1 00:00:35,035 --> 00:00:37,838 <印刷機の完成が楽しみな ローゼマイン> 2 00:00:40,040 --> 00:00:44,344 <貴族として はじめての冬を 迎えようとしていた> 3 00:00:46,380 --> 00:00:48,715 (ルッツ)こちらが ご注文の品でございます。 4 00:00:48,715 --> 00:00:51,218 (ルッツ)どうぞ お確かめください。 5 00:00:51,218 --> 00:00:54,554 《ローゼマイン:お披露目のための 髪飾りだ》 6 00:00:54,554 --> 00:00:56,556 注文通りですね。 7 00:00:56,556 --> 00:00:58,659 挿してみてくださる? 8 00:01:01,562 --> 00:01:04,231 似合うかしら? (トゥーリ)もちろん! 9 00:01:04,231 --> 00:01:06,233 (ダームエル)んん。 10 00:01:06,233 --> 00:01:08,902 (エーファ)よく似合ってます。 11 00:01:08,902 --> 00:01:10,904 フフ。 12 00:01:10,904 --> 00:01:14,074 《この簪があれば 大丈夫。 13 00:01:14,074 --> 00:01:17,177 お披露目 無事にやり遂げるよ》 14 00:03:08,055 --> 00:03:11,892 (ジルヴェスター)今年も また 土の女神 ゲドゥルリーヒは➡ 15 00:03:11,892 --> 00:03:15,228 命の神 エーヴィリーベに隠された。 16 00:03:15,228 --> 00:03:19,232 皆が共に 春の訪れを祈らねばならぬ。 17 00:03:19,232 --> 00:03:22,235 <ローゼマイン:今日は 始まりの宴> 18 00:03:22,235 --> 00:03:28,742 (三の鐘) 19 00:03:28,742 --> 00:03:30,744 (ヴィルフリート)ローゼマイン。 20 00:03:36,516 --> 00:03:40,120 (フェルディナンド)新たなる エーレンフェストの子を迎えよ! 21 00:03:50,197 --> 00:03:52,199 行くぞ ローゼマイン。 22 00:03:52,199 --> 00:04:04,211 ♬~ 23 00:04:04,211 --> 00:04:07,714 これより 冬の洗礼式を行う。 24 00:04:07,714 --> 00:04:09,716 <ローゼマイン:7歳になった子供が➡ 25 00:04:09,716 --> 00:04:11,718 貴族の仲間入りをする儀式で➡ 26 00:04:11,718 --> 00:04:15,122 誕生した季節毎に行われる> 27 00:04:19,893 --> 00:04:24,731 フィリーネに 土の女神 ゲドゥルリーヒの祝福を。 28 00:04:24,731 --> 00:04:27,134 恐れ入ります。 29 00:04:37,677 --> 00:04:39,679 (拍手) 30 00:04:39,679 --> 00:04:42,182 《私の時と 全然違う…。 31 00:04:42,182 --> 00:04:47,020 そりゃあ 聖女だって 皆が騒ぐはずだよ。 32 00:04:47,020 --> 00:04:50,690 神官長め~》 33 00:04:50,690 --> 00:04:54,027 では これより お披露目を行う。 34 00:04:54,027 --> 00:04:58,865 《この年に洗礼を迎えた 子供達が全員 舞台にあがる》 35 00:04:58,865 --> 00:05:04,671 神に祈りを捧げ 音楽の奉納を。 はい。 36 00:05:08,208 --> 00:05:12,712 ♬~ 37 00:05:12,712 --> 00:05:17,717 <奉納は身分の低い者から 順に行われる> 38 00:05:21,054 --> 00:05:23,056 <順番が進むにつれて➡ 39 00:05:23,056 --> 00:05:27,160 演奏は どんどん 上手くなっていった> 40 00:05:29,229 --> 00:05:32,232 (拍手) 41 00:05:32,232 --> 00:05:34,668 (フェルディナンド)ヴィルフリート。 はい。 42 00:05:34,668 --> 00:05:38,672 《順番から言えば 本当は 私の番なんだけど…》 43 00:05:38,672 --> 00:05:43,009 ((リヒャルダ:姫様が アウブの養女と なったことを知らない ギーベ達に➡ 44 00:05:43,009 --> 00:05:47,013 改めてお知らせするため 姫様は 最後となります。 