1 00:00:33,984 --> 00:00:40,474 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:40,474 --> 00:02:00,674 ♪♪~ 3 00:02:09,880 --> 00:02:17,471 ♪♪~ 4 00:02:17,471 --> 00:02:19,471 ふむ。 5 00:02:21,175 --> 00:02:25,675 (町人1)あのお方は何を? (町人2)さあ。 6 00:02:28,649 --> 00:02:30,667 (古田左介)うん! 7 00:02:30,667 --> 00:02:33,567 うん… うう…。 8 00:02:35,489 --> 00:02:37,574 (商仲間) 塗り替えはりますのんか? 9 00:02:37,574 --> 00:02:41,645 (増田屋)ええ。 派手なんが 恥ずかしゅうなってきましてな。 10 00:02:41,645 --> 00:02:45,782 (商仲間)なるほど。 それはそれは 結構なことで。→ 11 00:02:45,782 --> 00:02:49,803 私の店も 少し煤けたように 工夫をしたら→ 12 00:02:49,803 --> 00:02:53,307 たちまち品物が 飛ぶように売れましてな。 13 00:02:53,307 --> 00:02:58,111 (増田屋) この通りも 枯れ木の似合う ええ佇まいになりまして。 14 00:02:58,111 --> 00:03:00,111 お? (馬が駆ける音) 15 00:03:07,304 --> 00:03:12,042 (千 宗易)よいお点前に ございました。→ 16 00:03:12,042 --> 00:03:19,383 髻を落とされてから 角が取れた ようでございますな 細川忠興様。 17 00:03:19,383 --> 00:03:23,837 (細川忠興)宗匠の下で 励んだお陰にござる。 18 00:03:23,837 --> 00:03:29,476 せんだっての稽古でも これと同じ 黒茶碗を用いられましたが→ 19 00:03:29,476 --> 00:03:34,476 ようやく 唐・高麗物にはない 良さが わかって参りました。 20 00:03:36,149 --> 00:03:38,802 先日とは 異なる物です。 21 00:03:38,802 --> 00:03:40,837 えっ…。 22 00:03:40,837 --> 00:03:44,541 この高山右近も てっきり…。 23 00:03:44,541 --> 00:03:51,031 唐橋の擬宝珠にも それぞれに 出来 不出来があるように→ 24 00:03:51,031 --> 00:03:57,788 一見 同じに見える物の中にも 異なる形があるのです。 25 00:03:57,788 --> 00:04:01,942 茶の湯をなす者は 常に心して→ 26 00:04:01,942 --> 00:04:07,042 何事にも美しさを見いだすことが 肝要にございます。 27 00:04:14,871 --> 00:04:17,674 中座いたし 失礼つかまつった。 28 00:04:17,674 --> 00:04:20,377 どこへ行っておられたのです? 29 00:04:20,377 --> 00:04:24,181 (蒲生賦秀)稽古が 終わってしまいますぞ。 30 00:04:24,181 --> 00:04:29,369 宗匠がおっしゃった 瀬田の唐橋の擬宝珠とは→ 31 00:04:29,369 --> 00:04:34,942 西の湖水側 三つ目のものにございませぬか? 32 00:04:34,942 --> 00:04:37,711 さようにございます。 33 00:04:37,711 --> 00:04:40,013 あっ! あっ! 34 00:04:40,013 --> 00:04:43,467 わざわざ 近江まで馬を?! 35 00:04:43,467 --> 00:04:48,538 良い形と聞いて 居ても立っても おられませんでなぁ。 36 00:04:48,538 --> 00:04:54,478 実に「ホヒョン」としておって 忠興殿の 頭のような触り心地にござった。 37 00:04:54,478 --> 00:04:56,580 ククッ…。 38 00:04:56,580 --> 00:05:01,585 愛らしいという意味でござるよ 細川擬宝珠殿。 39 00:05:01,585 --> 00:05:05,085 (賦秀と右近の笑い声) 40 00:05:07,674 --> 00:05:11,979 古田殿の探究心と 実行力には 恐れ入りました。 41 00:05:11,979 --> 00:05:15,279 この蒲生賦秀も 精進せねば。 42 00:05:16,900 --> 00:05:23,707 戦続きの世なればこそ 皆様方にも 古田様のように→ 43 00:05:23,707 --> 00:05:28,507 常に数寄心を 養って頂きとう存じまする。 