1 00:00:02,321 --> 00:00:08,310 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:08,310 --> 00:01:29,010 ♪♪~ 3 00:01:35,464 --> 00:01:41,464 (喚声) 4 00:01:46,892 --> 00:01:50,392 (叫び声) 5 00:01:53,148 --> 00:01:56,151 (藤柴耕吉郎)これだけの兵にも 籠城を続けるとは→ 6 00:01:56,151 --> 00:01:58,987 敵ながら見事ですな 殿。 7 00:01:58,987 --> 00:02:01,487 (古田織部) おお 見事よの。 8 00:02:05,344 --> 00:02:08,146 心の声 韮山は竹の名産地。→ 9 00:02:08,146 --> 00:02:12,417 なんとか隙を狙うて 名竹を探しに行けぬものか。 10 00:02:12,417 --> 00:02:15,921 (丸太の激突音) (兵たち)うお~っ! 11 00:02:15,921 --> 00:02:20,759 心の声 いやいや 不注意は禁物。→ 12 00:02:20,759 --> 00:02:24,196 戦人とは つらいものよ。 13 00:02:24,196 --> 00:02:37,626 ♪♪~ 14 00:02:37,626 --> 00:02:39,626 (千 利休)う~む…。 15 00:02:41,363 --> 00:02:45,117 もしや 千 利休様では? 16 00:02:45,117 --> 00:02:47,319 うん? 17 00:02:47,319 --> 00:02:51,523 豊臣方が攻めてきたら 必ずや 利休様が→ 18 00:02:51,523 --> 00:02:57,346 おいでになるだろうと 毎日 お捜ししておりました。 19 00:02:57,346 --> 00:03:00,446 一体 誰から? 20 00:03:05,320 --> 00:03:20,002 ♪♪~ 21 00:03:20,002 --> 00:03:22,602 (山上宗二)ああ…。 22 00:03:25,691 --> 00:03:29,461 宗二! 23 00:03:29,461 --> 00:03:35,361 まことに… まことに 久しうございます 宗匠。 24 00:03:44,876 --> 00:03:47,579 心配かけおって。 25 00:03:47,579 --> 00:03:52,918 高野山を下り 相模に入って1年。 26 00:03:52,918 --> 00:03:57,172 先年亡くなられた 北条幻庵様の庇護にて→ 27 00:03:57,172 --> 00:04:00,926 不自由なく 過ごして参りました。 28 00:04:00,926 --> 00:04:04,146 うん? 29 00:04:04,146 --> 00:04:07,946 その富士形の天命釜は? 30 00:04:10,052 --> 00:04:13,989 小田原の鋳物師に 作らせました。→ 31 00:04:13,989 --> 00:04:19,378 さしずめ「宗二好み」の当世物 といったところでしょうか。→ 32 00:04:19,378 --> 00:04:23,078 宗匠を前に お恥ずかしい。 33 00:04:25,384 --> 00:04:29,955 変わりましたね 宗二。→ 34 00:04:29,955 --> 00:04:32,974 まことに ようなった。 35 00:04:32,974 --> 00:04:39,374 釜一つ見ても 名物にとらわれぬ 創意工夫がうかがえます。 36 00:04:41,500 --> 00:04:43,500 はは…。 37 00:04:46,505 --> 00:04:51,159 そのお言葉が 聞きとうございました。→ 38 00:04:51,159 --> 00:04:57,983 私は他人の好みを辛く評し 自分を 高みに置くところがありました。→ 39 00:04:57,983 --> 00:05:04,122 裏を返さば 自信がなかったのです。→ 40 00:05:04,122 --> 00:05:11,113 ゆえに 名物のごとき 既成の 良さから 飛躍できなかった。→ 41 00:05:11,113 --> 00:05:14,883 されど 名物などなくとも→ 42 00:05:14,883 --> 00:05:21,456 私のなすことを受け入れる人々に 会い 自信が持てたのです。 43 00:05:21,456 --> 00:05:29,765 そして… まことの 一座建立を知りました。→ 44 00:05:29,765 --> 00:05:34,770 好みと好みが ぶつかり合い そこから生じる新しき価値。→ 45 00:05:34,770 --> 00:05:37,973 思えば 黄金の茶室も 聚楽第も→ 46 00:05:37,973 --> 00:05:43,373 さような交わりの たまものだと 今更ながらに…。 47 00:05:46,148 --> 00:05:49,848 私も似たようなものでした。 