1 00:00:01,000 --> 00:00:04,165 <ハッセの課題で解決策を見つけた ローゼマイン> 2 00:00:04,165 --> 00:00:07,957 <そんな ある日…> 3 00:00:07,957 --> 00:00:10,495 (ローゼマイン) あっさり許可が下りましたね。 4 00:00:10,495 --> 00:00:12,825 (リヒャルダ)実際 城の中は広くて➡ 5 00:00:12,825 --> 00:00:16,231 姫様は 倒れそうになっていましたからね。 6 00:00:16,231 --> 00:00:18,660 (ヴィルフリート) ローゼマイン…なのか? 7 00:00:18,660 --> 00:00:20,660 《あ この声…》 8 00:00:20,660 --> 00:00:24,165 何だ これは? 9 00:00:30,495 --> 00:00:32,495 わたくしの騎獣です。 10 00:00:32,495 --> 00:00:36,495 騎獣だと!? 私も まだ持っていないのに…。 11 00:00:36,495 --> 00:00:39,660 神殿長のお勤めに 必要なのです。 12 00:00:39,660 --> 00:00:43,330 城内での移動許可は 養父様から頂いてます。 13 00:00:43,330 --> 00:00:46,495 また父上…ずるいぞ! 14 00:00:46,495 --> 00:00:50,330 はぁ…ヴィルフリート兄様➡ 15 00:00:50,330 --> 00:00:53,165 ずるいずるいと そこまで仰るのでしたら➡ 16 00:00:53,165 --> 00:00:57,825 明日の4の鐘まで 1日わたくしと 生活を入れ替えてみませんか? 17 00:00:57,825 --> 00:01:00,495 う?どういう事だ? 18 00:01:00,495 --> 00:01:03,495 わたくしが 兄様の代わりにお勉強を➡ 19 00:01:03,495 --> 00:01:07,495 兄様が わたくしの代わりに 神殿長のお勤めをするのです。 20 00:01:09,000 --> 00:01:11,297 (オズヴァルト)あ…。 21 00:01:11,297 --> 00:01:13,495 おぉ ローゼマイン! 22 00:01:13,495 --> 00:01:15,660 それは いい考えだ! 23 00:01:22,000 --> 00:02:51,000 ♬〜 24 00:02:53,000 --> 00:02:57,000 ♬〜 25 00:02:57,000 --> 00:03:02,264 (ヴィルフリート) うわぁ…これが城の外か! 26 00:03:02,264 --> 00:03:07,165 《こうして城へ自由に出入りし 勉強もせず神殿で遊んで…➡ 27 00:03:07,165 --> 00:03:10,165 ローゼマインばかり ずるいではないか。➡ 28 00:03:10,165 --> 00:03:15,825 今日はローゼマインのように 1日 好き勝手に過ごすのだ!》 29 00:03:20,825 --> 00:03:22,825 ひと晩とは言え➡ 30 00:03:22,825 --> 00:03:26,660 殿方のお部屋で生活するのは いかがなものかと…。 31 00:03:26,660 --> 00:03:28,660 わたくし 領主の子が➡ 32 00:03:28,660 --> 00:03:31,825 どのような生活をしているのか 知りたいのです。 33 00:03:31,825 --> 00:03:34,660 それだけのために ヴィルフリート坊ちゃまを➡ 34 00:03:34,660 --> 00:03:40,660 神殿へやるなど 姫様の事ですから 何かお考えなのでしょう? 35 00:03:40,660 --> 00:03:43,660 《うへぇ バレてる…》 36 00:03:43,660 --> 00:03:47,000 大したことは考えていませんよ。 37 00:03:47,000 --> 00:03:51,495 (ヴィルフリート) このような菓子を食べるのは はじめてだ! 38 00:03:51,495 --> 00:03:53,825 やはりローゼマインは ずるいな。 39 00:03:53,825 --> 00:03:56,000 (ドアの開閉音) 40 00:03:58,000 --> 00:04:00,495 (フェルディナンド)ローゼマインから 聞いていると思うが➡ 41 00:04:00,495 --> 00:04:03,825 今日はヴィルフリートが 神殿長を務める。 42 00:04:03,825 --> 00:04:06,825 皆 きちんと仕えるように。 (側仕え・護衛達)はい! 43 00:04:08,825 --> 00:04:11,000 では ついて来なさい。 