1 00:00:01,134 --> 00:00:03,937 <4人の子供を ハッセの小神殿で➡ 2 00:00:03,937 --> 00:00:06,506 引き取ることになった ローゼマイン。➡ 3 00:00:06,506 --> 00:00:11,812 しかし 貴族に売る予定の 子供を奪われたハッセの町長は➡ 4 00:00:11,812 --> 00:00:15,182 ローゼマインを 快く思っていなかった> 5 00:00:17,618 --> 00:00:20,420 (フェルディナンド) ハッセで随分な対応を受けた。 6 00:00:20,420 --> 00:00:22,756 知っていたな ベンノ。 7 00:00:22,756 --> 00:00:27,761 (ベンノ) ええ。ハッセの町だからこその 対応でしょう。 8 00:00:36,136 --> 00:00:51,118 ♬~ 9 00:00:51,118 --> 00:01:07,567 ♬~ 10 00:01:07,567 --> 00:01:12,072 ♬~ 11 00:01:12,072 --> 00:01:32,159 ♬~ 12 00:01:32,159 --> 00:01:35,696 ♬~ 13 00:01:35,696 --> 00:01:40,634 ♬~ 14 00:01:40,634 --> 00:02:00,654 ♬~ 15 00:02:00,654 --> 00:02:05,125 ♬~ 16 00:02:17,137 --> 00:02:21,141 ♬~ 17 00:02:21,141 --> 00:02:26,146 ♬~ 18 00:02:26,146 --> 00:02:31,184 あの一帯における ハッセの町長の 影響力は相当なものです。 19 00:02:31,184 --> 00:02:33,687 (ローゼマイン) <エーレンフェスト領内は➡ 20 00:02:33,687 --> 00:02:37,257 土地持ちの貴族 ギーベが管理する土地と➡ 21 00:02:37,257 --> 00:02:41,294 アウブが直接治める 直轄地とに分かれている> 22 00:02:41,294 --> 00:02:44,097 <ハッセは直轄地の1つで➡ 23 00:02:44,097 --> 00:02:47,234 周辺の農村の 管理を任されている> 24 00:02:47,234 --> 00:02:50,037 ハッセでは 冬を越すために➡ 25 00:02:50,037 --> 00:02:54,107 大勢の人間が 冬の館に集まります。➡ 26 00:02:54,107 --> 00:02:59,012 そこで采配を振るうのが あの町長です。 27 00:02:59,012 --> 00:03:03,083 それだけで あそこまで増長するとは思えぬ。 28 00:03:03,083 --> 00:03:06,086 どのような貴族の 後ろ盾があるのか➡ 29 00:03:06,086 --> 00:03:08,088 私が知りたいのは それだ。 30 00:03:08,088 --> 00:03:11,324 領地事業の 関係者である私達が➡ 31 00:03:11,324 --> 00:03:14,461 視察へ訪れた時の態度から見て➡ 32 00:03:14,461 --> 00:03:18,965 かなり位の高い貴族と 繋がりがあるようです。 33 00:03:18,965 --> 00:03:24,004 ふむ。確実なのは 前神殿長だな。 え…。 34 00:03:24,004 --> 00:03:27,574 前神殿長は騎獣を持っていない。 35 00:03:27,574 --> 00:03:32,012 動けるのは 馬車で行き来できる範囲内だ。 36 00:03:32,012 --> 00:03:34,981 領主の叔父という 地位を振りかざし➡ 37 00:03:34,981 --> 00:03:37,684 やりたい放題していたに違いない。 38 00:03:37,684 --> 00:03:40,087 何より やり口が似ている。 39 00:03:40,087 --> 00:03:42,856 前神殿長は捕らえられたのに➡ 40 00:03:42,856 --> 00:03:45,726 なぜ町長は 増長したままなのでしょう? 41 00:03:45,726 --> 00:03:49,463 捕らえられたことを 知らないのではないか? 42 00:03:49,463 --> 00:03:51,698 君への認識も恐らく…。 43 00:03:51,698 --> 00:03:57,571 (町長) ⸨あぁ?アレは…祈念式に来た 青色巫女じゃないか⸩ 44 00:03:57,571 --> 00:04:01,274 では わたくしが 領主の養女ということも…。 45 00:04:01,274 --> 00:04:03,276 無論 知らないであろう。 