1 00:00:01,101 --> 00:00:03,237 <新たに出来た ハッセの工房を➡ 2 00:00:03,237 --> 00:00:05,239 稼働させるべく➡ 3 00:00:05,239 --> 00:00:10,444 お茶会で寄付金を募る事になった ローゼマイン。だが…> 4 00:00:10,444 --> 00:00:14,615 ♬~ 5 00:00:14,615 --> 00:00:32,432 ♬~ 6 00:00:32,432 --> 00:00:37,938 (エルヴィーラ) ローゼマインが新しく事業を 始めることになりましたの。 7 00:00:37,938 --> 00:00:40,941 (フロレンツィア) ご協力いただけると助かります。 8 00:00:42,943 --> 00:00:49,449 (ローゼマイン)おほ…おほほほほ…。 9 00:00:49,449 --> 00:00:51,618 おほほ…。 10 00:00:51,618 --> 00:00:55,088 《私 全然 相手にされてないよ!》 11 00:01:01,128 --> 00:01:21,114 ♬~ 12 00:01:21,114 --> 00:01:32,526 ♬~ 13 00:01:32,526 --> 00:01:37,064 ♬~ 14 00:01:37,064 --> 00:01:57,017 ♬~ 15 00:01:57,017 --> 00:02:00,621 ♬~ 16 00:02:00,621 --> 00:02:05,592 ♬~ 17 00:02:05,592 --> 00:02:25,712 ♬~ 18 00:02:25,712 --> 00:02:30,217 ♬~ 19 00:02:42,095 --> 00:02:46,099 ♬~ 20 00:02:53,140 --> 00:02:55,442 (フェルディナンド)また倒れたそうだな。 21 00:02:55,442 --> 00:02:58,612 面目ございません…。 22 00:02:58,612 --> 00:03:00,781 《今回のお茶会は➡ 23 00:03:00,781 --> 00:03:03,750 エルヴィーラお母様と フロレンツィア養母様➡ 24 00:03:03,750 --> 00:03:06,119 2人の信頼と実績のおかげで➡ 25 00:03:06,119 --> 00:03:10,390 かなりの寄付金が集まって 大成功したんだけど…》 26 00:03:12,759 --> 00:03:18,265 事業のため これから先も寄付金を 募らなければなりませんのに…。 27 00:03:18,265 --> 00:03:23,837 お茶会程度でも倒れてしまうのは 由々しき問題ですわね。 28 00:03:23,837 --> 00:03:29,109 体力と社交力を高めるには まだ時間がかかりそうです…。 29 00:03:29,109 --> 00:03:31,611 では どうするおつもり? 30 00:03:31,611 --> 00:03:35,082 神殿…。 31 00:03:35,082 --> 00:03:37,584 《あっちの世界の教会だと➡ 32 00:03:37,584 --> 00:03:40,787 チャリティーバザーとか してたっけ》 33 00:03:40,787 --> 00:03:46,259 不用品を売って 収益の一部を いただくなんて いかがでしょう? 34 00:03:46,259 --> 00:03:50,964 神殿では 使わなくなったものを 売ってしまわれるのかしら? 35 00:03:53,934 --> 00:03:56,303 《ほんと 神官長って➡ 36 00:03:56,303 --> 00:03:59,673 貴族女性のアイドルだよね…》 37 00:04:01,942 --> 00:04:04,911 アイドル…あっ! 38 00:04:04,911 --> 00:04:08,448 ♬~(フェシュピール) 39 00:04:08,448 --> 00:04:11,284 アハハハハ! 40 00:04:11,284 --> 00:04:17,657 ハハハハハ…! (貴族女性達)きゃああ~!! 41 00:04:17,657 --> 00:04:20,794 わあぁ…! 《うん そうだよ➡ 42 00:04:20,794 --> 00:04:23,430 チャリティーコンサートを 開けばいいんだよ!