え? 48 00:05:51,486 --> 00:05:54,539 己が創意を至高と信じ→ 49 00:05:54,539 --> 00:06:00,162 一座建立より生まれし旨さを ないがしろにしておりました。→ 50 00:06:00,162 --> 00:06:05,517 その旨みを拾いつつ 数寄を研鑽し続けねば。 51 00:06:05,517 --> 00:06:10,539 お互い育んでゆこうでは ありませんか。 52 00:06:10,539 --> 00:06:14,126 まことの わび数寄の芽を。 53 00:06:14,126 --> 00:06:20,326 ああ… されど もう刻が…。 54 00:06:22,584 --> 00:06:27,789 (宗二)20万を超える軍勢に 北条の勝ち目はありませぬ。→ 55 00:06:27,789 --> 00:06:34,563 なれば 私も敵として… 既に覚悟はしておりますれば…。 56 00:06:34,563 --> 00:06:37,163 強がりを言うては なりません。 57 00:06:38,800 --> 00:06:43,522 まずは世話になった方々へ 礼を申してきなさい。 58 00:06:43,522 --> 00:06:51,329 そして豊臣方へ戻ってくるのです。 病床の秀長様も望んでおられる。 59 00:06:51,329 --> 00:06:53,381 ですが…。 60 00:06:53,381 --> 00:06:56,918 私は茶頭筆頭です。 61 00:06:56,918 --> 00:07:01,940 かような時に「利休」の権勢を 使わず いかがする。→ 62 00:07:01,940 --> 00:07:08,496 私の助命嘆願なれば 関白様とて 首を横には振りませぬ。 63 00:07:08,496 --> 00:07:12,017 ♪♪~ 64 00:07:12,017 --> 00:07:14,319 ありがたき…。 65 00:07:14,319 --> 00:07:17,822 ♪♪~ 66 00:07:17,822 --> 00:07:21,626 まことに ありがたき幸せにて…。 67 00:07:21,626 --> 00:07:24,826 ♪♪~ 68 00:07:26,798 --> 00:07:30,619 (豊臣秀吉) ようやった! 上田左太郎。→ 69 00:07:30,619 --> 00:07:33,521 伊豆山中城を 半日で落とせしは→ 70 00:07:33,521 --> 00:07:37,309 お前の一番乗りの 功あったればこそよ。 71 00:07:37,309 --> 00:07:41,313 (左太郎)恐悦にございます。 つきましては 一つお願いが。 72 00:07:41,313 --> 00:07:43,331 何だ? 73 00:07:43,331 --> 00:07:49,788 武辺者の某なれど 恥ずかしながら 数寄心が芽生えてきたれば→ 74 00:07:49,788 --> 00:07:54,342 利休居士に 茶の湯を 教えて頂きとうございます。 75 00:07:54,342 --> 00:08:01,650 お? …フッ。 荒すぎる鼻息を 茶の湯で少しは諌めるがよいわ。 76 00:08:01,650 --> 00:08:05,587 いい齢ゆえ 嫁も世話してやらねばのう。 77 00:08:05,587 --> 00:08:08,173 ああ…。 78 00:08:08,173 --> 00:08:14,963 (左太郎) さような訳で 古田殿ではなく 利休殿の弟子になり申す。 79 00:08:14,963 --> 00:08:21,353 上田殿と組まば もそっと大胆な 遊びができると思うていたが…。 80 00:08:21,353 --> 00:08:26,791 利休殿は いずれに? 石垣山の 築城に加わっておられよう。 81 00:08:26,791 --> 00:08:32,614 豊臣方の拠点となる この城 えらく絢爛になるそうな。 82 00:08:32,614 --> 00:08:36,314 遠征に赴く前に 一目見たいものだが…。 83 00:08:37,986 --> 00:08:42,607 それはそうと この盾も 新手の数寄にござるか? 84 00:08:42,607 --> 00:08:45,093 ウ~ン? ウン。 85 00:08:45,093 --> 00:08:49,581 (石田三成)北条方の皆川広照が 兵100名と共に→ 86 00:08:49,581 --> 00:08:52,801 徳川様が陣所へ 投降せし件…。 87 00:08:52,801 --> 00:08:56,821 処分は徳川に任せると 申したはずだ。 88 00:08:56,821 --> 00:09:00,742 その中に 山上宗二が おりました。 89 00:09:00,742 --> 00:09:02,761 うん? 90 00:09:02,761 --> 00:09:05,146 (鐘の音) 91 00:09:05,146 --> 00:09:25,550 ♪♪~ 92 00:09:25,550 --> 00:09:29,950 お久しうございます 関白様。 93 00:09:32,724 --> 00:09:35,043 何故 逃げてきた? 