1 00:00:01,770 --> 00:01:24,770 ♪♪~ 2 00:01:34,896 --> 00:01:36,896 (いななき) 3 00:01:40,068 --> 00:01:57,168 ♪♪~ 4 00:01:59,037 --> 00:02:05,176 この道を封じたからには 馬1頭 いや ネズミ1匹 通しはせぬ。 5 00:02:05,176 --> 00:02:09,380 補給路を断たれた敵の衰退は 火を見るより明らか。 6 00:02:09,380 --> 00:02:11,416 (笑い声) 7 00:02:11,416 --> 00:02:15,420 心の声 (古田左介)近頃の羽柴様は どうしたというのだ?→ 8 00:02:15,420 --> 00:02:18,020 なぜか寡黙。 9 00:02:21,242 --> 00:02:27,542 回想 (千 宗易)あなた様に天下を 取ってもらうほかございますまい。 10 00:02:29,250 --> 00:02:34,150 申し上げます。 ただ今 摂津より 高山右近殿 ご到着! 11 00:02:46,551 --> 00:02:53,051 高山右近 信長様の命にて 鳥取城攻めの加勢に参じました。 12 00:02:55,276 --> 00:02:58,980 信長様より言いつかった お馬にございます。 13 00:02:58,980 --> 00:03:00,980 (羽柴秀吉)ご苦労。 14 00:03:02,717 --> 00:03:05,370 (使い番)羽柴秀長様 本陣にご到着! 15 00:03:05,370 --> 00:03:11,259 うむ… 左介の妹は 高山殿に嫁いでおったな。 16 00:03:11,259 --> 00:03:14,279 はっ! 積もる話もあろう。 17 00:03:14,279 --> 00:03:16,779 丁重に もてなしてくれ。 18 00:03:18,499 --> 00:03:21,185 お忙しそうですな 羽柴殿は。 19 00:03:21,185 --> 00:03:25,273 ほう これは良い月毛でござる! 20 00:03:25,273 --> 00:03:29,544 はあ~ う~ん… おお! 21 00:03:29,544 --> 00:03:32,230 輪違の焼き印! 22 00:03:32,230 --> 00:03:35,867 まさしく 伊勢の名牧で育った証し。 23 00:03:35,867 --> 00:03:41,773 ギュッと締まった短腰に モカッと出た 複尻の馬相がまた良い! 24 00:03:41,773 --> 00:03:48,446 この馬を 心底 欲しているのは 鳥取城中の者たちでしょうな。→ 25 00:03:48,446 --> 00:03:52,934 兵糧を一切断たれた今 恐らく城の中は飢餓状態。→ 26 00:03:52,934 --> 00:03:57,805 馬でもワラでも 食せる物は 何でも欲しいところでしょう。→ 27 00:03:57,805 --> 00:04:03,394 だが 戦に情は禁物。 情けは より多くの しかばねを→ 28 00:04:03,394 --> 00:04:05,694 生み出しかねません。 29 00:04:08,182 --> 00:04:10,868 あなたは神を信じますか? 30 00:04:10,868 --> 00:04:16,868 うん? …某にも 信じ崇め奉るものがござる。 31 00:04:19,961 --> 00:04:22,380 それは…。 32 00:04:22,380 --> 00:04:25,383 回想 (山上宗二)もし その三つの 茶入をそろえたならば→ 33 00:04:25,383 --> 00:04:29,954 それはもはや 天下を取ったと 言っても過言ではありますまい。 34 00:04:29,954 --> 00:04:34,842 天下を?! それほどのものが この世にあるのか? 35 00:04:34,842 --> 00:04:41,242 (宗二)それは 「新田」 「初花」 「楢柴」。 36 00:04:43,051 --> 00:04:45,770 三つの茶入にござる。 37 00:04:45,770 --> 00:04:59,067 ♪♪~ 38 00:04:59,067 --> 00:05:06,667 松永や荒木も… 今の俺の気持ちを 味おうたのだろう。 39 00:05:08,609 --> 00:05:13,214 (宗易)あれから三月… ご決断は つきましたか? 40 00:05:13,214 --> 00:05:18,903 (秀吉) いかに天下の三茶頭といえど 信長討ちを口にしたことは→ 41 00:05:18,903 --> 00:05:21,406 斬首に値する。 