44 00:04:13,330 --> 00:04:17,165 (ヴィルマ) 次に 来月に繰り越す分ですが…。 ふぁ〜…。 45 00:04:19,165 --> 00:04:22,660 私には関係ない話だな。 46 00:04:22,660 --> 00:04:25,000 うっ!? 馬鹿者。 47 00:04:25,000 --> 00:04:27,660 皆から 各持ち場の報告を受けるのも➡ 48 00:04:27,660 --> 00:04:30,660 神殿長である ローゼマインの仕事➡ 49 00:04:30,660 --> 00:04:32,660 つまり 其方の仕事だ。 50 00:04:32,660 --> 00:04:35,660 うぐ…ランプレヒト! 51 00:04:41,165 --> 00:04:44,330 黙って 座って聞くように。 52 00:04:44,330 --> 00:04:47,000 (リコ) なんで じっとしてられないの? 53 00:04:47,000 --> 00:04:49,660 お話を聞くだけなのにねぇ。 54 00:04:52,000 --> 00:04:55,165 き 聞くから手を離せ! 55 00:04:55,165 --> 00:05:00,495 これ以上 意味のないことで 手を煩わせるな 愚か者。 56 00:05:00,495 --> 00:05:04,330 《くっそぉ フェルディナンドめ》 57 00:05:04,330 --> 00:05:07,495 (ヴィルマ)報告は以上でございます。 58 00:05:07,495 --> 00:05:11,495 《はぁ やっと終わった…》 59 00:05:11,495 --> 00:05:16,165 神官長とは もう少し お話がございますので 神殿長は➡ 60 00:05:16,165 --> 00:05:19,165 子供達とカルタで遊んで いらしたら いかがでしょう? 61 00:05:19,165 --> 00:05:21,165 カルタとは何だ? 62 00:05:21,165 --> 00:05:23,165 (ヴィルマ)ゲームの一種でございます。 63 00:05:23,165 --> 00:05:26,495 《あ…ゲームなら得意だ!》 64 00:05:29,660 --> 00:05:32,495 土の女神 ゲドゥルリーヒの…。 65 00:05:32,495 --> 00:05:34,495 (リコ)はいっ! 66 00:05:34,495 --> 00:05:36,495 火の神…。 はいっ!! 67 00:05:38,495 --> 00:05:40,825 風の…。 (リコ)はいっ! 68 00:05:40,825 --> 00:05:44,000 これは字が読めないと 出来ぬゲームだな。 69 00:05:44,000 --> 00:05:46,000 其方ら よく読めるな。 70 00:05:46,000 --> 00:05:49,825 ローゼマイン様が カルタと絵本を 作って下さったので➡ 71 00:05:49,825 --> 00:05:54,000 全員 読めますよ。 全員 読める…だと!? 72 00:05:54,000 --> 00:05:57,825 あそこにいるディルク以外は。 (ディルク)あう? 73 00:05:57,825 --> 00:06:01,660 (リコ)神殿長は 神殿長なのに 読めないのですか? 74 00:06:08,165 --> 00:06:11,000 無様な惨敗だな。 75 00:06:11,000 --> 00:06:14,000 親に言い含められた子供が 相手でなければ➡ 76 00:06:14,000 --> 00:06:16,495 其方は その程度。 クッ…! 77 00:06:16,495 --> 00:06:19,000 (ランプレヒト)フェルディナンド様! お言葉が…。 78 00:06:19,000 --> 00:06:24,000 事実だ。直視せよ。 次は工房で視察だ。 79 00:06:24,000 --> 00:06:27,825 (ヴィルフリート) 《うぐぐ…フェルディナンドめ》 80 00:06:31,825 --> 00:06:36,660 ここでは ローゼマイン主導で 印刷事業を行っている。 81 00:06:36,660 --> 00:06:39,660 (ルッツ)それで お願いします。 (ギル) ルッツに確認してもらいましょう。 82 00:06:39,660 --> 00:06:42,330 大人が たくさんいるのに➡ 83 00:06:42,330 --> 00:06:45,000 何故あの2人が 指示を出しているのだ? 84 00:06:45,000 --> 00:06:48,165 彼らは ローゼマインが育てている腹心だ。 85 00:06:48,165 --> 00:06:53,660 ローゼマインから直接 指示を受け 工房を動かし 報告する。 86 00:06:53,660 --> 00:06:55,660 (ヴィルフリート)《子供が…?》 