94 00:09:35,043 --> 00:09:40,732 今一度 関白様のおそばで 茶の湯に励むこと かなうなら→ 95 00:09:40,732 --> 00:09:45,220 これ以上の喜びはなしと 思い至った次第。→ 96 00:09:45,220 --> 00:09:52,110 そして 戦が終わりし暁には 北条当主 氏直様の→ 97 00:09:52,110 --> 00:09:56,010 お命だけは お助け下さりますよう…。 98 00:09:58,683 --> 00:10:01,619 三成。 はっ。 99 00:10:01,619 --> 00:10:04,522 うっ! ああ! 100 00:10:04,522 --> 00:10:08,343 相模よりの荷や便りを 検分したところ→ 101 00:10:08,343 --> 00:10:11,596 かようなものが 二編出てきた。 102 00:10:11,596 --> 00:10:15,033 ひとつ! 紹?芋頭水指! 103 00:10:15,033 --> 00:10:19,421 「関白様の許に在るが 芋頭は方々に在り」。→ 104 00:10:19,421 --> 00:10:21,990 ひとつ! 橋立茶壺。→ 105 00:10:21,990 --> 00:10:27,996 「利休所持にて 全てにおいて 言語を絶する名品なり」。 106 00:10:27,996 --> 00:10:33,996 他にも信長公ご所有の名物を 「悪しき物」とまで記す始末。 107 00:10:37,322 --> 00:10:40,792 (三成)天下人に おわす 殿下を差し置き→ 108 00:10:40,792 --> 00:10:45,997 町人ごときが 名物の格付けを 行うなど 言語道断! 109 00:10:45,997 --> 00:10:50,418 聚楽第の落書きに等しき 愚行である。→ 110 00:10:50,418 --> 00:10:54,489 名は無くとも 花押にて 書き手は明白! 111 00:10:54,489 --> 00:10:56,808 他に何編あるのだ! 112 00:10:56,808 --> 00:10:59,327 うっ うう…! 113 00:10:59,327 --> 00:11:04,783 申せ! この落書き帳 誰に何編渡した? 114 00:11:04,783 --> 00:11:09,220 むう… うう…。 115 00:11:09,220 --> 00:11:18,646 ♪♪~ 116 00:11:18,646 --> 00:11:22,450 (三成)申せ! すべて…→ (宗二) 117 00:11:22,450 --> 00:11:25,787 若気の至りにて…。 118 00:11:25,787 --> 00:11:29,324 ♪♪~ 119 00:11:29,324 --> 00:11:35,980 回想 宗二も 十分に改心した様子。 どうか お慈悲のほどを。 120 00:11:35,980 --> 00:11:38,817 この いでたちを 評してみよ。 121 00:11:38,817 --> 00:11:40,819 あ…。 122 00:11:40,819 --> 00:11:45,006 余が お気に入りの いでたちを 評してみよ。 123 00:11:45,006 --> 00:11:47,892 う… うう…。 124 00:11:47,892 --> 00:11:51,446 ♪♪~ 125 00:11:51,446 --> 00:11:54,365 う… うう…。 126 00:11:54,365 --> 00:12:01,422 ♪♪~ 127 00:12:01,422 --> 00:12:03,858 評してみよ。 128 00:12:03,858 --> 00:12:08,358 むう… うう… う。 129 00:12:09,981 --> 00:12:14,981 当世には ふさわしうない お召し物にて…。 130 00:12:28,333 --> 00:12:32,233 これ以上 余に努力をさせるな。 131 00:12:34,989 --> 00:12:36,975 (秀吉)やれ。 132 00:12:36,975 --> 00:13:29,275 ♪♪~ 133 00:13:31,145 --> 00:13:34,215 うあっ! 134 00:13:34,215 --> 00:13:36,217 あっ あっ ああ! 135 00:13:36,217 --> 00:13:42,217 ♪♪~ 136 00:13:44,759 --> 00:13:46,995 (雷鳴) 137 00:13:46,995 --> 00:13:50,495 う うう う~! 138 00:13:55,620 --> 00:14:02,176 おのれ! よくも…! 139 00:14:02,176 --> 00:14:06,447 (雷鳴) 140 00:14:06,447 --> 00:14:15,047 よくも… まことの… わび数寄の芽を! 141 00:14:18,660 --> 00:14:25,366 (鳥の鳴き声) 142 00:14:25,366 --> 00:14:28,152 これは 忠興殿。 