➡ 43 00:04:23,430 --> 00:04:26,433 チケット バカ売れ間違いなしで➡ 44 00:04:26,433 --> 00:04:28,935 寄付金問題 大解決!➡ 45 00:04:28,935 --> 00:04:31,605 さらに プログラムを印刷して売れば➡ 46 00:04:31,605 --> 00:04:34,708 事業の宣伝にもなって 一石二鳥!》 47 00:04:37,277 --> 00:04:39,279 フェルディナンド様➡ 48 00:04:39,279 --> 00:04:42,582 数曲 フェシュピールを 弾いてくださいませんか? 49 00:04:42,582 --> 00:04:45,685 寄付金を募る演奏会を開くのです。 50 00:04:48,421 --> 00:04:50,924 何故 私が弾かねばならない? 51 00:04:50,924 --> 00:04:53,760 《お金になりそうだから!》 52 00:04:53,760 --> 00:04:55,796 わたくしが知っている中で➡ 53 00:04:55,796 --> 00:04:58,598 フェシュピールが 一番お上手ですから。 54 00:04:58,598 --> 00:05:03,603 却下だ。私に何の益もない。 ですよね…。 55 00:05:03,603 --> 00:05:08,275 《やっぱり神官長は 動かせないかぁ…ん?》 56 00:05:08,275 --> 00:05:11,111 《何とか演奏会を行うのです!!》 57 00:05:11,111 --> 00:05:13,113 《うう…➡ 58 00:05:13,113 --> 00:05:15,782 ぜ 絶対 断れない!➡ 59 00:05:15,782 --> 00:05:18,285 お茶会の恩返しも してあげたいし…。➡ 60 00:05:18,285 --> 00:05:22,656 え~っと 神官長が 心惹かれるようなもの…》 61 00:05:24,591 --> 00:05:28,628 フェルディナンド様 新しい曲を提供するので➡ 62 00:05:28,628 --> 00:05:31,965 演奏会で弾いてみませんか? ん…。 63 00:05:31,965 --> 00:05:37,037 あと 新しい料理の レシピもつけます! 64 00:05:37,037 --> 00:05:40,607 あと…あとは…➡ 65 00:05:40,607 --> 00:05:42,943 もう ありません…。 66 00:05:42,943 --> 00:05:44,911 なら この話は終わりだ。 67 00:05:48,114 --> 00:05:51,785 (リヒャルダ) 終わりだ では ありません! リヒャルダ…。 68 00:05:51,785 --> 00:05:54,621 全く フェルディナンド坊ちゃまと きたら➡ 69 00:05:54,621 --> 00:05:58,291 病み上がりの姫様に 意地悪を するものではありませんよ。 70 00:05:58,291 --> 00:06:00,427 だが 私に何の益も…。 71 00:06:00,427 --> 00:06:03,463 言い訳は結構! 72 00:06:03,463 --> 00:06:06,600 姫様がご用意されようと したものは 全て➡ 73 00:06:06,600 --> 00:06:10,937 坊ちゃまが好むものだったのでは ありませんか?➡ 74 00:06:10,937 --> 00:06:14,774 ケチケチしないで 数曲くらい 弾いて差し上げなさい! 75 00:06:14,774 --> 00:06:16,276 しかしだな…。 76 00:06:16,276 --> 00:06:19,279 (リヒャルダ)あのジルヴェスター様が 主導の事業です!➡ 77 00:06:19,279 --> 00:06:23,950 なればこそ坊ちゃまが 姫様の 後ろ盾にならなくて どうします!? 78 00:06:23,950 --> 00:06:27,087 ム…。 お返事は? 79 00:06:27,087 --> 00:06:29,456 坊ちゃま? 80 00:06:29,456 --> 00:06:32,959 ハァ…弾けば良いのであろう。 81 00:06:32,959 --> 00:06:36,997 ああ…! 《すごい!すごいよ リヒャルダおばあちゃま!!》 82 00:06:36,997 --> 00:06:39,699 弾く以外は何もせぬぞ。 