1 00:00:01,000 --> 00:00:03,726 <4人の子供を ハッセの小神殿で➡ 2 00:00:03,726 --> 00:00:06,396 引き取ることになった ローゼマイン。➡ 3 00:00:06,396 --> 00:00:11,660 しかし 貴族に売る予定の 子供を奪われたハッセの町長は➡ 4 00:00:11,660 --> 00:00:15,000 ローゼマインを 快く思っていなかった> 5 00:00:17,429 --> 00:00:20,297 (フェルディナンド) ハッセで随分な対応を受けた。 6 00:00:20,297 --> 00:00:22,627 知っていたな ベンノ。 7 00:00:22,627 --> 00:00:27,660 (ベンノ) ええ。ハッセの町だからこその 対応でしょう。 8 00:00:36,000 --> 00:02:05,000 ♬〜 9 00:02:07,000 --> 00:02:16,033 ♬〜 10 00:02:16,033 --> 00:02:21,066 あの一帯における ハッセの町長の 影響力は相当なものです。 11 00:02:21,066 --> 00:02:23,561 (ローゼマイン) <エーレンフェスト領内は➡ 12 00:02:23,561 --> 00:02:27,132 土地持ちの貴族 ギーベが管理する土地と➡ 13 00:02:27,132 --> 00:02:31,165 アウブが直接治める 直轄地とに分かれている> 14 00:02:31,165 --> 00:02:33,957 <ハッセは直轄地の1つで➡ 15 00:02:33,957 --> 00:02:37,132 周辺の農村の 管理を任されている> 16 00:02:37,132 --> 00:02:39,825 ハッセでは 冬を越すために➡ 17 00:02:39,825 --> 00:02:43,891 大勢の人間が 冬の館に集まります。➡ 18 00:02:43,891 --> 00:02:48,891 そこで采配を振るうのが あの町長です。 19 00:02:48,891 --> 00:02:52,957 それだけで あそこまで増長するとは思えぬ。 20 00:02:52,957 --> 00:02:55,957 どのような貴族の 後ろ盾があるのか➡ 21 00:02:55,957 --> 00:02:57,957 私が知りたいのは それだ。 22 00:02:57,957 --> 00:03:01,198 領地事業の 関係者である私達が➡ 23 00:03:01,198 --> 00:03:04,330 視察へ訪れた時の態度から見て➡ 24 00:03:04,330 --> 00:03:08,825 かなり位の高い貴族と 繋がりがあるようです。 25 00:03:08,825 --> 00:03:13,858 ふむ。確実なのは 前神殿長だな。 え…。 26 00:03:13,858 --> 00:03:17,462 前神殿長は騎獣を持っていない。 27 00:03:17,462 --> 00:03:21,891 動けるのは 馬車で行き来できる範囲内だ。 28 00:03:21,891 --> 00:03:24,792 領主の叔父という 地位を振りかざし➡ 29 00:03:24,792 --> 00:03:27,561 やりたい放題していたに違いない。 30 00:03:27,561 --> 00:03:29,957 何より やり口が似ている。 31 00:03:29,957 --> 00:03:32,726 前神殿長は捕らえられたのに➡ 32 00:03:32,726 --> 00:03:35,594 なぜ町長は 増長したままなのでしょう? 33 00:03:35,594 --> 00:03:39,330 捕らえられたことを 知らないのではないか? 34 00:03:39,330 --> 00:03:41,495 君への認識も恐らく…。 35 00:03:41,495 --> 00:03:47,330 (町長) ((あぁ?アレは…祈念式に来た 青色巫女じゃないか)) 36 00:03:47,330 --> 00:03:51,165 では わたくしが 領主の養女ということも…。 37 00:03:51,165 --> 00:03:53,165 無論 知らないであろう。 38 00:03:53,165 --> 00:03:56,033 ベンノ 前神殿長について➡ 39 00:03:56,033 --> 00:03:58,660 下町では どのような噂が出回っている? 40 00:03:58,660 --> 00:04:01,495 ありません。