1 00:00:01,000 --> 00:00:04,000 <夏の素材採集に成功した ローゼマイン> 2 00:00:04,000 --> 00:00:06,330 <そして 夏の終わり…> 3 00:00:08,000 --> 00:00:10,000 (フェルディナンド)さて ローゼマイン。 4 00:00:10,000 --> 00:00:13,825 私は全く聞いていなかったが 夏の終わりに➡ 5 00:00:13,825 --> 00:00:16,231 ジルヴェスターの姉が 来るそうだな? 6 00:00:16,231 --> 00:00:19,165 (ローゼマイン) あれ?報告していませんでした? 7 00:00:19,165 --> 00:00:21,000 聞いていない。 8 00:00:21,000 --> 00:00:24,825 うう…申し訳ございません。 だが おかしい。 9 00:00:24,825 --> 00:00:29,165 なぜ第三夫人の彼女が 領主会議にいたのだ? 10 00:00:29,165 --> 00:00:32,000 第一夫人に 繰り上がったという事か? 11 00:00:32,000 --> 00:00:34,330 あの〜 神官長。 12 00:00:34,330 --> 00:00:38,000 養父様のお姉様は どういう方なのですか? 13 00:00:38,000 --> 00:00:40,330 名前はゲオルギーネ。 14 00:00:40,330 --> 00:00:45,000 私が城に入った時には すでに アーレンスバッハに嫁いでいた。 15 00:00:45,000 --> 00:00:47,165 ジルヴェスターが生まれる前は➡ 16 00:00:47,165 --> 00:00:50,165 エーレンフェストの次期 領主と目されていたらしい。 17 00:00:50,165 --> 00:00:52,000 存じています。 18 00:00:52,000 --> 00:00:56,330 前神殿長の遺品の中にあった 手紙に書かれていましたから。 19 00:00:58,495 --> 00:01:01,495 私は その報告も受けておらぬが? 20 00:01:01,495 --> 00:01:05,495 恋文だと思ったので 報告は必要ないかと…。 21 00:01:05,495 --> 00:01:07,165 このバカ者! 22 00:01:07,165 --> 00:01:10,660 犯罪者相手に 勝手な隠匿をするのではない! 23 00:01:10,660 --> 00:01:12,660 共犯者にされたいのか! 24 00:01:12,660 --> 00:01:14,660 ごめんなさい! 25 00:01:21,495 --> 00:01:35,000 ♬〜 26 00:01:35,000 --> 00:01:45,495 ♬〜 27 00:01:45,495 --> 00:01:52,330 ♬〜 28 00:01:52,330 --> 00:02:05,000 ♬〜 29 00:02:05,000 --> 00:02:20,000 ♬〜 30 00:02:20,000 --> 00:02:23,825 ♬〜 31 00:02:23,825 --> 00:02:34,660 ♬〜 32 00:02:34,660 --> 00:02:38,000 ♬〜 33 00:02:38,000 --> 00:02:50,000 ♬〜 34 00:02:52,000 --> 00:02:56,000 ♬〜 35 00:02:56,000 --> 00:02:59,825 <今日は歓迎の宴が行われる> 36 00:02:59,825 --> 00:03:02,165 <歓迎の意を表して➡ 37 00:03:02,165 --> 00:03:05,495 アーレンスバッハの風習を とり入れた衣装だ> 38 00:03:05,495 --> 00:03:13,000 ♬〜 39 00:03:13,000 --> 00:03:16,000 <それは アーレンスバッハから嫁いだ➡ 40 00:03:16,000 --> 00:03:20,000 養父様のおばあ様が持ち込んだ 風習だそうで…> 41 00:03:20,000 --> 00:03:22,495 回想 (リヒャルダ) あの頃はヴェールをつけるのが➡ 42 00:03:22,495 --> 00:03:25,330 エーレンフェストで 流行したのですよ。 43 00:03:25,330 --> 00:03:27,825 ヴェローニカ様も 後見である➡ 44 00:03:27,825 --> 00:03:31,726 アーレンスバッハの風習を 踏襲していました。 45 00:03:31,726 --> 00:03:33,726 代々 領主の妻は➡ 46 00:03:33,726 --> 00:03:36,264 アーレンスバッハの 関係者なのですね。 47 00:03:36,264 --> 00:03:38,825 その縁で ゲオルギーネ様も➡ 48 00:03:38,825 --> 00:03:41,660 アーレンスバッハに 嫁がれたのです。 