83 00:06:43,103 --> 00:06:46,373 <それから私達は 開催日を決め…> 84 00:06:50,443 --> 00:06:54,781 <神官長へ オルドナンツを飛ばした> 85 00:06:54,781 --> 00:06:57,284 《ああ…うふふん!》 86 00:06:57,284 --> 00:07:00,320 《プログラムの表紙は ヴィルマに描いてもらおう!》 87 00:07:00,320 --> 00:07:05,458 あぁ…待ち遠しい。 胸が張り裂けそう。 88 00:07:05,458 --> 00:07:09,796 ハッ そうだわ!招待状は わたくしに任せてくださらない? 89 00:07:09,796 --> 00:07:12,599 あ!お母様 待ってください。 90 00:07:12,599 --> 00:07:15,769 招待状で 皆様をご招待するのではなく➡ 91 00:07:15,769 --> 00:07:19,706 チケットにして 売ってもらいたいのです。 (2人)チケット? 92 00:07:19,706 --> 00:07:22,976 大事な収入源ですので。 93 00:07:25,278 --> 00:07:27,280 (エルヴィーラ)あら もうお返事が。 94 00:07:27,280 --> 00:07:30,417 (オルドナンツ:フェルディナンドの声) ひと月後の開催で私も構わぬ。➡ 95 00:07:30,417 --> 00:07:34,354 ああ それと これはローゼマインに伝言だが➡ 96 00:07:34,354 --> 00:07:36,790 明日から魔術訓練を始める。➡ 97 00:07:36,790 --> 00:07:39,759 薬を飲んで 体調を整えておくように。 98 00:07:39,759 --> 00:07:43,263 ひぇっ!? 涼しいお声だこと。 99 00:07:45,665 --> 00:07:48,969 《神官長 すごく怒っていたけど➡ 100 00:07:48,969 --> 00:07:51,938 魔術訓練って 何させられるのかな?》 101 00:07:55,942 --> 00:07:58,111 おはよう ローゼマイン。 102 00:07:58,111 --> 00:08:02,215 おはようございます フェルディナンド様…ん? 103 00:08:04,617 --> 00:08:09,289 今日の魔術の訓練は こちらの 教科書を読むところからですね。 104 00:08:09,289 --> 00:08:11,257 わたくし頑張ります! 105 00:08:11,257 --> 00:08:12,926 リヒャルダ。 106 00:08:12,926 --> 00:08:14,627 ん…? 107 00:08:14,627 --> 00:08:17,630 では 魔術訓練に出る。 108 00:08:17,630 --> 00:08:21,301 よく学ばれてきて下さいね 姫様。 109 00:08:21,301 --> 00:08:24,804 《なんで!?私の本~!》 110 00:08:24,804 --> 00:08:32,445 ♬~ 111 00:08:32,445 --> 00:08:36,549 其方らは自分の訓練をせよ。 (一同)はっ! 112 00:08:36,549 --> 00:08:39,386 《まずい!》 113 00:08:39,386 --> 00:08:42,088 《神官長と1対1!まさか➡ 114 00:08:42,088 --> 00:08:45,191 ここで演奏会の八つ当たりをする つもりなんじゃ!?》 115 00:08:46,760 --> 00:08:50,597 それではまず 騎獣を作る 訓練から始める。 116 00:08:50,597 --> 00:08:52,932 騎獣? 117 00:08:52,932 --> 00:08:55,101 ああ。今後の神殿業務や➡ 118 00:08:55,101 --> 00:08:57,604 事業拡大のための視察など➡ 119 00:08:57,604 --> 00:09:01,408 各地への移動が増えるからな。 手を。 120 00:09:03,977 --> 00:09:07,881 魔力が ものすごい勢いで 吸われているのですけど…。 121 00:09:07,881 --> 00:09:10,683 それでよい。 まずは その石を➡ 122 00:09:10,683 --> 00:09:12,786 君の魔力で 染める必要がある。 