1 00:00:02,055 --> 00:00:08,545 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:08,545 --> 00:01:28,745 ♪♪~ 3 00:01:37,951 --> 00:01:45,542 ♪♪~ 4 00:01:45,542 --> 00:01:47,542 ふむ。 5 00:01:49,246 --> 00:01:53,746 (町人1)あのお方は何を? (町人2)さあ。 6 00:01:56,720 --> 00:01:58,738 (古田左介)うん! 7 00:01:58,738 --> 00:02:01,638 うん… うう…。 8 00:02:03,560 --> 00:02:05,645 (商仲間) 塗り替えはりますのんか? 9 00:02:05,645 --> 00:02:09,716 (増田屋)ええ。 派手なんが 恥ずかしゅうなってきましてな。 10 00:02:09,716 --> 00:02:13,853 (商仲間)なるほど。 それはそれは 結構なことで。→ 11 00:02:13,853 --> 00:02:17,874 私の店も 少し煤けたように 工夫をしたら→ 12 00:02:17,874 --> 00:02:21,378 たちまち品物が 飛ぶように売れましてな。 13 00:02:21,378 --> 00:02:26,182 (増田屋) この通りも 枯れ木の似合う ええ佇まいになりまして。 14 00:02:26,182 --> 00:02:28,182 お? (馬が駆ける音) 15 00:02:35,375 --> 00:02:40,113 (千 宗易)よいお点前に ございました。→ 16 00:02:40,113 --> 00:02:47,454 髻を落とされてから 角が取れた ようでございますな 細川忠興様。 17 00:02:47,454 --> 00:02:51,908 (細川忠興)宗匠の下で 励んだお陰にござる。 18 00:02:51,908 --> 00:02:57,547 せんだっての稽古でも これと同じ 黒茶碗を用いられましたが→ 19 00:02:57,547 --> 00:03:02,547 ようやく 唐・高麗物にはない 良さが わかって参りました。 20 00:03:04,220 --> 00:03:06,873 先日とは 異なる物です。 21 00:03:06,873 --> 00:03:08,908 えっ…。 22 00:03:08,908 --> 00:03:12,612 この高山右近も てっきり…。 23 00:03:12,612 --> 00:03:19,102 唐橋の擬宝珠にも それぞれに 出来 不出来があるように→ 24 00:03:19,102 --> 00:03:25,859 一見 同じに見える物の中にも 異なる形があるのです。 25 00:03:25,859 --> 00:03:30,013 茶の湯をなす者は 常に心して→ 26 00:03:30,013 --> 00:03:35,113 何事にも美しさを見いだすことが 肝要にございます。 27 00:03:42,942 --> 00:03:45,745 中座いたし 失礼つかまつった。 28 00:03:45,745 --> 00:03:48,448 どこへ行っておられたのです? 29 00:03:48,448 --> 00:03:52,252 (蒲生賦秀)稽古が 終わってしまいますぞ。 30 00:03:52,252 --> 00:03:57,440 宗匠がおっしゃった 瀬田の唐橋の擬宝珠とは→ 31 00:03:57,440 --> 00:04:03,013 西の湖水側 三つ目のものにございませぬか? 32 00:04:03,013 --> 00:04:05,782 さようにございます。 33 00:04:05,782 --> 00:04:08,084 あっ! あっ! 34 00:04:08,084 --> 00:04:11,538 わざわざ 近江まで馬を?! 35 00:04:11,538 --> 00:04:16,609 良い形と聞いて 居ても立っても おられませんでなぁ。 36 00:04:16,609 --> 00:04:22,549 実に「ホヒョン」としておって 忠興殿の 頭のような触り心地にござった。 37 00:04:22,549 --> 00:04:24,651 ククッ…。 38 00:04:24,651 --> 00:04:29,656 愛らしいという意味でござるよ 細川擬宝珠殿。 39 00:04:29,656 --> 00:04:33,156 (賦秀と右近の笑い声) 40 00:04:35,745 --> 00:04:40,050 古田殿の探究心と 実行力には 恐れ入りました。 41 00:04:40,050 --> 00:04:43,350 この蒲生賦秀も 精進せねば。 42 00:04:44,971 --> 00:04:51,778 戦続きの世なればこそ 皆様方にも 古田様のように→ 43 00:04:51,778 --> 00:04:56,578 常に数寄心を 養って頂きとう存じまする。 