42 00:05:21,406 --> 00:05:24,142 既に 死は覚悟しております。 43 00:05:24,142 --> 00:05:26,878 (雷鳴) 44 00:05:26,878 --> 00:05:34,652 同じ新しき道を進めども 信長様と 私とは 決して相いれませぬ。→ 45 00:05:34,652 --> 00:05:42,276 信長様は武をもって 天下を「華」の 国になさろうとしております。 46 00:05:42,276 --> 00:05:48,983 しかし私は 藝をもって 天下を 「侘び」の国にしとう存じます。 47 00:05:48,983 --> 00:05:53,704 残り少ない命を それに懸けとうございます。 48 00:05:53,704 --> 00:06:26,604 ♪♪~ 49 00:06:26,604 --> 00:06:33,244 人を信ずるかどうか 信長様は 相手の目を見て決めるという。→ 50 00:06:33,244 --> 00:06:41,402 だが 俺は違う。 人間 本気になれば 目で人をだませる。 51 00:06:41,402 --> 00:06:45,873 しかし 手はだません。 手は その者がしてきたことを→ 52 00:06:45,873 --> 00:06:50,373 隠しようもなく 如実に さらけ出す。 53 00:06:53,147 --> 00:06:59,670 (秀吉)宗易殿の手は ゴツゴツと 節くれ立ち あかぎれが多い。 54 00:06:59,670 --> 00:07:05,393 図に乗って 軽はずみなことをする 人間の手ではない。 55 00:07:05,393 --> 00:07:07,445 では…。 56 00:07:07,445 --> 00:07:12,033 ♪♪~ 57 00:07:12,033 --> 00:07:17,633 (秀吉)人間五十年… 滅せぬものの… あるべきか。 58 00:07:19,273 --> 00:07:21,442 (雷鳴) 59 00:07:21,442 --> 00:07:25,763 この世に 滅せぬ人間などおらん!→ 60 00:07:25,763 --> 00:07:29,563 動いてもらうぞ… 宗易殿。 61 00:07:31,302 --> 00:07:33,838 某は人を判断するのに→ 62 00:07:33,838 --> 00:07:38,075 相手の所有する物を見て 決めることがござる。 63 00:07:38,075 --> 00:07:43,130 こちらに見識あらば だました つもりでも その正体は明らか。 64 00:07:43,130 --> 00:07:48,085 確かに信長様は 天下を取ったに 等しき 三種の茶入のうちの→ 65 00:07:48,085 --> 00:07:51,785 二種を持つに ふさわしいお方。 うむ。 66 00:07:53,441 --> 00:07:57,328 その二種 ご覧になったことが ありますか? 67 00:07:57,328 --> 00:08:00,932 お持ちであることすら 知らなんだ。 68 00:08:00,932 --> 00:08:06,520 よほどのことでもない限り 表に出しとうないのでござろう。 69 00:08:06,520 --> 00:08:09,840 私も 宗易殿に茶を習う 数寄者。 70 00:08:09,840 --> 00:08:14,495 三種の茶入の曰くは 存じておりますよ。 71 00:08:14,495 --> 00:08:17,031 ほう。 72 00:08:17,031 --> 00:08:23,404 (右近)まず「新田」肩衝。 源氏の英雄 新田義貞公から→ 73 00:08:23,404 --> 00:08:30,177 茶の湯の祖 村田珠光翁へと渡った 堂々たる姿のものであると。→ 74 00:08:30,177 --> 00:08:35,032 そして「初花」肩衝。 楊貴妃が持ち→ 75 00:08:35,032 --> 00:08:42,006 八代将軍 足利義政公へ渡ったと される すがすがしい逸品。→ 76 00:08:42,006 --> 00:08:48,796 最後が 博多の島井宗室殿が手に ある「楢柴」肩衝。→ 77 00:08:48,796 --> 00:08:51,515 これも 義政公が めでた茶入で→ 78 00:08:51,515 --> 00:08:55,102 あめ色が美しい 下膨らみのものだそうな。 79 00:08:55,102 --> 00:08:59,502 信長様は「楢柴」が欲しくて たまらないでしょう。 