1 00:00:01,000 --> 00:00:04,561 <寄付金集めの演奏会の 準備に追われる中➡ 2 00:00:04,561 --> 00:00:09,099 ローゼマインは ロウ原紙作りに取り組んでいた> 3 00:00:09,099 --> 00:00:12,099 (ルッツ)おはようございます ローゼマイン様。 4 00:00:12,099 --> 00:00:15,957 (ヨハン) マイ…ローゼマイン様? 5 00:00:15,957 --> 00:00:19,759 (ローゼマイン)突然呼び出してしまって ごめんなさいね ヨハン。 6 00:00:19,759 --> 00:00:23,726 わたくし もう気軽に出歩ける 身ではなくなってしまったのです。 7 00:00:23,726 --> 00:00:26,330 神殿長に就任したので。 8 00:00:26,330 --> 00:00:27,957 (ヨハン)し 神殿長!? 9 00:00:27,957 --> 00:00:30,330 ええ。ですから これからは➡ 10 00:00:30,330 --> 00:00:33,792 ヨハンに足を運んでもらうことに なるのですが…。 11 00:00:33,792 --> 00:00:36,594 い…いいえ!来ます!➡ 12 00:00:36,594 --> 00:00:39,462 工房に来てもらうなんて とんでもない! 13 00:00:39,462 --> 00:00:42,957 《ベンノさんの筋書き通り 今までの私は➡ 14 00:00:42,957 --> 00:00:46,330 青色巫女のお忍びだったと 信じてもらえたようだ》 15 00:00:46,330 --> 00:00:49,726 ところで そちらの方は? 16 00:00:49,726 --> 00:00:52,000 (ルッツ) ヴェルデ工房のザックです。 17 00:00:52,000 --> 00:00:54,099 先日の鍛冶職人の課題で➡ 18 00:00:54,099 --> 00:00:57,594 金属活字を作った ヨハンの次に評価されました。 19 00:00:57,594 --> 00:01:00,396 まあ とても優秀なのですね。 20 00:01:00,396 --> 00:01:02,396 ザックもローゼマイン様から➡ 21 00:01:02,396 --> 00:01:04,891 グーテンベルクの称号を 頂きたいそうです。 22 00:01:04,891 --> 00:01:06,660 グーテンベルクの? 23 00:01:06,660 --> 00:01:09,561 (ザック) はい。これまでパトロンもつかず➡ 24 00:01:09,561 --> 00:01:12,033 仕事の評価も 得ていなかったヨハンが➡ 25 00:01:12,033 --> 00:01:15,132 ローゼマイン様との仕事で 一気に評価を得て➡ 26 00:01:15,132 --> 00:01:18,396 今や誰もが その称号で ヨハンを呼びます。 27 00:01:18,396 --> 00:01:20,396 俺は呼ばれたくないんだけど。 28 00:01:20,396 --> 00:01:24,198 (ザック) ローゼマイン様は 他の職人を知らないのです。➡ 29 00:01:24,198 --> 00:01:28,165 グーテンベルクの称号は 俺の方が相応しいと思います! 30 00:01:28,165 --> 00:01:30,858 俺とヨハンを比べてください! 31 00:01:33,165 --> 00:01:36,891 《ヨハンとは 正反対の職人さんだね》 32 00:01:36,891 --> 00:01:40,924 わたくしとしては 技術もやる気も 溢れる職人が増えるのは➡ 33 00:01:40,924 --> 00:01:43,033 大歓迎です。 では…。 34 00:01:43,033 --> 00:01:47,660 ザックの腕前を見せてください。 はいっ! 35 00:01:54,000 --> 00:03:23,000 ♬〜 36 00:03:25,000 --> 00:03:28,165 ♬〜 37 00:03:30,165 --> 00:03:32,264 今回作ってほしいのは➡ 38 00:03:32,264 --> 00:03:34,759 ロウ原紙を作るための ローラーです。 39 00:03:34,759 --> 00:03:37,495 ロウゲンシ? ローラー? 40 00:03:37,495 --> 00:03:39,495 (ルッツ)これがロウ原紙。