44 00:05:31,298 --> 00:05:33,498 (鐘の音) 45 00:05:37,971 --> 00:05:40,974 某に見せたいものとは? 46 00:05:40,974 --> 00:05:45,395 手に入れたいと願っていたものが ようやく届きましてな。 47 00:05:45,395 --> 00:05:49,132 義兄上に 是非 見て頂きたく。 48 00:05:49,132 --> 00:05:51,935 うん? 49 00:05:51,935 --> 00:05:58,842 ♪♪~ 50 00:05:58,842 --> 00:06:00,877 おお~っ! 51 00:06:00,877 --> 00:06:06,366 ♪♪~ 52 00:06:06,366 --> 00:06:09,069 これは良き色にござる! 53 00:06:09,069 --> 00:06:14,769 南蛮では「オリーベ」と申す 色だそうで。 ほう。 54 00:06:16,443 --> 00:06:21,448 この鮮やかな色が… 「オリーベ」。 55 00:06:21,448 --> 00:06:25,619 ♪♪~ 56 00:06:25,619 --> 00:06:42,652 (読経) 57 00:06:42,652 --> 00:06:45,956 (おせん)兄上…。 58 00:06:45,956 --> 00:06:52,312  心の声 義兄 中川清秀殿が 命を落として はや一年。→ 59 00:06:52,312 --> 00:06:58,668 皮肉なものよ。 武による出世を諦めた俺が→ 60 00:06:58,668 --> 00:07:05,268 嫡男 秀政殿の後見役として 茨木十二万石を任されるとは。 61 00:07:06,927 --> 00:07:11,965 義兄上は あの絵にふさわしい 立派な武人にござった。 62 00:07:11,965 --> 00:07:15,802 元服したての身には つらかろうが→ 63 00:07:15,802 --> 00:07:20,640 しかと中川家を 守り抜いて下されよ。 64 00:07:20,640 --> 00:07:23,860 (中川秀政) 承知いたしております。→ 65 00:07:23,860 --> 00:07:27,547 父上の一周忌で 前線より離れておりますが→ 66 00:07:27,547 --> 00:07:34,488 すぐに徳川攻めへ戻り 初陣の けじめを つけとう存じます。 67 00:07:34,488 --> 00:07:39,242 この若さで なんと しっかりしたことか。 68 00:07:39,242 --> 00:07:41,278 ≪(子供たちの笑い声) 69 00:07:41,278 --> 00:07:45,678 それに比べて 我が子らは…。 70 00:07:47,551 --> 00:07:52,751  心の声 我が古田家こそ 秀政殿に 任せたほうが良いのかのう…。 71 00:07:54,541 --> 00:07:56,943 (いななき) 72 00:07:56,943 --> 00:08:00,643 (馬が駆ける音) 73 00:08:03,333 --> 00:08:07,133 (ため息) 74 00:08:13,210 --> 00:08:16,663 ≪古田左介 参上つかまつりました。 75 00:08:16,663 --> 00:08:19,163 (羽柴秀吉)おう 入れ! 76 00:08:22,352 --> 00:08:25,972 (秀吉)かなわんのう 家康には。→ 77 00:08:25,972 --> 00:08:32,512 戦が始まって はや半年というのに ちいとも動く気配を見せん。 78 00:08:32,512 --> 00:08:38,735 恐れながら 徳川勢は 1万5,000で 我が10万に挑み→ 79 00:08:38,735 --> 00:08:43,573 小牧・長久手の地にて 勝利を収めておりまする。 80 00:08:43,573 --> 00:08:45,909 一歩も引く気は ございますまい。 81 00:08:45,909 --> 00:08:50,163 (石田三成)1万6,000に ございます。 うん? 82 00:08:50,163 --> 00:08:54,634 敵は織田信雄勢を含めて 1万6,000。 83 00:08:54,634 --> 00:09:00,123 殿に ご意見なさる時は 正確な数でのうては困ります。 84 00:09:00,123 --> 00:09:05,323 これは失礼 石田殿。 (秀吉)よいよい 三成。 85 00:09:07,030 --> 00:09:11,801 左介の読みなど ハナから 聞こうとは 思うておらん。 86 00:09:11,801 --> 00:09:13,937 はあ。 87 00:09:13,937 --> 00:09:16,239 むぅ…。 