87 00:06:55,660 --> 00:07:00,165 2人ともローゼマインの期待に 応えようと 成長が著しい。 88 00:07:00,165 --> 00:07:02,165 もしかしたら ローゼマインには➡ 89 00:07:02,165 --> 00:07:05,000 人を育てる才能が あるのかもしれぬな。 90 00:07:05,000 --> 00:07:09,825 《私には馬鹿にするような事しか 言わないのに…》 91 00:07:12,165 --> 00:07:14,165 ルッツ ギル。 92 00:07:16,660 --> 00:07:20,165 新しい絵本が完成したので お近づきの印に➡ 93 00:07:20,165 --> 00:07:22,660 ヴィルフリート様も お受け取りください。 94 00:07:22,660 --> 00:07:25,495 絵本はローゼマイン様が 作り始めたものです。 95 00:07:29,165 --> 00:07:31,825 《これもローゼマインが 作っただと?》 96 00:07:34,825 --> 00:07:37,825 ローゼマインの下で 働いているそうだが➡ 97 00:07:37,825 --> 00:07:40,000 其方らも字を読めるのか? 98 00:07:40,000 --> 00:07:43,825 もちろんです。読めなければ 仕事になりませんから。 99 00:07:43,825 --> 00:07:46,165 一生懸命に勉強しました。 100 00:07:48,165 --> 00:07:52,000 もしかして 献本は失礼だったでしょうか? 101 00:07:52,000 --> 00:07:54,825 お披露目を控えた 領主候補生であれば➡ 102 00:07:54,825 --> 00:08:00,000 当然 文字は読める。 献本が失礼になることはない。 103 00:08:00,000 --> 00:08:02,000 安心いたしました。 104 00:08:02,000 --> 00:08:06,825 《平民でも…読める…》 105 00:08:06,825 --> 00:08:11,330 (リヒャルダ) ヴィルフリート様は 基本文字も まだ書けないのですか!? 106 00:08:11,330 --> 00:08:14,330 《貴族なら とっくに 終わってるはずなのに…》 107 00:08:14,330 --> 00:08:15,825 はぁ…。 108 00:08:15,825 --> 00:08:19,462 計算が得意で そちらばかり ということですか? 109 00:08:19,462 --> 00:08:23,000 (モーリッツ)いえ…どちらも まだ。 110 00:08:25,000 --> 00:08:28,693 では フェシュピールに 重点を置いていらっしゃるの? 111 00:08:28,693 --> 00:08:32,495 《冬になると洗礼式を終えた 子供のお披露目があり➡ 112 00:08:32,495 --> 00:08:35,330 フェシュピールを弾くのが 習わしだ》 113 00:08:35,330 --> 00:08:38,231 いえ…音階もまだ。 114 00:08:38,231 --> 00:08:41,693 《音階もまだって 大丈夫?》 115 00:08:41,693 --> 00:08:43,693 オズヴァルト!モーリッツ! 116 00:08:43,693 --> 00:08:46,495 其方達は 一体 何をしているのです! 117 00:08:46,495 --> 00:08:49,000 全員そこに整列なさい! 118 00:08:49,000 --> 00:08:52,330 側近の仕事を 何だと思っているのです!? 119 00:08:52,330 --> 00:08:55,528 ヴィルフリート様を お育てする気があるのですか!? 120 00:08:55,528 --> 00:08:58,759 《そこからは リヒャルダ無双だった》 121 00:08:58,759 --> 00:09:01,165 実は 勉強となると➡ 122 00:09:01,165 --> 00:09:04,033 ヴィルフリート様に 逃げられてばかりで…。 123 00:09:04,033 --> 00:09:06,495 逃げ出したならば捕まえなさい! 124 00:09:06,495 --> 00:09:09,660 一体 何のために 領主の子の筆頭側仕えに➡ 125 00:09:09,660 --> 00:09:12,660 領主と血縁関係にある 上級貴族が➡ 126 00:09:12,660 --> 00:09:15,033 つけられていると 思っているのですか! 