1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 《ニナ:アズが王になった…? 何があったの? 2 00:00:04,004 --> 00:00:06,173 何が起こったの? 3 00:00:06,173 --> 00:00:11,011 それなら 一番後ろの使者は➡ 4 00:00:11,011 --> 00:00:13,814 誰なの…》 5 00:00:16,683 --> 00:00:18,685 《確かめなきゃ!》 6 00:00:18,685 --> 00:00:21,855 (ヒカミ)アリシャ様!? 許可なく使者と 会うことはできませんよ! 7 00:00:21,855 --> 00:00:24,524 あなたはもう 他国に嫁入りした身です! 8 00:00:24,524 --> 00:00:26,526 《もっと近くで!》 9 00:00:26,526 --> 00:00:28,529 姫! なりません! 10 00:00:28,529 --> 00:00:30,531 《会わなきゃ!》 11 00:00:32,532 --> 00:00:34,535 《あの はねっかえりめ!》 12 00:00:34,535 --> 00:00:38,705 ハァ ハァ ハァ…。 13 00:00:38,705 --> 00:00:43,911 《アズが… そこにいる》 14 00:02:24,511 --> 00:02:28,348 《もう一生会えないかもって 思ってたから》 15 00:02:28,348 --> 00:02:30,851 ハァ… フゥ…。 16 00:02:30,851 --> 00:02:32,853 《なんだか叫びたい。 17 00:02:32,853 --> 00:02:35,188 よくわかんない。 叫びたい。 18 00:02:35,188 --> 00:02:40,527 喉のすぐそこまで いっぱい… いっぱい…。 19 00:02:40,527 --> 00:02:43,196 あれ?》 アリシャ様➡ 20 00:02:43,196 --> 00:02:45,365 お元気そうで何よりです。 21 00:02:45,365 --> 00:02:48,702 あの ええと いったい何が…? 22 00:02:48,702 --> 00:02:50,704 急きょ 王がアズール様に➡ 23 00:02:50,704 --> 00:02:53,373 譲位なさることを 決意されまして➡ 24 00:02:53,373 --> 00:02:57,044 略式ながら国内だけの儀式を 行ったのです。 25 00:02:57,044 --> 00:03:00,981 他国を招いての正式な即位式は 春を予定しており➡ 26 00:03:00,981 --> 00:03:03,817 我々は その知らせに参りました。 27 00:03:03,817 --> 00:03:07,487 あの でも 急になぜ…。 姫。 28 00:03:07,487 --> 00:03:09,990 あっ…。 めったなことを申されぬよう。 29 00:03:09,990 --> 00:03:12,826 《あ… そっか。 30 00:03:12,826 --> 00:03:15,162 それなら声だけでも!》 31 00:03:15,162 --> 00:03:17,664 フォルトナの皆は元気でしょうか? 32 00:03:17,664 --> 00:03:20,834 それはもちろん。 あなたではなくて! 33 00:03:20,834 --> 00:03:23,670 他の者の話も聞いてみたいので➡ 34 00:03:23,670 --> 00:03:27,340 ええと 一番後ろにいる方に! 35 00:03:27,340 --> 00:03:30,010 《ニナ:アズだ! 36 00:03:30,010 --> 00:03:34,514 本物だ! アズ あたしだよ! 何か言って!》 37 00:03:37,017 --> 00:03:39,019 ハッ…! 38 00:03:39,019 --> 00:03:42,856 申し訳ありません アリシャ様。 この者は雇い兵。 39 00:03:42,856 --> 00:03:46,526 姫様に口を利いていい身分では ございませんので。 40 00:03:46,526 --> 00:03:49,196 それに その…。 41 00:03:49,196 --> 00:03:53,867 これ以上 ここでお話しするのも アリシャ様に あらぬ誤解が…。 42 00:03:53,867 --> 00:03:56,203 それでは失礼します。 43 00:03:56,203 --> 00:03:59,106 我らは書簡を渡さねば なりませんので。 44 00:04:01,141 --> 00:04:03,643 あっ 待って! 話はまだ…。 45 00:04:05,979 --> 00:04:09,583 《振り返って お願い…》 46 00:04:17,657 --> 00:04:20,160 《ニナ:お願い…! 