1 00:00:01,000 --> 00:00:03,528 <リュエルの実を採集する ローゼマイン。➡ 2 00:00:03,528 --> 00:00:07,264 そこで魔獣ゴルツェに襲われる> 3 00:00:09,726 --> 00:00:11,726 (ローゼマイン)はぁ…。 4 00:00:11,726 --> 00:00:14,528 (エックハルト) ローゼマイン 顔色が悪い。 5 00:00:14,528 --> 00:00:16,528 魔力がないのではないか? 6 00:00:16,528 --> 00:00:18,759 魔力は大丈夫です。 7 00:00:18,759 --> 00:00:23,495 わたくしは今 ゴルツェより 強大な敵と戦っているのです。 8 00:00:23,495 --> 00:00:26,495 ゴルツェより!?なんだそれは!? 9 00:00:26,495 --> 00:00:31,000 睡魔です…ふわぁ…。 10 00:00:37,000 --> 00:02:06,000 ♬〜 11 00:02:08,000 --> 00:02:12,033 ♬〜 12 00:02:12,033 --> 00:02:14,033 (ゴルツェ)グオオ…。 13 00:02:14,033 --> 00:02:17,033 グオオオ! 14 00:02:17,033 --> 00:02:20,594 (エックハルト)寝るな ローゼマイン! 15 00:02:20,594 --> 00:02:22,594 あぁ…。 16 00:02:25,033 --> 00:02:27,759 (ユストクス)フェルディナンド様! 17 00:02:27,759 --> 00:02:29,759 (フェルディナンド)待たせた! 18 00:02:31,759 --> 00:02:36,528 よく閉じ込められたな。 よくやった。 19 00:02:36,528 --> 00:02:39,891 さっさとゴルツェを片付けるぞ エックハルト。 20 00:02:39,891 --> 00:02:41,891 はっ! 21 00:02:44,297 --> 00:02:46,297 ツヴァイヘンダー。 22 00:02:48,627 --> 00:02:52,825 《今までに見たことがないほどの 魔力を流し込んでる…。➡ 23 00:02:52,825 --> 00:02:55,330 そんなに強いの…?》 24 00:02:57,528 --> 00:02:59,528 グオオオ!! 25 00:02:59,528 --> 00:03:06,957 ♬〜 26 00:03:06,957 --> 00:03:10,825 全力で行くぞ!構えろ! 27 00:03:10,825 --> 00:03:12,825 ローゼマイン 消せ! 28 00:03:12,825 --> 00:03:14,825 はいっ! 29 00:03:18,825 --> 00:03:21,759 ふん!! 30 00:03:21,759 --> 00:03:24,330 グオオオ!! 31 00:03:24,330 --> 00:03:26,330 (エックハルト)はああっ! 32 00:03:29,330 --> 00:03:31,330 ああっ! 33 00:03:39,429 --> 00:03:42,726 あっ!魔石! 34 00:03:46,627 --> 00:03:50,396 駄目だな。 ローゼマインの魔力だけでなく➡ 35 00:03:50,396 --> 00:03:53,858 雑多な魔獣の魔力も 大量にこもっている。 36 00:03:53,858 --> 00:03:56,759 ユレーヴェの素材としては使えぬ。 37 00:03:56,759 --> 00:03:58,759 失敗だ。 38 00:03:58,759 --> 00:04:04,429 そんな…せっかく 皆に協力してもらったのに…。 39 00:04:07,759 --> 00:04:09,792 仕方がない。 40 00:04:09,792 --> 00:04:13,528 今年はシュツェーリアの夜に 関する情報が少なすぎた。 41 00:04:13,528 --> 00:04:18,264 来年は万端の準備を 整えればよかろう。 42 00:04:18,264 --> 00:04:20,264 泣くな。 43 00:04:20,264 --> 00:04:25,627 な 泣いてません。眠たくて あくびしただけですから。 44 00:04:25,627 --> 00:04:28,264 <神殿に戻ると➡ 45 00:04:28,264 --> 00:04:33,363 ハッセの子供達も一緒になって 冬支度が始まっていた> 46 00:04:33,363 --> 00:04:40,297 ♬〜 47 00:04:40,297 --> 00:04:42,759 ギル 腕を上げましたね。 