1 00:00:01,586 --> 00:00:07,592 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:07,592 --> 00:01:28,292 ♪♪~ 3 00:01:43,755 --> 00:01:46,758 (鷹が飛び立つ音) 4 00:01:46,758 --> 00:01:52,914 (徳川家康)奥州の件 この家康が とりなしたゆえ ご心配なく。 5 00:01:52,914 --> 00:01:54,916 (豊臣秀吉)政宗め…。 6 00:01:54,916 --> 00:01:56,918 (鷹の鳴き声) 7 00:01:56,918 --> 00:02:00,322 頭を下げに上洛するか…。 8 00:02:00,322 --> 00:02:04,125 (家康)伊達と蒲生の いさかいを案じていた秀長様も→ 9 00:02:04,125 --> 00:02:09,130 きっと 極楽浄土にて 胸をなで下ろしておりましょう。 10 00:02:09,130 --> 00:02:13,785 (秀吉)内々の儀は 利休や秀長に任せておったが→ 11 00:02:13,785 --> 00:02:16,221 もはや そうはいかぬ。→ 12 00:02:16,221 --> 00:02:20,492 今後 何かあらば 石田三成を頼ってくれ。 13 00:02:20,492 --> 00:02:24,896 治部少輔を? 不服か? 14 00:02:24,896 --> 00:02:30,819 いえ… ただ 利休殿や皆が 納得するかと。 15 00:02:30,819 --> 00:02:32,871 (鷹の鳴き声) 16 00:02:32,871 --> 00:02:38,827 (秀吉)この先 天下は広うなる。 わび数寄ばかりに頼っておれぬ。 17 00:02:38,827 --> 00:02:43,782 きちとした秩序をもって 世を束ねねばな。 18 00:02:43,782 --> 00:02:45,882 (鳴き声) 19 00:02:48,954 --> 00:02:51,890 (秀吉)利休の処遇も 三成に任す。 20 00:02:51,890 --> 00:03:37,018 ♪♪~ 21 00:03:37,018 --> 00:03:40,572 (石田三成)長谷川等伯による 天井画も 木像も→ 22 00:03:40,572 --> 00:03:43,525 利休賛美 甚だしい。 23 00:03:43,525 --> 00:03:47,646 すべて この 古渓宗陳が一存にて。 24 00:03:47,646 --> 00:03:52,784 されど いにしえの将軍でも なされなかった 三門の修築を→ 25 00:03:52,784 --> 00:03:57,055 果たして下さったのは 利休居士です。 26 00:03:57,055 --> 00:04:00,725 ここに置いて 何がいけないのです? 27 00:04:00,725 --> 00:04:07,515 (三成)一考せなんだか? 関白様や 公家衆 帝までもが→ 28 00:04:07,515 --> 00:04:10,615 この三門を通られる。 29 00:04:12,337 --> 00:04:15,940 利休が像の裸足の下をな。 30 00:04:15,940 --> 00:04:18,360 うっ…。 31 00:04:18,360 --> 00:04:25,583 即刻 木像を退かせ。 秀長様亡き後 天下の秩序を一任されておる。 32 00:04:25,583 --> 00:04:28,737 責めは追って通達す。 33 00:04:28,737 --> 00:04:32,437 酷にございます。 (三成)いまひとつ伺おう。 34 00:04:35,260 --> 00:04:40,915 ここに木像が置かれること 利休は了解していたのだな。 35 00:04:40,915 --> 00:04:43,915 ♪♪~ 36 00:04:45,920 --> 00:04:48,620 了解していたのだな? 37 00:04:54,813 --> 00:04:57,582 (古田織部)これは…。 38 00:04:57,582 --> 00:05:02,604 (細川忠興)銘を「引木鞘」と申す 高麗筒茶碗にござる。 39 00:05:02,604 --> 00:05:05,323 宗匠から贈られし訳は? 40 00:05:05,323 --> 00:05:11,846 先日 宗匠と会うべきところ 結局かなわず その詫びの品かと。 41 00:05:11,846 --> 00:05:15,216 ふ~む…。 42 00:05:15,216 --> 00:05:19,020 件の ほとぼりは 冷めそうにござるか? 43 00:05:19,020 --> 00:05:23,675 これが なかなかに難しい。 石田殿の かたくなさは→ 44 00:05:23,675 --> 00:05:27,412 宗匠を おとしめんとしておる としか思えぬ。 45 00:05:27,412 --> 00:05:32,584 関白様は清洲におられるゆえ 直談判もかなわず→ 46 00:05:32,584 --> 00:05:37,184 宗匠にも なぜか たやすく会えぬ。 