46 00:04:03,276 --> 00:04:06,179 ベンノ 前神殿長について➡ 47 00:04:06,179 --> 00:04:08,782 下町では どのような噂が出回っている? 48 00:04:08,782 --> 00:04:11,751 ありません。新しい神殿長は➡ 49 00:04:11,751 --> 00:04:16,123 本物の祝福を与えられる聖女だ という噂で もちきりですが➡ 50 00:04:16,123 --> 00:04:20,127 前神殿長は引退したのだろうと 誰も気にしていませんから。 51 00:04:22,996 --> 00:04:27,000 《だから聖女伝説は やりすぎだって言ったのに》 52 00:04:30,871 --> 00:04:33,907 死んだ後まで厄介な…。 53 00:04:33,907 --> 00:04:36,743 《また何か考えてる…》 54 00:04:36,743 --> 00:04:38,211 《はっ!?》 55 00:04:41,014 --> 00:04:44,317 神官長 今 何だか変なことが…。 56 00:04:44,317 --> 00:04:49,456 ハッセの小神殿に押し入ろうと している者がいるようだ。 57 00:04:49,456 --> 00:04:54,294 守りの陣に わずかな干渉が感じられる。 58 00:04:54,294 --> 00:04:56,396 ええっ!? 59 00:04:56,396 --> 00:04:58,798 ローゼマイン 来なさい。 60 00:05:01,368 --> 00:05:21,454 ♬~ 61 00:05:21,454 --> 00:05:23,857 シュピーゲルン。 62 00:05:26,860 --> 00:05:29,229 《ハッセの小神殿だ》 63 00:05:31,731 --> 00:05:33,967 あっ 誰かが来ました。 64 00:05:33,967 --> 00:05:37,938 大方 子供達を 取り返しにでも来たのであろう。 65 00:05:37,938 --> 00:05:39,639 え…!? 66 00:05:41,942 --> 00:05:44,878 (男)ここにいるのは 分かってるんだ! (男)出てこい! 67 00:05:44,878 --> 00:05:47,547 うわぁ! 何やってるんだよ! 68 00:05:47,547 --> 00:05:50,217 うぅ…う うわぁ! 69 00:05:50,217 --> 00:05:51,918 俺に任せろ! 70 00:05:54,054 --> 00:05:56,022 ダメ! 71 00:05:59,459 --> 00:06:02,529 なんだ これ…。 72 00:06:02,529 --> 00:06:04,030 ふぅ…。 73 00:06:04,030 --> 00:06:08,034 守りの魔術は 問題なく発動しているな。 74 00:06:08,034 --> 00:06:11,137 守りの魔術? ああ。 75 00:06:11,137 --> 00:06:14,407 小神殿の魔石に 魔力をこめたであろう? 76 00:06:18,478 --> 00:06:20,146 あの時の…。 77 00:06:20,146 --> 00:06:22,148 守りの魔術は➡ 78 00:06:22,148 --> 00:06:25,585 君が襲撃された時に 使ったものと同じだ。 79 00:06:25,585 --> 00:06:27,287 風の盾! 80 00:06:27,287 --> 00:06:32,192 《盾の中の人に対して 害意を持つものは入れない》 81 00:06:34,294 --> 00:06:36,296 それなら安心ですね。 82 00:06:36,296 --> 00:06:40,400 今のうちにノーラ達の無事を 確認しに行きましょう。 83 00:06:40,400 --> 00:06:43,403 今はダメだ。下手に動くと➡ 84 00:06:43,403 --> 00:06:46,473 ヴォルフの時のように 町長が消される。 85 00:06:49,109 --> 00:06:53,713 《私の知らないところで 私に関わった人が殺される》 86 00:06:55,782 --> 00:06:58,718 それはイヤです。 ああ。 87 00:06:58,718 --> 00:07:01,955 色々と証言を 握っていそうだからな。 88 00:07:01,955 --> 00:07:05,458 アレは生きたまま確保したい。 89 00:07:05,458 --> 00:07:10,130 ハッセに行くのは 次の視察日まで待ちなさい。 90 00:07:10,130 --> 00:07:12,098 はい。 