1 00:00:01,000 --> 00:00:02,660 <カルステッドの娘として➡ 2 00:00:02,660 --> 00:00:05,165 洗礼式を行ったローゼマインは➡ 3 00:00:05,165 --> 00:00:08,495 その後 領主の養女となった> 4 00:00:08,495 --> 00:00:10,660 <一方 その頃…> 5 00:00:14,000 --> 00:00:29,165 ♬〜 6 00:00:29,165 --> 00:00:32,000 (ジルヴェスター)((以後 家族として 会うことを禁ずる)) 7 00:00:33,660 --> 00:00:36,330 ((工房と神殿の部屋は そのまま残す。➡ 8 00:00:36,330 --> 00:00:38,495 そこで会うことだけは許す)) 9 00:00:38,495 --> 00:00:55,000 ♬〜 10 00:00:55,000 --> 00:00:57,000 (ルッツ)トゥーリ そっちは…。 11 00:00:57,000 --> 00:00:58,825 (トゥーリ)うん。ちょっと…。 12 00:00:58,825 --> 00:01:03,000 ♬〜 13 00:01:03,000 --> 00:01:06,165 (トゥーリ)《マイン 元気にしてる?➡ 14 00:01:06,165 --> 00:01:09,825 話したいことが いっぱいあるよ。➡ 15 00:01:09,825 --> 00:01:12,000 マインに会いたいよ》 16 00:01:19,330 --> 00:02:48,000 ♬〜 17 00:02:50,000 --> 00:02:54,099 ♬〜 18 00:02:54,099 --> 00:03:01,825 (馬車の音) 19 00:03:01,825 --> 00:03:04,528 (ローゼマイン)ダームエル 元気そうで何よりです。 20 00:03:04,528 --> 00:03:06,594 (ダームエル)いえ…引き続き➡ 21 00:03:06,594 --> 00:03:09,825 護衛騎士にお引き立て頂き 身に余る光栄です。 22 00:03:09,825 --> 00:03:13,000 《下級貴族が領主一族の 護衛騎士になることは➡ 23 00:03:13,000 --> 00:03:15,396 ありえない幸運で ダームエルは➡ 24 00:03:15,396 --> 00:03:19,000 「掃き溜めで魔石を拾った男」と 噂されているそうだ》 25 00:03:19,000 --> 00:03:21,495 ブリギッテ わたくしの護衛騎士を➡ 26 00:03:21,495 --> 00:03:23,825 引き受けてくれて ありがとう存じます。 27 00:03:23,825 --> 00:03:26,000 お父さまから聞きました…。 28 00:03:26,000 --> 00:03:29,330 (カルステッド) ((どこまでも行動を共にできる 女性騎士を➡ 29 00:03:29,330 --> 00:03:32,660 1人つけたいと思っているが ローゼマインは➡ 30 00:03:32,660 --> 00:03:37,924 工房や下町に出ることもあるから なかなか なり手がいなくてな…)) 31 00:03:37,924 --> 00:03:40,495 《神殿は下町だけでなく➡ 32 00:03:40,495 --> 00:03:43,165 貴族からも 忌み嫌われているらしい》 33 00:03:43,165 --> 00:03:47,330 (ブリギッテ) わたくしは 神殿でも下町でも どこへでも ついて参ります。 34 00:03:47,330 --> 00:03:49,825 頼もしいです ブリギッテ。 35 00:03:49,825 --> 00:03:52,825 よろしくお願いいたします ローゼマイン様。 36 00:03:56,660 --> 00:03:59,165 (フラン)おかえりなさいませ ローゼマイン様。 37 00:03:59,165 --> 00:04:02,660 ただいま フラン。 紹介しますね。 38 00:04:02,660 --> 00:04:05,825 わたくしの新しい護衛騎士の ブリギッテです。 39 00:04:05,825 --> 00:04:10,000 ブリギッテ わたくしの 筆頭側仕えのフランです。 40 00:04:10,000 --> 00:04:12,330 よろしくお願いいたします。 