ふむ。 47 00:05:39,207 --> 00:05:45,313 …にしても 宗匠が かような器を 持っておったとは。 48 00:05:45,313 --> 00:05:48,416 来てもろうたは そのことにござる。 49 00:05:48,416 --> 00:05:54,739 最近手に入れた物らしいが 宗匠の 好みとは かけ離れておらぬか? 50 00:05:54,739 --> 00:05:58,877 「狂言袴」なる別称も いささか ふざけておるようで…。 51 00:05:58,877 --> 00:06:02,147 一体 何を思うて 贈られたのか。 52 00:06:02,147 --> 00:06:06,885 頂くなら 今焼黒のほうが はるかに うれしゅうござった。 53 00:06:06,885 --> 00:06:09,385 「狂言袴」…。 54 00:06:12,023 --> 00:06:15,810 ニヒッ… いや 実に良い茶碗ぞ。 55 00:06:15,810 --> 00:06:17,879 えっ? 56 00:06:17,879 --> 00:06:23,585 これは恐らく古い三島手。 元の青色茶碗に 白き粉釉をかけ→ 57 00:06:23,585 --> 00:06:26,755 焼き直した物にござる。 58 00:06:26,755 --> 00:06:33,178 唐・高麗の真白き物より 下手では あるが「箔」の無い分 わびておる。 59 00:06:33,178 --> 00:06:37,782 このボソボソした 達者ならざる 染め付けが また何とも…。 60 00:06:37,782 --> 00:06:42,871 またまた! 古織殿の瀬戸屋が器に いささか似ておるからと→ 61 00:06:42,871 --> 00:06:46,224 ひいき目に見てはござらぬか? フン。 62 00:06:46,224 --> 00:06:48,624 心の声 鼻で笑いおった! 63 00:06:50,845 --> 00:06:57,752 心の声 宗匠が筒茶碗を手に入れたは あの後とすれば…→ 64 00:06:57,752 --> 00:07:04,375 もしや この俺に触発され 宗匠の わび数寄に 変化が?!→ 65 00:07:04,375 --> 00:07:07,445 フフ~ン ヒヒッ。→ 66 00:07:07,445 --> 00:07:13,568 が うれしがっておる刻ではない。 三門の件を 何とかせねば。 67 00:07:13,568 --> 00:07:18,406 ♪♪~ 68 00:07:18,406 --> 00:07:24,162 (秀吉)う~ん… 連日の鷹狩りで疲れておる。→ 69 00:07:24,162 --> 00:07:27,749 下がるがよい。 う う~ん…。 70 00:07:27,749 --> 00:07:44,082 ♪♪~ 71 00:07:44,082 --> 00:07:49,103 (古渓)私ども のみならず 責めは利休居士にも…。 72 00:07:49,103 --> 00:07:55,410 まことに うかつ。 せめて木像は 別の場所に置くべきでした。 73 00:07:55,410 --> 00:07:58,980 (千 利休)己を責められますな。 像が無くば→ 74 00:07:58,980 --> 00:08:01,616 別の難癖を つけたことでしょう。 75 00:08:01,616 --> 00:08:06,237 例の はかりごとが石田様の耳に? (利休)それは ありませぬ。 76 00:08:06,237 --> 00:08:12,477 もし漏れておれば 直ちに 宗二のごとき処分を受けましょう。 77 00:08:12,477 --> 00:08:18,483 こうなれば 早うに豊臣が息の根を 止めねばなりませぬな。 78 00:08:18,483 --> 00:08:24,789 幸か不幸か 秀長様が亡くなられ 豊臣の足元が揺らいでおります。 79 00:08:24,789 --> 00:08:27,692 あとは関白様さえ…。 80 00:08:27,692 --> 00:08:31,212 ♪♪~ 81 00:08:31,212 --> 00:08:38,419 (利休)最後の一手は 既に お吟に ほのめかしております。 82 00:08:38,419 --> 00:08:41,256 関白様に贈りし物にて。 83 00:08:41,256 --> 00:08:44,609 それでは お吟殿の命も…。 84 00:08:44,609 --> 00:08:49,314 ♪♪~ 85 00:08:49,314 --> 00:08:53,418 心の声 (お吟) 腹を決められたようで…。→ 86 00:08:53,418 --> 00:08:57,118 いつでも最後のお達しを。 87 00:08:59,324 --> 00:09:04,646 関白様亡き後 天下の床に飾る花一輪→ 88 00:09:04,646 --> 00:09:07,365 決めておかねば なりますまい。 89 00:09:07,365 --> 00:09:12,687 毛利様がよろしいかと。 