1 00:00:02,151 --> 00:00:08,958 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:08,958 --> 00:01:28,858 ♪♪~ 3 00:01:35,528 --> 00:01:55,114 ♪♪~ 4 00:01:55,114 --> 00:01:58,617 心の声 (古田織部)なんと粗末な厩よ。→ 5 00:01:58,617 --> 00:02:04,123 伝えたとおりの刻限に 来たというのに 出迎えもなし。→ 6 00:02:04,123 --> 00:02:07,226 宗匠を疑うつもりはないが→ 7 00:02:07,226 --> 00:02:11,947 ここの主は もてなしというものを 知らぬのではないか? 8 00:02:11,947 --> 00:02:17,620 ♪♪~ 9 00:02:17,620 --> 00:02:24,460 心の声 小汚い門構えよ。 これでは 我が屋敷の参考にならぬ。 10 00:02:24,460 --> 00:02:26,629 うん? 11 00:02:26,629 --> 00:02:29,629 心の声 この茅葺きだけは良い。 12 00:02:32,385 --> 00:02:36,985 うわっ… ああ~! 13 00:02:39,408 --> 00:02:45,631 オアョ。 大きな水たまりに はまられましたのぉ。 14 00:02:45,631 --> 00:02:47,716 なんだ お前は! 15 00:02:47,716 --> 00:02:54,023 まあまあ… 汚れた体を どうぞ風呂で清められよ。 16 00:02:54,023 --> 00:02:57,623 ここの主 丿貫と申す。 17 00:03:03,749 --> 00:03:09,088 回想 (千 利休)そういえば 等伯殿が申しておりました。→ 18 00:03:09,088 --> 00:03:16,662 古織様は 聚楽第に 天下一の屋敷をお造りになると。 19 00:03:16,662 --> 00:03:20,562 い… いやぁ 宗匠を前に お恥ずかしい。 20 00:03:22,418 --> 00:03:27,590 いざ取りかかるとなると なかなか 良い案が出てきませんでな。 21 00:03:27,590 --> 00:03:31,827 山科に行かれてみては いかがですか? 山科? 22 00:03:31,827 --> 00:03:36,849 さるお方が居を構えております。 私が知る中では一番の→ 23 00:03:36,849 --> 00:03:39,849 わび数寄者かと。 一番! 24 00:03:42,888 --> 00:03:46,292 う~む…。 25 00:03:46,292 --> 00:03:49,795 心の声 腑に落ちん。→ 26 00:03:49,795 --> 00:03:55,417 やはり あれは落とし穴。 あの丿貫という男→ 27 00:03:55,417 --> 00:04:01,941 客の俺が あらゆる所に 目を凝らしておるか試したのだ。→ 28 00:04:01,941 --> 00:04:05,444 大名たる俺に 何たる無礼。→ 29 00:04:05,444 --> 00:04:08,944 この後も かような試し事あらば…。 30 00:04:13,719 --> 00:04:15,819 心の声 斬る! 31 00:04:19,825 --> 00:04:24,525 喉が渇かれたろう。 これを飲まれよ。 32 00:04:26,649 --> 00:04:30,386 それは あの井戸の水であろう。 33 00:04:30,386 --> 00:04:34,690 通りに面し 人馬の立てる 埃にまみれた水など→ 34 00:04:34,690 --> 00:04:37,190 飲めたものではないわ。 35 00:04:39,612 --> 00:04:44,250 それから 某は武人ゆえ 帯刀にて母屋へ入る。 36 00:04:44,250 --> 00:04:48,888 飲まずに よしあしが わかると申すか。 37 00:04:48,888 --> 00:04:54,788 大した お目利きさんよのう。 ハッハッハッハッ! 38 00:04:56,462 --> 00:04:58,862 むっ… えい! 39 00:05:02,902 --> 00:05:07,056 う… うまい! 40 00:05:07,056 --> 00:05:10,943 よかった よかった。 