1 00:00:01,000 --> 00:00:03,000 <リュエルの実を採集し➡ 2 00:00:03,000 --> 00:00:05,759 すべての素材が揃った ローゼマイン> 3 00:00:05,759 --> 00:00:08,495 <一方 その頃…> 4 00:00:11,000 --> 00:00:14,627 (貴族)よいか ヴィルフリート様を 遊びに誘い出して➡ 5 00:00:14,627 --> 00:00:18,132 森の奥にある 白い塔へお連れするのだ。 6 00:00:18,132 --> 00:00:20,891 ただし 決して中に入ってはいけない。➡ 7 00:00:20,891 --> 00:00:23,132 わかったな? (3人)はい! 8 00:00:23,132 --> 00:00:26,033 (ジルヴェスター) これより 狩猟大会を始める。 9 00:00:26,033 --> 00:00:29,594 (歓声と拍手) 10 00:00:36,000 --> 00:00:54,066 ♬〜 11 00:00:54,066 --> 00:01:00,429 ♬〜 12 00:01:00,429 --> 00:01:07,363 ♬〜 13 00:01:07,363 --> 00:01:24,660 ♬〜 14 00:01:24,660 --> 00:01:34,891 ♬〜 15 00:01:34,891 --> 00:01:38,693 ♬〜 16 00:01:38,693 --> 00:01:49,759 ♬〜 17 00:01:49,759 --> 00:01:52,825 ♬〜 18 00:01:52,825 --> 00:02:05,000 ♬〜 19 00:02:07,000 --> 00:02:11,000 ♬〜 20 00:02:13,033 --> 00:02:16,528 (カンフェル)去年より豊作だったと 喜んでいました。 21 00:02:16,528 --> 00:02:19,264 (ローゼマイン)そう。ご苦労様でした。 22 00:02:19,264 --> 00:02:24,033 《ギーベの土地の収穫祭へ赴いた 青色神官達が➡ 23 00:02:24,033 --> 00:02:26,792 小聖杯を回収してきた》 24 00:02:26,792 --> 00:02:30,132 《収穫量や各地の様子について まとめたら➡ 25 00:02:30,132 --> 00:02:32,264 アウブに報告に行く。➡ 26 00:02:32,264 --> 00:02:34,264 それが済んだら…》 27 00:02:34,264 --> 00:02:39,264 (フェルディナンド) ((収穫祭の報告が終わったら ユレーヴェ作りに取りかかる)) 28 00:02:39,264 --> 00:02:41,759 《いやっふぅ!》 29 00:02:46,891 --> 00:02:49,726 ん? (シャルロッテ)それは こちらに。 30 00:02:49,726 --> 00:02:52,198 わたくしの隣の部屋ですね…。 31 00:02:52,198 --> 00:02:56,792 (リヒャルダ) シャルロッテ姫様ですよ。 この冬が洗礼式ですから➡ 32 00:02:56,792 --> 00:02:59,429 お部屋を 整えていらっしゃるのです。 33 00:03:01,429 --> 00:03:05,396 (シャルロッテ)あ…! 34 00:03:05,396 --> 00:03:07,594 ローゼマインお姉様! 35 00:03:07,594 --> 00:03:09,330 あぁ! 36 00:03:09,330 --> 00:03:13,198 《お・ね・え・さ・ま》 37 00:03:15,198 --> 00:03:18,330 ご挨拶させていただいても よろしいですか? 38 00:03:18,330 --> 00:03:23,297 …ええ もちろんです。 39 00:03:23,297 --> 00:03:27,198 風の女神シュツェーリアの守る 実りの日➡ 40 00:03:27,198 --> 00:03:31,000 神々のお導きによる…。 《洗礼式を終えていない シャルロッテは➡ 41 00:03:31,000 --> 00:03:34,330 まだ本当の祝福を 祈ることはできない》 42 00:03:34,330 --> 00:03:38,561 アウブ・エーレンフェストの娘 シャルロッテと申します。 43 00:03:38,561 --> 00:03:40,825 以後 宜しくお願いいたします。 44 00:03:40,825 --> 00:03:45,693 歓迎いたします シャルロッテ。 わたくしは貴女の姉です。 45 00:03:45,693 --> 00:03:51,396 わたくし お姉様が欲しいと 思っていたので嬉しいです。 46 00:03:51,396 --> 00:03:54,891 これから仲良くして下さいまし。 47 00:03:54,891 --> 00:03:57,759 《シャルロッテ マジ可愛い。