91 00:07:14,134 --> 00:07:17,537 《その数日後…》 92 00:07:17,537 --> 00:07:20,807 <前神殿長宛てに手紙が届いた> 93 00:07:24,711 --> 00:07:26,746 (手紙:町長の声)「貴方の部下が➡ 94 00:07:26,746 --> 00:07:28,782 横暴極まりないことを しています。➡ 95 00:07:28,782 --> 00:07:31,217 小神殿をなんとかしてください」。 96 00:07:31,217 --> 00:07:33,453 《神官長の言った通り➡ 97 00:07:33,453 --> 00:07:37,290 前神殿長が死んだことを 知らないんだ…》 98 00:07:37,290 --> 00:07:41,594 (手紙:町長の声) 「貴族に売り渡す契約をしていた ノーラも奪われてしまいました」。 99 00:07:41,594 --> 00:07:43,363 《これって…》 100 00:07:46,099 --> 00:07:49,069 手紙の書き方を知らないようだな。 101 00:07:49,069 --> 00:07:51,638 そう言えば ベンノさんが…。 102 00:07:51,638 --> 00:07:56,209 ⸨ハッセには貴族が食事したり 宿泊する場所がありません。➡ 103 00:07:56,209 --> 00:07:58,645 エーレンフェストの街から近く➡ 104 00:07:58,645 --> 00:08:01,281 皆 ハッセを 通り過ぎるからです。➡ 105 00:08:01,281 --> 00:08:06,152 そのため 神事や徴税以外で 貴族と接する事がありません⸩ 106 00:08:06,152 --> 00:08:09,055 町長が増長するはずですよね。 107 00:08:09,055 --> 00:08:13,560 前神殿長は亡くなりましたと 返事をしておきなさい。 108 00:08:13,560 --> 00:08:18,431 アレが欲するのが ハッセに恵みを もたらす神殿長か➡ 109 00:08:18,431 --> 00:08:23,570 それとも小金を稼げる貴族か どちらを選ぶのか確かめたい。 110 00:08:23,570 --> 00:08:27,140 でもこれ… 不正の根拠になりますよね? 111 00:08:27,140 --> 00:08:29,442 放置しておいて 大丈夫なのですか? 112 00:08:29,442 --> 00:08:32,212 今は放置するしかあるまい。 113 00:08:32,212 --> 00:08:35,448 排斥するだけならば 簡単に出来るが➡ 114 00:08:35,448 --> 00:08:37,650 大事なのは その後だ。 115 00:08:37,650 --> 00:08:40,220 でも…悪いことをする小物は➡ 116 00:08:40,220 --> 00:08:43,923 少しでも早く排斥した方が 良いのではないですか? 117 00:08:43,923 --> 00:08:47,927 ローゼマイン 悪いこととはなんだ? 118 00:08:47,927 --> 00:08:51,598 え?えっと…子供を売ったり➡ 119 00:08:51,598 --> 00:08:56,035 金品を渡して 便宜を図って貰おうとしたり。 120 00:08:56,035 --> 00:08:59,639 別に悪いことではなかろう? え…? 121 00:08:59,639 --> 00:09:05,178 町長は身寄りのない子供の面倒を みる代わりに所有権を持つ。 122 00:09:05,178 --> 00:09:08,715 売るか否かは町長の自由だ。 123 00:09:08,715 --> 00:09:12,485 それはエーレンフェストの 神殿でも同じだ。 124 00:09:12,485 --> 00:09:15,155 は…! 125 00:09:15,155 --> 00:09:18,792 《そうだ。 それがこの世界の常識だった》 126 00:09:18,792 --> 00:09:21,594 それに君は賄賂と言うが➡ 127 00:09:21,594 --> 00:09:24,431 貴族に融通を利かせてもらうのだ。 128 00:09:24,431 --> 00:09:28,468 心証をよくしようとするのは 当たり前ではないか。➡ 129 00:09:28,468 --> 00:09:32,939 ベンノとて 私と初めて会う時は そうしていたと思うが? 130 00:09:32,939 --> 00:09:36,676 (ローゼマインの声) 《あの時は手土産ぐらいに 考えていたけど➡ 131 00:09:36,676 --> 00:09:39,479 そう言われると ベンノさんと町長と➡ 132 00:09:39,479 --> 00:09:41,848 何が違うのか説明できない。