1 00:00:02,139 --> 00:00:08,128 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:08,128 --> 00:01:28,828 ♪♪~ 3 00:01:34,631 --> 00:01:36,833 (雷鳴) 4 00:01:36,833 --> 00:01:40,971 ♪♪~ 5 00:01:40,971 --> 00:01:45,642 (家臣)この大雨で 北条方は水の中。→ 6 00:01:45,642 --> 00:01:51,998 上州館林城を落とし 眼前の忍城も 水攻め成功となれば→ 7 00:01:51,998 --> 00:01:56,920 いかな諸将も 石田様に 物申すなど できますまい。 8 00:01:56,920 --> 00:02:09,950 ♪♪~ 9 00:02:09,950 --> 00:02:14,054 (古田織部)この辺りの土は 粘り気がないのう。 10 00:02:14,054 --> 00:02:18,554 とてもじゃねえが 器作りには向かねえべ。 11 00:02:20,360 --> 00:02:25,365 武蔵は鉄が良くても 土は駄目か…。 12 00:02:25,365 --> 00:02:29,765 うんっ?! かような土で 堤防を築いたのか? 13 00:02:34,291 --> 00:02:38,091 (叫び声) 14 00:02:46,303 --> 00:02:49,406 (使い番) 堤の崩れし箇所は 20! 15 00:02:49,406 --> 00:02:52,706 (石田三成)う うう…。 16 00:02:56,630 --> 00:02:59,630 くっ くう…。 17 00:03:01,618 --> 00:03:04,418 (家臣)い… いかがいたしましょうや。 18 00:03:07,107 --> 00:03:11,478 (三成)水攻めは 殿下が案じた必勝の策。→ 19 00:03:11,478 --> 00:03:18,218 備中高松の伝説を汚さぬために 是が非でも堤防を築き直し→ 20 00:03:18,218 --> 00:03:21,418 忍城を落とさねば しかたあるまい。 21 00:03:23,056 --> 00:03:28,678 (使い番)申し上げます! 織部正様が 殿に面会をと。 22 00:03:28,678 --> 00:03:30,678 うっ! …むむ。 23 00:03:32,315 --> 00:03:44,795 ♪♪~ 24 00:03:44,795 --> 00:03:47,164 まずは ご無事で何より。 25 00:03:47,164 --> 00:03:53,119 再度 小田原へ戻り 戦況を 伝えねばならぬ役目にござるゆえ。 26 00:03:53,119 --> 00:03:55,672 何も包み隠すことはない。 27 00:03:55,672 --> 00:04:00,260 ありのままを 殿下に伝えて下されば結構。 28 00:04:00,260 --> 00:04:06,199 堤防を築きし者の中に 北条方の 間者も紛れておったそうな。 29 00:04:06,199 --> 00:04:08,835 うっ! 30 00:04:08,835 --> 00:04:15,692 その者は 褒賞で もろうた米を 忍城へ運んでいたと聞く。 31 00:04:15,692 --> 00:04:19,429 敵の兵糧すら 断てていなかったのでござる。 32 00:04:19,429 --> 00:04:23,066 あ… ああ…。 33 00:04:23,066 --> 00:04:29,472 のう 石田殿。 貴殿はまだ若いのに 実に よう働いておる。 34 00:04:29,472 --> 00:04:34,027 法令を守らす難儀な役も 率先して行い→ 35 00:04:34,027 --> 00:04:41,051 検地が速やかに進むも 貴殿の勤めあればこそよ。 36 00:04:41,051 --> 00:04:43,837 されどな…。 うっ。 37 00:04:43,837 --> 00:04:47,440 戦は机上の理のみにあらず。 38 00:04:47,440 --> 00:04:52,229 築堤せんとするなら 普請場に足繁く通うは必須。 39 00:04:52,229 --> 00:04:57,984 命を落とせし我が兵10名に代わり 物申し上げておく。 40 00:04:57,984 --> 00:05:00,584 う… むむ。 