127 00:09:15,033 --> 00:09:18,495 <本来 領主の後継者は➡ 128 00:09:18,495 --> 00:09:21,000 魔力量と資質によって選ばれる> 129 00:09:21,000 --> 00:09:24,495 <そのため 側近達は自分達の主が➡ 130 00:09:24,495 --> 00:09:28,495 次期領主に選ばれるように 一丸となって教育する> 131 00:09:28,495 --> 00:09:30,000 <ところが➡ 132 00:09:30,000 --> 00:09:33,495 実の姉との後継者争いが 嫌だった養父様は➡ 133 00:09:33,495 --> 00:09:37,495 早々にヴィルフリート兄様を 後継者に決定した> 134 00:09:37,495 --> 00:09:42,165 <だから誰も 本気で兄様を叱らない> 135 00:09:42,165 --> 00:09:45,660 アウブに相談を 上げたこともありましたが➡ 136 00:09:45,660 --> 00:09:48,660 「私も昔はそうだった」と言われ…。 137 00:09:48,660 --> 00:09:51,528 何を勘違いしているのやら…。 138 00:09:51,528 --> 00:09:53,660 わたくしもカルステッド様も➡ 139 00:09:53,660 --> 00:09:56,000 本気で追いかけて 捕まえましたし➡ 140 00:09:56,000 --> 00:09:58,660 本人が嫌がっても やらせていましたよ。 141 00:09:58,660 --> 00:10:00,165 それに➡ 142 00:10:00,165 --> 00:10:02,396 フェルディナンド様が 城に入ってきてからは➡ 143 00:10:02,396 --> 00:10:08,033 逃げ出すのをやめ 自ら進んで 努力されるようになったのです。 144 00:10:08,033 --> 00:10:11,198 《兄としていいところ 見せたくなっちゃったんだね》 145 00:10:13,198 --> 00:10:15,198 《わかる》 146 00:10:15,198 --> 00:10:17,198 恐らくジルヴェスター様は➡ 147 00:10:17,198 --> 00:10:19,825 今の状況を 甘く見ているのでしょう。 148 00:10:19,825 --> 00:10:23,000 すぐに 面会の手続きをしてまいります。 149 00:10:25,495 --> 00:10:27,825 (ヴィルフリート)なんだ これは? 150 00:10:27,825 --> 00:10:31,000 (フラン)祝詞の暗唱も 神殿長の仕事です。 151 00:10:31,000 --> 00:10:33,165 (ランプレヒト)この量と内容は➡ 152 00:10:33,165 --> 00:10:35,825 ヴィルフリート様には まだ 早いと思うぞ。 153 00:10:35,825 --> 00:10:37,825 私は字が読めぬ。 154 00:10:37,825 --> 00:10:40,495 では ランプレヒト様に 読んでいただき➡ 155 00:10:40,495 --> 00:10:43,660 復唱して覚えてください。 156 00:10:43,660 --> 00:10:46,660 夕食は その後といたします。 157 00:10:46,660 --> 00:10:49,495 なっ!➡ 158 00:10:49,495 --> 00:10:52,000 嫌だ!こんなもの覚えないぞ! 159 00:10:54,000 --> 00:10:56,495 ヴィルフリート様! 160 00:10:56,495 --> 00:10:58,495 フン! 161 00:11:02,000 --> 00:11:06,165 フラン ヴィルフリートは 夕食が必要ないらしい。 162 00:11:06,165 --> 00:11:09,330 6の鐘が鳴っても 覚えられていない場合は➡ 163 00:11:09,330 --> 00:11:11,495 先に夕食を取りなさい。 164 00:11:11,495 --> 00:11:15,000 神の恵みを回す時間に 間に合わなくなる。 165 00:11:15,000 --> 00:11:17,000 (フラン)かしこまりました。 166 00:11:19,330 --> 00:11:22,165 《存在自体が不快ではないか…➡ 167 00:11:22,165 --> 00:11:24,660 おばあさまの言っていた通りだ。➡ 168 00:11:24,660 --> 00:11:27,165 どうせ こんなもの覚えなくても➡ 169 00:11:27,165 --> 00:11:30,660 時間になってフェルディナンドが いなくなれば➡ 170 00:11:30,660 --> 00:11:34,396 皆 私の言うことを聞く》 171 00:11:34,396 --> 00:11:37,627 (鐘の音) 172 00:11:37,627 --> 00:11:40,627 時間だ。