新しい神殿長は➡ 41 00:04:01,495 --> 00:04:06,000 本物の祝福を与えられる聖女だ という噂で もちきりですが➡ 42 00:04:06,000 --> 00:04:10,000 前神殿長は引退したのだろうと 誰も気にしていませんから。 43 00:04:12,759 --> 00:04:16,726 《だから聖女伝説は やりすぎだって言ったのに》 44 00:04:20,759 --> 00:04:23,759 死んだ後まで厄介な…。 45 00:04:23,759 --> 00:04:26,495 《また何か考えてる…》 46 00:04:26,495 --> 00:04:28,000 《はっ!?》 47 00:04:30,891 --> 00:04:34,165 神官長 今 何だか変なことが…。 48 00:04:34,165 --> 00:04:39,330 ハッセの小神殿に押し入ろうと している者がいるようだ。 49 00:04:39,330 --> 00:04:44,165 守りの陣に わずかな干渉が感じられる。 50 00:04:44,165 --> 00:04:46,264 ええっ!? 51 00:04:46,264 --> 00:04:48,660 ローゼマイン 来なさい。 52 00:04:51,231 --> 00:05:11,231 ♬〜 53 00:05:11,231 --> 00:05:13,660 シュピーゲルン。 54 00:05:16,726 --> 00:05:19,165 《ハッセの小神殿だ》 55 00:05:21,594 --> 00:05:23,825 あっ 誰かが来ました。 56 00:05:23,825 --> 00:05:27,825 大方 子供達を 取り返しにでも来たのであろう。 57 00:05:27,825 --> 00:05:29,561 え…!? 58 00:05:31,825 --> 00:05:34,726 (男)ここにいるのは 分かってるんだ! (男)出てこい! 59 00:05:34,726 --> 00:05:37,429 うわぁ! 何やってるんだよ! 60 00:05:37,429 --> 00:05:40,099 うぅ…う うわぁ! 61 00:05:40,099 --> 00:05:41,825 俺に任せろ! 62 00:05:43,825 --> 00:05:45,825 ダメ! 63 00:05:49,330 --> 00:05:52,396 なんだ これ…。 64 00:05:52,396 --> 00:05:53,891 ふぅ…。 65 00:05:53,891 --> 00:05:57,891 守りの魔術は 問題なく発動しているな。 66 00:05:57,891 --> 00:06:01,000 守りの魔術? ああ。 67 00:06:01,000 --> 00:06:04,330 小神殿の魔石に 魔力をこめたであろう? 68 00:06:08,297 --> 00:06:10,033 あの時の…。 69 00:06:10,033 --> 00:06:12,033 守りの魔術は➡ 70 00:06:12,033 --> 00:06:15,396 君が襲撃された時に 使ったものと同じだ。 71 00:06:15,396 --> 00:06:17,165 風の盾! 72 00:06:17,165 --> 00:06:22,000 《盾の中の人に対して 害意を持つものは入れない》 73 00:06:24,165 --> 00:06:26,165 それなら安心ですね。 74 00:06:26,165 --> 00:06:30,297 今のうちにノーラ達の無事を 確認しに行きましょう。 75 00:06:30,297 --> 00:06:33,264 今はダメだ。下手に動くと➡ 76 00:06:33,264 --> 00:06:36,330 ヴォルフの時のように 町長が消される。 77 00:06:39,000 --> 00:06:43,660 《私の知らないところで 私に関わった人が殺される》 78 00:06:45,660 --> 00:06:48,594 それはイヤです。 ああ。 79 00:06:48,594 --> 00:06:51,825 色々と証言を 握っていそうだからな。 80 00:06:51,825 --> 00:06:55,330 アレは生きたまま確保したい。 81 00:06:55,330 --> 00:07:00,000 ハッセに行くのは 次の視察日まで待ちなさい。 82 00:07:00,000 --> 00:07:02,000 はい。 83 00:07:04,000 --> 00:07:07,363 《その数日後…》 84 00:07:07,363 --> 00:07:10,660 <前神殿長宛てに手紙が届いた> 85 00:07:14,594 --> 00:07:16,594 (手紙:町長の声)「貴方の部下が➡ 86 00:07:16,594 --> 00:07:18,660 横暴極まりないことを しています。