➡ 133 00:09:41,848 --> 00:09:43,950 あれ?》 134 00:09:43,950 --> 00:09:46,853 では 町長に罪はない? 135 00:09:46,853 --> 00:09:51,925 罪はある。貴族である 私の命令に従わなかったこと➡ 136 00:09:51,925 --> 00:09:54,828 我々の決定に異議を唱えたことだ。 137 00:09:56,896 --> 00:10:00,767 子供を売ることも賄賂も 悪いことではない。 138 00:10:00,767 --> 00:10:04,337 そうだ。 多少の不正をしても➡ 139 00:10:04,337 --> 00:10:08,475 子供を売った金で 町を潤すことができるのならば➡ 140 00:10:08,475 --> 00:10:12,779 ハッセの者は町長を支持する。 え…! 141 00:10:12,779 --> 00:10:15,915 ハッセの冬の館には 町民だけでなく➡ 142 00:10:15,915 --> 00:10:20,086 周辺の農村からも人が集まると ベンノは言っていた。 143 00:10:20,086 --> 00:10:22,689 それだけの人数の 面倒を見るために➡ 144 00:10:22,689 --> 00:10:24,724 貴族に子供を売った金で➡ 145 00:10:24,724 --> 00:10:28,027 冬の備えをする予定だったと 言われれば➡ 146 00:10:28,027 --> 00:10:32,866 子供を勝手にさらった こちらが 町民から憎まれる対象となる。 147 00:10:32,866 --> 00:10:34,334 は…! 148 00:10:34,334 --> 00:10:36,402 (ローゼマインの声) 《平民にとって冬の備えが➡ 149 00:10:36,402 --> 00:10:38,972 どれほど重要かは よく知っている》 150 00:10:38,972 --> 00:10:43,309 納税をしている多くの町民と 数人の子供。 151 00:10:43,309 --> 00:10:45,645 守られるべきは町民だ。 152 00:10:45,645 --> 00:10:50,717 つまり ハッセの人にとっては わたくし達が悪なのですか。 153 00:10:50,717 --> 00:10:52,719 今の時点ではな。 154 00:10:52,719 --> 00:10:54,721 《甘かった…!➡ 155 00:10:54,721 --> 00:10:59,692 私は労働力を あの子達は 安定した生活を手に入れられる。➡ 156 00:10:59,692 --> 00:11:02,695 だから小神殿は都合がよかった。➡ 157 00:11:02,695 --> 00:11:06,065 でも…》 158 00:11:06,065 --> 00:11:08,535 《都合よく 事が動くなどと考えるなって➡ 159 00:11:08,535 --> 00:11:11,070 こういうことだったんだ》 160 00:11:11,070 --> 00:11:14,107 領地の事業として 許可が出たことなので➡ 161 00:11:14,107 --> 00:11:18,144 それがハッセの人達にとって 困ることになるなんて➡ 162 00:11:18,144 --> 00:11:20,813 思いもしませんでした。 163 00:11:20,813 --> 00:11:23,116 領主の許可が出たのは➡ 164 00:11:23,116 --> 00:11:27,220 彼らからも税金が取れると 判断されたからだ。 165 00:11:27,220 --> 00:11:29,222 慈悲だけではない。 166 00:11:29,222 --> 00:11:33,726 あ…! 今の君は領民の税金で生きている。 167 00:11:33,726 --> 00:11:35,895 子供と納税者。 168 00:11:35,895 --> 00:11:40,567 どちらを大事にしなければ ならないか わからないか? 169 00:11:40,567 --> 00:11:43,503 わかり…ました。 170 00:11:43,503 --> 00:11:47,407 町長へ子供達の分の補償を 手配します。 171 00:11:47,407 --> 00:11:49,943 それで この件は解決ですよね。 172 00:11:49,943 --> 00:11:54,881 何を言っている? あの者は貴族である私に逆らった。 173 00:11:54,881 --> 00:11:57,517 処分は当然だ。 