➡ 48 00:03:57,759 --> 00:04:00,495 トゥーリ以来の私の天使!》 49 00:04:00,495 --> 00:04:04,132 ローゼマインお姉様は 神殿長なのですよね? 50 00:04:04,132 --> 00:04:08,396 洗礼式は お姉様が 祝福を授けて下さるのですか? 51 00:04:08,396 --> 00:04:13,528 可愛い妹のためですもの。 わたくしが祝福を与えましょう。 52 00:04:13,528 --> 00:04:18,165 楽しみにしておりますね。 (リヒャルダ)姫様方。 53 00:04:18,165 --> 00:04:22,660 続きは後ほど お茶会をなされば いかがですか? 54 00:04:22,660 --> 00:04:24,660 (2人)はい! 55 00:04:24,660 --> 00:04:26,792 という訳で わたくし➡ 56 00:04:26,792 --> 00:04:30,099 シャルロッテの洗礼式を行う 約束をしたのです。 57 00:04:32,099 --> 00:04:35,363 はぁ… 君が しなければならないのは➡ 58 00:04:35,363 --> 00:04:37,891 収穫祭の報告だ 馬鹿者。 59 00:04:37,891 --> 00:04:41,033 はい…。 60 00:04:41,033 --> 00:04:44,396 <報告を終えると 人払いがされた> 61 00:04:46,660 --> 00:04:49,792 ローゼマイン 魔力圧縮の方法だが…。 62 00:04:51,792 --> 00:04:55,495 収穫祭が済んだら ユレーヴェを作る約束です。 63 00:04:55,495 --> 00:04:58,330 ユレーヴェが出来てから お教えします。 64 00:04:58,330 --> 00:05:01,957 作るのはよいが 使うのは後にしなさい。 65 00:05:01,957 --> 00:05:03,627 何故ですか? 66 00:05:03,627 --> 00:05:06,858 ユレーヴェを使うと 10日からひと月…➡ 67 00:05:06,858 --> 00:05:11,165 場合によっては 季節1つ分くらい眠ることになる。 68 00:05:11,165 --> 00:05:13,627 シャルロッテの 洗礼式に出るならば➡ 69 00:05:13,627 --> 00:05:16,825 今は止めておいた方が良い。 70 00:05:16,825 --> 00:05:20,264 わかりました。 では 洗礼式の後に…。 71 00:05:20,264 --> 00:05:23,726 いや 待て。洗礼式の後は➡ 72 00:05:23,726 --> 00:05:27,858 冬の社交会 奉納式 祈念式がある。 73 00:05:27,858 --> 00:05:30,330 祈念式を終えてからにしなさい。 74 00:05:30,330 --> 00:05:32,000 あぁ…。 75 00:05:32,000 --> 00:05:38,099 《ノーー!!私の健康が どんどん遠ざかっていく〜!》 76 00:05:38,099 --> 00:05:43,231 では それまでは 魔力圧縮の方法を教えませんから。 77 00:05:43,231 --> 00:05:46,330 わたくし 普通の女の子になるのです。 78 00:05:52,429 --> 00:05:55,066 君は はじめてできた妹に➡ 79 00:05:55,066 --> 00:05:58,891 姉として 良い所を見せたいのだな? そうです。 80 00:05:58,891 --> 00:06:02,660 ならば 洗礼式で 祝福を授けるだけでなく➡ 81 00:06:02,660 --> 00:06:06,330 奉納式や祈念式で 領主の養女として➡ 82 00:06:06,330 --> 00:06:09,363 エーレンフェスト領内へ 貢献している姿を➡ 83 00:06:09,363 --> 00:06:14,396 シャルロッテに見せれば さらに尊敬されるではないか。 あ…。 84 00:06:14,396 --> 00:06:19,891 実に領主一族の姉として 相応しい行いだと思わないか? 85 00:06:19,891 --> 00:06:24,165 思います! では 祈念式まで頑張りなさい。 86 00:06:24,165 --> 00:06:26,396 はい! 87 00:06:26,396 --> 00:06:29,033 《ん?あれ?》 88 00:06:29,033 --> 00:06:31,660 ローゼマイン もう行ってよいぞ。 89 00:06:31,660 --> 00:06:34,132 シャルロッテを 可愛がってやってくれ。 90 00:06:34,132 --> 00:06:36,198 もちろんです! 91 00:06:44,924 --> 00:06:49,297 聖典絵本もカルタも お姉様が作られたのですよね? 