1 00:00:01,000 --> 00:00:03,396 <下町の星祭りの日。➡ 2 00:00:03,396 --> 00:00:05,825 ローゼマインは下町家族と➡ 3 00:00:05,825 --> 00:00:08,231 久しぶりの再会を果たした。➡ 4 00:00:08,231 --> 00:00:10,231 そして…> 5 00:00:12,396 --> 00:00:15,891 <貴族の 星結びの儀式に合わせて➡ 6 00:00:15,891 --> 00:00:18,330 ローゼマインは カルステッドの家から➡ 7 00:00:18,330 --> 00:00:20,330 領主一家が暮らす➡ 8 00:00:20,330 --> 00:00:24,396 エーレンフェスト城へと 住まいを移した> 9 00:00:24,396 --> 00:00:27,495 (フェルディナンド)ここから先が エーレンフェスト城だ。 10 00:00:27,495 --> 00:00:35,396 ♬〜 11 00:00:35,396 --> 00:00:37,627 (ローゼマイン)うわ〜!広い。 12 00:00:37,627 --> 00:00:42,594 農園や果樹園 それに騎士団の訓練場や寮がある。 13 00:00:45,000 --> 00:00:49,000 《あれが 今日から私が暮らす家》 14 00:00:49,000 --> 00:00:53,825 それで… 図書館は どの建物ですか? 15 00:01:00,000 --> 00:02:29,000 ♬〜 16 00:02:31,000 --> 00:02:35,000 ♬〜 17 00:02:39,396 --> 00:02:42,891 (ノルベルト) ようこそいらっしゃいました フェルディナンド様。 18 00:02:42,891 --> 00:02:46,396 そして おかえりなさいませ ローゼマイン様。➡ 19 00:02:46,396 --> 00:02:50,891 この城の側仕えを束ねている ノルベルトと申します。 20 00:02:50,891 --> 00:02:53,198 以後 お見知り置きを。 21 00:02:53,198 --> 00:02:57,693 ローゼマインです。以後 よろしくお願いいたします。 22 00:02:57,693 --> 00:03:00,594 では 護衛騎士の交代を。 23 00:03:00,594 --> 00:03:03,429 え? 2人は夜の宴に出る。 24 00:03:03,429 --> 00:03:05,726 その準備を しなければならない。 25 00:03:05,726 --> 00:03:07,957 《そういう事か…》 26 00:03:07,957 --> 00:03:10,429 コルネリウス アンゲリカ。 27 00:03:12,924 --> 00:03:16,462 城では この2人が 君の護衛を務める。 28 00:03:16,462 --> 00:03:18,660 コルネリウス兄様! 29 00:03:18,660 --> 00:03:21,330 (コルネリウス)よろしく ローゼマイン。 30 00:03:21,330 --> 00:03:24,000 (アンゲリカ)アンゲリカと申します。 31 00:03:24,000 --> 00:03:26,165 よろしくお願いいたします。 32 00:03:29,165 --> 00:03:32,099 《全然 騎士に見えないけど…》 33 00:03:32,099 --> 00:03:36,495 この容姿なので 茶会や宴で 護衛するのに向いているのだ。 34 00:03:36,495 --> 00:03:39,396 うんうん うんうん。 35 00:03:41,957 --> 00:03:45,693 ローゼマイン様の 側仕えを紹介いたします。 36 00:03:45,693 --> 00:03:48,693 リヒャルダ 其方が…。 37 00:03:48,693 --> 00:03:53,528 (リヒャルダ) ええ。ジルヴェスター様から 頼まれまして。 38 00:03:53,528 --> 00:03:55,363 そうか…。 39 00:03:55,363 --> 00:03:58,165 《神官長が そんな顔するなんて➡ 40 00:03:58,165 --> 00:04:01,891 一体 何者なの? このおばあちゃま》 41 00:04:01,891 --> 00:04:04,858 こちらは 筆頭側仕えの リヒャルダ。 42 00:04:04,858 --> 00:04:08,165 そして オティーリエでございます。 43 00:04:08,165 --> 00:04:09,825 ローゼマイン様。 44 00:04:09,825 --> 00:04:13,495 火の神ライデンシャフトの 威光輝く良き日➡ 45 00:04:13,495 --> 00:04:16,396 神々のお導きによる出会いに➡ 46 00:04:16,396 --> 00:04:19,264 祝福を祈ることを お許しください。 47 00:04:19,264 --> 00:04:21,033 許します。 