45 00:05:47,013 --> 00:05:52,352 それに 君を後にしたほうが 見劣りしなくて済むからな)) 46 00:05:52,352 --> 00:05:55,522 《ローゼマイン:な~んて言ってた 神官長を➡ 47 00:05:55,522 --> 00:05:59,326 あっと言わせてね ヴィルフリート兄様》 48 00:06:07,033 --> 00:06:11,371 ♬~ 49 00:06:11,371 --> 00:06:24,384 ♬(ヴィルフリート)「御身に捧ぐは 我が心」 50 00:06:24,384 --> 00:06:27,721 (オズヴァルト)ヴィルフリート様 何と ご立派な…。 51 00:06:27,721 --> 00:06:29,723 (ランプレヒト)ああ ここまで成長されたのは➡ 52 00:06:29,723 --> 00:06:31,725 実に感慨深いな オズヴァルト。 53 00:06:31,725 --> 00:06:36,663 ♬(ヴィルフリート)「捧げて」 54 00:06:36,663 --> 00:06:38,832 (拍手) 55 00:06:38,832 --> 00:06:42,535 (フェルディナンド)ローゼマイン。 はい。 56 00:06:44,504 --> 00:06:46,673 其方等に通達した通り➡ 57 00:06:46,673 --> 00:06:50,176 私は ローゼマインと養子縁組をした。 58 00:06:50,176 --> 00:06:52,679 (ジルヴェスター)ローゼマインの慈悲深さは➡ 59 00:06:52,679 --> 00:06:55,348 神殿の子供たちに仕事を与え➡ 60 00:06:55,348 --> 00:06:59,519 ひいては 新しい産業を エーレンフェストにもたらす。 61 00:06:59,519 --> 00:07:02,188 まさしく エーレンフェストの聖女だ。 62 00:07:02,188 --> 00:07:07,527 (どよめき) 63 00:07:07,527 --> 00:07:10,697 《ローゼマイン:聖女伝説は もういいよ》 64 00:07:10,697 --> 00:07:13,900 (ロジーナ)ローゼマイン様ならば大丈夫です。 65 00:07:21,041 --> 00:07:25,845 では 神に祈りを捧げ 音楽の奉納を。 66 00:07:31,051 --> 00:07:34,321 《ローゼマイン:そっか。 エルヴィーラお母様は➡ 67 00:07:34,321 --> 00:07:37,023 もう家族枠じゃないんだ…》 68 00:07:44,164 --> 00:07:52,505 ♬~ 69 00:07:52,505 --> 00:08:03,183 ♬「御身に捧ぐは 我が心」 70 00:08:03,183 --> 00:08:07,020 (ユストクス)まるで貴族院の 学生のような演奏ではないか! 71 00:08:07,020 --> 00:08:11,524 (エックハルト)当然だ。 フェルディナンド様の 教育を受けているのだからな。 72 00:08:11,524 --> 00:08:14,027 (コルネリウス)頑張れ ローゼマイン! 73 00:08:16,363 --> 00:08:22,869 ♬「聖なる御加護を」 74 00:08:22,869 --> 00:08:29,042 ♬「賜らん」 《ローゼマイン:えっ!?》 75 00:08:29,042 --> 00:08:40,987 ♬「ライデンシャフト 火の神よ」 76 00:08:40,987 --> 00:08:43,156 ♬「まばゆき」 《な 何これ…》 77 00:08:43,156 --> 00:08:46,326 洗礼式の時よりも派手だな。 78 00:08:46,326 --> 00:08:49,829 ローゼマインは 今回も 祝福を強要されているのか? 79 00:08:49,829 --> 00:08:51,831 さあ… 聞いておりません。 80 00:08:51,831 --> 00:08:55,335 《オズヴァルト:これでは ヴィルフリート様の お披露目が台無しだ》 81 00:08:55,335 --> 00:09:01,674 ♬~ 82 00:09:01,674 --> 00:09:04,844 (まばらな拍手) 83 00:09:04,844 --> 00:09:09,649 《この反応… もしかして お披露目 失敗?》 84 00:09:21,694 --> 00:09:26,399 エーレンフェストに恵みをもたらす聖女に 祝福を! 85 00:09:29,202 --> 00:09:31,204 祝福を! 86 00:09:33,473 --> 00:09:35,475 (一同)祝福を! 87 00:09:37,644 --> 00:09:39,646 手を振れ 笑え。 