裏山から運んだ→ 41 00:05:10,943 --> 00:05:16,699 藤尾の水も わからぬようでは よい茶席には ならんからのう。 42 00:05:16,699 --> 00:05:19,485 (腹の鳴る音) あ…。 43 00:05:19,485 --> 00:05:25,385 腹の虫にも 用意はできとるよ。 ハハハハハ。 44 00:05:31,614 --> 00:05:36,518 心の声 薄暗い あばら家の中 名物も馳走もなく→ 45 00:05:36,518 --> 00:05:40,718 茶の湯で用いる手取釜で 雑炊を炊くとは…。 46 00:05:43,192 --> 00:05:46,692 心の声 こんな… こんな茶席など…。 47 00:05:49,882 --> 00:05:53,082 心の声 うん! またしても うまい! 48 00:05:54,887 --> 00:05:57,556 心の声 一碗の水といい→ 49 00:05:57,556 --> 00:06:01,560 腹の虫を見計らったがごとく 出される膳といい→ 50 00:06:01,560 --> 00:06:04,160 あの男に してやられておるのか。 51 00:06:05,848 --> 00:06:07,848 うん? 52 00:06:09,551 --> 00:06:15,157 心の声 心なしか このあばら家が 何とも渋う見えてくる。→ 53 00:06:15,157 --> 00:06:20,157 ひょっとして… これも すべて もてなしの妙! 54 00:06:23,182 --> 00:06:25,682 雑炊は終えられたか? 55 00:06:28,220 --> 00:06:32,975 今年の すいかは 出来が悪くてのう。 56 00:06:32,975 --> 00:06:37,179 これを振りかけて食べられよ。 57 00:06:37,179 --> 00:06:39,179 フッ。 58 00:06:41,150 --> 00:06:46,088 心の声 宗匠は この男を 一番の わび数寄者と評しておったが→ 59 00:06:46,088 --> 00:06:50,042 危うく冗談を 信じるところだった。→ 60 00:06:50,042 --> 00:06:54,113 いつぞや 宗匠がおっしゃった。→ 61 00:06:54,113 --> 00:06:57,216 「すいかに砂糖など もってのほか。→ 62 00:06:57,216 --> 00:07:03,722 素のうまさを味わえぬようでは 未熟の至りである」と。 63 00:07:03,722 --> 00:07:06,425 もくろみどおりに 食べてはやるが→ 64 00:07:06,425 --> 00:07:10,825 その後 存分に 喝破してくれようぞ。 65 00:07:13,332 --> 00:07:15,584 うっ! 66 00:07:15,584 --> 00:07:19,384 心の声 こ これは… 塩! 67 00:07:22,391 --> 00:07:24,576 うう…。 68 00:07:24,576 --> 00:07:27,162 心の声 こちらは まずくて食えぬ!→ 69 00:07:27,162 --> 00:07:29,962 塩をかけたほうが はるかに うまい! 70 00:07:31,750 --> 00:07:36,088 (丿貫)出来が悪いと 申したろう。 71 00:07:36,088 --> 00:07:39,725 見てのとおりの 貧乏暮らしでの。 72 00:07:39,725 --> 00:07:44,630 せめて うまい菓子をと 工夫したまでのことよ。 73 00:07:44,630 --> 00:07:47,433 むう…。 74 00:07:47,433 --> 00:08:10,856 (釜を洗う音) 75 00:08:10,856 --> 00:08:15,761 参った! 数々の もてなし 創意工夫。 76 00:08:15,761 --> 00:08:19,561 あの落とし穴も 趣向の一つだったのだな? 77 00:08:21,517 --> 00:08:25,554 誰でも初対面とあらば 硬うなろうて。 78 00:08:25,554 --> 00:08:28,891 硬うなっては 本音など出てこん。 79 00:08:28,891 --> 00:08:33,491 本音が出ずば 一座建立の茶席にはならん。 80 00:08:36,465 --> 00:08:39,868 要は どうほぐしてやるかよ。