1 00:00:01,758 --> 00:00:08,548 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:08,548 --> 00:01:28,448 ♪♪~ 3 00:01:36,970 --> 00:01:41,124 ♪♪~ 4 00:01:41,124 --> 00:01:44,694 (織田長益)あ ああ…。 5 00:01:44,694 --> 00:01:57,090 ♪♪~ 6 00:01:57,090 --> 00:02:02,762 (弥助)急げ。 また明智の者 来る。 7 00:02:02,762 --> 00:02:11,621 ♪♪~ 8 00:02:11,621 --> 00:02:13,790 フッ。 9 00:02:13,790 --> 00:02:23,667 俺 あの時 もう1人いた くせ者 捜す。 …さらばだ。 10 00:02:23,667 --> 00:02:32,409 ♪♪~ 11 00:02:32,409 --> 00:02:36,630 すぐに京を出るぞ。 とりあえず俺をかくまえ。 12 00:02:36,630 --> 00:02:39,432 ♪♪~ 13 00:02:39,432 --> 00:02:42,202 ≪(長益)早うせい 古左! 14 00:02:42,202 --> 00:02:50,302 ♪♪~ 15 00:02:54,764 --> 00:02:58,764 (信長の笑い声) 回想 16 00:03:01,054 --> 00:03:07,154 心の声 (古田左介)もう あの甲高い笑い声は 聞けぬのか。 17 00:03:11,765 --> 00:03:16,303 心の声 某も乱世に生きる男。→ 18 00:03:16,303 --> 00:03:24,094 上様の死を悲しむより 今は 身の振り方を…。 19 00:03:24,094 --> 00:03:26,294 (鐘の音) 20 00:03:30,100 --> 00:03:37,040 心の声 上様… いずれ そちらへ 茶をたてに参りまする。 21 00:03:37,040 --> 00:03:42,940 ♪♪~ 22 00:03:51,137 --> 00:03:53,773 (細川忠興)父上! 父上!→ 23 00:03:53,773 --> 00:03:55,992 父上! 24 00:03:55,992 --> 00:03:58,228 (細川藤孝)何事だ 忠興。 25 00:03:58,228 --> 00:04:04,367 先程 明智より書状が。 京 本能寺 にて 信長様を討ったとのこと! 26 00:04:04,367 --> 00:04:10,290 むっ?! (忠興)ついては 我ら 細川家に歩みを共にせよと! 27 00:04:10,290 --> 00:04:13,026 まことか! 京よりの使いが→ 28 00:04:13,026 --> 00:04:18,715 本能寺は焼けたと。 上様の生死 定かではないと。 29 00:04:18,715 --> 00:04:20,734 う~む…。 30 00:04:20,734 --> 00:04:24,421 明智は 今 近江坂本城におります。 31 00:04:24,421 --> 00:04:28,224 ただちに 逆賊 光秀めを 討ち果たしましょうぞ! 32 00:04:28,224 --> 00:04:31,861 明智と細川は縁戚ぞ。 百も承知! 33 00:04:31,861 --> 00:04:38,268 我が妻 お玉は 光秀が娘。 しかし… うう…。 34 00:04:38,268 --> 00:04:40,268 う~む…。 35 00:04:41,971 --> 00:04:46,409 上様の ご恩のほうが はるかに重うございます! 36 00:04:46,409 --> 00:04:52,309 たとえ父上がお許しにならずとも 某は参りまする! 37 00:04:56,486 --> 00:04:58,686 待て 忠興! 38 00:05:01,157 --> 00:05:03,157 (忠興)うわっ! 39 00:05:10,433 --> 00:05:13,103 回想 (千 宗易) 私ども堺の町衆は→ 40 00:05:13,103 --> 00:05:16,589 信長様に 大変お世話になっております。→ 41 00:05:16,589 --> 00:05:21,161 もし 信長様に謀反を起こし それに従う者あらば→ 42 00:05:21,161 --> 00:05:26,800 堺すべてが 物資 軍費の 協力を拒むことでしょう。 43 00:05:26,800 --> 00:05:30,100 心の声 (藤孝)宗易殿は知っていたのだ。 44 00:05:41,498 --> 00:05:46,486 心の声 これには何か裏がある。 だが 態度を明らかにせずば→ 45 00:05:46,486 --> 00:05:50,086 それも我らの存亡に関わる…。 46 00:05:54,761 --> 00:06:00,467 心の声 柴田… 羽柴… 徳川…。