41 00:04:14,000 --> 00:04:16,495 (フェルディナンド) これより 就任式を行う。 42 00:04:16,495 --> 00:04:20,165 前神殿長は 公文書の不正により更迭された。 43 00:04:20,165 --> 00:04:24,495 よって 新たな神殿長には 領主の養女である➡ 44 00:04:24,495 --> 00:04:27,099 ローゼマインが 就くことが決まった。 45 00:04:27,099 --> 00:04:29,594 (ざわめき) (神官)領主の養女だと?➡ 46 00:04:29,594 --> 00:04:33,330 貴様は金で青色服を与えられた 平民だったはずだ! 47 00:04:33,330 --> 00:04:36,495 其方らが前神殿長に 騙されていただけで➡ 48 00:04:36,495 --> 00:04:40,000 これは領主の意向により 決定したことだ。 (神官)ぐ…。 49 00:04:44,825 --> 00:04:48,165 神に祈りを! 神に感謝を! 50 00:04:48,165 --> 00:04:51,165 《就任式が終われば…》 51 00:04:51,165 --> 00:04:54,660 洗礼式も就任式も 無事に終わりました! 52 00:04:54,660 --> 00:04:57,330 図書室の鍵を下さい! 53 00:04:57,330 --> 00:05:01,000 さぁ わたくしに鍵を! 54 00:05:01,000 --> 00:05:04,330 今日は倒れても 薬も癒しも ないからな。 55 00:05:04,330 --> 00:05:07,495 はぁ…えへへ…。 56 00:05:07,495 --> 00:05:10,165 では わたくしは早速 図書室へ…。 57 00:05:10,165 --> 00:05:12,165 (フラン)ローゼマイン様。 ん? 58 00:05:13,660 --> 00:05:17,825 図書室に行かなくても 読むべきものがございます。 59 00:05:20,495 --> 00:05:23,429 う…うぅ…。 60 00:05:23,429 --> 00:05:27,924 星結びの儀式までに覚えて下さい。 はい…。 61 00:05:27,924 --> 00:05:30,165 <星結びの儀式は➡ 62 00:05:30,165 --> 00:05:34,825 夏の真ん中の月の風の週に行う 結婚を寿ぐ儀式。➡ 63 00:05:34,825 --> 00:05:37,165 下町では星祭りという> 64 00:05:37,165 --> 00:05:39,165 (ブリギッテ)待ちなさい。 65 00:05:41,924 --> 00:05:45,825 これを すべてとは 幼い ローゼマイン様には多すぎます。 66 00:05:47,330 --> 00:05:53,330 ♬〜 67 00:05:53,330 --> 00:05:56,165 《ブリギッテの方が 身分は上だけど…》 68 00:05:56,165 --> 00:05:58,825 ローゼマイン様は 星結びの儀式に➡ 69 00:05:58,825 --> 00:06:01,726 神殿長として 出席しなければなりません。 70 00:06:01,726 --> 00:06:05,330 初めての儀式で もし 失敗するようなことがあれば➡ 71 00:06:05,330 --> 00:06:07,660 どのような評価を受けるか…➡ 72 00:06:07,660 --> 00:06:11,660 貴族のブリギッテ様には ご理解頂けると存じます。 73 00:06:13,660 --> 00:06:16,165 わたくしの 差し出口であったようです。 74 00:06:20,000 --> 00:06:21,495 ホッ。 75 00:06:21,495 --> 00:06:23,660 《ブリギッテが 灰色神官の意見でも➡ 76 00:06:23,660 --> 00:06:26,000 受け入れられる貴族でよかった。➡ 77 00:06:26,000 --> 00:06:29,495 これなら うまくやっていけそうだね》 78 00:06:29,495 --> 00:06:31,165 それと…。 79 00:06:31,165 --> 00:06:33,330 《まだ仕事入れるつもり!?》 80 00:06:33,330 --> 00:06:36,660 この後は 神官長との面会を 予定しております。 