80 00:09:01,475 --> 00:09:06,297 それが手に入らば 国中の名物が ほぼすべて そろい→ 81 00:09:06,297 --> 00:09:09,200 武のみならず 数寄においても→ 82 00:09:09,200 --> 00:09:12,100 天下を治むることに なりますからな。 83 00:09:14,105 --> 00:09:18,542 うん? たとえ 我が所領を 売ったとしても→ 84 00:09:18,542 --> 00:09:23,297 三種の茶入の蓋一つ 手に入れられぬ。 85 00:09:23,297 --> 00:09:27,068 人にはそれぞれ 器量というものが ございましょう。 86 00:09:27,068 --> 00:09:31,739 名物を持ちうる者と そうでない者の違いを憂いても→ 87 00:09:31,739 --> 00:09:34,875 こればかりは 致し方ございません。 88 00:09:34,875 --> 00:09:41,775 一体何をしたら… どんな武功を 挙げれば手に入るのやら…。 89 00:09:45,786 --> 00:09:47,838 うん? 90 00:09:47,838 --> 00:09:53,210 そのために悪事など働かぬよう これを差し上げましょう。 91 00:09:53,210 --> 00:09:55,246 う~む。 92 00:09:55,246 --> 00:10:00,451 面白い形はしてござるが…。 形… だけですか? 93 00:10:00,451 --> 00:10:02,451 ハッハハハ! 94 00:10:07,775 --> 00:10:12,780 今のところ 我らの はかりごとを 知るのは 弟の秀長のみ。 95 00:10:12,780 --> 00:10:16,984 今後 俺への便りや面会は 慎んで下され。 96 00:10:16,984 --> 00:10:22,884 それにしても… 忠義に厚い 明智様が ご決意下さるかどうか。 97 00:10:26,077 --> 00:10:29,714 (明智光秀) 皆の不平は 胸におさめておく。 98 00:10:29,714 --> 00:10:33,314 明智殿は 俺が何とかする。 99 00:10:35,236 --> 00:10:38,172 何かと行動を共にする 古田様は? 100 00:10:38,172 --> 00:10:41,075 左介は いろいろと 使える男よ。 101 00:10:41,075 --> 00:10:46,530 それに あいつのおやじは 俺の所にいる。 人質も同然だ。 102 00:10:46,530 --> 00:10:54,030 古田様は私の弟子の中でも 面白き お方。 大事になさいますように。 103 00:10:56,474 --> 00:11:00,074 (秀吉)秀長が陣所に戻る! 門を開けい! 104 00:11:02,380 --> 00:11:05,216 (宗易)諸将の懐柔は お任せ下さい。→ 105 00:11:05,216 --> 00:11:10,916 明智様の動静は 逐一 秀長様にお伝えします。 では。 106 00:11:18,779 --> 00:11:21,482 (門番A)今のは宗易様では? 107 00:11:21,482 --> 00:11:25,202 (門番B)まさか。 御茶頭が 具足など着るまいて。→ 108 00:11:25,202 --> 00:11:29,640 それに 陣中での 茶会の予定もない。 109 00:11:29,640 --> 00:11:33,644 だが あの大きな体には 見覚えが…。 うん? 110 00:11:33,644 --> 00:11:35,746 むうっ! うわ! 111 00:11:35,746 --> 00:11:37,746 うわあ! 112 00:11:42,686 --> 00:11:46,886 そこにいた 己が不運を恨め。 113 00:11:49,877 --> 00:11:53,664 (秀吉)おい! 不届きな こやつらを 早く片づけろ。 114 00:11:53,664 --> 00:11:55,783 (雑兵たち)はっ! 115 00:11:55,783 --> 00:12:04,558 ♪♪~ 116 00:12:04,558 --> 00:12:08,979 うん まことに すばらしい馬でござるなぁ。 117 00:12:08,979 --> 00:12:11,332 心の声 欲しい。 118 00:12:11,332 --> 00:12:26,232 ♪♪~ 119 00:12:27,932 --> 00:12:32,732 心の声 俺も 己の やまぬ野心を 恨んでおる。 120 00:12:43,948 --> 00:12:48,953 (織田信長)今日から お前の あだ名は 「ハゲネズミ」ならぬ「ハゲ」だ。 121 00:12:48,953 --> 00:12:52,673 獣から人になりまして うれしゅうございます。 