123 00:09:15,121 --> 00:09:19,426 もう染まったか。 では形を変える訓練に移る。 124 00:09:19,426 --> 00:09:22,128 まずは 大きくなるように想像しながら➡ 125 00:09:22,128 --> 00:09:24,397 魔力を膨らませてみなさい。 126 00:09:26,866 --> 00:09:29,269 わぁ 風船みたい。 127 00:09:29,269 --> 00:09:31,438 では 魔石を床に置き➡ 128 00:09:31,438 --> 00:09:34,240 魔力を流しながら 手を放してみなさい。 129 00:09:37,811 --> 00:09:40,146 こうですか?先生! 130 00:09:40,146 --> 00:09:41,915 目を離すな 馬鹿者! 131 00:09:41,915 --> 00:09:44,217 す すみません。 132 00:09:45,985 --> 00:09:48,521 膨らんでいる? 133 00:09:48,521 --> 00:09:52,592 あの これって どこまで膨らませるんですか? 134 00:09:52,592 --> 00:09:57,263 自分が乗れる大きさまでだ。 まだまだ大きくできる。 135 00:09:57,263 --> 00:10:01,434 よかった。風船みたいに いきなり パァン!って割れたら➡ 136 00:10:01,434 --> 00:10:03,436 どうしようかと…。 137 00:10:11,010 --> 00:10:13,079 わぁ! 138 00:10:18,451 --> 00:10:23,122 (ダームエル)何事ですか!? 少々 失敗しただけだ。問題ない。 139 00:10:28,761 --> 00:10:32,765 馬鹿者!自分が思ったように 魔石を変化させているさなかに➡ 140 00:10:32,765 --> 00:10:36,169 割れるようなことを想像すれば どうなるか分かるであろう! 141 00:10:36,169 --> 00:10:38,705 ご ごめんなさい~。 142 00:10:38,705 --> 00:10:42,008 まったく 貴重な魔石が粉々だ。 143 00:10:42,008 --> 00:10:46,880 《金色の粉ひと掴みで 神殿ひとつ…》 144 00:10:52,752 --> 00:10:56,689 《ってことは これだけで 神殿ひとつ分の代金!?》 145 00:10:56,689 --> 00:10:59,926 あぁ…。 146 00:10:59,926 --> 00:11:04,097 何をしている。 砕けた魔石は元には戻らぬ。 147 00:11:04,097 --> 00:11:09,602 大丈夫です。 これは粘土…粘土なんです。 148 00:11:09,602 --> 00:11:12,071 ほら! 149 00:11:14,507 --> 00:11:16,609 ね! 150 00:11:16,609 --> 00:11:19,579 はぁ~ 非常識な。 151 00:11:22,949 --> 00:11:25,919 今日のところは この薬を飲んでおきなさい。 152 00:11:25,919 --> 00:11:27,420 はい。 153 00:11:27,420 --> 00:11:30,957 それと この魔術関係の本だが。 154 00:11:30,957 --> 00:11:34,360 もちろん 明日までに バッチリ予習しておきます! 155 00:11:34,360 --> 00:11:36,596 早速 読書の準備を。 リヒャルダ➡ 156 00:11:36,596 --> 00:11:39,432 ローゼマインは 魔術の訓練で疲れている。 157 00:11:39,432 --> 00:11:41,267 え? 158 00:11:41,267 --> 00:11:45,271 今日は しっかり休ませなさい。 また寝込むかもしれぬ。 159 00:11:45,271 --> 00:11:48,641 では 本日は もう お休みになさって➡ 160 00:11:48,641 --> 00:11:50,777 読書は明日にいたしましょう。 161 00:11:50,777 --> 00:11:54,213 ああ その明日だが 神殿へ来るように。 