143 00:14:28,152 --> 00:14:31,623 (細川忠興)宗匠のご病状 いかがにござった? 144 00:14:31,623 --> 00:14:35,126 何やら 風邪を こじらせたそうな。 145 00:14:35,126 --> 00:14:38,796 下痢もひどく あまり はかばかしくないよう。 146 00:14:38,796 --> 00:14:41,115 一目 お顔を。 やめなされ! 147 00:14:41,115 --> 00:14:43,134 う…。 148 00:14:43,134 --> 00:14:47,634 武人の面など 今は見たくもなかろう。 149 00:14:51,626 --> 00:14:55,263 やはり宗二の件が…。 無理もあるまい。 150 00:14:55,263 --> 00:15:01,619 長年 志を共にしてきた 同郷の弟子を失ったのだから。 151 00:15:01,619 --> 00:15:05,590 某なら 茶の湯秘伝書を 記したとしても→ 152 00:15:05,590 --> 00:15:08,893 石田殿に見つかるような ヘマはせぬが。 153 00:15:08,893 --> 00:15:13,915 耳と鼻をそがれようと 誰に何編渡したか→ 154 00:15:13,915 --> 00:15:16,718 ついに 口を割らなかったらしい。 155 00:15:16,718 --> 00:15:18,986 あ…。 156 00:15:18,986 --> 00:15:24,575 大した男よ。 幾年 幾百年先には→ 157 00:15:24,575 --> 00:15:28,075 あの男の志も 報われるやもしれぬ。 158 00:15:29,614 --> 00:15:33,151 (忠興)くれぐれも遠征には お気をつけ下され。 159 00:15:33,151 --> 00:15:38,773 忠興殿も 血気に はやり 幽斎殿に叱られぬようにな。 160 00:15:38,773 --> 00:15:45,513 一つ朗報を。 奥羽の伊達が 豊臣に降り はせ参じるそうな。 161 00:15:45,513 --> 00:15:49,217 これで 北の果てまで 攻め入らずに済むというもの。 162 00:15:49,217 --> 00:15:56,007 実際に面を見るまでは まだまだ。 お互い出費は避けておくが無難。 163 00:15:56,007 --> 00:15:58,307 なるほど。 では。 164 00:16:00,728 --> 00:16:06,784 心の声 さて 出陣の前に 石垣山へ寄ってみるか。→ 165 00:16:06,784 --> 00:16:10,884 なんぞ宗匠の励みになることを 考えねばな。 166 00:16:14,225 --> 00:16:16,978 (家臣1)無念にございます!→ 167 00:16:16,978 --> 00:16:21,949 奥羽六十六郡の半分を制し 東国一となった我らが→ 168 00:16:21,949 --> 00:16:26,687 豊臣のサルめに頭を下げに 行かねばならぬとは! 169 00:16:26,687 --> 00:16:31,426 (家臣2)弟御を殺め 母君を 追放なさってまで統べし奥羽を→ 170 00:16:31,426 --> 00:16:34,645 関白がものにせねば ならぬのだから…。 171 00:16:34,645 --> 00:16:37,148 (片倉景綱) 泣き言を申すな! 172 00:16:37,148 --> 00:16:41,753 人一倍 悔しい思いを しておられるのは 正宗様ぞ! 173 00:16:41,753 --> 00:16:47,675 (伊達正宗)いやさ 片倉ァ 俺ァ 俺ァ 悔しくなんかねえぜ。 174 00:16:47,675 --> 00:16:49,694 え? 175 00:16:49,694 --> 00:16:56,200 ほんの一刻よ。 奥羽を預けるのは 一刻のことさァ。 176 00:16:56,200 --> 00:17:00,938 そうして 関白が 油断しておる間に 俺ァ→ 177 00:17:00,938 --> 00:17:04,976 俺ァ 天下を取ってやるのさァ! 178 00:17:04,976 --> 00:17:07,311 おお! 179 00:17:07,311 --> 00:17:11,098 なァ そうだろォ? 虎哉和尚。 180 00:17:11,098 --> 00:17:13,698 ナメられちゃあ いかん。 181 00:17:17,538 --> 00:17:19,791 うん? 182 00:17:19,791 --> 00:17:22,691 (虎哉) ナメられちゃあ いかん。 183 00:17:24,378 --> 00:17:26,414 (家臣たち)お~! 184 00:17:26,414 --> 00:17:29,650 (家臣1) 蛇のごとき 不思議な金刺繍が! 185 00:17:29,650 --> 00:17:33,221 (家臣2)さすがは 京におられた 虎哉様。→ 186 00:17:33,221 --> 00:17:36,791 数寄に長けた物を 持っていなさる! 