え! 174 00:11:57,517 --> 00:11:59,552 な…元々は わたくしが…! 175 00:11:59,552 --> 00:12:04,891 悪事に対する認識が ここまで違うとは思わなかった。 176 00:12:04,891 --> 00:12:09,629 ちょうど良い。あの小物は 君の良い教材となるだろう。 177 00:12:09,629 --> 00:12:13,166 町長に対する反対派を作り 育て➡ 178 00:12:13,166 --> 00:12:16,703 町長を孤立させなさい。 はい? 179 00:12:16,703 --> 00:12:21,107 町長を取り除いても ハッセの町が順調に動くような➡ 180 00:12:21,107 --> 00:12:23,843 後釜を 作っておけと言っているのだ。 181 00:12:23,843 --> 00:12:27,847 こちらに賛同する 従順な駒を育ててから➡ 182 00:12:27,847 --> 00:12:31,351 町長を排除すれば 全ては丸く収まる。 183 00:12:31,351 --> 00:12:34,120 やってみなさい。 184 00:12:34,120 --> 00:12:37,924 わたくしに 人を陥れろと? 185 00:12:37,924 --> 00:12:39,859 言ったであろう? 186 00:12:39,859 --> 00:12:42,962 自らに都合よく動かすしかないと。 187 00:12:42,962 --> 00:12:47,934 《それは…悪いことだと 教えられて育った》 188 00:12:50,470 --> 00:12:54,907 《イヤだ…怖い… そんなこと したくない》 189 00:12:54,907 --> 00:12:56,909 しっかりしなさい。 190 00:12:56,909 --> 00:13:00,647 君が動かねば 子供達は森に出られない。 191 00:13:00,647 --> 00:13:02,649 工房の仕事も止まる。 192 00:13:02,649 --> 00:13:07,420 そのくせ 神の恵みだけは 一人前に食べる邪魔者になる。 193 00:13:07,420 --> 00:13:09,922 勝手にさらってきて閉じ込めて➡ 194 00:13:09,922 --> 00:13:12,325 邪魔者として 疎まれるような環境に➡ 195 00:13:12,325 --> 00:13:15,795 彼らを置くのは 君の本意ではないだろう? 196 00:13:15,795 --> 00:13:20,500 でも…でも! 197 00:13:20,500 --> 00:13:24,404 他人を陥れる方法なんて… 存じません。 198 00:13:32,045 --> 00:13:36,115 初めてだからな。 やり方は教えよう。 199 00:13:39,152 --> 00:13:43,156 ♬~ 200 00:13:45,124 --> 00:13:49,095 ♬~ 201 00:13:51,564 --> 00:13:54,333 ⸨やってみなさい⸩ 202 00:13:54,333 --> 00:13:56,803 ⸨やり方は教えよう⸩ 203 00:13:56,803 --> 00:13:58,971 はっ! 204 00:14:01,808 --> 00:14:03,910 《冬の衣装の採寸のため➡ 205 00:14:03,910 --> 00:14:06,512 私は一旦 城に戻ることになった》 206 00:14:09,949 --> 00:14:13,352 どうした? 顔色がよくないぞ? 207 00:14:13,352 --> 00:14:17,457 ハッセの課題の事を考えていたら 眠れなかったのです。 208 00:14:17,457 --> 00:14:19,425 あの程度でか? 209 00:14:26,032 --> 00:14:28,735 弱すぎるな 君は。 210 00:14:33,639 --> 00:14:36,209 《神官長には あの程度でも➡ 211 00:14:36,209 --> 00:14:39,212 私には難題過ぎる》 212 00:14:39,212 --> 00:14:43,950 (リヒャルダ) 姫様 顔色が優れませんが 大丈夫ですか? 213 00:14:43,950 --> 00:14:47,453 ええ 大丈夫です。 214 00:14:47,453 --> 00:14:56,195 ♬~ 215 00:14:56,195 --> 00:14:58,998 (ヴィルフリート)ハッハッハッ…あ! 216 00:14:58,998 --> 00:15:01,067 ヴィルフリート兄様! 217 00:15:03,436 --> 00:15:06,072 ローゼマイン 帰っていたのか。 