48 00:04:21,033 --> 00:04:23,462 火の神ライデンシャフトよ➡ 49 00:04:23,462 --> 00:04:26,330 新しき主に祝福を。 50 00:04:31,759 --> 00:04:36,165 ローゼマインです。 以後 よろしくお願いいたします。 51 00:04:36,165 --> 00:04:40,198 さすが カルステッド様と エルヴィーラ様のお嬢様。 52 00:04:40,198 --> 00:04:43,264 礼儀作法をよくご存じですね。➡ 53 00:04:43,264 --> 00:04:45,891 こちらこそ よろしくお願いいたします➡ 54 00:04:45,891 --> 00:04:48,891 ローゼマイン姫様。 え!? 55 00:04:48,891 --> 00:04:51,858 ひ…姫様ですか? 56 00:04:51,858 --> 00:04:55,165 ええ 領主の養女となったのです。 57 00:04:55,165 --> 00:04:59,462 姫と呼ぶのは 当然でございましょう? はぁ…。 58 00:04:59,462 --> 00:05:03,330 さて 姫様。 まずは湯浴みと参りましょう。 59 00:05:03,330 --> 00:05:06,825 あの… リンシャンは届いていますか? 60 00:05:06,825 --> 00:05:11,330 わたくし リンシャンがないと 髪が傷むのですが…。 61 00:05:11,330 --> 00:05:15,594 (リヒャルダ) 左様でございますか。 フェルディナンド坊ちゃま。 62 00:05:15,594 --> 00:05:17,594 《ぼ ぼっちゃま!?》 63 00:05:17,594 --> 00:05:21,231 エルヴィーラ様に 確認してきてくださいませんか? 64 00:05:21,231 --> 00:05:24,330 その呼び方はやめてくれないか。 65 00:05:24,330 --> 00:05:28,198 坊ちゃまが ご結婚なさった暁には。 66 00:05:32,825 --> 00:05:34,825 すぐ戻ってくる。 67 00:05:40,594 --> 00:05:44,099 《神官長が完全に負けてる…》 68 00:05:44,099 --> 00:05:45,594 プ…。 69 00:05:45,594 --> 00:05:47,726 《すごいよ リヒャルダおばあちゃま!➡ 70 00:05:47,726 --> 00:05:52,858 今すぐ床をゴロゴロ転がって バンバン叩きながら笑いたい!》 71 00:05:55,033 --> 00:05:59,891 では 元々はカルステッドお父様の 教育係だったのですか? 72 00:05:59,891 --> 00:06:01,891 ええ。その後➡ 73 00:06:01,891 --> 00:06:04,660 ジルヴェスター様の 乳母をしておりました。 74 00:06:04,660 --> 00:06:07,891 お2人とも 体を動かすのがお好きで➡ 75 00:06:07,891 --> 00:06:10,561 なかなか じっと座っていられなくて➡ 76 00:06:10,561 --> 00:06:12,561 苦労したものです。➡ 77 00:06:12,561 --> 00:06:15,132 フェルディナンド様は お2人と違って➡ 78 00:06:15,132 --> 00:06:18,033 大変お行儀が よろしかったですねぇ。 79 00:06:18,033 --> 00:06:23,165 《あの3人を 子供時代から 知ってる人がいるとはねぇ》 80 00:06:23,165 --> 00:06:27,660 《貴族の常識に疎い私にとって 心強いかも》 81 00:06:27,660 --> 00:06:32,792 (リヒャルダ)あちらが 今日から 姫様が住む 北の離れです。 82 00:06:32,792 --> 00:06:38,033 <北の離れは洗礼式を終えた 領主の子供が住むところ> 83 00:06:38,033 --> 00:06:40,297 <2階が男子用> 84 00:06:40,297 --> 00:06:43,297 (リヒャルダ)今は ヴィルフリート様が お住まいです。 85 00:06:43,297 --> 00:06:45,825 <3階は女子用> 86 00:06:47,330 --> 00:06:50,264 こちらが姫様のお部屋です。 87 00:06:52,363 --> 00:06:54,726 (リヒャルダ) おうちのお部屋と同じように➡ 88 00:06:54,726 --> 00:06:56,726 ととのえてあるそうですよ。 89 00:06:56,726 --> 00:06:58,726 はい すぐわかりました! 90 00:06:58,726 --> 00:07:01,726 《ありがとう存じます お母様》 91 00:07:01,726 --> 00:07:05,099 それでは姫様 浴室へ。 