44 00:04:59,369 --> 00:05:01,569 (鐘の音) 45 00:05:06,042 --> 00:05:09,045 某に見せたいものとは? 46 00:05:09,045 --> 00:05:13,466 手に入れたいと願っていたものが ようやく届きましてな。 47 00:05:13,466 --> 00:05:17,203 義兄上に 是非 見て頂きたく。 48 00:05:17,203 --> 00:05:20,006 うん? 49 00:05:20,006 --> 00:05:26,913 ♪♪~ 50 00:05:26,913 --> 00:05:28,948 おお~っ! 51 00:05:28,948 --> 00:05:34,437 ♪♪~ 52 00:05:34,437 --> 00:05:37,140 これは良き色にござる! 53 00:05:37,140 --> 00:05:42,840 南蛮では「オリーベ」と申す 色だそうで。 ほう。 54 00:05:44,514 --> 00:05:49,519 この鮮やかな色が… 「オリーベ」。 55 00:05:49,519 --> 00:05:53,690 ♪♪~ 56 00:05:53,690 --> 00:06:10,723 (読経) 57 00:06:10,723 --> 00:06:14,027 (おせん)兄上…。 58 00:06:14,027 --> 00:06:20,383 心の声 義兄 中川清秀殿が 命を落として はや一年。→ 59 00:06:20,383 --> 00:06:26,739 皮肉なものよ。 武による出世を諦めた俺が→ 60 00:06:26,739 --> 00:06:33,339 嫡男 秀政殿の後見役として 茨木十二万石を任されるとは。 61 00:06:34,998 --> 00:06:40,036 義兄上は あの絵にふさわしい 立派な武人にござった。 62 00:06:40,036 --> 00:06:43,873 元服したての身には つらかろうが→ 63 00:06:43,873 --> 00:06:48,711 しかと中川家を 守り抜いて下されよ。 64 00:06:48,711 --> 00:06:51,931 (中川秀政) 承知いたしております。→ 65 00:06:51,931 --> 00:06:55,618 父上の一周忌で 前線より離れておりますが→ 66 00:06:55,618 --> 00:07:02,559 すぐに徳川攻めへ戻り 初陣の けじめを つけとう存じます。 67 00:07:02,559 --> 00:07:07,313 この若さで なんと しっかりしたことか。 68 00:07:07,313 --> 00:07:09,349 ≪(子供たちの笑い声) 69 00:07:09,349 --> 00:07:13,749 それに比べて 我が子らは…。 70 00:07:15,622 --> 00:07:20,822 心の声 我が古田家こそ 秀政殿に 任せたほうが良いのかのう…。 71 00:07:22,612 --> 00:07:25,014 (いななき) 72 00:07:25,014 --> 00:07:28,714 (馬が駆ける音) 73 00:07:31,404 --> 00:07:35,204 (ため息) 74 00:07:41,281 --> 00:07:44,734 ≪古田左介 参上つかまつりました。 75 00:07:44,734 --> 00:07:47,234 (羽柴秀吉)おう 入れ! 76 00:07:50,423 --> 00:07:54,043 (秀吉)かなわんのう 家康には。→ 77 00:07:54,043 --> 00:08:00,583 戦が始まって はや半年というのに ちいとも動く気配を見せん。 78 00:08:00,583 --> 00:08:06,806 恐れながら 徳川勢は 1万5,000で 我が10万に挑み→ 79 00:08:06,806 --> 00:08:11,644 小牧・長久手の地にて 勝利を収めておりまする。 80 00:08:11,644 --> 00:08:13,980 一歩も引く気は ございますまい。 81 00:08:13,980 --> 00:08:18,234 (石田三成)1万6,000に ございます。 うん? 82 00:08:18,234 --> 00:08:22,705 敵は織田信雄勢を含めて 1万6,000。 83 00:08:22,705 --> 00:08:28,194 殿に ご意見なさる時は 正確な数でのうては困ります。 84 00:08:28,194 --> 00:08:33,394 これは失礼 石田殿。 (秀吉)よいよい 三成。 85 00:08:35,101 --> 00:08:39,872 左介の読みなど ハナから 聞こうとは 思うておらん。 86 00:08:39,872 --> 00:08:42,008 はあ。 87 00:08:42,008 --> 00:08:44,310 むぅ…。 