→ 81 00:08:39,868 --> 00:08:43,906 利休さんは 知ってて わざと落ちてやったと→ 82 00:08:43,906 --> 00:08:48,206 突っ張っとったがのう。 ハッハッハッハッ! 83 00:08:49,978 --> 00:09:00,823 ♪♪~ 84 00:09:00,823 --> 00:09:05,223 (寝息) 85 00:09:07,429 --> 00:09:13,318 心の声 だめだ… 一度 その 数寄具合に感服してしもうたら→ 86 00:09:13,318 --> 00:09:17,956 使うておるもの すべて 良く見えてしまう。→ 87 00:09:17,956 --> 00:09:23,829 この手取釜の 使い込まれた 肌合いたるや どうだ。→ 88 00:09:23,829 --> 00:09:31,403 高僧の頭がごとく ちょっと 触ってみとうなる趣が実に良い。→ 89 00:09:31,403 --> 00:09:35,524 この世の誰もが 新物が良いと申すだろうが→ 90 00:09:35,524 --> 00:09:39,724 そうとも限らぬと 今 わかった。 91 00:09:42,247 --> 00:09:46,247 心の声 俺も… 使い込みたい! 92 00:09:54,326 --> 00:09:58,630 丿貫殿 某 ほぐれ申した。 93 00:09:58,630 --> 00:10:03,051 武人の誇りが邪魔をして 切り出しにくうござったが→ 94 00:10:03,051 --> 00:10:07,551 己が屋敷造りの妙案を拾いに ここへ参った。 95 00:10:09,992 --> 00:10:13,846 わび数寄の神髄を何と心得る? 96 00:10:13,846 --> 00:10:17,846 いかにせば 極渋の屋敷に仕上がる? 97 00:10:19,985 --> 00:10:23,785 ふう… そうさな…。 98 00:10:25,490 --> 00:10:32,865 わしゃ 昔 京では名の通った 商人だった。 そらぁ 凝ったわい。 99 00:10:32,865 --> 00:10:37,786 屋敷の障子紙から 庭の苔までのぉ。 100 00:10:37,786 --> 00:10:43,425 しかし しまいにゃあ うるさく重とうなった。 101 00:10:43,425 --> 00:10:46,762 茶の湯は 置いとるもんで 己を表し→ 102 00:10:46,762 --> 00:10:50,933 客のほうは それを読み解く 遊びでもある。 103 00:10:50,933 --> 00:10:57,133 だが考えてもみい。 もし この場が 凝ったもんだらけだとしたら…。 104 00:11:05,931 --> 00:11:12,020 趣を楽しむどころか 読み解くのに疲れてしまうわ。 105 00:11:12,020 --> 00:11:14,920 今なら これ このとおりよ。 106 00:11:21,029 --> 00:11:25,918 これだけで 十分 楽しめるように なったっちゅう こっちゃ。 107 00:11:25,918 --> 00:11:29,888 アハハハハ! 108 00:11:29,888 --> 00:11:36,088 心の声 なるほど 申すことはわかる。 しかし俺の見方は違った。 109 00:11:38,030 --> 00:11:40,682 心の声 俺は この場を…。 110 00:11:40,682 --> 00:11:47,382 ♪♪~ 111 00:11:49,975 --> 00:11:54,875 心の声 この板壁の「めたぁ」のみ 俺の好みと違うがな。 112 00:11:56,615 --> 00:12:00,285 要は 重うならんことだ。 113 00:12:00,285 --> 00:12:06,341 世の中 万事 移り変わるものよ。 凝りすぎて重とうなっては→ 114 00:12:06,341 --> 00:12:11,380 かたつむりのごとく 身動き取れず 格好悪い。 115 00:12:11,380 --> 00:12:16,480 物も生き様も 軽うなければのう。 116 00:12:24,810 --> 00:12:28,914 結構な点前にござった 丿貫殿。 117 00:12:28,914 --> 00:12:35,587 何やら してやられっぱなしで あったが 十分参考になり申した。 118 00:12:35,587 --> 00:12:39,624 では これにて。 いずれ 礼をば。 119 00:12:39,624 --> 00:12:41,624 お? 120 00:12:45,013 --> 00:12:47,613 フッ。 