➡ 87 00:07:18,660 --> 00:07:21,099 小神殿をなんとかしてください」。 88 00:07:21,099 --> 00:07:23,330 《神官長の言った通り➡ 89 00:07:23,330 --> 00:07:27,099 前神殿長が死んだことを 知らないんだ…》 90 00:07:27,099 --> 00:07:31,462 (手紙:町長の声) 「貴族に売り渡す契約をしていた ノーラも奪われてしまいました」。 91 00:07:31,462 --> 00:07:33,198 《これって…》 92 00:07:35,957 --> 00:07:38,957 手紙の書き方を知らないようだな。 93 00:07:38,957 --> 00:07:41,495 そう言えば ベンノさんが…。 94 00:07:41,495 --> 00:07:46,099 ((ハッセには貴族が食事したり 宿泊する場所がありません。➡ 95 00:07:46,099 --> 00:07:48,528 エーレンフェストの街から近く➡ 96 00:07:48,528 --> 00:07:51,165 皆 ハッセを 通り過ぎるからです。➡ 97 00:07:51,165 --> 00:07:55,924 そのため 神事や徴税以外で 貴族と接する事がありません)) 98 00:07:55,924 --> 00:07:58,924 町長が増長するはずですよね。 99 00:07:58,924 --> 00:08:03,429 前神殿長は亡くなりましたと 返事をしておきなさい。 100 00:08:03,429 --> 00:08:08,231 アレが欲するのが ハッセに恵みを もたらす神殿長か➡ 101 00:08:08,231 --> 00:08:13,429 それとも小金を稼げる貴族か どちらを選ぶのか確かめたい。 102 00:08:13,429 --> 00:08:17,000 でもこれ… 不正の根拠になりますよね? 103 00:08:17,000 --> 00:08:19,297 放置しておいて 大丈夫なのですか? 104 00:08:19,297 --> 00:08:22,066 今は放置するしかあるまい。 105 00:08:22,066 --> 00:08:25,330 排斥するだけならば 簡単に出来るが➡ 106 00:08:25,330 --> 00:08:27,528 大事なのは その後だ。 107 00:08:27,528 --> 00:08:30,099 でも…悪いことをする小物は➡ 108 00:08:30,099 --> 00:08:33,792 少しでも早く排斥した方が 良いのではないですか? 109 00:08:33,792 --> 00:08:37,792 ローゼマイン 悪いこととはなんだ? 110 00:08:37,792 --> 00:08:41,495 え?えっと…子供を売ったり➡ 111 00:08:41,495 --> 00:08:45,891 金品を渡して 便宜を図って貰おうとしたり。 112 00:08:45,891 --> 00:08:49,495 別に悪いことではなかろう? え…? 113 00:08:49,495 --> 00:08:55,033 町長は身寄りのない子供の面倒を みる代わりに所有権を持つ。 114 00:08:55,033 --> 00:08:58,594 売るか否かは町長の自由だ。 115 00:08:58,594 --> 00:09:02,363 それはエーレンフェストの 神殿でも同じだ。 116 00:09:02,363 --> 00:09:05,033 は…! 117 00:09:05,033 --> 00:09:08,660 《そうだ。 それがこの世界の常識だった》 118 00:09:08,660 --> 00:09:11,363 それに君は賄賂と言うが➡ 119 00:09:11,363 --> 00:09:14,297 貴族に融通を利かせてもらうのだ。 120 00:09:14,297 --> 00:09:18,330 心証をよくしようとするのは 当たり前ではないか。➡ 121 00:09:18,330 --> 00:09:22,792 ベンノとて 私と初めて会う時は そうしていたと思うが? 122 00:09:22,792 --> 00:09:26,528 (ローゼマインの声) 《あの時は手土産ぐらいに 考えていたけど➡ 123 00:09:26,528 --> 00:09:29,297 そう言われると ベンノさんと町長と➡ 124 00:09:29,297 --> 00:09:31,726 何が違うのか説明できない。