92 00:06:49,297 --> 00:06:51,099 素晴らしいです。 93 00:06:51,099 --> 00:06:54,132 ありがとう シャルロッテ。 94 00:06:54,132 --> 00:06:58,561 《どうしよう 可愛い妹に 褒められてるよ 私!》 95 00:07:01,726 --> 00:07:05,363 (シャルロッテ) このお菓子も お姉様が ご考案なさったのでしょう? 96 00:07:05,363 --> 00:07:09,099 本当に美味しいです。 97 00:07:09,099 --> 00:07:13,363 オティーリエ 包んであげて。 (オティーリエ)かしこまりました。 98 00:07:13,363 --> 00:07:16,099 わたくし そんなつもりでは…。 99 00:07:16,099 --> 00:07:19,429 わたくしの気持ちです。 受け取ってちょうだい。 100 00:07:19,429 --> 00:07:23,099 シャルロッテ。 (扉が開く音) 101 00:07:23,099 --> 00:07:25,759 ダームエル。 (ダームエル)ローゼマイン様➡ 102 00:07:25,759 --> 00:07:28,957 ヴィルフリート様が 入室の許可を求めています。 103 00:07:28,957 --> 00:07:31,165 シャルロッテ様に…。 (オズヴァルト)ヴィルフリート様! 104 00:07:33,165 --> 00:07:35,957 (ヴィルフリート) シャルロッテ 今すぐ この部屋を出るのだ。 105 00:07:35,957 --> 00:07:38,165 ローゼマインに 騙されてはならぬ! 106 00:07:38,165 --> 00:07:40,165 《はい?》 107 00:07:40,165 --> 00:07:43,891 お兄様 突然何をおっしゃるのですか? 108 00:07:43,891 --> 00:07:47,726 本当に…言いがかりは おやめ下さいませ。 109 00:07:47,726 --> 00:07:50,429 しらばっくれるな! いけません! 110 00:07:50,429 --> 00:07:52,429 おやめ下さい! (ランプレヒト)まずい…! 111 00:07:54,033 --> 00:07:57,000 なっ…!うぅ! 112 00:07:57,000 --> 00:08:00,891 痛っ…!何をする! (アンゲリカ)入室の許可も得ず➡ 113 00:08:00,891 --> 00:08:03,825 ローゼマイン様に近付かないで 頂きたく存じます。 114 00:08:03,825 --> 00:08:05,825 は 放せ! 115 00:08:05,825 --> 00:08:09,660 護衛騎士として 不審人物を 放すわけにはまいりません。 116 00:08:09,660 --> 00:08:12,825 不審人物は ローゼマインではないか! 117 00:08:12,825 --> 00:08:15,660 私は聞いたのだ!ローゼマインと フェルディナンドに➡ 118 00:08:15,660 --> 00:08:17,660 陥れられたのだと! 119 00:08:17,660 --> 00:08:19,660 2人は悪者なのだ! 120 00:08:19,660 --> 00:08:23,495 ヴィルフリート兄様 どなたに お聞きになったのですか? 121 00:08:23,495 --> 00:08:27,033 おばあ様だ! おばあ様に直接聞いた! 122 00:08:27,033 --> 00:08:28,726 あ…。 123 00:08:28,726 --> 00:08:30,429 ひいっ…。 124 00:08:30,429 --> 00:08:33,297 《でも 兄様のおばあ様は➡ 125 00:08:33,297 --> 00:08:35,858 幽閉されているはずじゃ…》 126 00:08:35,858 --> 00:08:37,660 (ランプレヒト)いつですか!? 127 00:08:37,660 --> 00:08:40,462 いつヴェローニカ様と お話しされたのですか!? 128 00:08:40,462 --> 00:08:43,297 お答えください ヴィルフリート様! 129 00:08:43,297 --> 00:08:46,759 私が おばあ様と会ったことは…➡ 130 00:08:46,759 --> 00:08:49,000 それほどのことなのか? 131 00:08:49,000 --> 00:08:51,000 はい! 132 00:08:51,000 --> 00:08:53,000 お兄様…。 133 00:08:53,000 --> 00:08:56,627 リヒャルダ アウブを呼んでください。 134 00:08:56,627 --> 00:08:58,660 かしこまりました 姫様。 