00:16:40,566 --> 00:16:44,904 というわけで 2人を呼びました。 協力してください。 204 00:16:44,904 --> 00:16:47,573 (ヨハン)わかりました。 (ザック)嫌です。 205 00:16:47,573 --> 00:16:51,244 よその仕事を手伝っても 評価されません。 206 00:16:51,244 --> 00:16:54,580 金属の部分を 鍛冶工房に発注すれば➡ 207 00:16:54,580 --> 00:16:57,583 ヨハンとザックの評価につながる。 208 00:16:57,583 --> 00:17:01,587 細かい仕事は 圧倒的にヨハンのほうがうまい…。 209 00:17:01,587 --> 00:17:05,925 俺の評価にはつながりません。 発想と設計は 圧倒的に➡ 210 00:17:05,925 --> 00:17:09,929 ザックのほうが 優秀ではありませんか。 えっ…。 211 00:17:09,929 --> 00:17:13,933 わたくしは ザックの発想力にこそ 期待しているのです。 212 00:17:13,933 --> 00:17:18,271 わたくしが設計図を購入すれば 評価を取れますよね? 213 00:17:18,271 --> 00:17:23,276 設計図を買うだって? 設計図は品物じゃないぞ? 214 00:17:23,276 --> 00:17:26,946 ザックの設計図には 十分な価値があります。 215 00:17:26,946 --> 00:17:29,615 商品と同じです。 216 00:17:29,615 --> 00:17:34,220 ローゼマイン様は 時々 ビックリするようなことを言うな。 217 00:17:34,220 --> 00:17:37,890 時々じゃない。 いつもだ。 218 00:17:37,890 --> 00:17:41,894 設計図を売るなんて 考えたこともなかったけど➡ 219 00:17:41,894 --> 00:17:43,896 評価につながるなら➡ 220 00:17:43,896 --> 00:17:46,899 ローゼマイン様の期待に応えるよう 頑張ります! 221 00:17:46,899 --> 00:17:50,903 期待していますよ ザック。 はいっ! 222 00:17:54,573 --> 00:17:59,245 テコノゲンリというらしい。 どこにどのように使うんです? 223 00:17:59,245 --> 00:18:02,248 存じません。 あっ… はい? 224 00:18:02,248 --> 00:18:04,917 なに言ってんだ すげえよ。 225 00:18:04,917 --> 00:18:07,920 小さな力で 大きなものが動かせるんだぞ。 226 00:18:07,920 --> 00:18:09,922 もう理解したのか!? 227 00:18:09,922 --> 00:18:14,260 これが使えれば 楽に印刷できるようになる。 228 00:18:14,260 --> 00:18:16,595 (2人)はぁ…。 229 00:18:16,595 --> 00:18:21,934 設計図は ザックに任せましょう。 2人には 別の依頼があります。 230 00:18:21,934 --> 00:18:24,937 (2人)んっ? 231 00:18:24,937 --> 00:18:30,276 《ローゼマイン:活版印刷に必要な道具を 作ってもらうんだもん。 232 00:18:30,276 --> 00:18:32,578 うふふん》 233 00:18:39,885 --> 00:18:43,889 ハァ ハァ…。 234 00:18:43,889 --> 00:18:46,559 本当にお買い上げ いただけるんですよね? 235 00:18:46,559 --> 00:18:50,262 えぇ わたくしに 二言はありません。 236 00:18:56,235 --> 00:18:59,238 (ニコラ)あっ ローゼマイン様。 237 00:18:59,238 --> 00:19:02,241 (ローゼマイン)ニコラ もう夕食の準備ですか? 238 00:19:02,241 --> 00:19:06,245 (ニコラ)いいえ。 エラにジャムの作り方を 教えてもらうのです。 239 00:19:06,245 --> 00:19:09,248 あぁ 冬支度の。 はい。 240 00:19:09,248 --> 00:19:14,920 おいしいジャムを作ってきます。 楽しみに待っていてください。 241 00:19:14,920 --> 00:19:18,591 ニコラは 本当に料理が好きなのね。 242 00:19:18,591 --> 00:19:23,262 私は これから工房に向かいます。 今日は ギルが不在で➡ 243 00:19:23,262 --> 00:19:27,933 代わりに私が 今年最後の紙作りに 立ち会うことになりましたので。 244 00:19:27,933 --> 00:19:31,937 えっ… それでは フランの負担が増えますよね? 245 00:19:31,937 --> 00:19:33,873 しかたありません。 246 00:19:33,873 --> 00:19:38,210 《側仕えを増やしたほうが いいかもしれない…。 247 00:19:38,210 --> 00:19:43,215 工房の管理は誰がいいかは ルッツとギルに任せるとして➡ 248 00:19:43,215 --> 00:19:46,919 ニコラは 料理人の助手のほうが 合ってるね》 249 00:19:49,555 --> 00:19:52,892 というわけで 側仕えを1人召し上げ➡ 250 00:19:52,892 --> 00:19:55,561 ニコラを料理人助手にしました。 