➡ 125 00:09:31,726 --> 00:09:33,825 あれ?》 126 00:09:33,825 --> 00:09:36,726 では 町長に罪はない? 127 00:09:36,726 --> 00:09:41,792 罪はある。貴族である 私の命令に従わなかったこと➡ 128 00:09:41,792 --> 00:09:44,759 我々の決定に異議を唱えたことだ。 129 00:09:46,759 --> 00:09:50,660 子供を売ることも賄賂も 悪いことではない。 130 00:09:50,660 --> 00:09:54,231 そうだ。 多少の不正をしても➡ 131 00:09:54,231 --> 00:09:58,330 子供を売った金で 町を潤すことができるのならば➡ 132 00:09:58,330 --> 00:10:02,627 ハッセの者は町長を支持する。 え…! 133 00:10:02,627 --> 00:10:05,792 ハッセの冬の館には 町民だけでなく➡ 134 00:10:05,792 --> 00:10:09,957 周辺の農村からも人が集まると ベンノは言っていた。 135 00:10:09,957 --> 00:10:12,561 それだけの人数の 面倒を見るために➡ 136 00:10:12,561 --> 00:10:14,594 貴族に子供を売った金で➡ 137 00:10:14,594 --> 00:10:17,792 冬の備えをする予定だったと 言われれば➡ 138 00:10:17,792 --> 00:10:22,726 子供を勝手にさらった こちらが 町民から憎まれる対象となる。 139 00:10:22,726 --> 00:10:24,231 は…! 140 00:10:24,231 --> 00:10:26,297 (ローゼマインの声) 《平民にとって冬の備えが➡ 141 00:10:26,297 --> 00:10:28,858 どれほど重要かは よく知っている》 142 00:10:28,858 --> 00:10:33,099 納税をしている多くの町民と 数人の子供。 143 00:10:33,099 --> 00:10:35,528 守られるべきは町民だ。 144 00:10:35,528 --> 00:10:40,594 つまり ハッセの人にとっては わたくし達が悪なのですか。 145 00:10:40,594 --> 00:10:42,594 今の時点ではな。 146 00:10:42,594 --> 00:10:44,594 《甘かった…!➡ 147 00:10:44,594 --> 00:10:49,561 私は労働力を あの子達は 安定した生活を手に入れられる。➡ 148 00:10:49,561 --> 00:10:52,561 だから小神殿は都合がよかった。➡ 149 00:10:52,561 --> 00:10:55,924 でも…》 150 00:10:55,924 --> 00:10:58,429 《都合よく 事が動くなどと考えるなって➡ 151 00:10:58,429 --> 00:11:00,924 こういうことだったんだ》 152 00:11:00,924 --> 00:11:03,957 領地の事業として 許可が出たことなので➡ 153 00:11:03,957 --> 00:11:08,033 それがハッセの人達にとって 困ることになるなんて➡ 154 00:11:08,033 --> 00:11:10,660 思いもしませんでした。 155 00:11:10,660 --> 00:11:13,000 領主の許可が出たのは➡ 156 00:11:13,000 --> 00:11:17,099 彼らからも税金が取れると 判断されたからだ。 157 00:11:17,099 --> 00:11:19,099 慈悲だけではない。 158 00:11:19,099 --> 00:11:23,594 あ…! 今の君は領民の税金で生きている。 159 00:11:23,594 --> 00:11:25,759 子供と納税者。 160 00:11:25,759 --> 00:11:30,429 どちらを大事にしなければ ならないか わからないか? 161 00:11:30,429 --> 00:11:33,396 わかり…ました。 162 00:11:33,396 --> 00:11:37,198 町長へ子供達の分の補償を 手配します。 163 00:11:37,198 --> 00:11:39,825 それで この件は解決ですよね。 164 00:11:39,825 --> 00:11:44,726 何を言っている? あの者は貴族である私に逆らった。 165 00:11:44,726 --> 00:11:47,396 処分は当然だ。 