まだ若く 力もあります。 90 00:09:12,687 --> 00:09:17,887 私どもと与しやすく 諸将に睨みも利きますゆえ。 91 00:09:20,161 --> 00:09:22,361 ご不満で? 92 00:09:25,917 --> 00:09:30,121 (利休)毛利様の まなざしが かつての関白様を→ 93 00:09:30,121 --> 00:09:34,125 思い起こさせるのです。→ 94 00:09:34,125 --> 00:09:41,382 されば 天下人に就かれた暁には 今のごとき世を繰り返すかと。 95 00:09:41,382 --> 00:09:45,820 (古渓)さりとて 他のお方となると…。 96 00:09:45,820 --> 00:09:50,325 数日後に 徳川様を茶に招きます。 97 00:09:50,325 --> 00:09:56,247 一切をさらし 私どもの未来を あのお方に託してみたく…。 98 00:09:56,247 --> 00:09:58,247 えっ?! あっ! 99 00:10:00,585 --> 00:10:04,389 力はあれども 数寄を解さぬお方ですぞ。 100 00:10:04,389 --> 00:10:09,477 さよう。 質実がために わび数寄 など 要らぬとするが 徳川様。 101 00:10:09,477 --> 00:10:13,214 我らとは 水と油ではありませぬか! 102 00:10:13,214 --> 00:10:18,586 なればこそ 現状のごときには至らぬ… かと。 103 00:10:18,586 --> 00:10:23,586 徳川様が同調なさらねば はかりごとも漏れかねませぬぞ。 104 00:10:25,259 --> 00:10:30,281 責は 私1人にて。→ 105 00:10:30,281 --> 00:10:34,481 この利休 一世一代の賭けにございます。 106 00:10:36,320 --> 00:10:38,920 (隊列の進む音) 107 00:10:46,247 --> 00:10:51,386 幾年ぶりになるかのう そなたと京を共にするは。 108 00:10:51,386 --> 00:10:56,324 (天海僧正)やはり ここへ来ると 亡き あのお方を思い出し→ 109 00:10:56,324 --> 00:10:59,210 身が引き締まります。 110 00:10:59,210 --> 00:11:03,110 私とて同じよ 天海僧正。 111 00:11:08,486 --> 00:11:12,857 この先 いかなる境遇が 待っていようと→ 112 00:11:12,857 --> 00:11:16,957 明智殿が志は忘れぬ。 113 00:11:18,780 --> 00:11:20,780 (鐘の音) 114 00:11:23,801 --> 00:11:26,501 (ぶつかる音) あっ! くう~っ。 115 00:11:28,239 --> 00:11:31,039 心の声 だから茶室は嫌なのだ。 116 00:11:33,261 --> 00:11:35,346 うん? 117 00:11:35,346 --> 00:11:38,046 (利休) これで お冷やし下さい。 118 00:11:39,717 --> 00:11:41,836 はあ…。 119 00:11:41,836 --> 00:11:49,343 ♪♪~ 120 00:11:49,343 --> 00:11:54,482 心の声 (家康)なんと旨い 串鮑に 味噌焼汁…。→ 121 00:11:54,482 --> 00:12:01,889 江戸では なかなか食えぬものを 贅に過ぎぬほどに出してきおる。→ 122 00:12:01,889 --> 00:12:06,894 用意せしがごとき湿布といい 心の隙を突いてくる。→ 123 00:12:06,894 --> 00:12:13,851 これが京の… いや 千 利休が魔力。 用心せねば。 124 00:12:13,851 --> 00:12:20,842 ♪♪~ 125 00:12:20,842 --> 00:12:24,712 (利休)江戸には 見事な町が 出来上がりつつあると→ 126 00:12:24,712 --> 00:12:29,083 堺の今井宗薫より 耳にしております。→ 127 00:12:29,083 --> 00:12:34,522 いずれ 日の本の中心に なるのではないかと。 128 00:12:34,522 --> 00:12:39,927 いや 京 大坂 肥前名護屋と 普請なされた → 129 00:12:39,927 --> 00:12:43,397 関白様に比ぶれば まだまだ。 130 00:12:43,397 --> 00:12:48,219 (利休)こうも聞いております。 世に正義を示し→ 131 00:12:48,219 --> 00:12:57,678 泰平を築く器量のあるお方は 徳川様をおいて ほかになし と。 132 00:12:57,678 --> 00:13:02,978 フフン 何も出ませぬぞ。 私の本心でもございます。 