88 00:09:39,646 --> 00:09:41,648 《えっ!? これ以上➡ 89 00:09:41,648 --> 00:09:45,351 聖女伝説を 加速させたくないんだけど…》 90 00:09:49,489 --> 00:09:54,327 (ボニファティウス)素晴らしい! さすが私の孫娘! 91 00:09:54,327 --> 00:09:57,030 ローゼマイン様を 次期アウブに! 92 00:09:59,332 --> 00:10:02,836 (フェルディナンド)あの祝福はなんだ? (ローゼマイン)わかりません。 93 00:10:02,836 --> 00:10:04,838 勝手になりました。 94 00:10:04,838 --> 00:10:07,674 (フェルディナンド)練習の時には ならなかったであろう。 95 00:10:07,674 --> 00:10:10,343 (ローゼマイン)練習では 真剣に祈りませんから。 96 00:10:10,343 --> 00:10:12,679 (ドアの開閉音) 97 00:10:12,679 --> 00:10:14,681 (リヒャルダ)失礼します。 98 00:10:14,681 --> 00:10:18,685 大広間は 聖女のお話で 盛り上がっておりますよ。 99 00:10:18,685 --> 00:10:20,687 (ローゼマイン)リヒャルダ。 100 00:10:20,687 --> 00:10:22,856 (リヒャルダ)とても授与式の 雰囲気ではないので➡ 101 00:10:22,856 --> 00:10:26,025 先に 昼食を 摂ることになりました。 102 00:10:26,025 --> 00:10:30,196 フェルディナンド坊っちゃまは 早く着替えて下さいませ。 103 00:10:30,196 --> 00:10:32,198 後を頼む。 104 00:10:34,367 --> 00:10:36,369 (ドアの開閉音) 105 00:10:36,369 --> 00:10:40,206 姫様は よくやりましたよ。 でも…。 106 00:10:40,206 --> 00:10:43,710 (リヒャルダ)魔力が多いことは 貴族として誇ることで➡ 107 00:10:43,710 --> 00:10:47,213 そのように困った顔を することではございません。 108 00:10:47,213 --> 00:10:50,116 堂々と 胸を張っていれば 良いのです。 109 00:10:52,051 --> 00:10:54,053 はい。 110 00:10:54,053 --> 00:10:56,556 (コルネリウス)ローゼマインが来てから➡ 111 00:10:56,556 --> 00:10:59,726 父上と母上が 変わったと思いませんか? 112 00:10:59,726 --> 00:11:01,728 (ランプレヒト)そうか? (コルネリウス)ええ。 113 00:11:01,728 --> 00:11:05,064 (コルネリウス)父上が 家にいる事が多くなりました。 114 00:11:05,064 --> 00:11:09,402 以前は 第二夫人と第三夫人の間に 挟まれるのが イヤで➡ 115 00:11:09,402 --> 00:11:11,738 家に寄り付かなかったからな。 116 00:11:11,738 --> 00:11:15,241 そのせいで 母上は いつも苦労していました。 117 00:11:15,241 --> 00:11:17,410 だから ローゼマインを引き取る時も➡ 118 00:11:17,410 --> 00:11:20,079 一体 どうなる事かと思いましたが…。 119 00:11:20,079 --> 00:11:22,081 母上の機嫌が良いのは➡ 120 00:11:22,081 --> 00:11:25,585 父上と共に フェルディナンド様が いらっしゃるからだろう。 121 00:11:25,585 --> 00:11:28,755 (ランプレヒト)母上は フェルディナンド様びいきだからな。 122 00:11:28,755 --> 00:11:30,924 (コルネリウス)ええ それもありますが…。 123 00:11:30,924 --> 00:11:35,228 今の父上と母上が 私は好きです。 124 00:11:37,864 --> 00:11:41,201 (カルステッド)其方が 一番 上手かったぞ ローゼマイン。 