49 00:03:41,660 --> 00:03:44,495 ねえ リヒャルダ。 ゲオルギーネ様は➡ 50 00:03:44,495 --> 00:03:47,165 どのような方か ご存じ? 51 00:03:47,165 --> 00:03:50,495 大変な努力家でございましたよ。 52 00:03:50,495 --> 00:03:54,000 現在 《一体どんな人なんだろう?》 53 00:03:56,000 --> 00:04:00,198 (ざわめき) 54 00:04:00,198 --> 00:04:03,726 お元気そうで なによりです。 55 00:04:03,726 --> 00:04:09,495 ♬〜 56 00:04:09,495 --> 00:04:12,000 (ジルヴェスター)アーレンスバッハは エーレンフェストより➡ 57 00:04:12,000 --> 00:04:14,825 上位の領地だから 機嫌を損ねると➡ 58 00:04:14,825 --> 00:04:18,000 領地間の色々が 面倒なことになる。➡ 59 00:04:18,000 --> 00:04:20,825 2人とも くれぐれも気をつけるように。 60 00:04:20,825 --> 00:04:23,330 はい。 (ヴィルフリート)はい。 61 00:04:23,330 --> 00:04:30,000 ♬〜 62 00:04:30,000 --> 00:04:33,495 アウブ・エーレンフェストの子 ヴィルフリートと申します。 63 00:04:33,495 --> 00:04:37,561 アウブ・エーレンフェストの養女 ローゼマインと申します。 64 00:04:37,561 --> 00:04:41,000 (2人)火の神ライデンシャフトの 威光輝く良き日➡ 65 00:04:41,000 --> 00:04:46,726 神々のお導きによる出会いに 祝福を祈ることをお許し下さい。 66 00:04:46,726 --> 00:04:48,726 (ゲオルギーネ)許します。 67 00:04:48,726 --> 00:05:02,660 ♬〜 68 00:05:02,660 --> 00:05:05,330 まあ 本当に幼い頃の➡ 69 00:05:05,330 --> 00:05:09,132 ジルヴェスターに よく似ていること。 70 00:05:09,132 --> 00:05:12,330 私は父上に似ているのですか? 71 00:05:12,330 --> 00:05:15,000 ええ とても よく似ていてよ。 72 00:05:15,000 --> 00:05:17,396 《笑顔なのに 怖っ!》 73 00:05:17,396 --> 00:05:20,330 伯母上は おばあ様に よく似ていて➡ 74 00:05:20,330 --> 00:05:22,924 とても 美しくていらっしゃいますね。 75 00:05:22,924 --> 00:05:25,165 (ゲオルギーネ)あら そうかしら? 76 00:05:25,165 --> 00:05:28,594 お母様は あなたを とても かわいがっていたのね? 77 00:05:28,594 --> 00:05:30,099 はいっ! 78 00:05:30,099 --> 00:05:32,495 (フロレンツィア) わたくしにも ごあいさつさせて下さいませ➡ 79 00:05:32,495 --> 00:05:34,330 ゲオルギーネ様。 80 00:05:41,330 --> 00:05:44,330 《私まで緊張してきたよ…》 81 00:05:44,330 --> 00:05:48,165 時の女神ドレッファングーアの 糸が交わり➡ 82 00:05:48,165 --> 00:05:52,330 こうして再び お目見えすることが 叶い うれしく存じます。 83 00:05:55,330 --> 00:05:58,825 あなたが お手紙を下さった 神殿長かしら? 84 00:05:58,825 --> 00:06:01,000 はい わたくしです。 85 00:06:01,000 --> 00:06:03,660 (ゲオルギーネ) 知らせて下さって助かりましたわ。 86 00:06:03,660 --> 00:06:07,000 ジルヴェスターは 昔から無精者でしたの。 87 00:06:07,000 --> 00:06:09,165 あなたが教えてくれなければ➡ 88 00:06:09,165 --> 00:06:12,825 わたくしは ずっと知らずに 過ごすことになったでしょう。 89 00:06:12,825 --> 00:06:16,462 この子が養父では 苦労しているのではなくて? 90 00:06:16,462 --> 00:06:19,330 色々と考えて下さっています。 91 00:06:19,330 --> 00:06:23,000 フェルディナンド様を後見人に 付けて下さいましたし…。 92 00:06:23,000 --> 00:06:27,825 まあ!他の者に養い子の 後見をさせるなんて…。 