→ 47 00:06:00,467 --> 00:06:05,305 我らが明智に与せぬことで 誰が優位に立つか→ 48 00:06:05,305 --> 00:06:08,541 しかと見せてもらおう。→ 49 00:06:08,541 --> 00:06:16,341 そして 確実に 日の本は変わる。 何が美しく 何に価値を置くかが。 50 00:06:21,571 --> 00:06:25,925 (おせん)さぞ汗を おかきになったことでしょう。→ 51 00:06:25,925 --> 00:06:29,529 長益様に合いますかどうか。 52 00:06:29,529 --> 00:06:35,885 よい鶯色の綿襦袢だ。 ちと地味だが 助かるぞ おせん殿。 53 00:06:35,885 --> 00:06:39,923 ♪♪~ 54 00:06:39,923 --> 00:06:44,761 いい女だ 古左ぁ。 お前には過ぎた女房よ。 55 00:06:44,761 --> 00:06:48,998 まるで女子の唇がごとく…。 あぁ? 56 00:06:48,998 --> 00:06:52,101 ♪♪~ 57 00:06:52,101 --> 00:06:54,287 へへ~。 ほう。 58 00:06:54,287 --> 00:07:02,195 銘は分かりませぬが すくっと 背伸びをした 肩衝形の茶入。 59 00:07:02,195 --> 00:07:04,195 はあ~…。 60 00:07:06,549 --> 00:07:13,406 まるで女子の唇がごとく 釉に ほんのり紅がさしております。 61 00:07:13,406 --> 00:07:17,143 そいつは「勢高肩衝」だ。 おっ。 62 00:07:17,143 --> 00:07:22,143 その異形ゆえ 均斉の取れた 三肩衝には劣るがな。 63 00:07:23,850 --> 00:07:27,587 くれぐれも ご内密に。 上様から直々に→ 64 00:07:27,587 --> 00:07:30,687 拝領したわけでは ございませぬからな。 65 00:07:33,660 --> 00:07:36,429 とはいえ 上様亡き後→ 66 00:07:36,429 --> 00:07:40,729 茶の湯御政道も どうなるか わかりませぬが…。 67 00:07:43,803 --> 00:07:47,790 心の声 どうしたことだ? この「勢高肩衝」は→ 68 00:07:47,790 --> 00:07:53,090 俺の蒐物集の中でも 群を抜く すばらしきもの。 なのに…。 69 00:07:54,814 --> 00:07:57,114 胸が ときめかぬ。 70 00:07:59,652 --> 00:08:04,691 心の声 「平グモ」の 砕けた 蓋にすら ゾクゾクしていたものを…。 71 00:08:04,691 --> 00:08:09,329 さて… うかうかしておれんぞ。 72 00:08:09,329 --> 00:08:12,715 俺も身の振り方を 考えねばならん。 73 00:08:12,715 --> 00:08:17,420 この先 明智につくか 織田を守るか。 74 00:08:17,420 --> 00:08:21,774 どちらにつくかで 天下は分かれる。→ 75 00:08:21,774 --> 00:08:26,763 恐らく 織田軍を束ねるは 重臣筆頭 柴田勝家。→ 76 00:08:26,763 --> 00:08:30,463 当然 俺は 柴田に つかねばならんが…。 77 00:08:33,720 --> 00:08:36,239 「つきとうない」と 顔に出てるぞ。 78 00:08:36,239 --> 00:08:41,828 決して そのような…。 柴田は融通の利かん男だからな。 79 00:08:41,828 --> 00:08:48,968 俺とて 織田でなければ 明智を選ぶわ。 何というかな…。 80 00:08:48,968 --> 00:08:54,057 口を開けば どちらが強いか 弱いか という話ばかり。 81 00:08:54,057 --> 00:08:56,159 ふむ。 82 00:08:56,159 --> 00:09:00,330 あぐらかけば 股を 人一倍 大きく開き→ 83 00:09:00,330 --> 00:09:03,466 大きく見せんとする あの感覚。 84 00:09:03,466 --> 00:09:07,053 そうそう。 つまるところ 柴田様は…。 85 00:09:07,053 --> 00:09:10,440 ただの肉体バカよ あの大木は。 86 00:09:10,440 --> 00:09:15,795 それは言い過ぎにございましょう。 (2人の笑い声) 87 00:09:15,795 --> 00:09:22,185 う… まずは義兄 中川清秀の 茨木城に お連れいたします。 88 00:09:22,185 --> 00:09:25,822 清秀とて信用できん。 え? 89 00:09:25,822 --> 00:09:31,494 もし あの男が明智につけば 俺は真っ先に殺られる。 90 00:09:31,494 --> 00:09:33,529 むう…。 