92 00:07:05,099 --> 00:07:08,594 ((これで良いか)) 93 00:07:08,594 --> 00:07:12,660 ((坊ちゃま 恐れ入ります)) ((プププ…)) 94 00:07:12,660 --> 00:07:14,858 ププププ…。 95 00:07:17,858 --> 00:07:21,231 姫様は大人しくて やりやすいですね。 96 00:07:21,231 --> 00:07:24,363 あの子達とは大違いですこと。 97 00:07:24,363 --> 00:07:27,231 《それって…》 98 00:07:27,231 --> 00:07:29,726 (カルステッド・ジルヴェスター)熱っ! 99 00:07:29,726 --> 00:07:32,099 ヒヒヒ…。 ん? 100 00:07:34,099 --> 00:07:36,099 え ジルヴェスター様は➡ 101 00:07:36,099 --> 00:07:38,594 他に2人の お子様がいらっしゃるのですか? 102 00:07:38,594 --> 00:07:42,495 ええ。シャルロッテ様と メルヒオール様です。 103 00:07:42,495 --> 00:07:45,363 洗礼式では 見かけませんでした。 104 00:07:45,363 --> 00:07:48,165 (リヒャルダ) 洗礼式が終わっていない子供は➡ 105 00:07:48,165 --> 00:07:51,165 公の場には出られませんからね。 106 00:07:51,165 --> 00:07:54,330 そうなのですね。 107 00:07:57,792 --> 00:07:59,792 (ジルヴェスター)では 始めよう。 108 00:08:01,792 --> 00:08:09,462 ♬〜 109 00:08:09,462 --> 00:08:14,099 あの…フェルディナンド様 他のお子様達は? 110 00:08:14,099 --> 00:08:16,759 洗礼式前の子は同席できない。 111 00:08:16,759 --> 00:08:19,660 公の場は そうかもしれませんけれど➡ 112 00:08:19,660 --> 00:08:21,858 正餐は家族で…。 113 00:08:21,858 --> 00:08:28,528 正餐の場に出られるのは 食事作法を学んだ者に限る。 114 00:08:28,528 --> 00:08:31,792 《家族で 食べないんだ…》 115 00:08:31,792 --> 00:08:34,726 (一同)((アハハハ…)) 116 00:08:44,495 --> 00:08:48,330 《慣れなきゃ…ここで 生活していくんだから》 117 00:09:02,660 --> 00:09:05,000 あ…。 118 00:09:05,000 --> 00:09:09,099 (ヴィルフリート) 元気そうでよかった。 え…? 119 00:09:09,099 --> 00:09:11,726 すまなかったな。 120 00:09:11,726 --> 00:09:14,363 ご心配おかけいたしました。 121 00:09:18,132 --> 00:09:21,000 (2人)フフフ…。 122 00:09:21,000 --> 00:09:24,396 さぁ 姫様。 急いで着替えましょう。 123 00:09:24,396 --> 00:09:26,957 皆様が お集まりです。 124 00:09:29,429 --> 00:09:33,000 <星結びの儀式の日 未婚の者は➡ 125 00:09:33,000 --> 00:09:36,363 夜の宴で 結婚相手を見繕う> 126 00:09:36,363 --> 00:09:39,693 《あ 神官長だ》 127 00:09:39,693 --> 00:09:43,231 なんだか妙な空間が あいてますね。 128 00:09:43,231 --> 00:09:47,594 結婚せぬ神官に 声をかける者など おらぬ。 129 00:09:47,594 --> 00:09:50,231 あやつの結婚が気になるのか? 130 00:09:50,231 --> 00:09:52,726 あんなにコキ使われているのに? 131 00:09:52,726 --> 00:09:55,561 だからこそ わたくしが成人するまでは➡ 132 00:09:55,561 --> 00:09:58,198 結婚しないで欲しいのですよ。 133 00:09:58,198 --> 00:10:00,660 神官長がいなくなったら 神殿の仕事が➡ 134 00:10:00,660 --> 00:10:04,330 立ち行かなくなりますから。 (ジルヴェスター)そうか…。 135 00:10:04,330 --> 00:10:07,099 気になるのは わたくしの護衛騎士の方です。 136 00:10:09,231 --> 00:10:12,660 ブリギッテも…1人ですね。 137 00:10:12,660 --> 00:10:14,660 あれは厳しかろう。 138 00:10:14,660 --> 00:10:17,462 彼女は一度 婚約を破棄しているからな。 