125 00:11:41,201 --> 00:11:43,202 ありがとう存じます。 126 00:11:43,202 --> 00:11:46,206 今日 この日を 無事に迎えることが出来たのは➡ 127 00:11:46,206 --> 00:11:49,042 お父様とお母様のおかげです。 128 00:11:49,042 --> 00:11:53,546 その… 分け隔てなく わたくしに 親切にして下さって➡ 129 00:11:53,546 --> 00:11:55,548 感謝しています。 130 00:11:55,548 --> 00:11:58,718 その点は 私も エルヴィーラに感謝している。 131 00:11:58,718 --> 00:12:00,720 守ってやりたくなるような➡ 132 00:12:00,720 --> 00:12:04,891 儚さや 女性らしい可愛らしさには 少々欠けるがな。 133 00:12:04,891 --> 00:12:06,893 (ローゼマイン)何を仰るのですか。 134 00:12:06,893 --> 00:12:09,229 お父様は騎士団長なのですから➡ 135 00:12:09,229 --> 00:12:11,231 そんな頼りない女性に➡ 136 00:12:11,231 --> 00:12:13,399 第一夫人が 務まるわけがないでしょう。 137 00:12:13,399 --> 00:12:16,903 (ローゼマイン)有事の際に 家を 不在にする お父様に代わって➡ 138 00:12:16,903 --> 00:12:20,406 しっかり 家を守って下さる方でなくては。 139 00:12:20,406 --> 00:12:23,576 そのように見た事はなかったな…。 140 00:12:23,576 --> 00:12:26,579 (エルヴィーラ)立派でしたよ ローゼマイン。 141 00:12:26,579 --> 00:12:28,581 ありがとう存じます。 142 00:12:28,581 --> 00:12:30,583 ああ 悪くはなかった。 143 00:12:30,583 --> 00:12:32,919 全然 褒められている 気がしません。 144 00:12:32,919 --> 00:12:35,355 あれが褒められた事態か? 145 00:12:35,355 --> 00:12:38,691 予想外の事態に頭を抱える こちらの身にもなりなさい。 146 00:12:38,691 --> 00:12:40,693 (ローゼマイン)うっ。 147 00:12:40,693 --> 00:12:42,695 これより 授与式を行う。 148 00:12:42,695 --> 00:12:44,697 ふんぬぅ~。 149 00:12:44,697 --> 00:12:48,101 <ローゼマイン:こうして 私のお披露目は終わった> 150 00:13:00,046 --> 00:13:02,548 ヴィルフリート様のお披露目は成功し➡ 151 00:13:02,548 --> 00:13:04,550 廃嫡は免れた。 152 00:13:04,550 --> 00:13:06,886 ああ。 あとは ヴィルフリート様を➡ 153 00:13:06,886 --> 00:13:09,555 次期アウブにするために 進むだけだ。 154 00:13:09,555 --> 00:13:12,358 しかし ライゼガング系の貴族が…。 155 00:13:14,394 --> 00:13:18,064 ((ローゼマイン様を次期アウブに! 156 00:13:18,064 --> 00:13:21,401 (ギーベ・ライゼガング)ライゼガングの血を継ぐ 領主候補生の誕生を➡ 157 00:13:21,401 --> 00:13:23,403 心より嬉しく思います。 158 00:13:23,403 --> 00:13:25,571 (ギーベ・グレッシェル)一族を挙げて 後援しなければ。 159 00:13:25,571 --> 00:13:28,908 (エルヴィーラ)ローゼマイン様は アウブを望んでいません)) 160 00:13:28,908 --> 00:13:32,078 エルヴィーラ様は そう仰ったそうだが➡ 161 00:13:32,078 --> 00:13:34,847 今のうちに ヴェローニカ派の貴族達を➡ 162 00:13:34,847 --> 00:13:37,517 ヴィルフリート様に取り込んだ方が 良いのではないか? 163 00:13:37,517 --> 00:13:39,519 いや 待て。 164 00:13:39,519 --> 00:13:43,022 ヴェローニカ派の貴族の扱いが どうなるか 今は まだ不明だ。 