91 00:09:33,529 --> 00:09:38,017 何とか岐阜へ逃げ延び 後の情勢をうかがう。 92 00:09:38,017 --> 00:09:40,069 途中まで警護せい。 93 00:09:40,069 --> 00:09:42,469 (馬が走る音) 94 00:09:45,525 --> 00:09:50,163 長益様 某は断じて 織田家を裏切りませぬ! 95 00:09:50,163 --> 00:09:57,837 世は乱世。 お前が明智につこうが 俺は恨まん。 だが その時は→ 96 00:09:57,837 --> 00:10:02,425 お前と 刀を交えることになるがな。 97 00:10:02,425 --> 00:10:04,525 う~む…。 98 00:10:14,937 --> 00:10:17,490 (本多忠勝)殿は いずこに! (重臣A)憚りへ。→ 99 00:10:17,490 --> 00:10:20,159 護衛の者は つけております。 100 00:10:20,159 --> 00:10:25,715 明智め… 我らが逗留中に 謀反とは。 101 00:10:25,715 --> 00:10:30,620 このままでは 織田に与していた 殿のお命が危ない。 102 00:10:30,620 --> 00:10:34,757 (重臣B)我らは たった34名。 明智勢や夜盗に襲われれば→ 103 00:10:34,757 --> 00:10:36,759 ひとたまりもないぞ。 104 00:10:36,759 --> 00:10:38,761 わかっておる! 105 00:10:38,761 --> 00:10:45,268 ♪♪~ 106 00:10:45,268 --> 00:10:49,368 心の声 (徳川家康)緊張しては 便を催す癖を直さねば。 107 00:10:51,791 --> 00:10:55,591 心の声 どうする? この場を どう切り抜ける? 108 00:10:57,246 --> 00:11:00,433 回想 (明智光秀)泰平を目指し 千年の時を保つことも→ 109 00:11:00,433 --> 00:11:02,933 夢想ではありませぬ。 110 00:11:09,826 --> 00:11:12,726 我らは三河へ戻る。 111 00:11:15,665 --> 00:11:18,418 明智と某の大義は等しい。 112 00:11:18,418 --> 00:11:21,821 (忠勝)明智の腹一つに懸けると 申されるか。 113 00:11:21,821 --> 00:11:26,025 ♪♪~ 114 00:11:26,025 --> 00:11:29,796 (服部半蔵)三河へは 伊賀越えが最短にございます。 115 00:11:29,796 --> 00:11:35,251 途中 某が 伊賀 甲賀の者どもに 助けを求めまする。 116 00:11:35,251 --> 00:11:37,687 頼むぞ 半蔵。 117 00:11:37,687 --> 00:11:45,328 ♪♪~ 118 00:11:45,328 --> 00:11:51,367 心の声 坂本城での あの言葉… 信じておるぞ 明智殿。 119 00:11:51,367 --> 00:11:58,891 ♪♪~ 120 00:11:58,891 --> 00:12:02,962 (使い番)秀長様に申し上げます! ただいま 明智様より→ 121 00:12:02,962 --> 00:12:07,500 ご使者がお見えになりました。 重要なお話がある由。 122 00:12:07,500 --> 00:12:10,600 (羽柴秀長)このこと 他言無用。 123 00:12:13,923 --> 00:12:16,826 (伝騎)去る二日 我が殿は→ 124 00:12:16,826 --> 00:12:21,364 本能寺にて信長を討ち 天下の面目を施し候えば→ 125 00:12:21,364 --> 00:12:25,718 羽柴様には 明智軍に お味方頂きとう存じます。→ 126 00:12:25,718 --> 00:12:31,818 殿は 羽柴様と共に 天下を治めんと申しております。 127 00:12:36,462 --> 00:12:38,462 あ… うん? 128 00:12:47,857 --> 00:12:51,427 心の声 事を成しましたな 兄上。 129 00:12:51,427 --> 00:12:59,027 (虫の鳴き声) 130 00:13:19,322 --> 00:13:23,322 (蜂須賀正勝) 明智が 信長様を?! 131 00:13:28,864 --> 00:13:31,884 (黒田孝高)この書状は? 明智の使いが→ 132 00:13:31,884 --> 00:13:35,684 毛利へ 届けようとしていたものだ。 133 00:13:49,719 --> 00:13:54,023 これは天下の一大事ぞ。 上様亡きことが知れれば→ 134 00:13:54,023 --> 00:13:59,862 和睦どころか 毛利勢が明智と 手を結び 我らは挟み撃ちになる。 135 00:13:59,862 --> 00:14:02,064 毛利との交渉は? 