48 00:04:42,759 --> 00:04:45,165 このお茶 とても美味しいです。 49 00:04:45,165 --> 00:04:47,396 (ギル)恐れ入ります。 50 00:04:47,396 --> 00:04:50,429 他に変わったことは なかったかしら? 51 00:04:50,429 --> 00:04:53,165 工房にインゴという職人が来て➡ 52 00:04:53,165 --> 00:04:55,726 印刷機を改良する話を していました。 53 00:04:55,726 --> 00:04:59,726 そう インゴが…楽しみだわ。 54 00:05:02,033 --> 00:05:06,132 <そして ギーベの土地に赴いた 青色神官が➡ 55 00:05:06,132 --> 00:05:09,231 小聖杯を回収して戻ってきた> 56 00:05:09,231 --> 00:05:14,726 <回収した小聖杯には 奉納式で魔力を満たす。➡ 57 00:05:14,726 --> 00:05:17,396 魔力で満たされた小聖杯は➡ 58 00:05:17,396 --> 00:05:20,462 祈念式で再び各領地に返される。➡ 59 00:05:20,462 --> 00:05:25,594 その魔力が土地の収穫量を 左右するのだ> 60 00:05:25,594 --> 00:05:28,429 <神殿長である私には➡ 61 00:05:28,429 --> 00:05:31,660 この小聖杯の管理も 任されている> 62 00:05:31,660 --> 00:05:40,099 ♬〜 63 00:05:40,099 --> 00:05:43,594 ふぅ これで全部だね。 64 00:05:43,594 --> 00:05:48,396 《やっと一段落したし 今日あたり…➡ 65 00:05:48,396 --> 00:05:50,759 ギブミー読書時間♥》 66 00:05:52,759 --> 00:05:56,033 ん?これは何の鍵だったかしら? 67 00:05:58,033 --> 00:06:01,396 (フラン)図書室の貴重本の 書棚の鍵でございます。 68 00:06:01,396 --> 00:06:02,891 貴重本!? 69 00:06:02,891 --> 00:06:06,000 そのような本があるなんて 初めて知りました! 70 00:06:06,000 --> 00:06:08,858 今すぐ行きましょう フラン! 71 00:06:12,891 --> 00:06:16,396 《貴重本って 一体どんな本なんだろう…》 72 00:06:20,396 --> 00:06:22,396 あ〜! 73 00:06:22,396 --> 00:06:26,396 フラン 閲覧机に 運んでちょうだい! 74 00:06:26,396 --> 00:06:31,099 (フラン) ローゼマイン様 これは本ではないようです。 75 00:06:31,099 --> 00:06:34,759 箱…のようですね。 76 00:06:38,132 --> 00:06:42,165 これは…羊皮紙の手紙ですね。 77 00:06:42,165 --> 00:06:44,561 前神殿長宛ですが➡ 78 00:06:44,561 --> 00:06:46,891 わたくしが読んでも よいものかしら? 79 00:06:46,891 --> 00:06:50,495 (フラン)今はローゼマイン様が 神殿長ですから。 80 00:06:50,495 --> 00:06:54,363 神官長には内容を 報告しなければなりませんが。 81 00:06:54,363 --> 00:06:57,957 わかりました。では 閲覧します。 82 00:06:57,957 --> 00:07:01,627 《「わたくしの 信頼するあなたへ」?》 83 00:07:07,066 --> 00:07:10,957 《全部同じ書き出し…。➡ 84 00:07:10,957 --> 00:07:13,858 もしやこれ ラブレター!?》 85 00:07:13,858 --> 00:07:17,528 <前神殿長宛に送られた その手紙には➡ 86 00:07:17,528 --> 00:07:20,066 後継者として 育てられてきたのに➡ 87 00:07:20,066 --> 00:07:24,198 生まれてきた弟に あっさりと 跡継ぎの座を奪われた挙句➡ 88 00:07:24,198 --> 00:07:27,099 弟との諍いを危惧した 親によって➡ 89 00:07:27,099 --> 00:07:31,594 他領へと嫁がされた 恨みつらみが綴られていた> 90 00:07:31,594 --> 00:07:33,594 はぁ…。 