1 00:00:02,294 --> 00:00:08,283 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:08,283 --> 00:01:28,983 ♪♪~ 3 00:01:38,307 --> 00:01:41,860 (伊達政宗) だからよォ ご両人。→ 4 00:01:41,860 --> 00:01:44,960 てっぺんへ昇らん この独眼竜を! 5 00:01:47,382 --> 00:01:51,882 た・す・け・ろ・や! 6 00:01:56,525 --> 00:01:59,025 (古田織部)ムフフフ…。 7 00:02:07,135 --> 00:02:09,121 ふむ。 8 00:02:09,121 --> 00:02:11,623 (片倉景綱)まことに さようなことで? 9 00:02:11,623 --> 00:02:14,092 うむ。 (高山右近)なるほど。 10 00:02:14,092 --> 00:02:17,796 そういう やり方で 死をも恐れぬ覚悟を示せば→ 11 00:02:17,796 --> 00:02:23,869 関白様の怒りも静まり 伊達殿への 沙汰も 軽くなるかもしれません。 12 00:02:23,869 --> 00:02:30,292 されど 白装束抜きで いかにして 覚悟の程を示さばよいのか…。 13 00:02:30,292 --> 00:02:33,795 都人を甘う見てはならぬ。 14 00:02:33,795 --> 00:02:38,433 面白え… さすが織部正よ! 15 00:02:38,433 --> 00:02:42,254 こうなりゃ 派手に やってやろうじゃねェか! 16 00:02:42,254 --> 00:02:44,907 うまくゆきましたな 義兄上。 17 00:02:44,907 --> 00:02:48,961 禁教令以後 信仰を控えざるをえず→ 18 00:02:48,961 --> 00:02:53,899 此度の件で 皆がデウスを 少しでも思い出してくれるよう→ 19 00:02:53,899 --> 00:02:56,251 願うばかりです。 20 00:02:56,251 --> 00:02:58,770 あとは 町衆が大いに盛り上がり→ 21 00:02:58,770 --> 00:03:06,094 京の都が祭りのごとく にぎわえば 宗匠の三門の責も軽うなるはず。 22 00:03:06,094 --> 00:03:12,401 あのお方は 祭りの熱気に 水を 差すような まねは 決してせぬ。 23 00:03:12,401 --> 00:03:18,824 そこが 並の将とは 一線を画す すばらしきところよ。 24 00:03:18,824 --> 00:03:21,627 プッ。 うん? 25 00:03:21,627 --> 00:03:26,832 プッ… いや 伊達が 行進するときの姿を思うとね。 26 00:03:26,832 --> 00:03:30,102 ちと大形に過ぎたかのう。 27 00:03:30,102 --> 00:03:32,304 ハハハハハ! 28 00:03:32,304 --> 00:03:35,304 (2人の笑い声) 29 00:03:37,693 --> 00:03:44,349 (ざわめき) 30 00:03:44,349 --> 00:03:46,668 (行商人)一体 何の騒ぎだ? 31 00:03:46,668 --> 00:03:51,006 (やじ馬)伊達の殿さんが 何ぞ おもろいこと しはるゆう話や。 32 00:03:51,006 --> 00:03:55,861 おもろいこと? 例の白装束で来はるんやろか。 33 00:03:55,861 --> 00:03:57,863 白装束? 34 00:03:57,863 --> 00:04:00,565 (新兵衛)さあさ 急いだ 急いだ! 35 00:04:00,565 --> 00:04:05,570 新兵衛様 まことに蔵の物を すべて売り切るつもりですか? 36 00:04:05,570 --> 00:04:09,191 うむ。 織部正様からの お達しだ。 37 00:04:09,191 --> 00:04:13,762 何やら 店の前で 一芝居 打たれるらしい。 38 00:04:13,762 --> 00:04:16,732 お? うん? …あ! 39 00:04:16,732 --> 00:04:19,685 ≪(鐘の音) 40 00:04:19,685 --> 00:04:21,885 利休様…。 41 00:04:28,310 --> 00:04:30,710 (鐘の音) 42 00:04:34,599 --> 00:04:38,099 (新兵衛)あっ 利休様! 43 00:04:41,606 --> 00:04:43,606 う~ん…。 44 00:04:45,260 --> 00:04:50,760 来た 来た! 来はったで~! 伊達の大軍団の お出ましや~! 