1 00:00:02,069 --> 00:00:08,859 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:08,859 --> 00:01:28,759 ♪♪~ 3 00:01:38,732 --> 00:01:42,202 (蒲生賦秀)お待ちしておりました 織田信雄様。 4 00:01:42,202 --> 00:01:46,540 (織田信雄)うむ。 (賦秀)光秀が安土より出陣の後→ 5 00:01:46,540 --> 00:01:50,043 すかさず我らが 入城いたしました。→ 6 00:01:50,043 --> 00:01:54,281 秀満は 坂本にて自害。→ 7 00:01:54,281 --> 00:02:00,537 そして光秀も 大山崎から敗走後 討ち取られた由にございます。 8 00:02:00,537 --> 00:02:04,474 大儀であった。 蒲生賦秀 引き続き→ 9 00:02:04,474 --> 00:02:07,778 天下の象徴たる安土城を 警護してくれ。 10 00:02:07,778 --> 00:02:14,651 (千 宗易) 恐れながら もはや この城に かような威光はございませぬ。 11 00:02:14,651 --> 00:02:16,851 うっ。 あ…。 12 00:02:25,145 --> 00:02:29,533 (宗易)明智が手を加えた今 このままにしておくは→ 13 00:02:29,533 --> 00:02:32,736 亡き上様を侮蔑するに ほかなりませぬ。 14 00:02:32,736 --> 00:02:34,771 うっ。 あ! 15 00:02:34,771 --> 00:02:43,530 ♪♪~ 16 00:02:43,530 --> 00:02:48,402 確かに 宗易殿の申すとおりよ。 17 00:02:48,402 --> 00:02:54,274 かくなる上は 天守閣のみ 焼くが よろしいかと。 18 00:02:54,274 --> 00:02:58,078 い いかん! いかに明智が 手を加えようと→ 19 00:02:58,078 --> 00:03:01,164 亡き上様の お形見でもあるのですぞ! 20 00:03:01,164 --> 00:03:05,736 己が身を案じ 一度は明智に 頭を下げたことを→ 21 00:03:05,736 --> 00:03:09,273 悔やんでおるので ございます。→ 22 00:03:09,273 --> 00:03:11,742 白き天主があるかぎり→ 23 00:03:11,742 --> 00:03:16,013 私のごときは やましさを 捨てきれぬことでしょう。→ 24 00:03:16,013 --> 00:03:20,550 いっそ無に帰するならば 信雄様の ご治世に→ 25 00:03:20,550 --> 00:03:23,971 晴れ晴れと 心を向けられるのです。 26 00:03:23,971 --> 00:03:29,071 これぞ か弱き民の 総意にございます。 27 00:03:30,927 --> 00:03:41,738 ♪♪~ 28 00:03:41,738 --> 00:03:47,244 心の声 明智様 あなたのお点前は 見事にございました。→ 29 00:03:47,244 --> 00:03:50,480 天主を 黒から白に塗るという 創意に→ 30 00:03:50,480 --> 00:03:57,304 私は一瞬 心を奪われました。 しかし…→ 31 00:03:57,304 --> 00:04:01,241 野心を捨てるわけには ゆかぬのです。→ 32 00:04:01,241 --> 00:04:05,862 天下を 己が色に染めるまでは。→ 33 00:04:05,862 --> 00:04:13,537 せめて 敬意を表し 「白」のお返しを しとう存じます。 34 00:04:13,537 --> 00:04:24,681 ♪♪~ 35 00:04:24,681 --> 00:04:27,667 心の声 (宗易)あの世で ご覧下さいまし。→ 36 00:04:27,667 --> 00:04:32,572 あなた様にささげる 紅蓮の挙句を。 37 00:04:32,572 --> 00:04:55,572 ♪♪~ 38 00:05:00,600 --> 00:05:03,703 (古田左介)大事は ございませぬか? 義兄上。 39 00:05:03,703 --> 00:05:07,941 (中川清秀)なに これしきの傷… とはいえ 此度は→ 40 00:05:07,941 --> 00:05:12,446 大山崎に 亀山城攻め… ちと つろうござった。 41 00:05:12,446 --> 00:05:16,733 無茶は なりませぬぞ。 