162 00:11:54,213 --> 00:11:55,949 えぇ!? 163 00:11:55,949 --> 00:12:00,420 演奏会の報酬である 楽曲とレシピを貰わねばなるまい。 164 00:12:00,420 --> 00:12:03,089 ひどいです フェルディナンド様。 165 00:12:03,089 --> 00:12:06,793 君の体調のことを考えれば 当然だろう。 166 00:12:06,793 --> 00:12:09,095 でも 本が…。 167 00:12:09,095 --> 00:12:14,667 姫様 坊ちゃまは姫様のことを 心配なさっているのですよ。 168 00:12:17,770 --> 00:12:20,273 《訓練じゃなくて 本のお預けこそが➡ 169 00:12:20,273 --> 00:12:22,442 神官長の報復だったんだ》 170 00:12:22,442 --> 00:12:27,013 《く 悔しい~!》 171 00:12:27,013 --> 00:12:30,850 《もういい!だったら こっちも 遠慮はしないよ!》 172 00:12:30,850 --> 00:12:32,885 《プログラムの表紙は➡ 173 00:12:32,885 --> 00:12:36,122 神官長の顔の ドアップにしてやる!》 174 00:12:36,122 --> 00:12:40,093 ♬~ 175 00:12:42,095 --> 00:12:46,099 ♬~ 176 00:12:49,469 --> 00:12:52,105 <私は神官長に仕返しすべく➡ 177 00:12:52,105 --> 00:12:55,742 ガリ版印刷の再現を目指して 行動を始めた> 178 00:12:55,742 --> 00:13:15,428 ♬~ 179 00:13:23,403 --> 00:13:25,938 (ヴィルフリート) ローゼマインは ずるい! 180 00:13:25,938 --> 00:13:28,541 ずるい…とは? 181 00:13:31,010 --> 00:13:33,446 私が ずるいと言ったら ずるいのだ! 182 00:13:33,446 --> 00:13:35,415 《わけわかんないよ!➡ 183 00:13:35,415 --> 00:13:38,418 今 我儘に付き合えるほど 暇じゃないの!》 184 00:13:38,418 --> 00:13:51,264 ♬~ 185 00:13:51,264 --> 00:13:53,266 あっ…はぁ~。 186 00:13:53,266 --> 00:13:55,668 書字板が欲しいな。 187 00:14:00,440 --> 00:14:04,444 (フラン) しばらくは お城に 滞在すると伺っていましたが➡ 188 00:14:04,444 --> 00:14:07,146 何か ございましたか? 189 00:14:07,146 --> 00:14:10,650 神官長に読書を お預けにされたのです。 190 00:14:10,650 --> 00:14:13,653 神官長が? 191 00:14:13,653 --> 00:14:16,656 ええ!しかも 何度も! 192 00:14:16,656 --> 00:14:20,426 おまけに今朝 早起きして 読もうと思ったら…。 193 00:14:20,426 --> 00:14:23,262  回想  194 00:14:23,262 --> 00:14:26,432 (リヒャルダ)なりませんよ!姫様! 195 00:14:28,935 --> 00:14:33,606 本を読み始めると お約束を 忘れてしまうのでしょう? 196 00:14:33,606 --> 00:14:38,244 フェルディナンド坊ちゃまが おっしゃいましたよ。 197 00:14:38,244 --> 00:14:42,248  現在  わたくしに本を我慢させてまで 神殿に呼び出すなんて! 198 00:14:42,248 --> 00:14:45,251 神官長は よっぽど すぐに新しい楽曲と➡ 199 00:14:45,251 --> 00:14:48,921 レシピが必要なのでしょう。 200 00:14:48,921 --> 00:14:50,990 どうしたのです?フラン。 201 00:14:50,990 --> 00:14:54,093 (フラン)いえ…私は 寄付金が集まったので➡ 202 00:14:54,093 --> 00:14:59,098 それをギルベルタ商会に渡すよう 言われたのですが…。 