81 00:06:36,660 --> 00:06:39,330 明日 ギルベルタ商会が 来られるので➡ 82 00:06:39,330 --> 00:06:41,495 その打合わせとなります。 あ! 83 00:06:41,495 --> 00:06:44,726 えっ ギルベルタ商会が? はい。 84 00:06:44,726 --> 00:06:48,330 《久しぶりに ルッツと会えるんだ》 85 00:06:56,825 --> 00:07:00,330 《今までは私が 神官長の部屋に行ってたけど➡ 86 00:07:00,330 --> 00:07:03,330 これからは神官長が 私の部屋に来る。➡ 87 00:07:03,330 --> 00:07:06,825 神殿長の方が立場が上だもんね。 ん?》 88 00:07:06,825 --> 00:07:10,165 今日はアルノーではないのですね。 あぁ。 89 00:07:10,165 --> 00:07:14,165 今後はザームが 君との連絡役を務める。 90 00:07:17,825 --> 00:07:19,660 以上だ。 91 00:07:19,660 --> 00:07:21,660 ふぅ。 92 00:07:26,660 --> 00:07:29,495 それで 食事処は どうなっている? 93 00:07:29,495 --> 00:07:32,000 食事処が どうかしたのですか? 94 00:07:32,000 --> 00:07:34,396 ジルヴェスターから 聞いていないのか? 95 00:07:34,396 --> 00:07:37,924 何をでしょう? ハァ…。 96 00:07:37,924 --> 00:07:41,825 ベンノはジルヴェスターから 命令書を受け取っていた。 97 00:07:41,825 --> 00:07:46,495 星結びの儀式までに 新たな工房の 候補地に視察に出かけ➡ 98 00:07:46,495 --> 00:07:49,924 食事処で結果を報告しろという 無茶なものだ。 99 00:07:49,924 --> 00:07:53,132 星結びの儀式って もうすぐですよね? 100 00:07:53,132 --> 00:07:57,825 君がアレの養女となったことで 期限が前倒しになったのだ。 101 00:07:57,825 --> 00:08:01,495 なるべく手伝ってあげなさい。 はぁい…。 102 00:08:04,495 --> 00:08:08,726 明日の会合は私も同席するので 手配を頼む。 103 00:08:08,726 --> 00:08:10,726 ちょっ…。 104 00:08:10,726 --> 00:08:13,495 今から人数変更!? 105 00:08:13,495 --> 00:08:16,000 (ギル)ハァ ハァ…➡ 106 00:08:16,000 --> 00:08:18,660 ハァ ハァ…。 107 00:08:21,495 --> 00:08:25,759 ギルベルタ商会に 神官長が 同席することを伝えてきました。 108 00:08:25,759 --> 00:08:28,165 ご苦労様でした ギル。 109 00:08:39,000 --> 00:08:41,363 (ブリギッテ)ローゼマイン様。 ん? 110 00:08:41,363 --> 00:08:44,858 側仕えに そのような態度は…。 111 00:08:44,858 --> 00:08:47,264 《やっぱりダメか》 112 00:08:47,264 --> 00:08:53,561 《それから私は ヴィルマに 子供達の様子を聞きに行った》 113 00:08:53,561 --> 00:08:57,165 みんな元気にしているかしら。 (ヴィルマ)はい。 114 00:08:59,825 --> 00:09:05,561 デリアですね。 2人とも元気ですよ。➡ 115 00:09:05,561 --> 00:09:10,066 デリアも今では すっかり 皆と馴染んでいます。 116 00:09:10,066 --> 00:09:13,660 《そう…それは よかった》 117 00:09:13,660 --> 00:09:16,066 (ヴィルマ)ローゼマイン様。 118 00:09:16,066 --> 00:09:20,924 そのお歳で 神殿長の職務に 就くのは 大変だと存じますが➡ 119 00:09:20,924 --> 00:09:25,198 きっと きっと やり遂げられると 信じておりますよ。 120 00:09:25,198 --> 00:09:29,561 《ヴィルマこそ 本物の聖女だよ》 121 00:09:32,693 --> 00:09:34,561 (ギュンター)本当か?