47 00:04:20,160 --> 00:04:24,865 振り返りもしない…》 48 00:04:28,502 --> 00:04:31,671 《拒絶の目…。 49 00:04:31,671 --> 00:04:36,343 もしかして アズをだますみたいに フォルトナを出ちゃったことを➡ 50 00:04:36,343 --> 00:04:38,678 怒ってるのかな? 51 00:04:38,678 --> 00:04:41,181 アズはあたしを 守ってくれようとしたのに➡ 52 00:04:41,181 --> 00:04:43,683 自分で勝手に決めて…。 53 00:04:43,683 --> 00:04:46,853 あたしがアズを 捨てたってことになっちゃう? 54 00:04:46,853 --> 00:04:50,357 それなら嫌われて当たり前だ。 55 00:04:50,357 --> 00:04:55,862 あたしのやろうとしてたことって なんなんだっけ…》 56 00:04:58,198 --> 00:05:00,800 (セト)おい アレはどうなってる。 57 00:05:00,800 --> 00:05:02,803 (アン)んっ? ハッ! 58 00:05:02,803 --> 00:05:06,973 わ… 私に聞いてらっしゃる!? 他に誰がいる。 59 00:05:06,973 --> 00:05:09,643 あんなにおとなしい様子 見たことないぞ。 60 00:05:09,643 --> 00:05:12,479 どこか おかしいんじゃないか? 61 00:05:12,479 --> 00:05:15,315 わ… わかりませんが…。 62 00:05:15,315 --> 00:05:18,318 もしかしたら 故郷から使者が来たことで➡ 63 00:05:18,318 --> 00:05:21,154 里心がついてるのかもしれません。 64 00:05:21,154 --> 00:05:24,991 里心? どうすれば元に戻る? 65 00:05:24,991 --> 00:05:27,327 そ… そうですねぇ…。 66 00:05:27,327 --> 00:05:30,830 しばらくすれば しぜんと戻るんじゃないかと…。 67 00:05:30,830 --> 00:05:34,668 あとはまぁ おいしいもの食べたり 楽しいことがあれば。 68 00:05:34,668 --> 00:05:36,837 おい おいしいものありったけ➡ 69 00:05:36,837 --> 00:05:39,005 持ってこい。 はっ! えぇっ! 70 00:05:39,005 --> 00:05:41,841 何かのお祝い? 71 00:05:41,841 --> 00:05:44,010 好きなだけ食べるがいい。 72 00:05:44,010 --> 00:05:48,849 でも あたし今 そんな気分じゃ…。 アリシャ様! 73 00:05:48,849 --> 00:05:51,351 セト様は 沈んでらっしゃるアリシャ様を➡ 74 00:05:51,351 --> 00:05:54,187 元気づけようと なさってるのだと思います。 75 00:05:54,187 --> 00:05:56,523 《えぇ~ セトが~?》 76 00:05:56,523 --> 00:06:01,461 あと7日もすれば ガルガダは 冬入り前の獅子王の祭りだ。 77 00:06:01,461 --> 00:06:05,966 楽団や旅芸人も来る。 にぎやかで楽しいぞ。 78 00:06:05,966 --> 00:06:09,636 《ホントに元気づけようと…》 79 00:06:09,636 --> 00:06:11,638 楽しみ。 80 00:06:13,974 --> 00:06:16,142 おいしい~! 81 00:06:16,142 --> 00:06:19,479 《しっかりしなきゃ! せっかく いい感じなんだし!》 82 00:06:19,479 --> 00:06:21,815 ハッ。 《その笑い方は➡ 83 00:06:21,815 --> 00:06:23,984 どうかと思うけど…。 84 00:06:23,984 --> 00:06:28,154 この人のことを 大事にしてあげたいと思う。 85 00:06:28,154 --> 00:06:30,824 それは本当だけど➡ 86 00:06:30,824 --> 00:06:35,528 フォルトナとアズを守るのは あたしの誓いだから…》 87 00:06:37,497 --> 00:06:41,334 (ビドー)あらら~ ヨルも フォルトナの使者を見物に来たの? 88 00:06:41,334 --> 00:06:45,338 (ヨル)お前こそ珍しいな。 使者に女はいないぞ。 89 00:06:45,338 --> 00:06:47,340 なんとなくね~。 90 00:06:47,340 --> 00:06:51,177 フォルトナの新たな王は侮れない。 王宮内部はおろか➡ 91 00:06:51,177 --> 00:06:55,181 行商にふんした密偵からの報告も 止めていたんだ。 