➡ 41 00:03:39,495 --> 00:03:41,858 蝋を引いた紙です。 42 00:03:46,660 --> 00:03:51,165 このように 向こうが 透けて見えるくらい薄い紙に…。 (ヨハン)うわっ! 43 00:03:53,429 --> 00:03:57,792 崩れた。 崩れないように 均一に蝋を引きたいのです。 44 00:04:00,330 --> 00:04:02,825 (ヨハン)これより もっと薄く…。 45 00:04:02,825 --> 00:04:04,825 ルッツ。 はい。 46 00:04:06,825 --> 00:04:09,066 (ルッツ)こちらをご覧ください。➡ 47 00:04:09,066 --> 00:04:13,000 上下に2つ ローラーを並べます。➡ 48 00:04:13,000 --> 00:04:16,231 ローラーの下には 蝋が入った受け皿があって➡ 49 00:04:16,231 --> 00:04:20,495 その蝋を火で溶かすと…➡ 50 00:04:20,495 --> 00:04:24,000 溶けた蝋が 下のローラーから 上のローラーへと伝わり➡ 51 00:04:24,000 --> 00:04:27,429 蝋が 均一に ついた状態になります。➡ 52 00:04:27,429 --> 00:04:31,825 このローラーの間に紙を通すと➡ 53 00:04:31,825 --> 00:04:36,924 薄く均一に蝋引きがされた ロウ原紙ができるのです。 54 00:04:36,924 --> 00:04:39,198 分かりますか? 55 00:04:39,198 --> 00:04:44,528 これは 蝋が薄く引けるのならば 形が変わってもいいですか? 56 00:04:44,528 --> 00:04:46,528 ええ もちろんです。 57 00:04:52,330 --> 00:04:55,792 <設計図が出来上がったら それを見て➡ 58 00:04:55,792 --> 00:04:58,726 どちらを採用するかを 決めることになった> 59 00:05:01,264 --> 00:05:04,759 絶対 俺が グーテンベルクになるからな! 60 00:05:04,759 --> 00:05:08,660 俺はローゼマイン様が喜ぶ 仕事をしたいと思ってる。 61 00:05:08,660 --> 00:05:11,957 でも称号は必要ないから ザックに譲るよ。 62 00:05:13,462 --> 00:05:17,000 ルッツ!聞きました? ザックの あの熱意! 63 00:05:17,000 --> 00:05:20,165 それに ヨハンったら 称号はなくても➡ 64 00:05:20,165 --> 00:05:23,495 わたくしとの 仕事は続けたいだなんて…。 65 00:05:23,495 --> 00:05:26,165 なんて謙虚で実直なんでしょう! 66 00:05:26,165 --> 00:05:29,264 いや ヨハンは 謙虚で言ってるワケじゃねぇ。 67 00:05:29,264 --> 00:05:31,462 わたくし ヨハンには➡ 68 00:05:31,462 --> 00:05:35,132 もっと印刷業を広げるために 頑張ってほしく思います! 69 00:05:35,132 --> 00:05:38,396 (ルッツ) ところで ローゼマイン様。 はい? 70 00:05:38,396 --> 00:05:42,759 当店の髪飾り職人が 新しい簪を作ったので➡ 71 00:05:42,759 --> 00:05:46,000 是非ともローゼマイン様に お見せしたいと申しております。 72 00:05:46,000 --> 00:05:48,033 《えっ トゥーリ?》 73 00:05:53,066 --> 00:05:57,198 (ルッツ)礼儀作法とか 色々 頑張ってるんだよ。 74 00:05:57,198 --> 00:06:00,462 《トゥーリに会えるんだ!》 75 00:06:00,462 --> 00:06:02,462 もちろん お連れください! 76 00:06:02,462 --> 00:06:06,957 かしこまりました。 それと こちらも。 77 00:06:06,957 --> 00:06:10,165 《家族からの手紙》 78 00:06:10,165 --> 00:06:13,693 (手紙:トゥーリの声) 「今度 新しい簪を持って行くよ」。 