ルッツ。 122 00:09:34,561 --> 00:09:37,330 本当にマインが 神殿へ帰って来たの!? 123 00:09:37,330 --> 00:09:40,528 ああ ギルが教えてくれたから 間違いない。 124 00:09:43,759 --> 00:09:45,759 (ギュンター)やった〜! (トゥーリ)ハハハ…! 125 00:09:45,759 --> 00:09:49,000 (エーファ)報せてくれて ありがとう ルッツ。 126 00:09:51,165 --> 00:09:55,495 長かったな。 マインと最後に会ったの 春だもんね。 127 00:09:55,495 --> 00:09:58,825 でも どうして急に 戻って来る事になったのかしら? 128 00:09:58,825 --> 00:10:01,429 (ルッツ)お貴族様の洗礼式が 終わったんだと思う。 129 00:10:01,429 --> 00:10:03,693 それと 神殿長として➡ 130 00:10:03,693 --> 00:10:05,924 星祭りをするために 戻って来たらしい。➡ 131 00:10:05,924 --> 00:10:09,165 ギルベルタ商会も 明日 呼び出されてるんだ。 132 00:10:09,165 --> 00:10:11,165 洗礼式…。 133 00:10:13,165 --> 00:10:16,726 (ベンノ) ((もし 貴族の洗礼式で失敗して 貴族になり損なったら➡ 134 00:10:16,726 --> 00:10:18,825 あいつの命はもちろん➡ 135 00:10:18,825 --> 00:10:22,297 繋がりのある俺達の命も どうなるかわからない。➡ 136 00:10:22,297 --> 00:10:26,495 あいつは そういう重圧と 緊張感の中で生きていくんだ)) 137 00:10:28,825 --> 00:10:33,429 マインが無事に戻ってきて 本当に良かった。 138 00:10:33,429 --> 00:10:37,132 なぁ ルッツ。 マインに会ったら➡ 139 00:10:37,132 --> 00:10:40,495 俺が東門の士長になったって 伝えてくれ。 140 00:10:40,495 --> 00:10:44,198 これからも 父さんが 街を守るから安心しろってな。 141 00:10:44,198 --> 00:10:47,198 それでも良いけど…➡ 142 00:10:47,198 --> 00:10:50,759 これで マインに手紙を書かないか? 143 00:10:50,759 --> 00:10:52,264 書く 書…。 144 00:10:52,264 --> 00:10:55,165 ((以後 家族として 会うことを禁ずる)) 145 00:10:57,198 --> 00:11:00,495 (トゥーリ) 見つかったら ルッツの身が危ないんじゃない? 146 00:11:00,495 --> 00:11:04,000 イヤだよ!ルッツまで マインみたいな目に遭ったら。 147 00:11:04,000 --> 00:11:06,000 大丈夫だって。 148 00:11:06,000 --> 00:11:08,495 俺は繋がりを 持ち続けていられるように➡ 149 00:11:08,495 --> 00:11:10,759 マインと契約魔術を交わしてる。 150 00:11:10,759 --> 00:11:14,462 それに 渡せない状況なら 渡すのをやめる。 151 00:11:17,000 --> 00:11:19,000 わかった。 152 00:11:22,000 --> 00:11:26,000 ♬〜 153 00:11:30,000 --> 00:11:34,000 ♬〜 154 00:11:42,033 --> 00:11:45,099 落ち着きなさい。 はいっ。 155 00:11:50,165 --> 00:11:53,462 久しぶりの再会で 興奮するのは分かるが➡ 156 00:11:53,462 --> 00:11:56,627 私の話が終わるまでは 大人しくしていなさい。 157 00:11:56,627 --> 00:11:59,132 わかりました。 158 00:11:59,132 --> 00:12:03,924 その代わり あの部屋に 入ったあとのことは 目を瞑る。 159 00:12:03,924 --> 00:12:05,924 努力します! 