122 00:12:52,673 --> 00:12:56,644 さすがはハゲ。 よくぞ 俺の本意を見抜いた。 123 00:12:56,644 --> 00:12:59,697 (笑い声) 124 00:12:59,697 --> 00:13:05,397 鳥取城に淡路島 よくぞ落とした。 名物八種 持っていけ! 125 00:13:07,137 --> 00:13:10,808 竹林の雀絵… 砧の花入。 126 00:13:10,808 --> 00:13:18,349 朝倉肩衝… 大覚寺天目茶碗。 尼崎の天目台。 127 00:13:18,349 --> 00:13:23,949 珠徳の茶杓… 鉄羽の火箸… 高麗茶碗。 128 00:13:26,740 --> 00:13:30,644 あ あ…。 129 00:13:30,644 --> 00:13:33,414 食らいたい。 お? 130 00:13:33,414 --> 00:13:39,987 どれもこれも己が口の中へ入れ 五感で味わいとうございます! 131 00:13:39,987 --> 00:13:42,506 う… ああ。 132 00:13:42,506 --> 00:13:46,443 やらんぞ。 う うう…。 133 00:13:46,443 --> 00:13:50,764 左介に見せれば面白いと 信長様に言われたが→ 134 00:13:50,764 --> 00:13:54,134 反応が過ぎるわ。 のう。 135 00:13:54,134 --> 00:13:58,372 (側室)あ… もう! 秀様は。 (秀吉の笑い声) 136 00:13:58,372 --> 00:14:03,394 よいのですか? 奥方の おね様が 知れば お嘆きになりますぞ。 137 00:14:03,394 --> 00:14:09,033 お前ごときに 俺の心の疲れは わからぬ。 女子の一人や二人で→ 138 00:14:09,033 --> 00:14:12,536 癒やされるなら おねとて許してくれるわ。 139 00:14:12,536 --> 00:14:16,307 ≪(家臣)殿 明智様が お屋敷に戻られたようです。 140 00:14:16,307 --> 00:14:18,676 うん? 141 00:14:18,676 --> 00:14:23,376 まだ じっくり見とらん。 しっかり箱にしまっておけよ。 142 00:14:27,017 --> 00:14:30,304 (秀吉)明智殿に礼の品を渡す。 あの八種の中から→ 143 00:14:30,304 --> 00:14:34,804 一番安そうな物を見繕っておけ。 (側室)承知しました。 144 00:14:54,345 --> 00:14:56,545 心の声 あれは三日前。 145 00:14:58,182 --> 00:15:00,968 心の声 信長様への歳暮にと→ 146 00:15:00,968 --> 00:15:07,675 美濃の柿を安土城に届けに行った あの日 俺はしかと聞いたのだ。→ 147 00:15:07,675 --> 00:15:14,682 信長様が この名物八種を 羽柴様に賜るおつもりだと。→ 148 00:15:14,682 --> 00:15:19,019 羽柴様に この差は見抜けまいて。→ 149 00:15:19,019 --> 00:15:26,310 俺の作った この茶杓とて 良き物でござるよ。 ゲヘヘヘヘ。 150 00:15:26,310 --> 00:15:38,572 ♪♪~ 151 00:15:38,572 --> 00:15:42,272 (秀吉)久しゅうござる 明智殿。 152 00:15:45,512 --> 00:15:51,869 鳥取攻めの折は 海上よりご援助 頂き 誠にかたじけなく候えば→ 153 00:15:51,869 --> 00:15:55,673 本日は そのお礼に 参上いたしました。 154 00:15:55,673 --> 00:16:00,377 (明智光秀)おお それはそれは。 何の用意もせんで。 155 00:16:00,377 --> 00:16:03,077 いやいや お構いなく。 156 00:16:06,266 --> 00:16:11,321 武田攻めの軍議は 程よく進んでおりますか? 157 00:16:11,321 --> 00:16:17,778 まあ… どうも 私は 策を隅々まで決め過ぎましてな。 158 00:16:17,778 --> 00:16:22,199 いつものことながら 信長様に叱られておりますよ。 159 00:16:22,199 --> 00:16:25,769 うらやましゅうござる。 