79 00:06:13,693 --> 00:06:17,198 (手紙:エーファの声) 「カミルは 寝返りが 出来るようになったわ」。 80 00:06:17,198 --> 00:06:22,000 (手紙:ギュンターの声) 「父さんは士長になった。 仕事が忙しくて大変だ!」。 81 00:06:29,330 --> 00:06:33,495 《みんな 元気そうでよかった。 私も元気だよ》 82 00:06:35,495 --> 00:06:39,132 《星祭りの時に 神殿まで 来てくれてありがとう。➡ 83 00:06:39,132 --> 00:06:41,132 嬉しかったよ。➡ 84 00:06:41,132 --> 00:06:45,660 私は今 神官長の 演奏会に向けて 大忙しです》 85 00:06:49,198 --> 00:06:52,528 (フェルディナンド) プログラム?何だ それは? 86 00:06:52,528 --> 00:06:56,396 演奏会で弾く 曲目が書かれた印刷物です。 87 00:06:56,396 --> 00:06:58,858 表に神官長の絵を➡ 88 00:06:58,858 --> 00:07:02,132 裏面に曲名や歌詞を 印刷する予定です。 89 00:07:02,132 --> 00:07:05,891 これを記念品として 販売いたします。 90 00:07:05,891 --> 00:07:08,495 私の絵など必要ないであろう。 91 00:07:08,495 --> 00:07:11,132 事業の宣伝のためです。 92 00:07:11,132 --> 00:07:14,495 印刷業のための演奏会ですから。 93 00:07:23,495 --> 00:07:25,000 あ…。 94 00:07:32,165 --> 00:07:34,825 (エルヴィーラの声)フェルディナンド様 エルヴィーラです。 95 00:07:34,825 --> 00:07:36,825 えっ お母様? 96 00:07:36,825 --> 00:07:38,825 (オルドナンツ:エルヴィーラの声) ローゼマインとの面会を➡ 97 00:07:38,825 --> 00:07:41,330 お願いします。 演奏会のことと➡ 98 00:07:41,330 --> 00:07:44,594 ヴィルフリート様のことで お話がございますので。 99 00:07:48,396 --> 00:07:52,825 エルヴィーラが 神殿に来るだと?あり得ぬ…。 100 00:07:52,825 --> 00:07:56,693 いいえ お母様はプログラムの事で いらっしゃるのです。 101 00:07:56,693 --> 00:08:00,000 お母様は フロレンツィア養母様と共に➡ 102 00:08:00,000 --> 00:08:02,660 演奏会準備を してくれているのです。 103 00:08:02,660 --> 00:08:07,330 貴族が忌み嫌う神殿に来るほど お母様も賭けているのです。 104 00:08:07,330 --> 00:08:10,924 領地の事業を成功させなければと。 105 00:08:17,330 --> 00:08:19,858 3日後でどうだ。 106 00:08:19,858 --> 00:08:22,396 ギルベルタ商会が来るので➡ 107 00:08:22,396 --> 00:08:24,891 その前ならば問題ありません。 108 00:08:27,924 --> 00:08:30,627 《伝書鳩 便利だよね。➡ 109 00:08:30,627 --> 00:08:34,330 私も早く 使えるようになりたいなあ…》 110 00:08:38,330 --> 00:08:40,891 ローゼマイン。 ん? 111 00:08:40,891 --> 00:08:44,330 プログラムは 先に私に見せるように。 112 00:08:44,330 --> 00:08:46,330 わかりました。 113 00:08:46,330 --> 00:08:48,099 よし! 114 00:08:51,561 --> 00:08:54,198 《神官長の検閲を通すには➡ 115 00:08:54,198 --> 00:08:57,825 表紙は切り絵にしておくのが 無難かな?》 116 00:08:57,825 --> 00:09:00,693 《ま ヴィルマと 相談して決めよう》 117 00:09:00,693 --> 00:09:04,000 (ヴィルマ)申し訳ございません… わたくしは➡ 118 00:09:04,000 --> 00:09:06,792 神官長のお顔を存じません。 