天下分け目の きつい時なれど→ 42 00:05:16,733 --> 00:05:20,003 命あってこそですからな。 43 00:05:20,003 --> 00:05:23,707 フフ… 左介殿。 44 00:05:23,707 --> 00:05:28,428 某に もしものことがあらば 中川の家を頼む。 45 00:05:28,428 --> 00:05:30,514 何を申されます?! 46 00:05:30,514 --> 00:05:35,268 戦とあらば 是が非でも 勝ちにいく性質は 曲げられぬ。 47 00:05:35,268 --> 00:05:41,441 伜に継がせるには幼すぎる。 このとおりだ。 48 00:05:41,441 --> 00:05:45,228 もはや この先 大きな合戦など…。 49 00:05:45,228 --> 00:05:48,215 柴田勝家が おるではないか。→ 50 00:05:48,215 --> 00:05:52,702 光秀の首を晒した羽柴殿に 天下獲りが傾こうと→ 51 00:05:52,702 --> 00:05:58,642 織田家家臣団 筆頭たる柴田が やすやすと認めるとは思われぬ。 52 00:05:58,642 --> 00:06:05,081 あの 晒された首 某には 光秀のものとは…。 53 00:06:05,081 --> 00:06:11,938 溝尾勝兵衛と申す 光秀の家臣が 介錯したと。 間違いなかろう。→ 54 00:06:11,938 --> 00:06:16,960 この先 誰が天下を仕切るのか 清州にて決まる。→ 55 00:06:16,960 --> 00:06:19,963 うまく まとまれば よいのだがな。 56 00:06:19,963 --> 00:06:23,567 心の声 言えぬ… あのことだけは。 57 00:06:23,567 --> 00:06:29,306 回想 (弥助)今日 見たやつ 本能寺にいた 怪しい男。 58 00:06:29,306 --> 00:06:34,177 え? (弥助)恐らく ノブ殺した男。 59 00:06:34,177 --> 00:06:36,897 えっ?! 60 00:06:36,897 --> 00:06:40,734 羽柴… 秀吉。 61 00:06:40,734 --> 00:06:45,705 心の声 戦の火種を まくようなことは できぬ。→ 62 00:06:45,705 --> 00:06:51,105 この後 いかにして羽柴様や諸将と つきおうて ゆけばよいのだ…。 63 00:06:52,846 --> 00:06:57,434 (太鼓の音) 64 00:06:57,434 --> 00:06:59,920 (羽柴秀吉)ほ~ら どうじゃ どうじゃ。 65 00:06:59,920 --> 00:07:03,373 (笑い声) 66 00:07:03,373 --> 00:07:07,994 いやあ 柴田の顔には 必死で笑いをこらえました。 67 00:07:07,994 --> 00:07:12,432 まさか 亡き信忠様の御子 三法師様を お連れするとは→ 68 00:07:12,432 --> 00:07:15,235 思ってもみなかったようで。 69 00:07:15,235 --> 00:07:20,073 信忠様は 上様が 跡継ぎとして定められた お方。 70 00:07:20,073 --> 00:07:23,510 その御子を 天下人に据えるのは道理よ。 71 00:07:23,510 --> 00:07:27,747 もはや俺の為すことに 誰も口を出せぬわ。 72 00:07:27,747 --> 00:07:31,902 三法師様の 後見役となったからにはな。 73 00:07:31,902 --> 00:07:34,371 のう。 アッハッハッハ。 (三法師の笑い声) 74 00:07:34,371 --> 00:07:37,271 (一同の笑い声) 75 00:07:42,996 --> 00:07:46,766 しばらくにございます 羽柴様。 76 00:07:46,766 --> 00:07:50,036 お前を 清州へ呼んだ 覚えはないぞ。 77 00:07:50,036 --> 00:07:53,436 ねぎらいに ご一服 差し上げたく。 78 00:08:07,170 --> 00:08:19,115 (茶をたてる音) 79 00:08:19,115 --> 00:08:22,115 早う申せ 左介。 80 00:08:25,472 --> 00:08:31,811 大山崎にて捕縛された 弥助殿を お助け願いたく 参じました。 81 00:08:31,811 --> 00:08:37,767 何を血迷ったか 戦のさなか 羽柴様に弓を引いたとか。 82 00:08:37,767 --> 00:08:43,167 某 弥助殿には 幾度か命を 救われておりますれば…。 83 00:08:45,141 --> 00:08:54,141 禄や位は望みませぬ。 