45 00:04:52,934 --> 00:04:56,834 (近づく足音) 46 00:05:01,693 --> 00:05:04,893 (どよめき) 47 00:05:10,685 --> 00:05:13,555 ♪♪~ 48 00:05:13,555 --> 00:05:20,228 何や あれは?! 金色の磔台! 49 00:05:20,228 --> 00:05:23,728 (どよめき) 50 00:05:27,185 --> 00:05:32,057 ♪♪~ 51 00:05:32,057 --> 00:05:34,526 おおっ! 伊達政宗! 52 00:05:34,526 --> 00:05:38,663 ♪♪~ 53 00:05:38,663 --> 00:05:41,817 フッ! 54 00:05:41,817 --> 00:05:44,820 おお~っ! 55 00:05:44,820 --> 00:05:56,598 ♪♪~ 56 00:05:56,598 --> 00:05:58,598 (どよめき) 57 00:06:00,902 --> 00:06:03,305 ええい…。 58 00:06:03,305 --> 00:06:15,417 ♪♪~ 59 00:06:15,417 --> 00:06:17,969 カ… カッコええ! 60 00:06:17,969 --> 00:06:22,457 (歓声) 61 00:06:22,457 --> 00:06:27,496 ♪♪~ 62 00:06:27,496 --> 00:06:29,598 うん? 63 00:06:29,598 --> 00:06:55,574 ♪♪~ 64 00:06:55,574 --> 00:07:00,162 関白様が名代たる 蒲生飛騨守と いさかいを起こし→ 65 00:07:00,162 --> 00:07:04,766 奥州が一揆まで扇動せんとは 不届き千万! 66 00:07:04,766 --> 00:07:08,737 なにィ! (小声で)殿 ここは かねて打ち合わせのとおりに。 67 00:07:08,737 --> 00:07:10,722 う… ツッ。 68 00:07:10,722 --> 00:07:14,259 されど 落とし前をつけんと上洛し→ 69 00:07:14,259 --> 00:07:19,097 自ら磔台を担ぎ 行進するとは あっぱれ。 70 00:07:19,097 --> 00:07:23,635 よって この古田織部正→ 71 00:07:23,635 --> 00:07:28,557 死に水ならぬ 死に茶を遣わす! 72 00:07:28,557 --> 00:07:30,909 鋭っ! 73 00:07:30,909 --> 00:07:32,909 おお~! 74 00:07:39,601 --> 00:07:41,901 (飲む音) 75 00:07:45,957 --> 00:07:48,457 むむっ… くわ~っ! 76 00:07:50,128 --> 00:07:52,428 うめェ! 77 00:07:56,301 --> 00:08:00,472 器の あまりの良さに この政宗ェ! 78 00:08:00,472 --> 00:08:04,726 目・が・く・ら・まァ! 79 00:08:04,726 --> 00:08:07,262 (どよめき) 80 00:08:07,262 --> 00:08:10,298 すごい! 何や ようわからんが…。 81 00:08:10,298 --> 00:08:12,284 とにかく すごい! 82 00:08:12,284 --> 00:08:14,469 (歓声) 83 00:08:14,469 --> 00:08:27,299 ♪♪~ 84 00:08:27,299 --> 00:08:29,284 プッ…。 85 00:08:29,284 --> 00:08:34,823 クックックッ… 実に面白い茶席だった。 86 00:08:34,823 --> 00:08:37,959 2人の顔を よう見比べてみよ。→ 87 00:08:37,959 --> 00:08:42,764 義兄上は あの笑いが欲しうて 体を張り 一芝居 打った。→ 88 00:08:42,764 --> 00:08:45,934 かたや伊達殿が 命懸けで なしたことは→ 89 00:08:45,934 --> 00:08:50,188 己の格好良さを 誇示せんがため。 90 00:08:50,188 --> 00:08:56,678 各々談合の上だが 2人の達成感が こうも違うとは。 91 00:08:56,678 --> 00:09:02,100 果たして 京の者は どちらの趣に酔いしれたか…。 92 00:09:02,100 --> 00:09:04,619 こういうのを 待っとったんや! 93 00:09:04,619 --> 00:09:08,790 わびだの何だの 心気臭い風情は もう真っ平や! 94 00:09:08,790 --> 00:09:13,828 関白を恐れぬ伊達の心意気は わてらにも あるんや! 95 00:09:13,828 --> 00:09:20,302 まったく… 若いもんは すぐに わかりやすきほうに流されよる。 