218 00:15:06,072 --> 00:15:09,208 坊ちゃま 側仕えは どうされました? 219 00:15:09,208 --> 00:15:13,146 あ!あ~その…。 220 00:15:13,146 --> 00:15:16,315 そ それより お前達こそ どこへ行く気だ!? 221 00:15:16,315 --> 00:15:18,117 また 父上の所か? 222 00:15:18,117 --> 00:15:21,020 え…! 223 00:15:21,020 --> 00:15:23,823 やはり そうか…。 224 00:15:23,823 --> 00:15:26,726 なんでローゼマインばかり 父上と会えるのだ! 225 00:15:26,726 --> 00:15:29,395 ずるいぞ! 226 00:15:29,395 --> 00:15:32,899 (ランプレヒト)おやめください ヴィルフリート様! 227 00:15:32,899 --> 00:15:36,269 お前なんか嫌いだ!バカ! 228 00:15:36,269 --> 00:15:38,905 バカは ヴィルフリート兄様の方です! 229 00:15:38,905 --> 00:15:43,109 勉強から逃げて 周りに迷惑ばかりかけて! 230 00:15:43,109 --> 00:15:47,113 《私だって逃げたい。 でも 逃げたら…》 231 00:15:49,782 --> 00:15:52,819 ヴィルフリート兄様が しっかりしてくれれば➡ 232 00:15:52,819 --> 00:15:56,656 フェルディナンド様に無茶な課題を 出されなかったのですよ。 233 00:15:56,656 --> 00:15:59,625 な…生意気だぞ ローゼマイン! 234 00:16:02,929 --> 00:16:04,897 ハッ…。 235 00:16:07,466 --> 00:16:09,936 (ダームエル) 抑えて下さい ローゼマイン様! 236 00:16:09,936 --> 00:16:12,238 あ…。 237 00:16:15,608 --> 00:16:19,278 《それから イタリアンレストランが 開店するので➡ 238 00:16:19,278 --> 00:16:23,783 料理人のフーゴを返してほしいと 養父様に直談判した》 239 00:16:26,786 --> 00:16:28,955 《その数日後…》 240 00:16:34,627 --> 00:16:38,097 皆 怖かったでしょう? 大丈夫でしたか? 241 00:16:40,266 --> 00:16:43,970 (ノーラ) はな…お話ししてもいいですか? 242 00:16:43,970 --> 00:16:48,608 《言葉遣いが良くなってる。 それに顔色も》 243 00:16:48,608 --> 00:16:51,611 あの人達 何も出来なかったの。 244 00:16:51,611 --> 00:16:54,947 びっくりしたけど すごく安心したわ。 245 00:16:54,947 --> 00:16:57,516 (トール)俺も!姉ちゃんが➡ 246 00:16:57,516 --> 00:17:01,621 絶対に連れて行かれないんだって わかって 嬉しかった。 247 00:17:01,621 --> 00:17:03,789 ご飯も いつも食べられるし…。➡ 248 00:17:03,789 --> 00:17:07,260 全部 お前が考えたことだって みんなに聞いた。➡ 249 00:17:07,260 --> 00:17:09,962 俺より小さいのに すげぇんだな! 250 00:17:12,298 --> 00:17:14,734 (マルテ)ここに来られて良かった。 251 00:17:14,734 --> 00:17:18,304 (リック) マルテが また笑えるように なっただけで 俺は嬉しい。 252 00:17:18,304 --> 00:17:21,307 ありがとう ローゼマイン様。 253 00:17:21,307 --> 00:17:24,977 《やり方は間違っていたけど➡ 254 00:17:24,977 --> 00:17:28,447 ノーラ達を引き取ったことは 間違いないはずだ》 255 00:17:30,449 --> 00:17:33,286 《この子達と ハッセの町にとって➡ 256 00:17:33,286 --> 00:17:36,789 いい結果になる方法を探したい。➡ 257 00:17:36,789 --> 00:17:39,959 でも どうすればいいんだろう…》 258 00:17:42,461 --> 00:17:46,132 (ルッツ)何があった? ひどい顔してるぞ。 