135 00:09:01,033 --> 00:09:05,000 ♬〜 136 00:09:09,000 --> 00:09:13,033 ♬〜 137 00:09:13,033 --> 00:09:21,000 ♬〜 138 00:09:21,000 --> 00:09:24,099 物事には それぞれの見方がある。 139 00:09:24,099 --> 00:09:28,429 全てをつまびらかにし その上で判断せねばならぬ。 140 00:09:28,429 --> 00:09:32,231 嘘偽りを述べることは 罪だと心得よ。 141 00:09:32,231 --> 00:09:36,594 ヴィルフリート 其方は いつ母上に会ったのだ? 142 00:09:36,594 --> 00:09:39,858 狩猟大会の時です 父上。 143 00:09:42,891 --> 00:09:45,330 狩猟大会とは何でしょう? 144 00:09:45,330 --> 00:09:51,462 君が収穫祭で各地を回っている間 城の森で行われる狩猟だ。 145 00:09:51,462 --> 00:10:07,660 ♬〜 146 00:10:07,660 --> 00:10:10,264 獲物は冬の食料にもなり➡ 147 00:10:10,264 --> 00:10:13,066 狩った獲物の数で 褒賞が出るので➡ 148 00:10:13,066 --> 00:10:15,825 騎士達が最も張り切る行事だ。 149 00:10:15,825 --> 00:10:19,825 狩猟大会ではフロレンツィアと 共にいたのではないのか? 150 00:10:19,825 --> 00:10:24,627 途中までは一緒にいましたが 子供部屋で知り合った学友と➡ 151 00:10:24,627 --> 00:10:28,495 久しぶりに再会して 嬉しくて話し込んでいました。➡ 152 00:10:28,495 --> 00:10:30,495 そうしたら…。 153 00:10:30,495 --> 00:10:32,495 回想 かくれんぼを しませんか? 154 00:10:32,495 --> 00:10:35,825 大人達に見つからないように 誰が一番早く➡ 155 00:10:35,825 --> 00:10:40,066 お茶会の広場を通り抜けられるか 競争するのです。 156 00:10:40,066 --> 00:10:44,000 面白い。よし 競争だ! 157 00:10:44,000 --> 00:10:46,924 (ヴィルフリートの声) 大人に見つからないように➡ 158 00:10:46,924 --> 00:10:50,132 テーブルの下を 通り抜けていたのですが➡ 159 00:10:50,132 --> 00:10:53,000 その時に聞いたのです。 160 00:10:53,000 --> 00:10:55,363 (貴族)ヴェローニカ様が 捕らえられたのは➡ 161 00:10:55,363 --> 00:10:57,726 領主の養女が 関係しているらしい。 162 00:10:57,726 --> 00:10:59,726 《ローゼマインの事か?》 163 00:10:59,726 --> 00:11:02,132 (貴族)それと フェルディナンド様 だろう? 164 00:11:02,132 --> 00:11:05,000 (ヴィルフリート)それは違う! (貴族)ヴィルフリート様! 165 00:11:05,000 --> 00:11:10,099 おばあ様は 大叔父上に頼まれて 領主の印を勝手に使い➡ 166 00:11:10,099 --> 00:11:13,495 禁じられていた他領の貴族を 街に招き入れたため➡ 167 00:11:13,495 --> 00:11:15,726 罪に問われたのだ。 168 00:11:15,726 --> 00:11:18,264 私は父上からそう聞いている。 169 00:11:18,264 --> 00:11:20,825 その通りですが…そもそも➡ 170 00:11:20,825 --> 00:11:24,363 罪を犯した原因が ローゼマイン様にあり➡ 171 00:11:24,363 --> 00:11:28,000 裏で糸を引いているのが フェルディナンド様なのです。 172 00:11:28,000 --> 00:11:32,198 あの2人は エーレンフェストを 我が物にするつもりなのです➡ 173 00:11:32,198 --> 00:11:35,330 ヴィルフリート様。 嘘だ…。 174 00:11:35,330 --> 00:11:40,363 ヴェローニカ様に直接伺えば どちらの言い分が正しいか➡ 175 00:11:40,363 --> 00:11:42,363 分かるのではありませんか? 176 00:11:42,363 --> 00:11:46,363 確か ヴェローニカ様が 捕らえられているのは白の塔です。 177 00:11:46,363 --> 00:11:50,231 白の塔? (ローデリヒ)森の奥にあるそうです。 