うん? 160 00:16:25,769 --> 00:16:30,607 (秀吉)某 叱られた数を 勘定する癖がありましてな→ 161 00:16:30,607 --> 00:16:33,777 他人の叱られた数まで よう覚えとる。→ 162 00:16:33,777 --> 00:16:38,799 それゆえ 一層悔しいのは 一番に叱られたことが多いのが→ 163 00:16:38,799 --> 00:16:42,399 明智様だ ということでござる。 164 00:16:48,709 --> 00:16:52,012 人を動かす身になって ようわかります。 165 00:16:52,012 --> 00:16:57,601 能のない者には 怒りこそすれ 叱ることは しませんからのう。 166 00:16:57,601 --> 00:17:02,723 明智殿は 信長様に それだけ買われておるのです。 167 00:17:02,723 --> 00:17:07,628 いや 羽柴殿ほどでは…。 仰せのとおり→ 168 00:17:07,628 --> 00:17:14,328 叱られて誇りに思うても 信長様を恨むことなどありませぬ。 169 00:17:18,172 --> 00:17:26,072 う… しかし 己ではなく 家のこととなると話は別でござる。 170 00:17:27,765 --> 00:17:34,765 近頃 某は眠れませなんだ。 我が一族の先々を思いますとな。 171 00:17:36,473 --> 00:17:41,512 九州を取るのが 明智様にせよ 某にせよ→ 172 00:17:41,512 --> 00:17:45,812 結局 領地は 織田家のものに なりはしないか…。 173 00:17:47,901 --> 00:17:53,474 我が家臣の中に そんな憂いを口にする者も→ 174 00:17:53,474 --> 00:17:56,274 一人や二人ではござらぬ。 175 00:17:58,445 --> 00:18:04,351 信長様は日の本を 織田一族だけで 支配したいのでござろう。 176 00:18:04,351 --> 00:18:09,951 よしんば 九州が我らに 任せられたとしても その先は…。 177 00:18:13,477 --> 00:18:20,234 回想 あやつは もう古い。 俺が目指すは 新しき国よ。 178 00:18:20,234 --> 00:18:27,708 古い者が治めていては その領地も 決して改まることはない。 179 00:18:27,708 --> 00:18:36,600 世代交代の時が来たのだ。 お前に 免じて 命だけは取らずにおく。 180 00:18:36,600 --> 00:18:41,004 信忠! 信雄! 信孝! 181 00:18:41,004 --> 00:18:47,411 帝の前に よくひるまなかった。 それでこそ 我が伜よ。 182 00:18:47,411 --> 00:18:49,911 褒美に くれてやる。 183 00:18:52,432 --> 00:18:58,932 (信長の笑い声) 184 00:19:01,742 --> 00:19:08,398 朝鮮 明へと出兵を命ぜられ 負け戦なら我らは滅び→ 185 00:19:08,398 --> 00:19:13,604 織田家は安泰のまま。 いや たとえ滅びはせずとも→ 186 00:19:13,604 --> 00:19:18,504 佐久間殿のように いつ追放されるやもしれぬ。 187 00:19:20,344 --> 00:19:27,117 (秀吉)我らは 何のために命懸けで 働いてきたのですかのぅ…。→ 188 00:19:27,117 --> 00:19:32,472 齢四十も半ばを超え 出世争いにも むなしさを覚え→ 189 00:19:32,472 --> 00:19:36,472 正直 疲れ果てました。 190 00:19:41,281 --> 00:19:46,286 幼きころの土いじりが 恋しゅうて たまりませぬ。→ 191 00:19:46,286 --> 00:19:51,808 夢想とは申せど もしも余生があるのなら→ 192 00:19:51,808 --> 00:19:55,545 茶の湯にでもひたって 過ごしとうござる。 193 00:19:55,545 --> 00:19:58,545 願わくば…。 うん? 194 00:20:04,404 --> 00:20:10,204 願わくば 明智殿のような 家臣思いな お方の下で…。 195 00:20:17,985 --> 00:20:20,938 面目ない。 忘れて下され。 196 00:20:20,938 --> 00:20:27,838 このような姿を 配下の者に 見られたら 戦にならぬわ。 ハハハ。 197 00:20:30,263 --> 00:20:34,601 この名物は ささやかな気持ちでござる。 