91 00:07:33,594 --> 00:07:36,594 《「頼れるのは あなただけ」か。➡ 92 00:07:36,594 --> 00:07:40,462 前神殿長を頼るのは どうかと思うけど➡ 93 00:07:40,462 --> 00:07:43,693 密かに想い合う相手が いたんだね》 94 00:07:47,099 --> 00:07:49,924 ん?何これ…。 95 00:07:52,792 --> 00:07:55,165 賄賂のやり取り? 96 00:07:59,330 --> 00:08:01,891 ゲルラッハ子爵は やっぱり➡ 97 00:08:01,891 --> 00:08:05,198 前神殿長と繋がりが深かったんだ。 98 00:08:05,198 --> 00:08:09,429 フラン。これは神官長に見せた方が よさそうです。 99 00:08:09,429 --> 00:08:11,825 かしこまりました。 100 00:08:11,825 --> 00:08:15,561 《純愛のお手紙は 見せなくていいよね》 101 00:08:17,594 --> 00:08:22,330 中に 悪巧みと その証拠になる お手紙がたくさん入っていました。 102 00:08:22,330 --> 00:08:24,330 ふっ。 103 00:08:24,330 --> 00:08:26,330 《出たよ 悪巧みの顔》 104 00:08:26,330 --> 00:08:28,759 ほぉ これは大量だな。 105 00:08:28,759 --> 00:08:32,462 陰謀の足しになりますか? ああ 助かる。 106 00:08:32,462 --> 00:08:35,792 ところで 手紙の中に ヴェローニカという名前が➡ 107 00:08:35,792 --> 00:08:39,198 頻繁に出てきますけれど どなたですか? 108 00:08:39,198 --> 00:08:41,759 前神殿長の姉で➡ 109 00:08:41,759 --> 00:08:44,825 ジルヴェスターの母親だ。 え…。 110 00:08:44,825 --> 00:08:48,231 公文書偽造と犯罪幇助の 罪に問われ➡ 111 00:08:48,231 --> 00:08:50,462 今は白の塔にいる。 112 00:08:50,462 --> 00:08:52,660 回想 113 00:08:52,660 --> 00:08:58,165 (ベーゼヴァンス) ジルヴェスター 其方 実の母を犯罪者にするつもりか!? 114 00:08:58,165 --> 00:09:00,165 (ジルヴェスター)其方のせいだ。 115 00:09:00,165 --> 00:09:03,759 弟可愛さに母上が 其方を庇い続けたから➡ 116 00:09:03,759 --> 00:09:05,957 このようなことになった。➡ 117 00:09:05,957 --> 00:09:08,693 思いつく限りの罪を挙げ連ね➡ 118 00:09:08,693 --> 00:09:12,891 其方は処刑し 母上は白の塔に幽閉する。 119 00:09:12,891 --> 00:09:16,660 私の統治に其方は必要ない! 120 00:09:16,660 --> 00:09:19,165 現在 そんな事が…。 121 00:09:19,165 --> 00:09:24,165 取り調べの中でわかったことだ。 君が気に病むことではない。 122 00:09:24,165 --> 00:09:27,495 家族と離れることになったのは➡ 123 00:09:27,495 --> 00:09:30,000 わたくしだけでは なかったのですね。 124 00:09:30,000 --> 00:09:33,165 ジルヴェスターは 後味が悪いと言っていたが➡ 125 00:09:33,165 --> 00:09:35,264 あれが最善の結果だ。 126 00:09:35,264 --> 00:09:38,528 神官長は平気なのですか? 127 00:09:38,528 --> 00:09:42,264 私は彼女に思い入れなど 全くないからな。 128 00:09:42,264 --> 00:09:44,099 でも 育ての…。 129 00:09:44,099 --> 00:09:49,198 彼女はジルヴェスターの 母親であり 父上の妻。それだけだ。 