うん? 121 00:12:50,068 --> 00:12:52,168 あっ! 122 00:12:54,990 --> 00:12:56,990 あ あ あ…。 123 00:12:58,643 --> 00:13:04,933 より軽うなったろ。 「めたぁ」から「めたっ」とな。 124 00:13:04,933 --> 00:13:21,400 ♪♪~ 125 00:13:21,400 --> 00:13:25,100 (丿貫)なかなか やりおるわい あの若造。 126 00:13:37,983 --> 00:13:43,655 町を取り巻く堀のお陰で 乱世に 惑わされず商いに励めたもんやが。 127 00:13:43,655 --> 00:13:46,808 信長の頃のほうが まだよかった。 128 00:13:46,808 --> 00:13:49,808 (商人)これで堺も しまいや。 129 00:14:00,322 --> 00:14:06,595 (石田三成)前任の松井友閑殿は 数に疎うござった。→ 130 00:14:06,595 --> 00:14:12,384 以後 この石田治部少輔が きちりと面倒見申す。 131 00:14:12,384 --> 00:14:17,484 なに 関白様は 決して堺を悪いようにはせぬ。 132 00:14:22,294 --> 00:14:25,447 (山上宗二)いささか おごっておられますな。 133 00:14:25,447 --> 00:14:29,985 松井様は さような物言いは なされませんでした。 134 00:14:29,985 --> 00:14:34,356 暴言は お控えなされ 山上宗二殿。 135 00:14:34,356 --> 00:14:39,728 秀長様の茶頭の任を解かれ 追放されたくなくば。→ 136 00:14:39,728 --> 00:14:43,431 某の申すことは 関白様の お言葉。 137 00:14:43,431 --> 00:14:48,620 今後は 武人と商人の区別も きちりと つけて参る。 138 00:14:48,620 --> 00:14:51,420 むうう…。 139 00:15:04,252 --> 00:15:08,223 (津田宗及)これはまた うまい茶にございますな。 140 00:15:08,223 --> 00:15:14,029 (今井宗久)まことに 今日のような 暑い日には 程よき ぬるさにて。 141 00:15:14,029 --> 00:15:18,967 釜の内に湧く泡を数え しかと湯加減を計っておる。 142 00:15:18,967 --> 00:15:23,788 口が慣れたなら もう少し熱い茶を差し上げよう。 143 00:15:23,788 --> 00:15:27,626 作法もさることながら お見事な気配り。 144 00:15:27,626 --> 00:15:30,111 結構なお点前にございます。 145 00:15:30,111 --> 00:15:33,911 うう… くく…。 146 00:15:36,351 --> 00:15:43,008 (利休)恐れながら 茶頭筆頭の 立場より申し上げれば→ 147 00:15:43,008 --> 00:15:48,096 石田様の茶の湯は 確かさゆえに 面白うございませぬ。 148 00:15:48,096 --> 00:15:50,182 あっ! おっ?! 149 00:15:50,182 --> 00:15:57,155 ♪♪~ 150 00:15:57,155 --> 00:16:03,455 心の声 さすがは宗匠! この関白の 下僕を存分に喝破して下され。 151 00:16:06,097 --> 00:16:09,751 面白きとは いかなることか?→ 152 00:16:09,751 --> 00:16:14,022 しかと理を申してくれねば やりようがござらぬ。 153 00:16:14,022 --> 00:16:18,260 理ではございませぬ。 感じ入ることを積み重ね→ 154 00:16:18,260 --> 00:16:23,260 にじみ出てくるもの。 強いて例えを挙ぐれば…。 155 00:16:25,584 --> 00:16:31,384 関白様のごときお方を 面白いと申すのでございます。 156 00:16:33,358 --> 00:16:35,858 うっ! ああ…。 157 00:16:44,970 --> 00:16:48,740 うまく切り返されましたな 利休殿。 158 00:16:48,740 --> 00:16:54,740 関白様を引き合いに出されては 石田様も反論できぬゆえ。 