え! 166 00:11:47,396 --> 00:11:49,429 な…元々は わたくしが…! 167 00:11:49,429 --> 00:11:54,726 悪事に対する認識が ここまで違うとは思わなかった。 168 00:11:54,726 --> 00:11:59,495 ちょうど良い。あの小物は 君の良い教材となるだろう。 169 00:11:59,495 --> 00:12:03,033 町長に対する反対派を作り 育て➡ 170 00:12:03,033 --> 00:12:06,561 町長を孤立させなさい。 はい? 171 00:12:06,561 --> 00:12:10,957 町長を取り除いても ハッセの町が順調に動くような➡ 172 00:12:10,957 --> 00:12:13,693 後釜を 作っておけと言っているのだ。 173 00:12:13,693 --> 00:12:17,726 こちらに賛同する 従順な駒を育ててから➡ 174 00:12:17,726 --> 00:12:21,231 町長を排除すれば 全ては丸く収まる。 175 00:12:21,231 --> 00:12:24,000 やってみなさい。 176 00:12:24,000 --> 00:12:27,726 わたくしに 人を陥れろと? 177 00:12:27,726 --> 00:12:29,726 言ったであろう? 178 00:12:29,726 --> 00:12:32,825 自らに都合よく動かすしかないと。 179 00:12:32,825 --> 00:12:37,792 《それは…悪いことだと 教えられて育った》 180 00:12:40,363 --> 00:12:44,792 《イヤだ…怖い… そんなこと したくない》 181 00:12:44,792 --> 00:12:46,792 しっかりしなさい。 182 00:12:46,792 --> 00:12:50,528 君が動かねば 子供達は森に出られない。 183 00:12:50,528 --> 00:12:52,528 工房の仕事も止まる。 184 00:12:52,528 --> 00:12:57,297 そのくせ 神の恵みだけは 一人前に食べる邪魔者になる。 185 00:12:57,297 --> 00:12:59,759 勝手にさらってきて閉じ込めて➡ 186 00:12:59,759 --> 00:13:02,198 邪魔者として 疎まれるような環境に➡ 187 00:13:02,198 --> 00:13:05,561 彼らを置くのは 君の本意ではないだろう? 188 00:13:05,561 --> 00:13:10,363 でも…でも! 189 00:13:10,363 --> 00:13:14,231 他人を陥れる方法なんて… 存じません。 190 00:13:21,891 --> 00:13:26,000 初めてだからな。 やり方は教えよう。 191 00:13:29,033 --> 00:13:33,000 ♬〜 192 00:13:37,000 --> 00:13:41,000 ♬〜 193 00:13:43,363 --> 00:13:46,132 ((やってみなさい)) 194 00:13:46,132 --> 00:13:48,660 ((やり方は教えよう)) 195 00:13:48,660 --> 00:13:50,792 はっ! 196 00:13:53,693 --> 00:13:55,792 《冬の衣装の採寸のため➡ 197 00:13:55,792 --> 00:13:58,429 私は一旦 城に戻ることになった》 198 00:14:01,825 --> 00:14:05,198 どうした? 顔色がよくないぞ? 199 00:14:05,198 --> 00:14:09,330 ハッセの課題の事を考えていたら 眠れなかったのです。 200 00:14:09,330 --> 00:14:11,330 あの程度でか? 201 00:14:17,924 --> 00:14:20,594 弱すぎるな 君は。 202 00:14:25,528 --> 00:14:28,099 《神官長には あの程度でも➡ 203 00:14:28,099 --> 00:14:31,099 私には難題過ぎる》 204 00:14:31,099 --> 00:14:35,825 (リヒャルダ) 姫様 顔色が優れませんが 大丈夫ですか? 205 00:14:35,825 --> 00:14:39,330 ええ 大丈夫です。 206 00:14:39,330 --> 00:14:48,066 ♬〜 207 00:14:48,066 --> 00:14:50,825 (ヴィルフリート)ハッハッハッ…あ! 208 00:14:50,825 --> 00:14:52,924 ヴィルフリート兄様! 