203 00:14:59,098 --> 00:15:02,068 ギルベルタ商会? 204 00:15:02,068 --> 00:15:05,104 そろそろ到着の時間かと…。 205 00:15:05,104 --> 00:15:20,119 ♬~ 206 00:15:20,119 --> 00:15:23,389 ルッツー! 207 00:15:27,260 --> 00:15:28,928 ちょっと聞いてよ! 208 00:15:28,928 --> 00:15:32,064 神官長に嫌がらせされて 大変なんだよ! 209 00:15:32,064 --> 00:15:34,066 (ルッツ)何されたんだ!? 210 00:15:34,066 --> 00:15:37,069 私の読んだことない本を 見せびらかして! 211 00:15:37,069 --> 00:15:41,674 でも 予定を詰めこんで 読ませてくれないの。 212 00:15:41,674 --> 00:15:43,776 それは すげぇな。 213 00:15:43,776 --> 00:15:48,147 本を使って嫌がらせなんて 命知らずというか。 214 00:15:48,147 --> 00:15:49,649 だからね! 215 00:15:49,649 --> 00:15:52,151 ガリ版印刷を完成させてやるの! 216 00:15:52,151 --> 00:15:54,153 繋がりが わかんねえよ!? 217 00:15:54,153 --> 00:15:56,422 いいから 一緒に作ろうよ! 218 00:15:56,422 --> 00:15:59,058 ね?ね?ね~? 219 00:15:59,058 --> 00:16:02,228 (ベンノ) この阿呆!お前らのせいで➡ 220 00:16:02,228 --> 00:16:05,164 こっちが どれだけ忙しくなったか わかってるのか!? 221 00:16:05,164 --> 00:16:08,668 ベンノさんだって 貴族の寄付金集めが➡ 222 00:16:08,668 --> 00:16:11,170 どれだけ大変だったか わかってますか!? 223 00:16:11,170 --> 00:16:15,308 私の金策には ガリ版印刷が必要なんです! 224 00:16:15,308 --> 00:16:19,078 儲けられる機会は ひと月後のたった1回限り! 225 00:16:19,078 --> 00:16:21,714 しかも ガリ版印刷ができるかどうかで➡ 226 00:16:21,714 --> 00:16:25,017 儲けられる金額が 馬鹿みたいに変わるんですよ! 227 00:16:28,287 --> 00:16:30,289 詳しく話せ。 228 00:16:30,289 --> 00:16:33,626 これまで私達は 植物紙を作り➡ 229 00:16:33,626 --> 00:16:37,163 羊皮紙に比べ 生産性を向上させました。 230 00:16:37,163 --> 00:16:39,699 (ローゼマインの声)次は木版画。➡ 231 00:16:39,699 --> 00:16:43,135 今まで 一点物の 高級品とされてきた本を➡ 232 00:16:43,135 --> 00:16:45,171 以前より安価に しかも➡ 233 00:16:45,171 --> 00:16:47,673 複数冊作れるようになりました。 234 00:16:47,673 --> 00:16:50,643 今回作ろうとしている ガリ版印刷は➡ 235 00:16:50,643 --> 00:16:53,179 版画よりも 精巧な絵がついた本を➡ 236 00:16:53,179 --> 00:16:56,148 更に大量に作れる夢のような技術。 237 00:16:56,148 --> 00:16:59,919 得られる利益は 今までの比じゃありません! 238 00:16:59,919 --> 00:17:02,255 <ガリ版印刷というのは➡ 239 00:17:02,255 --> 00:17:04,457 ロウを圧着した薄い紙を➡ 240 00:17:04,457 --> 00:17:06,659 ヤスリ板に押し当てて➡ 241 00:17:06,659 --> 00:17:09,295 鉄筆で小さな穴を開けて➡ 242 00:17:09,295 --> 00:17:12,164 インクを通して 印刷する方法のこと> 243 00:17:14,600 --> 00:17:18,537 <この穴が細かいほど 精密な絵が印刷できる。