93 00:06:27,825 --> 00:06:30,825 自分では何もせずに 周囲に何もかもを➡ 94 00:06:30,825 --> 00:06:33,660 任せるところが 幼い頃から全く➡ 95 00:06:33,660 --> 00:06:38,693 変わっていないではありませんか。 本当に困ったこと…。 96 00:06:38,693 --> 00:06:42,198 《フォロー失敗… ごめん 養父様》 97 00:06:42,198 --> 00:06:46,495 それで…後見人の フェルディナンドというのは? 98 00:06:46,495 --> 00:06:50,165 わたくし紹介されていなくてよ。 99 00:06:50,165 --> 00:06:54,330 姉上 こちらがフェルディナンド。 異母弟です。 100 00:06:56,330 --> 00:07:00,000 《何事!? こんな笑顔 初めて見た…》 101 00:07:00,000 --> 00:07:03,000 姉上がアーレンスバッハへ 嫁がれてから➡ 102 00:07:03,000 --> 00:07:06,264 城に入ったので 面識はないと思われます。 103 00:07:06,264 --> 00:07:08,165 《でも おかしいな。➡ 104 00:07:08,165 --> 00:07:12,264 すごくいい笑顔なのに すごく嫌そうに見える》 105 00:07:12,264 --> 00:07:16,330 火の神ライデンシャフトの 威光輝く良き日➡ 106 00:07:16,330 --> 00:07:22,594 神々のお導きによる出会いに 祝福を祈ることをお許し下さい。 107 00:07:22,594 --> 00:07:25,660 ♬〜 108 00:07:25,660 --> 00:07:30,330 (グローリエ)ええ その通りですわ。 うふふ…。 109 00:07:30,330 --> 00:07:32,825 まあ ゲオルギーネ様! 110 00:07:36,000 --> 00:07:38,165 (ゲオルギーネ)グローリエ。 111 00:07:38,165 --> 00:07:40,000 お久しぶりね。 112 00:07:40,000 --> 00:07:42,330 (グラオザム)相変わらず お美しい。 113 00:07:42,330 --> 00:07:44,330 あら あなたは相変わらず➡ 114 00:07:44,330 --> 00:07:47,495 口が上手ですこと グラオザム。 115 00:07:47,495 --> 00:07:50,825 (ジョイソターク子爵) おなつかしゅうございます。 ゲオルギーネ様。 116 00:07:50,825 --> 00:07:52,825 ジョイソターク子爵も➡ 117 00:07:52,825 --> 00:07:54,825 お元気そうで 何よりですわ。 118 00:07:56,825 --> 00:07:59,330 お食事の用意が整ったそうです。 119 00:07:59,330 --> 00:08:02,000 うむ。食堂に移動するぞ。 120 00:08:06,825 --> 00:08:09,198 ん? 121 00:08:09,198 --> 00:08:13,495 あれ…子供部屋にいた…。 122 00:08:13,495 --> 00:08:15,825 ラウレンツだ! 123 00:08:15,825 --> 00:08:18,693 (ジルヴェスター) だめだ!ヴィルフリート! 124 00:08:18,693 --> 00:08:23,099 くれぐれも気を付けるようにと 言われた事を忘れたのか? 125 00:08:23,099 --> 00:08:24,594 あ…。 126 00:08:24,594 --> 00:08:28,495 決して1人にならず うかつに話してもならぬ。 127 00:08:28,495 --> 00:08:31,594 わかったな。 はい…。 128 00:08:31,594 --> 00:08:36,165 <結局 この後 他の貴族との 接触を控えるため➡ 129 00:08:36,165 --> 00:08:38,825 ヴィルフリート兄様は 北の離れに➡ 130 00:08:38,825 --> 00:08:42,099 私は神殿に こもることになった> 131 00:08:42,099 --> 00:08:44,495 《北の離れにこもるより➡ 132 00:08:44,495 --> 00:08:49,000 神殿に戻って 日常業務をこなす方が気楽だ》 133 00:08:52,165 --> 00:08:54,759 《ディルクの魔力が 溜まってきたので➡ 134 00:08:54,759 --> 00:08:57,165 魔力を吸い出すことにした》 135 00:09:08,891 --> 00:09:10,891 これで もう大丈夫です。 136 00:09:10,891 --> 00:09:13,825 (デリア)ローゼマイン様 ありがとう存じます。 137 00:09:13,825 --> 00:09:16,825 これで安心しました。 