あとは任せる。 173 00:11:40,627 --> 00:11:43,330 (フラン)かしこまりました。 174 00:11:50,066 --> 00:11:54,462 祈りと感謝を捧げて 聖なる御加護を賜らん。 175 00:11:54,462 --> 00:11:58,165 やめよ ランプレヒト。 夕食の時間だぞ。 176 00:11:58,165 --> 00:12:00,165 ああ。 177 00:12:00,165 --> 00:12:02,264 おいしそうな匂いだ。 178 00:12:04,660 --> 00:12:09,330 ランプレヒト様 別室に お食事のご用意ができました。 179 00:12:09,330 --> 00:12:12,462 ダームエル様と ご一緒して いただいてよろしいですか? 180 00:12:12,462 --> 00:12:16,957 あ…ああ。それは構わぬが。 181 00:12:16,957 --> 00:12:19,660 (フラン)ここの食事は 主が下げ渡し➡ 182 00:12:19,660 --> 00:12:23,330 側仕えや子供達へ 順々に回していくのです。➡ 183 00:12:23,330 --> 00:12:26,198 時間が遅くならぬよう ご理解くださいませ。 184 00:12:26,198 --> 00:12:28,462 私の食事が先であろう!? 185 00:12:28,462 --> 00:12:32,000 夕食は祝詞を覚えてからと お伝えしましたし➡ 186 00:12:32,000 --> 00:12:34,957 神官長からも そう命じられています。 187 00:12:34,957 --> 00:12:39,462 わ…私とフェルディナンド どちらが偉いと思っている!? 188 00:12:39,462 --> 00:12:42,660 神官長に決まっているでは ありませんか。 189 00:12:45,198 --> 00:12:48,000 私は領主の正当なる息子だぞ! 190 00:12:48,000 --> 00:12:51,033 私の方が偉いのだ! 191 00:12:51,033 --> 00:12:55,000 ♬〜 192 00:12:59,000 --> 00:13:05,495 ♬〜 193 00:13:05,495 --> 00:13:08,165 ジルヴェスター アレはだめだ。 194 00:13:08,165 --> 00:13:12,627 ヴィルフリートは 跡継ぎ候補から外せ。 195 00:13:12,627 --> 00:13:15,627 (ジルヴェスター)何を言い出すのだ フェルディナンド。 196 00:13:15,627 --> 00:13:20,099 このままでは冬のお披露目で 失敗するのは目に見えています。 197 00:13:20,099 --> 00:13:22,099 その方が可哀想ですよ。 198 00:13:22,099 --> 00:13:24,099 リヒャルダまで。 199 00:13:24,099 --> 00:13:27,825 お披露目が失敗すれば 廃嫡は免れぬ。 200 00:13:27,825 --> 00:13:30,693 無駄な時間をかける前に 城から出せ。 201 00:13:30,693 --> 00:13:35,198 ヴィルフリートは私の息子だ。 城から追い出せなどと。 202 00:13:35,198 --> 00:13:38,660 私は其方を 領主として認めている。 203 00:13:38,660 --> 00:13:42,000 だからこそ「いずれ 自分のようになる」という➡ 204 00:13:42,000 --> 00:13:44,495 其方の言葉を信用していた。 205 00:13:44,495 --> 00:13:47,198 だが それは 間違いだった。 206 00:13:47,198 --> 00:13:49,660 どういう意味だ? 207 00:13:49,660 --> 00:13:53,165 ヴィルフリートは 黙って話を聞くこともできず➡ 208 00:13:53,165 --> 00:13:55,660 課題をやろうともしない。 209 00:13:55,660 --> 00:14:01,000 それどころか 身分を振りかざして 逃れようとした。 210 00:14:01,000 --> 00:14:05,660 今までローゼマインと比べるから 見劣りするのかと思っていたが➡ 211 00:14:05,660 --> 00:14:09,165 そうではない。 アレは神殿の子供にも➡ 212 00:14:09,165 --> 00:14:12,495 工房で働く平民の子にも 劣っている。 213 00:14:12,495 --> 00:14:17,429 身分を責任逃れに使う愚か者を 領主とするわけには いかぬ。 