178 00:11:50,231 --> 00:11:52,726 行ってみましょう ヴィルフリート様。 179 00:11:52,726 --> 00:11:54,726 探検しましょう! 180 00:11:54,726 --> 00:11:58,264 探検か…よし。 181 00:12:04,165 --> 00:12:07,825 (ヴィルフリートの声) 探検気分で森へ行くと…。 182 00:12:07,825 --> 00:12:10,165 あれではないですか? 183 00:12:12,165 --> 00:12:17,594 (ヴィルフリート)これが…白の塔。 184 00:12:17,594 --> 00:12:20,363 本当にあった。 185 00:12:25,000 --> 00:12:29,132 (子供)フンッ…うぅ〜ん…。 186 00:12:32,330 --> 00:12:35,066 うんっ…ん〜っ…あ〜。 187 00:12:35,066 --> 00:12:37,198 (番人)ここの扉は 領主か➡ 188 00:12:37,198 --> 00:12:41,297 その子供でなければ開かない。 中にも入れない。 189 00:12:41,297 --> 00:12:51,858 ♬〜 190 00:12:51,858 --> 00:12:54,594 (子供達)わぁ〜…。 191 00:12:54,594 --> 00:12:57,759 (ヴィルフリートの声) その者の言う通り 私が手をかけると➡ 192 00:12:57,759 --> 00:13:00,264 本当に開いたのです。 193 00:13:00,264 --> 00:13:03,825 現在 それで入ってしまったのか…。 194 00:13:03,825 --> 00:13:07,396 面倒な事になったな。 195 00:13:07,396 --> 00:13:10,264 だから廃嫡にしておけと 言ったではないか。 196 00:13:10,264 --> 00:13:12,495 《面倒な事?》 197 00:13:12,495 --> 00:13:15,066 他に誰が入ったのだ? 198 00:13:15,066 --> 00:13:19,660 私だけです。塔の中には本当に おばあ様がいらっしゃって➡ 199 00:13:19,660 --> 00:13:22,594 私に真実を教えてくれました。 200 00:13:22,594 --> 00:13:25,396 おばあ様が あのような所に 閉じ込められて➡ 201 00:13:25,396 --> 00:13:28,165 つらい思いをしているのは➡ 202 00:13:28,165 --> 00:13:33,000 全部 ローゼマインと フェルディナンドのせいなのです。 203 00:13:33,000 --> 00:13:36,528 (フロレンツィア)あぁ…。 父上 お願いします。 204 00:13:36,528 --> 00:13:38,627 おばあ様を助け…。 (バン!) 205 00:13:38,627 --> 00:13:41,462 言うな! その先は言ってはならぬ。 206 00:13:41,462 --> 00:13:44,594 これ以上罪を重ねてはならぬ! 207 00:13:44,594 --> 00:13:49,132 罪…? 私は 罪を犯したのですか? 208 00:13:49,132 --> 00:13:52,462 そうだ。 あれは領主一族の中でも➡ 209 00:13:52,462 --> 00:13:56,330 深刻な罪を犯した者を 幽閉しておくための塔で➡ 210 00:13:56,330 --> 00:13:59,000 アウブである 私の許可なく立ち入れば➡ 211 00:13:59,000 --> 00:14:02,066 領主への反逆とみなされる! 212 00:14:02,066 --> 00:14:04,792 なっ…! (ローゼマイン・シャルロッテ)え…。 213 00:14:04,792 --> 00:14:08,132 そのようなことは あの場にいた誰も…。 214 00:14:08,132 --> 00:14:10,825 其方は誘導されたのだ。 215 00:14:10,825 --> 00:14:13,660 誘導? かくれんぼ自体➡ 216 00:14:13,660 --> 00:14:15,858 旧ヴェローニカ派の集まる場に➡ 217 00:14:15,858 --> 00:14:18,429 其方を連れ出すための 口実であろう。 218 00:14:18,429 --> 00:14:20,528 そんな…。 219 00:14:20,528 --> 00:14:23,231 《いつか リヒャルダが 言ってくれた言葉を➡ 220 00:14:23,231 --> 00:14:25,396 私は思い出していた》 221 00:14:25,396 --> 00:14:28,495 ((くれぐれも子供の後ろには 親がついていることを➡ 222 00:14:28,495 --> 00:14:30,561 忘れないでくださいませ)) 223 00:14:30,561 --> 00:14:34,594 だ…だって ローゼマインが陰謀を…。 