92 00:06:55,181 --> 00:06:58,852 (トート)このままだと 王位継承順位白紙の話も➡ 93 00:06:58,852 --> 00:07:01,788 なかったことになるかもだよ。 トートまで! 94 00:07:01,788 --> 00:07:06,793 王はフォルトナ攻略を ゆるり3年と 考えてたみたいだけど➡ 95 00:07:06,793 --> 00:07:08,795 状況が変わるとなれば➡ 96 00:07:08,795 --> 00:07:11,464 こんな余興に 時間割かないでしょう。 97 00:07:11,464 --> 00:07:14,968 冗談じゃない! 撤回の撤回なんて! 98 00:07:14,968 --> 00:07:17,637 とはいえ まさかセトちゃんが➡ 99 00:07:17,637 --> 00:07:21,808 あんなにフォルトナの姫に ご執心とは思わなかったしね~。 100 00:07:21,808 --> 00:07:24,811 まぁ もともと セトちゃんの嫁だけど。 101 00:07:24,811 --> 00:07:27,814 セトちゃんにも 人の血が流れてんのね~。 102 00:07:27,814 --> 00:07:30,817 クッ 方法は まだあるはずだ! 103 00:07:30,817 --> 00:07:33,320 何か… 何か…! 104 00:07:33,320 --> 00:07:38,024 おぉ うわさをすれば お姫ちゃん。 自由だな~。 105 00:07:39,993 --> 00:07:44,831 《ニナ:見張り多…! もはや正面突破しかなし! 106 00:07:44,831 --> 00:07:48,501 アンちゃん ごめん》 《アリシャ様 どこ~!》 107 00:07:48,501 --> 00:07:51,838 《ヒカミ ごめん!》 《おとなしくしててくださいね》 108 00:07:51,838 --> 00:07:54,007 《ニナ:セト ごめんなさい。 109 00:07:54,007 --> 00:07:56,009 でも 帰っちゃう前に➡ 110 00:07:56,009 --> 00:07:58,511 もう一度 ちゃんと会って伝えなきゃ。 111 00:07:58,511 --> 00:08:00,780 あたしの思いを》 112 00:08:00,780 --> 00:08:02,949 えぇ!? あっ…! ホホッ。 113 00:08:02,949 --> 00:08:05,452 お務め ご苦労さまで~す! 114 00:08:05,452 --> 00:08:08,788 昨日セト様に ガルガダのお菓子を頂いたので➡ 115 00:08:08,788 --> 00:08:11,458 故郷の使者に差し入れですの~。 116 00:08:11,458 --> 00:08:13,793 許可なく使者には会えません。 117 00:08:13,793 --> 00:08:19,132 オホホホホホ 許可なら頂いてますわ~。 聞いていらしたら~? 118 00:08:19,132 --> 00:08:22,135 では 確認してまいりますので…。 あぁ…。 119 00:08:22,135 --> 00:08:24,971 ホホホ お願いしますね~。 120 00:08:24,971 --> 00:08:27,140 それでは~。 わっ! 121 00:08:27,140 --> 00:08:29,309 アリシャ様! 122 00:08:29,309 --> 00:08:31,311 《アズ…! 123 00:08:31,311 --> 00:08:33,980 会えた…! 124 00:08:33,980 --> 00:08:35,982 会えたら…。 125 00:08:35,982 --> 00:08:39,152 会えたら… 会えたら…》 (足音) 126 00:08:39,152 --> 00:08:42,655 アズ! 何をしている。 127 00:08:42,655 --> 00:08:44,657 セト! 128 00:08:44,657 --> 00:08:47,327 セト!? あれがうわさの。 129 00:08:47,327 --> 00:08:50,497 わわわ! いくら里心がついてるとはいえ➡ 130 00:08:50,497 --> 00:08:53,666 たかが使者に こうまでして会うか。 131 00:08:53,666 --> 00:08:56,503 密偵かと疑われるぞ。 離して! 132 00:08:56,503 --> 00:09:00,106 違うよ。 そんなんじゃないよ! 133 00:09:00,106 --> 00:09:06,946 その… あの… 昔… そう昔 お世話になった人に➡ 134 00:09:06,946 --> 00:09:09,783 真ん中のそこの人が よく似てて それで…! 135 00:09:09,783 --> 00:09:13,119 《ニナ:バカ! こんなこと言ったら 困らせちゃう。 