88 00:08:44,310 --> 00:08:50,717 (秀吉)明智討ちから2年 やっとのことで 柴田勝家を倒し→ 89 00:08:50,717 --> 00:08:53,703 織田家中を 握ったと思うたら→ 90 00:08:53,703 --> 00:08:57,703 今度は信雄が 家康に すがりつきおった。 91 00:09:00,677 --> 00:09:06,666 (秀吉)こうも年がら年中 戦ばかりでは 体が持たぬ。→ 92 00:09:06,666 --> 00:09:12,755 もっと子作りに励み 集めた名物で 茶をすすりたいわい。 93 00:09:12,755 --> 00:09:15,742 して 何用にございます? 94 00:09:15,742 --> 00:09:22,015 信雄と和睦できそうだ。 このこと 家康に伝えにゆけ。 95 00:09:22,015 --> 00:09:24,634 あっ! 96 00:09:24,634 --> 00:09:29,789 (秀吉)和睦とあらば 家康は戦う道理を失う。→ 97 00:09:29,789 --> 00:09:34,777 俺の東国支配は遠のくが 京を押さえておれば→ 98 00:09:34,777 --> 00:09:37,180 打つ手は いくらでもある。 99 00:09:37,180 --> 00:09:41,034 家康を つけあがらせることに なりませぬか? 100 00:09:41,034 --> 00:09:44,070 頑として引かぬ態度を 示すべきかと。 101 00:09:44,070 --> 00:09:47,170 うん? …だから 左介を呼んだんだ。 102 00:09:48,841 --> 00:09:54,041 (秀吉)お前のような堅物に任すと 話がこじれるからのう。 103 00:09:56,315 --> 00:10:01,404 頼むぞ 左介! 上様を笑わせた 「ひょうげ殺法」で→ 104 00:10:01,404 --> 00:10:03,804 家康を退かせてこい。 105 00:10:07,677 --> 00:10:10,747 回想 くくく… うう…。→ (徳川家康) 106 00:10:10,747 --> 00:10:13,547 くそたわけが~っ! 107 00:10:18,855 --> 00:10:21,855 荷が 重うございます。 108 00:10:24,544 --> 00:10:26,746 ほれ。 109 00:10:26,746 --> 00:10:28,781 うん? 110 00:10:28,781 --> 00:10:34,287 ♪♪~ 111 00:10:34,287 --> 00:10:36,472 うわ~っ! 112 00:10:36,472 --> 00:10:43,572 ♪♪~ 113 00:10:47,016 --> 00:10:53,916 もしや… 天下の三肩衝… 「初花」! 114 00:10:55,575 --> 00:11:00,747 柴田を討った時に 家康から届いた 戦勝祝いよ。 115 00:11:00,747 --> 00:11:05,618 大名物を贈るということは 腹の底では→ 116 00:11:05,618 --> 00:11:08,921 俺と戦いとうないと 思うとるはずよ。 117 00:11:08,921 --> 00:11:13,321 うう… ああ…。 118 00:11:15,044 --> 00:11:19,544 (秀吉)まだまだ名物に 未練があるようだな。 119 00:11:21,534 --> 00:11:28,608 事が成らば 特別に 二刻のみ 貸してやってもよいぞ。 120 00:11:28,608 --> 00:11:34,808 うう… むむむ…。 121 00:11:37,517 --> 00:11:46,817 ♪♪~ 122 00:11:51,397 --> 00:11:54,297 (蹄の音) 123 00:11:59,839 --> 00:12:04,939 「初花」を知る長益様なら 某の心は わかりましょう。 124 00:12:06,746 --> 00:12:12,101 名物うんぬんを抜きにしても 「めにゃあ」と あめ色の地肌に→ 125 00:12:12,101 --> 00:12:18,291 山水のごとく垂れる釉の景色が 実に渋うござった。 126 00:12:18,291 --> 00:12:22,712 あれを借りられるとあらば 胸躍りまする。 127 00:12:22,712 --> 00:12:27,316 (織田長益)相変わらずよのう 古左。 …うん? 128 00:12:27,316 --> 00:12:29,836 お互いさまに ございま…。 (長益)くっ! 129 00:12:29,836 --> 00:12:33,536 うわ~! ええい! 控えいっ! 130 00:12:36,409 --> 00:12:40,079 織田長益 羽柴の使者を 連れて参った。 