130 00:09:49,198 --> 00:09:52,132 ((無能は生きている価値もない。➡ 131 00:09:52,132 --> 00:09:56,132 これは 私が洗礼式のために 城へ連れてこられた➡ 132 00:09:56,132 --> 00:10:00,726 7歳の頃から 其方の母親に 言われ続けてきた言葉だ)) 133 00:10:02,759 --> 00:10:04,264 ローゼマイン➡ 134 00:10:04,264 --> 00:10:07,000 読書にうつつを抜かす暇が あるのならば➡ 135 00:10:07,000 --> 00:10:09,759 ジルヴェスターとの 面会予約を取りなさい。 136 00:10:09,759 --> 00:10:12,924 小聖杯を 全て回収したのならば➡ 137 00:10:12,924 --> 00:10:15,693 領主に報告する義務がある。 138 00:10:15,693 --> 00:10:17,693 はい。 139 00:10:19,825 --> 00:10:21,825 以上となります。 140 00:10:21,825 --> 00:10:24,528 ご苦労だった ローゼマイン。 141 00:10:24,528 --> 00:10:27,594 《養父様の笑顔の裏には➡ 142 00:10:27,594 --> 00:10:30,759 領主としての つらい決断があったんだ》 143 00:10:30,759 --> 00:10:33,660 ん?どうした ローゼマイン。 144 00:10:33,660 --> 00:10:36,528 いえ…なんでもありません。 145 00:10:36,528 --> 00:10:40,891 そうか。では悪いが 去年と同じように➡ 146 00:10:40,891 --> 00:10:44,330 あれも追加で頼みたい。 147 00:10:44,330 --> 00:10:46,396 無理です。 148 00:10:46,396 --> 00:10:49,396 もう引き受けてしまったのだが…。 149 00:10:49,396 --> 00:10:52,066 今の青色神官の少なさと➡ 150 00:10:52,066 --> 00:10:55,264 わたくしの体力のなさを 甘く見ないでください。 151 00:10:55,264 --> 00:10:58,825 君の分も 薬は 十分に準備しているぞ。 152 00:10:58,825 --> 00:11:03,495 そのような薬漬けの生活 体にいいわけがないでしょう。 153 00:11:03,495 --> 00:11:06,231 わたくしは絶対にイヤです! 154 00:11:06,231 --> 00:11:10,924 神官長こそ 薬漬けの生活を 見直してはいかがでしょうか? 155 00:11:10,924 --> 00:11:15,528 青色神官を教育して 仕事を分けた方がよいですよ。 156 00:11:15,528 --> 00:11:19,099 ふむ。後進の教育か…。 157 00:11:19,099 --> 00:11:23,099 《なんで こっちを見るかな…》 158 00:11:23,099 --> 00:11:26,594 小聖杯 なんとかならぬか? 159 00:11:26,594 --> 00:11:29,858 自分の後始末は ご自分でしてください。 160 00:11:29,858 --> 00:11:32,561 アウブとして ヴィルフリート兄様に➡ 161 00:11:32,561 --> 00:11:35,099 お手本にならなければ なりませんものね? 162 00:11:35,099 --> 00:11:36,726 あっ…。 163 00:11:36,726 --> 00:11:41,462 それで…ヴィルフリート兄様は あれからどうされていますか? 164 00:11:41,462 --> 00:11:45,594 課題を順調にこなしているようだ。 165 00:11:45,594 --> 00:11:48,099 (ヴィルフリート) 今度こそローゼマインに勝つのだ。 166 00:11:48,099 --> 00:11:51,165 《お披露目まで この調子で頑張って!➡ 167 00:11:51,165 --> 00:11:53,165 ヴィルフリート兄様》 168 00:11:53,165 --> 00:11:55,165 (ギル)ローゼマイン様。➡ 169 00:11:55,165 --> 00:11:57,891 ルッツから手紙を預かりました。 170 00:11:57,891 --> 00:12:01,165 手紙? 171 00:12:01,165 --> 00:12:05,033 (手紙:ルッツの声) 「インゴが お前に直接会って 話がしたいって言ってるけど➡ 172 00:12:05,033 --> 00:12:06,528 どうする?」