41 00:05:03,356 --> 00:05:08,378 茶の湯に うつつを抜かす貴殿に さように言われる筋合いはない! 42 00:05:08,378 --> 00:05:12,499 フッ… ごもっとも。 されど 某とて→ 43 00:05:12,499 --> 00:05:17,270 器を作りたる時には 窯場へ足繁く通うてござる。 44 00:05:17,270 --> 00:05:20,770 欲しておれば 苦にならぬもの。 45 00:05:22,826 --> 00:05:29,099 貴殿も大軍の将を欲すなら しかるべきことを おやりなされ。 46 00:05:29,099 --> 00:05:34,299 うう… くくく…。 47 00:05:40,126 --> 00:05:43,096 (藤柴耕吉郎)殿! うん? 48 00:05:43,096 --> 00:05:46,416 利休様からに ございます。 49 00:05:46,416 --> 00:05:49,202 ああ! 50 00:05:49,202 --> 00:05:53,790 (千 利休の声)「『武蔵鐙 さすがに道の遠ければ→ 51 00:05:53,790 --> 00:05:58,161 問わぬもゆかし 問うも嬉しし』。→ 52 00:05:58,161 --> 00:06:01,264 鐙とともに 面白き歌を頂き→ 53 00:06:01,264 --> 00:06:09,105 まことにかたじけのうございます。 歌をお返し いたします。→ 54 00:06:09,105 --> 00:06:17,764 『御音信 とだえ とだえす武蔵鐙 さすがに遠き 道ぞと思えば』。→ 55 00:06:17,764 --> 00:06:22,786 山に住まいし歌を もう二首。→ 56 00:06:22,786 --> 00:06:27,657 『世にありて うらめしかりしは蝿打ちの→ 57 00:06:27,657 --> 00:06:32,295 音だに今は 慰めにして』。→ 58 00:06:32,295 --> 00:06:41,888 『蝿という 曲者だにもなかりせば 小田原なりと せめて住むべく』」。 59 00:06:41,888 --> 00:06:45,325 鐙を気に入ってくれて 何より。 60 00:06:45,325 --> 00:06:51,481 しかし 相当に蝿が 気に障るらしいのう。 …うん? 61 00:06:51,481 --> 00:06:55,785 ♪♪~ 62 00:06:55,785 --> 00:06:58,188 おお! 63 00:06:58,188 --> 00:07:02,888 花入の口を二重に切るとは なんと斬新な! 64 00:07:04,611 --> 00:07:12,419 皆の者! 死んだ者たちへの餞ぞ! 茶をたてるゆえ 用意せい! 65 00:07:12,419 --> 00:07:14,954 おお…。 66 00:07:14,954 --> 00:07:39,863 ♪♪~ 67 00:07:39,863 --> 00:07:45,468 ただの木椀で頂く茶なれど 惨事を逃れた後では→ 68 00:07:45,468 --> 00:07:48,905 臓腑に しみこむ うまさですなあ。 69 00:07:48,905 --> 00:07:53,126 わびしうもあり 寂しうもあり…。 70 00:07:53,126 --> 00:07:56,626 フフッ いっぱしのことを 申すではないか。 71 00:07:58,231 --> 00:08:04,387 早う戦が終わらぬかのう。 年が明け 秋にならば→ 72 00:08:04,387 --> 00:08:09,125 また大茶湯でも 催してもらいたいものよ。 73 00:08:09,125 --> 00:08:11,825 おお! (一同)おお! 74 00:08:15,965 --> 00:08:20,603 関白様や宗匠の前で 新しき器にて→ 75 00:08:20,603 --> 00:08:25,003 一興せしめる己が姿が 目に浮かぶわ。 76 00:08:28,194 --> 00:08:33,216 (虫の鳴き声) 77 00:08:33,216 --> 00:08:37,237 (豊臣秀吉)ハァ ハァ…。 78 00:08:37,237 --> 00:08:44,277 まったく よう育ったのう。 余をたぎらすは 茶々 お前だけぞ。 79 00:08:44,277 --> 00:08:51,434 私も もはや一児の母。 永遠に 殿下好みの体では おられませぬ。 