259 00:17:46,132 --> 00:17:50,136 ルッツ…神官長の課題が…。 260 00:17:50,136 --> 00:17:53,105 え…。 ううっ…。 261 00:17:57,276 --> 00:17:59,779 ずいぶん甘い対応だな。 262 00:17:59,779 --> 00:18:01,948 甘い!?どこがですか! 263 00:18:01,948 --> 00:18:04,250 私は もう何日も 眠れなくて…。 264 00:18:04,250 --> 00:18:07,453 お前のことじゃない。 ハッセに対してだ。 265 00:18:07,453 --> 00:18:11,324 小神殿を攻撃した時点で ハッセの住人全員が➡ 266 00:18:11,324 --> 00:18:14,360 焼き払われても おかしくないだろう? 267 00:18:14,360 --> 00:18:17,964 住人全員が焼き払われる? 268 00:18:17,964 --> 00:18:22,969 (ベンノ) 小神殿は 領主が養女の要請で 創った白の建物だ。➡ 269 00:18:22,969 --> 00:18:28,407 そこに攻撃をかけるのは 領主一族に攻撃をするのに等しい。 270 00:18:28,407 --> 00:18:30,409 ええ!?そうなんですか? 271 00:18:30,409 --> 00:18:33,279 まさか 気付いてなかったのか? 272 00:18:33,279 --> 00:18:35,614 はい…。 273 00:18:35,614 --> 00:18:39,452 攻撃をした者が どのように扱われるか➡ 274 00:18:39,452 --> 00:18:43,489 心当たりがあるだろう。 はっ…。 275 00:18:43,489 --> 00:18:47,126 《領主の養女である私を 攻撃したことで➡ 276 00:18:47,126 --> 00:18:49,595 ビンデバルト伯爵は投獄された。➡ 277 00:18:49,595 --> 00:18:55,701 貴族が処罰されて 平民が その対象にならないはずがない》 278 00:18:55,701 --> 00:19:00,272 では 私の課題がなかったら ハッセは…。 279 00:19:00,272 --> 00:19:02,775 とっくに町ごと消されてる。➡ 280 00:19:02,775 --> 00:19:05,778 襲撃の件が公になった時点で➡ 281 00:19:05,778 --> 00:19:07,813 ハッセは終わりだ。 あ…。 282 00:19:07,813 --> 00:19:12,618 反対派を作って煽るくらい 商人だって やっている。 283 00:19:12,618 --> 00:19:16,622 領主の娘なら いずれ学ばねばならないことだ。➡ 284 00:19:16,622 --> 00:19:20,593 神官長の言う通り 良い教材だと思うぞ。 285 00:19:24,630 --> 00:19:29,402 でも…人を陥れるようなこと やりたくないんです。 286 00:19:32,471 --> 00:19:36,275 だったら 考え方を変えればいいじゃん。 え…? 287 00:19:36,275 --> 00:19:38,611 町長を陥れるんじゃなくて➡ 288 00:19:38,611 --> 00:19:42,281 町長の罪で巻き込まれる ハッセの町の人達を救う➡ 289 00:19:42,281 --> 00:19:44,283 って考えたら どうだ? 290 00:19:44,283 --> 00:19:47,620 町の人達を…救う…? 291 00:19:47,620 --> 00:19:50,856 ああ 救うんだ! エーレンフェストの神殿長は➡ 292 00:19:50,856 --> 00:19:54,694 本物の祝福が使える 聖女なんだからさ。 293 00:19:54,694 --> 00:19:56,629 うん…。 294 00:19:56,629 --> 00:20:00,099 それなら出来るかも…。 295 00:20:06,005 --> 00:20:08,774 ずいぶんと 顔色が良くなったではないか。 296 00:20:08,774 --> 00:20:11,110 ルッツ達に相談できたので。 297 00:20:11,110 --> 00:20:14,780 それで ハッセの課題は どうなった? 298 00:20:14,780 --> 00:20:17,783 はい 噂を流します。 299 00:20:17,783 --> 00:20:20,453 ふむ…どんな噂だ? 300 00:20:21,954 --> 00:20:25,291  回想  (ベンノ) ハッセの小神殿が襲撃され➡ 301 00:20:25,291 --> 00:20:27,593 町全体が危険に晒されている。