96 00:09:20,302 --> 00:09:24,005 枯淡の美など 難しすぎるんやろな。 97 00:09:24,005 --> 00:09:27,826 かような熱は すぐに飽きられ… うっ! 98 00:09:27,826 --> 00:09:30,662 何すんだい! (おくに) 99 00:09:30,662 --> 00:09:34,215 これ! 女子が むやみに叫ぶもんじゃない。 100 00:09:34,215 --> 00:09:39,254 気を散らされたくないんだよ! アハ 黙って見てな。→ 101 00:09:39,254 --> 00:09:42,554 あの伊達様の男っぷりを。 102 00:09:46,161 --> 00:09:51,166 あたいは… あたいはねぇ…→ 103 00:09:51,166 --> 00:09:58,223 頭のてっぺんから爪の先まで ウ~ンで ア~ンなのさぁ。 104 00:09:58,223 --> 00:10:01,776 さっきから おかしいぞ。 (おくに)伊達様の後を追うんだよ。 105 00:10:01,776 --> 00:10:06,781 (連れの男)お~い 待て おくに! ややこ踊りの おくによ~! 106 00:10:06,781 --> 00:10:12,681 (新兵衛)お待ち下され! 順に! 器は順にお売りしますので。 107 00:10:14,806 --> 00:10:17,625 ふむ。 108 00:10:17,625 --> 00:10:19,625 うんっ?! 109 00:10:25,934 --> 00:10:30,355 伊達の一行に 随伴しておられたのか…。 110 00:10:30,355 --> 00:10:35,060 心の声 これは まずい。 夕刻には我が屋敷に招き→ 111 00:10:35,060 --> 00:10:40,098 三門の責を軽うせんとした本意を 明かすつもりでおったが→ 112 00:10:40,098 --> 00:10:44,998 はしたなき 伊達との やり取りを 見られてしもうたか…。 113 00:10:48,256 --> 00:10:51,593 心の声 謝らねば。→ 114 00:10:51,593 --> 00:10:56,998 決して わび数寄を 愚弄するつもりはなかったと。 115 00:10:56,998 --> 00:11:00,098 (鐘の音) 116 00:11:03,805 --> 00:11:08,005 会いたかったぜェ 利休居士! 117 00:11:11,529 --> 00:11:14,282 早速 茶の湯を 教えてくれェ! 118 00:11:14,282 --> 00:11:18,686 天下に轟く 「わび」ってヤツをよォ。→ 119 00:11:18,686 --> 00:11:24,592 もう茶室も出来上がってらァな。 家臣に早々に造らせたのさァ!→ 120 00:11:24,592 --> 00:11:30,298 命のあるうちァ いくらでも 茶をたてられるぜェ! 121 00:11:30,298 --> 00:11:34,702 (千 利休)私ごときに もったいのう お言葉ですが→ 122 00:11:34,702 --> 00:11:36,704 今は この手にて…。 123 00:11:36,704 --> 00:11:38,823 うっ! 124 00:11:38,823 --> 00:11:44,696 口指南で かまわねえ。 あんたの 息吹が感じられりゃァ 十分さァ。 125 00:11:44,696 --> 00:11:46,698 (従者)殿! え? 126 00:11:46,698 --> 00:11:51,870 京の町衆が続々と挨拶に現れ 広間に待たせておりますが。 127 00:11:51,870 --> 00:11:56,170 わかったぜェ。 あんたも つきあってくれ。 128 00:11:58,026 --> 00:12:00,762 (町衆1)伊達殿が 赦免された暁には→ 129 00:12:00,762 --> 00:12:03,998 是非とも 私どもの店を ごひいきに。 130 00:12:03,998 --> 00:12:08,570 (町衆2)いやなに 関白様は風流を 解せぬお方ではありません。→ 131 00:12:08,570 --> 00:12:12,657 この盛り上がりを知れば 逆に喜びましょうぞ。 132 00:12:12,657 --> 00:12:16,794 (町衆3)では 伊達祭りを 続けねば なりませぬな。 133 00:12:16,794 --> 00:12:19,994 しばらくは わび数寄を忘れて… あっ! 134 00:12:23,034 --> 00:12:26,187 利休様の前で これは失礼。 135 00:12:26,187 --> 00:12:31,209 (町衆の笑い声) 136 00:12:31,209 --> 00:12:34,229 ♪♪~ 137 00:12:34,229 --> 00:12:38,933 回想 (丿貫)人の欲の達成には 限りがあるのじゃ。 