80 00:08:51,434 --> 00:08:53,436 ああ…。 81 00:08:53,436 --> 00:08:56,236 うっ! 乳臭っ。 ウフフフフ。 82 00:09:00,794 --> 00:09:04,631 鶴松は 元気にしておるか? 83 00:09:04,631 --> 00:09:09,419 北政所様と 仲よう遊んでおりまする。 84 00:09:09,419 --> 00:09:11,419 うん。 85 00:09:14,073 --> 00:09:17,160 北条攻めも もはや大詰め。 86 00:09:17,160 --> 00:09:22,232 すぐに奥羽も平定し 大陸進出の準備に入る。 87 00:09:22,232 --> 00:09:26,386 日の本を任せる 鶴松の行く末を案ずれば→ 88 00:09:26,386 --> 00:09:31,357 ここで しっかと 諸将の配置を 決めにゃあならん。 89 00:09:31,357 --> 00:09:37,130 家康は領地替えをのんだが 厄介なのは 織田信雄よ。→ 90 00:09:37,130 --> 00:09:42,230 亡き上様の次男坊が拒むは 目に見えとる。 91 00:09:44,404 --> 00:09:49,242 いとこたる茶々から よう言い聞かせてくれぬか?→ 92 00:09:49,242 --> 00:09:52,629 余は織田の者には きつう当たれんでなあ。 93 00:09:52,629 --> 00:09:54,964 信雄殿は いずこへ? 94 00:09:54,964 --> 00:09:59,953 なあに 尾張の隣 家康の旧領 三河よ。 95 00:09:59,953 --> 00:10:06,753 隣といえども 代々織田が領す 尾張を 手放すとは思えませぬ。 96 00:10:09,128 --> 00:10:15,101 特に 信雄殿についておられる 叔父の長益殿は→ 97 00:10:15,101 --> 00:10:20,473 たとえ聚楽第勤めが多くても 京より離れるを嫌がりましょう。 98 00:10:20,473 --> 00:10:22,959 長益めが…。 99 00:10:22,959 --> 00:10:25,161 されど…。 ん? 100 00:10:25,161 --> 00:10:31,551 我が子の天下のためならば あらん限りを尽くしまする。 101 00:10:31,551 --> 00:10:35,421 それで 世が 華々しく変わるというのなら。 102 00:10:35,421 --> 00:10:37,921 ああ…。 103 00:10:41,578 --> 00:10:44,898 あっ! 愛いやつよ!→ 104 00:10:44,898 --> 00:10:50,637 おお おお! 変わるとも! 華咲き乱れる世にのう! 105 00:10:50,637 --> 00:10:54,741 ♪♪~ 106 00:10:54,741 --> 00:10:57,160 氏直様! 氏直様! 107 00:10:57,160 --> 00:11:00,430 (北条氏直)何事じゃ。 氏直様! 108 00:11:00,430 --> 00:11:05,802 石垣山の頂に 突如 見たこともない白き大城が! 109 00:11:05,802 --> 00:11:13,359 ♪♪~ 110 00:11:13,359 --> 00:11:16,195 むう…。 111 00:11:16,195 --> 00:11:21,868 ♪♪~ 112 00:11:21,868 --> 00:11:24,168 無念…。 113 00:11:25,955 --> 00:11:28,155 (いななき) 114 00:11:30,927 --> 00:11:34,030 負け申した 家康殿。 115 00:11:34,030 --> 00:11:40,019 この首と引き換えに 一族郎党が命だけは…。 116 00:11:40,019 --> 00:11:42,572 (徳川家康)う~む…。 117 00:11:42,572 --> 00:11:50,296 (茶々の声)北条氏直は 家康殿の 娘婿。 命は取らず 出家させ→ 118 00:11:50,296 --> 00:11:54,296 代わりに 父の氏政に 腹を切らせたそうじゃのう。 119 00:11:58,087 --> 00:12:04,160 もはや戦も終わり 諸将の国替えも 示されたというに→ 120 00:12:04,160 --> 00:12:10,760 信雄殿だけは わらわの説得を 拒み続けておる。 