209 00:14:55,297 --> 00:14:57,957 ローゼマイン 帰っていたのか。 210 00:14:57,957 --> 00:15:01,099 坊ちゃま 側仕えは どうされました? 211 00:15:01,099 --> 00:15:05,033 あ!あ〜その…。 212 00:15:05,033 --> 00:15:08,198 そ それより お前達こそ どこへ行く気だ!? 213 00:15:08,198 --> 00:15:09,957 また 父上の所か? 214 00:15:09,957 --> 00:15:12,891 え…! 215 00:15:12,891 --> 00:15:15,660 やはり そうか…。 216 00:15:15,660 --> 00:15:18,594 なんでローゼマインばかり 父上と会えるのだ! 217 00:15:18,594 --> 00:15:21,264 ずるいぞ! 218 00:15:21,264 --> 00:15:24,759 (ランプレヒト)おやめください ヴィルフリート様! 219 00:15:24,759 --> 00:15:28,165 お前なんか嫌いだ!バカ! 220 00:15:28,165 --> 00:15:30,792 バカは ヴィルフリート兄様の方です! 221 00:15:30,792 --> 00:15:35,000 勉強から逃げて 周りに迷惑ばかりかけて! 222 00:15:35,000 --> 00:15:39,000 《私だって逃げたい。 でも 逃げたら…》 223 00:15:41,660 --> 00:15:44,660 ヴィルフリート兄様が しっかりしてくれれば➡ 224 00:15:44,660 --> 00:15:48,495 フェルディナンド様に無茶な課題を 出されなかったのですよ。 225 00:15:48,495 --> 00:15:51,495 な…生意気だぞ ローゼマイン! 226 00:15:54,792 --> 00:15:56,792 ハッ…。 227 00:15:59,330 --> 00:16:01,825 (ダームエル) 抑えて下さい ローゼマイン様! 228 00:16:01,825 --> 00:16:04,165 あ…。 229 00:16:07,495 --> 00:16:11,165 《それから イタリアンレストランが 開店するので➡ 230 00:16:11,165 --> 00:16:15,660 料理人のフーゴを返してほしいと 養父様に直談判した》 231 00:16:18,660 --> 00:16:20,825 《その数日後…》 232 00:16:26,495 --> 00:16:30,000 皆 怖かったでしょう? 大丈夫でしたか? 233 00:16:32,165 --> 00:16:35,825 (ノーラ) はな…お話ししてもいいですか? 234 00:16:35,825 --> 00:16:40,495 《言葉遣いが良くなってる。 それに顔色も》 235 00:16:40,495 --> 00:16:43,495 あの人達 何も出来なかったの。 236 00:16:43,495 --> 00:16:46,825 びっくりしたけど すごく安心したわ。 237 00:16:46,825 --> 00:16:49,330 (トール)俺も!姉ちゃんが➡ 238 00:16:49,330 --> 00:16:53,495 絶対に連れて行かれないんだって わかって 嬉しかった。 239 00:16:53,495 --> 00:16:55,660 ご飯も いつも食べられるし…。➡ 240 00:16:55,660 --> 00:16:59,165 全部 お前が考えたことだって みんなに聞いた。➡ 241 00:16:59,165 --> 00:17:01,825 俺より小さいのに すげぇんだな! 242 00:17:04,165 --> 00:17:06,495 (マルテ)ここに来られて良かった。 243 00:17:06,495 --> 00:17:10,165 (リック) マルテが また笑えるように なっただけで 俺は嬉しい。 244 00:17:10,165 --> 00:17:13,099 ありがとう ローゼマイン様。 245 00:17:13,099 --> 00:17:16,825 《やり方は間違っていたけど➡ 246 00:17:16,825 --> 00:17:20,330 ノーラ達を引き取ったことは 間違いないはずだ》 247 00:17:22,330 --> 00:17:25,165 《この子達と ハッセの町にとって➡ 248 00:17:25,165 --> 00:17:28,660 いい結果になる方法を探したい。