。 173 00:12:06,528 --> 00:12:09,495 《マイン時代の知り合いか…➡ 174 00:12:09,495 --> 00:12:13,033 う〜ん 困ったな》 175 00:12:13,033 --> 00:12:17,000 ♬〜 176 00:12:21,000 --> 00:12:25,066 ♬〜 177 00:12:31,693 --> 00:12:33,693 (ルッツ)よっと。 178 00:12:35,429 --> 00:12:37,429 (インゴ)はぁ…。 179 00:12:37,429 --> 00:12:39,429 <結局 隠し部屋で➡ 180 00:12:39,429 --> 00:12:41,462 インゴと会うことになった> 181 00:12:43,462 --> 00:12:48,099 (ベンノ) インゴ ここでは喋ってもいい。 182 00:12:48,099 --> 00:12:53,000 はぁ…。嬢ちゃん いや 神殿長か。 183 00:12:53,000 --> 00:12:57,594 1つ聞きたい。 俺はまだ…専属なのか? 184 00:12:57,594 --> 00:13:01,594 え?わたくしは そう思っていますけれど? 185 00:13:01,594 --> 00:13:04,792 だったら なんで ハッセの神殿を建てる時➡ 186 00:13:04,792 --> 00:13:08,594 俺じゃなくて木工協会に 注文したんだ? 187 00:13:08,594 --> 00:13:12,825 あ…あの時は 期限の問題があったので…。 188 00:13:12,825 --> 00:13:16,462 (ベンノ) その事で インゴの立場が 微妙になってるんだ。 189 00:13:16,462 --> 00:13:20,759 依頼を受けた事はあるが お前を満足させられなかった。 190 00:13:20,759 --> 00:13:24,396 専属じゃあないってな。 え そうなのですか!? 191 00:13:24,396 --> 00:13:28,396 インゴは わたくしの 期待に足る仕事をしています。 192 00:13:28,396 --> 00:13:31,891 わたくしは 高く評価しておりますよ。 193 00:13:31,891 --> 00:13:36,033 そうか…。 194 00:13:36,033 --> 00:13:39,330 《それほど 思い詰めていたなんて…》 195 00:13:39,330 --> 00:13:44,759 大変な思いをさせてしまって 本当にごめんなさい インゴ。 196 00:13:44,759 --> 00:13:48,693 話は それだけじゃないだろ? インゴ。 197 00:13:53,066 --> 00:13:55,660 じゃあ 印刷機の改良について➡ 198 00:13:55,660 --> 00:13:59,165 神殿長が知ってることを 全部 教えてもらいたい。 199 00:13:59,165 --> 00:14:02,627 え…その話は もうしたのですよね? 200 00:14:02,627 --> 00:14:06,033 ギルから そう報告を 受けていますけれど…。 201 00:14:06,033 --> 00:14:09,660 (インゴ) あいつらじゃ話にならね〜。 202 00:14:09,660 --> 00:14:13,891 俺は少しでも いい物を作りたいんだ! 203 00:14:13,891 --> 00:14:16,429 わかりました。 204 00:14:16,429 --> 00:14:20,165 《現存する最古の印刷工房➡ 205 00:14:20,165 --> 00:14:23,363 プランタン・モレトゥス博物館の 印刷機。➡ 206 00:14:23,363 --> 00:14:26,462 出来れば あのレベルまで改良したい》 207 00:14:26,462 --> 00:14:28,462 ふんっ。 208 00:14:28,462 --> 00:14:48,627 ♬〜 209 00:14:48,627 --> 00:14:52,825 まず 台を押したり 引いたりすることで➡ 210 00:14:52,825 --> 00:14:54,924 圧縮盤の下へ 紙や版を➡ 211 00:14:54,924 --> 00:14:57,330 出し入れできるように したいのです。 