へ? 119 00:09:06,792 --> 00:09:09,495 でも視察の時に…。 120 00:09:09,495 --> 00:09:12,099 (ヴィルマの声)実は…➡ 121 00:09:12,099 --> 00:09:17,429 極力 お顔を合わせないように しておりましたので…。 122 00:09:17,429 --> 00:09:22,792 《そうだった…ヴィルマは 男性が苦手なんだった…》 123 00:09:22,792 --> 00:09:27,363 そこで ロジーナに 神官長を描いてもらい➡ 124 00:09:27,363 --> 00:09:31,297 それをもとに ヴィルマに 絵を描いてもらうことにした。 125 00:09:33,297 --> 00:09:35,759 (ヴィルマ)ローゼマイン様 お願いします➡ 126 00:09:35,759 --> 00:09:38,858 神官長にお目にかかる機会を 頂けませんか? 127 00:09:38,858 --> 00:09:42,000 突然どうしたのですか? 128 00:09:42,000 --> 00:09:46,693 はい。ロジーナの素描を見て 驚きました。 129 00:09:46,693 --> 00:09:50,924 あんなに顔の配置が完璧な人は 初めて見たので➡ 130 00:09:50,924 --> 00:09:53,759 直接見て描いてみたいのです。 131 00:09:59,000 --> 00:10:03,000 では ローゼマイン。 曲の提供をしてもらおうか。 132 00:10:03,000 --> 00:10:05,000 はい。 133 00:10:05,000 --> 00:10:10,462 《私は 神官長に足りない 愛と勇気と優しさがテーマの➡ 134 00:10:10,462 --> 00:10:13,330 子供向けアニメソングを ハミングで歌い➡ 135 00:10:13,330 --> 00:10:16,132 それに神官長が歌詞をつけた》 136 00:10:18,132 --> 00:10:23,660 ♬〜 137 00:10:23,660 --> 00:10:26,330 命の神 エーヴィリーベが➡ 138 00:10:26,330 --> 00:10:30,693 土の女神 ゲドゥルリーヒに 捧げる愛の歌だ。 139 00:10:30,693 --> 00:10:35,396 《すごい…私ですら 魅入ってしまった》 140 00:10:35,396 --> 00:10:37,396 (一同)あぁ〜…。 141 00:10:42,561 --> 00:10:45,495 ん?あぁ〜…。 142 00:10:45,495 --> 00:10:48,594 え…ダームエルまで!? 143 00:10:48,594 --> 00:10:54,660 ♬〜 144 00:10:56,660 --> 00:10:59,099 ♬〜 145 00:10:59,099 --> 00:11:01,594 《また この曲…》 146 00:11:05,660 --> 00:11:09,165 (ヴィルマ)神官長のお姿を 拝見してからというもの➡ 147 00:11:09,165 --> 00:11:13,660 芸術の女神 キュントズィールの 御加護があるのではと思うほど➡ 148 00:11:13,660 --> 00:11:16,132 手が止まらないのです! 149 00:11:18,924 --> 00:11:22,198 《神官長の フェシュピールコンサートって➡ 150 00:11:22,198 --> 00:11:26,000 もしかして すごく危険な モノなんじゃない?》 151 00:11:26,000 --> 00:11:30,000 ♬〜 152 00:11:34,000 --> 00:11:38,033 ♬〜 153 00:11:38,033 --> 00:11:42,528 <3日後。 ランプレヒト兄様を伴って➡ 154 00:11:42,528 --> 00:11:45,198 お母様が神殿にやってきた> 155 00:11:54,396 --> 00:11:59,594 ♬〜 156 00:11:59,594 --> 00:12:02,330 (ランプレヒト)これは…! ラングドシャというお菓子です。 157 00:12:02,330 --> 00:12:05,066 まだどこにも 出していないものです。 158 00:12:05,066 --> 00:12:09,759 そうか コルネリウスも まだ食べたことが無いのか。 