➡ 249 00:17:28,660 --> 00:17:31,825 でも どうすればいいんだろう…》 250 00:17:34,330 --> 00:17:38,000 (ルッツ)何があった? ひどい顔してるぞ。 251 00:17:38,000 --> 00:17:42,000 ルッツ…神官長の課題が…。 252 00:17:42,000 --> 00:17:45,000 え…。 ううっ…。 253 00:17:49,165 --> 00:17:51,660 ずいぶん甘い対応だな。 254 00:17:51,660 --> 00:17:53,825 甘い!?どこがですか! 255 00:17:53,825 --> 00:17:56,033 私は もう何日も 眠れなくて…。 256 00:17:56,033 --> 00:17:59,330 お前のことじゃない。 ハッセに対してだ。 257 00:17:59,330 --> 00:18:03,165 小神殿を攻撃した時点で ハッセの住人全員が➡ 258 00:18:03,165 --> 00:18:06,165 焼き払われても おかしくないだろう? 259 00:18:06,165 --> 00:18:09,825 住人全員が焼き払われる? 260 00:18:09,825 --> 00:18:14,825 (ベンノ) 小神殿は 領主が養女の要請で 創った白の建物だ。➡ 261 00:18:14,825 --> 00:18:20,297 そこに攻撃をかけるのは 領主一族に攻撃をするのに等しい。 262 00:18:20,297 --> 00:18:22,297 ええ!?そうなんですか? 263 00:18:22,297 --> 00:18:25,165 まさか 気付いてなかったのか? 264 00:18:25,165 --> 00:18:27,495 はい…。 265 00:18:27,495 --> 00:18:31,330 攻撃をした者が どのように扱われるか➡ 266 00:18:31,330 --> 00:18:35,330 心当たりがあるだろう。 はっ…。 267 00:18:35,330 --> 00:18:39,000 《領主の養女である私を 攻撃したことで➡ 268 00:18:39,000 --> 00:18:41,495 ビンデバルト伯爵は投獄された。➡ 269 00:18:41,495 --> 00:18:47,594 貴族が処罰されて 平民が その対象にならないはずがない》 270 00:18:47,594 --> 00:18:52,165 では 私の課題がなかったら ハッセは…。 271 00:18:52,165 --> 00:18:54,660 とっくに町ごと消されてる。➡ 272 00:18:54,660 --> 00:18:57,660 襲撃の件が公になった時点で➡ 273 00:18:57,660 --> 00:18:59,660 ハッセは終わりだ。 あ…。 274 00:18:59,660 --> 00:19:04,495 反対派を作って煽るくらい 商人だって やっている。 275 00:19:04,495 --> 00:19:08,495 領主の娘なら いずれ学ばねばならないことだ。➡ 276 00:19:08,495 --> 00:19:12,495 神官長の言う通り 良い教材だと思うぞ。 277 00:19:16,495 --> 00:19:21,330 でも…人を陥れるようなこと やりたくないんです。 278 00:19:24,330 --> 00:19:28,165 だったら 考え方を変えればいいじゃん。 え…? 279 00:19:28,165 --> 00:19:30,495 町長を陥れるんじゃなくて➡ 280 00:19:30,495 --> 00:19:34,165 町長の罪で巻き込まれる ハッセの町の人達を救う➡ 281 00:19:34,165 --> 00:19:36,165 って考えたら どうだ? 282 00:19:36,165 --> 00:19:39,495 町の人達を…救う…? 283 00:19:39,495 --> 00:19:42,759 ああ 救うんだ! エーレンフェストの神殿長は➡ 284 00:19:42,759 --> 00:19:46,495 本物の祝福が使える 聖女なんだからさ。 285 00:19:46,495 --> 00:19:48,495 うん…。 286 00:19:48,495 --> 00:19:52,000 それなら出来るかも…。 287 00:19:57,825 --> 00:20:00,660 ずいぶんと 顔色が良くなったではないか。 288 00:20:00,660 --> 00:20:03,000 ルッツ達に相談できたので。 