224 00:14:34,594 --> 00:14:38,231 陰謀を巡らせ 領内に混乱をもたらしたのは➡ 225 00:14:38,231 --> 00:14:41,759 ヴェローニカ様の方なのですよ ヴィルフリート。 226 00:14:41,759 --> 00:14:45,297 何を言い出すのです 母上? 227 00:14:45,297 --> 00:14:47,858 母上と叔父上が罪を犯し➡ 228 00:14:47,858 --> 00:14:50,594 ローゼマインに 危害を加えようとした。 229 00:14:50,594 --> 00:14:55,198 だから私は ローゼマインを 守るために養女にしたのだ。 230 00:14:55,198 --> 00:14:59,858 え? 真実は 人の数だけ存在する。 231 00:14:59,858 --> 00:15:03,330 ローゼマイン 君の真実を教えてやれ。 232 00:15:05,330 --> 00:15:10,660 それまで わたくしは 神殿で 下町の者と本作りをしていました。 233 00:15:10,660 --> 00:15:16,330 <私は 領主の養女になる時に 作った設定に沿って 話をした> 234 00:15:16,330 --> 00:15:20,825 領主の養女になることが決まると 下町におりることも➡ 235 00:15:20,825 --> 00:15:24,363 下町の者と接することも 禁止されました。 236 00:15:24,363 --> 00:15:27,363 奪われたものは 他にもありますが…➡ 237 00:15:27,363 --> 00:15:29,792 自由を失いました。 238 00:15:29,792 --> 00:15:32,231 これが わたくしの真実です。 239 00:15:32,231 --> 00:15:34,495 違う…。 240 00:15:34,495 --> 00:15:37,726 おばあ様の 言っていたことと…違う! 241 00:15:37,726 --> 00:15:41,000 だが 其方は その話を信じ➡ 242 00:15:41,000 --> 00:15:45,000 ローゼマインを侮辱し 禁じられている塔に入った。 243 00:15:45,000 --> 00:15:48,363 処分を受ける覚悟は あるのだろうな。 244 00:15:48,363 --> 00:15:50,396 処分…。 245 00:15:50,396 --> 00:15:53,429 廃嫡にして神殿に入れるか➡ 246 00:15:53,429 --> 00:15:56,231 塔に幽閉するのが妥当であろう。 247 00:16:02,462 --> 00:16:05,627 やっと あなたを この手に取り戻したのに…。 248 00:16:05,627 --> 00:16:08,363 廃…嫡。 249 00:16:08,363 --> 00:16:11,858 お兄様…。 250 00:16:11,858 --> 00:16:14,858 《ここは姉としての 頑張りどころ》 251 00:16:14,858 --> 00:16:19,792 養父様 ヴィルフリート兄様は そそのかされただけです。 252 00:16:19,792 --> 00:16:22,099 わたくしが兄様の立場ならば➡ 253 00:16:22,099 --> 00:16:24,561 同じことをしたかもしれません。 254 00:16:24,561 --> 00:16:27,924 だって 兄様にとって ヴェローニカ様は➡ 255 00:16:27,924 --> 00:16:30,066 大事な家族なのですから。 256 00:16:30,066 --> 00:16:33,924 家族か…本当に君は甘いな。 257 00:16:33,924 --> 00:16:38,330 養父様 確かに 兄様は塔に入りましたが➡ 258 00:16:38,330 --> 00:16:40,528 明らかに誘導された結果です。 259 00:16:40,528 --> 00:16:43,231 それでも 罪に問われるのですか? 260 00:16:47,099 --> 00:16:50,099 <それから ヴィルフリート兄様の 処分について➡ 261 00:16:50,099 --> 00:16:52,429 話し合いが行われた> 262 00:16:52,429 --> 00:16:56,198 難しいな。 どう 難しいのだ? 263 00:16:56,198 --> 00:16:58,924 多くの人間が関わりすぎていて➡ 264 00:16:58,924 --> 00:17:00,924 敵の狙いが わからぬ。 265 00:17:00,924 --> 00:17:04,000 それに あの塔は扉さえ開けば➡ 266 00:17:04,000 --> 00:17:06,198 他の者も入れるのだ。 