136 00:09:13,119 --> 00:09:15,789 でも… でも…》 137 00:09:15,789 --> 00:09:18,291 (アズール)初めて お目にかかりますので➡ 138 00:09:18,291 --> 00:09:20,293 お人違いでしょう。 139 00:09:20,293 --> 00:09:22,962 《ほら 目も合わせない》 140 00:09:22,962 --> 00:09:26,466 あの 皆さん お戻りはいつですか? 141 00:09:26,466 --> 00:09:28,802 伝言を頼めませんか。 142 00:09:28,802 --> 00:09:31,137 お父様や王妃様。 143 00:09:31,137 --> 00:09:34,474 大上皇様。 弟のムフルム。 144 00:09:34,474 --> 00:09:36,476 それと…! 145 00:09:36,476 --> 00:09:38,978 王になられた アズール兄様に! 146 00:09:38,978 --> 00:09:42,315 アリシャは… 私は…! 147 00:09:42,315 --> 00:09:47,153 はるかガルガダの地より ずっとお守り申し上げますと…! 148 00:09:47,153 --> 00:09:50,990 変わらず いつまでも…! 149 00:09:50,990 --> 00:09:52,992 (アズール)失礼します。 150 00:09:52,992 --> 00:09:55,829 お足元に破片が。 151 00:09:55,829 --> 00:10:00,133 おケガなされませぬよう。 あっ…。 152 00:10:03,169 --> 00:10:06,172 《アズ…》 153 00:10:06,172 --> 00:10:08,675 わっ! 安心しろ。 154 00:10:08,675 --> 00:10:10,844 使者は そうすぐには帰らない。 155 00:10:10,844 --> 00:10:13,847 王が祭りまでいるよう 手配したからな。 156 00:10:13,847 --> 00:10:16,850 お祭り… ガルガダの…。 157 00:10:16,850 --> 00:10:20,687 まぁ 引き止めるための 建て前だろうがな。 158 00:10:20,687 --> 00:10:25,692 新王政のフォルトナは 油断ならぬと判断されたわけだ。 159 00:10:25,692 --> 00:10:28,528 使者は ただの使者なのか。 160 00:10:28,528 --> 00:10:31,197 よからぬ思惑があるのではないか。 161 00:10:31,197 --> 00:10:33,199 ハッ! セト! 162 00:10:36,870 --> 00:10:40,206 ハッ まばたきひとつしないとはな。 163 00:10:40,206 --> 00:10:43,610 次 触れたら殺すぞ。 164 00:10:45,712 --> 00:10:49,382 セト! 何すんだよ! やめてよ! 使者なんぞは➡ 165 00:10:49,382 --> 00:10:53,052 斬られてもいい覚悟で来るものだ。 そんなのだめだ! 166 00:10:53,052 --> 00:10:55,555 何かご不興を 買ってしまったのなら➡ 167 00:10:55,555 --> 00:10:57,557 申し訳ありません。 168 00:10:57,557 --> 00:11:01,661 フン。 腕に自信もありそうだな。 169 00:11:01,661 --> 00:11:05,832 祭りの見どころは コロシアムで開かれる闘技大会だ。 170 00:11:05,832 --> 00:11:08,168 飛び入りも認められている。 171 00:11:08,168 --> 00:11:10,169 使者も参加したいと言ってると➡ 172 00:11:10,169 --> 00:11:12,839 王に伝えておこう。 えっ!? 173 00:11:12,839 --> 00:11:16,009 な… 困ります! 我々は そんなことは…! 174 00:11:16,009 --> 00:11:18,344 褒美は好きなものが与えられるぞ。 175 00:11:18,344 --> 00:11:21,848 楽しめ。 ちょっ あたしはまだ…。 176 00:11:21,848 --> 00:11:23,850 セト! 177 00:11:23,850 --> 00:11:26,052 《アズ…》 178 00:11:30,023 --> 00:11:33,860 まさか こんなに長く 引き止められるとは…。 179 00:11:33,860 --> 00:11:38,698 それにしても もう少し姫に 優しくしてもよかったのでは? 180 00:11:38,698 --> 00:11:40,867 何しろ…。 めったなことを話すな。 181 00:11:40,867 --> 00:11:43,536 扉の先にはガルガダ兵がいるんだ。 