139 00:10:17,462 --> 00:10:20,495 え? (ジルヴェスター) 3年前に父親が亡くなり➡ 140 00:10:20,495 --> 00:10:26,099 そこにつけこまれて 婚約者に 家を乗っ取られそうになったのだ。 141 00:10:26,099 --> 00:10:28,957 え…。 (ジルヴェスター)婚約を破棄して以来➡ 142 00:10:28,957 --> 00:10:31,297 嫌がらせを受けているそうだ。 143 00:10:31,297 --> 00:10:34,396 故に彼女は強力な後ろ盾を求め➡ 144 00:10:34,396 --> 00:10:37,759 なり手のいない 神殿長の護衛騎士になった。 145 00:10:39,858 --> 00:10:42,726 《家を守るために…》 146 00:10:42,726 --> 00:10:46,099 神殿と下町に 出入りする身になるのだ。 147 00:10:46,099 --> 00:10:50,066 婚姻は もう諦めているだろう。 う〜。 148 00:10:50,066 --> 00:10:53,165 な 何故 泣く? ありふれた話であろう? 149 00:10:53,165 --> 00:10:56,165 家族の話には 弱いのです。 150 00:10:56,165 --> 00:10:58,759 わたくしがブリギッテのために してあげられることは➡ 151 00:10:58,759 --> 00:11:02,429 ございますか? (ジルヴェスター)ん…➡ 152 00:11:02,429 --> 00:11:04,858 あの衣装を見て どう思う? 153 00:11:04,858 --> 00:11:08,726 似合わない衣装で 魅力が半減していますね。 154 00:11:08,726 --> 00:11:12,297 そう思うならば 其方が流行を作ってやれ。 155 00:11:12,297 --> 00:11:14,660 流行…ですか? 156 00:11:14,660 --> 00:11:19,297 (ジルヴェスター) ああ。新しいものを作って 広めて需要を生み➡ 157 00:11:19,297 --> 00:11:23,792 領地の経済活動を循環させるのも 領主の役割だ。➡ 158 00:11:23,792 --> 00:11:28,165 領主の養女となったのだ。 1つ 頑張ってみよ。 159 00:11:28,165 --> 00:11:31,594 《え…また何か 仕事が増えちゃった?》 160 00:11:31,594 --> 00:11:34,099 (ランプレヒト)ハハハ…また そんな。 161 00:11:34,099 --> 00:11:37,165 ランプレヒト兄様は 大丈夫そうですね。 162 00:11:37,165 --> 00:11:41,198 (カルステッド) 想い人が他領にいてな。 家の事情が許さなければ➡ 163 00:11:41,198 --> 00:11:45,462 結婚は無理だろう。 そ そうでしたか。 164 00:11:45,462 --> 00:11:48,660 そういえばエックハルト兄様は? 165 00:11:48,660 --> 00:11:51,594 (カルステッド)そろそろ後添えを 探して欲しいと➡ 166 00:11:51,594 --> 00:11:53,627 思っているのだが…。 167 00:11:53,627 --> 00:11:56,495 《後添え?って結婚してたの!?》 168 00:11:56,495 --> 00:12:00,627 亡くなった妻のことが まだ忘れられないようでな。➡ 169 00:12:00,627 --> 00:12:04,363 エックハルトの前では この話は控えてくれ。 170 00:12:04,363 --> 00:12:08,429 はい…ダ ダームエルは どこでしょうね? 171 00:12:08,429 --> 00:12:10,429 (鐘の音) あ…。 172 00:12:10,429 --> 00:12:13,330 (鐘の音) 173 00:12:13,330 --> 00:12:18,000 《7の鐘と同時に 星結びの儀式が始まった》 174 00:12:22,330 --> 00:12:26,726 新たなる夫婦の誕生に 神殿長からの祝福を。 175 00:12:26,726 --> 00:12:35,561 ♬〜 176 00:12:35,561 --> 00:12:37,660 少し派手にやれ。 177 00:12:39,924 --> 00:12:46,132 高く亭亭たる大空を司る最高神は 闇と光の夫婦神よ。 178 00:12:46,132 --> 00:12:51,561 新しき夫婦の誕生に 御身が祝福を与え給え。 179 00:12:51,561 --> 00:12:54,429 聖なる御加護を賜らん。 180 00:12:54,429 --> 00:13:11,726 ♬〜 181 00:13:13,825 --> 00:13:15,825 やはり寝込んでいたか。 