➡ 302 00:20:27,593 --> 00:20:30,596 襲撃したのは町長の身内なのに➡ 303 00:20:30,596 --> 00:20:33,966 関係ない町民が 巻き添えになるかもしれないと➡ 304 00:20:33,966 --> 00:20:38,003 慈悲深い神殿長が 憂いている…とな。 305 00:20:38,003 --> 00:20:40,773 (マルク) 併せて このような噂も流します。 306 00:20:40,773 --> 00:20:43,776 誰が責任を 取ることになるのでしょう。➡ 307 00:20:43,776 --> 00:20:45,778 巻き込まれたくなければ ハッセには➡ 308 00:20:45,778 --> 00:20:48,447 関わらない方がいい…と。➡ 309 00:20:48,447 --> 00:20:50,950 不安感と貴族への恐怖心は➡ 310 00:20:50,950 --> 00:20:53,452 やがて町長一派への反感となり➡ 311 00:20:53,452 --> 00:20:56,122 町長を孤立させることができます。 312 00:20:56,122 --> 00:20:59,058 フッ…。 313 00:20:59,058 --> 00:21:02,461 《マルクさんが 神官長と同類だったのは➡ 314 00:21:02,461 --> 00:21:04,597 ちょっと驚いたけど…》 315 00:21:04,597 --> 00:21:08,567 商人同士の噂が回る速さって 凄いんだぜ! 316 00:21:08,567 --> 00:21:11,070 うん。 うん。 317 00:21:11,070 --> 00:21:13,439 《こうなったら やるしかない!》 318 00:21:13,439 --> 00:21:16,108 ただ 噂を流すとなると➡ 319 00:21:16,108 --> 00:21:20,112 ハッセの事件が公になるが…。 320 00:21:20,112 --> 00:21:23,482  現在  321 00:21:23,482 --> 00:21:28,087 下町との繋がりが深い 君ならではの計画だな。 322 00:21:28,087 --> 00:21:30,956 おもしろい。 そのまま やってみなさい。 323 00:21:30,956 --> 00:21:32,458 はいっ! 324 00:21:32,458 --> 00:21:36,295 それにしても… まさか小神殿襲撃の意味に➡ 325 00:21:36,295 --> 00:21:39,832 気付いていなかったとは…。 うっ! 326 00:21:39,832 --> 00:21:44,136 《そこは 見逃してくれないんだ…》 327 00:21:44,136 --> 00:21:47,106 は…はははは…。 328 00:21:47,106 --> 00:21:50,109 ♬~ 329 00:21:50,109 --> 00:22:10,196 ♬~ 330 00:22:10,196 --> 00:22:30,115 ♬~ 331 00:22:30,115 --> 00:22:43,128 ♬~ 332 00:22:43,128 --> 00:22:47,299 ♬~ 333 00:22:47,299 --> 00:23:07,119 ♬~ 334 00:23:07,119 --> 00:23:14,760 ♬~ 335 00:23:14,760 --> 00:23:18,163 ♬~ 336 00:23:20,132 --> 00:23:23,168 ♬~ 337 00:23:23,168 --> 00:23:27,606 なぜ君は 小神殿襲撃の意味が わかっていなかったのだ? 338 00:23:27,606 --> 00:23:29,608 常識が違うからです。 339 00:23:29,608 --> 00:23:32,945 わたくしの記憶を 覗いたことがある神官長なら➡ 340 00:23:32,945 --> 00:23:35,748 わかりますよね? 341 00:23:35,748 --> 00:23:39,118 ずいぶんと良い暮らしを していたように思うが➡ 342 00:23:39,118 --> 00:23:42,288 君は上級貴族の娘では なかったのか? 343 00:23:42,288 --> 00:23:46,759 あの世界に貴族はいません。 身分制度自体なかったので。 344 00:23:48,928 --> 00:23:52,798 根本から君の教育を 見直した方が良さそうだな。 345 00:23:52,798 --> 00:23:55,100 ひえぇ~! 346 00:23:55,100 --> 00:23:59,104 ♬~