138 00:09:18,528 --> 00:09:21,891 すっかり小さなお母さんですね デリア。 139 00:09:21,891 --> 00:09:23,891 フフッ…。 140 00:09:23,891 --> 00:09:31,165 ♬〜 141 00:09:31,165 --> 00:09:35,660 《カミルも これくらい 大きくなってるのかな?》 142 00:09:35,660 --> 00:09:38,660 ありがとう存じます。 143 00:09:38,660 --> 00:09:41,165 ん?何だ? 144 00:09:41,165 --> 00:09:44,660 考えてみたら ディルクの事がきっかけで➡ 145 00:09:44,660 --> 00:09:47,759 領主の養女になったんだなあと 思って…。 146 00:09:47,759 --> 00:09:50,000 回想 ♬〜 147 00:09:50,000 --> 00:09:57,759 ♬〜 148 00:09:57,759 --> 00:10:00,000 (ギュンター)離せ! 149 00:10:04,000 --> 00:10:08,396 其方が言う平民の小娘は 私の養女だ。 150 00:10:08,396 --> 00:10:15,528 ♬〜 151 00:10:15,528 --> 00:10:18,330 現在 わたくしにとって 前神殿長は➡ 152 00:10:18,330 --> 00:10:21,000 良い人では ありませんでしたけれど…➡ 153 00:10:21,000 --> 00:10:22,825 ゲオルギーネ様にとっては➡ 154 00:10:22,825 --> 00:10:25,330 頼りになる 叔父だったのですよね。 155 00:10:25,330 --> 00:10:28,330 お墓参りに来られて 良かったですね。 156 00:10:28,330 --> 00:10:31,396 前神殿長の墓は ない。 え? 157 00:10:31,396 --> 00:10:33,660 重罪人として処刑され➡ 158 00:10:33,660 --> 00:10:37,330 実家からも 何十年も前に 神殿に入った者など➡ 159 00:10:37,330 --> 00:10:39,924 関係ないと拒否されたそうだ。 160 00:10:39,924 --> 00:10:43,264 もとより墓参り自体が 口実であろう。 161 00:10:43,264 --> 00:10:45,726 そう…なのですか。 162 00:10:45,726 --> 00:10:49,264 では 今回の来訪の目的は…。 163 00:10:49,264 --> 00:10:53,330 旧ヴェローニカ派と 交流を深めることであろう。 164 00:10:53,330 --> 00:10:57,165 旧ヴェローニカ派は アーレンスバッハから嫁いだ➡ 165 00:10:57,165 --> 00:11:00,660 ジルヴェスターの祖母に同行した 側近達の子や➡ 166 00:11:00,660 --> 00:11:05,330 孫によって形成された エーレンフェストの最大派閥だ。 167 00:11:05,330 --> 00:11:10,165 ところが ヴェローニカが失脚して 中立寄りだった者は➡ 168 00:11:10,165 --> 00:11:12,759 フロレンツィア派に寝返った。 169 00:11:12,759 --> 00:11:15,891 現状を少しでも 盛り返したいと考えている➡ 170 00:11:15,891 --> 00:11:19,495 旧ヴェローニカ派と ヴェローニカの派閥を継いで➡ 171 00:11:19,495 --> 00:11:23,165 エーレンフェストでの影響力を 大きくしたいと考えている➡ 172 00:11:23,165 --> 00:11:26,330 ゲオルギーネが手を組むのは必定。 173 00:11:28,330 --> 00:11:30,330 互いにつながりを求め➡ 174 00:11:30,330 --> 00:11:32,429 ゲオルギーネは精力的に➡ 175 00:11:32,429 --> 00:11:35,891 旧ヴェローニカ派のお茶会に 出席しているらしい。 176 00:11:35,891 --> 00:11:39,396 神官長は どうしてそんなことを 知っているのですか? 177 00:11:39,396 --> 00:11:44,000 エックハルトがエルヴィーラから お茶会の様子を聞き出し➡ 178 00:11:44,000 --> 00:11:45,825 ユストクスは…。 179 00:11:47,891 --> 00:11:50,825 《…ってことだよね?》 ウフフ…。 180 00:11:50,825 --> 00:11:54,330 アハハ…。 何を想像しているか分かるが やめなさい。 181 00:11:55,825 --> 00:11:59,561 (グローリエ)あの平民の巫女見習いが アウブの養女だなんて➡ 182 00:11:59,561 --> 00:12:02,330 貴族に対する冒涜ですわ。 