165 00:13:43,022 --> 00:13:46,693 慎重になった方がいい。 (オズヴァルト)私も そう思います。 166 00:13:46,693 --> 00:13:50,029 それより 今 ヴィルフリート様にとって大事なのは➡ 167 00:13:50,029 --> 00:13:52,365 優秀な側近を得ること。 168 00:13:52,365 --> 00:13:55,034 そして 子供部屋の統率です。 169 00:13:55,034 --> 00:13:57,036 その技量によって➡ 170 00:13:57,036 --> 00:13:59,872 次期アウブの資質が 問われるのですから。 171 00:13:59,872 --> 00:14:02,875 (ローゼマイン)側近… ですか? 172 00:14:02,875 --> 00:14:05,545 (リヒャルダ)ええ。 大人が社交をしている間➡ 173 00:14:05,545 --> 00:14:08,548 子供達は 子供部屋で過ごします。 174 00:14:08,548 --> 00:14:13,386 そこで 貴族院で共に過ごす 側近を選び 育てるのです。 175 00:14:13,386 --> 00:14:15,388 すぐにとは言いません。 176 00:14:15,388 --> 00:14:19,726 貴族院へ入学する 3年後までに お選び下さい。 177 00:14:19,726 --> 00:14:24,063 ただ 領主候補生の側近は 出世の近道ですから➡ 178 00:14:24,063 --> 00:14:27,233 その座を争って 親も暗躍します。 179 00:14:27,233 --> 00:14:30,570 くれぐれも 子供の後ろには 親が付いていることを➡ 180 00:14:30,570 --> 00:14:34,340 忘れないでくださいませ。 わかりました。 181 00:14:34,340 --> 00:14:37,343 それと ローゼマリーの親族が➡ 182 00:14:37,343 --> 00:14:41,180 ローゼマイン様は 自分の姪だと 言い回っているそうです。 183 00:14:41,180 --> 00:14:44,016 (リヒャルダ)どのように接触してくるか わからないので➡ 184 00:14:44,016 --> 00:14:48,121 気をつけてください 姫様。 はい。 185 00:14:54,193 --> 00:14:57,597 (話し声) 186 00:15:00,032 --> 00:15:03,136 姫様 こちらへどうぞ。 187 00:15:18,885 --> 00:15:21,053 (ハルトムート)お初にお目にかかります。 188 00:15:21,053 --> 00:15:25,057 レーベレヒトの息子 ハルトムートと申します。 189 00:15:25,057 --> 00:15:27,894 ローゼマイン様 命の神 エーヴィリーベの➡ 190 00:15:27,894 --> 00:15:30,563 厳しき選別を受けた 類稀なる出会いに➡ 191 00:15:30,563 --> 00:15:33,100 祝福を祈ることをお許しください。 192 00:15:33,100 --> 00:15:36,002 許します。 193 00:15:36,002 --> 00:15:38,004 命の神 エーヴィリーベよ。 194 00:15:38,004 --> 00:15:41,507 新たな出会いに祝福を。 195 00:15:44,343 --> 00:15:46,846 よろしくお願いいたします。 196 00:15:49,348 --> 00:15:55,021 《ローゼマイン:総勢80人の子供達と 私は挨拶を交わした》 197 00:15:55,021 --> 00:15:57,690 文官と騎士と どちらになるか もう決めましたか? 198 00:15:57,690 --> 00:15:59,692 ルーフェン先生に目をつけられた? 199 00:15:59,692 --> 00:16:03,196 (ローゼマイン)ダームエルは どうして 騎士になろうと思ったのですか? 200 00:16:03,196 --> 00:16:05,198 兄上が文官なので➡ 201 00:16:05,198 --> 00:16:07,533 騎士の方が 役に立てると思ったからです。 202 00:16:07,533 --> 00:16:09,535 (ローゼマイン)ブリギッテは? 203 00:16:09,535 --> 00:16:12,705 (ブリギッテ)実家のある イルクナーは 山や森が多く➡ 204 00:16:12,705 --> 00:16:14,707 小さな魔獣が多いので➡ 205 00:16:14,707 --> 00:16:17,877 それを倒す術を身に着ける方が 喜ばれますから。 