88 00:09:16,239 --> 00:09:22,646 (秀吉)明智討ちから2年 やっとのことで 柴田勝家を倒し→ 89 00:09:22,646 --> 00:09:25,632 織田家中を 握ったと思うたら→ 90 00:09:25,632 --> 00:09:29,632 今度は信雄が 家康に すがりつきおった。 91 00:09:32,606 --> 00:09:38,595 (秀吉)こうも年がら年中 戦ばかりでは 体が持たぬ。→ 92 00:09:38,595 --> 00:09:44,684 もっと子作りに励み 集めた名物で 茶をすすりたいわい。 93 00:09:44,684 --> 00:09:47,671 して 何用にございます? 94 00:09:47,671 --> 00:09:53,944 信雄と和睦できそうだ。 このこと 家康に伝えにゆけ。 95 00:09:53,944 --> 00:09:56,563 あっ! 96 00:09:56,563 --> 00:10:01,718 (秀吉)和睦とあらば 家康は戦う道理を失う。→ 97 00:10:01,718 --> 00:10:06,706 俺の東国支配は遠のくが 京を押さえておれば→ 98 00:10:06,706 --> 00:10:09,109 打つ手は いくらでもある。 99 00:10:09,109 --> 00:10:12,963 家康を つけあがらせることに なりませぬか? 100 00:10:12,963 --> 00:10:15,999 頑として引かぬ態度を 示すべきかと。 101 00:10:15,999 --> 00:10:19,099 うん? …だから 左介を呼んだんだ。 102 00:10:20,770 --> 00:10:25,970 (秀吉)お前のような堅物に任すと 話がこじれるからのう。 103 00:10:28,244 --> 00:10:33,333 頼むぞ 左介! 上様を笑わせた 「ひょうげ殺法」で→ 104 00:10:33,333 --> 00:10:35,733 家康を退かせてこい。 105 00:10:39,606 --> 00:10:42,676  回想  くくく… うう…。→ (徳川家康) 106 00:10:42,676 --> 00:10:45,476 くそたわけが~っ! 107 00:10:50,784 --> 00:10:53,784 荷が 重うございます。 108 00:10:56,473 --> 00:10:58,675 ほれ。 109 00:10:58,675 --> 00:11:00,710 うん? 110 00:11:00,710 --> 00:11:06,216 ♪♪~ 111 00:11:06,216 --> 00:11:08,401 うわ~っ! 112 00:11:08,401 --> 00:11:15,501 ♪♪~ 113 00:11:18,945 --> 00:11:25,845 もしや… 天下の三肩衝… 「初花」! 114 00:11:27,504 --> 00:11:32,676 柴田を討った時に 家康から届いた 戦勝祝いよ。 115 00:11:32,676 --> 00:11:37,547 大名物を贈るということは 腹の底では→ 116 00:11:37,547 --> 00:11:40,850 俺と戦いとうないと 思うとるはずよ。 117 00:11:40,850 --> 00:11:45,250 うう… ああ…。 118 00:11:46,973 --> 00:11:51,473 (秀吉)まだまだ名物に 未練があるようだな。 119 00:11:53,463 --> 00:12:00,537 事が成らば 特別に 二刻のみ 貸してやってもよいぞ。 120 00:12:00,537 --> 00:12:06,737 うう… むむむ…。 121 00:12:09,446 --> 00:12:18,746 ♪♪~ 122 00:12:23,326 --> 00:12:26,226 (蹄の音) 123 00:12:31,768 --> 00:12:36,868 「初花」を知る長益様なら 某の心は わかりましょう。 124 00:12:38,675 --> 00:12:44,030 名物うんぬんを抜きにしても 「めにゃあ」と あめ色の地肌に→ 125 00:12:44,030 --> 00:12:50,220 山水のごとく垂れる釉の景色が 実に渋うござった。 126 00:12:50,220 --> 00:12:54,641 あれを借りられるとあらば 胸躍りまする。 127 00:12:54,641 --> 00:12:59,245 (織田長益)相変わらずよのう 古左。 …うん? 128 00:12:59,245 --> 00:13:01,765 お互いさまに ございま…。 (長益)くっ! 129 00:13:01,765 --> 00:13:05,465 うわ~! ええい! 控えいっ! 130 00:13:08,338 --> 00:13:12,008 織田長益 羽柴の使者を 連れて参った。 131 00:13:12,008 --> 00:13:16,045 家康殿にお目通りを。 