138 00:12:38,933 --> 00:12:43,755 (町衆の笑い声) 139 00:12:43,755 --> 00:12:47,625 心の声 私のやれることは これまでか。 140 00:12:47,625 --> 00:12:51,162 ♪♪~ 141 00:12:51,162 --> 00:12:59,871 心の声 先に黄泉へと逝くべきは 関白様ではのうて この私。→ 142 00:12:59,871 --> 00:13:06,494 ただでは逝かぬ。 それが私の 最期の業。 143 00:13:06,494 --> 00:13:21,509 ♪♪~ 144 00:13:21,509 --> 00:13:28,850 心の声 「夜には伺う」と 便りを もろうたが 宗匠は来ぬか…。 145 00:13:28,850 --> 00:13:53,424 ♪♪~ 146 00:13:53,424 --> 00:13:59,597 心の声 宗匠とは 二度と話せぬ気が…。 147 00:13:59,597 --> 00:14:03,697 ♪♪~ 148 00:14:05,703 --> 00:14:13,127 (古渓宗陳)これは 利休居士愛玩の 「わび」が逸物… 橋立の茶壺。 149 00:14:13,127 --> 00:14:19,627 (利休)古渓和尚に預けます。 関白様の使者が取りに来たとて…。 150 00:14:22,570 --> 00:14:26,970 決して渡さぬよう お願い申し上げます。 151 00:14:32,463 --> 00:14:37,251 さようなまねをすれば あなたに 問われておる 三門の責は→ 152 00:14:37,251 --> 00:14:40,051 更に重うなりまするぞ。 153 00:14:42,707 --> 00:14:46,407 まさか 既に死す覚悟を…? 154 00:14:50,281 --> 00:14:53,635 早まりますな! せめて徳川様の…。 155 00:14:53,635 --> 00:14:55,935 動きますまい。 あ! 156 00:14:58,022 --> 00:15:06,197 私は自ら まことの わびの芽を 摘んでおったのです。 157 00:15:06,197 --> 00:15:11,119 どう あがいても 己で己が許されませぬ。 158 00:15:11,119 --> 00:15:14,319 自ら刑死を望むと?! 159 00:15:16,324 --> 00:15:22,597 されど 関白様に 私をあやめる 決断は できかねましょう。→ 160 00:15:22,597 --> 00:15:25,797 それでも償うて頂きます。 161 00:15:28,286 --> 00:15:34,475 (利休)私と等しく わびの芽を摘んだ罪を…。 162 00:15:34,475 --> 00:15:37,562 (雷鳴) 163 00:15:37,562 --> 00:15:44,769 私を罰する苦しみをもって 犯した 罪の重さを味おうて頂きます。 164 00:15:44,769 --> 00:15:48,172 それが わび数寄への 落とし前にて。 165 00:15:48,172 --> 00:15:50,272 あ あ…。 166 00:15:59,117 --> 00:16:05,417 聚楽第の宝物蔵に 用があるゆえ これにて。 167 00:16:07,158 --> 00:16:09,994 (障子を開ける音) 利休居士! 168 00:16:09,994 --> 00:16:15,833 私に関わりますな。 茶禅の軸たる大徳寺が→ 169 00:16:15,833 --> 00:16:18,933 政ごときに 負けとうなかったら。 170 00:16:20,621 --> 00:16:22,940 (太鼓の音) 171 00:16:22,940 --> 00:16:27,995 (豊臣秀吉)これは お前の出した 書状よのう 政宗。 172 00:16:27,995 --> 00:16:30,565 ぐっ…。 173 00:16:30,565 --> 00:16:35,303 奥州一揆を煽らん旨が 書かれておる。 174 00:16:35,303 --> 00:16:40,925 冗談に過ぎるぜ 関白様よォ! もし俺の書状なら→ 175 00:16:40,925 --> 00:16:44,762 鶺鴒の花押の目に針穴が…。 (書状を破る音) 176 00:16:44,762 --> 00:16:47,115 あっ! なっ! 177 00:16:47,115 --> 00:16:54,415 担いだ磔柱が金色でよかったのう。 もし黒き物であったなら…。 178 00:16:56,340 --> 00:16:59,827 ククッ ククク…。 179 00:16:59,827 --> 00:17:03,427 京の者にも感謝するがよい。 180 00:17:05,466 --> 00:17:07,468 (蒲生氏郷)あ… 殿下! 181 00:17:07,468 --> 00:17:13,324 会津一帯の伊達領は没収す。 