198 00:20:34,601 --> 00:20:39,306 もし某が 戦に倒るることあらば→ 199 00:20:39,306 --> 00:20:43,443 そのときは これを形見と思うて下され。 200 00:20:43,443 --> 00:20:48,943 明智殿… 御免! 201 00:20:53,971 --> 00:21:19,780 ♪♪~ 202 00:21:19,780 --> 00:21:24,701 心の声 こうまでして流した涙… いかに冷静な明智といえど→ 203 00:21:24,701 --> 00:21:27,237 通じぬはずはあるまい。→ 204 00:21:27,237 --> 00:21:32,309 いや 明智がここで 信長討ちを決意せずとも→ 205 00:21:32,309 --> 00:21:34,895 まだ やりようはある。 206 00:21:34,895 --> 00:21:50,877 ♪♪~ 207 00:21:50,877 --> 00:21:56,977 (光秀)名物とは筒のみか… ささやかに過ぎるな。 208 00:22:03,340 --> 00:22:07,010 心の声 むずがゆいのう。→ 209 00:22:07,010 --> 00:22:11,548 少しずつ良い物が そろうてきたというのに…。→ 210 00:22:11,548 --> 00:22:17,748 茶の湯御政道により いまだ 公の茶会を許されておらんとは。 211 00:22:20,974 --> 00:22:24,644 心の声 信長様の ご威光が 全国へ行き渡れば→ 212 00:22:24,644 --> 00:22:28,115 もはや大きな合戦はない。→ 213 00:22:28,115 --> 00:22:34,137 名茶会を開けるほどの 大大名に なるには わずかな機会も逃さず→ 214 00:22:34,137 --> 00:22:38,237 大きな武功を 挙げるしかなかろうて。 …お? 215 00:22:41,545 --> 00:22:45,398 心の声 あまりの気合いの鋭さに 俺の大金時殿を→ 216 00:22:45,398 --> 00:22:47,698 起こしてしまったか。 217 00:22:52,873 --> 00:22:56,773 ≪おせん! おせんや。 218 00:23:00,247 --> 00:23:03,483 ♪♪~(エンディングテーマ) 219 00:23:03,483 --> 00:23:09,306 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 220 00:23:09,306 --> 00:23:15,395 ♪♪「火傷しそうな真摯な情熱」 221 00:23:15,395 --> 00:23:21,601 ♪♪「世界中を敵に回したって」 222 00:23:21,601 --> 00:23:27,841 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 223 00:23:27,841 --> 00:23:33,613 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 224 00:23:33,613 --> 00:23:40,604 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 225 00:23:40,604 --> 00:23:46,209 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 226 00:23:46,209 --> 00:23:48,995 ♪♪「絆なんて 絆じゃない」 227 00:23:48,995 --> 00:23:52,866 ♪♪「思うまま生きて そして」 228 00:23:52,866 --> 00:23:58,505 ♪♪「昇った天辺から 見える」 229 00:23:58,505 --> 00:24:02,375 ♪♪「景色を教えて いつか」 230 00:24:02,375 --> 00:24:11,067 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 231 00:24:11,067 --> 00:24:14,604 ♪♪「叶えたい願い それは」 232 00:24:14,604 --> 00:24:21,611 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 233 00:24:21,611 --> 00:24:26,611 ♪♪「壊されないで 永遠に」 234 00:24:30,187 --> 00:24:50,787 ♪♪~