183 00:12:02,330 --> 00:12:07,066 ダールドルフ子爵夫人の 仰る通りですわ。 ああ。 184 00:12:07,066 --> 00:12:10,000 アウブも あの男に騙されているのです。 185 00:12:10,000 --> 00:12:12,825 あの男が ローゼマインと手を組み➡ 186 00:12:12,825 --> 00:12:15,693 悪辣な手で前神殿長を陥れ➡ 187 00:12:15,693 --> 00:12:19,825 ヴェローニカ様まで 罪が及ぶように画策したのです! 188 00:12:19,825 --> 00:12:22,000 (ロイエーア) フェルディナンド様は危険だと➡ 189 00:12:22,000 --> 00:12:25,330 ヴェローニカ様も 仰っていましたわね。 ええ。 190 00:12:25,330 --> 00:12:27,726 ゲオルギーネ様が アウブであれば➡ 191 00:12:27,726 --> 00:12:31,330 このような愚行を犯すことは しなかったでしょうに…。 192 00:12:34,000 --> 00:12:37,495 (ゲオルギーネ) わたくしはアーレンスバッハの 第一夫人ですから➡ 193 00:12:37,495 --> 00:12:40,033 いくら あなたに協力したくとも➡ 194 00:12:40,033 --> 00:12:42,330 エーレンフェストへの 過度な干渉は➡ 195 00:12:42,330 --> 00:12:44,330 避けなければいけないのです。 196 00:12:44,330 --> 00:12:47,000 ごめんなさいね グローリエ。 197 00:12:49,000 --> 00:12:53,000 ♬〜 198 00:12:57,000 --> 00:13:01,000 ♬〜 199 00:13:01,000 --> 00:13:03,660 (エルヴィーラ)昨日のお茶会で➡ 200 00:13:03,660 --> 00:13:07,033 ダールドルフ子爵夫人が 随分と色々なことを➡ 201 00:13:07,033 --> 00:13:10,132 ゲオルギーネ様に 吹き込んだそうです。 202 00:13:10,132 --> 00:13:12,330 (フロレンツィア)ダールドルフ子爵夫人? 203 00:13:14,330 --> 00:13:16,363 どちら様でしょう? 204 00:13:16,363 --> 00:13:19,759 君を傷つけて トロンベを増殖させた➡ 205 00:13:19,759 --> 00:13:22,330 愚かな騎士の母親だ。 206 00:13:26,330 --> 00:13:28,561 シキコーザの…母親!? 207 00:13:28,561 --> 00:13:34,693 確か ヴェローニカ派でしたわね。 前神殿長とも親しかったとか…。 208 00:13:34,693 --> 00:13:36,726 ええ。ローゼマインは➡ 209 00:13:36,726 --> 00:13:40,000 前神殿長の死因にも 深い関係があるでしょう? 210 00:13:40,000 --> 00:13:43,495 ゲオルギーネ様が どのように感じるのか➡ 211 00:13:43,495 --> 00:13:46,495 ローゼマインが心配だわ。 212 00:13:50,000 --> 00:13:51,660 回想 (ジルヴェスター)ヴィルフリートは➡ 213 00:13:51,660 --> 00:13:54,495 もう姉上と会わせぬ方が 良いと思う。➡ 214 00:13:54,495 --> 00:13:56,561 もちろん ローゼマインもな。 215 00:13:56,561 --> 00:13:58,330 どうしてそこまで➡ 216 00:13:58,330 --> 00:14:01,660 ゲオルギーネ様を 警戒するのです? 217 00:14:01,660 --> 00:14:05,330 我が子に 同じ思いをさせたくないからだ。 218 00:14:08,000 --> 00:14:09,825 現在 エルヴィーラから見て➡ 219 00:14:09,825 --> 00:14:12,660 ゲオルギーネ様は どのような方ですの? 220 00:14:12,660 --> 00:14:17,000 自尊心が高くて努力家でした。➡ 221 00:14:17,000 --> 00:14:19,495 次期領主の座を弟に奪われ➡ 222 00:14:19,495 --> 00:14:23,165 それが原因で婚約を解消され アーレンスバッハに➡ 223 00:14:23,165 --> 00:14:25,792 第三夫人として 嫁がされたことは➡ 224 00:14:25,792 --> 00:14:30,000 ゲオルギーネ様にとって さぞ屈辱だったでしょう。 225 00:14:30,000 --> 00:14:33,660 お気持ちは わかるのです。 