159 00:12:09,759 --> 00:12:13,693 《ランプレヒト兄様は エラが作る料理が目当て》 160 00:12:13,693 --> 00:12:16,528 (エルヴィーラ)ローゼマインが 元気でよかったですわ➡ 161 00:12:16,528 --> 00:12:20,132 フェルディナンド様が 見てくださっているおかげですね。 162 00:12:20,132 --> 00:12:22,396 本当にありがたいこと。 163 00:12:22,396 --> 00:12:25,165 《お母様のお目当ては こっち》 164 00:12:25,165 --> 00:12:30,165 思い切って神殿に来てよかったわ。 皆 良く教育されているし➡ 165 00:12:30,165 --> 00:12:35,330 清潔に整えられているし ウフッ…➡ 166 00:12:35,330 --> 00:12:37,924 安心しました。 167 00:12:37,924 --> 00:12:42,000 お母様…はい。 168 00:12:46,165 --> 00:12:49,000 それで 話というのは? 169 00:12:49,000 --> 00:12:52,825 はい ヴィルフリート様 なのですが…➡ 170 00:12:52,825 --> 00:12:55,000 勉強をしてなくてずるい と。 171 00:12:55,000 --> 00:12:59,198 え?ずるい…ですか? 172 00:12:59,198 --> 00:13:02,528 あぁ。ローゼマインは 教師も付けられていなくて➡ 173 00:13:02,528 --> 00:13:05,627 城から抜け出してばかりで とも…。 174 00:13:05,627 --> 00:13:08,330 抜け出しているワケでは…。 175 00:13:08,330 --> 00:13:11,264 他にも 食事の時に ジルヴェスター様と➡ 176 00:13:11,264 --> 00:13:14,165 話してばかりなのも ずるいと言っていたな。 177 00:13:14,165 --> 00:13:16,759 (ヴィルフリート)ローゼマインはズルい!! 178 00:13:16,759 --> 00:13:18,495 《あ〜…》 179 00:13:18,495 --> 00:13:20,000 んんっ…。 180 00:13:20,000 --> 00:13:24,297 わたくしの話は 事業に関する報告なのですが…。 181 00:13:24,297 --> 00:13:27,198 とにかく一度 一緒に勉強をして➡ 182 00:13:27,198 --> 00:13:29,363 ヴィルフリート様の 負けん気を鎮めて…。 183 00:13:29,363 --> 00:13:32,693 そのような暇など無い。 ローゼマインには➡ 184 00:13:32,693 --> 00:13:36,066 優先すべきことが 山ほどあるのだ。 185 00:13:36,066 --> 00:13:40,198 ヴィルフリートの事は そなたら側近達で対処しなさい。 186 00:13:43,495 --> 00:13:48,000 <昼食を終えると 神官長は仕事に戻っていった> 187 00:13:48,000 --> 00:13:52,165 え!?演奏会のチケットが もう完売してしまったのですか! 188 00:13:52,165 --> 00:13:55,693 えぇ 席を増やすことは出来て? 189 00:13:55,693 --> 00:13:58,330 どのくらい増やしますか? 190 00:13:58,330 --> 00:14:01,330 (エルヴィーラ)そうね…今の倍かしら? 191 00:14:01,330 --> 00:14:04,066 倍…ですか? 192 00:14:04,066 --> 00:14:06,693 それは 会場選びからやり直した方が➡ 193 00:14:06,693 --> 00:14:08,924 良いかもしれませんね。 194 00:14:08,924 --> 00:14:12,099 《そうだ 会場と言えば…》 195 00:14:12,099 --> 00:14:17,561 ランプレヒト兄様 会場の警備に 騎士団をお願いしたいのですが➡ 196 00:14:17,561 --> 00:14:20,759 どなたに要請をお願いしたら 良いのでしょうか? 197 00:14:20,759 --> 00:14:22,858 フェシュピールの 演奏会だろう?