206 00:16:17,877 --> 00:16:20,213 なるほど。 207 00:16:20,213 --> 00:16:22,215 (ローゼマイン)コルネリウス兄…。 208 00:16:22,215 --> 00:16:24,217 (ローゼマイン)コルネリウスは? 209 00:16:24,217 --> 00:16:26,219 父上も兄上も騎士なので➡ 210 00:16:26,219 --> 00:16:29,889 側仕えや文官になろうと 考えたことがありませんでした。 211 00:16:29,889 --> 00:16:31,891 (ローゼマイン)アンゲリカは? 212 00:16:31,891 --> 00:16:33,826 (アンゲリカ)勉強したく なかったからです。 213 00:16:33,826 --> 00:16:36,329 (ローゼマイン)え…? なるべく 勉強せずに済むのが➡ 214 00:16:36,329 --> 00:16:39,332 騎士だったのです。 そ そうですか…。 215 00:16:39,332 --> 00:16:42,668 《ローゼマイン:人は 見かけによらないね》 216 00:16:42,668 --> 00:16:47,506 わたくしは 文官になって 城の図書室の司書になりたいです。 217 00:16:47,506 --> 00:16:49,509 (ブリギッテ)ローゼマイン様は➡ 218 00:16:49,509 --> 00:16:52,511 領主候補生の コースに行くことが 決まっております。 219 00:16:52,511 --> 00:16:54,514 えっ? 220 00:16:54,514 --> 00:16:59,118 わたくし 養女ですから 領主にはなりませんよ? 221 00:17:02,188 --> 00:17:05,191 (コルネリウス)領主の子は 領主候補生です。 222 00:17:05,191 --> 00:17:07,193 え…? 223 00:17:10,696 --> 00:17:12,698 《え…? 224 00:17:12,698 --> 00:17:16,535 もしかして 私 司書になれない!?》 225 00:17:16,535 --> 00:17:18,537 あ… ううっ。 226 00:17:18,537 --> 00:17:20,873 (ダームエル)ローゼマイン様! (ブリギッテ)お気を確かに! 227 00:17:20,873 --> 00:17:22,875 (コルネリウス)ローゼマイン! 228 00:17:24,877 --> 00:17:28,047 以前も フェルディナンド様に 注意されたのに➡ 229 00:17:28,047 --> 00:17:30,049 また倒れさせるなんて…。 230 00:17:30,049 --> 00:17:33,319 やはり 護衛騎士を辞めた方が 良いでしょうか。 231 00:17:33,319 --> 00:17:36,656 やはり? 今日のは 事故のようなものだろう? 232 00:17:36,656 --> 00:17:38,824 それを理由に 其方が辞めれば➡ 233 00:17:38,824 --> 00:17:41,661 ダームエル達も 護衛騎士 失格になる。 234 00:17:41,661 --> 00:17:43,663 それはそうですが…。 235 00:17:43,663 --> 00:17:48,367 他の者と違って 私には ローゼマインに仕える理由が…。 236 00:17:50,336 --> 00:17:53,172 ランプレヒト兄上は 何故 ヴィルフリート様に➡ 237 00:17:53,172 --> 00:17:56,008 仕え続けることを 選んだのですか? 238 00:17:56,008 --> 00:17:59,178 逃げる事もできたのに。 239 00:17:59,178 --> 00:18:01,514 (ランプレヒト)ヴィルフリート様の 側近として➡ 240 00:18:01,514 --> 00:18:03,849 満足に仕事をしていないまま➡ 241 00:18:03,849 --> 00:18:08,688 他の者に 仕えられる気がしなかった。 242 00:18:08,688 --> 00:18:10,856 共に成長したいと思ったのだ。 243 00:18:10,856 --> 00:18:15,161 だが こういうことに 明確な答えはない。 244 00:18:17,697 --> 00:18:20,032 自分で答えを出すしかないぞ。 