133 00:13:05,987 --> 00:13:08,087 うん? 134 00:13:15,413 --> 00:13:20,451 豊臣に代わり 徳川様が世になってほしいと→ 135 00:13:20,451 --> 00:13:24,505 心から 願うておるのです。 136 00:13:24,505 --> 00:13:26,605 む…。 137 00:13:33,014 --> 00:13:35,414 (紙を開く音) 138 00:13:38,186 --> 00:13:41,289 あっ これは?! 139 00:13:41,289 --> 00:13:46,110 (利休)豊臣が政に憤る 諸将の皆様にて。→ 140 00:13:46,110 --> 00:13:52,850 いや 諸将ならず 民の声… にございましょうか。→ 141 00:13:52,850 --> 00:13:57,355 その悲鳴の数々を 徳川様なら きっと→ 142 00:13:57,355 --> 00:14:01,092 一つに束ねられると 信じます。→ 143 00:14:01,092 --> 00:14:06,514 既に 娘のお吟が 関白様の おそばにて→ 144 00:14:06,514 --> 00:14:09,714 黄泉への橋渡しの用意を。 145 00:14:15,156 --> 00:14:20,111 あとは 徳川様さえ うなずいて下されば→ 146 00:14:20,111 --> 00:14:27,351 私は 一命を賭し 事の成就を遂げん決意にて。 147 00:14:27,351 --> 00:14:29,351 むむ! 148 00:14:37,478 --> 00:14:40,178 性急ですな。 149 00:14:41,949 --> 00:14:47,049 諸将が腹の内 まことのこととは察し申す。 150 00:14:48,956 --> 00:14:54,856 (家康)小田原陣中の茶会にて 不穏な空気を感じ取りましたゆえ。 151 00:14:58,449 --> 00:15:03,487 されど あなたの本意が わからぬうちは→ 152 00:15:03,487 --> 00:15:07,387 その茶を飲むわけには 参らぬ。 153 00:15:10,411 --> 00:15:15,549 ひたすらに まことの わび数寄を 世に広めたく。 154 00:15:15,549 --> 00:15:20,254 それだけにて一命を賭すとも 思えませぬがな。 155 00:15:20,254 --> 00:15:24,775 いかな くだらぬ理想でも 体を張らねば→ 156 00:15:24,775 --> 00:15:28,229 実現など いたしませぬ。→ 157 00:15:28,229 --> 00:15:32,616 今の世に 少なからず わびが認められたも→ 158 00:15:32,616 --> 00:15:36,587 私と関白様が手を組み→ 159 00:15:36,587 --> 00:15:42,510 命懸けで 信長公を陥れたからに ほかなりませぬ。 160 00:15:42,510 --> 00:15:44,610 ああっ! 161 00:15:48,582 --> 00:15:50,782 あなただったとは…。 162 00:15:52,470 --> 00:15:57,591 明智殿が ああなったも 裏で そのほうが…。 163 00:15:57,591 --> 00:15:59,677 御意。 164 00:15:59,677 --> 00:16:02,980 ああ あ…。 165 00:16:02,980 --> 00:16:08,352 むうっ! さような たくらみに 与する家康ではない! 166 00:16:08,352 --> 00:16:12,752 そのほうには いずれ 正義の鉄槌が下されよう! 167 00:16:15,793 --> 00:16:19,847 御免! あなた様の 正義という理想も…。 168 00:16:19,847 --> 00:16:22,783 うん? 実現せねば→ 169 00:16:22,783 --> 00:16:27,038 ただの絵に描いた餅。→ 170 00:16:27,038 --> 00:16:30,674 案ずると行うは違うのです。→ 171 00:16:30,674 --> 00:16:36,174 己が手を汚さずして 理想など実現いたしませぬ。 172 00:16:38,916 --> 00:16:47,391 今こそ… 今こそ天下の論者から 為政者に おなり下さいませ。→ 173 00:16:47,391 --> 00:16:52,446 そして 新しき世を迎えたならば まことの わび数寄を→ 174 00:16:52,446 --> 00:16:57,868 政の片隅にでも 加えて下さりませ。→ 175 00:16:57,868 --> 00:17:05,368 それが かなうのなら 茶頭筆頭の 座など なげうちましょう。 176 00:17:08,012 --> 00:17:10,731 (焼ける音) ああっ! 177 00:17:10,731 --> 00:17:14,702 むうう~! 