159 00:16:58,600 --> 00:17:02,100 では 私どもは これで。 160 00:17:12,364 --> 00:17:16,664 どうしました? 思い詰めた面持ちをして。 161 00:17:18,887 --> 00:17:23,908 宗匠を見損ないました。 162 00:17:23,908 --> 00:17:28,897 あれほどの黒茶碗や 待庵のような 茶室をお創りになったお方が→ 163 00:17:28,897 --> 00:17:34,519 なぜに黄金の茶室や聚楽第に 力を貸さねばならぬのです? 164 00:17:34,519 --> 00:17:38,919 わび数寄とは真逆の関白を 仮にも面白きなどと! 165 00:17:40,709 --> 00:17:47,449 宗匠は町衆でなく 武人どもの 味方になり果てましたか! 166 00:17:47,449 --> 00:17:54,389 「わびの美」を世に広めるためには 関白様は必要なお方です。 167 00:17:54,389 --> 00:17:59,961 私ども薩摩屋は 父の代には 名物も多数持っておりましたが→ 168 00:17:59,961 --> 00:18:06,284 武人どもの名物狩りで一切を失い やがて没落いたしました。 169 00:18:06,284 --> 00:18:11,456 今 世にある名物とは 堺の商人の血と汗の塊。 170 00:18:11,456 --> 00:18:15,860 それを武人どもは さも己がもののごとく扱い→ 171 00:18:15,860 --> 00:18:19,560 己が始めたごとく 茶の湯に興じおって! 172 00:18:21,649 --> 00:18:24,903 宗匠は その名物以上のものを創り→ 173 00:18:24,903 --> 00:18:28,990 その美をもって 武人を超えんと なさっていたのでは! 174 00:18:28,990 --> 00:19:17,422 ♪♪~ 175 00:19:17,422 --> 00:19:20,458 声が大きすぎます 宗二。 176 00:19:20,458 --> 00:19:26,431 あっ… うう…。 177 00:19:26,431 --> 00:19:34,131 ♪♪~ 178 00:19:44,883 --> 00:19:48,453 心の声 むふふふ。 屋敷の骨組みだけでも→ 179 00:19:48,453 --> 00:19:52,490 他の大名を 圧しておるではないか。→ 180 00:19:52,490 --> 00:19:56,428 それにしても費用がかさむ。 すべてに良い木材など→ 181 00:19:56,428 --> 00:19:58,646 使うておれんぞ。 182 00:19:58,646 --> 00:20:00,646 ≪どいてくれ! お? 183 00:20:02,317 --> 00:20:06,020 何事ぞ! 秀長様の お屋敷で 宗二様が! 184 00:20:06,020 --> 00:20:08,120 あぁ? 185 00:20:13,628 --> 00:20:18,149 何をしておる! 関白様に 知れたら ただでは済まぬぞ! 186 00:20:18,149 --> 00:20:23,488 秀長様の茶頭である私が この 茶室を気に入ってはおらぬのだ! 187 00:20:23,488 --> 00:20:25,957 壊したところで 筋違いではない! 188 00:20:25,957 --> 00:20:30,028 (壊す音) 何があった 宗二殿! 189 00:20:30,028 --> 00:20:34,766 気性は荒いが ここまでする男ではなかろう! 190 00:20:34,766 --> 00:20:37,118 ふんっ! (宗二) 191 00:20:37,118 --> 00:20:39,418 ああ…。 192 00:20:43,224 --> 00:20:49,614 ハァ ハァ… わび数寄の はやりに 乗っておるだけの武人には→ 193 00:20:49,614 --> 00:20:53,051 わからぬわ! 何だと?! 194 00:20:53,051 --> 00:21:00,251 ハァ ハァ… ほとほと嫌気がさした! 195 00:21:01,893 --> 00:21:16,157 ♪♪~ 196 00:21:16,157 --> 00:21:23,457 悪趣味につきあわされて このまま 生涯を終えるのは 我慢ならぬ! 