136 00:14:02,064 --> 00:14:05,751 和睦の調印なら すぐにも でき申す。 137 00:14:05,751 --> 00:14:09,922 もっとも 毛利が 事を知らねばの話であるが…。 138 00:14:09,922 --> 00:14:14,760 ならば ただちに和睦の調印を 交わすほか あるまい。 139 00:14:14,760 --> 00:14:16,760 あ…。 140 00:14:20,349 --> 00:14:24,120 この際 条件のよしあしは 問わぬ。 141 00:14:24,120 --> 00:14:29,475 一刻も早く この場をたち 姫路におわす兄上と合流する。 142 00:14:29,475 --> 00:14:34,063 待たれい 秀長殿! いささか強引過ぎぬか? 143 00:14:34,063 --> 00:14:37,216 ここは 姫路より 秀吉様が 戻られるを待つが…。 144 00:14:37,216 --> 00:14:40,019 それでは遅い。 145 00:14:40,019 --> 00:14:46,626 兄上の代わりは影で十分。 毛利に 気取られぬよう 兵を退く準備を。 146 00:14:46,626 --> 00:14:48,626 (重臣たち)はっ。 147 00:14:57,253 --> 00:15:02,453 上様が討たれたというのに 沈着にございまするな。 148 00:15:04,593 --> 00:15:09,615 兄上が謀反を知らば どうなるか不安でな…。 149 00:15:09,615 --> 00:15:13,035 取り乱して 泣き崩れるやもしれぬ。 150 00:15:13,035 --> 00:15:17,173 黒田殿も冷静でいてもらわねば 困るぞ。 151 00:15:17,173 --> 00:15:20,773 む?… う~む…。 152 00:15:24,263 --> 00:15:28,451 (家臣)申し上げます! 間もなく 明智の軍勢が押し寄せまする! 153 00:15:28,451 --> 00:15:33,606 (蒲生賢秀)上様より 留守居役を 仰せつかった この蒲生賢秀→ 154 00:15:33,606 --> 00:15:39,061 天下無双の安土城を焼いたと あっては 世の笑い者になる。 155 00:15:39,061 --> 00:15:42,965 金銀財宝は そのままに 引き揚げるぞ! はっ。 156 00:15:42,965 --> 00:15:46,365 賦秀は? 伜 賦秀は いずこ? 157 00:15:54,060 --> 00:15:56,360 う… 上様! 158 00:16:04,470 --> 00:16:09,392 賦秀めにございます。 義父 信長様の武具や馬まで→ 159 00:16:09,392 --> 00:16:15,398 明智に葬られては忍びのうござる。 この具足は 天下布武の象徴。 160 00:16:15,398 --> 00:16:21,287 上様亡き後も 志は生きておると 明智に見せとう存じまする。 161 00:16:21,287 --> 00:16:26,325 う~む…。 162 00:16:26,325 --> 00:16:29,925 上様のことは早う忘れ 現実を見よ。 163 00:16:31,664 --> 00:16:36,964 さもなくば 我ら蒲生は 混乱にのまれ 滅びるのみぞ。 164 00:16:41,090 --> 00:16:45,294 心の声 忘れようにも 忘れられませぬ。 165 00:16:45,294 --> 00:16:49,994 ♪♪~ 166 00:16:53,719 --> 00:16:57,256 (斎藤利三)今日より 我が殿 明智光秀様は→ 167 00:16:57,256 --> 00:17:03,956 日の本 六十六か国をお治めになる 天下人にあらせられる。 168 00:17:05,965 --> 00:17:09,301 此度は ご苦労であった。 169 00:17:09,301 --> 00:17:12,922 (利三)蒲生めが 尻尾を巻いて逃げよって→ 170 00:17:12,922 --> 00:17:17,493 城には 信長が独り占めにしてきた 財が残されておる。 171 00:17:17,493 --> 00:17:25,793 殿は… いや 上様は それらの すべてを皆に分け与える所存だ。 172 00:17:28,254 --> 00:17:32,191 信長親子の首が 手に入らなかったとはいえ→ 173 00:17:32,191 --> 00:17:36,896 事は つつがなく運んでおる。 しかし 油断は禁物。 174 00:17:36,896 --> 00:17:42,585 いずれ 柴田勝家とは戦になろう。 175 00:17:42,585 --> 00:17:49,625 重々承知。 祝いの酒は 柴田を 倒すまで お預けぞ ご一同。 176 00:17:49,625 --> 00:17:57,025 (一同の笑い声) 177 00:17:59,585 --> 00:18:05,624 心の声 (光秀)変えてみせる。 