178 00:17:14,702 --> 00:17:18,302 あ ああ…。 179 00:17:20,257 --> 00:17:22,243 うっ うう…。 180 00:17:22,243 --> 00:17:25,343 あ あ ああ…。 181 00:17:33,154 --> 00:17:35,254 うう う…。 182 00:17:43,981 --> 00:17:49,181 返事はせぬ。 しばし刻を頂こう。 183 00:17:56,944 --> 00:17:59,144 (戸を開ける音) 184 00:18:01,515 --> 00:18:06,315 明智殿の最期を看取ったは この家康ぞ。 185 00:18:10,975 --> 00:18:17,375 あの方の無念を晴らすためにも 辞世の句だけは申しておく。 186 00:18:19,650 --> 00:18:25,150 「月さびよ 明智が妻の噺せむ」。 187 00:18:28,993 --> 00:18:34,181 下の句は? 残る七・七は? 188 00:18:34,181 --> 00:18:39,320 ない。 「下の句など蛇足だ」… と。 189 00:18:39,320 --> 00:18:41,489 えっ?! 190 00:18:41,489 --> 00:18:55,920 ♪♪~ 191 00:18:55,920 --> 00:18:58,272 心の声 下の句を排すまでに→ 192 00:18:58,272 --> 00:19:03,177 明智様は わびを極めておられたとは。→ 193 00:19:03,177 --> 00:19:12,303 さすれば 私は愚かにも まことの わび数寄の芽を摘んでいたのだ。→ 194 00:19:12,303 --> 00:19:19,009 関白様が 宗二にしたと同じことを この私が…。 195 00:19:19,009 --> 00:19:22,609 ♪♪~ 196 00:19:25,149 --> 00:19:28,636 さようか ついに伊達が上洛を。 197 00:19:28,636 --> 00:19:34,258 (高山右近)途中 尾張は清洲に おられる関白様に会うそうです。 198 00:19:34,258 --> 00:19:36,710 ちと 戸を開けてくれぬか。 199 00:19:36,710 --> 00:19:38,846 (おせん)お寒うございますよ。 200 00:19:38,846 --> 00:19:41,546 かまわぬ。 フフッ。 201 00:19:43,284 --> 00:19:48,184 今宵は 実に わびた 良い月よ。 202 00:20:00,017 --> 00:20:02,286 面を上げい。 203 00:20:02,286 --> 00:20:04,855 (伊達政宗)イエ~…。 204 00:20:04,855 --> 00:20:07,041 何だ そのツラは? 205 00:20:07,041 --> 00:20:11,779 うれしいのさァ。 弟御が死んで 落ち込んでると思やァ→ 206 00:20:11,779 --> 00:20:16,800 朝飯を そんだけ食らう 元気があってくれてよォ。 207 00:20:16,800 --> 00:20:19,119 田舎芝居も大概にせい。 208 00:20:19,119 --> 00:20:21,138 え? 209 00:20:21,138 --> 00:20:27,778 まあよい。 奥州での件 徳川より 事細かに聞いておるが→ 210 00:20:27,778 --> 00:20:31,482 ここまで頭を下げに来たは 評価できる。 211 00:20:31,482 --> 00:20:33,584 あぁ~…。 212 00:20:33,584 --> 00:20:38,722 (秀吉)だが… 既に上洛せし蒲生が→ 213 00:20:38,722 --> 00:20:45,822 件に関する書状を見せたいらしい。 余は先に京へ参り 吟味する。 214 00:20:48,115 --> 00:20:52,119 その膳 よくよく味おうておけ。 215 00:20:52,119 --> 00:20:56,290 もしも お前が 一揆を扇動しておったなら→ 216 00:20:56,290 --> 00:21:00,244 二度と食えぬ馳走ゆえ… な。 217 00:21:00,244 --> 00:21:02,244 うっ ぐっ…。 218 00:21:03,914 --> 00:21:08,018 (政宗)話が違うぜェ 片倉ァ。 219 00:21:08,018 --> 00:21:11,672 関白は俺を始末する気 満々じゃねェか。 220 00:21:11,672 --> 00:21:14,558 (片倉景綱)蒲生を怒らせたから こうなるのです。 221 00:21:14,558 --> 00:21:18,395 いっそ手勢一千で 京をブン取っちまうかァ? 222 00:21:18,395 --> 00:21:22,950 自暴自棄はなりませぬ。 この先の 大津の宿に→ 223 00:21:22,950 --> 00:21:26,754 前田の使者である 高山殿がおられます。 