212 00:14:58,891 --> 00:15:01,891 それと 圧縮機に把手をつけて➡ 213 00:15:01,891 --> 00:15:04,594 捻ると圧縮盤が下がって➡ 214 00:15:04,594 --> 00:15:07,462 その圧力で印字できるように したいのです。 215 00:15:09,495 --> 00:15:14,495 え〜と…てこの原理を利用すれば できるはずなのですが。 216 00:15:14,495 --> 00:15:17,759 テコノゲンリ?何だ それは…。 217 00:15:17,759 --> 00:15:20,231 《だよね…》 218 00:15:22,825 --> 00:15:26,627 台の出し入れくらいは 何とかなるかもしれんが➡ 219 00:15:26,627 --> 00:15:29,165 木材が重いからな。 220 00:15:29,165 --> 00:15:32,000 滑らせるなら 金属が必要になるだろう? 221 00:15:32,000 --> 00:15:38,198 金属を使うなら わたくしの専属の 鍛冶職人に声をかけましょうか? 222 00:15:38,198 --> 00:15:41,528 鍛冶職人をだと?あり得ない! 223 00:15:41,528 --> 00:15:43,693 本当にいいのか?インゴ。 224 00:15:43,693 --> 00:15:47,363 もしかして 異業種間での意見交換は➡ 225 00:15:47,363 --> 00:15:49,924 普通のことではないのですか? 226 00:15:49,924 --> 00:15:54,693 (インゴ) 俺は構わねぇ。専門に扱ってる奴に 聞くのが一番だからな。 227 00:15:54,693 --> 00:15:58,891 それに 他のグーテンベルクの 仲間に会ってみたいしな。 228 00:16:00,396 --> 00:16:04,198 というわけで 2人を呼びました。 協力してください。 229 00:16:04,198 --> 00:16:06,957 (ヨハン)わかりました。 (ザック)いやです。 230 00:16:06,957 --> 00:16:10,198 よその仕事を手伝っても 評価されません。 231 00:16:10,198 --> 00:16:13,693 金属の部分を 鍛冶工房に発注すれば➡ 232 00:16:13,693 --> 00:16:15,957 ヨハンとザックの評価につながる。 233 00:16:15,957 --> 00:16:20,858 細かい仕事は 圧倒的にヨハンの方が上手い。 234 00:16:20,858 --> 00:16:23,033 俺の評価には つながりません。 235 00:16:23,033 --> 00:16:26,165 発想と設計は 圧倒的にザックの方が➡ 236 00:16:26,165 --> 00:16:29,033 優秀ではありませんか。 え…。 237 00:16:29,033 --> 00:16:33,396 わたくしは ザックの発想力にこそ 期待しているのです。 238 00:16:33,396 --> 00:16:37,528 わたくしが設計図を購入すれば 評価を取れますよね? 239 00:16:37,528 --> 00:16:42,396 設計図を買うだって? 設計図は品物じゃないぞ? 240 00:16:42,396 --> 00:16:46,297 ザックの設計図には 十分な価値があります。 241 00:16:46,297 --> 00:16:48,132 商品と同じです。 242 00:16:48,132 --> 00:16:53,891 ああ…ローゼマイン様は 時々 ビックリするようなことを言うな。 243 00:16:53,891 --> 00:16:57,627 時々じゃない。 いつもだ。 244 00:16:57,627 --> 00:17:01,264 設計図を売るなんて 考えたこともなかったけど➡ 245 00:17:01,264 --> 00:17:02,924 評価につながるなら➡ 246 00:17:02,924 --> 00:17:06,132 ローゼマイン様の 期待に応えるよう頑張ります! 247 00:17:06,132 --> 00:17:08,627 期待していますよ ザック。 248 00:17:08,627 --> 00:17:10,627 はい! 249 00:17:13,627 --> 00:17:16,132 (インゴ) テコノゲンリというらしい。 250 00:17:16,132 --> 00:17:18,528 どこに どのように使うんです? 251 00:17:18,528 --> 00:17:20,033 存じません。 