➡ 198 00:14:22,858 --> 00:14:27,297 必要ないだろう。 《百聞は一見に如かずだね》 199 00:14:30,000 --> 00:14:34,330 演奏会で販売予定の 神官長の絵です。 200 00:14:34,330 --> 00:14:39,330 (エルヴィーラ) まあ〜!それは何? よく見せてちょうだい。 201 00:14:39,330 --> 00:14:44,066 これを演奏会の会場で 売るのですか? は…はい。 202 00:14:44,066 --> 00:14:47,396 買います。コレを購入するのは 寄付ですもの…➡ 203 00:14:47,396 --> 00:14:51,462 慈善活動ですもの そうでしょう? 204 00:14:51,462 --> 00:14:55,825 ご婦人の方々が次々と このような状態になるかと。 205 00:14:55,825 --> 00:14:57,924 (ランプレヒト) 至急父上に頼んでみよう。 206 00:14:57,924 --> 00:14:59,924 よろしくお願いします。 207 00:15:02,924 --> 00:15:05,891 お母様 よろしいですか? 208 00:15:05,891 --> 00:15:08,858 あ…。 209 00:15:08,858 --> 00:15:14,231 あ…代わりに こちらを差し上げます。 210 00:15:14,231 --> 00:15:17,231 まぁ!これも素敵ね! 211 00:15:17,231 --> 00:15:22,297 プログラムに印刷する絵です。 追加分と予備も刷るとなると…➡ 212 00:15:22,297 --> 00:15:26,264 これと同じ物が あと100部は 出来上がる予定です。 213 00:15:26,264 --> 00:15:28,792 平民が魔術具も使わずに➡ 214 00:15:28,792 --> 00:15:31,858 これと同じ物を 100部も作れるのですか!? 215 00:15:31,858 --> 00:15:35,132 はい。それが印刷でございます。 216 00:15:38,429 --> 00:15:40,891 <お母様達が帰ると…> 217 00:15:40,891 --> 00:15:43,297 ローゼマイン様➡ 218 00:15:43,297 --> 00:15:46,759 当店の髪飾り職人を 連れてまいりました。 219 00:15:53,033 --> 00:15:55,297 (トゥーリ)お初にお目にかかります。 220 00:15:55,297 --> 00:15:58,759 ローゼマイン様。 トゥーリと申します。 221 00:16:00,528 --> 00:16:04,792 あなたの作る簪を いつも愛用しています。 222 00:16:04,792 --> 00:16:06,297 あっ! 223 00:16:06,297 --> 00:16:08,759 《あのバッグ…》 224 00:16:08,759 --> 00:16:11,297 (トゥーリ)こちらをローゼマイン様に。 225 00:16:11,297 --> 00:16:15,891 亡くなった妹が教えてくれた 編み方で作った簪です。➡ 226 00:16:15,891 --> 00:16:22,363 ♬〜 227 00:16:22,363 --> 00:16:25,330 今でも簪を作る時には➡ 228 00:16:25,330 --> 00:16:28,330 妹のことを考えながら 編んでおります。 229 00:16:31,891 --> 00:16:35,330 とても綺麗…。 230 00:16:35,330 --> 00:16:38,363 あなたが妹さんを想うように…➡ 231 00:16:38,363 --> 00:16:44,198 わたくしも…あなたの作る簪を 大事に使いますね。 232 00:16:46,858 --> 00:16:48,495 はいっ! 233 00:16:48,495 --> 00:16:50,759 あっ…。 234 00:16:50,759 --> 00:16:53,693 (ローゼマイン・トゥーリ)フフフ…! 235 00:16:53,693 --> 00:16:56,066 お礼に こちらを。 236 00:17:00,033 --> 00:17:02,099 貴族の服装図案です。 237 00:17:02,099 --> 00:17:05,099 今後の作品に お役立てください。 238 00:17:05,099 --> 00:17:07,099 恐れ入ります。 