それで収めい 蒲生。 182 00:17:13,324 --> 00:17:19,163 これにて落着ぞ。 くだらぬ喧嘩に 二度と余をわずらわすな。 183 00:17:19,163 --> 00:17:22,700 さあ 互いに抱き合えい。 (2人)うっ! 184 00:17:22,700 --> 00:17:25,036 抱き合えい! 185 00:17:25,036 --> 00:17:27,136 (2人)あ…。 186 00:17:29,524 --> 00:17:31,542 (2人)う~…。 187 00:17:31,542 --> 00:17:33,995 ♪♪~ 188 00:17:33,995 --> 00:17:38,199 (石田三成) 伊達の件 穏便に過ぎませぬか? 189 00:17:38,199 --> 00:17:44,055 唐入りで 精魂尽き果てさす 良い口実が出来たわ。→ 190 00:17:44,055 --> 00:17:47,692 お前も忍城の件 忘れてはいまいな。 191 00:17:47,692 --> 00:17:54,131 はっ。 されど利休も穏便に …とは まいりませぬ。 192 00:17:54,131 --> 00:17:58,536 行状を調べ上げたところ 三門の件以外にも→ 193 00:17:58,536 --> 00:18:01,906 売僧の疑いが 浮かんでまいりました。 194 00:18:01,906 --> 00:18:08,129 高僧たる権威に乗じた 世の秩序を乱す悪行にて。 195 00:18:08,129 --> 00:18:10,565 いかにする? 196 00:18:10,565 --> 00:18:16,721 山上宗二と等しく 斬首が妥当かと。 197 00:18:16,721 --> 00:18:20,558 民や諸将の支持を (秀吉) 無視してもか? 198 00:18:20,558 --> 00:18:23,594 (三成)市中を歩き 尋ねたところ→ 199 00:18:23,594 --> 00:18:27,532 以前ほど わび数寄に 敬慕はございませぬ。 200 00:18:27,532 --> 00:18:29,767 むう…。 201 00:18:29,767 --> 00:18:37,267 いまだ筆頭茶頭にとどめ 何ゆえ ためらわれます? 202 00:18:39,093 --> 00:18:41,093 う…。 203 00:18:42,763 --> 00:18:45,566 回想 (叫び声) 204 00:18:45,566 --> 00:18:53,166 (秀吉)ううっ うっ うっ… 利休 助けろ! …利休。 205 00:18:54,792 --> 00:18:58,229 お前に この気持ちは わからぬわ。 206 00:18:58,229 --> 00:19:00,765 されど 殿下…。 207 00:19:00,765 --> 00:19:02,765 黙れ! 208 00:19:07,305 --> 00:19:10,775 ならば宗匠は 京を追放と?! 209 00:19:10,775 --> 00:19:14,061 それとなく前田様に 伺うたところ→ 210 00:19:14,061 --> 00:19:18,282 三門の責の落としどころは その辺りになろうかと。 211 00:19:18,282 --> 00:19:23,504 大政所様や 北政所様も 赦免を求めておるとのこと。 212 00:19:23,504 --> 00:19:26,624 ふぅ… 正直ほっといたした。 213 00:19:26,624 --> 00:19:30,695 やはり関白様は 血も涙も 無きお方ではなかった。 214 00:19:30,695 --> 00:19:36,734 私も胸をなで下ろしました。 デウスの ご加護もあったのでしょうが→ 215 00:19:36,734 --> 00:19:40,021 伊達祭りも 少しは効きましたかな。 216 00:19:40,021 --> 00:19:42,623 ハハハハハ! 217 00:19:42,623 --> 00:19:45,176 (細川忠興)追放でも重すぎる! 218 00:19:45,176 --> 00:19:49,397 石田め 己が権勢欲しさに 宗匠を退けおったな! 219 00:19:49,397 --> 00:19:54,085 落ち着きなされ。 刻がたてば 戻ってこられよう。 220 00:19:54,085 --> 00:19:58,472 さよう。 同じく追放を受けた この私とて→ 221 00:19:58,472 --> 00:20:00,958 こうして 京におられるのですから。 222 00:20:00,958 --> 00:20:05,997 いや 某のみならず 他の数寄大名とて黙っておらぬ! 223 00:20:05,997 --> 00:20:10,001 考えてもみなされ! 