しばし お待ちを。 132 00:13:16,045 --> 00:13:18,681 (走り去る足音) 133 00:13:18,681 --> 00:13:21,801 (長益)羽柴殿と信雄殿が 和睦したとはいえ→ 134 00:13:21,801 --> 00:13:25,772 昨日まで 俺とお前は 敵同士。 あ…。 135 00:13:25,772 --> 00:13:29,142 下手に仲を勘ぐられてはな。 136 00:13:29,142 --> 00:13:32,562  心の声 さすがは幾多の危機を 脱してきた男。→ 137 00:13:32,562 --> 00:13:36,262 生き残るすべを 熟知しておる。 138 00:13:39,369 --> 00:13:42,388 (酒井忠次)羽柴から和睦とは 好都合よ。 139 00:13:42,388 --> 00:13:46,743 (本多忠勝)戦が長引けば きつうございましたからな。→ 140 00:13:46,743 --> 00:13:51,314 さりとて 弱みを わずかでも見せては名折れ。 141 00:13:51,314 --> 00:13:57,003 使者を 多いに もてなし 我が方に余裕ありと 思わせねば。 142 00:13:57,003 --> 00:14:03,142 かほどに贅を尽くせば いかな貴人でも 驚きましょう。 143 00:14:03,142 --> 00:14:06,579 (忠次)この先 徳川が羽柴に抗い→ 144 00:14:06,579 --> 00:14:10,266 東方を起点に 世を治めんとするなら→ 145 00:14:10,266 --> 00:14:15,305 キツネや タヌキのごとく したたかに ゆかねばならぬ。 146 00:14:15,305 --> 00:14:20,760 まだまだ 家康様は実直に過ぎる。 147 00:14:20,760 --> 00:14:24,260 そこに惚れておるので ございましょう? 148 00:14:25,949 --> 00:14:28,635 言わずもがなよ。 149 00:14:28,635 --> 00:14:57,964 ♪♪~ 150 00:14:57,964 --> 00:15:05,471 和睦の件 長益殿より聞き申した。 羽柴秀吉は何と? 151 00:15:05,471 --> 00:15:11,377 徳川殿には 終戦のご確約を 頂きたいとのこと。 152 00:15:11,377 --> 00:15:16,883 さすれば 羽柴全軍は ただちに 兵を引くと申しております。 153 00:15:16,883 --> 00:15:18,883 うん? 154 00:15:34,817 --> 00:15:38,404 ふむ… 相わかった。→ 155 00:15:38,404 --> 00:15:45,712 信長公存命の折 安土城での 饗応では ご無礼つかまつった。 156 00:15:45,712 --> 00:15:49,712 本日は 貴殿のもてなしに倣い…。 157 00:15:59,375 --> 00:16:01,411 (膳を運ぶ音) フフ。 158 00:16:01,411 --> 00:16:03,411 あっ! あっ! 159 00:16:05,114 --> 00:16:09,052 どうか ゆるりと おくつろぎ下され。 160 00:16:09,052 --> 00:16:12,605 ♪♪~ 161 00:16:12,605 --> 00:16:17,305 あ ああ…。 162 00:16:24,233 --> 00:16:28,371 常日頃 質素を心掛けている 我らなれば→ 163 00:16:28,371 --> 00:16:33,826 此度の戦の あまりの たやすさに 兵糧が 余って 余って。 164 00:16:33,826 --> 00:16:38,865 (笑い声) 165 00:16:38,865 --> 00:16:44,287 さあさあ 毒味はいたしますゆえ たんと召し上がって下され。 166 00:16:44,287 --> 00:16:49,787 たとえ京でも これほど洒落た ご膳は 頂けますまい。 167 00:16:53,646 --> 00:16:56,046  心の声  「洒落た」だと…? 168 00:17:00,853 --> 00:17:05,653  心の声  この玄米爆弾が「洒落」だと?! 169 00:17:07,643 --> 00:17:10,143 (いななき) 170 00:17:14,884 --> 00:17:18,221  心の声 宗匠や俺が 手塩にかけた饗応を→ 171 00:17:18,221 --> 00:17:20,821 少しも わかっておらぬのか! 172 00:17:22,508 --> 00:17:26,763 戦の終わりを祝うて 某が一つ…。 173 00:17:26,763 --> 00:17:30,950 出ますぞ! 酒井様の腰さばきが! 