187 00:17:36,791 --> 00:17:41,028 こいつを右目に 小田原へ行き→ 188 00:17:41,028 --> 00:17:44,632 数寄武将が心意気を 見せてこいと? 189 00:17:44,632 --> 00:17:47,084 ナメられちゃあ いかん! 190 00:17:47,084 --> 00:17:50,621 ふむ。 あっ! 191 00:17:50,621 --> 00:17:54,158 早う利休居士に→ 192 00:17:54,158 --> 00:17:57,958 あ・い・て・ェ! 193 00:17:59,647 --> 00:18:20,418 ♪♪~ 194 00:18:20,418 --> 00:18:24,021 (小堀新介)急げ~! 兵力わずかな我らなれど→ 195 00:18:24,021 --> 00:18:30,578 病床におられる秀長様に代わり 一刻も早く城を築くのじゃ! 196 00:18:30,578 --> 00:18:32,697 (小堀作介)父上。 うん? 197 00:18:32,697 --> 00:18:35,583 普請奉行様は 天守閣の壁を→ 198 00:18:35,583 --> 00:18:38,219 いかようになさる おつもりでしょうか。 199 00:18:38,219 --> 00:18:42,690 さあな。 ともかく 「早う豪華に」との お達しゆえ→ 200 00:18:42,690 --> 00:18:45,190 普通の板壁になろうて。 201 00:18:46,894 --> 00:18:50,147 心の声 ふぅん… つまらないわ。→ 202 00:18:50,147 --> 00:18:54,151 北条方に 数寄の格差を 見せつける城なのに。 203 00:18:54,151 --> 00:18:57,505 うん? 何をまた案じておる。→ 204 00:18:57,505 --> 00:19:02,260 お前は 諸将に うまい茶を 出すことのみ考えよ。→ 205 00:19:02,260 --> 00:19:06,797 元服も しとらんのに 連れてきたのは そのためぞ。 206 00:19:06,797 --> 00:19:09,297 あっ! 207 00:19:12,687 --> 00:19:16,190 心の声 織部正様だわ! どうしよう。→ 208 00:19:16,190 --> 00:19:21,779 今をときめく あのお方に会う 心の準備ができてない! 209 00:19:21,779 --> 00:19:25,449 全く すごい物を用意したな。 210 00:19:25,449 --> 00:19:28,986 かような黄金の懸魚を 天守に付けられたら→ 211 00:19:28,986 --> 00:19:33,157 小田原の連中も 腰を抜かすだろうて。 212 00:19:33,157 --> 00:19:37,995 関白様に気に入られれば また匠の名を上げるのう→ 213 00:19:37,995 --> 00:19:44,595 本阿弥光悦殿。 父の見立てにて 私の好みではございませぬ。 214 00:19:46,721 --> 00:19:51,692 それはそうと 織部様…→ 215 00:19:51,692 --> 00:19:56,697 せっかくの孫六 油は良い物をお使い下され。 216 00:19:56,697 --> 00:20:02,153 ばれたか! ハハハハハ! 諸将がこぞって刀を任せる→ 217 00:20:02,153 --> 00:20:05,022 本阿弥の目は欺けぬな。 218 00:20:05,022 --> 00:20:10,027 いやなに 今は太刀より面白き 器を作っておってな。 219 00:20:10,027 --> 00:20:12,630 いかような? 220 00:20:12,630 --> 00:20:16,617 まだ申せぬのう。 殺生な! せめて…。 221 00:20:16,617 --> 00:20:21,155 古田様と お見受けします。 は? 222 00:20:21,155 --> 00:20:27,178 某 大納言 秀長様が家臣 小堀新介と申します。 223 00:20:27,178 --> 00:20:31,615 築城の手助けに参りましたゆえ ご挨拶をば。 224 00:20:31,615 --> 00:20:36,637 某は部外者によって そう かしこまらずとも。 225 00:20:36,637 --> 00:20:40,441 うっ。 うん? 226 00:20:40,441 --> 00:20:43,741 これ ご挨拶せい。 あ! 227 00:20:45,780 --> 00:20:51,318 秀長様の茶の給仕をしております 小堀作介と申します。 228 00:20:51,318 --> 00:20:53,521 不出来な息でして。 229 00:20:53,521 --> 00:20:57,091 聚楽第にて 利休居士に 褒められてからというもの→ 230 00:20:57,091 --> 00:21:00,528 武を忘れ 数寄に かぶれておりましてなあ。 231 00:21:00,528 --> 00:21:02,713 ほう 宗匠に。 