121 00:12:12,802 --> 00:12:17,707 殿下は お怒りぞ。 今は この茶々が なだめておるが→ 122 00:12:17,707 --> 00:12:22,862 このままでは 下野への 蟄居という罰が下ろう。 123 00:12:22,862 --> 00:12:31,054 そなたとて 主とともに 罰を受けとうはなかろう 長益殿。 124 00:12:31,054 --> 00:12:35,425 国替えをのむよう 信雄様には申しておる。 125 00:12:35,425 --> 00:12:41,864 されど… 俺にも その気がないゆえ 強くは説けぬ。 126 00:12:41,864 --> 00:12:45,418 今一度 説いてみい! 殿下のお怒りを静めるは→ 127 00:12:45,418 --> 00:12:47,418 今しかないのじゃ! 128 00:12:49,122 --> 00:12:55,228 フ~ッ… のう 長益殿。 129 00:12:55,228 --> 00:13:03,403 わらわには わかるのじゃ。 殿下の お命は あと10年と もつまいとな。 130 00:13:03,403 --> 00:13:05,438 えっ?! 131 00:13:05,438 --> 00:13:11,594 毎夜 肌を合わせる わらわには 体の衰えは隠せぬ。 132 00:13:11,594 --> 00:13:17,900 殿下亡き後 天下が 我が子 鶴松のものとなるは明らか。 133 00:13:17,900 --> 00:13:22,300 さすれば 我ら織田の世が 返り咲こうというもの。 134 00:13:23,956 --> 00:13:29,712 (茶々)あとわずかの辛抱で ほんの数年 おとなしう従い→ 135 00:13:29,712 --> 00:13:34,033 殿下が いまだ捨てきれぬ わびの混ざった世に耐えらば→ 136 00:13:34,033 --> 00:13:37,433 派手な南蛮趣味も 思うがまま。 137 00:13:39,439 --> 00:13:44,494 そなたにとっても それ以上の世はなかろう。 138 00:13:44,494 --> 00:13:47,263 むむ…。 139 00:13:47,263 --> 00:13:49,663 (ため息) うん? 140 00:13:51,801 --> 00:13:56,005 さような世にならば 今度は 南蛮趣味以外→ 141 00:13:56,005 --> 00:13:59,859 認めぬつもりなのだろう。 142 00:13:59,859 --> 00:14:04,030 まったく つまらぬ女に育ったのう。 143 00:14:04,030 --> 00:14:07,366 なんじゃと?! お茶々のもとにおったら→ 144 00:14:07,366 --> 00:14:10,066 俺は生涯 くつろげぬわ! 145 00:14:11,754 --> 00:14:15,825 おのれに従うは 金輪際 御免こうむる。 146 00:14:15,825 --> 00:14:18,828 何を申す! 147 00:14:18,828 --> 00:14:23,833 俺は 堅苦しさが 最も嫌いだと気づいたのだ。→ 148 00:14:23,833 --> 00:14:28,020 わびの型に はまり 小さく狭くなるも→ 149 00:14:28,020 --> 00:14:33,120 高山右近がごとく 南蛮趣味に かたくなになるも… な。 150 00:14:35,328 --> 00:14:40,766 型を貫くは 己も他者をも 苦しめるに似たり! 151 00:14:40,766 --> 00:14:46,556 野心家の典型を貫かんとす おのれに今こそ申し置く! 152 00:14:46,556 --> 00:14:48,741 あ…。 153 00:14:48,741 --> 00:14:54,163 ♪♪~ 154 00:14:54,163 --> 00:14:57,667 (茶々) いかがするつもりぞ 長益? 155 00:14:57,667 --> 00:15:02,021 殿下のお達しを聞かず わらわのもとも辞して→ 156 00:15:02,021 --> 00:15:07,043 高山がごとき 追放を免れる道が あると思うてか? 157 00:15:07,043 --> 00:15:10,796 ♪♪~ 158 00:15:10,796 --> 00:15:14,901 そなたは武人ぞ! 