174 00:17:30,950 --> 00:17:34,570 (家臣たち)♪♪「そ~い そいそい!」 (手拍子) 175 00:17:34,570 --> 00:17:43,029 (家臣たち)♪♪「はあ~ 浜名の海に 月が夜や かがり火たいてよ」 176 00:17:43,029 --> 00:17:47,333 ♪♪「海老すくい そ~い そいそい」 177 00:17:47,333 --> 00:17:50,136 そ~い そい。 178 00:17:50,136 --> 00:17:59,896  心の声  俺は仮にも 羽柴全軍 10万の 名代として ここにおるのだ。 179 00:17:59,896 --> 00:18:03,800 ♪♪~ 180 00:18:03,800 --> 00:18:06,586  心の声 ふざけるでない! 181 00:18:06,586 --> 00:18:09,405 お? 182 00:18:09,405 --> 00:18:15,912  心の声 怒るな。 ここで怒れば せっかくの和睦も 水の泡ぞ。 183 00:18:15,912 --> 00:18:21,768 ♪♪~ 184 00:18:21,768 --> 00:18:24,287 ううう~。 185 00:18:24,287 --> 00:18:28,541 ♪♪~ 186 00:18:28,541 --> 00:18:30,543 あっ。 187 00:18:30,543 --> 00:18:38,034 ♪♪~ 188 00:18:38,034 --> 00:18:43,055  心の声 しかし 笑える! なぜ笑えてしまうのだ?→ 189 00:18:43,055 --> 00:18:45,608 必死さか? 190 00:18:45,608 --> 00:18:48,478 ♪♪~ 191 00:18:48,478 --> 00:18:52,999 ただ阿呆になって騒いでおるのが 滑稽なのではなく…。 192 00:18:52,999 --> 00:18:56,669 ♪♪~ 193 00:18:56,669 --> 00:19:01,107  心の声 余裕を ひけらかさんと 命懸けで ひょうげているのが→ 194 00:19:01,107 --> 00:19:04,744 おかしいのだ。→ 195 00:19:04,744 --> 00:19:09,365 この笑いの質は 斜めに見ずば わからぬものだが→ 196 00:19:09,365 --> 00:19:14,303 確かに 俺の憤った心を 和らげる効果はある。 197 00:19:14,303 --> 00:19:17,206 ♪♪~ 198 00:19:17,206 --> 00:19:21,177  心の声  宗匠… 数寄の神髄とは→ 199 00:19:21,177 --> 00:19:24,480 思わぬところに 転がっておるものですな。 200 00:19:24,480 --> 00:19:27,266 ♪♪「そ~い そいそい!」 201 00:19:27,266 --> 00:19:32,766 (家臣たちの笑い声) 202 00:19:37,610 --> 00:19:39,610 ふぅ…。 203 00:19:45,234 --> 00:19:49,434  心の声  うん? 伊賀焼の小皿か。 204 00:19:53,409 --> 00:19:59,148  心の声 本来 饗応ともなれば 使い捨ての土器が正式なのだが→ 205 00:19:59,148 --> 00:20:02,648 質素を尊しとする 徳川ならでは。 206 00:20:04,737 --> 00:20:10,710  心の声 無頓着な盛りつけに対し なんと つつましやかな。→ 207 00:20:10,710 --> 00:20:16,710 国焼の雑器なれど 蛙目の粘土の 焦げた地肌が実に良い。 208 00:20:19,569 --> 00:20:24,974  心の声 ここで用いられては もったいのうござる。→ 209 00:20:24,974 --> 00:20:27,793 誰かが お助けせねば…。 210 00:20:27,793 --> 00:20:30,493 (門の開く音) 211 00:20:34,967 --> 00:20:39,338 盛大な もてなし かたじけのうござった。 212 00:20:39,338 --> 00:20:44,538 終戦の確約 しかと羽柴様に伝え申す。 213 00:20:46,212 --> 00:20:49,265 ふむ。 214 00:20:49,265 --> 00:20:52,565 ささやかな お礼をば。 215 00:21:01,777 --> 00:21:07,300 うん? 某が作った茶杓にござる。 216 00:21:07,300 --> 00:21:14,840 いつの日にか 本日のお返しが できるよう 願っておりますぞ。 217 00:21:14,840 --> 00:21:17,176 御免。 