ただ 恩には 報いとうござる。 何とぞ弥助殿を。 84 00:08:57,554 --> 00:09:01,908 俺の下から離れ 誰につく? 決して そのような。 85 00:09:01,908 --> 00:09:10,083 左介… 知ってのとおり 上様を殺ったのは…→ 86 00:09:10,083 --> 00:09:13,303 この俺よ。 えっ…。 87 00:09:13,303 --> 00:09:19,075 弥助も それを口にしておった。 なればこそ やつは殺しはせぬ。 88 00:09:19,075 --> 00:09:23,146 口封じをしたと勘ぐられては 困るからのう。 89 00:09:23,146 --> 00:09:26,666 やつの申すことを 「ほら」だと思わすには→ 90 00:09:26,666 --> 00:09:30,766 生かしておいて 気にせん素振りが 一番よ。 91 00:09:32,872 --> 00:09:39,729 だが左介… 調略に関わってきた お前から事が漏れれば→ 92 00:09:39,729 --> 00:09:42,399 「ほら」では済まぬ。 93 00:09:42,399 --> 00:09:45,585 ♪♪~ 94 00:09:45,585 --> 00:09:47,637 口を封じねばな。 95 00:09:47,637 --> 00:09:50,006 う うう…。 96 00:09:50,006 --> 00:09:53,793 ♪♪~ 97 00:09:53,793 --> 00:10:00,066 お前が しかと まげを結い 俺の手足になると誓うなら→ 98 00:10:00,066 --> 00:10:02,585 弥助ともども許す。 99 00:10:02,585 --> 00:10:04,637 むうう…。 100 00:10:04,637 --> 00:10:10,637 ただし 今後 事の噂が俺の耳に 入ろうものなら 即座に…。 101 00:10:12,345 --> 00:10:14,914 誓えるか? 左介! 102 00:10:14,914 --> 00:10:21,404 ♪♪~ 103 00:10:21,404 --> 00:10:26,576 羽柴様の 乱世に生きる者としての 非情さには→ 104 00:10:26,576 --> 00:10:29,245 感服いたしております。 105 00:10:29,245 --> 00:10:36,436 ♪♪~ 106 00:10:36,436 --> 00:10:38,736 非情? 107 00:10:40,473 --> 00:10:43,209 努力と申せ。 108 00:10:43,209 --> 00:11:01,461 ♪♪~ 109 00:11:01,461 --> 00:11:05,265 心の声 (秀吉)ようやく… 泣けた。 110 00:11:05,265 --> 00:11:12,065 ♪♪~ 111 00:11:16,509 --> 00:11:19,409 なんと孤独な お人よ。 112 00:11:21,531 --> 00:11:26,831 かような関わりようでしか 友をそばに置けぬのか。 113 00:11:30,340 --> 00:11:35,378 心の声 仕えましょうぞ 羽柴秀吉様。→ 114 00:11:35,378 --> 00:11:39,478 上様以来の 貴重なお方に。 115 00:11:41,734 --> 00:11:43,734 (割れる音) 116 00:11:48,475 --> 00:11:51,875 (柴田勝家) 見事 サルに してやられたわ。 117 00:11:54,230 --> 00:11:58,568 はやり廃りなど 突き放してきた この柴田勝家も→ 118 00:11:58,568 --> 00:12:01,738 世の趨勢には かなわぬか。 119 00:12:01,738 --> 00:12:06,826 (お市)弱気になられては困ります。 サルめに天下を仕切られては→ 120 00:12:06,826 --> 00:12:09,996 勝家殿を選んだ意味が ありませぬ。 121 00:12:09,996 --> 00:12:15,396 さすがは上様の妹君。 きついことを申される。 122 00:12:17,203 --> 00:12:21,074 しかし… あやつは男になった。 123 00:12:21,074 --> 00:12:25,574 「柴」の一字を くれてやった わしには うれしくもあるのだ。 124 00:12:27,297 --> 00:12:32,836 ご案じ召さるな お市殿。 織田家中の けじめは つけ申す。 125 00:12:32,836 --> 00:12:35,436 この命に懸けてな。 