245 00:18:20,032 --> 00:18:23,536 エックハルト兄様と 随分違いますね。 246 00:18:23,536 --> 00:18:26,205 兄上は特殊だ。 参考にならぬ。 247 00:18:26,205 --> 00:18:28,207 アハハハ…。 248 00:18:28,207 --> 00:18:30,209 主を選ぶならば➡ 249 00:18:30,209 --> 00:18:32,211 それくらいの強い気持ちが 必要なのかと➡ 250 00:18:32,211 --> 00:18:34,146 思っていたのですが➡ 251 00:18:34,146 --> 00:18:36,148 少し安心しました。 252 00:18:36,148 --> 00:18:40,152 自分なりの理由を探して もう少し悩んでみます。 253 00:18:40,152 --> 00:18:42,154 ところで コルネリウス。 254 00:18:42,154 --> 00:18:46,325 ローゼマインの側近について 何か考えているのか? 255 00:18:46,325 --> 00:18:49,161 今の所は 考えていません。 256 00:18:49,161 --> 00:18:53,165 次期アウブでもなく 神殿に 出入りする領主の養女など➡ 257 00:18:53,165 --> 00:18:55,835 ローゼマインに心酔している者か➡ 258 00:18:55,835 --> 00:18:59,505 よほど事情を持った者でなければ 難しいと思います。 259 00:18:59,505 --> 00:19:01,507 なるほどな。 260 00:19:04,010 --> 00:19:06,012 《ローゼマイン:私が寝ている間に➡ 261 00:19:06,012 --> 00:19:09,849 半分以上の子供達が 貴族院へ移動した》 262 00:19:09,849 --> 00:19:12,351 今日から この顔ぶれで 冬を過ごすことになる。 263 00:19:12,351 --> 00:19:14,353 よろしく頼む。 264 00:19:14,353 --> 00:19:16,355 その調子です ヴィルフリート様。 265 00:19:16,355 --> 00:19:18,858 今日は 皆と仲良くなれるように➡ 266 00:19:18,858 --> 00:19:21,360 カルタという玩具を 持って参りました。 267 00:19:21,360 --> 00:19:23,362 (ローゼマイン)これで遊びましょう。 268 00:19:23,362 --> 00:19:27,533 《ローゼマイン:接待で 勝たせてもらってもね…。 269 00:19:27,533 --> 00:19:29,869 ご機嫌取りの側近は要りません》 270 00:19:29,869 --> 00:19:33,139 では 勝った人に ご褒美として➡ 271 00:19:33,139 --> 00:19:35,141 お菓子を差し上げましょう。 272 00:19:35,141 --> 00:19:37,843 お菓子? 勝ったら食べられるのか? 273 00:19:41,647 --> 00:19:46,318 「闇の神は 気の遠くなるような長い時間を➡ 274 00:19:46,318 --> 00:19:49,822 たった一人で 孤独に暮らしていました」 275 00:19:49,822 --> 00:19:53,325 (モーリッツ)これほど 規律正しい子供部屋は初めてです。 276 00:19:53,325 --> 00:19:56,629 見事だな。 次元が違う…。 277 00:19:58,831 --> 00:20:01,167 (フィリーネ)ローゼマイン様。 278 00:20:01,167 --> 00:20:04,503 わ わたくしも絵本を 作ってみたいです! 279 00:20:04,503 --> 00:20:07,606 何か知っているお話があって? フィリーネ。 280 00:20:09,675 --> 00:20:14,013 はるか高みに上がった お母様がしてくださったお話を➡ 281 00:20:14,013 --> 00:20:16,849 絵本に残したいのです。 282 00:20:16,849 --> 00:20:20,019 では 今度 お話をして下さる? 283 00:20:20,019 --> 00:20:22,021 わたくしが書き留めますから。 284 00:20:22,021 --> 00:20:25,191 はい! 285 00:20:25,191 --> 00:20:30,029 《ローゼマイン:そして お母様の派閥の お茶会の日》 286 00:20:30,029 --> 00:20:33,532 (ジョイソターク子爵)ローゼマイン様! 