182 00:11:43,536 --> 00:11:46,839 はっ 申し訳ありません 聞こえないものだと…。 183 00:11:48,875 --> 00:11:52,545 たとえ ごく近くにいる者にしか 聞こえない声でも➡ 184 00:11:52,545 --> 00:11:55,882 特別な訓練をした者には 聞こえるものだ。 185 00:11:55,882 --> 00:11:58,885 そうだろう ヒカミ。 186 00:11:58,885 --> 00:12:02,889 お前は今 誰の味方だ。 187 00:12:06,159 --> 00:12:08,828 (王妃)ムフルム 熱が上がりますよ。 188 00:12:08,828 --> 00:12:10,830 (ムフルム)母上…。 189 00:12:10,830 --> 00:12:14,167 兄上は 大丈夫でしょうか。 190 00:12:14,167 --> 00:12:18,338 王になってまもないのに 城を長く留守にして。 191 00:12:18,338 --> 00:12:21,674 さてな。 どうでもよいことです。 192 00:12:21,674 --> 00:12:25,845 まったく。 我が夫は 何を考えて譲位など。 193 00:12:25,845 --> 00:12:29,682 そして シャタル三昧で 腹立たしい。 194 00:12:29,682 --> 00:12:33,853 《母上 僕は聞いてしまったんです》 195 00:12:33,853 --> 00:12:36,522 《王:1年だけの王だ。 196 00:12:36,522 --> 00:12:38,524 フォルトナに尽くして死ね》 197 00:12:38,524 --> 00:12:41,694 《ムフルム:あれは いったい…》 198 00:12:41,694 --> 00:12:44,364 さぁ ベッドに戻りなさい。 199 00:12:44,364 --> 00:12:49,869 いずれ必ず 私がお前を王にしますからね。 200 00:12:49,869 --> 00:12:53,873 《アリシャ姉上なら どうしますか。 201 00:12:53,873 --> 00:12:56,209 会いたいです。 202 00:12:56,209 --> 00:12:59,379 姉上なら きっと…》 203 00:12:59,379 --> 00:13:02,482 捕まえた~! (ミーヴァリア)ミヴァ~! 204 00:13:02,482 --> 00:13:05,652 もう 逃げ出しちゃだめだろ~! ミヴァ。 205 00:13:05,652 --> 00:13:08,655 って だいぶ重くなったな お前。 206 00:13:08,655 --> 00:13:12,659 ハァ アリシャ様~ 早すぎます~。 207 00:13:12,659 --> 00:13:16,829 ハァ すみません 私が うっかり扉を…。 208 00:13:16,829 --> 00:13:20,833 大丈夫 大丈夫。 ミーヴァくらい捕まえられるから。 209 00:13:20,833 --> 00:13:23,836 普通 そう簡単には…。 210 00:13:23,836 --> 00:13:27,674 (アン)あっ ここ… 紫の宮の近くでしょうか。 211 00:13:27,674 --> 00:13:32,011 (ニナ)かな? どうせなら使者のいる 棟のほうへ行けよな~。 212 00:13:32,011 --> 00:13:34,013 なんてね。 ミヴァー。 213 00:13:34,013 --> 00:13:39,018 《この城の敷地に すぐ会える距離に➡ 214 00:13:39,018 --> 00:13:42,021 あの向こうに アズはいるけれど➡ 215 00:13:42,021 --> 00:13:44,190 もう会っちゃいけない》 216 00:13:44,190 --> 00:13:46,526 《ヒカミ:軽はずみな行動が 相手を➡ 217 00:13:46,526 --> 00:13:49,529 危険にさらすことに なるのですよ》 218 00:13:49,529 --> 00:13:52,699 《いいんだ。 ずっとここから 守ってますって➡ 219 00:13:52,699 --> 00:13:54,701 それだけは伝えられたから》 220 00:13:54,701 --> 00:13:57,036 (アン)アリシャ様 見てください。 あっ! 221 00:13:57,036 --> 00:14:00,139 紫の宮は 兵も女性ばかりなんですね! 222 00:14:00,139 --> 00:14:02,975 女の人が!? ほぇ~。 223 00:14:02,975 --> 00:14:06,646 ガルガダは女性の武人も 少なくないと聞きましたよ。 224 00:14:06,646 --> 00:14:10,149 うわさの闘技大会にも 出たりするんでしょうかね? 225 00:14:10,149 --> 00:14:13,319 (ビドー)出るよ~。 