けれど…➡ 226 00:14:33,660 --> 00:14:36,495 幼いジルヴェスター様に向ける 憎悪は➡ 227 00:14:36,495 --> 00:14:39,000 とても ひどいものでした。➡ 228 00:14:39,000 --> 00:14:43,495 自分に敵意と悪意を持つ相手には 容赦しない性格です。 229 00:14:43,495 --> 00:14:45,495 ゲオルギーネ様が➡ 230 00:14:45,495 --> 00:14:47,660 アーレンスバッハの 第一夫人として➡ 231 00:14:47,660 --> 00:14:50,000 権力を振るえるように なったことを➡ 232 00:14:50,000 --> 00:14:52,660 警戒するべきでしょうね。 233 00:14:55,264 --> 00:14:57,264 怖いですね。 234 00:14:57,264 --> 00:14:59,594 呑気極まりない君が➡ 235 00:14:59,594 --> 00:15:04,000 多少なりとも危険であることを 自覚できたならばよかろう。 236 00:15:04,000 --> 00:15:08,726 正直 相手がどう動くか 私にもわからぬ。 237 00:15:08,726 --> 00:15:12,495 ゲオルギーネについて 詳しいことは知らぬからな。 238 00:15:12,495 --> 00:15:15,330 神官長も ゲオルギーネ様と会うのは➡ 239 00:15:15,330 --> 00:15:17,396 これが初めてなのですものね。 240 00:15:17,396 --> 00:15:21,495 いや… 一度だけ見かけたことはある。➡ 241 00:15:21,495 --> 00:15:26,462 父上…先代領主の葬儀には 出席していたはずだ。➡ 242 00:15:26,462 --> 00:15:31,198 だが 遠目に見た程度で 挨拶さえ交わしたことはない。 243 00:15:31,198 --> 00:15:33,066 どうしてですか? 244 00:15:33,066 --> 00:15:37,330 私は先代が亡くなる少し前に 神殿に入ったのだ。 245 00:15:37,330 --> 00:15:39,165 青色神官の1人が➡ 246 00:15:39,165 --> 00:15:41,561 あいさつをするような相手では なかった。 247 00:15:41,561 --> 00:15:45,132 それじゃあ 神官長は… 父親の葬儀に➡ 248 00:15:45,132 --> 00:15:48,066 親族として出られなかった って事じゃないですか。 249 00:15:48,066 --> 00:15:51,957 そうだが? そうだが…じゃないですよ! 250 00:15:51,957 --> 00:15:55,660 家族との関係がうすい神官長が 父上と呼ぶんだから➡ 251 00:15:55,660 --> 00:15:57,495 先代領主は間違いなく➡ 252 00:15:57,495 --> 00:15:59,924 神官長にとって 大事な家族でしょ? 253 00:15:59,924 --> 00:16:04,066 その葬儀に家族として 出席することも出来ないなんて…。 254 00:16:04,066 --> 00:16:08,066 怒って泣く権利があるのに おかしいですよ! 255 00:16:08,066 --> 00:16:12,561 なぜ君が怒る? 君には関係ないであろう。 256 00:16:12,561 --> 00:16:17,660 だって そんなのすごく悲しいし 寂しいじゃないですか…。 257 00:16:17,660 --> 00:16:20,165 いずれ私もって思ったら➡ 258 00:16:20,165 --> 00:16:23,363 私にだって 怒って泣く権利くらい…。 259 00:16:23,363 --> 00:16:26,924 落ち着きなさい ローゼマイン。 今は泣くな。 260 00:16:26,924 --> 00:16:30,396 泣き腫らした目で出て行かれると 外聞が良くない。 261 00:16:30,396 --> 00:16:33,330 今 気にするところは外聞ですか!? 262 00:16:33,330 --> 00:16:36,528 なぐさめるとか 気が済むまで泣かせるとか➡ 263 00:16:36,528 --> 00:16:39,660 ちょっとくらい 優しさを見せて下さいよ! 264 00:16:39,660 --> 00:16:42,825 全く 君は面倒くさい。 265 00:16:47,561 --> 00:16:51,363 これで良いのであろう? 良くないですよ! 266 00:16:51,363 --> 00:16:53,825 優しさの欠片が 見当たりませんし➡ 267 00:16:53,825 --> 00:16:56,363 なぐさめられている気が 全くしません! 268 00:16:56,363 --> 00:16:59,627 涙が止まったようなので それで良い。降りなさい。 