251 00:19:55,561 --> 00:19:59,231 それは 側仕えの待遇のままで ということか? 252 00:19:59,231 --> 00:20:02,234 はい。 珍しいことではありますが➡ 253 00:20:02,234 --> 00:20:04,904 本人の適性や 意見を尊重したうえで➡ 254 00:20:04,904 --> 00:20:09,575 決定したことなので 私は かまわないと思います。 255 00:20:09,575 --> 00:20:13,579 ローゼマインに ずいぶんと毒されていないか? 256 00:20:13,579 --> 00:20:17,583 そうでしょうか? まあよい…。 257 00:20:17,583 --> 00:20:20,586 それより もうすぐお披露目だが➡ 258 00:20:20,586 --> 00:20:23,923 あれを社交の場に出しても 大丈夫か? 259 00:20:23,923 --> 00:20:26,926 フェシュピールは問題ありません。 260 00:20:26,926 --> 00:20:30,930 貴族らしい振る舞いについても…。 261 00:20:30,930 --> 00:20:33,532 本以外のことでしたら…。 262 00:20:35,601 --> 00:20:38,270 特に問題ありません。 263 00:20:38,270 --> 00:20:41,607 本は遠ざけるに限るな。 264 00:20:41,607 --> 00:20:44,944 ここまで よく ローゼマインを導いてくれた。 265 00:20:44,944 --> 00:20:48,614 フランのおかげだ。 礼を言う。 えっ…。 266 00:20:48,614 --> 00:20:52,952 なんだ? あっ… いえ…。 267 00:20:52,952 --> 00:20:58,557 下がって良いぞ。 はい… 失礼します。 268 00:21:01,961 --> 00:21:03,963 《お礼だなんて…。 269 00:21:03,963 --> 00:21:05,965 神官長も ずいぶんと➡ 270 00:21:05,965 --> 00:21:09,635 ローゼマイン様に 毒されているようですね》 271 00:21:09,635 --> 00:21:15,040 <ローゼマイン:そして 秋も深まり 冬支度が始まる頃…> 272 00:21:17,643 --> 00:21:19,979 これ! これです! 273 00:21:19,979 --> 00:21:22,648 わたくしが知っているものに いちばん近いです! 274 00:21:22,648 --> 00:21:25,985 すごいです ザック! じゃあ…。 275 00:21:25,985 --> 00:21:30,656 買い取らせていただきます。 ありがとうございます! 276 00:21:30,656 --> 00:21:35,060 冬の大仕事だな。 春までに完成させる。 277 00:21:36,929 --> 00:21:39,265 フンッ! 278 00:21:39,265 --> 00:21:41,267 わたくしのグーテンベルクに➡ 279 00:21:41,267 --> 00:21:45,604 英知の女神メスティオノーラの 祝福がありますように! 280 00:21:45,604 --> 00:21:51,610 ハァー 大枚はたいたかいがあったな。 大枚? 281 00:21:51,610 --> 00:21:54,280 神殿長と会う仲介料だよ。 282 00:21:54,280 --> 00:21:56,282 ((大銀貨3枚。 283 00:21:56,282 --> 00:21:58,284 貴族に対する挨拶一つ➡ 284 00:21:58,284 --> 00:22:00,953 満足にできねえ職人に 同行するんだ。 285 00:22:00,953 --> 00:22:03,289 このくらい安いもんだろう?)) 286 00:22:03,289 --> 00:22:06,959 ベンノさんらしい。 (ベンノ)当然だろう? 287 00:22:06,959 --> 00:22:10,296 金は取れるときに 取れるところから…。 288 00:22:10,296 --> 00:22:13,632 (3人)取れるだけ 取っておくものだ! 289 00:22:13,632 --> 00:22:18,037 <ローゼマイン:そして この世界で 四度目の冬が来る> 290 00:23:55,935 --> 00:23:58,938 ところで ローゼマインは どうやって 睡魔に打ち勝ったのだ? 291 00:23:58,938 --> 00:24:02,941 眠気が飛ぶような おもしろい話を してくれと頼まれて➡ 292 00:24:02,941 --> 00:24:05,945 貴族院の図書館の話をしました。 293 00:24:05,945 --> 00:24:11,617 蔵書数や本の種類 司書の名前や年齢➡ 294 00:24:11,617 --> 00:24:14,286 それと開かずの書庫の話です。 295 00:24:14,286 --> 00:24:18,624 それのどこがおもしろいのだ? 私も驚きました。 296 00:24:18,624 --> 00:24:20,959 このような情報を 聞きたがる方がいるとは➡ 297 00:24:20,959 --> 00:24:22,961 思いませんでしたから。 298 00:24:22,961 --> 00:24:26,966 わたくしにとっては 有益で楽しい情報でした。