126 00:12:37,173 --> 00:12:41,160 ところで お市殿 サルめが逆立ちしても→ 127 00:12:41,160 --> 00:12:44,314 わしを しのげぬことがある。 128 00:12:44,314 --> 00:12:46,299 はて…? 129 00:12:46,299 --> 00:12:49,369 あやつより モテた。 130 00:12:49,369 --> 00:12:51,387 ウフ…。 131 00:12:51,387 --> 00:12:56,087 ≪(お市たちの笑い声) (茶々)何を 笑うておるのだ 母上たちは。 132 00:12:57,844 --> 00:13:00,847 (織田長益)やはり 俺の選んだ 打ち掛けのほうが→ 133 00:13:00,847 --> 00:13:03,733 よう似合うておるぞ お茶々。 134 00:13:03,733 --> 00:13:08,104 あれは あまりに派手すぎる。 齢十三の女子なら→ 135 00:13:08,104 --> 00:13:12,004 おとなしめが 賢く見えるというものよ。 136 00:13:14,143 --> 00:13:16,663 (茶々)いやじゃ! あっ! 137 00:13:16,663 --> 00:13:21,200 こんなの いやじゃ! 長益殿とて 派手ではないか! 138 00:13:21,200 --> 00:13:26,673 華のない打ち掛けなど 今後 一切 着ぬ! 139 00:13:26,673 --> 00:13:29,125 (襖の開閉音) 140 00:13:29,125 --> 00:13:34,325 こやつに 天下の姫君にでも なられたら たまらんな。 141 00:13:37,300 --> 00:13:40,400 (長益)よもや そうは なるまいが…。 142 00:13:42,972 --> 00:13:55,572 ♪♪~ 143 00:13:57,403 --> 00:14:03,710 心の声 これが… 羽柴様の命により 宗易殿が建てた茶室…→ 144 00:14:03,710 --> 00:14:06,610 「待庵」。 145 00:14:08,364 --> 00:14:13,364 心の声 小さい… 小さすぎる。 まるで鳥小屋ではないか。 146 00:14:18,391 --> 00:14:21,911 心の声 息苦しいほど 狭く暗い。→ 147 00:14:21,911 --> 00:14:25,164 床を入れても わずか二畳半余りの座敷に→ 148 00:14:25,164 --> 00:14:28,164 わらを混ぜた粗末な土壁。 149 00:14:30,503 --> 00:14:33,806 心の声 こんなものが 理想だというのか。 150 00:14:33,806 --> 00:14:40,613 ♪♪~ 151 00:14:40,613 --> 00:14:46,536 (茶をたてる音) 152 00:14:46,536 --> 00:14:50,907 心の声 そうか… この暗さは→ 153 00:14:50,907 --> 00:14:57,013 絶妙な場に窓を置き 所作のみを鮮やかに見せるため。→ 154 00:14:57,013 --> 00:15:00,299 そして この狭さは 一切の無駄をそぎ→ 155 00:15:00,299 --> 00:15:03,736 緊張感のみを増すため。→ 156 00:15:03,736 --> 00:15:10,710 ここは 目を凝らさねば わからぬ 恐るべき数寄の要塞なのだ! 157 00:15:10,710 --> 00:15:13,296 どうぞ。 158 00:15:13,296 --> 00:15:17,300 大徳寺における 信長様の葬儀に ご尽力頂き→ 159 00:15:17,300 --> 00:15:20,536 恐悦至極に存じまする。 160 00:15:20,536 --> 00:15:27,543 喪主 三法師様 羽柴様に代わり ささやかな もてなしを致したく。 161 00:15:27,543 --> 00:15:33,633 加えて 私のわがままを聞いて 下さり かたじけのうございます。 162 00:15:33,633 --> 00:15:39,605 南蛮寺に預けられていた弥助殿を 何故 客として? 163 00:15:39,605 --> 00:15:46,705 あの方と共に… 亡き信長様を しのびとう存じます。 164 00:15:55,071 --> 00:16:00,371 心の声 うわっ! 軽い。 まるで 水だけ持っておるような…。 165 00:16:05,064 --> 00:16:09,202 わかり申した 宗匠。→ 166 00:16:09,202 --> 00:16:12,038 致し方なく 安土城が焼かれ→ 167 00:16:12,038 --> 00:16:15,708 乱れ咲きとも言うべき 華やかな葬儀。