この怪しく おどろおどろしい城も→ 178 00:18:05,624 --> 00:18:10,596 信長が創りし何もかも。→ 179 00:18:10,596 --> 00:18:15,067 すべては 今より 生まれ変わるのだ。 180 00:18:15,067 --> 00:18:17,837 申し上げます! 何事だ! 181 00:18:17,837 --> 00:18:21,390 (使い番) 丹後より 返信にございます。 182 00:18:21,390 --> 00:18:26,328 細川忠興様 藤孝様ともども ご剃髪の由。 183 00:18:26,328 --> 00:18:30,149 我らにも いずれの者にも味方せず とのことに ございます。 184 00:18:30,149 --> 00:18:35,671 バ バカな! 細川様と殿は 縁戚。→ 185 00:18:35,671 --> 00:18:39,191 いや 長年の盟友ぞ! 186 00:18:39,191 --> 00:18:42,094 他の諸将からの返答は? 187 00:18:42,094 --> 00:18:45,431 (使い番)いまだ 何の書状も届きませぬ。 188 00:18:45,431 --> 00:18:50,202 ♪♪~ 189 00:18:50,202 --> 00:18:52,302 殿! 190 00:18:54,590 --> 00:18:58,027 心の声 いかん… ここで焦っては。 191 00:18:58,027 --> 00:19:02,464 回想 (爆発音) 192 00:19:02,464 --> 00:19:07,336 心の声 (光秀)まだ 皆 信長という怪物が滅びた事実を→ 193 00:19:07,336 --> 00:19:09,972 受け入れておらぬのだ。 194 00:19:09,972 --> 00:19:14,760 ♪♪~ 195 00:19:14,760 --> 00:19:19,698 心の声 だが… 気づいてくれるはずだ。→ 196 00:19:19,698 --> 00:19:27,298 私の思い描く世のほうが 怪物が ものより美しいということを。 197 00:19:31,860 --> 00:19:36,098 (秀吉の声)「京よりの使者によれば 上様 信忠様ともども→ 198 00:19:36,098 --> 00:19:42,054 明智の手を逃れ 近江まで お障りなく退却されたとのこと。→ 199 00:19:42,054 --> 00:19:48,327 まずもって めでたく 我らも 都合しだい 姫路へ帰城するゆえ→ 200 00:19:48,327 --> 00:19:50,663 油断なきよう。→ 201 00:19:50,663 --> 00:19:56,763 なお 古田左介にも 同様に よろしくお伝え願いたい」。 202 00:19:58,504 --> 00:20:01,090 この書状が備前から? 203 00:20:01,090 --> 00:20:06,095 (中川清秀) 謀反の知らせを聞き 各地へ 確認の書状を送ったところ→ 204 00:20:06,095 --> 00:20:10,249 羽柴殿から 返事が来たのだ。 205 00:20:10,249 --> 00:20:14,603 明智殿からも書状が届いた。 「信長を討ち果たしたので→ 206 00:20:14,603 --> 00:20:19,591 加勢してほしい」とある。 一体 どちらが まことなのだ? 207 00:20:19,591 --> 00:20:22,544 上様は 生きておられるのか? 208 00:20:22,544 --> 00:20:28,901 残念ながら 某は この目で 京の様子を見て参りました。 209 00:20:28,901 --> 00:20:32,805 では…。 羽柴様には 誤った 知らせが届いたとしか→ 210 00:20:32,805 --> 00:20:36,692 思われませぬ。 う~む…。 211 00:20:36,692 --> 00:20:43,198 あるいは 信長公の死を知りつつ この文を書いたのやも。 212 00:20:43,198 --> 00:20:48,019 えっ? 信長公 ご存命なら→ 213 00:20:48,019 --> 00:20:51,723 明智につく者は おらぬからな。 214 00:20:51,723 --> 00:20:58,596 羽柴殿は いの一番 敵を討ち 天下をも狙っておるのでは…。 215 00:20:58,596 --> 00:21:00,749 うむ…。 216 00:21:00,749 --> 00:21:05,820 あの男の姑息なところが好かぬ。 この中川 心情では→ 217 00:21:05,820 --> 00:21:08,723 明智殿につきたい。 218 00:21:08,723 --> 00:21:14,963 だが… 羽柴殿には銭3百貫文もの 心付けを頂戴しておる。 219 00:21:14,963 --> 00:21:20,363 え? 恩義を返さぬも 武人の恥。 