一応それぞれの宮から➡ 226 00:14:13,319 --> 00:14:16,322 1人は選出することに なってるからね~。 227 00:14:16,322 --> 00:14:19,492 出られないのは王子と将軍くらい。 228 00:14:19,492 --> 00:14:21,994 《ニナ:好色王子 ビドー・ターハ》 229 00:14:21,994 --> 00:14:24,330 やぁ おてんばお姫ちゃん。 230 00:14:24,330 --> 00:14:28,000 闘技大会は 力を示す機会でもあるからね~。 231 00:14:28,000 --> 00:14:30,837 勝ち抜けば 地位だって上がるんだよ~。 232 00:14:30,837 --> 00:14:33,673 優勝の褒美は なんでも与えられるし。 233 00:14:33,673 --> 00:14:35,675 アッ ンッ! (2人)うわっ! 234 00:14:35,675 --> 00:14:38,010 《地位に褒美かぁ》 235 00:14:38,010 --> 00:14:41,180 あたしも出られたりするかな。 えぇ! 236 00:14:41,180 --> 00:14:46,018 フッ まぁ 姫は出るの禁止 なんて決まりはないけど…。 237 00:14:46,018 --> 00:14:50,022 でもねぇ。 剣 持ってみる? 238 00:14:50,022 --> 00:14:53,025 重い。 (ビドー)その背丈と細腕じゃ➡ 239 00:14:53,025 --> 00:14:55,027 無理じゃないかな? 240 00:14:55,027 --> 00:14:58,197 そんな似合わないことしなくても お姫ちゃんは➡ 241 00:14:58,197 --> 00:15:00,466 ただ 愛されてればいいんだよ。 242 00:15:00,466 --> 00:15:03,302 そこの侍女ちゃんもどう? 好きだな~。 243 00:15:03,302 --> 00:15:07,306 僕のところへ来れば た~っぷり愛しちゃうよ! 244 00:15:07,306 --> 00:15:10,977 軽々しく言うなよ。 そんないっぱいいるくせに。 245 00:15:10,977 --> 00:15:15,148 アッハ 好きになるものの数って 決まってるの~? 246 00:15:15,148 --> 00:15:17,817 好きなものも愛も 増えるものなのに? 247 00:15:17,817 --> 00:15:19,819 ね~ フッ。 アッ。 248 00:15:19,819 --> 00:15:23,322 好きなうちは 順番もつけられないし。 249 00:15:23,322 --> 00:15:25,491 僕は強欲だから。 250 00:15:25,491 --> 00:15:28,828 きっと人は誰しも ね? 251 00:15:28,828 --> 00:15:31,330 というわけで 自分もまだ➡ 252 00:15:31,330 --> 00:15:35,001 お姫ちゃんをお嫁に迎える話 諦めてないよ。 253 00:15:35,001 --> 00:15:39,505 トートは何考えてるか わかんないけど たぶんヨルは➡ 254 00:15:39,505 --> 00:15:42,508 闘技大会の褒美に 賭けてくるでしょうね。 255 00:15:42,508 --> 00:15:46,179 あれ? でも 王子様は出られないんじゃ…。 256 00:15:46,179 --> 00:15:49,015 それこそ好都合だったりね~。 257 00:15:49,015 --> 00:15:51,350 うん? 258 00:15:51,350 --> 00:15:55,688 極東監獄から ホルト元将軍を出すのですか!? 259 00:15:55,688 --> 00:15:57,857 罪人ではありませんか! 260 00:15:57,857 --> 00:16:00,626 (ヨル)王族の許可のもとなら可能だ。 261 00:16:00,626 --> 00:16:04,463 恩赦を与え 黒の宮の代表として出させる。 262 00:16:04,463 --> 00:16:08,134 勝った暁には 俺の望みをかなえてもらう。 263 00:16:08,134 --> 00:16:10,470 確かに ホルト殿なら勝てる…。 264 00:16:10,470 --> 00:16:12,805 白の宮の者は皆強いが➡ 265 00:16:12,805 --> 00:16:15,141 セト様が出られないのであれば。 266 00:16:15,141 --> 00:16:18,644 罪人とはいえ 元将軍 強さは本物。 267 00:16:18,644 --> 00:16:23,149 のんびりしていては 王が 継承順位白紙を撤回してしまう。 268 00:16:23,149 --> 00:16:26,319 家臣も民も見ている前で 言質を取る。 269 00:16:26,319 --> 00:16:29,155 セトに王位は絶対やらぬ…。 