→ 168 00:16:15,708 --> 00:16:20,508 今 この趣の中におって 感ずるのです。 169 00:16:22,732 --> 00:16:29,672 安土の夢は… 終わったのだ と。 170 00:16:29,672 --> 00:16:35,128 そして程なく 羽柴様が 天下を統べるは必定。 171 00:16:35,128 --> 00:16:40,066 「わび」の世の到来を ひしと感じております。 172 00:16:40,066 --> 00:16:45,671 今焼 黒茶碗の良さも ようやく わかって参りました。 173 00:16:45,671 --> 00:16:51,110 碗の見栄を消し去り 茶のみを浮き立たせる良さが…。 174 00:16:51,110 --> 00:16:57,366 う~ん さすがは古田様。 そこまで…。 175 00:16:57,366 --> 00:17:01,938 この国の在り方を すべて待庵に込めたのです。 176 00:17:01,938 --> 00:17:05,741 あらゆる民の 指標になるようにと。 177 00:17:05,741 --> 00:17:09,641 果たして 民にまで 伝わるかどうか…。 178 00:17:12,682 --> 00:17:18,538 遠く南蛮に至るまで 小さきが良い などと聞いたこともございませぬ。 179 00:17:18,538 --> 00:17:23,543 茶頭である以前に しがない 魚問屋にすぎぬ私ですら→ 180 00:17:23,543 --> 00:17:28,943 わかるのです。 いずれ皆にも 伝わることでしょう。 181 00:17:31,868 --> 00:17:36,868 そう この良さを こうとでも 申しておきましょうか。 182 00:17:38,841 --> 00:17:44,864 「渋い」… と。 あ… 渋い。 183 00:17:44,864 --> 00:17:47,066 (銅鑼の音) 184 00:17:47,066 --> 00:18:21,050 ♪♪~ 185 00:18:21,050 --> 00:18:25,938 羽柴 ノブ 殺した。 186 00:18:25,938 --> 00:18:29,675 お前も 手 貸したか? 187 00:18:29,675 --> 00:18:43,639 ♪♪~ 188 00:18:43,639 --> 00:18:47,410 ノブへの義 果たした。 189 00:18:47,410 --> 00:18:50,162 もはや この国 関わりない。 190 00:18:50,162 --> 00:18:52,562 カ~ン。 あ…。 191 00:18:54,500 --> 00:19:00,300 失礼いたしました。 あまりの うれしさに 手元がつい…。 192 00:19:01,974 --> 00:19:07,774 もしも異国へお戻りならば 今宵のことを お伝え下さいまし。 193 00:19:09,849 --> 00:19:13,236 何の野心も 何の衒いもなく→ 194 00:19:13,236 --> 00:19:19,141 ただ この世に在られる あなた様を 待庵に招き→ 195 00:19:19,141 --> 00:19:24,146 私の生涯を賭した美が 完成したということを。 196 00:19:24,146 --> 00:19:48,971 ♪♪~ 197 00:19:48,971 --> 00:19:56,112 (宗易)黒く わびた星が 今 ここから誕生するということを…。 198 00:19:56,112 --> 00:20:03,402 ♪♪~ 199 00:20:03,402 --> 00:20:06,902 う~ん…。 200 00:20:11,077 --> 00:20:15,064 う~ん… うん! 201 00:20:15,064 --> 00:20:19,669 心の声 俺の大金時殿に 勢いよく 血がたぎるのは→ 202 00:20:19,669 --> 00:20:21,969 この四点か。 203 00:20:27,310 --> 00:20:33,065 心の声 不思議よのう。 我が蒐物集の中で 足軽ほどにすぎぬ物が→ 204 00:20:33,065 --> 00:20:38,604 今は太政大臣の風格すら 漂って見える。→ 205 00:20:38,604 --> 00:20:42,675 継ぎ目の味わいが なんとも渋い。→ 206 00:20:42,675 --> 00:20:45,075 それに比べて…。 207 00:20:48,114 --> 00:20:50,614 心の声 恥ずかしい。 208 00:20:53,135 --> 00:20:57,540 心の声 華に浮かれ 箔好みに 走った己が…。→ 209 00:20:57,540 --> 00:21:04,764 亡き上様には悪いが 尻の青さをのぞく心持ちになる。