士ぞ! 159 00:15:14,901 --> 00:15:17,887 いかな命にも 従うほかないのじゃ。 160 00:15:17,887 --> 00:15:21,691 ♪♪~ 161 00:15:21,691 --> 00:15:26,379 ならば貫かず いかようにも変わるのみ。 162 00:15:26,379 --> 00:15:33,653 ♪♪~ 163 00:15:33,653 --> 00:15:35,671 あっ! 164 00:15:35,671 --> 00:15:41,527 (セミの鳴き声) 165 00:15:41,527 --> 00:15:48,434 関白様には これまで まことに お世話になり申した。 166 00:15:48,434 --> 00:15:53,472 今日より 私めは 織田侍従 長益改め→ 167 00:15:53,472 --> 00:15:59,072 一介の僧 無楽斎として 生きてゆきますれば。 168 00:16:01,931 --> 00:16:08,721 余が臣下たるを… 武人たるを やめると申すか? 169 00:16:08,721 --> 00:16:13,426 和錦が なじみの池を離れて 生きてゆけぬように→ 170 00:16:13,426 --> 00:16:17,396 私めも 京より他では暮らせませぬ。 171 00:16:17,396 --> 00:16:20,600 「無楽」… とは? 172 00:16:20,600 --> 00:16:25,605 特権を失う我が身の行く末に 楽しみなどございませぬ。 173 00:16:25,605 --> 00:16:29,692 ただ 日々を くつろげさえすれば→ 174 00:16:29,692 --> 00:16:33,392 他に何も要らぬという 覚悟の名にて。 175 00:16:35,831 --> 00:16:38,367 許さぬ。 え? 176 00:16:38,367 --> 00:16:44,273 国替えを拒んだ信雄めは 下野へ蟄居と決めたのだ。 177 00:16:44,273 --> 00:16:50,963 同じく抗うた お前のみ 都合よく 隠遁させるわけにはゆかぬ。 178 00:16:50,963 --> 00:16:54,367 僧になるは 認めてやるが→ 179 00:16:54,367 --> 00:16:58,537 余直属の御伽衆として 死ぬまで仕えい! 180 00:16:58,537 --> 00:17:02,675 それもできぬと申すなら ただちに腹を切れ! 181 00:17:02,675 --> 00:17:07,175 う~ん…。 182 00:17:11,100 --> 00:17:18,457 のう 長益よ。 お前は余と等しく 女子好きじゃろうに。→ 183 00:17:18,457 --> 00:17:24,163 齢四十を過ぎても 遊び心は消せぬはずよ。 184 00:17:24,163 --> 00:17:30,820 柄でもない名を名乗るでないわ。 もそっと良い名を付けてやろう。 185 00:17:30,820 --> 00:17:36,676 今より お前は 織田聚楽斎となり 余を永遠に楽しませよ! 186 00:17:36,676 --> 00:17:39,295 え~っ?! 187 00:17:39,295 --> 00:17:45,095 ハッハッハッハッハ! 188 00:17:47,453 --> 00:17:52,458 まことに 華やかなる 良い名にございますが…→ 189 00:17:52,458 --> 00:17:59,865 今は ただ… 楽しみあらば これ幸いほどの心持ちにて…→ 190 00:17:59,865 --> 00:18:06,739 せめて 有楽斎と 名乗らせて頂きとう存じまする。 191 00:18:06,739 --> 00:18:08,839 ん? 192 00:18:13,863 --> 00:18:18,050 (笑い声) 193 00:18:18,050 --> 00:18:22,655 その頭では 希代の色男も 台なしですなぁ。 194 00:18:22,655 --> 00:18:29,862 もはや女子を誘うても 金時様より 経をせがまれますぞ 聚楽斎殿。 195 00:18:29,862 --> 00:18:33,132 (笑い声) 196 00:18:33,132 --> 00:18:36,335 まったく… 聚楽斎などと→ 197 00:18:36,335 --> 00:18:39,855 つむじに花を生けたがごとき 名を選ぶなら→ 198 00:18:39,855 --> 00:18:44,260 切腹するがマシとも思うたわ。 (笑い声) 199 00:18:44,260 --> 00:18:50,099 されど 御伽衆として禄を賜り 京にもおられる ご沙汰。 200 00:18:50,099 --> 00:18:54,537 さすがに織田一族は 大事にされますなぁ。 201 00:18:54,537 --> 00:18:58,140 さあてな…。 202 00:18:58,140 --> 00:19:04,363 ま 会津へ移される蒲生殿より 辛うはなかろうが…。 203 00:19:04,363 --> 00:19:09,034 (蒲生氏郷)某 武人たるを 辞するなど とてもできぬゆえ→ 204 00:19:09,034 --> 00:19:12,955 命に従い 遠方へ赴く他ござらぬで…。 205 00:19:12,955 --> 00:19:15,474 伊達には気を付けるがよいぞ。 206 00:19:15,474 --> 00:19:20,663 相手かまわず 奇襲をかけるごとき男ゆえな。 207 00:19:20,663 --> 00:19:24,500 (細川忠興)まさかりを打たれ 水に流され→ 208 00:19:24,500 --> 00:19:27,820 此度の戦では 男ぶりを上げましたのう! 209 00:19:27,820 --> 00:19:30,220 (氏郷)ハハハハ! う うう…。 210 00:19:32,658 --> 00:19:37,696 しかし良い湯よ。 ようやく関東が片づき→ 211 00:19:37,696 --> 00:19:41,667 もはや残務のみと思えば なおのこと。 212 00:19:41,667 --> 00:19:45,154 ならば 宗匠を湯に誘うてみては いかがか? 213 00:19:45,154 --> 00:19:49,191 ん? (氏郷)我らは早うに 奥羽を 平定に行かねばならぬゆえ→ 214 00:19:49,191 --> 00:19:51,427 つきあえぬが…。 おお! 215 00:19:51,427 --> 00:19:55,598 それは良い! 病み上がりの 養生にも なろうぞ。 216 00:19:55,598 --> 00:19:58,350 聚楽…。 うん? 217 00:19:58,350 --> 00:20:03,105 う… 有楽斎殿も 共に いかがか? 218 00:20:03,105 --> 00:20:07,643 俺は結構。 早う上方に戻って→ 219 00:20:07,643 --> 00:20:13,399 ちと… 荒木道糞が墓参りを しとうなった。 220 00:20:13,399 --> 00:20:20,299 心の声 そうか… あの男と… 等しき生き様を選びおったか。 221 00:20:21,957 --> 00:20:26,061 回想 (荒木道糞)伝えたらええ。 わしっちゅう人間は→ 222 00:20:26,061 --> 00:20:28,961 最後まで強欲やったとな。 223 00:20:36,822 --> 00:20:42,511 心の声 武人として生きるか 数寄者として生きるか→ 224 00:20:42,511 --> 00:20:50,111 この俺にも 黒白をつけねばならぬ 刻が 来るやもしれぬ。 225 00:21:05,234 --> 00:21:08,771 (やじ馬1)北条氏政 無残やのう。 226 00:21:08,771 --> 00:21:10,923 (やじ馬2)なんでも 見せしめがために→ 227 00:21:10,923 --> 00:21:13,959 わざわざ小田原より 運んできたそうな。 228 00:21:13,959 --> 00:21:18,030 (やじ馬3)伜の氏直の命までは 取らなんだそうやけど。 229 00:21:18,030 --> 00:21:22,630 (やじ馬1)もはや何人たりとも 関白様には逆らえまへんなあ。 230 00:21:36,198 --> 00:21:39,668 (秀吉)忍城の失敗は責めぬ。 あ…。 231 00:21:39,668 --> 00:21:44,356 これより向かう 奥羽 ひいては大陸進出にて→ 232 00:21:44,356 --> 00:21:46,756 挽回せい。 233 00:21:48,827 --> 00:21:51,927 あ ああ…。 234 00:21:54,400 --> 00:21:56,936 (三成)仰せのとおりに! 