182 00:13:18,231 --> 00:13:21,726 食事処での会合までには治します。 183 00:13:21,726 --> 00:13:23,924 薬は坊ちゃまが? 184 00:13:23,924 --> 00:13:25,924 これの主治医だからな。 185 00:13:25,924 --> 00:13:29,957 苦いのに改善してくれない 意地悪な主治医なんです。 186 00:13:32,726 --> 00:13:34,792 あれ?苦くない。 187 00:13:34,792 --> 00:13:37,924 改善する必要など なかったようだ。 188 00:13:37,924 --> 00:13:40,924 私は意地悪だからな。 189 00:13:40,924 --> 00:13:42,957 と とんでもない。 190 00:13:42,957 --> 00:13:45,924 フェルディナンド様は とても お優しい方です。 191 00:13:45,924 --> 00:13:48,924 おほ…おほほほ…。 192 00:13:48,924 --> 00:13:53,000 ♬〜 193 00:13:57,000 --> 00:14:01,000 ♬〜 194 00:14:05,528 --> 00:14:07,660 (ジルヴェスター) な なんだ この揺れは…。 195 00:14:07,660 --> 00:14:11,462 それに この臭い。 どうにか できぬのか? 196 00:14:20,792 --> 00:14:24,132 到着いたしました。 イタリアンレストランです。 197 00:14:26,264 --> 00:14:28,726 貴族の館には見えぬな。 198 00:14:28,726 --> 00:14:30,561 (ドアが開く音) 199 00:14:30,561 --> 00:14:32,561 (ベンノ) ようこそ いらっしゃいました。 200 00:14:32,561 --> 00:14:35,165 中は悪くないではないか? 201 00:14:35,165 --> 00:14:39,825 領主様からのお言葉 ありがたく存じます。➡ 202 00:14:39,825 --> 00:14:41,825 では 改めて➡ 203 00:14:41,825 --> 00:14:46,330 この食事処の共同出資者を 紹介させていただきます。➡ 204 00:14:46,330 --> 00:14:50,858 まず領主様の養女 ローゼマイン様。➡ 205 00:14:50,858 --> 00:14:53,891 食事処の発案者で メニューやレシピなども➡ 206 00:14:53,891 --> 00:14:56,099 ご提案いただいております。➡ 207 00:14:56,099 --> 00:14:59,792 それから商業ギルドの ギルド長グスタフと➡ 208 00:14:59,792 --> 00:15:01,825 その孫娘のフリーダ。 209 00:15:01,825 --> 00:15:06,000 給仕や料理人の教育に 多大な貢献をしています。 あ…! 210 00:15:06,000 --> 00:15:08,462 《あの時の髪飾りだ》 211 00:15:11,099 --> 00:15:12,627 (フリーダ)ん? 212 00:15:15,264 --> 00:15:19,231 あ〜 ローゼマインが 神殿時代から世話になった者達か。 213 00:15:19,231 --> 00:15:24,429 機を読み 利を得ることができる 優秀な人材だと聞いている。 214 00:15:24,429 --> 00:15:28,891 これから私の養女が 一大事業を始めるが➡ 215 00:15:28,891 --> 00:15:32,297 其方がすべきことは 自ずとわかっているな? 216 00:15:32,297 --> 00:15:37,396 (グスタフ) もちろん できる限りの協力を させていただく所存でございます。 217 00:15:37,396 --> 00:15:42,891 《あ ああ…いつも偉そうにしてた ギルド長が…》 218 00:15:42,891 --> 00:15:45,495 ふむ 期待しているぞ。 219 00:15:45,495 --> 00:15:48,330 ♬〜 220 00:15:48,330 --> 00:15:52,165 神々の御心に感謝と祈りを捧げ➡ 221 00:15:52,165 --> 00:15:54,825 この食事をいただきます。 222 00:15:54,825 --> 00:15:59,330 <毒見も兼ねて 招待した者が 一番に口に入れるのが➡ 223 00:15:59,330 --> 00:16:01,330 貴族のマナーだ> 224 00:16:10,495 --> 00:16:13,825 《この世界にない ふわふわパンに 手を出すあたり➡ 225 00:16:13,825 --> 00:16:17,495 フリーダも養父様も 新しもの好きな性格が➡ 226 00:16:17,495 --> 00:16:19,495 よくわかるよ》 227 00:16:19,495 --> 00:16:21,495 (フリーダ)はむ…➡ 228 00:16:21,495 --> 00:16:24,000 んん〜!