160 00:12:05,924 --> 00:12:13,000 (鐘の音) 161 00:12:21,891 --> 00:12:26,033 《ルッツ!顔つきが 少し大人っぽくなった?➡ 162 00:12:26,033 --> 00:12:28,330 ちょっと背が伸びた?➡ 163 00:12:28,330 --> 00:12:31,330 やっと会えた!》 164 00:12:31,330 --> 00:12:35,066 ローゼマイン様のお召しに従い 参上しました。 165 00:12:38,825 --> 00:12:41,297 ((マイン また熱出したのか?)) 166 00:12:43,297 --> 00:12:46,825 ((俺のマインは お前でいいよ)) 167 00:12:46,825 --> 00:12:48,825 (ルッツ)((行くぞ マイン)) 168 00:12:48,825 --> 00:12:52,297 《ローゼマイン様か…》 169 00:12:55,693 --> 00:12:57,693 こちらにどうぞ。 170 00:12:57,693 --> 00:13:01,759 それでは 新たにつくる ローゼマインの工房の予定地➡ 171 00:13:01,759 --> 00:13:04,825 ハッセの町について報告を聞こう。 172 00:13:04,825 --> 00:13:08,396 (ギル)ハッセでは 神殿が 併設されていないので…。 173 00:13:08,396 --> 00:13:11,825 《あの生意気で 口の悪かったギルが》 174 00:13:11,825 --> 00:13:17,594 (ギル) 平民である町長は 予算に困っているようでした。 175 00:13:17,594 --> 00:13:19,594 以上となります。 176 00:13:21,825 --> 00:13:24,165 他にはないか? 177 00:13:26,396 --> 00:13:30,891 遠慮はいらない。 思ったことを率直に述べて欲しい。 178 00:13:30,891 --> 00:13:32,891 かしこまりました。 179 00:13:32,891 --> 00:13:37,165 印刷業を領地の事業にするのは 難しいかもしれません。 180 00:13:37,165 --> 00:13:39,264 え? 何故だ? 181 00:13:39,264 --> 00:13:42,495 率直に申し上げて 同行した文官は➡ 182 00:13:42,495 --> 00:13:45,660 この事業を 潰したいように見えました。➡ 183 00:13:45,660 --> 00:13:50,165 当人の意識が低いのか 領主の意思が通じていないのか➡ 184 00:13:50,165 --> 00:13:54,528 嫌で仕方がない仕事を 無理矢理 割り振られたようでした。 185 00:13:54,528 --> 00:14:00,000 あの文官では 確実に この計画は頓挫します。 186 00:14:00,000 --> 00:14:02,891 文官の報告では 知り得なかったことだ。 187 00:14:02,891 --> 00:14:05,891 参考にさせて貰おう。 188 00:14:05,891 --> 00:14:10,627 《この顔…脳内で罠を 張り巡らせている気がする》 189 00:14:13,165 --> 00:14:17,330 食事処については あの部屋で話し合うがよかろう。 190 00:14:17,330 --> 00:14:21,033 護衛はダームエル。 ブリギッテは 先に昼食を終えよ。 191 00:14:21,033 --> 00:14:23,066 (2人)はっ! 192 00:14:29,330 --> 00:14:32,957 ルッツー! おわっ! 193 00:14:32,957 --> 00:14:35,627 もう お貴族様なんて イヤだよ! 194 00:14:35,627 --> 00:14:38,528 貴族の名前は長ったらしくて 覚えられないし➡ 195 00:14:38,528 --> 00:14:41,528 ぶっ倒れたら 薬で無理矢理 回復させられるし➡ 196 00:14:41,528 --> 00:14:44,330 建前ばっかで 何考えてるか わかんないし➡ 197 00:14:44,330 --> 00:14:47,462 お父様もお母様も ぎゅ〜ってしてくれないし。 あ〜…。 198 00:14:47,462 --> 00:14:51,462 それから それ…。 (ルッツ)マイン? 199 00:14:51,462 --> 00:14:54,726 ルッツ そこは間違えたらダメだよ。 200 00:14:54,726 --> 00:14:57,660 ああ…久しぶりだな。 201 00:15:01,099 --> 00:15:04,825 ベンノさん お願いがあります。 (ベンノ)なんだ? 202 00:15:04,825 --> 00:15:08,231 ちょっとでいいので叱って下さい。 (ベンノ)はぁ!? 203 00:15:08,231 --> 00:15:11,000 だって 誰も叱ってくれないんですよ! 204 00:15:11,000 --> 00:15:13,462 何をしても 褒められるだけで。 205 00:15:13,462 --> 00:15:17,396 きっと何か失敗したら 笑顔で切り捨てられるんですよ。 206 00:15:17,396 --> 00:15:19,462 それが怖くて…。 207 00:15:19,462 --> 00:15:21,462 気を抜きすぎだ!この阿呆! 208 00:15:21,462 --> 00:15:23,858 ただでさえ うっかりぼんやりしていて➡ 209 00:15:23,858 --> 00:15:26,660 注意力散漫なのに 足元をすくわれるぞ! 210 00:15:26,660 --> 00:15:29,396 そう それ! そういうのが欲しかった! 211 00:15:29,396 --> 00:15:32,000 あぁ〜 ホッとするぅ〜。 212 00:15:32,000 --> 00:15:34,495 お前さ〜 お貴族様になっても➡ 213 00:15:34,495 --> 00:15:36,594 全然 中身が変わってないな。 214 00:15:36,594 --> 00:15:38,165 当たり前でしょ? 215 00:15:38,165 --> 00:15:42,495 くっそぉ。マインにはもう会えない って泣いた俺の涙を返せ! 216 00:15:44,198 --> 00:15:48,528 で 初めての旅は どうだった? 馬車すっごい揺れたでしょ? 217 00:15:48,528 --> 00:15:50,660 すっげえ揺れた! 218 00:15:50,660 --> 00:15:53,792 街の外って 道が石畳じゃなくて土だからさ。 219 00:15:53,792 --> 00:15:56,132 ギルなんか 行きも帰りも ぐったり。 220 00:15:56,132 --> 00:15:59,099 ルッツだって 行きは そうだろ! 221 00:15:59,099 --> 00:16:01,231 ハッセの町は どんなだった? 222 00:16:01,231 --> 00:16:04,957 小さくてビックリした! 人も少なかったよな? 223 00:16:04,957 --> 00:16:08,264 ハッセにも身寄りのない子は いるでしょう? 224 00:16:08,264 --> 00:16:10,627 工房は出来るだけ そういう子供達の➡ 225 00:16:10,627 --> 00:16:14,066 食いぶちを稼ぐ場所に したいと思ってるんだけど。 226 00:16:14,066 --> 00:16:18,660 働かざるもの 食うべからず…だろ? 227 00:16:18,660 --> 00:16:20,660 ギル? 228 00:16:20,660 --> 00:16:25,594 あいつら ボロ着て お腹空かせてた。➡ 229 00:16:25,594 --> 00:16:28,759 1年前の俺みたいに。 230 00:16:28,759 --> 00:16:33,330 だから 絶対に工房をつくって 成功させたい。 231 00:16:33,330 --> 00:16:36,429 マイン…じゃなくて ローゼマイン様が➡ 232 00:16:36,429 --> 00:16:39,726 俺達を助けてくれたみたいに! 233 00:16:39,726 --> 00:16:42,165 ギル ひざまずいて。 234 00:16:42,165 --> 00:16:44,165 あ…。 235 00:16:47,000 --> 00:16:49,000 初めての遠出なのに➡ 236 00:16:49,000 --> 00:16:51,693 馬車酔いにも負けず がんばったね。 237 00:16:53,759 --> 00:16:58,396 こうして あげられるのも この部屋だけになりそうだけどね。 