270 00:16:29,155 --> 00:16:31,657 絶対に絶対に絶対に。 271 00:16:31,657 --> 00:16:36,562 フォルトナの姫は このヨル・アトに嫁ぐのだから! 272 00:16:39,332 --> 00:16:42,168 剣術… 習おうかな。 273 00:16:42,168 --> 00:16:44,337 えっ!? なんか強くなんなきゃ➡ 274 00:16:44,337 --> 00:16:46,339 いけない気がしてきた! 275 00:16:46,339 --> 00:16:49,175 まさか出る気じゃないですよね。 276 00:16:49,175 --> 00:16:51,510 無理です! とんでもない! 277 00:16:51,510 --> 00:16:55,681 剣なら… 教えてもいいが? 278 00:16:55,681 --> 00:16:58,017 《どこで話 聞いてきたんだ》 279 00:16:58,017 --> 00:17:00,953 いい。 セト 教えるの下手そうだし。 280 00:17:00,953 --> 00:17:05,458 そんなことはない。 兵の訓練には 一応顔は出す。 281 00:17:05,458 --> 00:17:07,793 じゃあ コツは? コツ…? 282 00:17:07,793 --> 00:17:10,963 相手の動きが見える。 283 00:17:10,963 --> 00:17:13,466 それより早く返り討つだけ。 284 00:17:13,466 --> 00:17:16,969 簡単に言うなよ! 基礎とか! 手順とか! 285 00:17:16,969 --> 00:17:20,139 複雑なこと いっぱいあるだろ! 確かに…。 286 00:17:20,139 --> 00:17:22,808 わっ わぁ…! 複雑だ。 287 00:17:22,808 --> 00:17:26,145 誰が何を考えてようと どうでもよかった。 288 00:17:26,145 --> 00:17:29,982 対峙するなら 斬り捨てればいいだけだ。 289 00:17:29,982 --> 00:17:32,318 ニナは まったくわからない。 290 00:17:32,318 --> 00:17:37,657 予測がつかない。 剣術より よほど複雑だ。 291 00:17:37,657 --> 00:17:41,661 ヘヘン。 そう簡単に わかってたまるかってんだ! 292 00:17:41,661 --> 00:17:47,066 好きが入ってないのはだめ… なんだったな? 293 00:17:51,337 --> 00:17:54,173 なら これはいいはずだ。 294 00:17:54,173 --> 00:17:56,175 あっ…。 295 00:18:01,113 --> 00:18:03,115 ハッ。 296 00:18:03,115 --> 00:18:05,117 あっ…。 297 00:18:05,117 --> 00:18:07,320 んっ…。 298 00:18:10,623 --> 00:18:14,460 《好き…? って言った? 299 00:18:14,460 --> 00:18:17,129 ホントに…?》 300 00:18:17,129 --> 00:18:19,632 (剣を振る音) 301 00:18:19,632 --> 00:18:21,634 わったっ! 302 00:18:21,634 --> 00:18:24,136 《ニナ:昨日の今日で なんで普通!? 303 00:18:24,136 --> 00:18:27,306 昨日のはなんだったの!? しかも容赦ないし!》 304 00:18:27,306 --> 00:18:30,810 まだ続けるのか。 《ニナ:めんどくさそう! 305 00:18:30,810 --> 00:18:33,479 自分が教えるっつったくせに》 306 00:18:33,479 --> 00:18:35,481 とりゃ~っ! 307 00:18:35,481 --> 00:18:37,984 セト様が手加減して教えるなんて➡ 308 00:18:37,984 --> 00:18:40,319 初めて見ました。 確かに…。 309 00:18:40,319 --> 00:18:43,322 もう怒った。 本気出す! 310 00:18:48,661 --> 00:18:52,498 鞘で切れるのか? わぁん 離せ~! 311 00:18:52,498 --> 00:18:54,834 速さはあるんだけどな~。 312 00:18:54,834 --> 00:18:58,838 トリッキーですよね。 目もいいし 鍛えれば案外…。 313 00:18:58,838 --> 00:19:01,607 なんで姫君に肩入れしてるんだ? 314 00:19:01,607 --> 00:19:05,611 いや なんかつい。 アリシャ様は不思議な感じで。 315 00:19:05,611 --> 00:19:09,281 セト様も 少しお変わりになられた 気がします。 