ローゼマイン様➡ 229 00:16:24,000 --> 00:16:27,000 このように柔らかく 甘みのあるパンは初めてです! 230 00:16:27,000 --> 00:16:29,000 ぜひ当店で取り扱いを…。 231 00:16:29,000 --> 00:16:31,495 残念ながら それは出来ぬ相談だ。 232 00:16:31,495 --> 00:16:34,000 このパンは 冬に貴族を驚かせるための➡ 233 00:16:34,000 --> 00:16:36,660 秘密のレシピだからな。 234 00:16:36,660 --> 00:16:40,825 《それって 流行にするってこと?》 235 00:16:42,825 --> 00:16:45,825 うう…養父様の仰るとおりです。 236 00:16:45,825 --> 00:16:49,000 そうでしたの 残念です。 237 00:16:52,330 --> 00:16:54,660 こちらはコンソメスープです。 238 00:16:57,165 --> 00:17:00,660 良い香りだが 何も入っていないぞ? 239 00:17:00,660 --> 00:17:02,660 《この世界のスープは➡ 240 00:17:02,660 --> 00:17:05,330 くたくたに茹でた 野菜だけ残して➡ 241 00:17:05,330 --> 00:17:08,330 旨味の詰まった だし汁を捨ててしまう。➡ 242 00:17:08,330 --> 00:17:13,660 でも これを飲んだら 美味しくてビックリするはず…》 243 00:17:13,660 --> 00:17:16,462 ん…。 《あれ…?》 244 00:17:16,462 --> 00:17:19,825 フェルディナンド様 お口に合いまして? 245 00:17:19,825 --> 00:17:22,825 実に美しい料理だ。 246 00:17:22,825 --> 00:17:26,495 《美しい…?》 247 00:17:29,165 --> 00:17:33,165 それぞれの素材の旨味が 引き立て合い 凝縮されている。 248 00:17:33,165 --> 00:17:36,660 にもかかわらず スープには何も入っておらず➡ 249 00:17:36,660 --> 00:17:41,165 底まで見えるほどに 透き通っているではないか。 250 00:17:41,165 --> 00:17:45,000 とても高度に完成された 美しさがある。 251 00:17:49,330 --> 00:17:52,330 実に有意義な昼食であった。 252 00:17:52,330 --> 00:17:55,825 今後に期待する。 恐れ入ります。 253 00:17:55,825 --> 00:18:00,330 それではベンノ 先日の視察について話を聞こう。 254 00:18:00,330 --> 00:18:02,660 (ベンノ)はっ。それでは➡ 255 00:18:02,660 --> 00:18:07,495 新たに作るハッセの工房について 視察の結果をご報告します。 256 00:18:12,000 --> 00:18:15,825 なるほど よくわかった。 257 00:18:15,825 --> 00:18:18,825 其方は どうすれば良いと思う? 258 00:18:18,825 --> 00:18:23,825 こちらのやり方を踏襲するのが 一番効率が良いと思うのですが…。 259 00:18:23,825 --> 00:18:26,330 神殿内に工房をつくり➡ 260 00:18:26,330 --> 00:18:30,165 神殿で養護する子供達に 働いてもらうやり方か。 261 00:18:30,165 --> 00:18:34,165 はい。ですが ハッセには神殿がないので…。 262 00:18:34,165 --> 00:18:37,165 神殿は領地に ひとつだけだからな。 263 00:18:37,165 --> 00:18:41,165 今から新たに用意するとなると 予算が…。 264 00:18:41,165 --> 00:18:45,825 ふむ…わかった。 フェルディナンド 其方がやれ。 265 00:18:45,825 --> 00:18:48,924 守りはローゼマインだ。 守り? 266 00:18:48,924 --> 00:18:51,825 スティロ。 267 00:18:51,825 --> 00:18:55,330 間取りは エーレンフェストの 神殿と同じで良いか? 268 00:18:57,660 --> 00:19:00,000 あの 何の間取りでしょう? 269 00:19:00,000 --> 00:19:02,924 小神殿だ。 はぁ…。 270 00:19:02,924 --> 00:19:05,165 では 行くぞ。 271 00:19:05,165 --> 00:19:07,495 あの 一体どちらへ? 