238 00:16:58,396 --> 00:17:00,099 あ…。 239 00:17:00,099 --> 00:17:02,297 それでも…嬉しいです。 240 00:17:04,363 --> 00:17:06,363 じゃあ 次はルッツ。 241 00:17:06,363 --> 00:17:08,858 (ルッツ)俺はいい。それより これ。 242 00:17:08,858 --> 00:17:11,033 ん? 243 00:17:11,033 --> 00:17:13,033 《この紙…➡ 244 00:17:13,033 --> 00:17:15,231 マインが死んだことに なったあと➡ 245 00:17:15,231 --> 00:17:17,792 ルッツに預けた お手紙セットだ》 246 00:17:21,297 --> 00:17:24,000 死んじゃったマインへの手紙だ。 247 00:17:26,825 --> 00:17:29,198 (手紙:トゥーリの声) 「マイン 私は元気だよ」。 248 00:17:29,198 --> 00:17:31,660 はっ! 249 00:17:31,660 --> 00:17:36,330 え〜と… 私は今 コリンナ様のところで…。 250 00:17:36,330 --> 00:17:40,462 (ルッツ) 裁縫の勉強をさせて貰えることに なったって書いたはずだ。 251 00:17:40,462 --> 00:17:42,660 え〜っ コリンナさんのところで! 252 00:17:42,660 --> 00:17:45,825 (手紙:トゥーリの声) 「約束通り お貴族様になった マインの服を➡ 253 00:17:45,825 --> 00:17:48,396 作ってあげるから 楽しみにしてて。➡ 254 00:17:48,396 --> 00:17:50,825 それと 髪飾りは届いた?」。 255 00:17:50,825 --> 00:17:53,495 うん 届いたよ。 256 00:17:53,495 --> 00:17:55,594 こっちは父さん。 257 00:17:55,594 --> 00:17:59,231 (手紙:ギュンターの声) 「カミルの首が ようやく据わったぞ。マイン」。 258 00:17:59,231 --> 00:18:01,891 (手紙:エーファの声) 「くれぐれも無理は しないように。➡ 259 00:18:01,891 --> 00:18:04,924 体に気をつけるのよ マイン」。 260 00:18:04,924 --> 00:18:09,000 みんな 元気そうでよかった。 261 00:18:09,000 --> 00:18:18,792 ♬〜 262 00:18:18,792 --> 00:18:21,165 (ルッツ) あいつからの返事 持ってきた! 263 00:18:26,561 --> 00:18:29,132 「私は元気だよ。➡ 264 00:18:29,132 --> 00:18:33,924 新しい髪飾り ありがとう。 洗礼式の間➡ 265 00:18:33,924 --> 00:18:38,099 ずっと みんなに 守られているような気がして➡ 266 00:18:38,099 --> 00:18:40,858 とても心強かったよ」。 267 00:18:40,858 --> 00:18:43,429 髪飾りが心強いなんて。 268 00:18:43,429 --> 00:18:47,264 貴族の生活は よっぽど大変なんだろうな。 269 00:18:47,264 --> 00:18:50,000 (トゥーリ)ベンノさんが言ってた…。 270 00:18:50,000 --> 00:18:52,792 仮に洗礼式が成功したとしても➡ 271 00:18:52,792 --> 00:18:55,792 ずっと利用価値を 示し続ける必要がある。 272 00:18:55,792 --> 00:19:00,000 生まれながらの貴族より よっぽど 苦しい生き方だろうなって。 273 00:19:02,000 --> 00:19:04,033 よし!星祭りの日は➡ 274 00:19:04,033 --> 00:19:06,033 みんなで神殿へ行こう。 275 00:19:06,033 --> 00:19:09,462 俺達の姿を見せて マインを元気づけるんだ。 276 00:19:12,066 --> 00:19:14,297 えぇっ!?みんなが来るの? 277 00:19:14,297 --> 00:19:17,825 あぁ。 お前の神殿長の姿が見たいって。 