131 00:12:40,079 --> 00:12:44,116 家康殿にお目通りを。 しばし お待ちを。 132 00:12:44,116 --> 00:12:46,752 (走り去る足音) 133 00:12:46,752 --> 00:12:49,872 (長益)羽柴殿と信雄殿が 和睦したとはいえ→ 134 00:12:49,872 --> 00:12:53,843 昨日まで 俺とお前は 敵同士。 あ…。 135 00:12:53,843 --> 00:12:57,213 下手に仲を勘ぐられてはな。 136 00:12:57,213 --> 00:13:00,633 心の声 さすがは幾多の危機を 脱してきた男。→ 137 00:13:00,633 --> 00:13:04,333 生き残るすべを 熟知しておる。 138 00:13:07,440 --> 00:13:10,459 (酒井忠次)羽柴から和睦とは 好都合よ。 139 00:13:10,459 --> 00:13:14,814 (本多忠勝)戦が長引けば きつうございましたからな。→ 140 00:13:14,814 --> 00:13:19,385 さりとて 弱みを わずかでも見せては名折れ。 141 00:13:19,385 --> 00:13:25,074 使者を 多いに もてなし 我が方に余裕ありと 思わせねば。 142 00:13:25,074 --> 00:13:31,213 かほどに贅を尽くせば いかな貴人でも 驚きましょう。 143 00:13:31,213 --> 00:13:34,650 (忠次)この先 徳川が羽柴に抗い→ 144 00:13:34,650 --> 00:13:38,337 東方を起点に 世を治めんとするなら→ 145 00:13:38,337 --> 00:13:43,376 キツネや タヌキのごとく したたかに ゆかねばならぬ。 146 00:13:43,376 --> 00:13:48,831 まだまだ 家康様は実直に過ぎる。 147 00:13:48,831 --> 00:13:52,331 そこに惚れておるので ございましょう? 148 00:13:54,020 --> 00:13:56,706 言わずもがなよ。 149 00:13:56,706 --> 00:14:26,035 ♪♪~ 150 00:14:26,035 --> 00:14:33,542 和睦の件 長益殿より聞き申した。 羽柴秀吉は何と? 151 00:14:33,542 --> 00:14:39,448 徳川殿には 終戦のご確約を 頂きたいとのこと。 152 00:14:39,448 --> 00:14:44,954 さすれば 羽柴全軍は ただちに 兵を引くと申しております。 153 00:14:44,954 --> 00:14:46,954 うん? 154 00:15:02,888 --> 00:15:06,475 ふむ… 相わかった。→ 155 00:15:06,475 --> 00:15:13,783 信長公存命の折 安土城での 饗応では ご無礼つかまつった。 156 00:15:13,783 --> 00:15:17,783 本日は 貴殿のもてなしに倣い…。 157 00:15:27,446 --> 00:15:29,482 (膳を運ぶ音) フフ。 158 00:15:29,482 --> 00:15:31,482 あっ! あっ! 159 00:15:33,185 --> 00:15:37,123 どうか ゆるりと おくつろぎ下され。 160 00:15:37,123 --> 00:15:40,676 ♪♪~ 161 00:15:40,676 --> 00:15:45,376 あ ああ…。 162 00:15:52,304 --> 00:15:56,442 常日頃 質素を心掛けている 我らなれば→ 163 00:15:56,442 --> 00:16:01,897 此度の戦の あまりの たやすさに 兵糧が 余って 余って。 164 00:16:01,897 --> 00:16:06,936 (笑い声) 165 00:16:06,936 --> 00:16:12,358 さあさあ 毒味はいたしますゆえ たんと召し上がって下され。 166 00:16:12,358 --> 00:16:17,858 たとえ京でも これほど洒落た ご膳は 頂けますまい。 167 00:16:21,717 --> 00:16:24,117 心の声 「洒落た」だと…? 168 00:16:28,924 --> 00:16:33,724 心の声 この玄米爆弾が「洒落」だと?! 169 00:16:35,714 --> 00:16:38,214 (いななき) 170 00:16:42,955 --> 00:16:46,292 心の声 宗匠や俺が 手塩にかけた饗応を→ 171 00:16:46,292 --> 00:16:48,892 少しも わかっておらぬのか! 172 00:16:50,579 --> 00:16:54,834 戦の終わりを祝うて 某が一つ…。 173 00:16:54,834 --> 00:16:59,021 出ますぞ! 酒井様の腰さばきが! 