272 00:19:09,165 --> 00:19:11,330 ハッセの町に決まっている。 273 00:19:13,330 --> 00:19:14,825 うわぁ! 274 00:19:14,825 --> 00:19:18,000 いくら何でも唐突過ぎます〜! 275 00:19:18,000 --> 00:19:24,825 ♬〜 276 00:19:24,825 --> 00:19:27,330 どこに工房をつくるのが 良いのだ? 277 00:19:27,330 --> 00:19:31,000 紙作りに適しているのは 木を採る森が近くて➡ 278 00:19:31,000 --> 00:19:34,000 川がそばにあると助かります。 279 00:19:34,000 --> 00:19:38,330 (ジルヴェスター)では あそこだな。 フェルディナンド 行け。 280 00:19:38,330 --> 00:19:46,825 ♬〜 281 00:19:46,825 --> 00:19:49,165 ん? 282 00:19:49,165 --> 00:19:55,000 我は世界を創り給いし神々に 祈りと感謝を捧げ➡ 283 00:19:55,000 --> 00:19:58,495 創られた世界に変化を願う者なり。 284 00:19:58,495 --> 00:20:02,330 全てを吸収する力を 我が闇の神➡ 285 00:20:02,330 --> 00:20:05,330 シックザントラハトの名の下に。 286 00:20:05,330 --> 00:20:09,660 養父様 フェルディナンド様は 何をしているのですか? 287 00:20:09,660 --> 00:20:12,495 小神殿をつくるに 決まっているだろう。 288 00:20:12,495 --> 00:20:14,594 他に何をするのだ? 289 00:20:14,594 --> 00:20:17,660 《しょ 小神殿をつくるぅ!?》 290 00:20:22,330 --> 00:20:24,825 魔法陣…? 291 00:20:24,825 --> 00:20:28,330 御身に捧ぐは命の欠片➡ 292 00:20:28,330 --> 00:20:33,000 祈りと感謝を捧げて 大いなる夫婦の御加護を賜らん。 293 00:20:33,000 --> 00:20:44,297 ♬〜 294 00:20:44,297 --> 00:20:47,000 新たな憩いの場を この地に。 295 00:20:50,330 --> 00:20:52,000 ううっ…! 296 00:20:55,660 --> 00:20:58,000 うっ うう…。 297 00:21:04,330 --> 00:21:07,495 《本当に…出来ちゃったよ》 298 00:21:10,825 --> 00:21:15,165 これで すぐにでも 工房が動かせるだろう? 299 00:21:15,165 --> 00:21:20,165 無茶を言わないで下さいませ。 工房の道具に生活基盤…➡ 300 00:21:20,165 --> 00:21:24,165 わたくしの蓄えだけでは 足りません!補助金を…。 301 00:21:24,165 --> 00:21:27,165 今ので使い果たした。 えっ!! 302 00:21:27,165 --> 00:21:29,660 《さっきの金粉か…》 303 00:21:29,660 --> 00:21:32,660 案ずるな。何のために其方を➡ 304 00:21:32,660 --> 00:21:36,495 領主の養女にし 領地の事業にしたと思う? 305 00:21:36,495 --> 00:21:39,000 その立場を使って 他の貴族達から➡ 306 00:21:39,000 --> 00:21:41,330 寄付金を募ればよかろう。 307 00:21:41,330 --> 00:21:44,000 寄付金…? 308 00:21:44,000 --> 00:23:20,033 ♬〜 309 00:23:20,033 --> 00:23:24,330 カルステッド エルヴィーラに 寄付金の集め方を教えさせろ。 310 00:23:24,330 --> 00:23:27,495 では ローゼマインは しばらく我が家で預かろう。 311 00:23:27,495 --> 00:23:31,165 いや 駄目だ。 エルヴィーラを城に招いて教えろ。 312 00:23:31,165 --> 00:23:33,330 何を揉めているのでしょう? 313 00:23:33,330 --> 00:23:36,330 君の料理人が どちらに滞在するかで➡ 314 00:23:36,330 --> 00:23:38,660 揉めているのだ。 なるほど。 315 00:23:38,660 --> 00:23:43,165 君さえ良ければ 神殿から 城へ通えば良いのではないか? 316 00:23:43,165 --> 00:23:47,000 フェルディナンド。 抜け駆けは いかんな。 317 00:23:47,000 --> 00:23:51,000 ♬〜