宗匠を除かんとするは→ 224 00:20:10,001 --> 00:20:13,487 師と仰ぐ我らをも 排しかねぬということ!→ 225 00:20:13,487 --> 00:20:16,707 これは天下を揺るがす 一大事ぞ! 226 00:20:16,707 --> 00:20:18,693 う~む…。 227 00:20:18,693 --> 00:20:23,493 沙汰の出るまでに… 何とか追放を免ぜねば。 228 00:20:27,551 --> 00:20:31,789 (鳥の鳴き声) 229 00:20:31,789 --> 00:20:39,030 公の沙汰の前に申しおく。 お前を堺にて閉門とす。 230 00:20:39,030 --> 00:20:42,299 己が所業を悔い改めるがよい。 231 00:20:42,299 --> 00:20:45,953 (茶をたてる音) 232 00:20:45,953 --> 00:20:52,153 最後ぞ 利休。 余の点前を評してみよ。 233 00:21:02,153 --> 00:21:15,783 ♪♪~ 234 00:21:15,783 --> 00:21:19,483 お世話になりました 秀吉様。 235 00:21:21,272 --> 00:21:23,257 はっ! 236 00:21:23,257 --> 00:21:51,302 ♪♪~ 237 00:21:51,302 --> 00:21:53,287 うん? 238 00:21:53,287 --> 00:21:58,292 ♪♪~ 239 00:21:58,292 --> 00:22:01,195 はっ! 240 00:22:01,195 --> 00:22:07,618 心の声 ああ… あれは… 「楢柴」! 241 00:22:07,618 --> 00:22:16,477 ♪♪~ 242 00:22:16,477 --> 00:22:18,496 うっ! 243 00:22:18,496 --> 00:22:23,534 ♪♪~ 244 00:22:23,534 --> 00:22:25,534 (割れる音) 245 00:22:27,621 --> 00:22:34,795 (叫び声) 246 00:22:34,795 --> 00:22:58,395 ♪♪~ 247 00:23:00,971 --> 00:23:03,791 ♪♪~(エンディングテーマ) 248 00:23:03,791 --> 00:23:09,663 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 249 00:23:09,663 --> 00:23:15,920 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 250 00:23:15,920 --> 00:23:22,126 ♪♪「世界中を敵に回したって」 251 00:23:22,126 --> 00:23:28,365 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 252 00:23:28,365 --> 00:23:34,121 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 253 00:23:34,121 --> 00:23:41,128 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 254 00:23:41,128 --> 00:23:46,717 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 255 00:23:46,717 --> 00:23:49,520 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 256 00:23:49,520 --> 00:23:53,390 ♪♪「思うまま生きて そして」 257 00:23:53,390 --> 00:23:59,029 ♪♪「昇った天辺から 見える」 258 00:23:59,029 --> 00:24:02,900 ♪♪「景色を教えて いつか」 259 00:24:02,900 --> 00:24:11,592 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 260 00:24:11,592 --> 00:24:15,129 ♪♪「叶えたい願い それは」 261 00:24:15,129 --> 00:24:22,119 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 262 00:24:22,119 --> 00:24:27,119 ♪♪「壊されないで 永遠に」 263 00:24:29,960 --> 00:24:50,364 ♪♪~ 264 00:24:50,364 --> 00:24:53,634 「淀川 黄昏」。 265 00:24:53,634 --> 00:24:57,334 武か数寄か それが問題にて候。