267 00:17:06,198 --> 00:17:08,792 そうなのか!? そうだ。 268 00:17:08,792 --> 00:17:12,231 それなのに 幽閉された其方の祖母を➡ 269 00:17:12,231 --> 00:17:14,231 助け出すでもなかった。 270 00:17:14,231 --> 00:17:16,231 (一同)あ…。 271 00:17:16,231 --> 00:17:20,198 《そもそも 塔の存在を知る者は 限られていて》 272 00:17:20,198 --> 00:17:22,825 塔には結界が張ってあるので➡ 273 00:17:22,825 --> 00:17:25,264 番人は置いていないそうだ。 274 00:17:25,264 --> 00:17:27,264 はっ…。 275 00:17:29,264 --> 00:17:31,924 旧ヴェローニカ派は ヴィルフリートを➡ 276 00:17:31,924 --> 00:17:35,858 派閥の旗頭にしたいのだろうと 私は考えていた。 277 00:17:35,858 --> 00:17:39,858 それならば 可愛がってくれた 祖母の現状を吹き込んで➡ 278 00:17:39,858 --> 00:17:42,858 両親との間に ひびを入れることは➡ 279 00:17:42,858 --> 00:17:46,759 心理戦としては有効な手段だ。 280 00:17:46,759 --> 00:17:51,363 だが このままでは廃嫡か処刑だ。 281 00:17:51,363 --> 00:17:55,000 目的は むしろ ヴィルフリートの排除に思える。 282 00:17:55,000 --> 00:17:59,099 それならば 連れ出した時点で 消すのが一番ではないか。 283 00:18:01,099 --> 00:18:03,759 ヴィルフリートを 陥れることは前座で➡ 284 00:18:03,759 --> 00:18:08,198 その後に本命の計画が 動き出すのではないか。 285 00:18:08,198 --> 00:18:13,495 う〜む… 一体 狙いは何なのだ? 286 00:18:13,495 --> 00:18:16,363 完全に嫌がらせですよね。 287 00:18:16,363 --> 00:18:19,099 嫌がらせ? そうです。 288 00:18:19,099 --> 00:18:21,627 現に家族関係には ひびが入り➡ 289 00:18:21,627 --> 00:18:25,858 養父様は兄様への処遇に 頭を悩ませています。 290 00:18:25,858 --> 00:18:30,528 ですが どう処分しても 貴族の不満は出てくるでしょう。 291 00:18:30,528 --> 00:18:33,825 かといって 関わった貴族を 一斉に処分するほどの➡ 292 00:18:33,825 --> 00:18:38,561 魔力的な余裕はない。 放置しておくのも危険。 293 00:18:38,561 --> 00:18:41,858 どう転んでもエーレンフェストの ためになりません。 294 00:18:41,858 --> 00:18:46,132 つまり…外部からの 嫌がらせだと思うのです。 295 00:18:46,132 --> 00:18:49,363 なるほど… 貴族の対立ではなく➡ 296 00:18:49,363 --> 00:18:51,792 外部からの嫌がらせか。 297 00:18:51,792 --> 00:18:54,528 其方 意外と賢いな。 298 00:18:54,528 --> 00:18:56,825 《意外と?》 だとすれば➡ 299 00:18:56,825 --> 00:19:00,627 目的は領主の権威に 傷をつけることか? 300 00:19:00,627 --> 00:19:05,396 あるいは…エーレンフェストの 魔力を削ぐこと。 301 00:19:05,396 --> 00:19:07,957 この場合 兄様を排除したり➡ 302 00:19:07,957 --> 00:19:12,858 関わった貴族を処分することは 相手を喜ばせる結果になります。 303 00:19:12,858 --> 00:19:16,363 まずは現状維持で 情報を収集して➡ 304 00:19:16,363 --> 00:19:20,858 それから どう処分した方がよいか 考えればよいと思います。 305 00:19:20,858 --> 00:19:22,858 お姉様! 306 00:19:22,858 --> 00:19:26,924 いや…まったく何の咎めも ないわけにはいかぬ。 307 00:19:26,924 --> 00:19:29,759 ヴィルフリートへの処分は 絶対に必要だ。 308 00:19:33,000 --> 00:19:35,924 《シャルロッテに いいところを見せたい。