174 00:16:59,021 --> 00:17:02,641 (家臣たち)♪♪「そ~い そいそい!」 (手拍子) 175 00:17:02,641 --> 00:17:11,100 (家臣たち)♪♪「はあ~ 浜名の海に 月が夜や かがり火たいてよ」 176 00:17:11,100 --> 00:17:15,404 ♪♪「海老すくい そ~い そいそい」 177 00:17:15,404 --> 00:17:18,207 そ~い そい。 178 00:17:18,207 --> 00:17:27,967 心の声 俺は仮にも 羽柴全軍 10万の 名代として ここにおるのだ。 179 00:17:27,967 --> 00:17:31,871 ♪♪~ 180 00:17:31,871 --> 00:17:34,657 心の声 ふざけるでない! 181 00:17:34,657 --> 00:17:37,476 お? 182 00:17:37,476 --> 00:17:43,983 心の声 怒るな。 ここで怒れば せっかくの和睦も 水の泡ぞ。 183 00:17:43,983 --> 00:17:49,839 ♪♪~ 184 00:17:49,839 --> 00:17:52,358 ううう~。 185 00:17:52,358 --> 00:17:56,612 ♪♪~ 186 00:17:56,612 --> 00:17:58,614 あっ。 187 00:17:58,614 --> 00:18:06,105 ♪♪~ 188 00:18:06,105 --> 00:18:11,126 心の声 しかし 笑える! なぜ笑えてしまうのだ?→ 189 00:18:11,126 --> 00:18:13,679 必死さか? 190 00:18:13,679 --> 00:18:16,549 ♪♪~ 191 00:18:16,549 --> 00:18:21,070 ただ阿呆になって騒いでおるのが 滑稽なのではなく…。 192 00:18:21,070 --> 00:18:24,740 ♪♪~ 193 00:18:24,740 --> 00:18:29,178 心の声 余裕を ひけらかさんと 命懸けで ひょうげているのが→ 194 00:18:29,178 --> 00:18:32,815 おかしいのだ。→ 195 00:18:32,815 --> 00:18:37,436 この笑いの質は 斜めに見ずば わからぬものだが→ 196 00:18:37,436 --> 00:18:42,374 確かに 俺の憤った心を 和らげる効果はある。 197 00:18:42,374 --> 00:18:45,277 ♪♪~ 198 00:18:45,277 --> 00:18:49,248 心の声 宗匠… 数寄の神髄とは→ 199 00:18:49,248 --> 00:18:52,551 思わぬところに 転がっておるものですな。 200 00:18:52,551 --> 00:18:55,337 ♪♪「そ~い そいそい!」 201 00:18:55,337 --> 00:19:00,837 (家臣たちの笑い声) 202 00:19:05,681 --> 00:19:07,681 ふぅ…。 203 00:19:13,305 --> 00:19:17,505 心の声 うん? 伊賀焼の小皿か。 204 00:19:21,480 --> 00:19:27,219 心の声 本来 饗応ともなれば 使い捨ての土器が正式なのだが→ 205 00:19:27,219 --> 00:19:30,719 質素を尊しとする 徳川ならでは。 206 00:19:32,808 --> 00:19:38,781 心の声 無頓着な盛りつけに対し なんと つつましやかな。→ 207 00:19:38,781 --> 00:19:44,781 国焼の雑器なれど 蛙目の粘土の 焦げた地肌が実に良い。 208 00:19:47,640 --> 00:19:53,045 心の声 ここで用いられては もったいのうござる。→ 209 00:19:53,045 --> 00:19:55,864 誰かが お助けせねば…。 210 00:19:55,864 --> 00:19:58,564 (門の開く音) 211 00:20:03,038 --> 00:20:07,409 盛大な もてなし かたじけのうござった。 212 00:20:07,409 --> 00:20:12,609 終戦の確約 しかと羽柴様に伝え申す。 213 00:20:14,283 --> 00:20:17,336 ふむ。 214 00:20:17,336 --> 00:20:20,636 ささやかな お礼をば。 215 00:20:29,848 --> 00:20:35,371 うん? 某が作った茶杓にござる。 216 00:20:35,371 --> 00:20:42,911 いつの日にか 本日のお返しが できるよう 願っておりますぞ。 217 00:20:42,911 --> 00:20:45,247 御免。 