239 00:17:07,099 --> 00:17:11,066 《言葉遣いも 礼儀作法も ここに来るために➡ 240 00:17:11,066 --> 00:17:14,363 いっぱいいっぱい努力したんだね トゥーリ》 241 00:17:14,363 --> 00:17:19,726 《それから私達は とりとめのないお喋りをした》 242 00:17:19,726 --> 00:17:21,825 わたくしの弟 カミルは➡ 243 00:17:21,825 --> 00:17:25,066 よく白黒の絵本を じっと眺めています。 244 00:17:25,066 --> 00:17:28,462 それと 振ると鈴の音がする シュミルの人形を➡ 245 00:17:28,462 --> 00:17:30,627 掴めるようになりました。 246 00:17:30,627 --> 00:17:38,396 ♬〜 247 00:17:42,858 --> 00:17:46,528 ローゼマイン様! また新しい簪を作ったら➡ 248 00:17:46,528 --> 00:17:49,231 お持ちしてもよいですか? 249 00:17:49,231 --> 00:17:52,000 ええ ぜひ。待っています。 250 00:18:02,231 --> 00:18:05,231 (フラン)ローゼマイン様。 はい。 251 00:18:07,396 --> 00:18:11,264 工房に行かれるのでしたら 急がないと日が暮れます。 252 00:18:13,000 --> 00:18:14,660 行きましょう! 253 00:18:14,660 --> 00:18:19,627 《ブリギッテだけでなく 今日は ダームエルにも外してもらった》 254 00:18:22,297 --> 00:18:24,924 う〜ん…。 255 00:18:24,924 --> 00:18:28,495 タウの実の秘密を お貴族様に知られるのだけは➡ 256 00:18:28,495 --> 00:18:30,528 避けたいんだよね。 257 00:18:30,528 --> 00:18:32,165 (デリア)ローゼマイン様。 258 00:18:32,165 --> 00:18:38,924 ♬〜 259 00:18:38,924 --> 00:18:42,891 久しぶりですね デリア。 元気そうでよかったわ。 260 00:18:44,726 --> 00:18:46,429 (デリア)ありがとう存じます。 261 00:18:46,429 --> 00:18:48,165 あたしもディルクも元気です。 262 00:18:48,165 --> 00:18:50,825 (ディルク)あ〜う〜。 263 00:18:54,231 --> 00:18:56,660 あ〜あ〜。➡ 264 00:18:56,660 --> 00:18:58,660 う〜っ あ。 265 00:18:58,660 --> 00:19:03,165 デリア。その実をディルクに 持たせてちょうだい。 266 00:19:03,165 --> 00:19:05,660 はい。 267 00:19:05,660 --> 00:19:08,132 あ〜あ〜。 268 00:19:09,627 --> 00:19:11,132 あ! 269 00:19:14,528 --> 00:19:16,660 ローゼマイン様!実が…! 270 00:19:16,660 --> 00:19:19,000 ディルクは身喰いです。 271 00:19:19,000 --> 00:19:22,132 身体の中に溜まる魔力を 外に出さないと➡ 272 00:19:22,132 --> 00:19:24,957 命を蝕まれてしまうのです。 273 00:19:28,000 --> 00:19:32,495 これでしばらくは大丈夫です。 もう戻って良いですよ。 274 00:19:32,495 --> 00:19:35,198 (ディルク)あ〜う〜。 275 00:19:35,198 --> 00:19:37,561 もう大丈夫ですって。 276 00:19:37,561 --> 00:19:40,891 ありがとう存じます ローゼマイン様。 277 00:19:44,495 --> 00:19:48,528 《カミルも あのくらい 大きくなっているのかな…?➡ 278 00:19:48,528 --> 00:19:52,363 ダメダメ。考えたら また帰りたくなっちゃう》 279 00:19:52,363 --> 00:19:54,726 フラン。お願いします。 