214 00:14:17,429 --> 00:14:22,264 待て フェルディナンド。 じきに改善する。私が幼い頃も…。 215 00:14:22,264 --> 00:14:24,000 ジルヴェスター様! 216 00:14:24,000 --> 00:14:26,825 いい加減 現実を見てくださいませ。 217 00:14:29,330 --> 00:14:33,000 し しかし…。 218 00:14:33,000 --> 00:14:35,825 無能は生きている価値もない。 219 00:14:35,825 --> 00:14:40,000 役立たずの領主の子など 城に置いておくことは できない。 220 00:14:40,000 --> 00:14:42,330 放り出されたくなければ➡ 221 00:14:42,330 --> 00:14:45,825 それなりの成果が 必要に決まっている。 222 00:14:45,825 --> 00:14:47,825 いくらなんでも➡ 223 00:14:47,825 --> 00:14:52,000 洗礼式を終えたばかりの子供に 厳しすぎではないか? 224 00:14:52,000 --> 00:14:54,660 これは 私が洗礼式のために➡ 225 00:14:54,660 --> 00:14:57,495 城へ連れてこられた 7歳の頃から➡ 226 00:14:57,495 --> 00:15:00,660 其方の母親に言われてきたことだ。 227 00:15:05,000 --> 00:15:07,495 《そんなことが…》 228 00:15:07,495 --> 00:15:09,495 (フロレンツィア)ジルヴェスター様。 229 00:15:09,495 --> 00:15:11,495 フロレンツィア…。 230 00:15:11,495 --> 00:15:15,165 ヴィルフリートの養育を わたくしから取り上げて➡ 231 00:15:15,165 --> 00:15:18,759 お義母様に任せた結果が この有様ですか? 232 00:15:18,759 --> 00:15:21,660 いや…それは…。 233 00:15:24,000 --> 00:15:28,693 貴方はヴィルフリートに対して 取り返しのつかない事をしました。 234 00:15:28,693 --> 00:15:34,000 ヴィルフリートの教育は 全て わたくしに返していただきます。 235 00:15:36,330 --> 00:15:40,858 ローゼマインは神殿の子供達が ひと冬で読み書きできるように➡ 236 00:15:40,858 --> 00:15:42,858 教育したのでしょう? 237 00:15:42,858 --> 00:15:45,066 貴女ならば どうしますか? 238 00:15:45,066 --> 00:15:48,726 《それから ヴィルフリート兄様の 今後について➡ 239 00:15:48,726 --> 00:15:51,066 話し合いが行われた》 240 00:15:53,693 --> 00:15:59,198 フン いくら側仕えを入れ替え 環境を改善したところで無駄だ。 241 00:15:59,198 --> 00:16:03,495 神殿一の問題児と言われた ギルだって変われたのです。 242 00:16:03,495 --> 00:16:05,198 まだわかりません。 243 00:16:05,198 --> 00:16:08,726 私は努力をしない能無しは 大嫌いだ。 244 00:16:08,726 --> 00:16:13,462 心胆寒からしめ 恐怖の谷に 突き落としてやりたくなる。 245 00:16:13,462 --> 00:16:16,957 では 努力する気があれば 良いのですね? 246 00:16:16,957 --> 00:16:19,000 ん? 247 00:16:19,000 --> 00:16:22,198 わたくし 兄様に 祝詞を暗記するよう➡ 248 00:16:22,198 --> 00:16:25,759 課題を出しているのです。 できるわけがない。 249 00:16:25,759 --> 00:16:30,363 絶対 大丈夫です。わたくしの 読書時間を かけてもいいですよ。 250 00:16:30,363 --> 00:16:34,759 君が読書時間を?根拠はなんだ? 251 00:16:34,759 --> 00:16:38,264 わたくしの側仕えが 優秀だからです。 252 00:16:42,957 --> 00:16:46,396 回想 (フラン)私はローゼマイン様から 厳命されております。➡ 253 00:16:46,396 --> 00:16:49,462 必ず祝詞を覚えさせるように。 254 00:16:49,462 --> 00:16:52,396 領主の子だからと 甘やかさないようにと。 255 00:16:52,396 --> 00:16:56,264 私が食事をとるのは甘えなのか? 