252 00:17:20,033 --> 00:17:21,726 あ あ…はい? 253 00:17:21,726 --> 00:17:24,264 何言ってんだ すげぇよ。 254 00:17:24,264 --> 00:17:27,198 小さな力で 大きなものが動かせるんだぞ。 255 00:17:27,198 --> 00:17:29,099 もう理解したのか!? 256 00:17:29,099 --> 00:17:33,297 これが使えれば 楽に印刷できるようになる。 257 00:17:35,693 --> 00:17:41,099 設計図はザックに任せましょう。 2人には別の依頼があります。 258 00:17:41,099 --> 00:17:42,594 (2人)ん? 259 00:17:44,099 --> 00:17:49,627 《活版印刷に必要な道具を 作ってもらうんだもん》 260 00:17:49,627 --> 00:17:52,330 《うふふん》 261 00:17:52,330 --> 00:17:58,660 ♬〜 262 00:18:03,330 --> 00:18:05,825 本当に お買い上げ いただけるんですよね? 263 00:18:05,825 --> 00:18:09,297 ええ。 わたくしに二言はありません。 264 00:18:15,528 --> 00:18:18,198 (ニコラ)あ ローゼマイン様。 265 00:18:18,198 --> 00:18:21,198 ニコラ もう夕食の準備ですか? 266 00:18:21,198 --> 00:18:25,462 (ニコラ) いいえ。エラにジャムの作り方を 教えてもらうのです。 267 00:18:25,462 --> 00:18:27,462 あぁ 冬支度の。 268 00:18:27,462 --> 00:18:30,726 はい。 美味しいジャムを作ってきます。 269 00:18:30,726 --> 00:18:33,231 楽しみに待っていてください。 270 00:18:34,726 --> 00:18:37,891 ニコラは本当に料理が好きなのね。 271 00:18:37,891 --> 00:18:40,462 私はこれから工房に向かいます。 272 00:18:40,462 --> 00:18:43,759 今日は ギルが不在で 代わりに私が➡ 273 00:18:43,759 --> 00:18:47,198 今年最後の紙作りに 立ち会う事になりましたので。 274 00:18:47,198 --> 00:18:50,957 え…それでは フランの負担が増えますよね? 275 00:18:50,957 --> 00:18:52,693 仕方ありません。 276 00:18:52,693 --> 00:18:57,198 《側仕えを増やした方が いいかもしれない…》 277 00:18:57,198 --> 00:19:02,198 《工房の管理は誰がいいかは ルッツとギルに任せるとして➡ 278 00:19:02,198 --> 00:19:05,858 ニコラは料理人の助手の方が 合ってるね》 279 00:19:08,693 --> 00:19:12,231 というわけで 側仕えを1人召し上げ➡ 280 00:19:12,231 --> 00:19:14,594 ニコラを料理人助手にしました。 281 00:19:14,594 --> 00:19:18,330 それは側仕えの待遇のままでと いうことか? 282 00:19:18,330 --> 00:19:21,660 はい。珍しいことではありますが➡ 283 00:19:21,660 --> 00:19:26,099 本人の適性や意見を尊重した上で 決定したことなので➡ 284 00:19:26,099 --> 00:19:28,264 私は構わないと思います。 285 00:19:28,264 --> 00:19:32,528 ローゼマインに ずいぶんと毒されていないか? 286 00:19:32,528 --> 00:19:35,033 そうでしょうか? 287 00:19:35,033 --> 00:19:39,726 まぁ よい… それより もうすぐお披露目だが➡ 288 00:19:39,726 --> 00:19:42,528 アレを社交の場に出しても 大丈夫か? 289 00:19:42,528 --> 00:19:46,165 フェシュピールは問題ありません。 290 00:19:46,165 --> 00:19:50,330 貴族らしい 振る舞いについても…➡ 291 00:19:50,330 --> 00:19:52,825 本以外のことでしたら…。 292 00:19:55,264 --> 00:19:58,132 特に問題ありません。 