232 00:21:02,713 --> 00:21:07,301 ほれ 先ほどの件 お見知りおきに申してみよ。 233 00:21:07,301 --> 00:21:11,806 えっ! そのような僭越な…。 234 00:21:11,806 --> 00:21:15,206 申されよ。 あっ…。 235 00:21:18,979 --> 00:21:22,817 あ… う…。 236 00:21:22,817 --> 00:21:25,886 ふむ。 237 00:21:25,886 --> 00:21:30,491 大和より 障子紙を 運んできましたれば→ 238 00:21:30,491 --> 00:21:33,891 それを 天守閣に 貼っては いかがかと。 239 00:21:36,347 --> 00:21:41,347 (作介)板壁がままより 白き 麗しき様になろうかと…。 240 00:21:44,655 --> 00:21:49,176 ♪♪~ 241 00:21:49,176 --> 00:21:51,962 面白い。 うっ! 242 00:21:51,962 --> 00:21:54,862 はっ! 面白い。 243 00:21:56,550 --> 00:22:02,656 漆を塗るより早うできる。 早速 普請奉行に伝えてみようぞ。 244 00:22:02,656 --> 00:22:06,777 ♪♪~ 245 00:22:06,777 --> 00:22:12,533 心の声 褒められた! あの織部正様に 褒められちゃった。 246 00:22:12,533 --> 00:22:14,552 回想 面白い。 247 00:22:14,552 --> 00:22:19,723 うれしい! 一つ 夢に近づけたわ。→ 248 00:22:19,723 --> 00:22:26,130 近江にいたころ 確かに見た あの白き安土城に近づく夢に。 249 00:22:26,130 --> 00:22:28,749 心の声 小堀作介か。→ 250 00:22:28,749 --> 00:22:35,556 おるものよのう わっぱのうちから 才を見せる者が。 251 00:22:35,556 --> 00:22:43,597 ♪♪~ 252 00:22:43,597 --> 00:22:48,619 摘んでも いぶくものよ わび数寄の芽は。 253 00:22:48,619 --> 00:22:59,219 ♪♪~ 254 00:23:01,148 --> 00:23:04,018 ♪♪~(エンディングテーマ) 255 00:23:04,018 --> 00:23:09,857 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 256 00:23:09,857 --> 00:23:15,946 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 257 00:23:15,946 --> 00:23:22,153 ♪♪「世界中を敵に回したって」 258 00:23:22,153 --> 00:23:28,375 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 259 00:23:28,375 --> 00:23:34,148 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 260 00:23:34,148 --> 00:23:41,155 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 261 00:23:41,155 --> 00:23:46,744 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 262 00:23:46,744 --> 00:23:49,547 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 263 00:23:49,547 --> 00:23:53,417 ♪♪「思うまま生きて そして」 264 00:23:53,417 --> 00:23:59,056 ♪♪「昇った天辺から 見える」 265 00:23:59,056 --> 00:24:02,927 ♪♪「景色を教えて いつか」 266 00:24:02,927 --> 00:24:11,619 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 267 00:24:11,619 --> 00:24:15,155 ♪♪「叶えたい願い それは」 268 00:24:15,155 --> 00:24:22,146 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 269 00:24:22,146 --> 00:24:27,146 ♪♪「壊されないで 永遠に」 270 00:24:30,304 --> 00:24:50,724 ♪♪~ 271 00:24:50,724 --> 00:24:53,160 「EDOフロンティア」。 272 00:24:53,160 --> 00:24:57,360 武か数寄か それが問題にて候。