220 00:21:22,854 --> 00:21:27,425 心の声 義兄上には3百貫文?! 221 00:21:27,425 --> 00:21:32,180 回想 此度の毛利攻めに 加勢して頂くお礼として→ 222 00:21:32,180 --> 00:21:36,051 古田様には 銭5百貫文を お受け取り頂きたいと。 223 00:21:36,051 --> 00:21:38,853 5…! 224 00:21:38,853 --> 00:21:42,257 心の声 俺が頂戴したより 少ないではないか!→ 225 00:21:42,257 --> 00:21:46,057 しかも俺には 備前焼まで。 226 00:21:47,829 --> 00:21:52,267 心の声 義兄上ほどの武将よりも 羽柴様は→ 227 00:21:52,267 --> 00:21:56,755 この俺を評価してる ということなのか? 228 00:21:56,755 --> 00:22:01,493 (秀吉の声)「古田左介にも 同様に よろしくお伝え願いたい。→ 229 00:22:01,493 --> 00:22:05,497 古田左介にも 同様に よろしくお伝え願いたい」。 230 00:22:05,497 --> 00:22:07,497 う~む…。 231 00:22:11,553 --> 00:22:14,453 う… うむ! 232 00:22:16,241 --> 00:22:21,246 お? 我らは 羽柴様に つくべきでござる。 233 00:22:21,246 --> 00:22:25,467 明智の人柄がどうあろうと 所詮は主君の敵! 234 00:22:25,467 --> 00:22:29,204 敵に味方するは 筋違いというもの! 235 00:22:29,204 --> 00:22:33,625 筋を重んじる義兄上ならば 答えは おのずと決まるはずでござる! 236 00:22:33,625 --> 00:22:37,512 滅びる道を選んだとしても いずれの死に様が→ 237 00:22:37,512 --> 00:22:39,864 まことの武士にござろうや! 238 00:22:39,864 --> 00:22:43,664 う… う~む…。 239 00:22:48,756 --> 00:22:54,412 心の声 あの備前焼は むささ極まる駄器なれど→ 240 00:22:54,412 --> 00:22:58,412 この決断に 悔いは無し! 241 00:23:00,235 --> 00:23:03,455 ♪♪~(エンディングテーマ) 242 00:23:03,455 --> 00:23:09,294 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 243 00:23:09,294 --> 00:23:15,383 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 244 00:23:15,383 --> 00:23:21,589 ♪♪「世界中を敵に回したって」 245 00:23:21,589 --> 00:23:27,829 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 246 00:23:27,829 --> 00:23:33,601 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 247 00:23:33,601 --> 00:23:40,592 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 248 00:23:40,592 --> 00:23:46,181 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 249 00:23:46,181 --> 00:23:48,983 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 250 00:23:48,983 --> 00:23:52,854 ♪♪「思うまま生きて そして」 251 00:23:52,854 --> 00:23:58,493 ♪♪「昇った天辺から 見える」 252 00:23:58,493 --> 00:24:02,363 ♪♪「景色を教えて いつか」 253 00:24:02,363 --> 00:24:11,055 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 254 00:24:11,055 --> 00:24:14,592 ♪♪「叶えたい願い それは」 255 00:24:14,592 --> 00:24:21,599 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 256 00:24:21,599 --> 00:24:26,599 ♪♪「壊されないで 永遠に」 257 00:24:30,158 --> 00:24:50,094 ♪♪~ 258 00:24:50,094 --> 00:24:56,794 「ホワイトキャッスルブルース」。 武か数寄か それが問題にて候。