➡ 244 00:17:18,537 --> 00:17:20,540 ドットが小さいほど➡ 245 00:17:20,540 --> 00:17:23,843 テレビの画面が綺麗なのと 同じ仕組みだ> 246 00:17:23,843 --> 00:17:26,012 <細かい穴を開けるには➡ 247 00:17:26,012 --> 00:17:29,248 ロウ原紙の表面が 綺麗なのは 絶対条件。➡ 248 00:17:29,248 --> 00:17:32,618 いかに薄くて綺麗な ロウ引きができるか。➡ 249 00:17:32,618 --> 00:17:36,622 それが ロウ原紙作成の 最重要ポイントであり➡ 250 00:17:36,622 --> 00:17:40,293 また ガリ版印刷完成の キモである> 251 00:17:44,363 --> 00:17:48,334 で そのロウ原紙作り なんですけど…ギル? 252 00:17:48,334 --> 00:17:51,404 (ギル) はい。土台の薄い紙はトロ…➡ 253 00:17:51,404 --> 00:17:53,406 にょきにょっ木紙が いい具合です。 254 00:17:53,406 --> 00:17:57,076 一方で ロウ引きの方が 中々うまくいっておりません。 255 00:17:57,076 --> 00:17:59,278 というわけで ルッツ! 256 00:17:59,278 --> 00:18:01,781 ロウ原紙作り 手伝ってよ~! 257 00:18:01,781 --> 00:18:04,617 えぇ!?今 俺も忙しいんだよ。 258 00:18:04,617 --> 00:18:08,154 随分 色々と考えているな。 259 00:18:08,154 --> 00:18:10,723 ならば ルッツを貸してやりたいが➡ 260 00:18:10,723 --> 00:18:14,193 こちらも資金不足で 人手が必要なんだ。 261 00:18:16,095 --> 00:18:19,999 とりあえず 今日は それだけお渡しできますけど? 262 00:18:22,435 --> 00:18:25,972 よし!ルッツは貸し出す! キッチリやってこい! 263 00:18:25,972 --> 00:18:28,174 旦那様!? 264 00:18:28,174 --> 00:18:32,244 やった~!よろしくね ルッツ! 265 00:18:37,516 --> 00:18:40,553 さて そんな一生懸命のお前に➡ 266 00:18:40,553 --> 00:18:43,255 ひとつ贈り物をさせてもらおうか。 267 00:18:59,271 --> 00:19:00,940 書字板!? 268 00:19:02,441 --> 00:19:05,244 どうぞ お納めください。 269 00:19:05,244 --> 00:19:10,049 (ベンノ) ギルベルタ商会と 貴族の繋がりを作ってくれた礼だ。 270 00:19:10,049 --> 00:19:12,051 前のお前の書字板は➡ 271 00:19:12,051 --> 00:19:14,920 トゥーリが使っていると 聞いたもんでな。 272 00:19:14,920 --> 00:19:23,763 ♬~ 273 00:19:23,763 --> 00:19:26,132 嬉しい。 274 00:19:32,772 --> 00:19:35,841 よ~し!ロウ原紙作り➡ 275 00:19:35,841 --> 00:19:38,210 もっと頑張るぞ~! 276 00:19:43,816 --> 00:19:46,118 では 工房へ向かいます。 277 00:19:53,759 --> 00:19:55,928 商品の秘密があるので➡ 278 00:19:55,928 --> 00:19:59,098 2人は ここで 残ってもらいたいのですが…。 279 00:19:59,098 --> 00:20:00,666 (2人)できません。 280 00:20:00,666 --> 00:20:02,701 《だよね…》 281 00:20:02,701 --> 00:20:05,004 ダームエルにお願いします。 282 00:20:05,004 --> 00:20:08,040 (ブリギッテ)お待ちください ローゼマイン様。 