287 00:20:33,532 --> 00:20:35,868 《ローゼマイン:誰?》 288 00:20:35,868 --> 00:20:37,870 (ジョイソターク子爵)お披露目で 拝見した時から➡ 289 00:20:37,870 --> 00:20:39,872 思っておりましたが➡ 290 00:20:39,872 --> 00:20:42,708 妹の ローゼマリーに たいへん よく似ていらっしゃる。 291 00:20:42,708 --> 00:20:45,711 《ああ 言い回ってる親族か》 292 00:20:45,711 --> 00:20:47,713 (リヒャルダ)下がりなさい 無礼者。 293 00:20:47,713 --> 00:20:49,882 (ジョイソターク子爵)私は ローゼマイン様の伯父です。 294 00:20:49,882 --> 00:20:51,884 ギーベ・ジョイソタークです。 295 00:20:51,884 --> 00:20:54,220 《知らない貴族とは 口を利いちゃ ダメって➡ 296 00:20:54,220 --> 00:20:56,555 言われてるんだよね》 297 00:20:56,555 --> 00:20:59,058 あっ ローゼマイン様! 298 00:20:59,058 --> 00:21:01,393 (ドアが閉まる音) 299 00:21:01,393 --> 00:21:05,231 《ローゼマイン:フェシュピール演奏会の 会計報告を終えると…》 300 00:21:05,231 --> 00:21:07,566 ローゼマイン様。 301 00:21:07,566 --> 00:21:10,903 もう一度 演奏会を開く計画は ございませんの? 302 00:21:10,903 --> 00:21:12,905 わたくし 今度こそ➡ 303 00:21:12,905 --> 00:21:15,741 フェルディナンド様の姿絵を 買おうと思っておりますの。 304 00:21:15,741 --> 00:21:17,743 いつ販売されますか? 305 00:21:17,743 --> 00:21:21,914 残念ながら… フェルディナンド様に 見つかってしまって➡ 306 00:21:21,914 --> 00:21:26,085 二度と売ってはならないと 約束させられたのです。 307 00:21:26,085 --> 00:21:28,254 (どよめき) 308 00:21:28,254 --> 00:21:30,756 その代わり…。 309 00:21:47,373 --> 00:21:51,377 ここをこうして折ります。 310 00:21:51,377 --> 00:21:55,381 で ここをこうして…。 311 00:21:55,381 --> 00:21:57,550 ご覧下さい! 312 00:21:57,550 --> 00:22:01,220 (歓声) 313 00:22:01,220 --> 00:22:03,722 (エルヴィーラ)んまあ! 314 00:22:03,722 --> 00:22:07,059 どのようにすればよろしいの? 教えてくださいませ! 315 00:22:07,059 --> 00:22:10,062 くれぐれも 秘密にお願いいたしますね。 316 00:22:10,062 --> 00:22:12,731 もし知られたら 二度と印刷自体を➡ 317 00:22:12,731 --> 00:22:16,135 お許しにならないでしょうから。 318 00:23:55,034 --> 00:23:57,536 神官長! わたくし 司書になれないのですか!? 319 00:23:57,536 --> 00:24:03,042 いや 領主候補生の講義と同時に 文官の講義も取れば可能だ。 320 00:24:03,042 --> 00:24:05,044 そのような事 出来るのですか? 321 00:24:05,044 --> 00:24:07,046 できる。 現に私は➡ 322 00:24:07,046 --> 00:24:10,883 領主候補生と文官と騎士を 全て取った。 323 00:24:10,883 --> 00:24:14,219 わたくしには無理です。 凡人ですから。 324 00:24:14,219 --> 00:24:16,221 凡人に司書は無理だ。 325 00:24:16,221 --> 00:24:18,891 努力する気がないならば あきらめなさい。 326 00:24:18,891 --> 00:24:23,095 嫌です! 凡人は止めて 奇人変人を目指します! 327 00:24:25,064 --> 00:24:27,066 君は すでに変人だが?