289 00:20:03,000 --> 00:20:06,660 それで ハッセの課題は どうなった? 290 00:20:06,660 --> 00:20:09,660 はい 噂を流します。 291 00:20:09,660 --> 00:20:12,330 ふむ…どんな噂だ? 292 00:20:13,825 --> 00:20:17,165 回想 (ベンノ) ハッセの小神殿が襲撃され➡ 293 00:20:17,165 --> 00:20:19,495 町全体が危険に晒されている。➡ 294 00:20:19,495 --> 00:20:22,495 襲撃したのは町長の身内なのに➡ 295 00:20:22,495 --> 00:20:25,825 関係ない町民が 巻き添えになるかもしれないと➡ 296 00:20:25,825 --> 00:20:29,825 慈悲深い神殿長が 憂いている…とな。 297 00:20:29,825 --> 00:20:32,660 (マルク) 併せて このような噂も流します。 298 00:20:32,660 --> 00:20:35,660 誰が責任を 取ることになるのでしょう。➡ 299 00:20:35,660 --> 00:20:37,660 巻き込まれたくなければ ハッセには➡ 300 00:20:37,660 --> 00:20:40,330 関わらない方がいい…と。➡ 301 00:20:40,330 --> 00:20:42,825 不安感と貴族への恐怖心は➡ 302 00:20:42,825 --> 00:20:45,330 やがて町長一派への反感となり➡ 303 00:20:45,330 --> 00:20:48,000 町長を孤立させることができます。 304 00:20:48,000 --> 00:20:50,957 フッ…。 305 00:20:50,957 --> 00:20:54,330 《マルクさんが 神官長と同類だったのは➡ 306 00:20:54,330 --> 00:20:56,462 ちょっと驚いたけど…》 307 00:20:56,462 --> 00:21:00,462 商人同士の噂が回る速さって 凄いんだぜ! 308 00:21:00,462 --> 00:21:02,957 うん。 309 00:21:02,957 --> 00:21:05,330 《こうなったら やるしかない!》 310 00:21:05,330 --> 00:21:08,000 ただ 噂を流すとなると➡ 311 00:21:08,000 --> 00:21:12,000 ハッセの事件が公になるが…。 312 00:21:12,000 --> 00:21:15,330 現在 313 00:21:15,330 --> 00:21:20,000 下町との繋がりが深い 君ならではの計画だな。 314 00:21:20,000 --> 00:21:22,825 おもしろい。 そのまま やってみなさい。 315 00:21:22,825 --> 00:21:24,330 はいっ! 316 00:21:24,330 --> 00:21:28,165 それにしても… まさか小神殿襲撃の意味に➡ 317 00:21:28,165 --> 00:21:31,660 気付いていなかったとは…。 うっ! 318 00:21:31,660 --> 00:21:36,000 《そこは 見逃してくれないんだ…》 319 00:21:36,000 --> 00:21:39,000 は…はははは…。 320 00:21:39,000 --> 00:23:10,000 ♬〜 321 00:23:12,000 --> 00:23:15,033 ♬〜 322 00:23:15,033 --> 00:23:19,495 なぜ君は 小神殿襲撃の意味が わかっていなかったのだ? 323 00:23:19,495 --> 00:23:21,495 常識が違うからです。 324 00:23:21,495 --> 00:23:24,825 わたくしの記憶を 覗いたことがある神官長なら➡ 325 00:23:24,825 --> 00:23:27,627 わかりますよね? 326 00:23:27,627 --> 00:23:31,000 ずいぶんと良い暮らしを していたように思うが➡ 327 00:23:31,000 --> 00:23:34,165 君は上級貴族の娘では なかったのか? 328 00:23:34,165 --> 00:23:38,660 あの世界に貴族はいません。 身分制度自体なかったので。 329 00:23:40,825 --> 00:23:44,660 根本から君の教育を 見直した方が良さそうだな。 330 00:23:44,660 --> 00:23:47,000 ひえぇ〜! 331 00:23:47,000 --> 00:23:51,000 ♬〜