278 00:19:17,825 --> 00:19:21,330 イイところ見せてやれよ。 279 00:19:21,330 --> 00:19:23,330 うん! 280 00:19:28,330 --> 00:19:31,891 これより 星結びの儀式を始める。 281 00:19:36,726 --> 00:19:42,759 高く亭亭たる大空を司る最高神は 闇と光の夫婦神よ。 282 00:19:42,759 --> 00:19:45,297 我の祈りを聞き届け➡ 283 00:19:45,297 --> 00:19:51,264 新しき夫婦の誕生に 御身が祝福を与え給え。 284 00:19:51,264 --> 00:19:54,693 御身に捧ぐは彼等の想い…➡ 285 00:19:54,693 --> 00:19:57,264 祈りと感謝を捧げて➡ 286 00:19:57,264 --> 00:20:00,231 聖なる御加護を賜らん。 287 00:20:06,033 --> 00:20:10,924 神具も持っていないのに 本当の祝福? 288 00:20:10,924 --> 00:20:14,132 《もしかして また やっちゃった?➡ 289 00:20:14,132 --> 00:20:17,429 あぁ 例の聖女計画か》 290 00:20:17,429 --> 00:20:20,165 新郎新婦 退場。 291 00:20:23,429 --> 00:20:25,462 (客)最高神の祝福だって。 292 00:20:25,462 --> 00:20:27,660 (客) あんなに ちっこいのに凄いよね。 293 00:20:27,660 --> 00:20:30,198 (客)さすが領主の娘だ。 いくぞ。 294 00:20:35,000 --> 00:20:37,033 神殿長も退場を。 295 00:20:37,033 --> 00:20:40,099 いいえ 全員を見送ります。 296 00:20:40,099 --> 00:20:43,660 《どこ?どこにいるの?➡ 297 00:20:43,660 --> 00:20:45,660 あ…!》 298 00:20:45,660 --> 00:20:51,165 ♬〜 299 00:20:51,165 --> 00:20:54,396 《いた…!》 300 00:20:54,396 --> 00:20:56,396 ウフフ…。 301 00:20:56,396 --> 00:20:59,000 ハハハ…。 アハハ…。 302 00:20:59,000 --> 00:21:02,759 ウフフフ…。 303 00:21:02,759 --> 00:21:04,759 なるほど。 304 00:21:06,759 --> 00:21:09,858 《みんなに 守られているような気がして➡ 305 00:21:09,858 --> 00:21:12,330 とても心強かったよ》 306 00:21:15,099 --> 00:21:17,528 《髪飾り これから もっと いっぱい➡ 307 00:21:17,528 --> 00:21:19,759 作ってあげるよ…マイン》 308 00:21:19,759 --> 00:21:36,825 ♬〜 309 00:21:36,825 --> 00:21:39,528 《私 がんばるよ。➡ 310 00:21:39,528 --> 00:21:45,033 みんなを守るために がんばる》 311 00:21:45,033 --> 00:23:21,264 ♬〜 312 00:23:21,264 --> 00:23:23,099 神官長。側仕えが➡ 313 00:23:23,099 --> 00:23:25,792 アルノーからザームに 変わっていましたけれど? 314 00:23:25,792 --> 00:23:28,000 あぁ。 アルノーは遠ざけた。 315 00:23:28,000 --> 00:23:30,594 ん?転勤ってことですか? 316 00:23:30,594 --> 00:23:34,462 はるか高みに続く階段を上がった という意味だ。 317 00:23:34,462 --> 00:23:37,627 階段?高み? 318 00:23:37,627 --> 00:23:40,363 貴族特有の婉曲表現で➡ 319 00:23:40,363 --> 00:23:42,594 「あの世」を意味する。 ええ〜!! 320 00:23:42,594 --> 00:23:47,000 貴族の心得その2だ。 覚えておきなさい。 321 00:23:47,000 --> 00:23:51,000 ♬〜