256 00:16:56,264 --> 00:16:59,297 与えられた課題から 逃れようとする行為は➡ 257 00:16:59,297 --> 00:17:02,132 甘えでございます。 258 00:17:02,132 --> 00:17:06,231 ここは神殿です。そして 今のヴィルフリート様は➡ 259 00:17:06,231 --> 00:17:09,231 ローゼマイン様の代わりの 神殿長です。 260 00:17:09,231 --> 00:17:11,891 ならば 私が一番偉いではないか! 261 00:17:11,891 --> 00:17:13,924 今の神殿長は➡ 262 00:17:13,924 --> 00:17:18,033 領主の養女として日々努力し 季節の祝詞を覚え➡ 263 00:17:18,033 --> 00:17:21,528 工房を運営し 貴族の教養を学び➡ 264 00:17:21,528 --> 00:17:24,231 神官長の仕事を手伝い➡ 265 00:17:24,231 --> 00:17:28,957 その神官長の庇護を受ける ローゼマイン様です。 266 00:17:28,957 --> 00:17:35,132 それが ヴィルフリート様が 交換された神殿長の生活です。 267 00:17:35,132 --> 00:17:37,132 現在 268 00:17:39,231 --> 00:17:41,231 はぁ…。 269 00:17:41,231 --> 00:17:45,594 (ブリギッテ) わたくしが読みましょうか? 270 00:17:45,594 --> 00:17:49,726 (ヴィルフリート) ここの側仕えは ローゼマインにも厳しいのか? 271 00:17:49,726 --> 00:17:53,264 はい。神事の度に祝詞以外にも➡ 272 00:17:53,264 --> 00:17:55,792 たくさんの木札が 積み上がっておりました。 273 00:18:00,033 --> 00:18:02,066 (ヴィルフリート)読んでくれ。 274 00:18:04,330 --> 00:18:06,792 もし課題を達成できれば➡ 275 00:18:06,792 --> 00:18:10,132 環境が悪いだけで やる気はあるということです。 276 00:18:10,132 --> 00:18:12,726 フェルディナンド様も 認識を改めて➡ 277 00:18:12,726 --> 00:18:15,198 教育計画に協力してください。 278 00:18:15,198 --> 00:18:17,594 私に何をさせる気だ? 279 00:18:17,594 --> 00:18:20,066 今のままでは継がせられない➡ 280 00:18:20,066 --> 00:18:24,099 崖っぷちだと 頭と心に 刻みつけてほしいのです。 281 00:18:24,099 --> 00:18:28,594 そういうの お得意でしょう? 282 00:18:28,594 --> 00:18:31,099 なぜ そこまでするのか? 283 00:18:31,099 --> 00:18:35,594 このまま放置するのは 気分が悪いのです。 284 00:18:35,594 --> 00:18:41,330 それに…これでやっと 母親の元で 育てられるのでしょう? 285 00:18:44,000 --> 00:18:46,825 そのほうが よいではありませんか。 286 00:18:49,330 --> 00:18:53,330 大変 努力されましたね 素晴らしいです。 287 00:18:57,330 --> 00:18:59,792 明日も頑張りましょう。 288 00:19:02,198 --> 00:19:05,099 座って書けと何度言えばわかる? 289 00:19:05,099 --> 00:19:08,462 あぁ うっ…何をする!? 290 00:19:08,462 --> 00:19:16,363 ♬〜 291 00:19:16,363 --> 00:19:18,363 うわっ! 292 00:19:21,495 --> 00:19:24,759 私は領主の正当な後継者だぞ! 293 00:19:30,396 --> 00:19:34,891 父親は其方を 後継にと考えているが…。 294 00:19:34,891 --> 00:19:38,132 (ヴィルフリート)父上も おばあさまも そう言っていた! 295 00:19:38,132 --> 00:19:42,264 其方は領主の子としての 気構えも 覚悟も➡ 296 00:19:42,264 --> 00:19:44,264 努力も全くない。 297 00:19:44,264 --> 00:19:49,000 領主の血を引いているだけの 愚かで我儘な子供だ! 298 00:19:50,660 --> 00:19:53,396 フェルディナンド様 そのくらいで…。 