218 00:21:17,176 --> 00:21:21,876 (蹄の音) 219 00:21:33,409 --> 00:21:37,109 したたかに 振る舞えたかのう。 220 00:21:39,832 --> 00:21:42,732 (家康) あのお方の 遺言どおり…。 221 00:21:46,305 --> 00:21:51,677 上出来かと。 先に「初花」とやらを贈り→ 222 00:21:51,677 --> 00:21:54,947 戦意をそいだ かいが ありました。 223 00:21:54,947 --> 00:22:01,771 戦の勝敗はつかずとも 羽柴相手に 一歩も引けを取りませなんだ。 224 00:22:01,771 --> 00:22:07,610 世に 徳川の力を 存分に知らしめたかと。 225 00:22:07,610 --> 00:22:14,150 (家康)最後の詰めで 小さく負けた気がせんでもない。 226 00:22:14,150 --> 00:22:16,952 うん? 227 00:22:16,952 --> 00:22:22,541 某は 安土の饗応で 憤りをあらわにしたが→ 228 00:22:22,541 --> 00:22:25,941 見事 こらえおった。 229 00:22:32,034 --> 00:22:35,971 大人やもしれぬな→ 230 00:22:35,971 --> 00:22:39,075 古田左介とやらは。 231 00:22:39,075 --> 00:22:44,096 ♪♪~ 232 00:22:44,096 --> 00:22:48,651 (長益)世渡りのすべが 身について きたではないか 古左。→ 233 00:22:48,651 --> 00:22:53,706 ヘッ 徳川の もてなしなど 俺は二度と御免だがな。 234 00:22:53,706 --> 00:22:57,006 もそっと数寄に 目を向けなされ。 235 00:22:59,278 --> 00:23:04,133 こらえた以上のものが 手に入りますぞ。 236 00:23:04,133 --> 00:23:12,992 ♪♪~ 237 00:23:12,992 --> 00:23:15,044 フフフフ…。 238 00:23:15,044 --> 00:23:28,444 ♪♪~ 239 00:23:32,445 --> 00:23:35,681 ♪♪~(エンディングテーマ) 240 00:23:35,681 --> 00:23:41,504 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 241 00:23:41,504 --> 00:23:47,610 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 242 00:23:47,610 --> 00:23:53,816 ♪♪「世界中を敵に回したって」 243 00:23:53,816 --> 00:24:00,039 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 244 00:24:00,039 --> 00:24:05,811 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 245 00:24:05,811 --> 00:24:12,802 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 246 00:24:12,802 --> 00:24:18,424 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 247 00:24:18,424 --> 00:24:21,210 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 248 00:24:21,210 --> 00:24:25,080 ♪♪「思うまま生きて そして」 249 00:24:25,080 --> 00:24:30,703 ♪♪「昇った天辺から 見える」 250 00:24:30,703 --> 00:24:34,573 ♪♪「景色を教えて いつか」 251 00:24:34,573 --> 00:24:43,265 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 252 00:24:43,265 --> 00:24:46,802 ♪♪「叶えたい願い それは」 253 00:24:46,802 --> 00:24:53,809 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 254 00:24:53,809 --> 00:24:58,809 ♪♪「壊されないで 永遠に」 255 00:25:01,984 --> 00:25:22,304 ♪♪~ 256 00:25:22,304 --> 00:25:29,004 「チェンジング・マン」。 武か数寄か それが問題にて候。