316 00:19:09,281 --> 00:19:11,617 セト様に あの姫様は➡ 317 00:19:11,617 --> 00:19:15,621 もう なくてはならぬ お人なのかもと。 318 00:19:15,621 --> 00:19:18,624 は~ 疲れた~! 319 00:19:18,624 --> 00:19:20,626 ア~! ミヴァー! ぎょわ~! 320 00:19:20,626 --> 00:19:22,962 やめて~! フフフ。 321 00:19:22,962 --> 00:19:27,633 ニィナ様も ミーヴァも アリシャ様のことが 大好きなんですね~。 322 00:19:27,633 --> 00:19:31,637 これで~? セト様の側近の方々も➡ 323 00:19:31,637 --> 00:19:34,140 アリシャ様を好ましく思ってらして。 324 00:19:34,140 --> 00:19:38,644 バステア城の人たちと同じように ガルガダの方々もきっと➡ 325 00:19:38,644 --> 00:19:41,981 アリシャ様を 好きになっていきますね! 326 00:19:41,981 --> 00:19:44,483 アンちゃん 大好き。 えぇ! 327 00:19:44,483 --> 00:19:49,288 私も アリシャ様が だ… 大好きです。 328 00:19:51,323 --> 00:19:54,827 《ニナ:ミーヴァが好き。 ニィナが好き。 329 00:19:54,827 --> 00:19:58,998 アンちゃんやヒカミ。 バステアの人たち。 330 00:19:58,998 --> 00:20:02,835 セトの側近の人たち。 ガルガダの人たち。 331 00:20:02,835 --> 00:20:06,172 そして セト…。 332 00:20:06,172 --> 00:20:09,675 セトのこと思うとね ギュッてね。 333 00:20:09,675 --> 00:20:13,846 ギュギュってなってね 抱き締めたいって思うんだ。 334 00:20:13,846 --> 00:20:17,016 好きなものが増えていく。 335 00:20:17,016 --> 00:20:21,020 物心ついた頃からいた フォルトナが故郷だけど➡ 336 00:20:21,020 --> 00:20:24,857 ガルガダも大切な国になりつつあって。 337 00:20:24,857 --> 00:20:28,694 どっちも 大切な人が住んでる国だから。 338 00:20:28,694 --> 00:20:30,863 だから…。 339 00:20:30,863 --> 00:20:34,533 この2つの国が 仲よくしていけるようにしたい。 340 00:20:34,533 --> 00:20:37,536 大切な全部を守りたい》 341 00:20:39,538 --> 00:20:43,209 《あと… セトに… みんなにも➡ 342 00:20:43,209 --> 00:20:46,112 いずれ ホントのこと話したい…》 343 00:20:48,380 --> 00:20:51,383 姫様 少しよろしいでしょうか。 344 00:20:51,383 --> 00:20:53,385 ん~ 何~? 345 00:20:53,385 --> 00:20:57,056 夜中だよ~。 346 00:20:57,056 --> 00:20:59,058 どこ行くの? ヒカミ。 347 00:20:59,058 --> 00:21:01,660 私の本意とは違いますが…。 348 00:21:01,660 --> 00:21:05,865 30数える間だけです。 声は出さぬように。 349 00:21:07,833 --> 00:21:09,835 あっ…! 350 00:21:09,835 --> 00:21:22,681 ♬~ 351 00:21:22,681 --> 00:21:24,683 ア…! 352 00:21:26,685 --> 00:21:29,855 今 伝えられることは一つ。 353 00:21:29,855 --> 00:21:33,359 《あっ あたしがあげたやつ…》 354 00:21:33,359 --> 00:21:38,364 春の婚礼の前に 必ずフォルトナに連れ戻す。 355 00:21:38,364 --> 00:21:42,034 必ず ここから。 356 00:21:42,034 --> 00:21:44,703 ニ~ナ。 357 00:21:44,703 --> 00:21:47,406 《忘れられていなかった》 358 00:21:51,544 --> 00:21:55,147 《一瞬で全部引っ張られる感じ》 359 00:21:58,884 --> 00:22:03,489 《ずるいよ。 揺らさないでよ》 360 00:22:03,489 --> 00:22:06,325 うっ うっ…。 361 00:22:06,325 --> 00:22:14,333 《大好きって 思っちゃうじゃないか》