299 00:19:53,396 --> 00:19:56,198 愚かなのは其方ら側近もだ。 300 00:19:56,198 --> 00:19:58,330 うぅ…。 301 00:19:58,330 --> 00:20:00,330 ランプレヒト…。 302 00:20:00,330 --> 00:20:02,429 主のためを思うならば➡ 303 00:20:02,429 --> 00:20:05,429 椅子に縛り付けてでも学ばせろ。 304 00:20:05,429 --> 00:20:07,693 ヴェローニカは もういない。 305 00:20:10,066 --> 00:20:15,759 私は今の其方のような者を 主と仰ぐのは真っ平御免だ。 306 00:20:15,759 --> 00:20:18,561 このまま領主の地位に 就くと言うのならば➡ 307 00:20:18,561 --> 00:20:20,561 全力で叩き潰す。 308 00:20:20,561 --> 00:20:22,891 覚えておけ。 309 00:20:22,891 --> 00:20:26,132 はぁ…はぁ…。 310 00:20:26,132 --> 00:20:32,000 (鐘の音) <こうして私達の生活交換は 幕を閉じた> 311 00:20:32,000 --> 00:20:34,396 以上の観点から➡ 312 00:20:34,396 --> 00:20:36,396 生活環境の改善➡ 313 00:20:36,396 --> 00:20:39,627 もしくは ヴィルフリートの 廃嫡を望む。 314 00:20:39,627 --> 00:20:41,627 廃嫡…。 315 00:20:41,627 --> 00:20:46,132 その件に関しては 冬のお披露目を見て考えよう。 316 00:20:46,132 --> 00:20:49,957 それまでに基本文字を 書けるようになること➡ 317 00:20:49,957 --> 00:20:53,297 数字を書き 簡単な計算が できるようになること➡ 318 00:20:53,297 --> 00:20:56,594 フェシュピールを 1曲弾けるようになること。 319 00:20:56,594 --> 00:21:00,759 これらができれば現状維持とする。 320 00:21:00,759 --> 00:21:02,759 わかりました。 321 00:21:09,627 --> 00:21:11,396 読書だと? 322 00:21:11,396 --> 00:21:15,396 ええ。図書室で ひたすら本を読んでいました。➡ 323 00:21:15,396 --> 00:21:18,033 幸せな1日でした。 324 00:21:18,033 --> 00:21:20,330 ヴィルフリート兄様➡ 325 00:21:20,330 --> 00:21:23,660 あと3日ほど 生活を交換しませんか? 326 00:21:23,660 --> 00:21:26,792 あんな生活 ずるいではありませんか。 327 00:21:26,792 --> 00:21:31,297 うっ その…悪かった…。 328 00:21:31,297 --> 00:21:36,033 ローゼマインに ずるいとは もう言わぬ! 329 00:21:36,033 --> 00:21:42,033 《目的達成!満足満足 うふふん》 330 00:21:42,033 --> 00:23:13,000 ♬〜 331 00:23:15,000 --> 00:23:18,033 ♬〜 332 00:23:18,033 --> 00:23:21,660 (モニカ) ローゼマイン様は 一体何をお考えなのでしょう。 333 00:23:21,660 --> 00:23:23,825 何か思惑があるんだろう。 334 00:23:23,825 --> 00:23:26,825 ローゼマイン様の報復は すごいからな…。 335 00:23:26,825 --> 00:23:29,462 今後 逆らえなくなる事は 間違いない。 336 00:23:29,462 --> 00:23:32,264 そいつ 城で いつもローゼマイン様を➡ 337 00:23:32,264 --> 00:23:33,825 困らせてる奴なんだろう? 338 00:23:33,825 --> 00:23:37,462 (ニコラ) 大好きなローゼマイン様が つらい思いをされるのは嫌です! 339 00:23:37,462 --> 00:23:40,693 俺達で ローゼマイン様は いつも頑張ってて➡ 340 00:23:40,693 --> 00:23:43,297 すごいんだってところを 見せつけてやろうぜ! 341 00:23:43,297 --> 00:23:47,000 (ニコラ・ルッツ・モニカ)うん! (一同)えいえいお〜! 342 00:23:47,000 --> 00:23:51,000 ♬〜