280 00:19:54,726 --> 00:19:57,198 うん。 281 00:20:00,363 --> 00:20:03,858 では みんな! 準備は いいかしら! 282 00:20:07,066 --> 00:20:08,561 いきます! 283 00:20:11,693 --> 00:20:13,198 えいっ! 284 00:20:19,099 --> 00:20:20,594 (ギル)それじゃあ…➡ 285 00:20:20,594 --> 00:20:22,660 狩れ! (孤児達)や〜! 286 00:20:22,660 --> 00:20:25,429 ⚟えい!⚞ ⚟それっ!⚞ 287 00:20:25,429 --> 00:20:29,924 《まさかタウの実が トロンベの木に なるなんて思わないよね。➡ 288 00:20:29,924 --> 00:20:34,429 育ちすぎると 騎士団が討伐に出る大災害の種。➡ 289 00:20:34,429 --> 00:20:38,231 それが紙の原材料だなんて事が 知られたら…➡ 290 00:20:38,231 --> 00:20:42,660 それに 森で簡単に拾える タウの実が 魔力を吸い出す➡ 291 00:20:42,660 --> 00:20:45,594 魔術具の代わりにもなるなんて 知られたら➡ 292 00:20:45,594 --> 00:20:49,561 魔力を管理する貴族社会が 根幹からひっくり返る。➡ 293 00:20:49,561 --> 00:20:52,924 その前に 私が消される!➡ 294 00:20:52,924 --> 00:20:56,297 だから この事は絶対に秘密だ》 295 00:20:56,297 --> 00:20:58,297 <そして> 296 00:20:58,297 --> 00:21:02,660 ローゼマイン様の仰っていた物を 改良しました。 297 00:21:02,660 --> 00:21:04,660 俺には無い発想です…。 298 00:21:06,660 --> 00:21:08,924 一番のオススメはどれかしら? 299 00:21:08,924 --> 00:21:12,495 はい。性能はこれが一番ですが➡ 300 00:21:12,495 --> 00:21:15,066 作るとすれば こちらです。 301 00:21:15,066 --> 00:21:18,693 うん。ヨハンはどう思う? 302 00:21:18,693 --> 00:21:21,132 あ…俺は…。 303 00:21:23,132 --> 00:21:26,726 それは無理なヤツだ。 見たら分かるだろう。 304 00:21:28,231 --> 00:21:30,132 できる。 305 00:21:30,132 --> 00:21:33,000 俺が設計したんだ!なんでお前が。 306 00:21:33,000 --> 00:21:34,726 (パン!) (ヨハン・ザック)あっ! 307 00:21:34,726 --> 00:21:37,891 では それぞれが選んだ設計図で➡ 308 00:21:37,891 --> 00:21:40,495 蝋引きの機械を 作ってみてください。 309 00:21:40,495 --> 00:21:42,825 それで どちらを採用するか決めます。 310 00:21:44,825 --> 00:21:48,000 (ザック・ヨハン)はいっ! うん。 311 00:21:48,000 --> 00:23:26,363 ♬〜 312 00:23:26,363 --> 00:23:29,099 お〜! わたくしも それ やりたいです! 313 00:23:29,099 --> 00:23:31,330 君には まだ無理だ。 314 00:23:31,330 --> 00:23:34,000 シュタープがないと オルドナンツは使えぬ。 315 00:23:34,000 --> 00:23:37,330 シュタープは 魔力を効率よく 扱うための道具で➡ 316 00:23:37,330 --> 00:23:39,330 一生に一度しか取得できぬ。 317 00:23:39,330 --> 00:23:42,396 取得するには 貴族院の始まりの庭に行き➡ 318 00:23:42,396 --> 00:23:44,198 神の意思を 体に取り込まなければならない…。 319 00:23:44,198 --> 00:23:47,000 ん〜 情報量が多すぎます! 320 00:23:47,000 --> 00:23:51,000 ♬〜