224 00:21:26,754 --> 00:21:34,244 必ずや良策を授けてくれるはず。 そう 小田原のときがごとく…。 225 00:21:34,244 --> 00:21:36,344 むむう…。 226 00:21:41,885 --> 00:21:44,054 うっ! あっ! 227 00:21:44,054 --> 00:21:48,592 陸奥の砂金だァ。 礼は たっぷりさせてもらうぜェ。 228 00:21:48,592 --> 00:21:50,577 ああ…。 お…。 229 00:21:50,577 --> 00:21:54,348 (政宗)だからよォ ご両人! 230 00:21:54,348 --> 00:21:57,348 てっぺんへ昇らん この独眼竜を! 231 00:21:59,770 --> 00:22:04,408 た・す・け・ろ・や! 232 00:22:04,408 --> 00:22:08,912 まずは 蒲生殿との和解を約束せねば→ 233 00:22:08,912 --> 00:22:12,082 一切 力添えできかね申す。 234 00:22:12,082 --> 00:22:14,084 むう…。 235 00:22:14,084 --> 00:22:18,238 ♪♪~ 236 00:22:18,238 --> 00:22:21,838 ぐっ… くく…。 237 00:22:23,877 --> 00:22:27,414 (政宗)京へ着いたら 詫び入れてやらァ! 238 00:22:27,414 --> 00:22:30,434 それでも此度は難しいぞ。 239 00:22:30,434 --> 00:22:34,321 関白様の ご意向に背くは 二度目ゆえな。 240 00:22:34,321 --> 00:22:39,143 さよう。 小田原では 白装束が功を奏したが→ 241 00:22:39,143 --> 00:22:43,447 もはや同じ手では デウスの加護は得られぬでしょう。 242 00:22:43,447 --> 00:22:46,750 さすれば いかにせば…。 243 00:22:46,750 --> 00:22:49,820 一つ 妙案がござる。 244 00:22:49,820 --> 00:22:51,939 うむ…? 245 00:22:51,939 --> 00:22:57,939 ♪♪~ 246 00:23:00,247 --> 00:23:03,083 ♪♪~(エンディングテーマ) 247 00:23:03,083 --> 00:23:08,939 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 248 00:23:08,939 --> 00:23:15,229 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 249 00:23:15,229 --> 00:23:21,418 ♪♪「世界中を敵に回したって」 250 00:23:21,418 --> 00:23:27,658 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 251 00:23:27,658 --> 00:23:33,413 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 252 00:23:33,413 --> 00:23:40,404 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 253 00:23:40,404 --> 00:23:46,026 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 254 00:23:46,026 --> 00:23:48,829 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 255 00:23:48,829 --> 00:23:52,683 ♪♪「思うまま生きて そして」 256 00:23:52,683 --> 00:23:58,322 ♪♪「昇った天辺から 見える」 257 00:23:58,322 --> 00:24:02,192 ♪♪「景色を教えて いつか」 258 00:24:02,192 --> 00:24:10,884 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 259 00:24:10,884 --> 00:24:14,404 ♪♪「叶えたい願い それは」 260 00:24:14,404 --> 00:24:21,411 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 261 00:24:21,411 --> 00:24:26,411 ♪♪「壊されないで 永遠に」 262 00:24:29,253 --> 00:24:49,656 ♪♪~ 263 00:24:49,656 --> 00:24:52,910 「『世界』を割った男」。 264 00:24:52,910 --> 00:24:56,610 武か数寄か それが問題にて候。