283 00:20:08,040 --> 00:20:10,843 わたくしは信用なりませんか? 284 00:20:13,179 --> 00:20:16,649 ブリギッテ 貴女には感謝しています。 285 00:20:16,649 --> 00:20:19,418 貴族が嫌がる下町にも同行し➡ 286 00:20:19,418 --> 00:20:21,720 とてもよく仕えてくれていると。 287 00:20:21,720 --> 00:20:23,823 ならば。 ですが➡ 288 00:20:23,823 --> 00:20:27,426 貴女は 土地を持つ貴族 ギーベの妹。 289 00:20:27,426 --> 00:20:31,864 家に利益をもたらす情報を 手に入れても 黙秘できるか➡ 290 00:20:31,864 --> 00:20:34,767 わたくしには まだ判別できません。 291 00:20:34,767 --> 00:20:38,137 《貴女が家族を思う その優しさを➡ 292 00:20:38,137 --> 00:20:40,406 私は知っているから》 293 00:20:42,675 --> 00:20:47,246 ダームエルは土地を持たない 貴族街の下級貴族。 294 00:20:47,246 --> 00:20:50,649 何かあった時は 対応がすぐにできるのです。 295 00:20:58,124 --> 00:21:00,092 かしこまりました。 296 00:21:03,662 --> 00:21:15,674 ♬~ 297 00:21:15,674 --> 00:21:18,644 (ギル) これが 現在のロウ原紙です。 298 00:21:21,180 --> 00:21:25,751 ルッツ ヨハンに お使いをお願いします。 うん。 299 00:21:25,751 --> 00:21:30,790 《絶対に ガリ版印刷を 成功させてみせる!》 300 00:21:30,790 --> 00:21:33,092 《神官長が恥ずかしいとか➡ 301 00:21:33,092 --> 00:21:36,896 そんな優しさは 丸めてポイッ! 貴族女性達が➡ 302 00:21:36,896 --> 00:21:40,733 バッタバッタ倒れちゃうような 素敵イラストで➡ 303 00:21:40,733 --> 00:21:44,103 荒稼ぎだ~!》 304 00:21:44,103 --> 00:21:47,106 ♬~ 305 00:21:47,106 --> 00:22:07,092 ♬~ 306 00:22:07,092 --> 00:22:27,112 ♬~ 307 00:22:27,112 --> 00:22:40,125 ♬~ 308 00:22:40,125 --> 00:22:44,230 ♬~ 309 00:22:44,230 --> 00:23:04,250 ♬~ 310 00:23:04,250 --> 00:23:12,024 ♬~ 311 00:23:12,024 --> 00:23:17,096 ♬~ 312 00:23:17,096 --> 00:23:20,132 ♬~ 313 00:23:20,132 --> 00:23:24,370 ローゼマイン チケットとは なんですの? 314 00:23:24,370 --> 00:23:28,874 お値段で座席が変わる 予約券のようなものですね。 315 00:23:28,874 --> 00:23:30,709 でしたら わたくしは➡ 316 00:23:30,709 --> 00:23:32,711 後ろの座席に いたしましょう。 317 00:23:32,711 --> 00:23:34,246 そうすれば➡ 318 00:23:34,246 --> 00:23:36,849 お金のない方も 買いやすいですしね。 319 00:23:36,849 --> 00:23:39,451 わたくしは ここにします! 320 00:23:39,451 --> 00:23:43,455 最高の席で フェルディナンド様の演奏姿を➡ 321 00:23:43,455 --> 00:23:46,292 心行くまで堪能するのです! 322 00:23:46,292 --> 00:23:49,595 あ~! 323 00:23:49,595 --> 00:23:51,130 うぅ…。 324 00:23:51,130 --> 00:23:55,167 凄まじい 神官長ファンっぷりだよ! 325 00:23:55,167 --> 00:23:59,138 ♬~