269 00:17:02,165 --> 00:17:04,165 ふう…。 270 00:17:04,165 --> 00:17:08,132 《いくら怒っても 神官長には全然通じない》 271 00:17:08,132 --> 00:17:10,132 話が脱線したが➡ 272 00:17:10,132 --> 00:17:13,594 ゲオルギーネが最も恨み 憎んでいるのは➡ 273 00:17:13,594 --> 00:17:16,528 後継ぎの座を奪った ジルヴェスターだ。 274 00:17:16,528 --> 00:17:18,627 君は その養女だ。 275 00:17:18,627 --> 00:17:21,066 そして ゲオルギーネが結婚後も➡ 276 00:17:21,066 --> 00:17:26,396 交流を持つほど大事な身内だった 前神殿長を我々が死に追いやった。 277 00:17:26,396 --> 00:17:28,858 十分 攻撃対象に入る。 278 00:17:28,858 --> 00:17:31,462 くれぐれも気を付けるに こしたことはない。 279 00:17:33,561 --> 00:17:35,561 …はい。 280 00:17:41,099 --> 00:17:43,099 叔父上の遺品だ。 281 00:17:49,396 --> 00:17:55,363 (ゲオルギーネ) 叔父様 わたくしの手紙 取っておいて下さったのね。 282 00:17:55,363 --> 00:17:59,198 ところで…お母様は どうしていらっしゃるのかしら?➡ 283 00:17:59,198 --> 00:18:01,858 歓迎の宴に いらっしゃらなかったので➡ 284 00:18:01,858 --> 00:18:04,330 不思議に思って いたのですけれど…。 285 00:18:04,330 --> 00:18:07,000 お会いしたいわ。 286 00:18:07,000 --> 00:18:11,660 (ジルヴェスター)母上は叔父上と同じ罪で 白の塔に幽閉だ。➡ 287 00:18:11,660 --> 00:18:13,495 面会はさせられぬ。 288 00:18:13,495 --> 00:18:16,000 (ゲオルギーネ) ひと目見るだけで良いのです。 289 00:18:16,000 --> 00:18:18,693 (ジルヴェスター) シュタープを封じる枷をはめ➡ 290 00:18:18,693 --> 00:18:21,396 言葉を交わさないならば許可する。 291 00:18:21,396 --> 00:18:24,462 (ゲオルギーネ)ええ…よろしくてよ。 292 00:18:24,462 --> 00:18:38,957 ♬〜 293 00:18:38,957 --> 00:18:41,726 お手を煩わせて申し訳ないわ。 294 00:18:41,726 --> 00:18:43,726 でも中に入れるのは➡ 295 00:18:43,726 --> 00:18:47,825 領主一族の中でも 限られた人間だけですもの。 296 00:18:51,429 --> 00:18:54,726 (ヴェローニカ)あ…ゲオルギーネ! 297 00:18:57,429 --> 00:19:00,066 (ヴェローニカ) あなたからもジルヴェスターに 言ってちょうだい。 298 00:19:00,066 --> 00:19:02,198 わたくしを ここから 出すように!➡ 299 00:19:02,198 --> 00:19:05,957 ジルヴェスターはフェルディナンドに 操られているのです! 300 00:19:05,957 --> 00:19:09,231 助けてちょうだい ゲオルギーネ!➡ 301 00:19:09,231 --> 00:19:14,132 う…うぅ…。 302 00:19:14,132 --> 00:19:16,693 あ? 303 00:19:16,693 --> 00:19:19,033 (ゲオルギーネ)もう十分です。 304 00:19:22,165 --> 00:19:24,891 ゲオルギーネ! 305 00:19:24,891 --> 00:19:27,528 ゲオルギーネ! 306 00:19:27,528 --> 00:19:29,264 ゲオルギーネ! 307 00:19:29,264 --> 00:19:31,264 フッ…。 308 00:19:31,264 --> 00:19:35,330 ゲオルギーネェェェ!! 309 00:19:37,330 --> 00:19:40,165 《今日は ゲオルギーネ様の見送りだ》 310 00:19:40,165 --> 00:19:43,330 《城に着くと イルクナーにいるルッツから➡ 311 00:19:43,330 --> 00:19:47,330 ちょうど私宛に 新しい紙が届いていた》 312 00:19:47,330 --> 00:19:50,627 結構硬いから トランプ向きかも…。 313 00:19:53,132 --> 00:19:56,561 あっ ハリセンみたいになった。 