235 00:21:56,936 --> 00:22:01,590 ♪♪~ 236 00:22:01,590 --> 00:22:05,794 徳川権大納言様 ご入城! 237 00:22:05,794 --> 00:22:11,233 ♪♪~ 238 00:22:11,233 --> 00:22:16,922 (家康)山を崩し 川を整え→ 239 00:22:16,922 --> 00:22:21,510 町屋を造り 商人を呼び寄せ…→ 240 00:22:21,510 --> 00:22:27,232 忙しくなるのう 忠勝よ。 (本多忠勝)それにしては→ 241 00:22:27,232 --> 00:22:31,904 何やら うれしそうな お顔にも見えまするが。 242 00:22:31,904 --> 00:22:34,974 茶碗の釉に風情を感じたり→ 243 00:22:34,974 --> 00:22:39,495 市中の山居に思いを馳せるなどは 苦手だが→ 244 00:22:39,495 --> 00:22:44,300 理と経験をもとに 新しき物を構築していくは→ 245 00:22:44,300 --> 00:22:46,518 たまらなく楽しい。 246 00:22:46,518 --> 00:22:52,775 ♪♪~ 247 00:22:52,775 --> 00:22:58,275 これが私にとっての数寄… なのやもしれぬ。 248 00:23:00,966 --> 00:23:03,819 ♪♪~(エンディングテーマ) 249 00:23:03,819 --> 00:23:09,675 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 250 00:23:09,675 --> 00:23:15,764 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 251 00:23:15,764 --> 00:23:21,954 ♪♪「世界中を敵に回したって」 252 00:23:21,954 --> 00:23:28,193 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 253 00:23:28,193 --> 00:23:33,949 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 254 00:23:33,949 --> 00:23:40,956 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 255 00:23:40,956 --> 00:23:46,562 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 256 00:23:46,562 --> 00:23:49,365 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 257 00:23:49,365 --> 00:23:53,235 ♪♪「思うまま生きて そして」 258 00:23:53,235 --> 00:23:58,857 ♪♪「昇った天辺から 見える」 259 00:23:58,857 --> 00:24:02,728 ♪♪「景色を教えて いつか」 260 00:24:02,728 --> 00:24:11,437 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 261 00:24:11,437 --> 00:24:14,957 ♪♪「叶えたい願い それは」 262 00:24:14,957 --> 00:24:21,947 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 263 00:24:21,947 --> 00:24:26,947 ♪♪「壊されないで 永遠に」 264 00:24:30,122 --> 00:24:50,459 ♪♪~ 265 00:24:50,459 --> 00:24:53,862 「暗黒のTea-王」。 266 00:24:53,862 --> 00:24:57,162 武か数寄か それが問題にて候。 267 00:25:07,626 --> 00:25:13,626 絶え間なく活動を続ける 現代の都市。 268 00:25:15,968 --> 00:25:20,968 その地下深くには…。 269 00:25:25,794 --> 00:25:33,794 私たちの社会を支える 重要な 通信回線が行き交っています。