➡ 309 00:19:35,924 --> 00:19:38,627 何か ひねり出せ 私…》 310 00:19:41,297 --> 00:19:43,825 《あ!そうだ これだ!》 311 00:19:43,825 --> 00:19:47,594 では 記憶を覗く魔術具を 使いましょう。 312 00:19:47,594 --> 00:19:49,891 <記憶を覗く魔術具は➡ 313 00:19:49,891 --> 00:19:53,330 本来 重大な犯罪者に対して 使う魔術具だ> 314 00:19:53,330 --> 00:19:57,231 あれなら処罰を下した印象を 与えることが できますし➡ 315 00:19:57,231 --> 00:19:59,693 敵を特定することが できます。 316 00:19:59,693 --> 00:20:04,396 それに あえて泳がせているように 見せることも できるな…。 317 00:20:08,264 --> 00:20:11,231 敵と特定できた貴族に 処罰を与え➡ 318 00:20:11,231 --> 00:20:14,330 ヴィルフリートを 次期領主から外す。 319 00:20:14,330 --> 00:20:17,759 これでどうだ ジルヴェスター。 320 00:20:17,759 --> 00:20:19,759 ヴィルフリート 其方を➡ 321 00:20:19,759 --> 00:20:22,792 重大な罪を 犯した者として扱い➡ 322 00:20:22,792 --> 00:20:24,957 魔術具を使い 記憶を探る。➡ 323 00:20:24,957 --> 00:20:28,825 同時に 次期領主の内定を取り消す。➡ 324 00:20:28,825 --> 00:20:30,957 これを今回の処分とする。 325 00:20:30,957 --> 00:20:34,462 以後 うかつな行動は取らないように。 326 00:20:34,462 --> 00:20:36,099 はい…。 327 00:20:36,099 --> 00:20:38,165 よかった。 328 00:20:40,561 --> 00:20:44,165 ヴィルフリート あなたが まだ わたくしの手元に➡ 329 00:20:44,165 --> 00:20:47,627 残ってくれるだけで 本当に嬉しいです。 330 00:20:50,231 --> 00:20:53,924 ローゼマイン… 私は おばあ様が好きだが➡ 331 00:20:53,924 --> 00:20:57,330 おばあ様が間違っていたと 今は わかった。 332 00:20:57,330 --> 00:21:00,594 其方を疑って悪かった。 すまぬ。 333 00:21:00,594 --> 00:21:03,627 もう良いのですよ 兄様。 334 00:21:03,627 --> 00:21:06,000 (シャルロッテ)お姉様 すごいです! 335 00:21:06,000 --> 00:21:09,297 わたくし お姉様を尊敬いたします! 336 00:21:12,429 --> 00:21:16,759 《やったよ!私 尊敬される お姉様になれたよ!》 337 00:21:20,660 --> 00:21:24,231 ヴィルフリート 其方には領主の子として➡ 338 00:21:24,231 --> 00:21:26,792 消し難い汚点が 残ったことになる。 339 00:21:26,792 --> 00:21:29,363 だが 腐らずに このまま➡ 340 00:21:29,363 --> 00:21:32,297 努力することができれば 伸びるだろう。 341 00:21:32,297 --> 00:21:35,132 其方の素直さは得難い美点だ。 342 00:21:38,099 --> 00:21:40,792 努力します!フェルディ…➡ 343 00:21:40,792 --> 00:21:44,297 いえ 叔父上。 344 00:21:44,297 --> 00:21:48,396 《ヴィルフリート兄様と 同じ失敗をしないためにも➡ 345 00:21:48,396 --> 00:21:50,891 お母様が作ってくれた 貴族のリストを➡ 346 00:21:50,891 --> 00:21:56,000 真剣に覚えなければ… と私は肝に銘じた》 347 00:21:56,000 --> 00:21:59,000 ♬〜 348 00:21:59,000 --> 00:22:11,198 ♬〜 349 00:22:11,198 --> 00:22:28,759 ♬〜 350 00:22:28,759 --> 00:22:47,000 ♬〜 351 00:22:47,000 --> 00:23:07,000 ♬〜 352 00:23:07,000 --> 00:23:27,000 ♬〜 353 00:23:29,000 --> 00:23:32,000 ♬〜 354 00:23:32,000 --> 00:23:36,000 ♬〜