→ 210 00:21:04,764 --> 00:21:07,767 しかし わび数寄とは 良いものよ。→ 211 00:21:07,767 --> 00:21:12,905 何より 銭のかからぬのが良い。 出世など せずとも→ 212 00:21:12,905 --> 00:21:18,205 お家に負担をかけずに 数多く集められるわ。 213 00:21:20,830 --> 00:21:22,915 はぁ~…。 214 00:21:22,915 --> 00:21:27,815 心の声 あ~ 五臓がこそばゆうて たまらぬ~! 215 00:21:29,538 --> 00:21:33,409 心の声 誰に進呈するか? 長益殿? 論外!→ 216 00:21:33,409 --> 00:21:36,779 では 高山殿に? いや 譲るにしろ 売るにしろ→ 217 00:21:36,779 --> 00:21:39,632 己が青さが露呈する。→ 218 00:21:39,632 --> 00:21:41,932 ならば いっそ…。 219 00:21:48,074 --> 00:21:51,927 おせん これまで 苦労をかけたの。 220 00:21:51,927 --> 00:21:57,727 これからは 身の丈に合うた 生き方を志すつもりぞ。 221 00:22:00,403 --> 00:22:14,934 ♪♪~ 222 00:22:14,934 --> 00:22:16,969 (おせん)あ…。 223 00:22:16,969 --> 00:22:20,239 ♪♪~ 224 00:22:20,239 --> 00:22:22,224 まあ。 225 00:22:22,224 --> 00:22:32,084 ♪♪~ 226 00:22:32,084 --> 00:22:37,089 心の声 きっと いつか成りますよ 左介殿。→ 227 00:22:37,089 --> 00:22:41,911 この立派な箱をも 似合う お方に。 228 00:22:41,911 --> 00:22:54,111 ♪♪~ 229 00:23:00,529 --> 00:23:03,782 ♪♪~(エンディングテーマ) 230 00:23:03,782 --> 00:23:09,605 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 231 00:23:09,605 --> 00:23:15,711 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 232 00:23:15,711 --> 00:23:21,901 ♪♪「世界中を敵に回したって」 233 00:23:21,901 --> 00:23:28,140 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 234 00:23:28,140 --> 00:23:33,913 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 235 00:23:33,913 --> 00:23:40,903 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 236 00:23:40,903 --> 00:23:46,509 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 237 00:23:46,509 --> 00:23:49,295 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 238 00:23:49,295 --> 00:23:53,165 ♪♪「思うまま生きて そして」 239 00:23:53,165 --> 00:23:58,821 ♪♪「昇った天辺から 見える」 240 00:23:58,821 --> 00:24:02,658 ♪♪「景色を教えて いつか」 241 00:24:02,658 --> 00:24:11,383 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 242 00:24:11,383 --> 00:24:14,904 ♪♪「叶えたい願い それは」 243 00:24:14,904 --> 00:24:21,911 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 244 00:24:21,911 --> 00:24:26,911 ♪♪「壊されないで 永遠に」 245 00:24:30,069 --> 00:24:50,406 ♪♪~ 246 00:24:50,406 --> 00:24:57,106 「別離のつぶやき」。 武か数寄か それが問題にて候。