197 00:21:25,617 --> 00:21:29,220 (宗二)織部様は 丿貫殿に会われたとのこと。 198 00:21:29,220 --> 00:21:33,725 私も あのお方と 同じ道を歩まん。→ 199 00:21:33,725 --> 00:21:39,497 高野山へ上り 己が見てきた 名物群を筆でしたため→ 200 00:21:39,497 --> 00:21:43,735 世の人々に 何が良いか 何が悪しきか→ 201 00:21:43,735 --> 00:21:46,735 しかと わからせるのだ! 202 00:21:52,060 --> 00:21:56,260 家は いかがする… その方とて 妻も子もあろう。 203 00:22:00,652 --> 00:22:05,523 家の先行きが怖くて わび数寄が極められようか。 204 00:22:05,523 --> 00:22:07,523 あ! 205 00:22:16,484 --> 00:22:18,684 う~む…。 206 00:22:20,555 --> 00:22:23,858 (職工)いかがいたしましょう 織部正様。→ 207 00:22:23,858 --> 00:22:26,358 ここを このままに しておいては…。 208 00:22:28,096 --> 00:22:32,016 秀長様には うまく申しておく。 209 00:22:32,016 --> 00:22:36,087 宗二殿の家に お咎めが及ばぬようにな。 210 00:22:36,087 --> 00:22:38,156 うん? 211 00:22:38,156 --> 00:22:40,356 待て! 212 00:22:44,529 --> 00:22:47,715 その床柱は 我が屋敷の 普請場へ運べ。 213 00:22:47,715 --> 00:22:49,734 は? 214 00:22:49,734 --> 00:22:55,823 ♪♪~ 215 00:22:55,823 --> 00:22:58,923 ゲヒヒヒヒ。 216 00:23:01,162 --> 00:23:03,848 ♪♪~(エンディングテーマ) 217 00:23:03,848 --> 00:23:09,687 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 218 00:23:09,687 --> 00:23:15,793 ♪♪「火傷しそうな真摯な情熱」 219 00:23:15,793 --> 00:23:21,983 ♪♪「世界中を敵に回したって」 220 00:23:21,983 --> 00:23:28,222 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 221 00:23:28,222 --> 00:23:33,978 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 222 00:23:33,978 --> 00:23:40,985 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 223 00:23:40,985 --> 00:23:46,591 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 224 00:23:46,591 --> 00:23:49,394 ♪♪「絆なんて 絆じゃない」 225 00:23:49,394 --> 00:23:53,264 ♪♪「思うまま生きて そして」 226 00:23:53,264 --> 00:23:58,886 ♪♪「昇った天辺から 見える」 227 00:23:58,886 --> 00:24:02,757 ♪♪「景色を教えて いつか」 228 00:24:02,757 --> 00:24:11,466 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 229 00:24:11,466 --> 00:24:14,986 ♪♪「叶えたい願い それは」 230 00:24:14,986 --> 00:24:21,993 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 231 00:24:21,993 --> 00:24:26,993 ♪♪「壊されないで 永遠に」 232 00:24:30,151 --> 00:24:50,822 ♪♪~ 233 00:24:50,822 --> 00:24:57,122 「初恋」。 武か数寄か それが問題にて候。