293 00:19:58,132 --> 00:20:00,858 本は遠ざけるに限るな。 294 00:20:00,858 --> 00:20:04,033 ここまで よく ローゼマインを導いてくれた。 295 00:20:04,033 --> 00:20:07,528 フランのおかげだ。礼を言う。 え…? 296 00:20:07,528 --> 00:20:09,528 何だ? 297 00:20:09,528 --> 00:20:11,759 あ…いえ。 298 00:20:11,759 --> 00:20:14,033 下がってよいぞ。 299 00:20:14,033 --> 00:20:17,858 はい…失礼します。 300 00:20:21,033 --> 00:20:25,297 《お礼だなんて… 神官長もずいぶんと➡ 301 00:20:25,297 --> 00:20:28,726 ローゼマイン様に 毒されているようですね》 302 00:20:28,726 --> 00:20:33,693 <そして秋も深まり 冬支度が始まる頃> 303 00:20:37,132 --> 00:20:42,000 これ!これです!わたくしが 知っている物に一番近いです! 304 00:20:42,000 --> 00:20:45,330 すごいです ザック! じゃあ…。 305 00:20:45,330 --> 00:20:47,726 買い取らせていただきます。 306 00:20:47,726 --> 00:20:49,726 ありがとうございます! 307 00:20:49,726 --> 00:20:52,099 冬の大仕事だな。 308 00:20:52,099 --> 00:20:54,330 春までに完成させる。 309 00:20:54,330 --> 00:20:58,330 う〜っ ふんっ! 310 00:20:58,330 --> 00:21:00,528 わたくしのグーテンベルクに➡ 311 00:21:00,528 --> 00:21:04,462 英知の女神メスティオノーラの 祝福がありますように! 312 00:21:04,462 --> 00:21:09,231 はあ… 大枚はたいた甲斐があったな。 313 00:21:09,231 --> 00:21:10,825 大枚? 314 00:21:10,825 --> 00:21:13,330 神殿長と会う仲介料だよ。 315 00:21:13,330 --> 00:21:15,660 ((大銀貨3枚。➡ 316 00:21:15,660 --> 00:21:20,396 貴族に対する挨拶ひとつ満足に できねぇ職人に同行するんだ。➡ 317 00:21:20,396 --> 00:21:22,396 このくらい安いもんだろう?)) 318 00:21:22,396 --> 00:21:26,165 ベンノさんらしい。 (ベンノ)当然だろ。 319 00:21:26,165 --> 00:21:29,726 金は取れる時に 取れるところから…。 320 00:21:29,726 --> 00:21:32,792 (3人) 取れるだけ取っておくものだ! 321 00:21:32,792 --> 00:21:38,033 <そして この世界で 4度目の冬が来る> 322 00:21:38,033 --> 00:23:09,000 ♬〜 323 00:23:11,000 --> 00:23:14,033 ♬〜 324 00:23:14,033 --> 00:23:16,396 ところでローゼマインは どうやって➡ 325 00:23:16,396 --> 00:23:18,561 睡魔に打ち勝ったのだ? 326 00:23:18,561 --> 00:23:22,627 眠気が飛ぶような面白い話を してくれと頼まれて➡ 327 00:23:22,627 --> 00:23:25,330 貴族院の図書館の話を しました。➡ 328 00:23:25,330 --> 00:23:30,627 蔵書数や本の種類 司書の名前や年齢➡ 329 00:23:30,627 --> 00:23:33,825 それと開かずの書庫の話です。 330 00:23:33,825 --> 00:23:35,891 それのどこが面白いのだ? 331 00:23:35,891 --> 00:23:38,033 私も驚きました。 332 00:23:38,033 --> 00:23:42,330 このような情報を聞きたがる方が いるとは思いませんでしたから。 333 00:23:42,330 --> 00:23:43,825 わたくしにとっては➡ 334 00:23:43,825 --> 00:23:47,000 有益で楽しい情報でした♥ 335 00:23:47,000 --> 00:23:51,000 ♬〜