218 00:20:45,247 --> 00:20:49,947 (蹄の音) 219 00:21:01,480 --> 00:21:05,180 したたかに 振る舞えたかのう。 220 00:21:07,903 --> 00:21:10,803 (家康) あのお方の 遺言どおり…。 221 00:21:14,376 --> 00:21:19,748 上出来かと。 先に「初花」とやらを贈り→ 222 00:21:19,748 --> 00:21:23,018 戦意をそいだ かいが ありました。 223 00:21:23,018 --> 00:21:29,842 戦の勝敗はつかずとも 羽柴相手に 一歩も引けを取りませなんだ。 224 00:21:29,842 --> 00:21:35,681 世に 徳川の力を 存分に知らしめたかと。 225 00:21:35,681 --> 00:21:42,221 (家康)最後の詰めで 小さく負けた気がせんでもない。 226 00:21:42,221 --> 00:21:45,023 うん? 227 00:21:45,023 --> 00:21:50,612 某は 安土の饗応で 憤りをあらわにしたが→ 228 00:21:50,612 --> 00:21:54,012 見事 こらえおった。 229 00:22:00,105 --> 00:22:04,042 大人やもしれぬな→ 230 00:22:04,042 --> 00:22:07,146 古田左介とやらは。 231 00:22:07,146 --> 00:22:12,167 ♪♪~ 232 00:22:12,167 --> 00:22:16,722 (長益)世渡りのすべが 身について きたではないか 古左。→ 233 00:22:16,722 --> 00:22:21,777 ヘッ 徳川の もてなしなど 俺は二度と御免だがな。 234 00:22:21,777 --> 00:22:25,077 もそっと数寄に 目を向けなされ。 235 00:22:27,349 --> 00:22:32,204 こらえた以上のものが 手に入りますぞ。 236 00:22:32,204 --> 00:22:41,063 ♪♪~ 237 00:22:41,063 --> 00:22:43,115 フフフフ…。 238 00:22:43,115 --> 00:22:56,515 ♪♪~ 239 00:23:00,516 --> 00:23:03,752 ♪♪~(エンディングテーマ) 240 00:23:03,752 --> 00:23:09,575 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 241 00:23:09,575 --> 00:23:15,681 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 242 00:23:15,681 --> 00:23:21,887 ♪♪「世界中を敵に回したって」 243 00:23:21,887 --> 00:23:28,110 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 244 00:23:28,110 --> 00:23:33,882 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 245 00:23:33,882 --> 00:23:40,873 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 246 00:23:40,873 --> 00:23:46,495 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 247 00:23:46,495 --> 00:23:49,281 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 248 00:23:49,281 --> 00:23:53,151 ♪♪「思うまま生きて そして」 249 00:23:53,151 --> 00:23:58,774 ♪♪「昇った天辺から 見える」 250 00:23:58,774 --> 00:24:02,644 ♪♪「景色を教えて いつか」 251 00:24:02,644 --> 00:24:11,336 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 252 00:24:11,336 --> 00:24:14,873 ♪♪「叶えたい願い それは」 253 00:24:14,873 --> 00:24:21,880 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 254 00:24:21,880 --> 00:24:26,880 ♪♪「壊されないで 永遠に」 255 00:24:30,055 --> 00:24:50,375 ♪♪~ 256 00:24:50,375 --> 00:24:57,075 「チェンジング・マン」。 武か数寄か それが問題にて候。