314 00:19:56,561 --> 00:19:58,660 ふふんっ。 315 00:19:58,660 --> 00:20:01,363 ローゼマイン それは何だ。 316 00:20:01,363 --> 00:20:03,429 一体何に使うのだ? 317 00:20:03,429 --> 00:20:07,330 うふふん こうして使うのです…! 318 00:20:07,330 --> 00:20:10,363 とおっ! 319 00:20:10,363 --> 00:20:13,528 あっ あぁ…へいっ! 320 00:20:13,528 --> 00:20:15,528 うぅ…。 321 00:20:15,528 --> 00:20:17,957 なるほど。こうして使うのか。 322 00:20:17,957 --> 00:20:21,792 返して下さい! うぅ…ふんっ ふんっ ふんっ! 323 00:20:23,330 --> 00:20:28,726 またいつか 時の女神ドレッファングーアの 紡ぐ糸が重なる日まで➡ 324 00:20:28,726 --> 00:20:32,825 神々の御加護と共に 健やかに過ごされますように。 325 00:20:32,825 --> 00:20:35,660 《またいつか 会えたらいいねという➡ 326 00:20:35,660 --> 00:20:37,825 定番の別れのあいさつだ》 327 00:20:43,066 --> 00:20:45,891 健やかに過ごされますように。 328 00:20:47,957 --> 00:20:50,594 あ…。 329 00:20:50,594 --> 00:20:53,726 今回は ほとんど お話しできませんでしたから➡ 330 00:20:53,726 --> 00:20:56,594 次は伯母上と ゆっくりお話ししたいです。 331 00:21:00,957 --> 00:21:03,792 うれしいわ ヴィルフリート。 332 00:21:03,792 --> 00:21:07,462 では 来年の今頃 こちらに参りましょうか? 333 00:21:07,462 --> 00:21:09,462 楽しみにしています! 334 00:21:09,462 --> 00:21:11,957 よろしくて? 335 00:21:11,957 --> 00:21:14,363 もちろん 歓迎いたします。 336 00:21:16,957 --> 00:21:19,231 はぁ…。 337 00:21:21,231 --> 00:21:23,891 やってしまえ ローゼマイン。 338 00:21:25,891 --> 00:21:28,891 (ヴィルフリート)わあっ!くぅ…。 339 00:21:28,891 --> 00:21:31,264 ヴィルフリート兄様のおバカ! 340 00:21:31,264 --> 00:21:34,033 少しは空気を読んで下さいませ! 341 00:21:34,033 --> 00:21:37,000 ♬〜 342 00:21:37,000 --> 00:21:49,198 ♬〜 343 00:21:49,198 --> 00:22:06,759 ♬〜 344 00:22:06,759 --> 00:22:25,132 ♬〜 345 00:22:25,132 --> 00:22:45,099 ♬〜 346 00:22:45,099 --> 00:23:05,000 ♬〜 347 00:23:07,000 --> 00:23:10,000 ♬〜 348 00:23:12,000 --> 00:23:15,297 私は伯母上と話がしたいと 言っただけだぞ! 349 00:23:15,297 --> 00:23:17,297 それが悪いのです! 350 00:23:17,297 --> 00:23:20,957 教えられたあいさつ以外の 勝手な行動はしてはなりません! 351 00:23:20,957 --> 00:23:24,792 なぜだ? どのように利用されるか 分からない状況で➡ 352 00:23:24,792 --> 00:23:26,891 隙を作ってはならないのです! 353 00:23:26,891 --> 00:23:29,825 分かりましたか? ヴィルフリートは もう少し勉強しないと➡ 354 00:23:29,825 --> 00:23:31,924 貴族院に出せませんね。 355 00:23:31,924 --> 00:23:34,660 ローゼマインがついていれば 大丈夫だろう。 356 00:23:34,660 --> 00:23:37,462 ずっとついていてくれる訳では なくてよ? 357 00:23:37,462 --> 00:23:39,693 エーレンフェストの 将来のためにも➡ 358 00:23:39,693 --> 00:23:41,924 ローゼマインと ヴィルフリートの婚姻を➡ 359 00:23:41,924 --> 00:23:44,759 真剣に考えた方が良さそうだな。➡ 360 00:23:44,759 --> 00:23:47,000 まだやってるし…。 361 00:23:47,000 --> 00:23:51,000 ♬〜